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長い文章を読むことに困難を伴う障害としては、「ディスレクシア(読字障害)」が代表的です。
​これは「限局性学習症(SLD:Specific Learning Disorder)」と呼ばれる発達障害の一種で、知的な発達の遅れや視覚・聴覚に問題がないにもかかわらず、文字を正確かつスムーズに読むことに著しい困難が生じる特性です。

​📜 ディスレクシア(読字障害)の主な特徴
​長い文章を読むのが苦手、あるいは時間がかかるという困りごとは、以下のような特徴的な症状に起因していることがあります。
​逐次読み(たどり読み): 一文字ずつ拾って読むため、文章全体を把握するのに時間がかかり、内容の理解が追いつきにくい。
​不正確な読み方:
​読み飛ばしや、文末などを勝手に変えて読む(推測読み)。
​単語や文章を不自然なところで区切ってしまう。
​似た形の文字(例:「わ」と「ね」、「シ」と「ツ」)や、小さい文字(「っ」「ゃ」など)の認識が難しい。
​易疲労性: 本などで文章を読むと、すぐに疲れてしまう(長文読解の困難につながる)。
​読解の困難: 正確に文字を読めても、その内容を理解することに困難が生じる場合がある。