釣竿のテクノロジー
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今のロッドの反発力とかは好みの問題で片付くみたいだけど、例えば同じ96mを3本買って、好みを探すとかあんまりないよね。時代の流れは、ガイド自体の強さと軽さで
ラインの抜け感がいいものという考えの気がする。
もちろん値段相応又は割高になりやすいんじゃないかな? シマノからボーダーレスGLとか出たけど、キハダも取れるらしいけど、どんな竿何ですか?
火入れもせず、素材の竹の種類も知らず継ぎや口巻きの意味もわからず、
真っ白い篠竹の棒きれを新和竿と称してヤフオクで売っていた恥ずかしい素人竿師に手本を示すべく
ダイソー竹竿を伐ってきて 本漆を分厚く塗り重ね、和竿風に仕上げて
【 超・新和竿 : 静御前 】 と命名しました。
5尺、外通し、並継、総本漆仕上げの本格竹竿です。
https://imgur.com/a/apIjIQp 【100均】 ダイソーで買う釣り道具62 【百均】
https://medaka.5ch.net/test/read.cgi/fish/1528292961/346
. ハ _
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∠ヽ ゝ-― `r-ト、_,) |
レ^ヾ ヽ>' ̄ LL/ 、 / ∠この延べ竿ってあまり詳しくないけどかなり上手に作られてるよね(裏声
l ヾ:ヽ ` 、_ \\ .'
.. l ヾ:ヽ ト`ー-r-;;y‐T..^ 作者への僻みもあって荒らしになっちゃったのは間違いないですな(涙声
| ヾ `ニニ「〈〉フ /‖. .j
https://imgur.com/a/apIjIQp
投げ竿の折り畳み式ガイドの脆弱さは何とかならないものかな。
昔のはもっとがっちりとしたつくりだったのに最近のは細いワイヤーだからいつの間にか切れてブラブラになってたりする。 【100均】 ダイソーで買う釣り道具62 【百均】
https://medaka.5ch.net/test/read.cgi/fish/1528292961/346
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,イ 346 ヽ
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|;;;;j ,r''"二ヽ r'⌒ヽ !;;!
,ヘ;;i! ,,_r ・,ン.:! {〈・_,>、,, jヘi
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`ゝ.`, ; ノ、__,入. ; j::r
`゙i ;/.,r===ュ., ; '.:i ∠ この 【 延べ竿 】 ってあまり詳しくないけどかなり上手に作られてるよね(号泣
}! ; .i.::::::::::;:.:! ; イ......_____,,,, ※※※
, イ.:ト、 ; ゙===='′; イ:::::!::.:. `゙,`ヽ
_ノ /j.:::!:トヽ、 ´ ̄` ,ノ´ ,リ::::.:!::.:. i. \ https://imgur.com/a/Fe6N2mF
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/ l , へ\! /'7ヽ | i i 昔からバチバチ切れていたがもしかしたら竿径とリング径が小さくなってきたから止め金に負荷掛かるのかね ぶっちゃけ素材自体は供給元が同じだから巻き方と組み合わせの問題でしょう お久しぶりです。スミレジンです。
書きたい事は沢山あるのですが、釣りに行きまくっていたためスレを放置してしまいました。 自分は世間一般で言えばいわゆる「負け組」と呼ばれる分類になると思うんですが事、釣りに限ってだけ言えばとてつもなく恵まれた環境にあります。
年間釣行日数は100日を越えますし、
一回の釣行時間は平均10時間以上。
ターゲットの魚を求めて釣り専用の車に泊まり込んで連日釣りする事もあります。
また、道具の供給もあり、竿、リールから浮きや小物等、安物からエキスパートの改造品まで使いきれない程のタックルがあります。
また、メーカー、ジャンルは限られますが興味のある釣り竿などをレンタル出来る立場にありハイエンドや最新の
釣り竿を借りて比較したり出来ます。
自分は元々理系で釣り道具の技術などに興味がある事、釣りの文化、歴史などが大好きで個人的に研究しています。
話がまとまらなくなってますが、釣り竿のテクノロジーを知ればもっともっと釣りが楽しくなるんじゃないかと思います。
プロではない、金持ちでもない、業界人でもない。釣りのエキスパートでもない。でも釣りがひたすら大好きな素人目線での釣り竿のテクノロジーを説明できたら、また皆でワイワイ語れたらスゴく楽しいんじゃないかと思いこのスレを立てました。 以前穂先のテクノロジーを書き込み途中でしたが、穂先に関してはしばらくお休みさせていただきたいと思います。
と、言うのもある程度穂先のテクノロジーに関して答えが出来たと思っていたものの、新たに疑問が沸いてきてしまい、また、色々試してみたい竿や釣り方なども出来てしまった為、それらを試してみてから改めて書き込みしたいと思います。 釣り竿のテクノロジー第2章は
高価な竿と低価格な竿のテクノロジーの違いは何か?釣果はどれくらい違うのか?
どんな場面で違いが出るのか?
釣り人の技術があれば安物竿でもハイエンドに勝てるのか、そんな所を書いていきたいと思います。 意外と安物竿の方が丈夫だったり、潰しが効いたりするからなぁ。
高価なロッドはピーキーな作りになってる事も多い(特にシマノダイワみたいな最大手は) 私も興味深く拝見しています
今後も楽しみにしていますよ 以前も書き込みしましたが
日本は世界に類をみない釣り大国です。
世界的に見れば小さな島国ですが、各地に点在する島のお陰で圧倒的な排他的経済水域を持ち、海洋資源があり、様々な魚を当たり前のように食する事が出来ます。
また、小さな島国のお陰で半日もあれば日本中どこからでも海に行く事が出来ます。
それと同時に南北を縦断する山々があり、山々には渓(たに)があり、そこに流れる川にも沢山の魚がいます。川と海の間にも湖、ダム、池、田んぼ等々、日本中どこでも水があり、様々な魚がいます。
こんなに釣りが気軽に出来る国はなかなかありません。他の国々からしたら異様な環境です。
釣り具屋さんに行けばどれを選べば良いかわからない程の釣り竿があります。
値段も様々で子供がお小遣いですぐ買えるような安価なものから、「0を一つ間違えたんじゃないか?」と思ってしまうような物まであります。 >>224
グラスやレジンの割合が多い安物竿の方が無茶な操作をしても耐えてくれたりしますからね。
>>225
>>226
ありがとうです。 同じ長さ、同じ魚を同じ釣法で狙うのにとんでもない値段の開きがあります。
例えば磯竿というジャンルがあります。
これは海の磯(波がざっぱーんと掛かるゴツゴツした岩場)で磯魚(一般的にはメジナ)を釣る為の竿ですが色々な長さや固さ、調子があり、色々な使い方が出来る便利な竿で海釣りをする人なら大抵は一本は持ってるような竿です。
なので大手釣り具メーカーはラインナップに力を入れたくさんの商品を開発し、市場に投入しています。 その磯竿でどのメーカーも、ハイエンドでも入門用でも設定されてい1.5号、5.3mでの値段差を大手メーカーで見てみます、
恐らく一番安いのはシマノ、ホリデーISO、ダイワリバティクラブ磯風あたりかと思われます。
ホリデーISO 1.5号 530は大手通販サイトで現在7,711円です。
リバティクラブも恐らく近い値段でしょう。
対して、一般的な所での高価な磯竿はと言うとがまかつ、インテッサG-5かと思われます。
この竿の同じ通販サイトでの値段は170,289円です。一万七千円てはなく十七万円です。
同じ魚を同じ場所で同じ釣法、同じ長さの竿を使うのにこれだけの値段差があります。 磯竿は一例に過ぎませんが
どのジャンルでも値段差は大手メーカーの中でだけ見ても数倍、十数倍になります。マイナーメーカー、釣り具屋オリジナルブランドまで含めるとその差はさらに広がります。
釣りを始めようとした人がまず悩むのが「一体どれを買えばいいんだ?何がそんなに違うんだ?」だと思います。
と、言うのも経験者、ネット、釣り具屋さんの店員に聞いても「初心者はとりあえず安いので」とも「初心者だからこそある程度良いものを」など真逆の解答が出てきます。それぞれ実体験に基づく理由があり、どれも正しい解答に思われます。
ではその値段差を釣り竿のテクノロジー的に見ていきたいと思います。 前書きをだらだらだらと書いてしまいましたが、値段差の結論は見た目とホソ、カル、ピン、ジンです。
あえてこれらを外した特殊コンセプトな高価なロッドもありますが基本的には全ての釣り竿はこれらを追求した物になります。
アクティブサスデザインもSVFもスパイラルXもメガトップも様々なテクノロジーも全てこれらの為の手法です。 待ってました、よろしくおねがいします。スミレジンさんは釣具屋さんの中の人ですか? >>233
ありがとです。
>>234
竿の種類にもよりますが
穂先はメーカーが色々こだわりますからね。
>>235
外の人です。
釣り具やさんには入り浸ってますが さて、ここに釣り番組をたまたま見てしまい「面白そうだな」と思い、釣りを始めようとした初心者君がいるとします。
彼は釣り具屋さんに足を運びます。
ここで運命が変わります。
「初心者だから最初は安物で」と釣り具屋オリジナルブランドの商品を薦められ購入したのを初心者A君
「初心者こそある程度良いものを」と一流メーカーのエントリーモデルをやや予算オーバーながら薦められ購入したのを初心者B君とします。
元は同じ初心者君ですから体力、経済力、釣りのやる気は同じです。
違うのは購入した釣り竿が安物かそこそこ高価なものかの違いです。
釣り竿の値段が違うと何が変わるのか釣果はどれくらい変わるのかシミュレーションして見て行きたいと思います。 釣り前日
釣り具屋さんで道具を揃えた初心者君は
明日の釣りの為に仕掛けの作成や道具の整理をします。
改めて買った釣り竿をマジマジと眺めます。
「最初は安物で」と釣り具屋オリジナルブランドの釣り竿買ったA君
安物とは言え、そこそこ流行りのデザインを取り入れていてかっこいいです。ただ、マジマジと見るとちょっとした荒さが見えます。
接着剤のはみだしであったり、玉口の処理、尻栓の意匠、塗装の質、艶、
元竿のデザイン等々・・・
やっぱり無理してでも高いのにしておけば・・・と思ったりもしますが、デザインや仕上げなんて魚は見ないし、初心者なら安物で十分と店員さんも言ってたし。と自分を納得させてベッドに入ります。
対してB君も同じく釣り竿を眺めます。
ちょっと予算オーバーだったな、こんなに高い竿、初心者に必要なのかな?
と思い付つ細部を見ると綺麗に処理処理された玉口、美しくピカピカに磨きあげられたブランクス、かっこよくデザイン、塗装された元竿など
細部の仕上げにうっとりします。
こんな綺麗な竿、初心者にはもったいないかな。大事に使わなくちゃなと思いつつワクワクしながらベッドに入ります。 釣り竿の値段差 見た目
釣り竿の値段差でまず分かりやすい違いと言えば見た目です。
高価なものであればあるほど意匠、仕上げにこだわっています。
ブランクスのクリアコートを何層にするか磨きを何回入れるか、元竿のデザインも高価なものは特殊な塗料を使い、光の加減で表情を変えるものなど
もあります。
またクリアコートに摩擦や汚れに強いもの、撥水性を持たせたものもあります。
シマノのエントリーモデルの磯竿で
ホリデーISOとランドメイト(ランドメイトは最近廃盤)と言う機種があります。この二つの竿の遠投モデルはブランクス、ガイド、リールシート(遠投モデル以外はリールシートも違う)は全く同じものなのですが塗装の質、デザインを変える事で千円前後の価格差があります。
このように釣り竿の価格差の中でデザインや仕上げ、塗装などはかなりの割合を占めています。 竿のデザインや仕上げなんて魚は見ていない、釣れるのは魚じゃなくて釣り人じゃねーか!なんて声が聞こえてきそうですが
優れたデザインや仕上げの竿は釣り人をワクワクさせてやる気にさせてくれます。
漫画、釣りキチ三平の青鮒編で
ボンボンの若者が「床の間に飾れるようなデラックスな竿を作れ」と和竿職人の一平じいさんに言い、
自分の作る竿は飾り物ではなく魚を釣る為の道具だと激怒した一平じいさんに叩き出される場面があります。
この場合若者がかなり失礼な態度で言った為このような事になりましたが
、
「床の間にも飾れるような」素晴らしい意匠の竿であれば釣り人は毎日それを見て釣りに行きたくて行きたくてたまらなくなってしょうがないと思います。
結果として釣りに行く回数、時間が増えれば釣果もアップすると言う事もあると思います。 スミレジンまだですか〜
磯竿の穂先も語ってください! >>241
>>242
ありがとです。
>>243
ありがとです。
穂先はある程度結論が出たと思った所に新たな疑問が沸いてきてしまったのでもう少し待って下さい。
試したい竿がいくつか出てきたのでそれを使ってからになります。 さて、初心者君はネット情報と釣り具屋さんから聞いた情報を元に始めての釣り場にたどり着きます。
始めての釣り、ワクワクと不安の混ざった気持ち。
戸惑いながら、確認しながら仕掛けをセットし。釣りを始めます。
「最初は安物で」と釣り具屋オリジナルブランドの釣り竿で始めた初心者A君
。
釣り番組で見たような綺麗な仕掛けの投入が出来ません。
初心者だからしかたないかな。それとも道具のせいもあるのかな?と疑問に思います。
でも、始めての釣り、ギクシャクしながらもムチャクチャ楽しくてしょうがないです。
「最初はある程度良いものを」と一流メーカーのエントリーモデルで始めた初心者B君。
最初からそれなりに様になる仕掛けの投入が出来す。
イメージ通りのキャストが出来てとても気持ち良いです。
いきなり釣れたらどうしよう!
期待でワクワクしてます。 釣り竿の値段差 ホソ、カル
基本的に高価な竿ほどホソ、カル、つまり細く、軽くなります。
もちろん、張りや強さは同じままで。
釣り竿のテクノロジー的には
タフライト(がまかつ)、マッスルカーボン(シマノ)、HVF,SVF(ダイワ)等低樹脂カーボンの技術や○○X(エックス)等の技術によりより軽く、強く、ねじれにくく、竿が同じ強さならば細く、軽く作れるようになってます。
一例ですが某釣り具屋さんオリジナルブランドの5.3mの渓流竿は215gですが
一流メーカーのエントリーモデルの一つ上のモデルの5.3mの渓流竿は110gです。値段が2倍になりますが重さは半分近くにもなります。
両方とも自分は持っていますが
仕掛けの振込み精度、疲労度など歴然の違いがあります。
また現在の釣り具では現実感ありませんが竹製の鮎竿は7mで持ち手の太さが直径が6〜7pもあり重さも700g前後あります。
現代のカーボンの鮎竿ならばエンリーモデルでも8mから9mで元竿は25mm〜28mm、重さも200g前後になります。
ルアーロッド、フライロッドのような元々細く、短い竿では重さや細さはそこまで気になりませんが
鮎竿や渓流竿、磯竿など長い振りだし竿では値段により細さ、軽さが大きく変わってきたす。
特に磯竿などは風の抵抗が細さで変わる為重要事項と言えます。 で、その細さ、軽さがどれくらいの釣果の差になるかと言うと
やはり細く、軽く作られた竿は疲労度が違いますので長い時間快適に釣りを続ける事が出来る高価な竿の方が良いと言わざるをえません。
ただ、注意しなくてはいけない事は高価な竿は初心者でも振込み精度が高く快適に正確にポイントに打ち込む事が出来ますがそれが初心者にとって必ず釣果につながる訳ではないと言う事です。
自分は以前渓流で渓流歴50年超と言う地元渓流の神様と言える人と釣行を御一緒させて頂いた事があります。
その方は無口でぶっきらぼうで、
目も合わせず話をする。いかにも渓流師と言う方ですが、
打ち解けるとポケットからお菓子が次々に出てきたり、絶景の渓でアツアツコーヒーが出てきたり、山菜、きのこ講座が始まったりと、とんでもないサービス精神あふれまくりのエンターテイナーな方でして、
その川のポイントを惜しみ無く伝授しようとし、僕にとにかく良型を釣らせようとする素晴らしい方でした。 で、その神様があるポイントで少し流したあと、ピッと竿を上げ、静かに手招きししたあと僕の肩を抱きながら小声で言いました。
「今の所にかなりデカイのがいる。針に触れさせる前に竿上げたからもう一度流せば確実に釣れる。お前あそこに打ち込めるか?」
そこは落ち込みの白泡が立つ所から1m離れた所、自分達から少し離れていますが、この距離で無風なら5cm四方の精度で打ち込める自分なら問題ない所です。
「やってみます!」ワクワクドキドキしながら正確にそのポイントへ打ち込みました。
しかしアタリすらありません。
神様「そうじゃない!もっと底だ!」
もう一度流します。しかし仕掛けが流れに入らず魚がいるであろうポイントを何事もなく通りすぎます。
神様「流れにのせろ!うーん説明難しいな・・・」
スミレジン「流れが速すぎて仕掛けが底に行きません!どうすれば・・・?(涙目)」
神様「しょうがないな。こうやってこんな感じで!」
(ピシッ!グーーン!バシャバシャ!尺ヤマメ)
スミレジン「すげえええ!」 誤字脱字が多くてすみません。読みにくいですね。
結局、その神様に一級ポイントのほとんどを譲って貰ったにもかかわらず釣果は平凡なものに終わりました。
神様言わく、打ち込むポイントはそこそこ出来てるけど流しがダメだ!流れが読めてない。との事でした。
結局↑のポイントでどうすれば釣れるのかと言うと
落ち込みの白泡の1m先に5cm四方の精度で打ち込んだあと竿先を上流側に倒し仕掛けを水面から約30度の角度を保持し50cm流した時点で右側からくる水流に仕掛けを馴染ませ、
一瞬だけ糸を弛ませる、流れに入った瞬間に糸を張り底の石に仕掛けが入らないように、なおかつ浮き上がらないようにコントロールしつつ、良型渓流魚の補食レーンである左右5cmを外さないように魚のいる2m70p先まで流す。
これ、釣り竿が高価になりキャスト精度、コントロールの精度があがれば初心者に出来ると思いますか?
恐らく出来ないと思います。自分は出来ませんでした。今より高価な竿を使っても出来る自信ありません。
釣り雑誌やネットでは、海でも川でもポイントは○○なんて簡単に書いていますが、
本当のポイントはそこに仕掛けを投入してからの精密な竿操作にあります。
何が言いたいかと言うと高価な竿が正確なキャスト性能、コントロール性能があったとしても初心者のポイント選定なんていい加減なものだし、
知識、技術が伴わないポイント(だと思い込んでいる所)への仕掛けの投入なんて正確であったとしてもなんの意味も持たないと言う事です。 少し厳しい、嫌みな書き込みの仕方ですが、これは昔、と言うか現在でも自分への戒めの意味を込めて書いています。
「針の穴を通すような正確なキャストを実現する。」「アングラーの思い通りのコントロールを可能にするロッド」
適当に思い付いたキャッチコピーですがこんな売り文句の竿は沢山あるとおもいます。
「じゃあその竿あれば釣れるんか?」
答えは極々一部のエキスパートを除いてノーだと思います。
釣りのあるある話ですが
中級者が正確にポイントを打ち込んで何投しても釣れない中で、初心者が
変な所にミスキャストしていきなりヒットするなんて事を一度は見た事あると思います。
「ビギナーズラックってヤツだねー」なんて顔がひきつりつつ、笑ったりしますが
ランダムな打ち込みが逆に正確にポイントへ行く事で思いがけない大型を釣れるようになるわけです。
なので確実に魚がいるポイントがわかる一部の超エキスパートでもない限り
高価な竿と安価な竿のキャスト精度、コントロール精度は釣果に結び着かないと、自分は考えています。
とは言え、初心者でもある程度思い通りにキャスト精度、コントロール精度がでる高価な竿はとても気持ち良く、釣りが楽しくなるのは間違いないです。
ただ、それが釣果に結び付くかどうかは自分の知識、技術、経験次第となります。 理解できる。
上級者になる程、‘’釣るまでのプロセス‘’がありありとイメージできている。
そのイメージ通り実行するために、道具も必要になる。
そういう意味で「腕」と「道具」が合わされば最高の釣果になる。
けど、釣るまでのプロセスがイメージできてない人は、高級な「道具」を持っても、そのポテンシャルは少ししか行かせない。 「釣果」という括りでいうと、大雑把に分けて
@掛けるまで
A掛けて後に取り込むまで
の分類で自分は考えるのだが、Aの方はどうだろう。
自分も渓流の餌釣り師だけど、魚が大型になるほどAの比重が高くなると思うのだけど。 連レス失礼
ついでにいうと、@に関しても感度の良し悪しが釣果を分ける側面もあるように思う。
浮き釣りはともかく、ミャク釣りにおいては流している際にガンダマが石に当たった感じとか、仕掛けが流れに吸い込まれる感じとか。
D社のいう”流し感度”というやつね。
そこそこの値段がする竿は、このへんが比較的優れているように感じる。
あとは、振りこんだ際の収束の早さとか。 3ピースのロッドですが携帯性以外にメリットってありますでしょうか?。
シーバスロッドですが2ピースか3ピースで悩んでおります。 >>252
ありがとうです。
メーカーの言うテクノロジーはどういうものかを説明すると同時に
じゃあそれが本当に自分の釣りにとって必要なのか本当に効果があるかどうかを皆で検証できたら良いなと思います。 >>253
>>254
なんという的確なレスですか!
こんな自分の長文垂れ流しをしっかり読んで完璧に理解し、なおかつ的確な質問!
ホントありがたいです。
このシミュレーションの続きでその辺を書いていこうと思います。
>>255
ほんの少しでも面白いと思って貰えたら凄く嬉しいです。
わかりにくい所ありましたら。なんでもレスして下さい。 >>256
満足出来ない内容でしたらすみませんです。
高価な竿と低価格な竿の違いを初心者目線(自分目線)でシミュレーションしたつもりです。
何かわかりにくいテクノロジー等ありましたら質問していただけたらわかる範囲でお答えします。 おれもこのスレ好きだ
読むしかできんがいつでも続きを待ってる >>257
携帯性以外のメリットとしては破損時の費用が安価で済む事くらいでしょうかね。
穂先破損で修理の場合、2ピースですと竿半分近い価格になりますが3ピースですとやや割安になります。
それ以外のメリットはなかなか思い付きません。
ただ、勝手な自分の妄想ですが2ピースと3ピースの竿の性能(張り、粘り、軽さ等を比較)をしたいのかと思い説明させてもらいます。 基本的、一般的に言えば釣り竿の理想型は1ピースになります。
ただ、竿の種類にもよりますが、自宅から釣り場までの移動、運搬を考え、現実的な商品として2ピース、3ピースまたは振り出し竿などはそれ以上の継ぎ数の継ぎ竿になります。
じゃあ継ぎ竿はダメなのかと言うと全然そんな事はなく、継ぎ部分に継ぎを感じさせない自然な曲がりを可能にするテクノロジーが使われていたり、あえて継ぎ部分で調子を変える事でメリハリのある竿に仕上げたりと色々な工夫がされています。
シーバスロッドとはジャンルが違いますし、振りだし竿になるので単純比較出来ませんが、ある大手メーカー(D社)の渓流、源流用のある竿は18本継ぎになります。
これは山奥の渓流、源流の道なき道、藪、滝などを越える為の携帯性の為にそうなっているのですが、これだけ継ぎ数が多くてもちゃんと釣り竿としての機能を果たせています。
なので2ピース、3ピースの違いで絶対的な釣り竿の性能差があるとは考えなくて良いと思います。 また逆の視点からみた説明になりますが2ピースから3ピースにした所で携帯性が著しく上がるとも思わない方が良いかと思います。
確かに2ピースから3ピースになると
仕舞い寸法が数十センチ短くなり携帯性が著しく上がるように思えます。
ルアーロッドとしては長めのシーバスロッドだと特にそう感じられます。
ただ、実際使うとなると継いだり、外したりって結構めんどくさいんですよ(笑)
自動車に積める寸法がギリギリだとか航空機の手荷物サイズに納める為など明確な理由がある場合は別ですが
なんとく携帯性に有利かな程度だと
結局何本も継いだり、外したりが面倒になり、ちょっと移動する分には穂先だけ外して。なんて事になり、結局2ピースより仕舞い寸法が長いまま移動したりして折角の3ピースのメリットが活かす事が出来ない。なんて事にもなりかねません。 >>261
ありがたいです。
でも異論、反論もお待ちしてますよー。 3ピースの質問をした者です。ありがとうございます。 昨今各社が採用している、ナノカーボンについてもお話し聞きたいです。
よろしくお願いします。 >>266
是非是非!「それはただの妄想だ!実際はこうなんだよ!」ってレスをお待ちしています!
煽りではなくマジで。
上にも書き込みしましたが、自分は年間の釣行回数が100日を越えます
しかも一回の釣りが平均8時間程
長い時は14時間以上になります。
また立場上と言うか、コネと言うか
多少のメーカーや対象魚の制限がありますが様々な竿や道具を試せる立場にあります。
かと言って釣りの腕は平均以下だと思ってます。
釣果だけを見れば多分、普通の釣り人が羨むような魚、サイズをあげていますが、それは超長時間の釣りの結果であり、自分の釣りの腕や才能は平均以下です。
ただ、その腕や才能の無さ、プロのようなしがらみのなさは
釣竿のテクノロジーを正しく伝える最高の武器だと思っています。 >>269
嘘を並べてるとは言っていないが浅い発言から100日釣行の質の程度は知れてる
合いの手レスは自演でないとしてもほぼ単一だろう >>267
お役に立てれたのであればなによりです。
>>268
上の方の書き込みでナノアロイ技術に関しては詳しく書き込みしました。
簡単に説明すると従来のカーボンより張りがあるのに良く曲がる技術になります。
簡単に書いてしまいましたが従来はこれがなかなか出来なかったので
ある意味革命的な技術になります。 >>270
是非是非深い発言をお待ちしています!
これは煽りでもなく正直なレスです。
自分は年間100日オーバー、一回の釣りも平均8時間以上ですが
正直、時間も体力も経験も足りなさ過ぎだと感じています。
自分の道具や仕掛け、技術面でサポートをしていただいてる方々が各ジャンルで数名いますが、その方達は釣行回数、技術、経験、経済力、熱意、才能、結果等桁違いです。
ただ、そういう方々のアドバイスって理解するのにもそれ相応の技術や経験、才能が必要になります。
もし、そういった深い解説を分かりやく出来るのであれば、スレが盛り上がりますし、自分も勉強になるので是非ともお願いしたいと思います。
>>271
楽しみにしていただけたら何よりです。
こういうレスはホント嬉しいです。
プロだとか才能だとか凡人だとか・・・ そういうことに興味は無いし、俺は価値を見出していない。
誰が言ったか?ではなく、 何を言ったか? だから。
テクノロジーは誰が語っても構わない。それが物理的、科学的に正か誤を論理的、客観的に考えていく事に意味がある。
樹脂といえば、最近「ナノテクノロジー」なる言葉でカーボンブランクの特性・機能を表すシーバスロッドが増えてきましたが、それは東レの樹脂技術で釣竿メーカーの技術ではありません。
それどころか釣竿専用に特化した技術ですらありません。東レの汎用技術です。
↓馬鹿なので意味がわかりませんが、まあ、「東レのプリプレグ全般がよくなりましたよ」的な感じでしょうw
http://www.torayca.com/download/pdf/nanoalloyPrepreg.pdf
メジャークラフト・ヤマガ・ダイワのように「宣伝材料」として積極的に「ナノ」という言葉を使うメーカーもあれば、「ナノブランク」を
使用しているのに何かの拍子で口を滑らせるまでその事実に関して沈黙しているメーカーもあります。後者の場合、
口を滑らせるような出来事が起きないかぎり、ユーザーは自分が実は「ナノブランク」を振っていることを知りません。
何故「ナノ」の使用を表にださないかというと・・・・それは素材の進化であってロッドビルディングの進化ではないからでしょう。
素材メーカーの技術の進化であって、釣竿メーカーの技術の進化ではないのですから、
「ナノ」を語るのは虎の威を借るような感じがしてロッド屋としての矜持が許さないのかもしれません。
もしかしたら面倒くさい(笑)だけなのかもしれません。
ダイワのカーボン技術話
http://www.nippon.com/ja/features/c00518/
ダイワでは、標準品に加えて、素材メーカーとの開発協力による特注カーボンシートも採用している。
ただし、樹脂は繊維同士をつなぐ接着剤の役割も担っているため、樹脂が少ないほど加工は難しくなる。極端に樹脂の量を少なくした特注のカーボンシートを、きちんとパイプ状に加工できる高い製造技術がダイワの強みだ。
一応、大ダイワ様のカーボンシートは注文の段階で他社とはすこし違うみたいです・・・ ナノカーボンってこの数年で色々なメーカーから出てるけど樹脂にナノサイズの混ぜものをしてるってことだよね。
これって通常より樹脂の量を減らしてるHVFやSVFだと効果が少ないってことかな? >>276
>>277さんの書き込みで答えられてますが、補足すると
カーボンナノチューブは
カーボンシートの樹脂部分に微細な炭素繊維を混ぜる事により強度、張りをアップさせる技術です。
この技術自体は古くからあり、ダイワのカーボウィスカーや炭素ではないですがアモルファスウィスカーなどがほぼ同等の技術と思われます。
ナノアロイカーボン、ナノプラスカーボンと呼ばれる技術は炭素繊維がナノではなく、炭素繊維を取りまとめる樹脂をナノレベルまで微細化し、従来では相反しうる要素を高い次元で両立すると言う技術です。 で、本題ですが
低樹脂カーボンである、HVFやSVFになるとナノアロイカーボン、ナノプラスカーボンの効果は少なくなるか?ですが、これは恐らくですが少なくなるかと思われます。
釣り竿業界では「カーボン」と単に言われていますが正式にはカーボンレインフォースドプラスチック、日本語に言い換えれば「炭素繊維強化樹脂」と言って炭素繊維とレジンなどの樹脂の複合材料になります。
複合材料とは二種類以上の材料を組み合わせた素材の事でそれぞれの材料の特性で相乗効果を狙った物になります。
で、ナノアロイカーボン、ナノプラスカーボンと呼ばれる技術は炭素繊維強化樹脂の中の「樹脂」部分を高性能化したもので、低「樹脂」カーボンであるHVFやSVFであればナノアロイ、ナノプラスの樹脂量は少なくなるので効果は少なくなると思われます。 ただ、低樹脂カーボンならばナノアロイ、ナノプラスの効果が少なくなるから、釣り竿の性能も悪くなるのかと言うとそうではなく。
従来の低樹脂カーボンの性能はそのままで、ナノアロイ、ナノプラス技術により一段階高性能化したと考えた方が分かりやすいかと思います。 そもそも論ですが低樹脂カーボン=高性能と言う図式は必ずしも当てはまりません。
ダイワのカタログやHPでは「カーボンの贅肉とも言えるレジンの・・・」と言う記述がありますが、これはなかなか的を得た表現と言えますが、贅肉=無駄なものとは言えません。
人体に話を置き換えますと
贅肉=脂肪の必要量は決まっていまして、過剰なダイエットなどで体脂肪率を落とすと、脳の活動が鈍くなったり、病気に対する免疫力が低くなったりします。
また、格闘技ならば打撃の耐久性の為、持久系のスポーツならばその競技中に使うエネルギーの為、ある程度の脂肪量、贅肉は必要になります。
逆に瞬発系、短時間での競技などでは脂肪ではなくグリコーゲンをエネルギーとして使用する為、脳の活動や免疫力の低下をしない範囲でギリギリまで体脂肪を落とす事で最大のパフォーマンスを発揮出来ます。
何が言いたいかと言うと。人体でも釣り竿でも贅肉=無駄なものではなく、
それぞれの競技の種類や釣りのジャンルにより必要、最適な量の贅肉がある程度決まっているという事です。 現代の最王手メーカーのシーバスロッドはとにかく高反発な傾向がある。
そのせいかしらんが、シマノのシーバスロッドは投げにくく折れやすい気がする。使っててもフィーリングはあまり良くない。
それに比べてダイワは高反発な上にシマノより更に軽量ではあるものの、耐久性はそれなりにあるように感じられる。
実際に魚をかけても不安感は特に感じられない。恐らくどちらも極めて低樹脂だとは思うが。
やはりダイワとシマノでは竿の作り方、方向性、思想自体も違うのだろうか。
カーボンとレジンの事だが・・・
カーボンやレジンはそれぞれ、どれくらい紫外線や日光や曲げ伸ばしに弱いのか?
竿を振っていてカーボンと樹脂、どちらがより早く劣化して、それを実感するのだろうか?
それも気になりますね、車内の熱とか。
個人的には一回一回曲げるごとに劣化していくと思っていますがどうなんでしょうか。 これはメーカーの人や業界の方に聞いた訳でもないですし、統計を取った訳でもないので、自分の妄想と言うか、感想と言うか、根拠のまったくない事なのですが、ダイワ、シマノの釣り竿はファッションのように流行り廃りが繰り返しているように思います。
先調子と胴調子、軽くて、繊細、重くて、パワーある。高反発で張りがある、低反発で粘りがある。
ダイワとシマノはこれらをお互いずらしながら、なおかつモデルチェンジ毎に新しい機能を付け加えながら進化してるように思えます。
がまかつは伝統調子と言うだけあって基本は胴調子、重くなってもパワーを重視した竿のラインナップがどのジャンルでも中心になってるように思えます。 >>284
>>285
釣り竿の経験上と仕事上釣竿以外の繊維強化樹脂を扱っていた経験でお話すると
日光=紫外線の影響下で言えばレジンの劣化の方が早いです。
炭素繊維、ガラス繊維の耐久性、耐光性は相当なものです。
ただ、釣竿のヘタリ原因としては紫外線より繰り返すキャストによるカーボンとレジンの剥離であったり、折れの原因としては小さなキズの蓄積であったりの方が多いです。 樹脂でも柔らかいもの専門だけど
紫外線劣化とオゾン劣化が劣化の原因のツートップだよね
特に紫外線 同じ釣行時間なら夜釣り専門の方が痛まないって事だよね。車の塗装と同じだね。
カーボンは通常使用では断裂はしないよね。 >>285
また、車内の熱の影響ですが
曲げた状態での保管とかでなければ
ブランクス自体の痛みはあまりないです。
カーボン繊維もブランクスの樹脂自体も素材のデータを見る限り熱に対する耐久性はかなりあります。
ただ、ガイドやリールシートを固定している接着剤は熱に弱く60℃前後で軟化してきますし、元竿やブランクスの塗装は物によりますが熱で劣化します。
いずれにしても真夏の車内に置きっぱなしにするのは竿にとってあまり良くないですね 時間が開きましたが、低価格な竿と高価な竿の違いシミュレーションの続きです。
前回では、価格による仕上げの違いによるモチベーションの違い、振り込み精度などの違いを説明しました。
安価な釣り具やオリジナルブランドの竿を購入したA君
やや高価な一流メーカーのエントリーモデルを購入したB君の釣行は続きます。 安価な竿を購入したA君。
アタリがあまりありません。
「ここには魚がいないのかな?」と不安になります。
暫くすると不意に浮きが消しこみ竿から手元に気持ち良い振動が伝わります。
「よっしゃああああ!」かかった!
A君は始めての魚に興奮しまくりです。 対してやや高価な竿を購入したB君
何投かすると一瞬のアタリがあったり、プルプルと小さなアタリがあるのがわかります。
「ここは魚が沢山いるな!」
B君はワクワクしてきました。
しかし、何度合わせを入れてもなかなか針ががりしません。
「魚がいるのは分かるけど、合わせのタイミングって難しいな。」それでもB君は魚が釣れる期待でワクワクしています。
そして遂にガツンとくるアタリ、針がかりした手応えがきました。
「よっしゃああああ!」B君も始めての魚に興奮しまくりです。 釣竿の値段差 感度
基本的に高価な竿程軽く、張りがあり、感度に優れています。
例えばですが、ドアくらいの大きさのゴムの板とベニヤ板を用意してそれぞれノックしてみたと想像してください。
ゴム板は少々ノックしたくらいでは気付きませんよね?
対してベニヤ板なら軽くノックすれば気付くと思います。
魚からのノック=アタリをより感じ取れるのは軽く、張りのある高価な竿と言う事になります。
ただし、感度が良い=アタリが取れる=魚が釣れると言う図式が必ず成り立つ訳ではないと理解する必要があります。 そもそもですが、メーカーは竿の感度感度とやたら売りにしますが、
魚からのアタリ=魚信は竿だけで取る訳ではないです。
ドライフライのフライフィッシングでは魚がフライをくわえた動作で合わせる所謂サイトフィッシングですし、
ルアーなら糸フケや弛みを見ますし、
ウキフカセ釣りなら浮きの動きで合わせます。
竿の感度と言うのはそれらのアタリをさらに補助するような情報である事が多いです。
また、竿の感度と言うのも多ければ多い程良い、魚が釣れると言うものでもないです。
アタリ=魚信と言うのは魚が針をくわえた時に出る物だけではなく、
エサの端をついばんだだけとか、魚のヒレが仕掛けに触れたとか、直前でUターンした水流だけだったりの場合もあります。
竿の感度が良ければ良い程そういった合わせても魚が掛からない、いわゆる本アタリではない魚信が多くなります。
アタリの種類を判断出来る上級者にとっては、今狙う魚がどういう状況なのか判断するための有用な情報源となり得る場合もありますが、
逆に情報過多で針をくわえた本アタリをわかりにくくし、空アワセばかりになってしまう。邪魔なものになり得る場合にもなります。 実際、がまかつの竿の中には
「ノイズフェーダー」と言う技術でわざと感度を落とし、必要な情報だけ純粋に取り出せるようにしたものもあります。
魚のアタリ=魚信を取る場合において感度と言うのはあればあるだけ、釣果があがる訳ではないと理解する必要があります。
ただし、掛けた魚の動きを把握するための感度としてはまた違ってきますので、これは後日改めて書き込みしたいと思います。 アジ竿はラインがちょっと振れるだけでわかる
エギングやシーバスロッドはルアーの挙動や流れを掴みやすい
フカセや投げでも同じ
情報過多で困ることなんはない 「情報」ってのは要するに 「振動」 と言い換えて良いと思うんだが、振動が多すぎてちょっとウザい、疲れる というのはあるかもしれない。
例えば超高反発で激烈に硬いガイドを搭載した竿で、PEラインを使って 巻きの釣り 横の釣り をやるとブルブル震えるルアーの振動が一切減衰せず全部手に伝わって痺れるくらい震えるんだものw
これはルアーの種類にも勿論依るんだが、例えばバイブとかロングリップのシャッドやディープクランクだと顕著でね。上記のタックルだとちょっと巻く気が起きないw
別に釣りが出来ない訳じゃないが、これは好き嫌いの問題でね。
その意味に於いては、その手の動きの激しいルアーを使う時は敢えてダルい竿とダルい糸を使うのが適切かもしれない。 タカミヤのシーバスロッドが特売で税込み2000円で売られていたのも、ある意味すごいテクノロジーだと思う。
タカミヤのファーストステップシーバスがライトステップシーバスよりカーボン率が高いのに安く売られているのはなぜ?
シマノのルアーマチックと比べて重いけど、強度差はどうなのかな? 実際に使い比べてみたいけど、高価な竿を何本も買う気にならないし、
試しに釣り比べしようにも、そんなに釣れないし。
どのくらいで折れるかなんて、試せないし。
手の感覚も人によって様々だから、敏感な人用と鈍い人用の竿があっても良いかも。 20年位前かな 家族で釣りに行くと決めたが竿が足りない 親父が近くの竹やぶから1本切ってきた 先端に糸を結んだだけでリールすらない即興の竿
堤防結構人がいたんだが親父の竹竿にヒットしてて周りの人がポカーン状態だったのを思い出したわ おひさしぶりです。
スミレジンです。冬場は旅をしてきました。
竿の投げると言う動作の研究の為、各地でカゴ釣りと言うのをしてきました。(むかしからそこそこは経験がありたしたが。)
まあ、冬場はあまり釣れないのですが、その分釣り場は空いていて投げる技術を存分に鍛えてきました。
そして、春になり渓流が解禁になったので自宅へ帰ってきました。 時間が空きすぎて皆さんも自分もなんだかわからなくなったかもですが>>297
の「掛けた魚の動きを把握する感度」について書いて行こうと思います。
魚のアタリを感じて、合わせを入れる、そこから魚とのやり取りは釣り人にとって最も脳内麻薬のでる至福の時間です。
「とれるか!?」「バレないか?」「いけるか?」コンマ数秒の間に期待と不安とが繰り返し交錯するものです。
で、ここでも竿の感度が物を言う時があります。針の掛かりが浅いとき、深い時、上顎、かんぬき、スレなど、針の掛かる位置により。魚の挙動、竿への信号の違いが出てきます。
これは同じ魚種を沢山掛けて経験、情報の整理が必要ですが、経験者ならば「この状況は一か八かで一瞬で処理した方が期待値が高い」「じっくり確実に行けば必ず捕れる!」との判断が高価な感度、高い竿の方がしやすくなります。 ですが、高い竿=「掛けた魚の挙動が分かりやすい」は事実ですが、
じゃあそれが誰にでも良い結果になるとは限りません。
魚に針掛かりした時の挙動は魚種より様々です。
一般的な釣り技術書にはメジナは手前の根に潜り、クロダイは沖に走り、サバは横走りし、ヤマメは下流に走る。ニジマスはジャンプする。なんて書いてありますが、
まあ、まちがってませんし、大体その傾向です。
が!
その傾向の例外も沢山あります。さらに言えば、時期や場所、針掛かりした位置なんてのによっても変わります。
それらの魚の緊急回避の行動法則の基本、例外を理解する程の知識と経験が有れば、その竿の感度は釣り人の大きな武器になり得ますが、そうでないのであればそれは手元にくる振動の大小でしかありません。 釣り雑誌、釣り番組などでは「感度が素晴らしく、まるで竿を通して水の中を直接見ているようだ。」「魚の動きが頭の中ではっきりと見てとれる。」
なんて表現をしてたりしますが、
それは釣りを極めて極めつくした、プロやテスターだけが今までの経験、体験を元に脳内で再現出来る映像であり、僕のような釣行回数だけが多いだけの素人や一般的な釣り人には全然とは言わないまでもそこまで決定的なアドバンテージにはならないかと思います。
とは言え、すぐに釣果に結びつかないまでも感度が高い、情報量の多い竿は釣りの上達を早めてくれるかもしれません。 間が空いてしまいましたが
高価な竿と低価格な竿の違いをまとめます。
高い竿、安い竿では買ったばかりの時には一般的な釣り人にとっては釣果には違いはない。
とは言え細さ、軽さで、釣りに集中出来る時間が長くなったり、
仕上げの美しさなどで釣り人のテンションが上がったりと、釣りが楽しく快適になり、結果良い釣果になる傾向はある。
キャストの精度、感度の良さは高価な竿程高くなる傾向だが、じゃあ竿買ってすぐに釣果が良くなるなんて事はなく、そのキャスト精度を活かすポイントの見極め、感度の意味を理解する知識や経験、体験がないと意味をなさない。
異論、反論あるかもですし、
釣りの種類、または価格差によって当てはまらない事もあるかと思います。
今現状の僕の知識、経験としてはこんな感じでまとめさせて頂きます。 間が空いてしまいましたが
高価な竿と低価格な竿の違いをまとめます。
高い竿、安い竿では買ったばかりの時には一般的な釣り人にとっては釣果には違いはない。
とは言え細さ、軽さで、釣りに集中出来る時間が長くなったり、
仕上げの美しさなどで釣り人のテンションが上がったりと、釣りが楽しく快適になり、結果良い釣果になる傾向はある。
キャストの精度、感度の良さは高価な竿程高くなる傾向だが、じゃあ竿買ってすぐに釣果が良くなるなんて事はなく、そのキャスト精度を活かすポイントの見極め、感度の意味を理解する知識や経験、体験がないと意味をなさない。
異論、反論あるかもですし、
釣りの種類、または価格差によって当てはまらない事もあるかと思います。
今現状の僕の知識、経験としてはこんな感じでまとめさせて頂きます。 シマノの鮎竿が新製品からリミテッドプロカーボンとかウルトラマッスルカーボンなどの表記をしなくなってますがどういう事情からなんでしょう?
そう言えば・・・ よく釣り番組で、トレブルフックの内の一本が外れた、ヤバイ なんてシーンをよく見かけるが、
俺も始めたばかりの頃は、フックの一部が外れた感覚とかが分からなかったなぁ。けど、超高感度なロッドを使ったらそれが如実に分かるようになった事がある。
まぁ、だからと言って俺も、高感度なロッドがいつでも素晴らしいとは勿論思わんがね?w
>>319
不可の掛かる支点の位置が変わるからフックが外れたか気付くんでしょ?感度とか関係あるかな?
感度が良いタックルだとルアーの何処に魚が触れたかは分かる様になるけどね。 スミレジンさんおかえりなさい
お待ちしています
時間がある時で構いませんのでこれからも続けて欲しいと思っています 釣り竿のテクノロジー番外編
釣りのプロと言う仕事とその目線。
このスレは釣りのプロではない、又は超上級の技術、経験を持つ釣り人のような目線ではなく、あくまで一般的な釣り人目線で釣竿のテクノロジーを皆で語り合って楽しみたいと思い立てました。
と、言うのも僕自身、釣りには行きまくり釣り道具使いまくりの生活をしていますが、釣りの腕自体はちょっと盛り気味に言っても中の下、ひょっとしたら下の上くらいかと思われます。
ただ、釣行回数、時間だけは多いのと、色々な道具を使っている事、何よりも釣りと釣り道具が大好きなので
一般的な釣り人目線での釣竿の評価、テクノロジー解説などには自信があります。 そんな訳で「プロとは違う目線で」等の言葉を良く書き込んだりします。
「じゃあお前はプロの目線を理解してるのかよ?」
と、レスが来そうですが、答えは
「すみません理解出来てません。自分プロじゃないし・・・」と答えるしかありませんが、なんとなくこんな感じかな?と言う事はわかっています。 自分は釣りがとっても好きなので
よく、海や川や湖、釣り具屋さんにいます。毎年10人くらいには「アンタ毎日朝から晩まで釣りしてるけど仕事してないの?」って知らない人に声かけられるくらいです。
そんな訳で釣りばかりしていると、紹介などでプロの方とも知り合いになったりします。
時にはホームの釣り場で収録される釣り番組のお手伝いでゲストの方のサポートなんかもしてたりします。(テレビには写ってないし、写ってても見切れてるだけですが)
で、待ち時間に雑談なんかをしたりしてますが、色々裏話なんかも聞けたりします。 で、話ていてメディアにでるプロでスゴいなと感じる事は
「プロは対応力と表現力がとんでもない」これに尽きると思います。
よく釣り場でも、ネットでも「釣り番組の○○は釣りが下手だな。あれなら俺の方がよっぽど釣ってるわ」「ゲストの素人の女の子の方が釣れてた。」
よく聞く話です。
プロなのに素人に釣果で負ける。あってはならない事です。 お おかえりなさい
ここを読んでからロッドの試し振りをさせてもらう機会が
楽しくて仕方なくなりました >>306
はい、了解しました。
>>308
素晴らしいお父さんをお持ちですね。
羨ましい。
竹って現在でも通用する素材だと思ってます。実際、ヘラやフライ、渓流なんかでは根強いマニアがいますから。
ただ、釣り竿に適した素材とするためには大変な手間が掛かります。
>>310
ありがとです。
>>311
お待たせしました。 >>318
どうなんでしょう。
何かわかりましたら書き込みます。
>>319
よく分かってらっしゃいますね。
このスレの本質をついてます。
>>321
ありがとです。こんなマニアっくなスレを楽しみにしていただけるなんて嬉しいです。
>>326
ありがとです。自分のせいで誰かの楽しみが増えたのならこれ以上の喜びはありません。
>>327
お待たせしました! >>325
つづき
釣りの技術で飯を食っているメディアに出てくる釣りプロ。
それが釣りの素人に釣果で負ける。
あってはならない事に思われますが。
実は釣りのプロの目線はそこにはありません。
釣果で素人に負けるのが許されないのは漁師です。
釣りメディアに出てくるプロは「見ている釣り人をいかにワクワク、ドキドキさせるか。釣りに行きたくさせるか」にあります。 3月4月は色々解禁。 スミレジンも冬眠から目覚めたか。 そのプロにここでの書き込みの許可をとった訳ではないので、
これからの書き込みは完全な作り話です。
以下作り話↓
ある撮影の時、想定外のとんでもない釣りにならない条件にあたりました。
地元の僕でもお手上げ状態です。
その時プロはゲストに何とか釣らせる為に全力でなりふり構わずあの手この手、どの手その手の限りを尽くしまくりました。
僕もそのサポートに全力を尽くします。
その結果、ゲストは何とか釣果と呼べるような物を。
プロはボウズでした。
ですが当たり前です。
そのプロはゲストの釣りの為にほとんど釣りをしてません。
数回の仕掛け投入をしましたが、それはゲストの釣りポイントへ釣らせる為だけの投入で、釣る為の仕掛け投入は一回もしていません。 テレビのオンエアでは
プロが釣れなくて顔を真っ赤にしながら悔しがり発狂する姿が撮しださされ。得意気にプロに勝ちドヤ顔するゲストが撮し出されてました。
ちなみに僕は遠目で釣りするギャラリーとして見切れてました(笑)
まあ、これは完全な作り話なんですが。
メディアにでるプロはどんな状況でも確実に釣る能力は当たり前で、それをゲストに釣らせる能力。
また、見ている人を楽しませ、なおかつ視聴者に釣りに行きたくさせる為の技術、表現力、対応力が必要とされます。
僕の知っている限りですがメディアに出てくるプロは単独ならばとんでもない釣り技術を持ってますが、それをそのままひけらかすような人は一人もいません。 1匹の釣果であればプロであろうが素人であろうが釣果に差は無いですよね。釣りを始めて数日のアングラーがとんでもない大物を釣り上げた話は普通にありますし。
プロの凄い所は巧みな技術を使いながら素人、初心者になれるって事だと思います。
大抵の人がそうなんですが、知識や技術を得るとそれが先立ってしまって「我」が強くなると思うんです。
そうなるとフィールドで、いちアングラーとして「存在」している感が強くなってしまう。側から見ているとあまりに存在感が有り過ぎて自然界の中に居る事に違和感を感じるんです。
プロが違うのはココで、フィールド以外で会うと存在感があるのにいざフィールドに立つと自然界に居る事に違和感を感じないんですよね。
初心者や素人と同じ様なのに凄い技術が有る。
やはり素人とは違うと思います。
横槍失礼。 >>334
探るポイントの引き出しの多さ ってことなのかな
初心者はそれが偶然の一匹で
上級者はそれが引き出しの中の一匹で
中級者は引き出しの少なさからたどり着けない
みたいなこと? >>335
それはメディア的な捉え方かなー。そういう左脳的というか理屈ではなくて、感覚的なモノに近いかもしれない。
上手い人は会えば分かる様になると思いますよー。
例えば、初心者から脱したくらいの人はやれこのルアーがどうだ、このポイントはこういうタイミングだ、とか理屈に走ってしまう。
でも肝心な部分が抜けていて結局は本末転倒なのかと。
メディアプロは手の内を全て明かさない。そりゃあそうでしょう、プロとして生活している訳だから全てを明かしてしまったら自分の生活が成り立たなくなる。
だから一般アングラーの平均的なレベルで明かして良いと判断出来る事しか言っていないですよ。
プロによって違うでしょうけどねー、自分の知り得る範囲の7割しか言わないとか、人によってはほぼ全てを明かしていると感じるプロも居れば。
大体は記事とかブログ読めば分かりますね。 >>334
横槍、横レス大歓迎です!ありがとうございます。
また、否定や反論もお待ちしてます。
沢山盛り上げて理想の竿へ皆が辿りつけたら自分としてはとても嬉しいです。 さて、僕の知っているメディアに出るプロのお話ですが、これが釣竿のテクノロジーとどう結び付くかといいますと、釣竿のレビュー、解説など、プロの表現方法をどう読み解くかというのを伝えたかったというのがあります。
ちょっと話が逸れますが、グルメ番組で文句なしに誉める時に「○○の味の宝石箱や〜」なんて有りますが、これは凄くわかりやすい天才的な表現力だと思います。
また、薄かったり、なんだか分からない味を
「やさしい味」と表現したり、クセのある味や、臭みの強い食材を「好きな人にはたまらない味」などと表現したりします。
否定はしない。しかし嘘も絶対につかない。
そしてそれを視聴者にもわかりやすく。
それがメディアに出てくるプロの表現力です。
話を戻しますが、、カタログやメディアの釣竿のレビューは沢山あります。プロの表現力とその表現の真意を僕の知る限りですが、伝えたいと思います。 プロの表現力は否定をしない。しかし嘘も絶対しない。
しかしユーザーにはワクワク、ドキドキ、夢を与える。
それがどんな表現方法なのかを悪魔の辞典風に僕なりの解釈で伝えたいと思います。
「悪くない」
別にこれといって特筆する性能を持ってない時に表現する言葉。「悪くない」=「良い」と思わされそうになるが、
別に良くもない。
例「手元に来る感度は悪くなりがちなグラスソリッド穂先だが、手感度も悪くない。」 「圧倒的な○○性能」
○○だけは凄いけど他は釣竿としてはダメダメの場合に使う言葉。
例 「まるで空気を掴んでるような圧倒的な軽さの竿!(耐久性や質感はお察し)」
「高い次元での両立」
どっち付かずの時に使う言葉。
「エキスパートの期待に応える」
なんだか扱いがめんどくさい物を表現する時に使う。 「繊細な」
釣竿としては著しく耐久性の低い物、または微妙な物などを表現する言葉。
例 「かつてない程、繊細な穂先」
「釣味、釣趣を求めた」
対象魚のパワーよりかなり低い、柔らかい竿などを表現する為の言葉。
「釣味が良い竿だね(アベレージサイズを浮かすのに一苦労だよ。)」 「シャープな 」カリカリ、キンキンな
調子、キャスト、投げのスィートスポットが狭い時、アタリを弾く時などに使う。
「ベテランからビギナーまで満足させる」これといって特筆するべきものがない時に使う言葉。
「ハマれば最強」
ハマらないと最弱。クセのありすぎる竿に使う。大多数の人には宜しくない場合が多い。 「豪快な」
なんとなくバランスがちぐはぐ(やたらと強い竿だったり、ブランクス同士の継ぎが極端なテーパーであったり)する場合に使う。
「こだわりの」
いや、なんでそこにコストかけちゃうんだよ。そこじゃねーだろ!
って時に使う言葉。 > 「こだわりの」
どこぞの西陣織とやらが頭に浮かんだw ちょっとヒネた見方だな。
それが全てじゃないだろう。 >>344
自分はあれ、結構好きですけどね(笑)
>>345
はい、その通りです。
それが全てではないんです。ただ、メディアに出るプロが新作の釣竿を正直に「うわーこれはダメなヤツだわ!」じゃプロとして二重の意味でダメなんですよね。
ダメな竿にも必ず美点はありますし、魅力を引き出して解説しなければいけない。
また、見ている視聴者をワクワクドキドキ、釣りに行きたく、道具を買う夢を与えなくてはなりません。
ただ、そのプロの表現力がともすれば視聴者、ユーザーにわかりにくくなってしまう現状もあると思うんです。
↑の自分の書き込みはあくまで「悪魔の辞典」風ですので、かなりひねくれた、皮肉風の解説になってます。
これが全てではないですが、こんな視点なんかも心の片隅にあれば、メディアのプロの本音や、カタログの謳い文句の真意などを探るヒントになるかと思い書き込みました。
その手のプロの”ポエム”は、メーカーが用意・添削した作文では?w
>>347
かもしれませんね。
ただ、自分がこのスレを立てたのは「皆で釣り竿についてワイワイ語りたい」と言うのと「自分の釣りに本当にピッタリ合った釣り竿を選んだ喜びを共有したい」と言うのがあります。 と言うのも、自分が釣りにハマり釣り竿に興味を持ち始めた頃に思った事が
カタログやテスターが「何が言いたいのか全くわからねー」
だったんです。
>>347さんが言うようにメーカーが用意した売り文句、作文は
「圧倒的な感度を持ちながら、強烈なバットパワー、柔良く剛を制す、繊細な中に豪快さを持ち合わせ、
伝統的な調子を受け継ぎながら先進的な要素を持ち合わせ、シャープさとタメを感じつつ、強度と粘りの実現、魚を怒らせず、一気に浮かせる、軽快さと耐久性を両立し、ビギナーからエキスパートまで満足するパフォーマンスを実現した竿です。」
ちょっとオーバーに書きましたが、カタログの謳い文句がこんな感じで
「えっ!?ちょっと何言ってんだか10回読み返したけどわからん!」
と言うのがありました。 どこのメーカーもカタログには同じようなこと書いてると思う 上記の「プロ」と対極にあるのがfcl laboの津留崎さん。
この人、文章は分かりにくいが、悪い面も含めてユーザーに非常に近い目線で自分の竿を語ってる。
なんで、信頼感がある。
まあ大きなメーカーだったらこんな人は無理だろうなあ。 鶴崎理論、興味深いよね。 何言ってるかちょっと分からないけどw
FCLの竿振ってみたいけどどこにも置いてないんだよなぁ〜 おひさしぶりです。
スミレジンです。春ですね。
渓流は解禁になり、海はマダイ、クロダイのノッコミシーズン。
日中の釣りはポカポカ陽気で気持ち良いですね。渓流はまだまだ寒いですが動けば暑いくらいですし。 今回の話題、釣竿のテクノロジーは「投げ」です。投げ釣りと言うと砂浜で硬い竿にでっかいリール、キスやカレイを狙う、いわゆる投げ釣りが一番に思い付きますが、今回は「カゴ釣り」です。
なぜかと言うと投げ釣りはキャスティング大会、遠投のクラブなどもかつては盛んでしたし、遠投についての資料、議論はちょっと調べれば語り尽くされていますから、いまさら僕レベルが言えるような事は何もないという事。
それともう1つは僕がこの冬カゴ釣りの修行をみっちりとしてきた事にあります。(笑) 「カゴ釣り」ってなんやねん!って人もいれば「カゴ釣り」そんなの知っているよ!それがなんで「投げ」なんだよ!って人もいれば
「カゴ釣り」、「投げ」なるほどな!
って人もいると思います。
一口に「カゴ釣り」と言ってもその地域毎に様々な仕掛けがあり、知らない地域の人にとっては「こんなカゴ釣りもあるのか!」と驚かれると思います。 カゴ釣りの定義
簡単に言ってしまえば、仕掛けの重り部分に「カゴ」と呼ばれるコマセを入れるスペースがあり、カゴから放出されるコマセで魚を寄せ、それに同調させたハリス、針に付けたエサで魚を釣ると言うものです。
サビキ釣りや船のビシ釣りもカゴを使いますが、普通一般的にはカゴ釣りとは呼びません。
大抵は磯や、堤防などの陸っぱりの釣りであり、
フカセ釣りでは攻められない遠い距離、深い棚。
フカセ釣りでは狙えない深く、遠くにいる青物やマダイなどを狙う釣りになります。 このように、フカセ釣り(コマセで本命の魚を近場に寄せて、また浮き上がらせて)狙う釣りでは成立しない。
遠くに泳ぐ、なおかつ深場の、さらに言えば、投げ釣りのような完全な底を狙うでもない。遠い、深い、でも底でもない、一般的には船で狙うような
魚をカゴと言う道具を使い釣る為の仕組みが
「カゴ釣り」の本質と言う事になると思います。 カゴ釣りの起源
一般的にカゴ釣りと言うのは冷凍オキアミの出現と共に始まった釣りと言われています。
安価であり、冷凍保存でいつでもどこでも良質なコマセが手に入る事により
始まった、比較的新しく歴史の浅い釣りと言われています。
ですが、僕が調べた限りではオキアミが一般化する前からカゴ釣りと言う釣りは存在しており、オキアミがない時代からイワシなどのミンチ、おから、糠、砂などをカゴに入れ、フカセでは狙えない、遠くの深い棚の魚をターゲットにしたカゴ釣りは行われてきたようです。
オキアミ出現以前は極々一部の釣りマニアの釣りでしたが、オキアミの出現により広く一般的になった釣りと言うのが僕の見解です。 カゴ釣りの起源、その2
これは僕がある釣り場で、そこの釣り場に40年程通う、僕より二周りほど年上の大先輩の釣り人が、さらに三周りほど年上の釣り人から聞いたカゴ釣りの昔話です。
昔々、ある釣り人が果樹園に面した磯の釣り場で、はるか遠くに大型の魚の群れを見つけました。
その釣り人はどうにかしてその魚の群れを釣りたいと考えましたが、
はるか遠くの魚はいくらコマセを撒いても寄ってこないし、仕掛けを遠くまで投げる事はできません。
「船であそこまで行く事が出来れば、沢山大物が釣れるのになあ。」
その釣り人は果樹園の斜面に寝転がり、遠くの大型の魚をうらめしそうに見つめていました。
ふと周りを見回すと古くなり、朽ち果てかけ捨てられた、果物の収穫用のカゴが目に付ました。
釣り人は閃きました。
朽ち果てた収穫用のカゴをバラし、小さな小さなカゴを編み込み作り上げました。
そのカゴにコマセを詰め、仕掛けにくくりつけ、遠くを目掛けて投げました。
カゴとコマセの重みで仕掛けははるか遠くへ飛び、コマセで魚は寄り、大型の魚は次々とその釣り人の針にかかりました。
これがカゴ釣りの始まりです。
と、言うものです。 ただ、これは口伝であり、脚色もあると思います。新しい釣り方と言うのは
誰か一人によって作られるものではなく、お遊びで変な仕掛けを試したり、仲間内で施行錯誤したり、また、離れた地域で同時多発的に出来た物が洗練され出来た物だと思います。
また、その地域の魚種や潮の流れ、地形、などにより様々に最適化、進化してきた物だと思います。 釣り竿のテクノロジー
番外編リールのテクノロジー。
スミレジンです。
このスレは釣り竿のテクノロジーを皆で語るスレですが、
今回カゴ釣り、それも両軸遠投カゴ釣りにおいて切り離せないリール。
アブガルシア、アンバサダーについての書き込みです。 突然の質問ですが貴方は「水」が怖いですか?
ちなみに僕は怖くて怖くてしかたないです。
「水」は陸上の生物の生命に必要不可欠な物ですが、それと同時に簡単に陸上の生物の生命を奪う物質でもあります。
磯の釣り人なら高波に死を覚悟した瞬間は一度はあると思いますし、
渓流釣り師なら膝上の流れに恐怖した記憶は必ずあると思います。 かつての中世ヨーロッパでは錬金術というものが盛んに研究されていました。
それは世界は五大元素(火、水、土、風、空)で成り立っており、それを人間がいかにコントロールするかという学問でした。(時代により多少解釈ちがいますが、釣り板なので、まあそれは置いておいて。)
何が言いたいかと言うと、このように「水」というのは世界を構成する重要な要素であり、人間の生命維持に極めて重要であると同時に、人間の生命を簡単に奪ってしまう極めて恐ろしい物質でもある訳です。 釣りの歴史というか、起源というものはその恐ろしい「水」にいかに距離を取るかとの闘いの側面でもあると言えます。 極々初期は竿の長さを長くして
人間な安全な陸にいながら魚を狙うという物でした。
しかし釣り道具の進化によりリール、すなわち糸巻きというものが考案されさらに深く、遠くの魚を狙うようになりました。
世界最古のリールは中国の絵に描かれた、小船に乗った人がリールらしき物を付けた竿を持ってっていたようです。これはおそらく、船を利用し、竿の長さよりはるか深みの魚を狙う為のものでした。
さらにヨーロッパではフライフィッシングというものがありました。
これは教会の修道女が考案した釣り方云々と言う歴史があるようですが、それは今回あんまり関係ないので省きますが、
フライフィッシングというのは竿の長さの何倍もの糸をリールに収納し、それをあらかじめ引き出し、特殊な投げ方により遥か遠くの魚を狙う為の釣り方でした。 これらからもわかる通り、
釣りと言うのは魚という、極めて栄養価の互い食材をなんとか安全に効率よく、安全に採取するための試行錯誤の繰り返しでもあると言えます。 ちょっと自分、酔っぱらっていて話が無茶苦茶になってしまいましたが、
何が言いたいかと言うと、釣りと言うのは「水」と言う恐怖の対象を克服しつつ、安全に確実に効率よく栄養価の高い魚と言う食料をえる為に進化してきた側面があります。 リール、つまり糸巻きの発明により釣糸を竿より長くする事が可能になりました。
最初期は片軸リールと言われるものであり、単純に糸を収納するだけのもので基本的には竿の長さより深い棚を狙う為の物。現代でもヘチ釣りやイカダ、カセ釣りなどに使われています。
例外的なのはフライフィッシングで片軸リールで有りながら遠い距離を狙う為に使われています。 その後両軸リールが発明されましたが、初期は片軸リールの強化版と言った所で基本的には深い棚を狙う為の物でした。
その後両軸リールはスプールの回転を制御するブレーキと言うものと、ハンドルとスプールの繋がりを断続するクラッチ機構の発明により仕掛けを投げて遠くに飛ばす用の物になりました。
また、現在のリールの主流であるスピニングリールは製糸工場の糸巻きの機構をヒントに発明され、開発当初から仕掛けを投げる事を念頭に開発されました。
他にもスピンキャストリールなどの特殊なリールもありますが、基本的にはどのリールもより深く、より遠くを求めて発明され、進化してきました。 大昔に和歌山で紀州釣りをしてる老人を見たんだけど、
リールを使わず水を張ったタライに糸を回収してたぞ
タライの中で円を描くように糸を沈めてた 主が全然来ないな
アンバサダーの話楽しみなんだけど
ドラグ機構や遠心ブレーキの開発の話とかありそうだから早く帰っておいで >スミレジンさん
たまには来て続きをお願いします。
今また最初から読み返していますが、解りやすく楽しく読めます。
スミレジンさんの経験や知識をもう少し分けて欲しいのです。
気長に待つのでお願いします。
ageさせて頂きますね。
6メートルの釣り竿で下着を一本釣りしていた男を逮捕 京都
http://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/news/1591378498/
268 エンケラドゥス(沖縄県) [GB] ▼ New! 2020/06/06(土) 17:00:45.20 ID:nAzb9e3t0 [1回目]
ダイワトーナメント制覇1.2-60は重量211g
しかも強い張り先がぶれず持ち重りしない設計でまさに下着の為に生まれた名竿
カーボン100%のロッドは、つなぎ(固める物)無いの? それは別
国産小麦粉100パーセントを謳ってるパンや麺でも水が無きゃこねられないし整形出来ないでしょ? >>387
レジンが繋ぎで、焼入れ時に余分な物が無くなるみたいな😅 カーボン100%ってグラスが入って無いって意味じゃね? 昔のNFTがカーボン100%の竿を出してたよ
今は穂先周りの柔軟性を確保するためグラスを入れてるんじゃないの
グラスの伸び率はカーボンの倍くらいあるから、小さいRに耐えられる グラスやカーボンに変わる素材がそろそろ出て来ても良いな これだけ経っても出ないと言うことは期待出来ないかもね
出るとしても釣竿の素材に使われるには他の工業製品に実用化されてからだろうし
と言うかカーボンより軽くて強い素材が出て来ても値段が1.5倍とかならカーボンでいいかなって感じ 20年以上前のカーボン渓流竿は穂先がよく折れたんだが今の竿とかどうなの?
穂先の技術は変わってないの? 最近流行りのUDグラスってどうですか?
カーボンやボロンはたまた在来のグラスやバンブーと比べて使用感知りたいです。 UDグラスって縦方向だけでそれだけでは柔らか過ぎるからカーボンで補強したらるんだよね
カーボンの割合や巻き方で随分変わりそう
UDグラス使用でも、10年くらい前のシマノファイナルディメンションなんかは柔らかかったけど、近年のレジットデザインのグラスは結構硬いし 釣竿の材料は鉄、竹、グラス、ボロン、カーボンの順番だっけ?
カーボンになってからもソリッドとか4軸とかX巻きとかで変わって来てはいるみたいだな 補強材といえばチタンやケプラーやPBOもあったな
最近だとナノアロイとかCNTの混ぜ物で強化してる竿も >>399
ありがとう御座います♪
そう言えば昔..
Daiwaからアモルファスウィスカーとか出てたけど..
ナンだったのだろう。 リョービもプロターゲットかなんかでアモルファスのロッドを出してたよな ネオグラスロッド出ないかな
丈夫で張りがあり、よく曲がる >>404
Daiwaのリニューアルされるシルバークリークがそんな感じかな⁉ >>402
アモルファスウィスカーという単語がもう昭和レトロですわ グラスは終了へ向かうよ
まぁ、完全には無くならないとは言え。現状で良い素材が廃盤になっていっている流れだから
要は釣具に限らず、さまざまな分野でグラス素材そのものが求められなくなっているから縮小していくって事
残念ながら釣竿ごときのために新しい技術を開発したりしない >>415
アングロ&カンパニーとモーリスは辞めないと思う! グラス素材はスマホなら3Gみたいなものか
4Gのカーボンが普及して停波すると
5Gや6Gの素材はまだかな? >>420
昔流行ったボロンは重いから、ゲブラーとかどう? ケプラーは加水分解と紫外線劣化の影響があるから
あまり好ましくないだろうなぁ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています