釣竿のテクノロジー
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現代の釣り竿はカーボンロッドが主流ですが、 高弾性カーボン、低樹脂カーボン、4軸カーボン、ナノアロイカーボンなどなど様々な技術が使われていますが 実際どういう技術で何がどれくらい違うのか、釣果にどれくらい影響するのか、メリットは何か、デメリットは何かを明確に知っている釣り人って少ないと思います。 ブログなんかをみてもかなり適当な記述が多いですし。 メーカー側もあえて語らず感性的な表現で濁していると思います。 なんかすっきりしないのでスレ立てしました。 釣りの起源 魚釣りは太古の昔から世界各地で行われてきましました。 日本では縄文時代から鹿の角を使った釣り鉤らしきものが出土してます。 平安時代は貴族の遊びだったり、戦国時代は武士のたしなみだったり、江戸時代は道楽者の趣味だったり、明治時代は変わり者の上流階級の遊びとして など、漁師の生活の糧として以外にも釣りは行われていました。 ただし、ほとんどの時代では漁を生活の糧とするいわゆるプロ以外は上流階級、貴族など特権階級の遊びとして行われていただけで、一般庶民のレジャーとしては昭和の戦後になってからのようです。 釣り竿の素材も最初期はただ仕掛けを水際より奥に届ける為だけで ただの木の棒だったそうです。 それから、軽さ、長さや反発力などから竹竿が長く使われ、鉄などの金属竿が使われたりしていました。 それからガラス繊維を樹脂で固めたいわゆるGFRPが出てきて大衆化し、 カーボンロッドが登場して一気に大衆レジャーとして爆発的な人気レジャーになりました。 中古竿ばかり買っているが基本的に古いのは劣っているよ 釣果の話は要らなくない? 最新の高級アジングロッドより30年前の1000円竿でサビキした方が釣果いいのはわかっている >>4 こまけーことを語って楽しむスレなんでそんな事言わずに >>5 新しい竿と古い竿でどんな所が違いましたか? その違いはどんな技術からくるものなんでしょうか? それをメーカーやプロ、テスターではなくユーザー目線で議論できたら良いなと思います。 >>6 釣法が違う竿の釣果を比べてもしょうがないですが、 アジングロッドの旧式と最新のもの、 サビキ竿の安物と高級品を比較してどんな技術があるか、釣果がどうかわるかは意味あります。 >>7 ナノアロイがどういうものか知らない時にナノアロイロッドを使った感想は 硬い割りに良く曲がる竿だなって感じでした。 後日ナノアロイを調べた所、そういう技術みたいなので 先入観なしに使って体感出来ると思います。 ただ、ナノアロイ技術以外でもそういう味付けにしてナノアロイロッドをアピールしているのかもしれないので なんとも言えませんが >>10 色々と問題になったみたいで 今では特殊コンセプトになったようですね。 特殊なブランクス構成により 中弾性カーボンと高弾性カーボンの良いとこ取りのような竿に出来たとありますが どう特殊なのかはブランクスメーカーの最新技術であると同時に構成は企業秘密なので明かせないとあります。 ただ、そうなるとオリジナルロッドを販売している所は全て「特殊構造」になるわけですよね。 どこの所もブランクス構成は独自に構成している訳ですし。 個人でブランクス素材を組み合わせて自作してても「特殊構造」なわけですし。 誇大広告うんぬんは自分はどうでもよいかなーと思うんですけど、 自分の興味としてはどういう技術、仕組みでその特殊構造を実現したのか、 また、定量的なデータで他社のロッドとどの点がどれくらい優良なのかをしめして欲しいなと感じます。 ここのメーカーに限らず釣り竿の売り文句って「シャープな操作感と圧倒的なパワーと粘りとしなやかさと感度と食い込みが抜群に良い軽い竿です。」みたいな感じで「なんかスゴい事書いてあるけど、何がどれくらいスゴいのか全然良く分からん」てのが多いんですよね。 ダイワの磯竿でVIP磯ってのがあったが今のトーナメントはそれに近いらしい 近いってことは若干劣るのか?何年前の竿だよ! 製法は進化してもカーボンのグレード差を超えるほどではないのだろうな メーカーはごちゃごちゃとなんちゃら製法で〜とセールストークで釣り人を騙しているが結局素材なんだろうな >>13 どちらも使った事ないのでなんとも言えませんが 釣竿の高価格、高性能化は90年代後半で一段落した感じは否めないですね。 それ以降はハイエンド機種を以下にコストダウンするか、同じ性能を安くだすか、バーサタイル性、耐久性に振るかを重視した竿作りになっている気がします。 カーボンロッドの話をしますね 現在釣竿はカーボンロッドが主流ですが そもそもカーボンとはなんでしょうか? 雑誌なんかではアルミより軽く、鉄より強く、理想的な反発力を持つ素材 なんて書いてありますが。 まあ、間違ってはいませんが厳密に言うと間違っています。 釣りをしていて、釣竿にこだわり、興味がある人なら知っていて当然、当たり前の知識ですが、あえて基礎から書いて行こうと思います カーボンロッドのカーボンとは 要は炭です。 原子記号C、バーベキューに使う炭と同じです。結合の仕方によってはダイヤモンドになります。 その炭素を特殊な状況化で繊維状に加工し、樹脂で固めたものが 釣竿に使われる炭素繊維強化樹脂、CFRPと言われるいわゆるカーボンです。 カーボンと一口に言いますが 繊維の種類、樹脂の種類などによりさまざまな種類があります。 まず、炭素繊維の種類ですが 大きく分けてピッチ系とPAN系があります。 ピッチ系は石油のタールを原料とし、 高弾性から低弾性までさまざまな設計が出来る素材です。高価格で主に軍事用途や宇宙工学、釣竿でも極々一部の高価な竿や鮎竿など限られた用途に使われます。 釣竿に使われる一般的なのは PAN系です。 これはポリアクリルニトリルと言う樹脂を高温、脱酸素状態で処理し炭化したものです。 ピッチ系に比べると高弾性率のものは出来ませんが、それでも60tクラスまでは出来るので一般的な釣竿用途としての炭素繊維は十分です。 一番感度が良くてばれにくいのは グラスソリッドだと思う。 重いが。 >>13 VIPは現行トーナメントに程遠い印象ですなあ 曲げたら曲がるけどもう少しパワーあってもって感じそれにしゃきしゃきしてないし持ち重りもする ダイワの磯竿で古くても良いのはトーナメント制覇だなあ どちらも中古で入手して手離したから無いけどね >>8 技術は良く分からんですね同じ技術でも時代や値段でも変わる印象 例えばSVFカーボンってあるけど同じSVFでも時代で違う質感だしトーナメントもオレガもDXRも王牙もSVFだけど全然質感が違う 設計の違いは当然あるのだけど感触としては材質そのものの違いに感じるわけですよ 新しいのと古いもの違いは基本的な事だけど強い竿は重いし軽い竿は弱いですよね あと磯竿だと操作性と釣り味って両立しにくい要素がある 高価な程、新しい程、両立させていますね >>21 SVFは要は低レジン技術ですから 基本のカーボンシートを軽量、高弾性率化、高感度化するもので 基本になるカーボンシートが変われば印象はガラリと変わるかと思われます。 初期のSVFは軽く、張りがあるけどやたらと簡単に折れてしまうと言う評価が多く、竿の扱いに長けた上級者向けの技術と言う印象でしたね。 だから90年代後半くらいまでは ダイワはシマノに比べ軽く、高感度だけど折れやすいなんて言われがちでした。 >>20 手元にブルブルとくる手感度と言う面で見れば穂先はカーボンチューブラーが一番になると思います。 あとははダイワのSMTやシマノエキサイトトップが手感度に特化した技術ですね。 ただ、手感度はラインからくる振動を減衰させる事なく穂先から手元まで伝達する事で感じられるものなのでブランクス自体も軽量で張りのあるものである必要があります。 穂先がピクピク動くような目感度と言う面ではグラスソリッドが良いと思います。ただ、グラスソリッドは目感度、食い込みは良好ですが、アワセの動作をかなり大きく入れないと掛からないのでスタイルや対象魚によっては使いにくいと感じるかもしれません。 上記二つの中間的な特性としてあるのがカーボンソリッドだと思います。 >>19 の書き込みで60tカーボンとありますが、これはカーボンの強度を表します。 釣り竿業界では明確な定義は決まってないのですが、概ね20t前後が低弾性、 30t前後が中弾性、40t前後が高弾性、 50t、60tは超高弾性なんて表記になりがちです。 ちなみに「弾性」と表記されがちですが正確には引っ張り弾性強度や弾性率、つまり力を加えた時の歪み難さ、元の形状への戻りやすさを表しています。 カーボンのt数が上がると高強度、高弾性になるわけで、軽く、張りのある竿に仕上がります。 ただ、ここで言う「強度」とは折れにくいと言う事ではないと理解する必要があります。 カーボンに置いての強度とは力を加えた時の歪み難さ、変型のしにくさで 粘りとは違います。 例えばですが、棒状に整形したクッキーとゼリーをイメージして下さい。 クッキーは硬く張りがあり、少々力を加えたとしても変形しません。しかし強い力を加えるとボロッと破断し折れてしまいます。 これがカーボンに置ける「強度」「弾性率の高さ」です。折れにくさではなく変形しにくさ、歪み難さを「強度」「弾性率の高さ」と表現します。 対してゼリーはやわらかく、クネクネと曲がってしまいますが ぐにゃりと曲げたり、ひねったりしても千切れたりはしづらいです。 カーボンではこれを破壊靱性の高さと表現します。 ようは折れにくく、粘りがあるわけです。 カーボンではこの強度、弾性率いわゆる変型のしにくさと、靱性、いわゆる粘り強さはトレードオフの関係にあります。 変型しにくい竿、つまり張りのある竿は折れやすく、 粘りのある竿、つまり良く曲がる竿は 張りがなくなります。 素材としてのカーボンの基礎知識としてはこんな感じです。 簡単にまとめると硬く張りのある竿は折れやすい、 柔く粘りのある竿は折れにくい。 現在、素材としてのカーボン、炭素繊維強化樹脂を作っている所は日本の3社でシェアが7割程だそうです。 釣竿を作っているメーカーは これらから炭素繊維強化樹脂のシートを購入し、自社工場で作るか、 もしくは設計は自社で行い、外注で工場に作製してもらう。 または工場で作製したブランクスを購入し、要求性能に合わせて組み合わせるなどして釣竿を作りあげます。 >>29 >>29 上記の3社とは、どこでしょう?教えて下さい。 >>31 ありがとうございます、それでは各炭素樹脂メーカーによる違いなどご存知ですか? >>32 釣竿メーカーがどのカーボンメーカーのどの素材をどこの部分使っているかほとんど公表していないので なかなかわからないのが現状です。 たまに公表されている製品名で、 ナノアロイカーボンは東レ、ファインクリスタルカーボンは日本グラファイトカーボンなどがわかりますが メーカーによる違い、特徴となると難しいですね。 ていうか何でメーカーは曖昧でファジーでふわふわした 感性 による言葉だけで説明しちゃうの? 作ってんのはバリバリの理系なんだからそういう人らの正確な話が聞きたいんだが。 勿論企業秘密抜きで構わない、普遍的な話で構わないのに ロッドに於ける トルク というのは何か? 回転運動する物体に対して用いられる英語を何故ロッドに適用させたのか? トルクをどういう意味合いと文脈で使って消費者に何を伝えたいのか? カーボンそれ自体はほぼ劣化しないというのは本当か?水、紫外線、曲げ伸ばし、これらに依っても劣化の程度は誤差で、カーボンを固めているレジンこそが劣化するのだそうだ。 一つの竿を長く使っていると感度が落ちる、何かダルい、コシが抜けた気がする・・・・ これらはカーボンの劣化では無く、取り付けられたガイドが緩む事によるものだと一説に言われている。 米国でもトルク表現は使われてる 要は広義で回転や曲がりを伴う際の瞬間的な力ということでしょ 感性的な表現が多いのは必ずしも数値化して性能評価できるわけではないから 例の"特殊構造騒ぎ"で示されたようにリフト写真を見ても相対的評価ができない消費者の方が多く、たとえ数値化したところで訴求力もない 実のところは知らないが、仮に「低中弾性メインのハイテーパーコンポジット」といっても破断強度のメリットよりダルさの印象を受ける人の方が多いだろうし、バランスよりも重量で判断されると思う >>34 ホント同意しますね。 最先端の素材と技術で作っていながら 売り文句は胡散臭い宗教のようなレベル。 そのうち「この竿を買ったら魚は釣れるわ、宝くじはあたるわ、彼女は出来るわ、虫歯も治るは最高です!」なんてことにもなりそうですよね。 感度や張りなんかはある程度数値化出来ると思うんですよ。 今使っている竿より、もっと繊細なアタリが取れる竿が欲しいとなった時、 カタログを見るとほぼ全てが「高感度!」って書いてあったりしてユーザーはどう選べば良いかわからない。 自動車で言ったらスポーツカー、セダン、ワゴン、軽自動車まで全てが 「圧倒的な馬力と最上の乗り心地、驚異的な積載性と経済性」って売り文句になっているようなものですよね。 今乗ってる車からもう少しこうしたいと思った時に何を選べば良いかスゴくわかりにくい。 >>35 ロッドに置けるパワーやトルクと言う表現も曖昧ですよね。 竿自体は動力装置ではないからパワーやトルクと言う表現は本来ない訳ですし、 魚が引いて竿を曲げたあと、釣り人が竿を立てた時、自分の力+竿の反発力で魚が浮いたり、寄せたりする力の表現をパワー、 魚が引いた時、竿が曲がりきらず反発力を魚に伝え続け疲れさせるような力をトルク。と言うような感覚で自分は想像してますが、 プロやテスターでも同じ言葉を違う意味で使っているような気がするので何となくスッキリ理解できないですね。 他にも、タメやシャープさなんてのも 同じ言葉を違う意味で使われている気がします。 それと今売られてるロッドの98%の謳い文句に、先端はファストテーパー気味でよく曲がり、強力なバットパワーがあるのでランカーとも余裕のファイト(笑)が可能 更に超高感度カーボンにより地形の把握も容易! とか書かれてんのwwwwwww でもそういうロッドが、バス用の短めならまだしも、ことキャスティングがメインであり巻きの釣りであるシーバスロッドだとデメリットも多いことは意外と知られていない >>36 繊維自体も劣化しますが、その前にレジンの劣化、ガイドの接着の劣化の方が早いので気にするレベルではないって言うのが真実ではないですかね。 新品時には硬すぎて、ヘタってからが本来の調子になるなんて言われた磯竿もありましたし、何が正しいのか良くわかりませんね。 カーボン99%超高反発先調子ロッドが今のシーバスロッドの9割くらいを占めてると思うんだけど、実はそういうロッドって初心者にとって凄く使いづらいんだよね。 俺も始めたばかりの頃にその特性もよく知らずに振ってえらい困惑したもの。とにかく投げづらい(笑) 一回ごとに精神集中して全身のフォームをくまなく意識して ベリー付近に重さを乗せるように一瞬で振り抜く! しかしその幅の狭さって言うのかな、良い感じで投げられるスイートスポットが物凄く狭い、「ピーキー」な設定になってんだよね。 そうじゃなくて、ゆーっくりテイクバックしてよーっこらっせ! っていうお手軽キャストの方が楽なんだけどねぇ。 それと上でも書かれてるけどそういうロッドは軽くて高感度だけど粘り(靭性)が弱いから一気にパキっと折れやすい!これ、初心者にはキツイと思うなぁ・・・・ ちなみに今はモアザンブランジーノとエキスパートを愛用してんだけどさ(笑) 物凄く良いロッドだよ、それは間違いない。(折れたことも無いし) ただ、メリットばかりでも無いということですな。 昔ダイワが20万円くらいするSVS使用の鮎竿で、同社の他の鮎竿と比較した アタリの伝導状況を線グラフで表示していたことあったけど、数千円から 1〜2万程度の竿ではそんなことをやる必要性を認めていないんじゃないかな。 要は消費者が勝手にイメージを膨らませて買ってくれればいいわけで、例えば、 ウイスキーやワインと同じような感じなんだろうと思う。 アモルファスウィスカー懐かしいな カーボウィスカーってのもあったな >>42 そうなんですよ! そういう情報がメーカーからは何もないのが問題だと思います! 高価で高スペックな竿=釣れる竿って風潮ですが、高価で高スペックな竿って条件が限られる物が多いですよね ユーザー側も「高価な竿なのに使いにくいと言ったら初心者に見られるかもしれないから誉めておくか」って感じで高い=絶賛するレビューを出しがちですが、やっぱりそうじゃないと思うんです。 本当に色んな条件で釣りをする貴方のような人が満足する竿こそ、上級者、プロが求める竿だと思います。 >>43 ダイワは比較的色んなデータを出して て、自社比ですが進化が分かりやすいですよね。 ちょくちょく「それはホントに意味あるの?」と疑問に思う技術もありますが、これだけの大手メーカーがドンドンチャレンジしていく姿はユーザーにとってありがたいです。 多少疑問がある技術でも応援したくなるメーカーがダイワですね。 ブランジーノやエキスパートって、ラテオやラブラックスの上位互換かと思いがちだけど実はそうでは無かったりする。 ラテオの方が潰しが効くというか汎用性があるというか使い勝手が良いというか初心者向けというか少し ダルい くらいが丁度良いというか・・・・ 上記の最上位モデルは実は特定の場所やタイミングに於けるアジャストを狙った 細分化 モデルだったりするんだよね。 まぁこれは某らおブログの受け売りでラテオ使った事は無いんだけど(笑) 「良い竿が高い竿とは限らない」 「高い竿が良い竿とは限らず、自分に合うとも限らない」 近年のハイエンドモデルの共通点「3K」 軽量 高感度 高反発 このトレンドの火付け役、且つ今尚牽引しているのはダイワだと思われる。 確かに3Kロッドはその操作性の良さから、あたかも釣りが上手くなった様な気がする。シーバス釣りはロッドを振っている時間が大半である場合が多い。故にキャストだけで満足出来るロッドは評価が高くなる。 しかし、3Kロッドは魚が掛かった後にデメリットが目立つ。専ら薄いカーボンを太めに巻くことでバット強度を上げている3Kロッドは、 バットまで曲げるとその反発力で魚が暴れがち。かといって魚の挙動に合わせてドラグ調整をこまめにやるのは、ロッドコントールに集中できない。 ””流行りのハイエンドロッドは「魚を捜すまでのプロセスを重視したもの」である場合が多い”” 魚のいる場所にルアーをピンポイントで落として、小さなアタリをあわせて掛ける様な釣りをしている人はどれだけ居るだろうか? バス釣りと異なり、魚の居る場所が特定し辛く、バイトが極端に短いシーバス釣りにおいては、この釣り方が出来るのは一部の玄人だけだと推測する。 魚の居そうな場所にルアーを通して、重さが乗った後に合わせを入れて釣る人の方が多いのでは? だとすれば、 感度やアキュラシーは必要最低限あれば良く、フックに掛かった貴重な1匹をキャッチする確率を挙げられるロッドの方が釣果は伸びるのでは無いだろうか? 次第にヤマガブランクス、ダイコー、ゼナックの様な曲がって粘るに定評のあるシーバスロッドに惹かれる。 「ダイワ、シマノ規模の企業が出す商品に、マイナーメーカーが太刀打ち出来る訳がない。」 しかし、同じブランクでもガイドセッティングで特性が変わり、その良し悪しのジャッジはフィーリングが大部分を占める。リールと違って、部品点数も少なく、 設計自体が比較的容易であり(と言うとメーカさんに怒られそうですが)、数値化出来ないロッドという曖昧なジャンルでは、企業規模とロッドの良し悪しは比例しない。 企業規模がものをいうのはアフターサービス面。(免責金額/部品の安定供給/サポートレスポンスの速さ しかし、この趣味が長い人には重要視されない部分かもしれない。 魚が掛った後、ロッドを煽ると魚が急に走り出したり、エラ洗いしたりするロッドは良いロッドとは言い難い。具体的に言うと反感を買うかもしれないが、アピア風神がまさに此れだった。 魚の動きが直接伝わってくるのは楽しいものの、ロッドで寄せようとすると魚がさらに暴れ出す。少しサイズが大きいと手元がバタつき、 ロッドだけでは魚の動きを吸収しきれない。すると必然的に魚のサイズや引きに合わせてドラグ調整や、足でクッションすることが必要になってくる。 以前からベタ褒めしている、ペナペナになったGクラフトのミッドウォーター972TRはセイゴからスズキクラスまでほぼドラグ調整を要さない。ランカークラスの大物で無い限り、 手元がバタつくこともほぼ無いに等しい。今の自分の中では良いシーバスロッド。 逆にGクラフト モンスタージェッティ1002TRはバットが超高反発、且つファーストテーパーということもあり、魚のサイズや魚との距離によってドラグ調整がマストになってくる。 激流でのランカーサイズ対応なので仕方ないが、レギュラーサイズ以下を釣る際はヒヤヒヤするシーンが多々ある。 幅広いサイズのターゲットに対して、ロッドの柔軟性で魚に過度な負荷を与えず、暴れさせない。 コレが良いシーバスロッド。 そういえば、コアマンの泉氏が磯竿でバラシ激減を謳っていた…。極端な例ではあるものの、今なら共感できる。 使い分け ””操作性が高く、魚を探す事を目的とするロッドをサーチロッド”” ””柔軟性が高く、魚を獲る事を目的とするロッドをキャッチロッド”” と勝手に名付けてみる。今まで自分が求めてきたのは、サーチロッドばかりだった。 理想を言えば軽くて高感度で柔軟性が高くパワーがあるシーバスロッドが欲しいが、そんなロッドは無い。謳い文句に乗せられて中途半端でどっちつかずのロッドを買うくらいなら、 初めての場所や、パターンがわからない時にサーチロッド 釣り方が分かっている時はキャッチロッド と言うように、2種類のロッドを使い分けたいところ。 >>45 アモルファスウィスカーは金属の髭状の結晶をカーボウィスカーは炭素のそれをブランクスに混ぜ込んだものでしたね。 なかなか詳細が出てきませんが カーボンメーカーからそういう素材が出てたようではないので プリプレグ自体に混ぜ込まれたものではなく、カーボンシートを重ねる際にそれらを挟み込んだものなんですかね。 いずれにしても現代ては失われた技術のようですが なんつーか・・・・シマノのシーバスロッドはイマイチっすね。人気無いっしょ?エクスセンスとか使う前から高反発なだけの竿だって感じするもん。 シマノはバスロッドの方がよほど有名だよね。ワーシャ、ポイズン、バンタム、スコーピオン他。キッズの頃にこれらのタックル使ってたオジサンも多いハズ。 それに比べてシーバスは少し劣るかなぁ・・・ シマノだって最強最高のロッド作ろうと思えば造れるはずなんだけどねぇ・・・ だって、ジギング用に低弾性で物凄く粘る竿とか作ってる訳でしょう? それを応用して低弾性だったり、グラスコンポジットの巻きの釣り用のシーバスロッド、絶対造れるはず。でも作らない・・・ 需要が無いから・・・? いや、それは無い。ヤマガやテンリュウやFishmanやノリーズを始めとした粘りのロッドは大昔からかなり一定の需要があり続けるのだから。 というかそれはダイワにも同じことが言えるが・・・・ やっぱりダイワもグラスコンポジットシーバスロッドは全く作る気配無いですね。 何故なんだろう・・・? 上記はスレタイとはズレた話なのは承知してるけどどうしても言いたいんですよ僕ゥ!だって投げづらい竿嫌なんですもぉおおん!集中力すぐ切れちゃうよ〜 >>29 残りの3割のメーカーってどこ? シェアは少ないけど日本の3社より良い製品を作ってるメーカーってあったりする? >>54 7割りと言う数字も世界でのカーボンのシェアでして釣竿でのシェアは調べられないのでわかりません。 残り3割は沢山あるので検索をかければ出てきます。 良い製品とはどういうものでしょうか? >>56 グラスロッドも切り込みたいんですが 自分がグラスロッドをほとんど持ってないので書き込むような知識がないのです。 グラス竿で腰が抜けた方が釣趣が良くなると聞いたが、 科学的にはどうなのさ? >>60 釣趣って主観ですからね。 科学的にはどうなんでしょうか? 予想すると新品時は対象魚の最大サイズに合わせた張りが適度にヘタルことによりレギュラーサイズでも引きを楽しめるとかそんな感じなんじゃないかな〜とか思ってます。 グラス竿に限った訳ではないですが。 >>58 7割って釣り竿以外も含めてってことなんですね。 分野によってはシェアが変わってくるかも知れませんね。 軽量、高反発、高弾性、高感度なのに丈夫で粘る製品があれば良いなとは思う。 >>50 テーパー&シェイプのナモトは魚をバラシにくくて良いですよ。 >>62 釣り業界と言うか釣り竿業界と言うか 企業秘密が多いのかなかなか情報が出て来ないんですよね。 メーカーに「この技術はブランクスのどの部分に使われてますか?」と問い合わせても「公表してません。適材適所に使われています」で終わりですし 過去の技術の詳細を尋ねても対応する人自体が知らなかったり、理解していなかったり。 旧モデルと現行での変化や進化などを調べても詳細を記録している資料を見つけるのに一苦労です。 素材となるカーボンシートなんてどこを使っているかほとんどわからず、 ナノプラスカーボンやファインクリスタルカーボンなど希にでるカーボンメーカーの商品名から どのメーカーを使っているか推測するしかないのが現状です。 少し話はズレるが、俺はロッドは自分のとこの窯元を持ってて設計から製造まで行ってる”ファクトリーブランド”みたいなとこからしか絶対に買わないようにしてる。 それが最もコスパが良いだろうからw 聞きなれないメーカーの竿を見たり聞いたりすると、それどこで焼いてんの?という疑問が真っ先に浮かぶね。 更に話はズレるが、バスロッドでダイワのスティーズ・ブリッツという竿があるんだが、これがガチの名作でね。 旧モデルなんでグラスコンポジットなんだがまぁ投げやすいったらないね。しなりと反発のバランスが素晴らしい。間違いなく歴史に残る名竿。 出来ればこのテイストで9.6くらいの2psロッドとか作ってもらえるとありがたいw >>62 軽量、高反発、高弾性、高感度 高弾性、高弾性はまあほぼ同じなので>>49 さんの言う3Kってヤツですね。 それ+粘り、丈夫さ。 釣竿、特に延べ竿(鮎や渓流)は昔から ホソ、カル、ピンが良いとされてきました。 要は細く、軽く、ピンと張りのある竿 。 と、言うのも昔の竹竿の時代の鮎竿は7mで1キロ近くあり、手元の太さも5センチくらいあったそうです。 その重く太い竹の鮎竿を扱えるのは 頑強なプロ、いわゆる、川漁師、職漁師だけでした。 それからグラスロッドの時代になっても価格は下がったけど重量はそんなに変わらなかったようです。 で、その時求められた竿がホソ、カル、ピンだそうです。 竹やグラスファイバーは粘りはありますから。とにかく細くて、軽くて、ピンと張りのある竿が求められたんだと思います。 それからカーボンロッドが登場します。 カーボンロッドは竹やグラスファイバーより強度があるため、細身で作る事が出来、なおかつ軽量で張りがあり、 高度成長期の釣りブームも手伝って ドンドン普及していきました。 ○○トンカーボンのような高弾性率素材や炭素繊維率90何%みたいなスペックを競うようにメーカーも売りにして とにかく細くて、軽くて、張りのある竿を作るようになりました。 ただ、これらの竿は、釣り人が求めに求めたホソ、カル、ピンな竿でしたが、高価な割りに簡単に折れ易い竿でした。 80年代後半から90年代半ばまでのバブル景気であればそういう竿もバンバン売れてバンバン折っていても、「釣り人が未熟だから」で済んだんでしょうが バブル崩壊後の不況では「んな高い竿がバンバン折れるのおかしくね?」「ホソ、カル、ピンもいきすぎたらつかいにくくね?」 ってな反動もあり、今度は「中弾性」がキーワードになりました。 中弾性率カーボンを使った釣竿の売り文句は大抵「張りと粘りを兼ね備えた」とかになりますが、要はどっち付かずで中途半端な性能になりがちす。 だから流行りのキーワードは中弾性率カーボンでしたが、 ハイエンドモデルは従来からあるパリパリ、キンキンの高弾性率カーボンを使った折れ易い竿になっていました。 昔から釣り人が求めに求めた ホソ、カル、ピンや3Kの竿でしたが、実現してしまうと、とにかく脆いと言う欠点が発覚して 「中弾性カーボン」や「グラスのしなやかさ」とか「竹竿の自然なしなり」なんてのが見直されたりして、なんだか皮肉だなあと思ってしまいます。 そして時代は >>62 さんが求めるような軽量、高反発、高弾性率、高感度でありながら 粘りと丈夫さを兼ね備えた釣り竿を開発するようになります。 2001年から山形大学と東レが共同研究で新しい高分子ポリマーを研究していました。 従来、強度を出せばクッキーのようにボロっと割れてしまう。ゼリーのようにしなやかにすると固くは作れない。 張りと粘りはトレードオフの関係にあり、中途半端に作ればまあまあ硬いけどそこそこしなやか程度にしかなりませんでした。 ところがその高分子をナノレベルまで細かく均一に混ぜる事でクッキーのようにカチカチなのに力を加えてもボロっと割れずにゼリーのようにグニャリと曲がる素材が出来上がりました。 その技術の総称がナノアロイテクノロジーです。 ナノアロイテクノロジーをそのまま使っている訳ではないそうですが 技術を応用して出来たのが2007年頃からある、メガトップ(ダイワ)やタフテック(シマノ)やタフトップ(日新)、スーパートップ(がまかつ)などの超分散で張りと粘りを従来より高めたカーボンだそうです。 そしてここ数年はナノアロイテクノロジーをそのまま使ったブランクスも登場して、従来は不可能だった張りと粘りが高いレベルで兼ね備えた釣竿が出来るようになりました。 >>74 超良スレ発見。sage進行で。 三菱や帝人はそれに準ずる技術は持ってなんですかね?オレが知らんだけ? 新素材が色々開発されてるから将来はグラスからカーボンに変わったように何か凄い革新がありそうで楽しみ。 >>62 バランスポイントでいかに妥協するかってものでそういうのは幼稚だわ 技術の進歩でバランスポイントが変わるってこともあるでしょ。 最近の30t〜65tカーボンって昔よりかなり丈夫になってるよ。 特に35tカーボンは凄く丈夫になった。 そもそも普通の人で カーボンのトン数 って何もイメージ出来ないだろw 頭に浮かんでこねぇもんw だって俺達はそのカーボンシートを直接手に触れて触ったことはないのだから・・・・ 高いトン数だから良いのか? 低いトン数でも自分に合うのか、それが大事だ >>75 他社でナノアロイ技術と同等なものは 今の所知りませんね。 釣竿メーカーもなかなかどこのカーボンメーカーを使っているか、どのカーボンシートを使っているか公表しないし。 カーボンメーカーから仕入れた素材を多少加工する事で「○○独自の技術」と表記しますから技術の詳細が分かりにくいのが現状です。 >>76 技術的ブレイクスルーがあれば 今までの常識を覆うような。素晴らしい竿が出来るかも知れませんね。 今あるカーボン竿が竹竿やグラス竿並みに時代遅れの素材になったりしたら 釣りはどんな風に変わるんでしょうかね。 ただ、現状で最先端なのはナノアロイ技術でしょうね。研究自体は2001年からですが、釣り竿に実用化、商品化されたのはここ2.3年です。 竹竿からグラス、カーボンに変わるまでにも穂先にクジラのヒゲを使ったり、鉄の竿があったり、ボロンで補強したり、ウィスカーなどの結晶化された繊維で強化したり、ケプラーを使ったり色んな素材が出て来たり、 また従来からのグラスファイバーや竹が見直されたりと色々な技術が出たり、消えたり、流行ったり、廃れたりとありますから、これからどうなるかワクワクしますねー 良スレですね トレカはTORAYかな? バスロッドですが竿の破断テストがYouTubeにあります https://youtu.be/gI3iGOufRQk 鉄=スチール製の竿あったな〜 あれどこのメーカーだったっけ? >>83 2本で1000円、錆びないステンレス ってやつか! >>86 それじゃない様な気がする。 鮎竿であったでよ〜( ´ー`) >>81 グラスファイバーやボロンだったりします。 釣竿のブランクスの繊維の種類、割合を表示するのは全国釣竿公正取引協議会に加盟するメーカーでは義務付けられています。 カーボン繊維を○○%以上ならカーボンロッド、ボロン繊維が○○%以上ならボロンロッド等の表記が出来るようになります。(何%だかは忘れちゃいました。 ボロンはかなり少なくてもボロンロッドを名乗れたと思います。) 思うにカーボンロッドが出始めの頃 ほとんどグラスファイバーを使用しているのにカーボンロッドと表示しているような粗悪なロッドがあった為、公正な表示としてブランクスの繊維の割合を表記するのを義務づけたのではないかと思われます。 現在ではほとんどのロッドがカーボンな為あまり意味はないのかなと思います。 よく「この竿はカーボン99%だから 95%のあの竿より硬く張りがあり高級な竿だ!」なんて言われたりしますが 現在の高弾性率のハイエンドロッドなどは高弾性率のカーボンシートを使用して張りと硬さを出して、必用な部分を積極的にグラスファイバーで補強していたりするので エントリ―モデルで中弾性率カーボンを99%使っているものより高弾性率のカーボン95%のハイエンドロッドの方が張りが出たりします。 だからカーボン比率が高い=硬く張りがあるとは言い切れず、カーボン含有率のデータからは釣り竿の性能を推し量る事は出来なくなっています。 >>82 おお! 素晴らしい、こういう実験動画は良いですねー いいね押しました >>85 ダイワのメタルトップはチタン合金ですね。 今まで、釣竿の簡単な歴史やカーボンいわゆる炭素繊維樹脂の基本的な知識、特性を書き込みました。 高弾性率カーボンや低樹脂カーボン、ナノアロイカーボンなどそれぞれありますが、これらはあくまで素材であり、優れた素材を使った釣竿=優れた釣竿であるとは言い切れません。 極上の食材を使ってマズイ料理を作る人もいれば、適当な余り物食材で極上の料理を作る人もいます。 出来合いの惣菜やレトルトをアレンジして本格的な料理を作り上げる人もいます。 また、趣味、感性の領域ですから最高の料理=自分が最高に美味しいと感じる訳ではないです。 次からは素材の調理の仕方、つまりカーボン素材が釣竿になるまでの過程を書いていこうと思います。 釣竿はまずどんな竿を作るかコンセプトを考えます。 長さはどれくらいか、どんなフィールドで釣るか?対象とする魚の大きさ、重さ、引きはどれくらいか? 対象とする魚はどんなアタリをだすのか?そのアタリを感じられる感度はどれくらい必要か。ユーザーはどれくらいいて、どれくらい売り上げを見込めるか?対象とするユーザーのレベルはどれくらいか?、ハイエンドなのか、エントリ―なのか? 状況に特化したスペシャリティモデルなのか汎用性を重視したバーサタイルモデルなのか? 食い込みやすさを重視するか?掛けやすさを重視するか? あちらを重視すればこちらが立たずのトレードオフになる関係もあり 何を重視して何を諦めるのか色々な想定をしてコンセプトを決めます。 そしてコンセプトが決定すると ブランクス設計士と言う人が そのコンセプトに合わせた竿の設計をします。長さ、テーパー、素材のカーボンシート、カーボンシートのプライ数(重ね合わせる枚数)、使う技術などを決めます。 そして、その設計に合わせたマンドレル(鉄の芯)を発注します。 マンドレルは釣竿メーカーが作製するものではなく、ブランクス設計士が指定した寸法でマンドレル専業の会社が作ります。 出来上がったマンドレルはメーカーの工場に持ち込まれ、ブランクス設計士の指定したカーボンシートをカットし、指定された方向、プライ数でマンドレルに巻き付けます。 また低樹脂カーボンなどはカーボンシートをカットする前に樹脂を絞り出しておきます(のしイカを作るようなローラーでグリグリ潰して樹脂を絞りだすらしい) マンドレルに巻き付けたカーボンシートの外側にセロファンのテープをグルグル巻き付けて釜に入れ加熱します。 釜と言っても炎がガンガンと言うわけではなく、カーボンシートの熱硬化性エキポシ樹脂が硬化出来ればよいので温度は100数十度程度だそうです。 ただ、温度の上げ方、時間などノウハウがあるようです。 そうして、出来上がったブランクスを寸法通りにカットし、研いたり、塗装したり、ガイドやリールシートを付けたりして組み立てたものが釣り竿になります。 釣竿はカーボンシートと言う最先端、軍事、宇宙工学などに使われるような素材を使うイメージとはうらはらに思っていたよりローテクと言うか手作り感と言うか職人の経験や熟練度などに頼る作られ方をしています。 これが現在の基本的な釣竿の作られ方です。 で、ここで大事なのは「ブランクス設計士」と言う方の設計です。この設計がいわゆるメーカー独自の技術であり、ノウハウであり、企業秘密であり 釣竿のテクノロジーの核心部分です。 これらのテクノロジーの仕組みを理解する事で本当に自分が必要とする釣竿が見えてくると思います。 まずは長さです。長さなんて「テクノロジー」と言う程のものではないかと思われがちですが釣り竿において一番大事な要素はまず何を置いても長さです。 マンドレルは磨耗するのでしょうか?もしくは何本程巻くと交換するのでしょう? ご存知のように、精密機器であるリールは事実上2社しか現実的な選択肢がなく「寡占状態である」といってもいいくらいですが、 ロッドは大きければダイワやシマノのような釣具界の「巨人」から、小さければヤマガブランクスやGクラフトのような「山奥の畑や林の中の零細」まで、 それどころか生産設備をもたないような会社まで、様々メーカーが存在しています。 それは何故かと言うと ・それなりの投資と経営規模は必要だが、最新鋭のハイテク機材は不要だし数百人の従業も不要 ・原材料である素材(ハイテク分野)の研究開発は不要(金銭で購入することができる) ・生産設備を持たずとも生産設備を所有する会社に作ってもらうことが可能 この3点に集約されると思います。 カーボンロッドのブランクメイキングは、ハイテクの「素材系ギョーカイ」でもなければ「大規模工業」でもありません。 どちらかというと、ローテクの「家内制手工業」に近いでしょう。一番のポイントである「原材料=カーボンシート」は、 それを本業としている他社から仕入れるわけで、カーボンシートの研究も生産も開発も釣具界には無縁なので基礎研究力の高さはそれほど要求されないからです。 「カーボン屋」といわれれば凄そうな感じがしますが、素材を買って加工しているという点をみれば靴屋とか鞄屋と同じ仲間です。 メーカーのパンフレットを始めとする宣伝を読んでみると「独自のカーボン技術が云々」なんてフレーズがよく登場しますが、 それは全部ウソです。 日々、我々アホなアングラーを騙すことに全精力を注いでいるアホな釣具メーカーごときが、カーボンファイバー技術のような最先端科学の領域のR&Dなんて出来るわけないじゃないですか。 彼らがいう「独自のカーボン技術」は、お金だして買ったカーボンシートを加工する技術です。 それだけです。 まんざらウソ100%というわけではないですが、当然、各ロッドメーカーは「独自のレシピ」でロッドを作るわけですから、 その表現方法だと自動的に全てのロッドメーカーが「独自のカーボン技術」を持つわけです。 拍子抜けしますよね? じゃあその原材料となる素材・・・カーボンマテリアルはどこから来るのかというと・・・素材屋からです。 東レとか三菱レイヨンとかです。 つまり、素材の段階では各メーカーは平等ともいえるわけですね。 ここでもう既に気がついた方もいると思いますが、東レなり三菱レイヨンなりから同じ素材を売ってもらえるなら、 中国だろうが韓国だろうが台湾だろうが日本だろうが、あとは加工技術と品質管理の差しかなく、その加工にしたって管理にしたってカーボン技術に 関わる多くの日本企業がその上記3カ国(+タイ・ベトナム・マレーシア)に生産拠点を長年展開しているわけで、その差は殆ど無いに等しい(実際は等しくないわけですが・・・)ことになるでしょう。 ここを見誤ると 日本製=いいカーボン=いいロッド 海外製=ダメなカーボン=ダメなロッド という、二十年前の感覚でしかロッドを見ることができなくなります。 勘違いしてはいけませんが、日本はモノづくりにおいては「グローバライゼーション」に負けた敗残兵なのです。 今後、日本がナンバーワンの工業国になることもなければ、日本の製品がナンバーワンの品質としてステータスを持ち続けることもありません。 もっとストレートにいうと国産であることに信仰心を持ち続けるのは「情弱」であるということです。 (釣具なんて、どこをどうみたって今でも世界一の品質なのにそれを武器にできない間に、日本の下請けとしてノウハウを蓄積してきた アジア諸国が振り向けば後ろにいて、日本の品質には到底及ばないものの、グローバルな視点においては 「十分な品質を安価で提供できるレベルにある」という、いつかどこかでみたデジャブなわけですよ(苦笑) ただし、日本の釣具メーカーの海外製品といっても A)日本工場のノウハウをそのまま持ちだしている日系資本の「いい海外製」 B)現地資本工場の下請けに作らせているだけの「ビミョ−な海外製」 二種あることは留意すべきで、その辺はやはり「日本製」の持つ安心感・・・存在意義が残されているところですね。 あと、釣具は「嗜好品」でもあるので、高級になればなるほど「どこで作られたか」にも商業的価値が出てくるようになります このように、カーボンロッドに対する「国産信仰」は過去のものとなり幻想となりつつあります。 (それでもやっぱりmade in Japanの響きが良く、選べるならばついつい求めてしまうものです) ここまで、日本の釣具メーカーには技術がないだの、日本は終わっただの、なんだかとっても酷い言いようになっていますが、違うんです。 日本の釣具メーカーにはカーボン素材の開発技術などは備わっていませんが、カーボン素材を使って釣りに最も適したテイストを表現する技術が備わっているんです。 よく考えれば、これがロッドにおけるコア技術ですよね。 日本の釣りを表現するには日本人の釣り人が関わるしか方法がありません。 その意味では「釣りが好きな技術系のにいちゃん」「釣りが好きな職人のおっちゃん」「何に使う道具かよくわからないけど指示どうり淡々と仕上げるおばちゃん」がいる限り、 日本のロッドメイキングは一定の域において安泰なのかもしれません。 何がいいたいかというと、ロッドメーカーが素材技術を「独自」のものであるかのように吹聴するよりは、シーバスと対決するためにどのようなフィーリングに仕上げたのか、 何故その方向性のロッドを作ったのか、その中身や苦労を語ってもらいたいということです。 How Fishing Rods are Made with Blackfin Rods In The Spread - YouTube https://www.youtube.com/watch?v=MXWtbRye4VU 日本ではこのマンドレルを作ることができるメーカーは1社しか存在しないようです。 1社です。 日本で1社だけ。 (もしかしたら「数社」かもしれませんが、非常に少ないという意味では同じこと) マンドレルを作る会社がここまで少ないのは技術的な要素もあると思いますが、どれだけ高精度が要求されるブツだったとしても、所詮は鉄の棒・・・ アメリカの釣具メーカーにもこうやってマンドレルがあるわけですから、アメリカにはアメリカのマンドレルメーカーがあり、ヨーロッパにも中国にも韓国にも台湾にもそれぞれの国のマンドレルメーカーがあるでしょう。 別に日本の「町工場の秘伝の技術・機械には作れない職人技が叩き出す精度」(←こういうフレーズを聞いて自己満に浸っているウチに負けたのが日本のモノづくりです)が必要とされる訳ではないはずです。 やはり、今の日本国内の需要がないのだと思います・・・ さて、このマンドレル、1本辺りの単価はシーバスロッドの場合、大体2ピース1セットで1万円くらいだとか。 意外とお安い(?)ですよね。 ただし、設計(仕様)はロッドメーカー側が仕上げて提出せねばならず、マンドレルメーカーに「こういうテーパーのマンドレル作ってよ!」なんて注文の方法はできないようです。 が、世の中にはシーバスロッドのみならず、様々なカーボン製釣竿が存在して、それらの釣竿メーカーは シーバスロッドの非ではないニッチなマーケットを相手にしているわけですから、金銭面からもノウハウ面からも「自社マンドレルを開発して所有すること」は思っているよりハードルが低いようです。 この動画で作られているロッドは1ピースなので巻いて焼けば終わりですが、シーバスなんかは大抵2から3ピース。 じゃあシーバスロッドは最初に1本を焼いてそれからカットして加工していくのかといえば・・・・ 違います。 それぞれのピース用のマンドレルがあって、別々に焼かれます。 マンドレルを1本1本焼いていたら埒が明かないので、まったく同一のマンドレルを10〜20セットくらいは頼むでしょう。 マンドレルを20セット買ったらもう20万。 一般的な同機種同レングス同パワーのシーバスロッドの販売数ってどれくらいですかね? 100本だと1本につき2000円のマンドレル代がかかります。 200本だと1000円 400本だと500円 ダイワのラテオQ96MLくらいメジャーなメーカーのメジャーな機種のメジャーなパワー/レングスのロッドだと400〜500本くらい初期ロット生産数としてありそうですが、 もっとマイナーなメーカーのマイナーな機種だと総生産数が100〜200本くらいじゃないでしょうか? 一部のシーバスロッドが高い理由にはこの辺の事情が関与してそうです。 要するに、より多くの数を作れば作るほどロッド1本につき上乗せされるマンドレル代は薄くなってロッドの単価も下がるはずなのですが、 シーバスロッドなるアイテムは1億2千万の人口がいてもさほど数がはけないわけです。 これが「OEM生産」の形態をとるロッドメーカーが多い理由、ひいてはOEMロッドが多い理由の一つではないでしょうか? 餅は餅屋ではないですが、もし作るとしたら・・・・ロッドを作るための施設をすでに持ち、しかも優れていると証明済みのマンドレルを ベースにロッドメイキングのノウハウを助言してくれ、あれもこれも至れり尽くせりの窯元にお願いしない理由はないでしょう・・・・ 一般的なシーバスロッドだと、24t(もしくはそれ以下)を低弾性、30t〜35tを中弾性、40t(もしくはそれ以上)を高弾性と呼ぶようです。 が、困ったことに釣竿業界では何トンから何トンまでのプリプレグを使っていれば低弾性というべきか、 何トンから何トンまでのプリプレグを使っていれば高弾性というべきか、明確な規定もなければガイドラインもありません。 また、その割合についても規定がありません。「中弾性9:高弾性1」のロッドでも「高弾性ロッド」と呼ぶことに詐称性はありません。 なので24tを中弾性と呼ぶことは可能ですし、30tを高弾性と呼ぶことも可能です。人やメーカーによって定義が異なるので、 「高弾性」や「中弾性」なる抽象的な言葉が出てきた場合は参考程度に止めましょう。 46tの素材を使用していると公言しているメーカーがあるので、46tの高弾性まではシーバスロッド界で使われていることが確認できていますが、 50t以上の所謂「超高弾性」の使用は聞いたことがありません。 もしかして存在するかもしれませんが、一般的にはシーバスロッドの性質には向かないようです(鮎竿なんかに合う)。 ちょっと難しくなったので、もう一度復習します。 ・トン数とは弾性の違いであって、カーボンの良し悪しの指標ではない ・弾性が高ければ感度がよくなるが曲がらない(折れやすい) ・弾性が高ければ低レジンの傾向があるので軽くなる (高弾性=低レジンではないことに注意) ・低いと感度はないがよく曲がるようなロッドになる(折れにくい) ・弾性が低ければ高レジンの傾向があるので重くなる (低弾性=高レジンではないことに注意) ・一般的には低弾性24t 中弾性30t 高弾性40tといわれる ・しかしそれは定義ではない ・シーバスロッドは複合弾性が使用されるケースもあり、90%の低弾性メインマテリアルに10%の高弾性補助マテリアルを使って「高弾性ロッド」と名乗るのも可 ここで一番重要なことなのはトン数というのはカーボンの弾性であるということ カーボン含有率とか、カーボン繊維の量ではありません。 つまりダイワのHVFとかSVFとかZSVFとかは「低レジン」の技術であって、「トン数」にはまるで関係ない話なのです。 低レジンであることは間接的に高感度につながりますが、極端な話をすると、高弾性だからといってかならずしも低レジンとは限りません。 現に、東レの場合、30t/35tで40tより低レジンのプリプレグがラインナップに存在しています。 http://www.torayca.com/lineup/product/pro_003_01.html トン数が高くて高弾性であるということは「低レジンである=軽い」という傾向があるだけで、必ずしもイコールしないことがわかります。 プリプレグは ・カーボン繊維 ・レジン(樹脂) から成り立っており ブランクの性質というのは、その2つの要素が合体した状態の話なのです。 トン数、つまり弾性というのは、プリプレグの中の炭素繊維密度の高さや樹脂の量の少なさの話ではない、ということです。 ここでニワカにクローズアップされるのが”レジン”・・・つまりは樹脂の存在です。 上記リンクのスペックを見ると、思いの外、レジンの量が多いことに気が付きます。 炭素繊維:樹脂 67:33 76:24 東レの場合、殆どのプリプレグがこのどちらかの割合ですね。 カタチを形成し、それを結合させるために必要なものなのでしょうけれど「意外と多いかも」というレベルを越えています。 ぶっちゃけ、めちゃくちゃ多くないですか?樹脂。 だって、ほとんどのロッドの説明書やメーカーHPなんかには大抵99%とか、98%とか、「粘りそう」な感じがするカーボンロッドでも90%前後のカーボン含有量が表記されていますよ。 ここで唯一わかることは、ロッドメーカーは東レから仕入れたカーボンシートに含有するレジン量(重量比)は書かなくてよい、ということです。 「カーボン含有率」はそのロッドを構成する「繊維」について、そのカーボン繊維比率を表しています。 つまり、「カーボン含有率」にはレジン含有量の情報は全く含まれていません。 大抵のロッドはカーボン繊維とグラス繊維でできています。「カーボン含有率」からは、カーボン繊維とグラス繊維の比率(体積比率)が読み取れます (極稀にカーボンでもグラスでもない繊維を使うロッドもありますが)。 【補足】カーボン繊維(PAN系炭素繊維)の比重は1.74?1.95、レジン(エポキシ樹脂)の比重は1.11?1.40、グラス(ガラス)繊維の比重は2.5?2.6です それぞれ別の仕様のロッドがA・B・Cがあるとして 全国釣竿公正取引協議会の会員メーカーならば A) カーボン99% B) カーボン90% C) カーボン85% こういう表記をすることになりますが、残りの素材の率は書きません。 カーボン以外の素材が書かれていない、残りの1%なり10%なり15%のマテリアルは 「ブランクの繊維ナントカカントカ率を密度やら体積やらの魔法の式で算出したもので炭素繊維ではないと除外されたもの」となります。 全国釣竿公正取引協議会の定める規約によると使用した繊維の含有量は必ず明記しないといけないので E) カーボン80%グラス15% このロッドのように別の素材の含有率を書いていない限り、残りのパーセンテージは「グラスなりボロンなりの別繊維」の含有量を指すものではないハズですが・・・? >>96 どうなんでしょう? プレスの金型のように強い力や摩擦はかかりませんし、 加熱や冷却を繰り返しますが 熱硬化性樹脂の硬化温度は大抵200度以下とかですのでかなりの本数を作製出来るのではないでしょうか? ご存じでしたら是非教えて下さい 各社が真似てるのを見るとシマノのクロス巻き製法が一番いいのかな? ダイコーはブログでメリットデメリットあるみたいなこと書いてたけど オリムピックのATのように、航空機やレーシングカーのパーツを焼く真空圧力釜を用いたロッドが現在の最新技術だと思う。 童夢の夢の跡を東レが買い取ったカーボンマジック社だかに持ち込んで焼いて貰ったやつ。 >>97 ->>105 有名なブロガーの方文章ですね ブログのコピーをそのまま張り付けてしまうのはあまりよくないかと思われます。 それとも「お前の知識はここのパクりだろ?」っていう意味であれば 「そうですすみません」と言わざるを得ませんがw 釣竿に関してネット上でおそらく日本一マニアックに研究されている方だと思います。 自分はシーバスはやらないんですが 釣竿の事で検索かけるとこの方のブログにかなりの確率で誘導されてしまいます。 釣竿の長さですが 現在同じ種類の魚を狙う竿でもさまざまな長さがあります。 特に延べ竿と言われるリールを使わない竿は長さ=アプローチ出来る距離なので 長さのバリエーションがとんでもなく多いです。 例えばですが、ダイワの渓流竿で一番短い物は2.4mです。リールの付いていない竿で2.4mだと本当に足元だけを狙うような感じですね。 対して一番長いものは10.5m ヤマメと言う魚を釣るためだけにこれだけ長さの違いがあります。 では、釣り竿はなぜ長さがこんなに違うのか 長さが違うとどう釣りが変わるのか書いていこうと思います。 まず短い竿のメリットは軽さです。そして取り回しがしやすい。扱いやすい。風に強い、感度も優れています。 仕掛けを正確な位置に打ち込みやすいです。 対して長い竿のメリットは魚との距離が取れる。魚の引きを長い竿で受けとめられる。魚と自分の間にある障害物 (磯の手前の海草や、堤防の前にあるテトラなど)を避けられる。 リール竿ならキャストの飛距離をだしやすい。 などがあります。 ブランクス設計士は魚の種類、想定するフィールド、必要な感度、パワーなどを考え長さを決めていきます。 このスレ的にマグナムクラフトはどうなん? 東レの最高級カーボンを使ってるらしいけど 次に大事な要素はテーパー、日本語で言うと調子です。 これは魚を掛けて竿が曲がった際、竿のどの部分が曲がりの頂点(いわゆるキックポイント)になるかを表示したものです。 どこが曲がるかの違いだけと思われるかも知れませんが これによって仕掛けも釣り方も、求められる釣り人のスキルも変わり。 その釣り人のスタイルにピッタリのテーパーであれば釣果は倍増ですが 合わないテーパーは釣りすらままならない大事な要素です 榊原経団連会長の出身企業 社長在任時の不正 公表前日に神鋼や三菱マテ非難も https://www.google.co.jp/amp/www.sankei.com/economy/amp/171128/ecn1711280045-a.html 東レ子会社のデータ改竄の発覚は日本の製造業にとって極めて深刻な事態だ。 東レは経団連の榊原定征会長を出して いる名門の繊維大手で、今回の不正は 榊原氏の同社社長、会長在任中に起きていた。経団連会長の出身企業での大きな不祥事は、平成14年に現在の経団連の体制となってから初めてで、 モノづくりの信頼を損ねた責任は重い。榊原氏はこれまで、神戸製鋼所や三菱マテリアルのデータ改竄問題を強く非難してきた。 27日の定例記者会見でも「日本の製造業に対する信頼が揺らぎかねない深刻 な事態」と指摘。不正があった場合に「発覚時点で公表するのが原則だ」と、各社の情報開示のあり方も批判してきた。 だが、翌28日午前には、東レが不正の把握から約1年3カ月も経過してデータ改竄を発表。他社への批判を繰り返してきた榊原氏にとっては、自らの出身母体に足元をすくわれる形となった。 >>107 最近までシマノが特許持ってたから真似できなかったんだよな >>113 このスレっていうか一人でひたすら自演してるんじゃないかろうか マグナムははっきり言ってカス >>119 マグナムちょっと興味あるのですがどの辺が悪いですか? ところでカーボンのトン数って何を表してるの? 単位面積あたりの重量? 単位断面積あたりの破断重量? このあたりの解説プリーズ どの辺が気になる?ブランクスの事ですか? アカメ、ショアジギングシリーズです 高弾性メインで作られてるのでキャストフィールや曲がり、耐久性などなど ブランクス単体の出来というか質みたいなものも気になりますね >>112 何気に貴方のレスは嬉しいです。 誰も読んでなかったら悲しいので テーパー、調子の基礎知識ですが 釣り竿はそのセクション毎に受け持つ仕事があります まずは釣竿の一番先の部分、穂先。ロッドで言えばティップと呼ばれるセクションです。 ここは魚のアタリをとる為、掛ける為のセクションです。 硬くすれば掛ける事や振動として得る手感度は良くなりますが、違和感を与えやすいので食い込みは悪くなります。柔らかくすれば目に見える感度、いわゆる目感度や食い込みは良くなります。 ぴんと張りながら、しなやかさも求められる。なおかつ折れやすいので 丈夫さも求められる、繊細さと豪胆さを求められる難しい部分です。 >>125 めっちゃ分かりやすくて楽しんで読ませてもらってまっせ〜。俺はずっと張り付いて書き込みが無いか待ってるw 穂先につながる部分が穂持ち、ロッドならベリーと呼ばれる部分です 調子、テーパーを語るならこのセクションが主役です。 キャスト時のロッドにかかる力を穂先へスムーズに伝える役目、魚を掛けた時、魚の走りをいなし、受け止める、抜きあげる際、魚の重さを受け止めるのもこの部分。 穂持ち、ベリーがどう振る舞うかで竿の正確が決まると言っても過言ではないと思います。 穂持ちからつながる部分が元上、やバットと呼ばれる部分です。 竿のパワーやトルクなんて呼ばれる性能はかなりの部分でここで決まります 最後は一番手元側にある元竿。 ロッドならリールシートやグリップなどがある部分です。 魚から一番遠い部分、釣り人に一番近い部分なので持ちやすさ、釣り人を満足させる塗装や化粧や意匠、 また持ち重りを軽減する小細工など ここの出来で釣り人の満足感や所有欲が大幅に変わります。 >>124 キャストフィールは素材特性通り 耐久性は24/35t系は問題なし、アカメスペシャルはフェルールがウィークポイントになってると思う 品質や加工精度はバラバラ、要は手に取ってみないと分からない 設計面の出来もバラバラ >>129 ありがとうございます。結構品質にばらつきがあるのですね。 購入者のブログでは褒めてる人が多かったので…。 35/40tのショアジギング系はどうでしょうか? >>130 35t系の9860-120は何の問題もないよ ただ使用感として9890以外は極端なテーパーに好みが分かれるかと 品質は基本的に運要素として考えるしかないです。クレームも基本的には通らないから店舗で買う方が無難。 40t系アカメは基本的によく曲がるのでキャストフィール等は良いです、けど例えば40gmaxの竿を必要とするシチュエーションにはスロー過ぎるんじゃないかとか、60g/30lb.maxだけどズリ上げ用途には不安だなとか ただそれが全てに当てはまるわけでもなく、レングスで違ったりもするので、要は適当に足し引きしてるだけなんだと思う 信用できるインプレはごく僅か。 ティップ/バット径とベンディング写真と重量を見て判断するのがいいです。 他にもあればロッドビルドスレへ 懐かしいなあ ウィスカーだのボロンだの、ダイワが作ってたね どこに消えたのか >>131 詳しくありがとうございます! スレの趣旨から外れてきているのでロッドビルディングスレに移動します! 話を調子、テーパーに戻します まずは先調子、ファストテーパーと呼ばれるものです。 これは釣り竿の先の方に曲がりの頂点がある調子です。 釣竿の穂先から3割くらいで頂点がくるなら7:3調子なんて言われたりもします。 メリットは操作性と感度です。 ピンポイントで打ち込む釣り、岩や流木などに逃げ込まれる前に主導権を握りたい釣りなどに適した調子です。 ただ、先調子は竿先、 つまり竿の細い部分で魚の力を受け止めるため、穂持ち、ベリーに比較的張りのないカーボンを使う必要があります、高弾性率カーボンや低樹脂カーボンなどの張りのあるカーボン技術を使ってしまうと、無理な竿操作や想定外の大物などで呆気なく破断してしまう為です。 希にハイエンドモデルで先調子でありながら、高い張りを持つカーボンを使用したものもありますが 素晴らしい軽さや振り抜き性能、感度などを備えてますが、とにかく繊細、丁寧な扱いを求められます。 基本的にはターゲットとなる魚種の中でも比較的小型な魚だったり、アタリの小さい魚だったり、アタリが取れない初心者向きであったりします。 また、高弾性率カーボンを使わなかったり、低樹脂カーボンなどを使わない為安価な竿などにも使われやすい調子、テーパーです。 次は胴調子、スローテーパーと呼ばれる、手元側に曲がりの頂点がくる竿です。 この竿のメリットはパワーと粘り強さです。 ベリー部の手元側、またはバット部位までぐんと曲がる為、竿の太い部分で魚の走りや重さを受け止める事が出来 、大型の魚や走りの強い魚を対象とします。 また竿全体がしなるため、キャストの許容力があり、軽い仕掛けなども 飛ばしやすくなります。反面、ピンポイントでのコントロール性、手感度はは先調子の竿に比べ劣りがちです。 粘りを求められるため基本的には低弾性率のカーボンが使われがちですが、 対象魚種によっては胴調子のデメリットである感度の悪さをカバーするため張りの有る高弾性率のカーボンを使う事もあります。 それぞれのセクションごとに、違うトン数のカーボンを使ったロッドもあるようだ。 ベリーは高弾性、バットは中弾性、 みたいなね。 ティップからバットにかけてグラス、24tカーボン、35tカーボン、46tカーボンっ弾性が上がっていくやつとか ボロンやチタンを入れたりカーボンテープやケブラーで補強しているものもあるよね。 最後は、先調子(ファストテーパー)と胴調子(スローテーパー)の間の調子です。 ミドルテーパー、6:4調子、抜き調子 などと呼ばれる、上記二つの中間的な調子です。(抜き調子は厳密に言うとちょっと違うみたいですが。) メリットとしては汎用性、バーサタイル性など、どんな状況にも対応出来る 懐の深さです。 >>137 >>138 はい、弾性率の違うカーボン、またカーボンの繊維の方向、重ねる枚数、さらにグラスやボロン、ケプラーなどの異素材。無限にある組み合わせのなかから、対象魚、フィールド、釣り人のスタイルなどに合わせて設計するのがブランクス設計士です。 複雑な組み合わせで緻密な調子をだすか、同一素材でテーパーの設計で繊細な調子をだすか、 ブランクス設計士の哲学、考え方、色々なものが見えてきます。 最後に、と言うかおそらく最初にと思われますが、竿の硬さを決めます、 ルアーロッドならヘビー、ミドル、ライト、延べ竿なら硬調、中硬、軟調、 磯竿なら○号、フライロッドなら♯○など。 対象魚の大きさ、走り、仕掛け、フィールド。対象魚の最大サイズを基準にするか、平均サイズを基準にするか、長さや調子などとのバランスを考え設計します。 この世には 専用ロッド ってのは物理的には存在し得ない。あるのは 長いか短いか 固いか柔いか それだけ。 こういう専用ロッドっていうウリ文句に騙されると本当に良い竿とその本質、自分に合った竿から遠ざかってしまう。 カワハギくらいだろ、 専用で突き詰めて他に使い回しきかないのは この流れが、いわゆる大手メーカーの釣り竿の作り方です。 少し小規模になるとある程度の設計をして工場に作ってもらったり、 さらに小規模になるとすでに出来上がったブランクスを組み合わせて釣り竿を作っていたりもします。 コストパフォーマンスと言う面ではやはり大手メーカーが設計したものが品質、汎用性と言う面では優れていますが、 小さなメーカーが大手では作らない、ニッチな要求を満たした釣り竿もまた魅力があります。 >>142 半分は同意します。 ○○専用ロッドってのをメーカーは沢山作っていて、まるでそれがないと○○釣りは成立しないような風潮ですが、 メーカーが「こんなシチュエーションで○○釣りしてくださいねー、だから専用ロッド必要ですよーって型に嵌めている感じがします。 専用ロッドでなくても釣れる事は多々あるし、状況によっては専用じゃない方が良い場合もあります。 ユーザーとしては自分がその釣りをするのに、本当に必要なスペックは何なのか考える必要があると思いますね。 反面○○釣りに特化した竿は必要だなと思う時もあります。 例えば鮎竿なんかはあの長さであの張り、軽さは鮎竿以外には考えられませんし、鮎竿を他の釣りに使うのもあまりメリットはないと思います。 フライロッドなども長さや硬さ、調子などが同じ他の竿があったとしても リールシートが手元より上に来てしまってはラインが手に絡まってしまって釣りにくいので転用は難しいと思います。 今までは釣竿のテクノロジーと言うより 釣竿の素材であるカーボン、いわゆる炭素繊維強化樹脂の特製であったり。一般的な釣竿の作り方を書き込みをしました。 これらは釣り竿を知る上での基礎知識です。 良い釣り竿とはすなわち「釣れる竿」です。 ただ、これはとんでもなく難しい条件です。 と、言うのも 日本は四方を海に囲まれた海洋国家であると同時に多数の山が隆起する山岳国家でもあります。 日本のどこにでも少し移動すれば海があり、ちょっと見渡せば山があり、山からの渓があり川がある 自分達にとっては極々当たり前の環境ですが、世界には自国が海に面してない内陸国や山や渓流がない国などは沢山あります。 日本は小さな島国ですが南北に長く季節の変化に富み、 さまざまな山岳があり、源流から渓流、本流、ダム、河口、海、島など世界でも有数の釣り大国であるわけです。 その為、その地域ごとに様々な釣りがあり、それに対応した竿があるわけです。 なので「釣れる竿」と言うのも様々な訳です。 同じ魚を狙うとしてもある地域では最高の竿でも、また別の地域では最低な釣れない竿になることも有る訳です。 また釣竿を扱うユーザーも様々です キャスティングが上手い人、下手な人 竿の扱いが丁寧な人、荒い人、 感度に敏感な人、鈍感な人 魚とのやり取りが上手い人、強引な人。 色々なスタイルがあり、魚を釣るのが上手いけどスタイルが違う人の意見を鵜呑みにしてしまうと本当に自分にあった釣竿を選ぶ障害になってしまう事もあります。 本当に自分に最適な釣竿を選ぶ為には メーカーからの情報は元より、 対象魚の特性、その地域、フィールドの特性、自分のスタイルなどを正確に把握し、何を重視するか、何が必要な要素なのかを知る必要があります。 それらを踏まえた上で、次からはメーカーの具体的な釣竿のテクノロジーを書いていきたいと思います。 まず最初の釣竿のテクノロジーとしてはX構造を書こうと思います。 釣竿は縦方向の繊維で張りを持たせ、横方向の繊維で潰れに強くするのが基本ですが、中上位機種ではさらに斜め方向のカーボンを巻く事により、捻れ方向の強さを持たせようというものです。 「ねじれ」ってなんなのよ?ねじれるとどんな問題があるのよ? ねじれがなくなるとどう魚が釣れるようになるの? なんとなくねじれると良くない気がするけど何だか良くわからん。 と思うかも知れませんのでこれから書いていきます。 例えば掛かった魚が左のテトラ帯へ走るとします。貴方は魚に潜られないよう、右に竿を向けます。 その時竿が捻れ、思うように誘導できず魚はテトラに逃げ込み糸を擦り切り逃げてしまいます。 もし捻れにくい竿であれば採れていたかもしれません。 例えば、カゴ釣りで投げた時、竿が捻れると飛距離が伸びません。 キャストやフォームを丁寧にすれば大丈夫ですが、わずかでもズレると大幅に飛距離が落ちます。 ふと、隣を見るとラフなキャスティングでも安定した飛距離を出しています。お隣さんはX構造の釣竿を使っています。 地合いがきた時、手返しの差で釣果で差が大きく出ました。 X構造の竿なら自分も釣れていたかもしれません。 例えば渓流で魚を抜きあげました。 抜かれた魚は暴れて軌道が安定せず、タモでキャッチするのに手間取りました。その瞬間魚から針が外れ川に落ちてしまいました。 捻れにくい竿なら抜きあげてからも軌道が安定してタモに吸い込まれるように入っていけたかもしれません。 ベイトロッドはガイドが上を向いてるから魚が掛かると捻れるよね。 大物が掛かると捻れにくいスピニングロッドの方が楽だったりする。 >>152 >>153 >>154 ありがとです。 このようにX構造の竿であれば 捻れる事なく、竿がブレる事なく「あと少し!今のは惜しかった!」なんて時に悔しい思いをしなくて済む可能性があります。 X構造の考え方自体は特に新しい技術ではなく、「竿が捻れにくくするには斜めに補強入れたらいいんじゃないかな?」とかなり昔からありました。 おそらく80年代以前には各社採用してた技術だったはずです。 ただ、狙いは同じですが、各社色々なX構造があるので次からはメーカーごとの違いに触れていきたいと思います。 >>155 ベイトロッドは捻れるとラインの動きがスピニングよりさらに渋くなりますね。 ロッド自体硬めのが多いのもその辺の関係あるかもですね。 メーカーごとの違いと書きましたが 同じ長さ、同じ調子でX構造のあるなしで全て試した訳ではないので 正直な所、自分でも全て理解しきれてないのが現状です。 なので間違いなどあれば訂正していただけるとありがたいです。 X構造はシマノだったかNFTが特許もってて それが切れるまで他社が使えなかったと聞いたが… テクノロジー的に、魚種問わず、ロッドの求めるものは何? 書き込み規制+仕事が忙しくて書き込み出来ませんでした。 >>158 自分もそんな噂は聞いた事あります。 ただ、X構造も狙いは同じでもいくつかありますのでどのX構造かはわからないんですが。 >>160 ありがとです。 >>161 難しいですね。 以前はホソ、カル、ピンと言われ、細さ、軽さ、張りが良い釣り竿の条件でしたが、 現代では軽さ、捻れにくさ、粘りと張り なんかが条件のように思われます。 捻れ防止、キャストの正確性、ファイトの有利性など。要はブレないピシッとした竿の為のX構造ですが メーカー毎に多少の違いがあります。 ダイワはX45と言う名称です。 以前はXトルクと言う名称でしたが 海外での商標にひっかかっただかなんだかでX45になったと言う噂がありますが真相は知りません。 ただ、名称は変わりましたが、構造は変わらず、縦横のカーボンシートに加え45度の斜めのカーボンシートを重ねたと言うものです。 縦で張りを持たせ、横で潰れに強く、さらに斜め方向で捻れに強くすると言うもので単純ですがメリットは絶大です。 ただ、反面単純にカーボンシートを増やしただけでは重量増になってしまうので、必要な部分にX45を採用する事によって効果的に配置する事がダイワの技術でもあるようです。 ダイワの竿は投げ竿もルアーロッドもどういうわけか飛距離が出る たまたまかもしれんけど 海外での商標に引っかかると言うことは海外メーカーでXトルク出してるとこがあるのかな? やっぱ世界的にX巻が主流になりつつあるのか。 理想は鉛筆の芯のように細くて軽くて強いブランクが良いね。 更に粘って捻れず掛かった魚が浮くようなのが良い。 >>168 商標に引っ掛かった話はあくまで噂ですけどね。 なんだか自動車メーカーのトランスミッションの商標に近かったとかなんとからしいと聞きましたが ダイワからの正式なアナウンスはなく カタログなどでも「世界統一の名称としてX45に変更した」みたいな文言だけでしたし。 面白いスレだわ〜 勉強になるね ロッドは難しい 人の数だけ要求するものが違う しかも同じ1人でもレベルや思想が変化するにつれて求めるものも変化していく 突き詰めていくと昔のペニャンペニャンのグラスでナイロンが一番釣れるじゃん なんて結論に達したり ファイト時はロッド邪魔 手でラインを手繰るのが一番理に適ってるなんて考え過ぎたり 面白いわ 携帯の不調なのか規制なのか書き込み出来ませんでした。 >>171 釣竿ってスゴく面白いと思うんですよ 単純な構造でどのメーカー、どの商品も似たような売り文句 でも使ってみると全然違う 固ければ良いものでもないし、軟らかければ楽しいものでもないし 「良い竿」って場所や釣り人の技量、釣れる魚によって変わりますし >>171 手で手繰る釣りとしてはフライフィッシングなんかもありますね あれはスゴく楽しい 魚を掛かったラインを直接手で手繰り寄せる訳ですから。 書き込み空いてしまいましたが X構造の続きです シマノはスパイラルXと言う名称でX構造の竿を出しています。 最近ではナノアロイカーボンを使ってスパイラルXコアと言う名称のもあります。 スパイラルXの最大の特徴は横方向のカーボンシートを使わない事です。 通常カーボンロッドは縦方向のカーボンで張りを持たせ、横方向で潰れに強くするのが基本で、それに加え中高価格帯モデルは斜め方向のカーボンを使う事で捻れに強くするのですが スパイラルXでは縦方向のカーボンにカーボンテープをX状に巻き上げる事で 潰れと捻れを同時に強くすると言うものです。 スパイラルXが他のX構造と違う点は 横方向のカーボンシートを使わない為軽量に仕上がる事とダイワのように45度の角度にこだわらない為、潰れ難さから捻れ難さまで自由に設計出来る事です。 とは言え必要な潰れ難さと捻れ難さを 確保するとなると結局はダイワのX45と似たような価格、重量になるため 手法は違うけど結果は大きく変わらないのかな?と言うのが個人的な感想です Gルーミス、ノーフォークのブランクが軽くて反発力が強いと 評判だけど他と何が違うのかな? 似ているブランク作っているメーカーがあったら教えて! ダイワのブレーディングx とx45ってどう違うの? >>176 どちらも使った事がないので想像ですが、、、 軽くて反発力が強いとなると 一般的には高弾性率のカーボンを使っている事が多いですが 張りや反発力などは対象魚のサイズや 釣り人の主観が多いに関係してきますのでなかなか難しいです。 似た竿と言うのも釣り人の主観が関係するのでA似た竿と言ってもある人は張りでBが似てると言い、ある人はテーパーでCが似ていると言ったりしますので「他人が言う似た竿」が自分にとって似ているとは言えないのでなかなか難しいです 規制と釣りに忙しくて書き込みできませんでしたすみません >>179 オリムピックは使用した事がなく書けません申し訳ないです >>181 どちらもX状にカーボンを配置する事で竿のねじれを防止する技術ですが X45は斜めのカーボンシートを二枚逆向きに配置する事でねじれを防止するものです。重ねた状態がX状になります。 ねじれねじれと書きましたが自分を含め一般的な釣り人には釣りの最中ねじれと感知するのは難しいです。 ブレない、ピンと張りがある、キャストが正確になったななんてのが一般の感覚だと思います。 ブレーディングXは竿の元竿部分にカーボンテープをX状に巻き付けて ねじれを防止する技術です。 X45はハイエンド機種に採用される技術ですがブレーディングXは主にエントリーグレードに採用される場合が多いです。 と、ここまではカタログやサイトの受け売りなんですが ブレーディングXに関しては個人的には効果は「???」って感じです。 そもそも元竿まで曲がるなんてのはハエ竿やチヌ竿など特殊なジャンルの一部だけで、元竿がねじれるなんてはまずないからです。 先調子が一般的な竿でそこを強化しても効果はあるのかな?さらに言えばダイワはX45であれだけ45度の角度にこだわっていたのにブレーディングXは45度ではないんですよね。 とは言えブレーディングXのかっこよさ、高級感は半端ないです。 ダイワでX45、ブレーディングX、それらどちらも使ってない竿などいくつか所有してますがX45ははっきりと効果が わからります。ブレーディングXの竿は自分レベルではちょっとわからなかったです。 ただ、外層の装飾としてはブレーディングXは素晴らしいと思います。 長々とX状の説明をしましたが あるかないかで釣果がどれだけ変わるかと言えば釣りジャンルにもよるけど「あんまり変わらないかもなー」 が正直な感想です。 ねじれ云々はともかく、キャストの正確性、張りはしっかり良くなります。 これは紛れもない事実です。 ただ、釣果はそれだけじゃないんですよね。 ミスキャストからの思いがけないポイントからヒットもあり得ますし、 X状のない竿で正確なキャストする人だっていくらでもいますし。 思い通りの釣りを展開するための手助けとしては効果がありますがこれがあれば釣れる魚が倍増とは過剰な期待はしない方が良いかと思います。 中学生でもできる嘘みたいに金の生る木を作れる方法 一応書いておきます グーグル検索⇒『金持ちになりたい 鎌野介メソッド』 A248M 火入れもせず、素材の竹の種類も知らず継ぎや口巻きの意味もわからず、 真っ白い篠竹の棒きれを新和竿と称してヤフオクで売っていた恥ずかしい素人竿師に手本を示すべく ダイソー竹竿を伐ってきて 本漆を分厚く塗り重ね、和竿風に仕上げて 【 超・新和竿 : 静御前 】 と命名しました。 5尺、外通し、並継、総本漆仕上げの本格竹竿です。 https://imgur.com/a/w8Jk1 ※映りこんだ老妻のマン毛はご容赦ください m(_ _)m 次の釣り竿のテクノロジーは穂先の技術です。 釣り竿の中で一番先にある穂先。 しなやかさと張り、強度、耐久性、 感度と掛けやすさ、食わせの違和感の無さ、操作性、様々な相反する要素を高い次元で実現しなくてはならない穂先には釣り竿メーカーの哲学、考えて方、スタンス、色々なものが凝縮されています。 火入れもせず、素材の竹の種類も知らず継ぎや口巻きの意味もわからず、 真っ白い篠竹の棒きれを新和竿と称してヤフオクで売っていた恥ずかしい素人竿師に手本を示すべく ダイソー竹竿を伐ってきて 本漆を分厚く塗り重ね、和竿風に仕上げて 【 超・新和竿 : 静御前 】 と命名しました。 5尺、外通し、並継、総本漆仕上げの本格竹竿です。 https://imgur.com/a/w8Jk1 ※映りこんだ老妻の※※毛はご容赦ください m(_ _)m ガイドは何を選ぶんがええんやろ? Kガイドでも充分気持ち良く飛ぶんだが… 先端だけフジガイド(残りはOリング)と フルフジガイドの違いがわからない。 ブランクが同スペックで比較できる竿がないからなんだが 50クラスのシーバス釣って帰ってロッド洗ったらブランクスのエポキシにクラック入ってたわ。 熱加えたらまた繋がるかな? ボロン·ケブラー·アモルファスウィスカー等々、新素材に惹かれるけど、メノウリングのトップガイドとかにも惹かれます♪ ロッドで一番コストが掛かるのはガイドだからね。 個人で買った場合だとFuji純正と中華製のパチモノは3倍位の価格差がある。 確かにFujiガイドは耐食性その他含めて価格差相応のメリットはあるけど。 ちなみにFujiがいうOリングはセラミック製のハードリングのことらしい。 今の技術でアモルファスウィスカートーナメントPM磯を作ってほしいなぁ。 火入れもせず、素材の竹の種類も知らず継ぎや口巻きの意味もわからず、 真っ白い篠竹の棒きれを新和竿と称してヤフオクで売っていた恥ずかしい素人竿師に手本を示すべく ダイソー竹竿を伐ってきて 本漆を分厚く塗り重ね、和竿風に仕上げて 【 超・新和竿 : 静御前 】 と命名しました。 5尺、外通し、並継、総本漆仕上げの本格竹竿です。 https://imgur.com/a/w8Jk1 ※映りこんだ老妻の※※毛はご容赦ください m(_ _)m 東レのナノに55tがあるようですがどうなんでしょ? 高弾性でシャキシャキなのかなぁ…。 今のところアブしか使ってないかしら?。 感度とか反発力とか数値化してほしいし出来るに違いないけど、したら困る事情があるんだろうな 廃価モデルが上級モデルの性能を凌駕してたりw 感度なんか穂先に何かぶつけて手元の震動を計ればいいし、反発力なんかは曲げた状態から負荷を解放して、穂先の揺れの収束までの時間を計ればいい だからロッド界隈は曖昧でファジーな言葉で占められてるんだろうね。 ロッドのトルク がその一例 >>202 だから釣具店でロッドコーナーの天井だけ荒れてるんだな。 あれはマジでやめてほしい 今のロッドの反発力とかは好みの問題で片付くみたいだけど、例えば同じ96mを3本買って、好みを探すとかあんまりないよね。時代の流れは、ガイド自体の強さと軽さで ラインの抜け感がいいものという考えの気がする。 もちろん値段相応又は割高になりやすいんじゃないかな? シマノからボーダーレスGLとか出たけど、キハダも取れるらしいけど、どんな竿何ですか? 火入れもせず、素材の竹の種類も知らず継ぎや口巻きの意味もわからず、 真っ白い篠竹の棒きれを新和竿と称してヤフオクで売っていた恥ずかしい素人竿師に手本を示すべく ダイソー竹竿を伐ってきて 本漆を分厚く塗り重ね、和竿風に仕上げて 【 超・新和竿 : 静御前 】 と命名しました。 5尺、外通し、並継、総本漆仕上げの本格竹竿です。 https://imgur.com/a/apIjIQp 【100均】 ダイソーで買う釣り道具62 【百均】 https://medaka.5ch.net/test/read.cgi/fish/1528292961/346 . ハ _ ‖.ヾ .ハ . ‖::::.|l. .‖:||. ||:::::::|| .||:::|| |{:::::‖. .||:::|| ._」ゝ/'--―-、.|{::ノ! / __ `'〈 /´ /´ ● __ ヽ / ゝ....ノ /´● i { ゝ- ′ | |-―. .r l> | ∠ヽ ゝ-― `r-ト、_,) | レ^ヾ ヽ>' ̄ LL/ 、 / ∠この延べ竿ってあまり詳しくないけどかなり上手に作られてるよね(裏声 l ヾ:ヽ ` 、_ \\ .' .. l ヾ:ヽ ト`ー-r-;;y‐T..^ 作者への僻みもあって荒らしになっちゃったのは間違いないですな(涙声 | ヾ `ニニ「〈〉フ /‖. .j https://imgur.com/a/apIjIQp 投げ竿の折り畳み式ガイドの脆弱さは何とかならないものかな。 昔のはもっとがっちりとしたつくりだったのに最近のは細いワイヤーだからいつの間にか切れてブラブラになってたりする。 【100均】 ダイソーで買う釣り道具62 【百均】 https://medaka.5ch.net/test/read.cgi/fish/1528292961/346 .. /L_ . |// ... / ̄ ,..- ‐── ‐- / / ∴∵∴∴∴∵ \ ,イ 346 ヽ /:.:!. ID:5JlquB2z .i.゙i i:.:.:| _,, ,、--.、 . !;;| |;;;;j ,r''"二ヽ r'⌒ヽ !;;! ,ヘ;;i! ,,_r ・,ン.:! {〈・_,>、,, jヘi 〈 j>j、 ";´ イ. ;ヽ ,':::) `ゝ.`, ; ノ、__,入. ; j::r `゙i ;/.,r===ュ., ; '.:i ∠ この 【 延べ竿 】 ってあまり詳しくないけどかなり上手に作られてるよね(号泣 }! ; .i.::::::::::;:.:! ; イ......_____,,,, ※※※ , イ.:ト、 ; ゙===='′; イ:::::!::.:. `゙,`ヽ _ノ /j.:::!:トヽ、 ´ ̄` ,ノ´ ,リ::::.:!::.:. i. \ https://imgur.com/a/Fe6N2mF ,.r'´ /.::!:::::::| `ヽ`"""´ /ノ.:.:.:.:.::!:.:.; |.. ! / .:|.:.:.:::ト、 リ / !. !. ..| / l , へ\! /'7ヽ | i i 昔からバチバチ切れていたがもしかしたら竿径とリング径が小さくなってきたから止め金に負荷掛かるのかね ぶっちゃけ素材自体は供給元が同じだから巻き方と組み合わせの問題でしょう お久しぶりです。スミレジンです。 書きたい事は沢山あるのですが、釣りに行きまくっていたためスレを放置してしまいました。 自分は世間一般で言えばいわゆる「負け組」と呼ばれる分類になると思うんですが事、釣りに限ってだけ言えばとてつもなく恵まれた環境にあります。 年間釣行日数は100日を越えますし、 一回の釣行時間は平均10時間以上。 ターゲットの魚を求めて釣り専用の車に泊まり込んで連日釣りする事もあります。 また、道具の供給もあり、竿、リールから浮きや小物等、安物からエキスパートの改造品まで使いきれない程のタックルがあります。 また、メーカー、ジャンルは限られますが興味のある釣り竿などをレンタル出来る立場にありハイエンドや最新の 釣り竿を借りて比較したり出来ます。 自分は元々理系で釣り道具の技術などに興味がある事、釣りの文化、歴史などが大好きで個人的に研究しています。 話がまとまらなくなってますが、釣り竿のテクノロジーを知ればもっともっと釣りが楽しくなるんじゃないかと思います。 プロではない、金持ちでもない、業界人でもない。釣りのエキスパートでもない。でも釣りがひたすら大好きな素人目線での釣り竿のテクノロジーを説明できたら、また皆でワイワイ語れたらスゴく楽しいんじゃないかと思いこのスレを立てました。 以前穂先のテクノロジーを書き込み途中でしたが、穂先に関してはしばらくお休みさせていただきたいと思います。 と、言うのもある程度穂先のテクノロジーに関して答えが出来たと思っていたものの、新たに疑問が沸いてきてしまい、また、色々試してみたい竿や釣り方なども出来てしまった為、それらを試してみてから改めて書き込みしたいと思います。 釣り竿のテクノロジー第2章は 高価な竿と低価格な竿のテクノロジーの違いは何か?釣果はどれくらい違うのか? どんな場面で違いが出るのか? 釣り人の技術があれば安物竿でもハイエンドに勝てるのか、そんな所を書いていきたいと思います。 意外と安物竿の方が丈夫だったり、潰しが効いたりするからなぁ。 高価なロッドはピーキーな作りになってる事も多い(特にシマノダイワみたいな最大手は) 私も興味深く拝見しています 今後も楽しみにしていますよ 以前も書き込みしましたが 日本は世界に類をみない釣り大国です。 世界的に見れば小さな島国ですが、各地に点在する島のお陰で圧倒的な排他的経済水域を持ち、海洋資源があり、様々な魚を当たり前のように食する事が出来ます。 また、小さな島国のお陰で半日もあれば日本中どこからでも海に行く事が出来ます。 それと同時に南北を縦断する山々があり、山々には渓(たに)があり、そこに流れる川にも沢山の魚がいます。川と海の間にも湖、ダム、池、田んぼ等々、日本中どこでも水があり、様々な魚がいます。 こんなに釣りが気軽に出来る国はなかなかありません。他の国々からしたら異様な環境です。 釣り具屋さんに行けばどれを選べば良いかわからない程の釣り竿があります。 値段も様々で子供がお小遣いですぐ買えるような安価なものから、「0を一つ間違えたんじゃないか?」と思ってしまうような物まであります。 >>224 グラスやレジンの割合が多い安物竿の方が無茶な操作をしても耐えてくれたりしますからね。 >>225 >>226 ありがとうです。 同じ長さ、同じ魚を同じ釣法で狙うのにとんでもない値段の開きがあります。 例えば磯竿というジャンルがあります。 これは海の磯(波がざっぱーんと掛かるゴツゴツした岩場)で磯魚(一般的にはメジナ)を釣る為の竿ですが色々な長さや固さ、調子があり、色々な使い方が出来る便利な竿で海釣りをする人なら大抵は一本は持ってるような竿です。 なので大手釣り具メーカーはラインナップに力を入れたくさんの商品を開発し、市場に投入しています。 その磯竿でどのメーカーも、ハイエンドでも入門用でも設定されてい1.5号、5.3mでの値段差を大手メーカーで見てみます、 恐らく一番安いのはシマノ、ホリデーISO、ダイワリバティクラブ磯風あたりかと思われます。 ホリデーISO 1.5号 530は大手通販サイトで現在7,711円です。 リバティクラブも恐らく近い値段でしょう。 対して、一般的な所での高価な磯竿はと言うとがまかつ、インテッサG-5かと思われます。 この竿の同じ通販サイトでの値段は170,289円です。一万七千円てはなく十七万円です。 同じ魚を同じ場所で同じ釣法、同じ長さの竿を使うのにこれだけの値段差があります。 磯竿は一例に過ぎませんが どのジャンルでも値段差は大手メーカーの中でだけ見ても数倍、十数倍になります。マイナーメーカー、釣り具屋オリジナルブランドまで含めるとその差はさらに広がります。 釣りを始めようとした人がまず悩むのが「一体どれを買えばいいんだ?何がそんなに違うんだ?」だと思います。 と、言うのも経験者、ネット、釣り具屋さんの店員に聞いても「初心者はとりあえず安いので」とも「初心者だからこそある程度良いものを」など真逆の解答が出てきます。それぞれ実体験に基づく理由があり、どれも正しい解答に思われます。 ではその値段差を釣り竿のテクノロジー的に見ていきたいと思います。 前書きをだらだらだらと書いてしまいましたが、値段差の結論は見た目とホソ、カル、ピン、ジンです。 あえてこれらを外した特殊コンセプトな高価なロッドもありますが基本的には全ての釣り竿はこれらを追求した物になります。 アクティブサスデザインもSVFもスパイラルXもメガトップも様々なテクノロジーも全てこれらの為の手法です。 待ってました、よろしくおねがいします。スミレジンさんは釣具屋さんの中の人ですか? >>233 ありがとです。 >>234 竿の種類にもよりますが 穂先はメーカーが色々こだわりますからね。 >>235 外の人です。 釣り具やさんには入り浸ってますが さて、ここに釣り番組をたまたま見てしまい「面白そうだな」と思い、釣りを始めようとした初心者君がいるとします。 彼は釣り具屋さんに足を運びます。 ここで運命が変わります。 「初心者だから最初は安物で」と釣り具屋オリジナルブランドの商品を薦められ購入したのを初心者A君 「初心者こそある程度良いものを」と一流メーカーのエントリーモデルをやや予算オーバーながら薦められ購入したのを初心者B君とします。 元は同じ初心者君ですから体力、経済力、釣りのやる気は同じです。 違うのは購入した釣り竿が安物かそこそこ高価なものかの違いです。 釣り竿の値段が違うと何が変わるのか釣果はどれくらい変わるのかシミュレーションして見て行きたいと思います。 釣り前日 釣り具屋さんで道具を揃えた初心者君は 明日の釣りの為に仕掛けの作成や道具の整理をします。 改めて買った釣り竿をマジマジと眺めます。 「最初は安物で」と釣り具屋オリジナルブランドの釣り竿買ったA君 安物とは言え、そこそこ流行りのデザインを取り入れていてかっこいいです。ただ、マジマジと見るとちょっとした荒さが見えます。 接着剤のはみだしであったり、玉口の処理、尻栓の意匠、塗装の質、艶、 元竿のデザイン等々・・・ やっぱり無理してでも高いのにしておけば・・・と思ったりもしますが、デザインや仕上げなんて魚は見ないし、初心者なら安物で十分と店員さんも言ってたし。と自分を納得させてベッドに入ります。 対してB君も同じく釣り竿を眺めます。 ちょっと予算オーバーだったな、こんなに高い竿、初心者に必要なのかな? と思い付つ細部を見ると綺麗に処理処理された玉口、美しくピカピカに磨きあげられたブランクス、かっこよくデザイン、塗装された元竿など 細部の仕上げにうっとりします。 こんな綺麗な竿、初心者にはもったいないかな。大事に使わなくちゃなと思いつつワクワクしながらベッドに入ります。 釣り竿の値段差 見た目 釣り竿の値段差でまず分かりやすい違いと言えば見た目です。 高価なものであればあるほど意匠、仕上げにこだわっています。 ブランクスのクリアコートを何層にするか磨きを何回入れるか、元竿のデザインも高価なものは特殊な塗料を使い、光の加減で表情を変えるものなど もあります。 またクリアコートに摩擦や汚れに強いもの、撥水性を持たせたものもあります。 シマノのエントリーモデルの磯竿で ホリデーISOとランドメイト(ランドメイトは最近廃盤)と言う機種があります。この二つの竿の遠投モデルはブランクス、ガイド、リールシート(遠投モデル以外はリールシートも違う)は全く同じものなのですが塗装の質、デザインを変える事で千円前後の価格差があります。 このように釣り竿の価格差の中でデザインや仕上げ、塗装などはかなりの割合を占めています。 竿のデザインや仕上げなんて魚は見ていない、釣れるのは魚じゃなくて釣り人じゃねーか!なんて声が聞こえてきそうですが 優れたデザインや仕上げの竿は釣り人をワクワクさせてやる気にさせてくれます。 漫画、釣りキチ三平の青鮒編で ボンボンの若者が「床の間に飾れるようなデラックスな竿を作れ」と和竿職人の一平じいさんに言い、 自分の作る竿は飾り物ではなく魚を釣る為の道具だと激怒した一平じいさんに叩き出される場面があります。 この場合若者がかなり失礼な態度で言った為このような事になりましたが 、 「床の間にも飾れるような」素晴らしい意匠の竿であれば釣り人は毎日それを見て釣りに行きたくて行きたくてたまらなくなってしょうがないと思います。 結果として釣りに行く回数、時間が増えれば釣果もアップすると言う事もあると思います。 スミレジンまだですか〜 磯竿の穂先も語ってください! >>241 >>242 ありがとです。 >>243 ありがとです。 穂先はある程度結論が出たと思った所に新たな疑問が沸いてきてしまったのでもう少し待って下さい。 試したい竿がいくつか出てきたのでそれを使ってからになります。 さて、初心者君はネット情報と釣り具屋さんから聞いた情報を元に始めての釣り場にたどり着きます。 始めての釣り、ワクワクと不安の混ざった気持ち。 戸惑いながら、確認しながら仕掛けをセットし。釣りを始めます。 「最初は安物で」と釣り具屋オリジナルブランドの釣り竿で始めた初心者A君 。 釣り番組で見たような綺麗な仕掛けの投入が出来ません。 初心者だからしかたないかな。それとも道具のせいもあるのかな?と疑問に思います。 でも、始めての釣り、ギクシャクしながらもムチャクチャ楽しくてしょうがないです。 「最初はある程度良いものを」と一流メーカーのエントリーモデルで始めた初心者B君。 最初からそれなりに様になる仕掛けの投入が出来す。 イメージ通りのキャストが出来てとても気持ち良いです。 いきなり釣れたらどうしよう! 期待でワクワクしてます。 釣り竿の値段差 ホソ、カル 基本的に高価な竿ほどホソ、カル、つまり細く、軽くなります。 もちろん、張りや強さは同じままで。 釣り竿のテクノロジー的には タフライト(がまかつ)、マッスルカーボン(シマノ)、HVF,SVF(ダイワ)等低樹脂カーボンの技術や○○X(エックス)等の技術によりより軽く、強く、ねじれにくく、竿が同じ強さならば細く、軽く作れるようになってます。 一例ですが某釣り具屋さんオリジナルブランドの5.3mの渓流竿は215gですが 一流メーカーのエントリーモデルの一つ上のモデルの5.3mの渓流竿は110gです。値段が2倍になりますが重さは半分近くにもなります。 両方とも自分は持っていますが 仕掛けの振込み精度、疲労度など歴然の違いがあります。 また現在の釣り具では現実感ありませんが竹製の鮎竿は7mで持ち手の太さが直径が6〜7pもあり重さも700g前後あります。 現代のカーボンの鮎竿ならばエンリーモデルでも8mから9mで元竿は25mm〜28mm、重さも200g前後になります。 ルアーロッド、フライロッドのような元々細く、短い竿では重さや細さはそこまで気になりませんが 鮎竿や渓流竿、磯竿など長い振りだし竿では値段により細さ、軽さが大きく変わってきたす。 特に磯竿などは風の抵抗が細さで変わる為重要事項と言えます。 で、その細さ、軽さがどれくらいの釣果の差になるかと言うと やはり細く、軽く作られた竿は疲労度が違いますので長い時間快適に釣りを続ける事が出来る高価な竿の方が良いと言わざるをえません。 ただ、注意しなくてはいけない事は高価な竿は初心者でも振込み精度が高く快適に正確にポイントに打ち込む事が出来ますがそれが初心者にとって必ず釣果につながる訳ではないと言う事です。 自分は以前渓流で渓流歴50年超と言う地元渓流の神様と言える人と釣行を御一緒させて頂いた事があります。 その方は無口でぶっきらぼうで、 目も合わせず話をする。いかにも渓流師と言う方ですが、 打ち解けるとポケットからお菓子が次々に出てきたり、絶景の渓でアツアツコーヒーが出てきたり、山菜、きのこ講座が始まったりと、とんでもないサービス精神あふれまくりのエンターテイナーな方でして、 その川のポイントを惜しみ無く伝授しようとし、僕にとにかく良型を釣らせようとする素晴らしい方でした。 で、その神様があるポイントで少し流したあと、ピッと竿を上げ、静かに手招きししたあと僕の肩を抱きながら小声で言いました。 「今の所にかなりデカイのがいる。針に触れさせる前に竿上げたからもう一度流せば確実に釣れる。お前あそこに打ち込めるか?」 そこは落ち込みの白泡が立つ所から1m離れた所、自分達から少し離れていますが、この距離で無風なら5cm四方の精度で打ち込める自分なら問題ない所です。 「やってみます!」ワクワクドキドキしながら正確にそのポイントへ打ち込みました。 しかしアタリすらありません。 神様「そうじゃない!もっと底だ!」 もう一度流します。しかし仕掛けが流れに入らず魚がいるであろうポイントを何事もなく通りすぎます。 神様「流れにのせろ!うーん説明難しいな・・・」 スミレジン「流れが速すぎて仕掛けが底に行きません!どうすれば・・・?(涙目)」 神様「しょうがないな。こうやってこんな感じで!」 (ピシッ!グーーン!バシャバシャ!尺ヤマメ) スミレジン「すげえええ!」 誤字脱字が多くてすみません。読みにくいですね。 結局、その神様に一級ポイントのほとんどを譲って貰ったにもかかわらず釣果は平凡なものに終わりました。 神様言わく、打ち込むポイントはそこそこ出来てるけど流しがダメだ!流れが読めてない。との事でした。 結局↑のポイントでどうすれば釣れるのかと言うと 落ち込みの白泡の1m先に5cm四方の精度で打ち込んだあと竿先を上流側に倒し仕掛けを水面から約30度の角度を保持し50cm流した時点で右側からくる水流に仕掛けを馴染ませ、 一瞬だけ糸を弛ませる、流れに入った瞬間に糸を張り底の石に仕掛けが入らないように、なおかつ浮き上がらないようにコントロールしつつ、良型渓流魚の補食レーンである左右5cmを外さないように魚のいる2m70p先まで流す。 これ、釣り竿が高価になりキャスト精度、コントロールの精度があがれば初心者に出来ると思いますか? 恐らく出来ないと思います。自分は出来ませんでした。今より高価な竿を使っても出来る自信ありません。 釣り雑誌やネットでは、海でも川でもポイントは○○なんて簡単に書いていますが、 本当のポイントはそこに仕掛けを投入してからの精密な竿操作にあります。 何が言いたいかと言うと高価な竿が正確なキャスト性能、コントロール性能があったとしても初心者のポイント選定なんていい加減なものだし、 知識、技術が伴わないポイント(だと思い込んでいる所)への仕掛けの投入なんて正確であったとしてもなんの意味も持たないと言う事です。 少し厳しい、嫌みな書き込みの仕方ですが、これは昔、と言うか現在でも自分への戒めの意味を込めて書いています。 「針の穴を通すような正確なキャストを実現する。」「アングラーの思い通りのコントロールを可能にするロッド」 適当に思い付いたキャッチコピーですがこんな売り文句の竿は沢山あるとおもいます。 「じゃあその竿あれば釣れるんか?」 答えは極々一部のエキスパートを除いてノーだと思います。 釣りのあるある話ですが 中級者が正確にポイントを打ち込んで何投しても釣れない中で、初心者が 変な所にミスキャストしていきなりヒットするなんて事を一度は見た事あると思います。 「ビギナーズラックってヤツだねー」なんて顔がひきつりつつ、笑ったりしますが ランダムな打ち込みが逆に正確にポイントへ行く事で思いがけない大型を釣れるようになるわけです。 なので確実に魚がいるポイントがわかる一部の超エキスパートでもない限り 高価な竿と安価な竿のキャスト精度、コントロール精度は釣果に結び着かないと、自分は考えています。 とは言え、初心者でもある程度思い通りにキャスト精度、コントロール精度がでる高価な竿はとても気持ち良く、釣りが楽しくなるのは間違いないです。 ただ、それが釣果に結び付くかどうかは自分の知識、技術、経験次第となります。 理解できる。 上級者になる程、‘’釣るまでのプロセス‘’がありありとイメージできている。 そのイメージ通り実行するために、道具も必要になる。 そういう意味で「腕」と「道具」が合わされば最高の釣果になる。 けど、釣るまでのプロセスがイメージできてない人は、高級な「道具」を持っても、そのポテンシャルは少ししか行かせない。 「釣果」という括りでいうと、大雑把に分けて @掛けるまで A掛けて後に取り込むまで の分類で自分は考えるのだが、Aの方はどうだろう。 自分も渓流の餌釣り師だけど、魚が大型になるほどAの比重が高くなると思うのだけど。 連レス失礼 ついでにいうと、@に関しても感度の良し悪しが釣果を分ける側面もあるように思う。 浮き釣りはともかく、ミャク釣りにおいては流している際にガンダマが石に当たった感じとか、仕掛けが流れに吸い込まれる感じとか。 D社のいう”流し感度”というやつね。 そこそこの値段がする竿は、このへんが比較的優れているように感じる。 あとは、振りこんだ際の収束の早さとか。 3ピースのロッドですが携帯性以外にメリットってありますでしょうか?。 シーバスロッドですが2ピースか3ピースで悩んでおります。 >>252 ありがとうです。 メーカーの言うテクノロジーはどういうものかを説明すると同時に じゃあそれが本当に自分の釣りにとって必要なのか本当に効果があるかどうかを皆で検証できたら良いなと思います。 >>253 >>254 なんという的確なレスですか! こんな自分の長文垂れ流しをしっかり読んで完璧に理解し、なおかつ的確な質問! ホントありがたいです。 このシミュレーションの続きでその辺を書いていこうと思います。 >>255 ほんの少しでも面白いと思って貰えたら凄く嬉しいです。 わかりにくい所ありましたら。なんでもレスして下さい。 >>256 満足出来ない内容でしたらすみませんです。 高価な竿と低価格な竿の違いを初心者目線(自分目線)でシミュレーションしたつもりです。 何かわかりにくいテクノロジー等ありましたら質問していただけたらわかる範囲でお答えします。 おれもこのスレ好きだ 読むしかできんがいつでも続きを待ってる >>257 携帯性以外のメリットとしては破損時の費用が安価で済む事くらいでしょうかね。 穂先破損で修理の場合、2ピースですと竿半分近い価格になりますが3ピースですとやや割安になります。 それ以外のメリットはなかなか思い付きません。 ただ、勝手な自分の妄想ですが2ピースと3ピースの竿の性能(張り、粘り、軽さ等を比較)をしたいのかと思い説明させてもらいます。 基本的、一般的に言えば釣り竿の理想型は1ピースになります。 ただ、竿の種類にもよりますが、自宅から釣り場までの移動、運搬を考え、現実的な商品として2ピース、3ピースまたは振り出し竿などはそれ以上の継ぎ数の継ぎ竿になります。 じゃあ継ぎ竿はダメなのかと言うと全然そんな事はなく、継ぎ部分に継ぎを感じさせない自然な曲がりを可能にするテクノロジーが使われていたり、あえて継ぎ部分で調子を変える事でメリハリのある竿に仕上げたりと色々な工夫がされています。 シーバスロッドとはジャンルが違いますし、振りだし竿になるので単純比較出来ませんが、ある大手メーカー(D社)の渓流、源流用のある竿は18本継ぎになります。 これは山奥の渓流、源流の道なき道、藪、滝などを越える為の携帯性の為にそうなっているのですが、これだけ継ぎ数が多くてもちゃんと釣り竿としての機能を果たせています。 なので2ピース、3ピースの違いで絶対的な釣り竿の性能差があるとは考えなくて良いと思います。 また逆の視点からみた説明になりますが2ピースから3ピースにした所で携帯性が著しく上がるとも思わない方が良いかと思います。 確かに2ピースから3ピースになると 仕舞い寸法が数十センチ短くなり携帯性が著しく上がるように思えます。 ルアーロッドとしては長めのシーバスロッドだと特にそう感じられます。 ただ、実際使うとなると継いだり、外したりって結構めんどくさいんですよ(笑) 自動車に積める寸法がギリギリだとか航空機の手荷物サイズに納める為など明確な理由がある場合は別ですが なんとく携帯性に有利かな程度だと 結局何本も継いだり、外したりが面倒になり、ちょっと移動する分には穂先だけ外して。なんて事になり、結局2ピースより仕舞い寸法が長いまま移動したりして折角の3ピースのメリットが活かす事が出来ない。なんて事にもなりかねません。 >>261 ありがたいです。 でも異論、反論もお待ちしてますよー。 3ピースの質問をした者です。ありがとうございます。 昨今各社が採用している、ナノカーボンについてもお話し聞きたいです。 よろしくお願いします。 >>266 是非是非!「それはただの妄想だ!実際はこうなんだよ!」ってレスをお待ちしています! 煽りではなくマジで。 上にも書き込みしましたが、自分は年間の釣行回数が100日を越えます しかも一回の釣りが平均8時間程 長い時は14時間以上になります。 また立場上と言うか、コネと言うか 多少のメーカーや対象魚の制限がありますが様々な竿や道具を試せる立場にあります。 かと言って釣りの腕は平均以下だと思ってます。 釣果だけを見れば多分、普通の釣り人が羨むような魚、サイズをあげていますが、それは超長時間の釣りの結果であり、自分の釣りの腕や才能は平均以下です。 ただ、その腕や才能の無さ、プロのようなしがらみのなさは 釣竿のテクノロジーを正しく伝える最高の武器だと思っています。 >>269 嘘を並べてるとは言っていないが浅い発言から100日釣行の質の程度は知れてる 合いの手レスは自演でないとしてもほぼ単一だろう >>267 お役に立てれたのであればなによりです。 >>268 上の方の書き込みでナノアロイ技術に関しては詳しく書き込みしました。 簡単に説明すると従来のカーボンより張りがあるのに良く曲がる技術になります。 簡単に書いてしまいましたが従来はこれがなかなか出来なかったので ある意味革命的な技術になります。 >>270 是非是非深い発言をお待ちしています! これは煽りでもなく正直なレスです。 自分は年間100日オーバー、一回の釣りも平均8時間以上ですが 正直、時間も体力も経験も足りなさ過ぎだと感じています。 自分の道具や仕掛け、技術面でサポートをしていただいてる方々が各ジャンルで数名いますが、その方達は釣行回数、技術、経験、経済力、熱意、才能、結果等桁違いです。 ただ、そういう方々のアドバイスって理解するのにもそれ相応の技術や経験、才能が必要になります。 もし、そういった深い解説を分かりやく出来るのであれば、スレが盛り上がりますし、自分も勉強になるので是非ともお願いしたいと思います。 >>271 楽しみにしていただけたら何よりです。 こういうレスはホント嬉しいです。 プロだとか才能だとか凡人だとか・・・ そういうことに興味は無いし、俺は価値を見出していない。 誰が言ったか?ではなく、 何を言ったか? だから。 テクノロジーは誰が語っても構わない。それが物理的、科学的に正か誤を論理的、客観的に考えていく事に意味がある。 樹脂といえば、最近「ナノテクノロジー」なる言葉でカーボンブランクの特性・機能を表すシーバスロッドが増えてきましたが、それは東レの樹脂技術で釣竿メーカーの技術ではありません。 それどころか釣竿専用に特化した技術ですらありません。東レの汎用技術です。 ↓馬鹿なので意味がわかりませんが、まあ、「東レのプリプレグ全般がよくなりましたよ」的な感じでしょうw http://www.torayca.com/download/pdf/nanoalloyPrepreg.pdf メジャークラフト・ヤマガ・ダイワのように「宣伝材料」として積極的に「ナノ」という言葉を使うメーカーもあれば、「ナノブランク」を 使用しているのに何かの拍子で口を滑らせるまでその事実に関して沈黙しているメーカーもあります。後者の場合、 口を滑らせるような出来事が起きないかぎり、ユーザーは自分が実は「ナノブランク」を振っていることを知りません。 何故「ナノ」の使用を表にださないかというと・・・・それは素材の進化であってロッドビルディングの進化ではないからでしょう。 素材メーカーの技術の進化であって、釣竿メーカーの技術の進化ではないのですから、 「ナノ」を語るのは虎の威を借るような感じがしてロッド屋としての矜持が許さないのかもしれません。 もしかしたら面倒くさい(笑)だけなのかもしれません。 ダイワのカーボン技術話 http://www.nippon.com/ja/features/c00518/ ダイワでは、標準品に加えて、素材メーカーとの開発協力による特注カーボンシートも採用している。 ただし、樹脂は繊維同士をつなぐ接着剤の役割も担っているため、樹脂が少ないほど加工は難しくなる。極端に樹脂の量を少なくした特注のカーボンシートを、きちんとパイプ状に加工できる高い製造技術がダイワの強みだ。 一応、大ダイワ様のカーボンシートは注文の段階で他社とはすこし違うみたいです・・・ ナノカーボンってこの数年で色々なメーカーから出てるけど樹脂にナノサイズの混ぜものをしてるってことだよね。 これって通常より樹脂の量を減らしてるHVFやSVFだと効果が少ないってことかな? >>276 >>277 さんの書き込みで答えられてますが、補足すると カーボンナノチューブは カーボンシートの樹脂部分に微細な炭素繊維を混ぜる事により強度、張りをアップさせる技術です。 この技術自体は古くからあり、ダイワのカーボウィスカーや炭素ではないですがアモルファスウィスカーなどがほぼ同等の技術と思われます。 ナノアロイカーボン、ナノプラスカーボンと呼ばれる技術は炭素繊維がナノではなく、炭素繊維を取りまとめる樹脂をナノレベルまで微細化し、従来では相反しうる要素を高い次元で両立すると言う技術です。 で、本題ですが 低樹脂カーボンである、HVFやSVFになるとナノアロイカーボン、ナノプラスカーボンの効果は少なくなるか?ですが、これは恐らくですが少なくなるかと思われます。 釣り竿業界では「カーボン」と単に言われていますが正式にはカーボンレインフォースドプラスチック、日本語に言い換えれば「炭素繊維強化樹脂」と言って炭素繊維とレジンなどの樹脂の複合材料になります。 複合材料とは二種類以上の材料を組み合わせた素材の事でそれぞれの材料の特性で相乗効果を狙った物になります。 で、ナノアロイカーボン、ナノプラスカーボンと呼ばれる技術は炭素繊維強化樹脂の中の「樹脂」部分を高性能化したもので、低「樹脂」カーボンであるHVFやSVFであればナノアロイ、ナノプラスの樹脂量は少なくなるので効果は少なくなると思われます。 ただ、低樹脂カーボンならばナノアロイ、ナノプラスの効果が少なくなるから、釣り竿の性能も悪くなるのかと言うとそうではなく。 従来の低樹脂カーボンの性能はそのままで、ナノアロイ、ナノプラス技術により一段階高性能化したと考えた方が分かりやすいかと思います。 そもそも論ですが低樹脂カーボン=高性能と言う図式は必ずしも当てはまりません。 ダイワのカタログやHPでは「カーボンの贅肉とも言えるレジンの・・・」と言う記述がありますが、これはなかなか的を得た表現と言えますが、贅肉=無駄なものとは言えません。 人体に話を置き換えますと 贅肉=脂肪の必要量は決まっていまして、過剰なダイエットなどで体脂肪率を落とすと、脳の活動が鈍くなったり、病気に対する免疫力が低くなったりします。 また、格闘技ならば打撃の耐久性の為、持久系のスポーツならばその競技中に使うエネルギーの為、ある程度の脂肪量、贅肉は必要になります。 逆に瞬発系、短時間での競技などでは脂肪ではなくグリコーゲンをエネルギーとして使用する為、脳の活動や免疫力の低下をしない範囲でギリギリまで体脂肪を落とす事で最大のパフォーマンスを発揮出来ます。 何が言いたいかと言うと。人体でも釣り竿でも贅肉=無駄なものではなく、 それぞれの競技の種類や釣りのジャンルにより必要、最適な量の贅肉がある程度決まっているという事です。 現代の最王手メーカーのシーバスロッドはとにかく高反発な傾向がある。 そのせいかしらんが、シマノのシーバスロッドは投げにくく折れやすい気がする。使っててもフィーリングはあまり良くない。 それに比べてダイワは高反発な上にシマノより更に軽量ではあるものの、耐久性はそれなりにあるように感じられる。 実際に魚をかけても不安感は特に感じられない。恐らくどちらも極めて低樹脂だとは思うが。 やはりダイワとシマノでは竿の作り方、方向性、思想自体も違うのだろうか。 カーボンとレジンの事だが・・・ カーボンやレジンはそれぞれ、どれくらい紫外線や日光や曲げ伸ばしに弱いのか? 竿を振っていてカーボンと樹脂、どちらがより早く劣化して、それを実感するのだろうか? それも気になりますね、車内の熱とか。 個人的には一回一回曲げるごとに劣化していくと思っていますがどうなんでしょうか。 これはメーカーの人や業界の方に聞いた訳でもないですし、統計を取った訳でもないので、自分の妄想と言うか、感想と言うか、根拠のまったくない事なのですが、ダイワ、シマノの釣り竿はファッションのように流行り廃りが繰り返しているように思います。 先調子と胴調子、軽くて、繊細、重くて、パワーある。高反発で張りがある、低反発で粘りがある。 ダイワとシマノはこれらをお互いずらしながら、なおかつモデルチェンジ毎に新しい機能を付け加えながら進化してるように思えます。 がまかつは伝統調子と言うだけあって基本は胴調子、重くなってもパワーを重視した竿のラインナップがどのジャンルでも中心になってるように思えます。 >>284 >>285 釣り竿の経験上と仕事上釣竿以外の繊維強化樹脂を扱っていた経験でお話すると 日光=紫外線の影響下で言えばレジンの劣化の方が早いです。 炭素繊維、ガラス繊維の耐久性、耐光性は相当なものです。 ただ、釣竿のヘタリ原因としては紫外線より繰り返すキャストによるカーボンとレジンの剥離であったり、折れの原因としては小さなキズの蓄積であったりの方が多いです。 樹脂でも柔らかいもの専門だけど 紫外線劣化とオゾン劣化が劣化の原因のツートップだよね 特に紫外線 同じ釣行時間なら夜釣り専門の方が痛まないって事だよね。車の塗装と同じだね。 カーボンは通常使用では断裂はしないよね。 >>285 また、車内の熱の影響ですが 曲げた状態での保管とかでなければ ブランクス自体の痛みはあまりないです。 カーボン繊維もブランクスの樹脂自体も素材のデータを見る限り熱に対する耐久性はかなりあります。 ただ、ガイドやリールシートを固定している接着剤は熱に弱く60℃前後で軟化してきますし、元竿やブランクスの塗装は物によりますが熱で劣化します。 いずれにしても真夏の車内に置きっぱなしにするのは竿にとってあまり良くないですね 時間が開きましたが、低価格な竿と高価な竿の違いシミュレーションの続きです。 前回では、価格による仕上げの違いによるモチベーションの違い、振り込み精度などの違いを説明しました。 安価な釣り具やオリジナルブランドの竿を購入したA君 やや高価な一流メーカーのエントリーモデルを購入したB君の釣行は続きます。 安価な竿を購入したA君。 アタリがあまりありません。 「ここには魚がいないのかな?」と不安になります。 暫くすると不意に浮きが消しこみ竿から手元に気持ち良い振動が伝わります。 「よっしゃああああ!」かかった! A君は始めての魚に興奮しまくりです。 対してやや高価な竿を購入したB君 何投かすると一瞬のアタリがあったり、プルプルと小さなアタリがあるのがわかります。 「ここは魚が沢山いるな!」 B君はワクワクしてきました。 しかし、何度合わせを入れてもなかなか針ががりしません。 「魚がいるのは分かるけど、合わせのタイミングって難しいな。」それでもB君は魚が釣れる期待でワクワクしています。 そして遂にガツンとくるアタリ、針がかりした手応えがきました。 「よっしゃああああ!」B君も始めての魚に興奮しまくりです。 釣竿の値段差 感度 基本的に高価な竿程軽く、張りがあり、感度に優れています。 例えばですが、ドアくらいの大きさのゴムの板とベニヤ板を用意してそれぞれノックしてみたと想像してください。 ゴム板は少々ノックしたくらいでは気付きませんよね? 対してベニヤ板なら軽くノックすれば気付くと思います。 魚からのノック=アタリをより感じ取れるのは軽く、張りのある高価な竿と言う事になります。 ただし、感度が良い=アタリが取れる=魚が釣れると言う図式が必ず成り立つ訳ではないと理解する必要があります。 そもそもですが、メーカーは竿の感度感度とやたら売りにしますが、 魚からのアタリ=魚信は竿だけで取る訳ではないです。 ドライフライのフライフィッシングでは魚がフライをくわえた動作で合わせる所謂サイトフィッシングですし、 ルアーなら糸フケや弛みを見ますし、 ウキフカセ釣りなら浮きの動きで合わせます。 竿の感度と言うのはそれらのアタリをさらに補助するような情報である事が多いです。 また、竿の感度と言うのも多ければ多い程良い、魚が釣れると言うものでもないです。 アタリ=魚信と言うのは魚が針をくわえた時に出る物だけではなく、 エサの端をついばんだだけとか、魚のヒレが仕掛けに触れたとか、直前でUターンした水流だけだったりの場合もあります。 竿の感度が良ければ良い程そういった合わせても魚が掛からない、いわゆる本アタリではない魚信が多くなります。 アタリの種類を判断出来る上級者にとっては、今狙う魚がどういう状況なのか判断するための有用な情報源となり得る場合もありますが、 逆に情報過多で針をくわえた本アタリをわかりにくくし、空アワセばかりになってしまう。邪魔なものになり得る場合にもなります。 実際、がまかつの竿の中には 「ノイズフェーダー」と言う技術でわざと感度を落とし、必要な情報だけ純粋に取り出せるようにしたものもあります。 魚のアタリ=魚信を取る場合において感度と言うのはあればあるだけ、釣果があがる訳ではないと理解する必要があります。 ただし、掛けた魚の動きを把握するための感度としてはまた違ってきますので、これは後日改めて書き込みしたいと思います。 アジ竿はラインがちょっと振れるだけでわかる エギングやシーバスロッドはルアーの挙動や流れを掴みやすい フカセや投げでも同じ 情報過多で困ることなんはない 「情報」ってのは要するに 「振動」 と言い換えて良いと思うんだが、振動が多すぎてちょっとウザい、疲れる というのはあるかもしれない。 例えば超高反発で激烈に硬いガイドを搭載した竿で、PEラインを使って 巻きの釣り 横の釣り をやるとブルブル震えるルアーの振動が一切減衰せず全部手に伝わって痺れるくらい震えるんだものw これはルアーの種類にも勿論依るんだが、例えばバイブとかロングリップのシャッドやディープクランクだと顕著でね。上記のタックルだとちょっと巻く気が起きないw 別に釣りが出来ない訳じゃないが、これは好き嫌いの問題でね。 その意味に於いては、その手の動きの激しいルアーを使う時は敢えてダルい竿とダルい糸を使うのが適切かもしれない。 タカミヤのシーバスロッドが特売で税込み2000円で売られていたのも、ある意味すごいテクノロジーだと思う。 タカミヤのファーストステップシーバスがライトステップシーバスよりカーボン率が高いのに安く売られているのはなぜ? シマノのルアーマチックと比べて重いけど、強度差はどうなのかな? 実際に使い比べてみたいけど、高価な竿を何本も買う気にならないし、 試しに釣り比べしようにも、そんなに釣れないし。 どのくらいで折れるかなんて、試せないし。 手の感覚も人によって様々だから、敏感な人用と鈍い人用の竿があっても良いかも。 20年位前かな 家族で釣りに行くと決めたが竿が足りない 親父が近くの竹やぶから1本切ってきた 先端に糸を結んだだけでリールすらない即興の竿 堤防結構人がいたんだが親父の竹竿にヒットしてて周りの人がポカーン状態だったのを思い出したわ おひさしぶりです。 スミレジンです。冬場は旅をしてきました。 竿の投げると言う動作の研究の為、各地でカゴ釣りと言うのをしてきました。(むかしからそこそこは経験がありたしたが。) まあ、冬場はあまり釣れないのですが、その分釣り場は空いていて投げる技術を存分に鍛えてきました。 そして、春になり渓流が解禁になったので自宅へ帰ってきました。 時間が空きすぎて皆さんも自分もなんだかわからなくなったかもですが>>297 の「掛けた魚の動きを把握する感度」について書いて行こうと思います。 魚のアタリを感じて、合わせを入れる、そこから魚とのやり取りは釣り人にとって最も脳内麻薬のでる至福の時間です。 「とれるか!?」「バレないか?」「いけるか?」コンマ数秒の間に期待と不安とが繰り返し交錯するものです。 で、ここでも竿の感度が物を言う時があります。針の掛かりが浅いとき、深い時、上顎、かんぬき、スレなど、針の掛かる位置により。魚の挙動、竿への信号の違いが出てきます。 これは同じ魚種を沢山掛けて経験、情報の整理が必要ですが、経験者ならば「この状況は一か八かで一瞬で処理した方が期待値が高い」「じっくり確実に行けば必ず捕れる!」との判断が高価な感度、高い竿の方がしやすくなります。 ですが、高い竿=「掛けた魚の挙動が分かりやすい」は事実ですが、 じゃあそれが誰にでも良い結果になるとは限りません。 魚に針掛かりした時の挙動は魚種より様々です。 一般的な釣り技術書にはメジナは手前の根に潜り、クロダイは沖に走り、サバは横走りし、ヤマメは下流に走る。ニジマスはジャンプする。なんて書いてありますが、 まあ、まちがってませんし、大体その傾向です。 が! その傾向の例外も沢山あります。さらに言えば、時期や場所、針掛かりした位置なんてのによっても変わります。 それらの魚の緊急回避の行動法則の基本、例外を理解する程の知識と経験が有れば、その竿の感度は釣り人の大きな武器になり得ますが、そうでないのであればそれは手元にくる振動の大小でしかありません。 釣り雑誌、釣り番組などでは「感度が素晴らしく、まるで竿を通して水の中を直接見ているようだ。」「魚の動きが頭の中ではっきりと見てとれる。」 なんて表現をしてたりしますが、 それは釣りを極めて極めつくした、プロやテスターだけが今までの経験、体験を元に脳内で再現出来る映像であり、僕のような釣行回数だけが多いだけの素人や一般的な釣り人には全然とは言わないまでもそこまで決定的なアドバンテージにはならないかと思います。 とは言え、すぐに釣果に結びつかないまでも感度が高い、情報量の多い竿は釣りの上達を早めてくれるかもしれません。 間が空いてしまいましたが 高価な竿と低価格な竿の違いをまとめます。 高い竿、安い竿では買ったばかりの時には一般的な釣り人にとっては釣果には違いはない。 とは言え細さ、軽さで、釣りに集中出来る時間が長くなったり、 仕上げの美しさなどで釣り人のテンションが上がったりと、釣りが楽しく快適になり、結果良い釣果になる傾向はある。 キャストの精度、感度の良さは高価な竿程高くなる傾向だが、じゃあ竿買ってすぐに釣果が良くなるなんて事はなく、そのキャスト精度を活かすポイントの見極め、感度の意味を理解する知識や経験、体験がないと意味をなさない。 異論、反論あるかもですし、 釣りの種類、または価格差によって当てはまらない事もあるかと思います。 今現状の僕の知識、経験としてはこんな感じでまとめさせて頂きます。 間が空いてしまいましたが 高価な竿と低価格な竿の違いをまとめます。 高い竿、安い竿では買ったばかりの時には一般的な釣り人にとっては釣果には違いはない。 とは言え細さ、軽さで、釣りに集中出来る時間が長くなったり、 仕上げの美しさなどで釣り人のテンションが上がったりと、釣りが楽しく快適になり、結果良い釣果になる傾向はある。 キャストの精度、感度の良さは高価な竿程高くなる傾向だが、じゃあ竿買ってすぐに釣果が良くなるなんて事はなく、そのキャスト精度を活かすポイントの見極め、感度の意味を理解する知識や経験、体験がないと意味をなさない。 異論、反論あるかもですし、 釣りの種類、または価格差によって当てはまらない事もあるかと思います。 今現状の僕の知識、経験としてはこんな感じでまとめさせて頂きます。 シマノの鮎竿が新製品からリミテッドプロカーボンとかウルトラマッスルカーボンなどの表記をしなくなってますがどういう事情からなんでしょう? そう言えば・・・ よく釣り番組で、トレブルフックの内の一本が外れた、ヤバイ なんてシーンをよく見かけるが、 俺も始めたばかりの頃は、フックの一部が外れた感覚とかが分からなかったなぁ。けど、超高感度なロッドを使ったらそれが如実に分かるようになった事がある。 まぁ、だからと言って俺も、高感度なロッドがいつでも素晴らしいとは勿論思わんがね?w >>319 不可の掛かる支点の位置が変わるからフックが外れたか気付くんでしょ?感度とか関係あるかな? 感度が良いタックルだとルアーの何処に魚が触れたかは分かる様になるけどね。 スミレジンさんおかえりなさい お待ちしています 時間がある時で構いませんのでこれからも続けて欲しいと思っています 釣り竿のテクノロジー番外編 釣りのプロと言う仕事とその目線。 このスレは釣りのプロではない、又は超上級の技術、経験を持つ釣り人のような目線ではなく、あくまで一般的な釣り人目線で釣竿のテクノロジーを皆で語り合って楽しみたいと思い立てました。 と、言うのも僕自身、釣りには行きまくり釣り道具使いまくりの生活をしていますが、釣りの腕自体はちょっと盛り気味に言っても中の下、ひょっとしたら下の上くらいかと思われます。 ただ、釣行回数、時間だけは多いのと、色々な道具を使っている事、何よりも釣りと釣り道具が大好きなので 一般的な釣り人目線での釣竿の評価、テクノロジー解説などには自信があります。 そんな訳で「プロとは違う目線で」等の言葉を良く書き込んだりします。 「じゃあお前はプロの目線を理解してるのかよ?」 と、レスが来そうですが、答えは 「すみません理解出来てません。自分プロじゃないし・・・」と答えるしかありませんが、なんとなくこんな感じかな?と言う事はわかっています。 自分は釣りがとっても好きなので よく、海や川や湖、釣り具屋さんにいます。毎年10人くらいには「アンタ毎日朝から晩まで釣りしてるけど仕事してないの?」って知らない人に声かけられるくらいです。 そんな訳で釣りばかりしていると、紹介などでプロの方とも知り合いになったりします。 時にはホームの釣り場で収録される釣り番組のお手伝いでゲストの方のサポートなんかもしてたりします。(テレビには写ってないし、写ってても見切れてるだけですが) で、待ち時間に雑談なんかをしたりしてますが、色々裏話なんかも聞けたりします。 で、話ていてメディアにでるプロでスゴいなと感じる事は 「プロは対応力と表現力がとんでもない」これに尽きると思います。 よく釣り場でも、ネットでも「釣り番組の○○は釣りが下手だな。あれなら俺の方がよっぽど釣ってるわ」「ゲストの素人の女の子の方が釣れてた。」 よく聞く話です。 プロなのに素人に釣果で負ける。あってはならない事です。 お おかえりなさい ここを読んでからロッドの試し振りをさせてもらう機会が 楽しくて仕方なくなりました >>306 はい、了解しました。 >>308 素晴らしいお父さんをお持ちですね。 羨ましい。 竹って現在でも通用する素材だと思ってます。実際、ヘラやフライ、渓流なんかでは根強いマニアがいますから。 ただ、釣り竿に適した素材とするためには大変な手間が掛かります。 >>310 ありがとです。 >>311 お待たせしました。 >>318 どうなんでしょう。 何かわかりましたら書き込みます。 >>319 よく分かってらっしゃいますね。 このスレの本質をついてます。 >>321 ありがとです。こんなマニアっくなスレを楽しみにしていただけるなんて嬉しいです。 >>326 ありがとです。自分のせいで誰かの楽しみが増えたのならこれ以上の喜びはありません。 >>327 お待たせしました! >>325 つづき 釣りの技術で飯を食っているメディアに出てくる釣りプロ。 それが釣りの素人に釣果で負ける。 あってはならない事に思われますが。 実は釣りのプロの目線はそこにはありません。 釣果で素人に負けるのが許されないのは漁師です。 釣りメディアに出てくるプロは「見ている釣り人をいかにワクワク、ドキドキさせるか。釣りに行きたくさせるか」にあります。 3月4月は色々解禁。 スミレジンも冬眠から目覚めたか。 そのプロにここでの書き込みの許可をとった訳ではないので、 これからの書き込みは完全な作り話です。 以下作り話↓ ある撮影の時、想定外のとんでもない釣りにならない条件にあたりました。 地元の僕でもお手上げ状態です。 その時プロはゲストに何とか釣らせる為に全力でなりふり構わずあの手この手、どの手その手の限りを尽くしまくりました。 僕もそのサポートに全力を尽くします。 その結果、ゲストは何とか釣果と呼べるような物を。 プロはボウズでした。 ですが当たり前です。 そのプロはゲストの釣りの為にほとんど釣りをしてません。 数回の仕掛け投入をしましたが、それはゲストの釣りポイントへ釣らせる為だけの投入で、釣る為の仕掛け投入は一回もしていません。 テレビのオンエアでは プロが釣れなくて顔を真っ赤にしながら悔しがり発狂する姿が撮しださされ。得意気にプロに勝ちドヤ顔するゲストが撮し出されてました。 ちなみに僕は遠目で釣りするギャラリーとして見切れてました(笑) まあ、これは完全な作り話なんですが。 メディアにでるプロはどんな状況でも確実に釣る能力は当たり前で、それをゲストに釣らせる能力。 また、見ている人を楽しませ、なおかつ視聴者に釣りに行きたくさせる為の技術、表現力、対応力が必要とされます。 僕の知っている限りですがメディアに出てくるプロは単独ならばとんでもない釣り技術を持ってますが、それをそのままひけらかすような人は一人もいません。 1匹の釣果であればプロであろうが素人であろうが釣果に差は無いですよね。釣りを始めて数日のアングラーがとんでもない大物を釣り上げた話は普通にありますし。 プロの凄い所は巧みな技術を使いながら素人、初心者になれるって事だと思います。 大抵の人がそうなんですが、知識や技術を得るとそれが先立ってしまって「我」が強くなると思うんです。 そうなるとフィールドで、いちアングラーとして「存在」している感が強くなってしまう。側から見ているとあまりに存在感が有り過ぎて自然界の中に居る事に違和感を感じるんです。 プロが違うのはココで、フィールド以外で会うと存在感があるのにいざフィールドに立つと自然界に居る事に違和感を感じないんですよね。 初心者や素人と同じ様なのに凄い技術が有る。 やはり素人とは違うと思います。 横槍失礼。 >>334 探るポイントの引き出しの多さ ってことなのかな 初心者はそれが偶然の一匹で 上級者はそれが引き出しの中の一匹で 中級者は引き出しの少なさからたどり着けない みたいなこと? >>335 それはメディア的な捉え方かなー。そういう左脳的というか理屈ではなくて、感覚的なモノに近いかもしれない。 上手い人は会えば分かる様になると思いますよー。 例えば、初心者から脱したくらいの人はやれこのルアーがどうだ、このポイントはこういうタイミングだ、とか理屈に走ってしまう。 でも肝心な部分が抜けていて結局は本末転倒なのかと。 メディアプロは手の内を全て明かさない。そりゃあそうでしょう、プロとして生活している訳だから全てを明かしてしまったら自分の生活が成り立たなくなる。 だから一般アングラーの平均的なレベルで明かして良いと判断出来る事しか言っていないですよ。 プロによって違うでしょうけどねー、自分の知り得る範囲の7割しか言わないとか、人によってはほぼ全てを明かしていると感じるプロも居れば。 大体は記事とかブログ読めば分かりますね。 >>334 横槍、横レス大歓迎です!ありがとうございます。 また、否定や反論もお待ちしてます。 沢山盛り上げて理想の竿へ皆が辿りつけたら自分としてはとても嬉しいです。 さて、僕の知っているメディアに出るプロのお話ですが、これが釣竿のテクノロジーとどう結び付くかといいますと、釣竿のレビュー、解説など、プロの表現方法をどう読み解くかというのを伝えたかったというのがあります。 ちょっと話が逸れますが、グルメ番組で文句なしに誉める時に「○○の味の宝石箱や〜」なんて有りますが、これは凄くわかりやすい天才的な表現力だと思います。 また、薄かったり、なんだか分からない味を 「やさしい味」と表現したり、クセのある味や、臭みの強い食材を「好きな人にはたまらない味」などと表現したりします。 否定はしない。しかし嘘も絶対につかない。 そしてそれを視聴者にもわかりやすく。 それがメディアに出てくるプロの表現力です。 話を戻しますが、、カタログやメディアの釣竿のレビューは沢山あります。プロの表現力とその表現の真意を僕の知る限りですが、伝えたいと思います。 プロの表現力は否定をしない。しかし嘘も絶対しない。 しかしユーザーにはワクワク、ドキドキ、夢を与える。 それがどんな表現方法なのかを悪魔の辞典風に僕なりの解釈で伝えたいと思います。 「悪くない」 別にこれといって特筆する性能を持ってない時に表現する言葉。「悪くない」=「良い」と思わされそうになるが、 別に良くもない。 例「手元に来る感度は悪くなりがちなグラスソリッド穂先だが、手感度も悪くない。」 「圧倒的な○○性能」 ○○だけは凄いけど他は釣竿としてはダメダメの場合に使う言葉。 例 「まるで空気を掴んでるような圧倒的な軽さの竿!(耐久性や質感はお察し)」 「高い次元での両立」 どっち付かずの時に使う言葉。 「エキスパートの期待に応える」 なんだか扱いがめんどくさい物を表現する時に使う。 「繊細な」 釣竿としては著しく耐久性の低い物、または微妙な物などを表現する言葉。 例 「かつてない程、繊細な穂先」 「釣味、釣趣を求めた」 対象魚のパワーよりかなり低い、柔らかい竿などを表現する為の言葉。 「釣味が良い竿だね(アベレージサイズを浮かすのに一苦労だよ。)」 「シャープな 」カリカリ、キンキンな 調子、キャスト、投げのスィートスポットが狭い時、アタリを弾く時などに使う。 「ベテランからビギナーまで満足させる」これといって特筆するべきものがない時に使う言葉。 「ハマれば最強」 ハマらないと最弱。クセのありすぎる竿に使う。大多数の人には宜しくない場合が多い。 「豪快な」 なんとなくバランスがちぐはぐ(やたらと強い竿だったり、ブランクス同士の継ぎが極端なテーパーであったり)する場合に使う。 「こだわりの」 いや、なんでそこにコストかけちゃうんだよ。そこじゃねーだろ! って時に使う言葉。 > 「こだわりの」 どこぞの西陣織とやらが頭に浮かんだw ちょっとヒネた見方だな。 それが全てじゃないだろう。 >>344 自分はあれ、結構好きですけどね(笑) >>345 はい、その通りです。 それが全てではないんです。ただ、メディアに出るプロが新作の釣竿を正直に「うわーこれはダメなヤツだわ!」じゃプロとして二重の意味でダメなんですよね。 ダメな竿にも必ず美点はありますし、魅力を引き出して解説しなければいけない。 また、見ている視聴者をワクワクドキドキ、釣りに行きたく、道具を買う夢を与えなくてはなりません。 ただ、そのプロの表現力がともすれば視聴者、ユーザーにわかりにくくなってしまう現状もあると思うんです。 ↑の自分の書き込みはあくまで「悪魔の辞典」風ですので、かなりひねくれた、皮肉風の解説になってます。 これが全てではないですが、こんな視点なんかも心の片隅にあれば、メディアのプロの本音や、カタログの謳い文句の真意などを探るヒントになるかと思い書き込みました。 その手のプロの”ポエム”は、メーカーが用意・添削した作文では?w >>347 かもしれませんね。 ただ、自分がこのスレを立てたのは「皆で釣り竿についてワイワイ語りたい」と言うのと「自分の釣りに本当にピッタリ合った釣り竿を選んだ喜びを共有したい」と言うのがあります。 と言うのも、自分が釣りにハマり釣り竿に興味を持ち始めた頃に思った事が カタログやテスターが「何が言いたいのか全くわからねー」 だったんです。 >>347 さんが言うようにメーカーが用意した売り文句、作文は 「圧倒的な感度を持ちながら、強烈なバットパワー、柔良く剛を制す、繊細な中に豪快さを持ち合わせ、 伝統的な調子を受け継ぎながら先進的な要素を持ち合わせ、シャープさとタメを感じつつ、強度と粘りの実現、魚を怒らせず、一気に浮かせる、軽快さと耐久性を両立し、ビギナーからエキスパートまで満足するパフォーマンスを実現した竿です。」 ちょっとオーバーに書きましたが、カタログの謳い文句がこんな感じで 「えっ!?ちょっと何言ってんだか10回読み返したけどわからん!」 と言うのがありました。 どこのメーカーもカタログには同じようなこと書いてると思う 上記の「プロ」と対極にあるのがfcl laboの津留崎さん。 この人、文章は分かりにくいが、悪い面も含めてユーザーに非常に近い目線で自分の竿を語ってる。 なんで、信頼感がある。 まあ大きなメーカーだったらこんな人は無理だろうなあ。 鶴崎理論、興味深いよね。 何言ってるかちょっと分からないけどw FCLの竿振ってみたいけどどこにも置いてないんだよなぁ〜 おひさしぶりです。 スミレジンです。春ですね。 渓流は解禁になり、海はマダイ、クロダイのノッコミシーズン。 日中の釣りはポカポカ陽気で気持ち良いですね。渓流はまだまだ寒いですが動けば暑いくらいですし。 今回の話題、釣竿のテクノロジーは「投げ」です。投げ釣りと言うと砂浜で硬い竿にでっかいリール、キスやカレイを狙う、いわゆる投げ釣りが一番に思い付きますが、今回は「カゴ釣り」です。 なぜかと言うと投げ釣りはキャスティング大会、遠投のクラブなどもかつては盛んでしたし、遠投についての資料、議論はちょっと調べれば語り尽くされていますから、いまさら僕レベルが言えるような事は何もないという事。 それともう1つは僕がこの冬カゴ釣りの修行をみっちりとしてきた事にあります。(笑) 「カゴ釣り」ってなんやねん!って人もいれば「カゴ釣り」そんなの知っているよ!それがなんで「投げ」なんだよ!って人もいれば 「カゴ釣り」、「投げ」なるほどな! って人もいると思います。 一口に「カゴ釣り」と言ってもその地域毎に様々な仕掛けがあり、知らない地域の人にとっては「こんなカゴ釣りもあるのか!」と驚かれると思います。 カゴ釣りの定義 簡単に言ってしまえば、仕掛けの重り部分に「カゴ」と呼ばれるコマセを入れるスペースがあり、カゴから放出されるコマセで魚を寄せ、それに同調させたハリス、針に付けたエサで魚を釣ると言うものです。 サビキ釣りや船のビシ釣りもカゴを使いますが、普通一般的にはカゴ釣りとは呼びません。 大抵は磯や、堤防などの陸っぱりの釣りであり、 フカセ釣りでは攻められない遠い距離、深い棚。 フカセ釣りでは狙えない深く、遠くにいる青物やマダイなどを狙う釣りになります。 このように、フカセ釣り(コマセで本命の魚を近場に寄せて、また浮き上がらせて)狙う釣りでは成立しない。 遠くに泳ぐ、なおかつ深場の、さらに言えば、投げ釣りのような完全な底を狙うでもない。遠い、深い、でも底でもない、一般的には船で狙うような 魚をカゴと言う道具を使い釣る為の仕組みが 「カゴ釣り」の本質と言う事になると思います。 カゴ釣りの起源 一般的にカゴ釣りと言うのは冷凍オキアミの出現と共に始まった釣りと言われています。 安価であり、冷凍保存でいつでもどこでも良質なコマセが手に入る事により 始まった、比較的新しく歴史の浅い釣りと言われています。 ですが、僕が調べた限りではオキアミが一般化する前からカゴ釣りと言う釣りは存在しており、オキアミがない時代からイワシなどのミンチ、おから、糠、砂などをカゴに入れ、フカセでは狙えない、遠くの深い棚の魚をターゲットにしたカゴ釣りは行われてきたようです。 オキアミ出現以前は極々一部の釣りマニアの釣りでしたが、オキアミの出現により広く一般的になった釣りと言うのが僕の見解です。 カゴ釣りの起源、その2 これは僕がある釣り場で、そこの釣り場に40年程通う、僕より二周りほど年上の大先輩の釣り人が、さらに三周りほど年上の釣り人から聞いたカゴ釣りの昔話です。 昔々、ある釣り人が果樹園に面した磯の釣り場で、はるか遠くに大型の魚の群れを見つけました。 その釣り人はどうにかしてその魚の群れを釣りたいと考えましたが、 はるか遠くの魚はいくらコマセを撒いても寄ってこないし、仕掛けを遠くまで投げる事はできません。 「船であそこまで行く事が出来れば、沢山大物が釣れるのになあ。」 その釣り人は果樹園の斜面に寝転がり、遠くの大型の魚をうらめしそうに見つめていました。 ふと周りを見回すと古くなり、朽ち果てかけ捨てられた、果物の収穫用のカゴが目に付ました。 釣り人は閃きました。 朽ち果てた収穫用のカゴをバラし、小さな小さなカゴを編み込み作り上げました。 そのカゴにコマセを詰め、仕掛けにくくりつけ、遠くを目掛けて投げました。 カゴとコマセの重みで仕掛けははるか遠くへ飛び、コマセで魚は寄り、大型の魚は次々とその釣り人の針にかかりました。 これがカゴ釣りの始まりです。 と、言うものです。 ただ、これは口伝であり、脚色もあると思います。新しい釣り方と言うのは 誰か一人によって作られるものではなく、お遊びで変な仕掛けを試したり、仲間内で施行錯誤したり、また、離れた地域で同時多発的に出来た物が洗練され出来た物だと思います。 また、その地域の魚種や潮の流れ、地形、などにより様々に最適化、進化してきた物だと思います。 釣り竿のテクノロジー 番外編リールのテクノロジー。 スミレジンです。 このスレは釣り竿のテクノロジーを皆で語るスレですが、 今回カゴ釣り、それも両軸遠投カゴ釣りにおいて切り離せないリール。 アブガルシア、アンバサダーについての書き込みです。 突然の質問ですが貴方は「水」が怖いですか? ちなみに僕は怖くて怖くてしかたないです。 「水」は陸上の生物の生命に必要不可欠な物ですが、それと同時に簡単に陸上の生物の生命を奪う物質でもあります。 磯の釣り人なら高波に死を覚悟した瞬間は一度はあると思いますし、 渓流釣り師なら膝上の流れに恐怖した記憶は必ずあると思います。 かつての中世ヨーロッパでは錬金術というものが盛んに研究されていました。 それは世界は五大元素(火、水、土、風、空)で成り立っており、それを人間がいかにコントロールするかという学問でした。(時代により多少解釈ちがいますが、釣り板なので、まあそれは置いておいて。) 何が言いたいかと言うと、このように「水」というのは世界を構成する重要な要素であり、人間の生命維持に極めて重要であると同時に、人間の生命を簡単に奪ってしまう極めて恐ろしい物質でもある訳です。 釣りの歴史というか、起源というものはその恐ろしい「水」にいかに距離を取るかとの闘いの側面でもあると言えます。 極々初期は竿の長さを長くして 人間な安全な陸にいながら魚を狙うという物でした。 しかし釣り道具の進化によりリール、すなわち糸巻きというものが考案されさらに深く、遠くの魚を狙うようになりました。 世界最古のリールは中国の絵に描かれた、小船に乗った人がリールらしき物を付けた竿を持ってっていたようです。これはおそらく、船を利用し、竿の長さよりはるか深みの魚を狙う為のものでした。 さらにヨーロッパではフライフィッシングというものがありました。 これは教会の修道女が考案した釣り方云々と言う歴史があるようですが、それは今回あんまり関係ないので省きますが、 フライフィッシングというのは竿の長さの何倍もの糸をリールに収納し、それをあらかじめ引き出し、特殊な投げ方により遥か遠くの魚を狙う為の釣り方でした。 これらからもわかる通り、 釣りと言うのは魚という、極めて栄養価の互い食材をなんとか安全に効率よく、安全に採取するための試行錯誤の繰り返しでもあると言えます。 ちょっと自分、酔っぱらっていて話が無茶苦茶になってしまいましたが、 何が言いたいかと言うと、釣りと言うのは「水」と言う恐怖の対象を克服しつつ、安全に確実に効率よく栄養価の高い魚と言う食料をえる為に進化してきた側面があります。 リール、つまり糸巻きの発明により釣糸を竿より長くする事が可能になりました。 最初期は片軸リールと言われるものであり、単純に糸を収納するだけのもので基本的には竿の長さより深い棚を狙う為の物。現代でもヘチ釣りやイカダ、カセ釣りなどに使われています。 例外的なのはフライフィッシングで片軸リールで有りながら遠い距離を狙う為に使われています。 その後両軸リールが発明されましたが、初期は片軸リールの強化版と言った所で基本的には深い棚を狙う為の物でした。 その後両軸リールはスプールの回転を制御するブレーキと言うものと、ハンドルとスプールの繋がりを断続するクラッチ機構の発明により仕掛けを投げて遠くに飛ばす用の物になりました。 また、現在のリールの主流であるスピニングリールは製糸工場の糸巻きの機構をヒントに発明され、開発当初から仕掛けを投げる事を念頭に開発されました。 他にもスピンキャストリールなどの特殊なリールもありますが、基本的にはどのリールもより深く、より遠くを求めて発明され、進化してきました。 大昔に和歌山で紀州釣りをしてる老人を見たんだけど、 リールを使わず水を張ったタライに糸を回収してたぞ タライの中で円を描くように糸を沈めてた 主が全然来ないな アンバサダーの話楽しみなんだけど ドラグ機構や遠心ブレーキの開発の話とかありそうだから早く帰っておいで >スミレジンさん たまには来て続きをお願いします。 今また最初から読み返していますが、解りやすく楽しく読めます。 スミレジンさんの経験や知識をもう少し分けて欲しいのです。 気長に待つのでお願いします。 ageさせて頂きますね。 6メートルの釣り竿で下着を一本釣りしていた男を逮捕 京都 http://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/news/1591378498/ 268 エンケラドゥス(沖縄県) [GB] ▼ New! 2020/06/06(土) 17:00:45.20 ID:nAzb9e3t0 [1回目] ダイワトーナメント制覇1.2-60は重量211g しかも強い張り先がぶれず持ち重りしない設計でまさに下着の為に生まれた名竿 カーボン100%のロッドは、つなぎ(固める物)無いの? それは別 国産小麦粉100パーセントを謳ってるパンや麺でも水が無きゃこねられないし整形出来ないでしょ? >>387 レジンが繋ぎで、焼入れ時に余分な物が無くなるみたいな😅 カーボン100%ってグラスが入って無いって意味じゃね? 昔のNFTがカーボン100%の竿を出してたよ 今は穂先周りの柔軟性を確保するためグラスを入れてるんじゃないの グラスの伸び率はカーボンの倍くらいあるから、小さいRに耐えられる グラスやカーボンに変わる素材がそろそろ出て来ても良いな これだけ経っても出ないと言うことは期待出来ないかもね 出るとしても釣竿の素材に使われるには他の工業製品に実用化されてからだろうし と言うかカーボンより軽くて強い素材が出て来ても値段が1.5倍とかならカーボンでいいかなって感じ 20年以上前のカーボン渓流竿は穂先がよく折れたんだが今の竿とかどうなの? 穂先の技術は変わってないの? 最近流行りのUDグラスってどうですか? カーボンやボロンはたまた在来のグラスやバンブーと比べて使用感知りたいです。 UDグラスって縦方向だけでそれだけでは柔らか過ぎるからカーボンで補強したらるんだよね カーボンの割合や巻き方で随分変わりそう UDグラス使用でも、10年くらい前のシマノファイナルディメンションなんかは柔らかかったけど、近年のレジットデザインのグラスは結構硬いし 釣竿の材料は鉄、竹、グラス、ボロン、カーボンの順番だっけ? カーボンになってからもソリッドとか4軸とかX巻きとかで変わって来てはいるみたいだな 補強材といえばチタンやケプラーやPBOもあったな 最近だとナノアロイとかCNTの混ぜ物で強化してる竿も >>399 ありがとう御座います♪ そう言えば昔.. Daiwaからアモルファスウィスカーとか出てたけど.. ナンだったのだろう。 リョービもプロターゲットかなんかでアモルファスのロッドを出してたよな ネオグラスロッド出ないかな 丈夫で張りがあり、よく曲がる >>404 Daiwaのリニューアルされるシルバークリークがそんな感じかな⁉ >>402 アモルファスウィスカーという単語がもう昭和レトロですわ グラスは終了へ向かうよ まぁ、完全には無くならないとは言え。現状で良い素材が廃盤になっていっている流れだから 要は釣具に限らず、さまざまな分野でグラス素材そのものが求められなくなっているから縮小していくって事 残念ながら釣竿ごときのために新しい技術を開発したりしない >>415 アングロ&カンパニーとモーリスは辞めないと思う! グラス素材はスマホなら3Gみたいなものか 4Gのカーボンが普及して停波すると 5Gや6Gの素材はまだかな? >>420 昔流行ったボロンは重いから、ゲブラーとかどう? ケプラーは加水分解と紫外線劣化の影響があるから あまり好ましくないだろうなぁ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
read.cgi ver 07.5.0 2024/04/24 Walang Kapalit ★ | Donguri System Team 5ちゃんねる