カサゴはメバル科カサゴ属でガシラとも呼ばれ、日本各地の沿岸に分布する。見つかったのは体長約20センチで、昨年12月25日に釣り人が神戸港沖の防波堤で釣り上げ、渡船を通じて同園に連絡した。
瞳が黒色のため、体内で黒い色素を作ることができない「アルビノ」ではなく、遺伝子の突然変異によって体だけが白くなった変種とみられる。
同園の担当者は「国内でも一般展示は初めてではないか。新年早々美しい純白の姿を拝めば、ご利益があるかも」と話している。
展示は本館2階のクラゲコーナーで29日まで。同園TEL078・731・7301