国税庁は21日、一昨年8月に実施した税理士試験の消費税法で、
解答できない問題を出すミスがあったと発表した。
この設問を全員正解として採点し直した結果、
追加で計24人を追加合格にした。
国税庁によると、全額控除を問う設問で正しい解答が存在せず、
解答不能と判断した。国税庁は「相馬試験委員が多大なご迷惑を掛け、
深くおわび申し上げる。今回の過誤を真摯(しんし)に受け止め、
再発防止に努める」としている。