短答後、様々な方の獲得点数を情報収集しておりました。
本試験翌日に予想した63%〜65%よりも、ボーダーは大きく上がると思います。

翌日予想の際には、具体的な上振れ、下振れの可能性について指摘できておりませんでしたが、
(1) 管理会計論では平均点こそ通常より低いものの、上位者の中では多くの方が80%〜100%をとっていたため、上振れが見込まれること、
(2) 財務会計論の簿記が難しかったが、理論が標準的だったこと & 簿記も解き終わった後の難しかった...という感想に反して、実際に採点したら意外ととれていた!という方が多かったため、思ったよりも下振れが見込まれないこと、
(3) やはり平成29年第I回短答式試験で1,194名も合格させていることから、通年での合格者数が例年通りであると想定すれば枠がどうしても狭くなること
(4) 監査法人側の採用ニーズも、一昨年や昨年までの異様な高まりは見せていないこと
を追加で考慮します。

これらのことから、平成29年第II回短答式試験のボーダー予想は、
68%〜70%
に上方修正させていただきます。

みなさんの中の噂では、「今回はボーダーが6割台前半になるんじゃないか!?」との声もお聞きしますが、そんなことはありません。各予備校のデータリサーチ等をみても、70%以上の方こそ少ないですが、65%~69%のところに多くの方が密集していますよね。
自己採点直後はボーダーが気になって仕方ないと仰っていた方も、「12月短答に向けた勉強を開始すると、不思議と気にならなくなってきた」と心強いお声もいただいております。
不安に思う必要はありません。
今回の本試験、あなたは、十分に、やり切りました。