>>933
そも言い回しが、わざわざ複雑化して、現実とまるっきり変わっちゃってるんだよ。
こんなの小学生でもわかる単純な話。

1 政府は1兆円の国債という借用書を発行して、1兆円借りた。
2 それで政府はすでに公共投資をやった。

で、日銀が通貨を発行して民間銀行の国債を買い入れる段階では、通貨なんか一切ふえない。

民間銀行が保有する国債を日銀が1兆円で買っても、民間銀行の口座は国債が1兆円なくなり、現金が1兆円増えるだけ。
おカネの増減などない。(正確には銀行の買値よりほんのわずかに日銀は高く買い取ってるが)

政府が得ているのは通貨発行でもらったんじゃなくて、国債(借用書)で、1兆円借りただけ。
通貨発行でなく単なる借金。

こんなことが理解できなかったら、中学生が義務教育で習う、買いオペのしくみすら理解できないだろ???

それとお金が<日銀当座預金>を経由するのは、単純な理由。
名前は日銀当座預金という名前だけど、実質は日本の100の銀行の金庫として使ってるわけ。
民間銀行で余ったお現金は、自動的に日銀当座預金に入るしくみになってるわけ。
だから勘違いするひとが多すぎるんだが、日銀と当座預金の取引は、日銀と各銀行の取引とまったく同じ意味で、それに特別な意味などない。