また、無限に借金できるんだったらそりゃ、公共投資は無限に借金」すればできる。
でも、日本は税収が40兆円から67兆円しかないのに、年間で140兆円とか借金して使っているし、世界最大の借金国。
で、国債の発行には限度があるし、現在、金利が上がりつつあり、国民負担が天文学的規模で、増えることすらほぼ、確定している。

考えてみ。
例えば金利が2パーセントになると、日本政府が払う金利は24兆円。
で、これは政府が払うんじゃないんだよ。
国民が払うわけ。
24パーセントを国民負担にするには、消費税が22パーセントになる。

つまり公共投資をやるべきだぞ、もっとやれなんて言ってても、それはぜんぶ国民負担になる。

1990年に、日本が全世界の先進国の合計を上回ったときには、じゃ、そのおカネはどっから取ってきたのかっていうと、借金だけではもちろん足りない。
で、国民の社会保証から取ってきたわけ。
例えば、年金の国民負担も医療費も介護費も、大激増し、消費税も当たったから結局、国民が負担して、それでも足りないのはぜんぶ借金。

で、年金がカットされると、国民は老後のおカネが何千万円も不足するから、結局、政府の年金以外に、国民が自力で老後までに何千万円も貯金を貯めないと老後にホームレスになるぞって、自力で消費しないで貯金をする。
経済はさらに縮小した。

で、2000年になると、国民の大半は無駄な公共投資で年金が下がるって医療費がふえたら馬鹿だろ、ってもう批判が起こって、90年代に世界最大だった公共投資の予算は、いっきに国民の社会保障や医療費、年金に使われるようになっていった。

もし公共投資をへらすなって国民が言い続けてたら、とっくに年金は崩壊、医療費は国民が年間200万円払うような国になってたわけよ、。

そんなことすら理解できない馬鹿層なんか一般の国民にはおらんのよ。