>>538
>>530より引用

我々が示しているように、ジョブ・ギャランティー(JG)は、MMTの論理の中心にある。これは緊急政策でも民間雇用の代替でもなく、むしろ民間雇用を恒常的に補完するものとなる。直接的な雇用創出プログラムは、他に仕事を見つけられない人たちに基本的な賃金での雇用を提供することができる。他の方法では、きちんとした賃金の仕事へのアクセスを保証することはできない。
さらに、JGのアプローチは、完全雇用に対する主な反論、すなわち、完全雇用の維持は持続不可能なインフレ率を引き起こすというフィリップス曲線の議論にも同時に対処できるという利点がある。

ちなみに下の記事の最初のグラフを見ると各国の自然失業率が見えてくる
http://asread.info/archives/154/2
インフレ率に関わらずに縦に集中している失業率がある
日本は2%位、アメリカは5%位、ギリシャは10%位
これがその国の自然失業率と目される
JGPは実際に導入できるかどうかは別として失業率を自然失業率以下に下げフィリップス曲線をほぼある一点に固める効果がある、となるだろう