この前、
「歴史学的段階→文学的段階」
という話をしましたけど、これは、
「旧約聖書→新約聖書」
という流れも同じですね。

旧約聖書は「歴史書」
という色合いが強いです。
新約聖書は「文学書」
という色合いが強い。

もっと言えば、旧約聖書内でも、
「歴史書(ヨシュア記〜エステル記)
→文学書(ヨブ記〜雅歌)」
という流れがあり、さらには新約聖書内でも、
「歴史書(使徒行伝)
→文学書(ローマ人への手紙〜ユダの手紙)」
というように同じ流れがある。

何のことはない、
すべてにこの流れはあるということですね。

(つづく)