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> (一)通貨発行国の政府は破産しない。したがって日本も然りである。

なぜ、こういう基本から現実の事実を無視するのか理解できんわ。
破綻しないと実質破綻は、国民の資産が消えてなくなり、国民全員の資産がなくなるんだから、単なる屁理屈。

こんなの理解できないやつがなぜいるのかが不思議すぎる。
世界ではベネズエラまでひどくはなくても、インフレで国民が何十年もかけて必死にためたお金が全部消えて、極貧になってしまう国なんか山のようにある。
ほとんど、財政危機で、国内債券で間に合わず、外国人の国債保有が増えて、拡大し、自国通貨の価値がなくなり、デフォルトする。
こんなの自国通貨の実質デフォルトなんか、40ヶ国以上あるのに、なぜ、だれもそんな事実すら認めないのかが不思議すぎる。

今の時代は、世界の為替も商品価格も、株価もリアリタイムで動いているから、たとえば政府が通貨を大量に刷ってばらまいたら、瞬時に世界の為替相場に影響する。
だからベネズエラみたいに、2週間で通貨の価値が半分になっていき道路に高額紙幣のゴミが山のようにすれられてもだれも拾わない状況にまでなった。

しかも日本は過去、デフォルトを避けられた。
でも破綻を避けるために、政府がやったのは、銀行窓口を閉鎖して国民が貯金を下ろせない常態にして、財産税を最大9割没収して、返済できない借金を、国民の没収したお金で払った。
しかも、国民が資産を隠さないように、当時の紙幣を一切使えなくして、国民が隠した資産も使えなくして、さらに、新しい通貨を発行するときに、国民が持ってる100円は1円に交換してさらに通貨の価値を、1/100にした。
結局、国民の資産は、1/300になり、国債は紙くずになった。
たとえば3000万円ためて、やっと老後はなんとかなる、って人が老後になったら通貨の価値が100万円しかなかった、なんて話も破綻じゃないからセーフだっていうことが間違っている。
国債が紙くずになったんだから、事実上、借金を返せなかったってことであって、こういう現実まで<破綻ではない>って解釈することが、アタマはおかしい。

こんなの中学生だって、破綻じゃないぞ、セーフだぞ、なんて言ってたら、とんでもない大嘘だって誰でも気づくだろうに。