中国などアジアの企業が日本の名門といわれる大企業を買う動きはすでに大きなうねりとなっている。

ハイアール(海爾集団)は、三洋電機の白物家電事業を、山東如意集団はレナウンを、ホンハイ(鴻海精密工業/台湾)はシャープを、マイディア(美的集団)は東芝の白物家電を、レノボ(聯想集団)はNECと富士通のパソコン事業を、
寧波均勝電子はタカタを、ハイセンス(海信集団)は、東芝のテレビ事業を買収、または過半数を超える出資を行って傘下に収めている。