スティグリッツ氏の2017年3月14日経済財政諮問会議資料(>>329の2016年3月は間違い)
3.債務と税のジレンマの解消
〇日本の政府債務には多くの人が懸念。
 •もし金利が大きく上昇すれば、政府は問題に直面するかもしれない。
 •しかし、政府債務を低下させるために消費税を上げることは逆効果。
〇これからの3つのステップ
 •炭素税—歳入増、環境の改善、経済活性化を同時に達成。
   ・炭素の価格を高くすることで、企業の設備投資が促進され、経済の改良が進む。
   ・米国でさえも支持が増えている。
 •政府(日本銀行)が保有する政府債務を無効にする。
   ・粗政府債務は、瞬時に減少−不安はいくらか和らぐ。
 •債務を永久債あるいは長期債に組み換え。
   ・政府が直面する金利上昇リスクを移転。
   ・債務組み換えは、ほとんどお金がかからない。
   ・永久債の発行は、政府支出に必要な追加的歳入を調達し、経済を刺激する低コストの方法。