湖南
とにかく全てのノリが無理
現実に利用されるのを避けるためとしてもトリックに無理あり過ぎだし
博士発明のぶっ飛びアイテムが事件解決に一役買っちゃう時点でミステリーでもなんでもないだろ
作中に同じ顔が何人も登場するという設定で話進めるのもついていけない
中盤辺りまでの関西を小馬鹿にするノリも嫌だったし作者地元で地域興しにも協力してるのに他人の地元は平気でこういう扱いするのかと思った

「犯人追い詰めて死なせる探偵なんて〜」という台詞も当時の近代知少年への当てつけにしか見えない
そもそも長編事件がひとつの章になっていて基本復讐劇で犯人がある意味章の主役みたいな近代知と
あくまで主人公まわりの人物の活躍に主眼を置いた湖南では“犯人の自決”の意味合いは違うと思うけど
なんなら殺人事件で勝負したり目の前で殺人事件が起こった直後にケロッと日常ラブコメ再開してる連中の方がよっぽどヤバいわ