OB訪問で自宅や個室で性行為強要、2人に1人の学生が就活セクハラ被害に。「選考有利」ちらつかせ
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就活でセクハラにあい、志望企業や業界をあきらめざるを得ない状況に追い込まれる学生たちがいる

アンケートの回答によると、約5割の学生が就職活動中にセクハラ被害にあっており、そのうち約7割が誰にも相談できずにいることが明らかになった。

OBに就職を相談する際のカフェやレストランで、中にはカラオケの個室やOB訪問先の男性社員の自宅で被害にあっているケースもある。録音を警戒してか、決定的な言葉を言わずに行為におよぶケースも見られた。

被害の実態は、なぜこれまで表面化しなかったのか。どうしたら被害を防げるのか。学生・企業など当事者の声や専門家の分析を通じて、数回にわたり報じていく。

被害の4割強がOB訪問、選考や内定辞退へ

具体的なハラスメントの内容としては、「パートナーの有無を聞かれた」「胸を触る・キスをされるなどの身体的な接触を受けた」「セックスを強要された」という人が多かった。また、被害にあったほとんどの人がその企業の選考や内定を辞退していた。