【化粧品評論】かずのすけ解析スレ【美容化学】17 [無断転載禁止]©2ch.net
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もともとトリートメントにカチオン界面活性剤なんて1〜2%くらいだろ?
かずのすけは何にこだわってんだか。
ワガママ言いたい放題のバカ学生相手にOEMも苦労したんだろうなというのが処方を見ると感じ取れる。
要するにかずのすけにバレないようにどうやってカチオンを組み込むか、だ。
ヘアトリートメントでは、トリートメント用のカチオン成分と、クリーム乳化用の界面活性剤が必要。
一般的にはカチオンでもあり界面活性剤でもあるカチオン界面活性剤を使ってシンプルに組み立てる。
ところが、かずのすけは「カチオン界面活性剤」という文字に異様に反応する。
そこでカチオン界面活性剤を「カチオン成分」と「界面活性剤」に分けて、それぞれの成分を入れることにするんだ。
もともと1〜2%くらいの成分だから役割ごとに成分を分けても単純計算で合計2〜4%くらいに収まる。
これなら全体構成への影響は少ない。
また、かずのすけはどっかで聞きかじった刺激に関する情報を配合量と刺激性の関係を無視して刺激ガー、刺激ガーとうるさい。
だから使う成分は世間であまり使われてないもの(安全性に関する情報が少ないもの)にする。
これが対かずのすけ設計の基本方針。 まず、界面活性剤としてはアラキデス-20。
めったに使われることがないので安全性に関する情報は非常に少ない。
しかし自己乳化性があるくらい強い乳化力があるので十分役目を果たせる。
しかもかずのすけが大好きな非イオン界面活性剤とくればもう鬼に金棒。
ダメ押しに高分子乳化剤の(アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマーを入れてかためておく。 つぎに、カチオン成分は
・ヒドロキシプロピルキトサン
・PEG-15ココポリアミン
・クオタニウム-33
・ステアラミドプロピルジメチルアミン
の4成分に分散。4つも使えばひとつずつの配合量は少なくできる。
かずのすけでもカチオンだとわかるクオタニウム-33とステアラミドプロピルジメチルアミンを意図的に配合してそっちに目をいかせる。
これを「1%以下は無視ですよね。0.2%ずつですから極微量ですよね」とか言って納得させる。
ついでに「毛髪親和型カチオン」とか適当に命名すればかずのすけも大喜び。
「もともとヘアケアに入れるカチオンは毛髪トリートメント用なんだからどれも毛髪親和型だけどな」と心の中でペロッと舌でも出しとけば技術屋の怒りも多少はおさまる。
まあこの2つを0.2%ずつ合計0.4%も入れればカチオンによるトリートメント効果はかなりいい線がでる。
あとはひっそりヒドロキシプロピルキトサンとPEG-15ココポリアミンを入れときゃ完璧。
とくにポリアミンを入れることができたのはGJ。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています