私は気にいるとそればっかり飲み食いする性質があって、チューハイも馬鹿みたいに数年間飲み続けた。酎ハイが馬鹿なのではなく、おっさんが馬鹿だった。

もちろん酎ハイだけでは終わることなく、酎ハイの空けると焼酎やウイスキーに移行する。炭酸系のお酒はお腹がいっぱいになって途中で飲めなくなるのだ。お酒に酔って現実世界のことを忘れたかった。

そうして大酒を飲む間に私の歯は酸に蝕まれて酸蝕歯(さんしょくし)となっていたのだ!

酎ハイを飲むと歯に激痛が走るようになった。酔って傷みを和らげようと我慢して飲み続けた。

当時はよく知らなくて(知ろうともしなかった)、歯医者で治療を受けて傷みがマシになると、また酎ハイを飲み続けた。

結局、私の歯は酸性の強い柑橘系の酎ハイでボロボロになってしまった。



もうね、やっぱりね、普通でないね
自業自得すぎる