アルコールは百薬の長どころか「万病の元」だ
https://toyokeizai.net/articles/-/216648

アルコールを摂取しすぎると、まず睡眠障害のリスクが増す。
アルコールは入眠を促進するが、睡眠中に目が覚める中途覚醒や、
早朝に目が覚める早朝覚醒も多くなり、全体として睡眠の質が低下する。
これは、アルコールが体内で分解されるときに発生するアセトアルデヒドが原因だ。

熟睡できなければ、体の疲れが取れず疲労がたまり、
背中や肩や筋肉などのコリが取れず、慢性的に体が痛い状態が続いてしまう。

アルコールは神経に対する毒性があるため、足先や手先がしびれたり(末梢神経障害)、
認知機能の障害を起こしたり(中枢神経障害)する場合がある。

こうした持続した体の痛みは「慢性疼痛」とも呼ばれ、海外では「病気」とみなされている。