はしかは感染力が極めて強く、10日程度の潜伏期間を経て発症する。発熱、せき、鼻水などの症状が出た後、発疹が現れる。
通常は発症から7〜10日後には回復するが、合併症で肺炎や脳炎を引き起こすことがあり注意が必要だ。
 予防にはワクチン接種が有効とされ、1歳と小学校入学前の計2回、定期接種を受けることになっている。
ただ、1978年10月〜2006年3月は1回の接種だったため、免疫力が不十分な可能性があり、厚労省は接種回数を確認した上で、2回の接種を受けるよう勧めている。