【立って半畳、寝て一畳。天下取っても二合半。】


どんなに広い家に住んでも、人間が起き上がっている(立っている)には半畳のスペースがあれば十分だし、寝るのにも一畳あれば十分である。
また、いくら天下を取っても、一食に二合半以上の飯を食うことはできない。
人間が生活するのに、人間が生きていくのに、それほど多くのものはいらないということ。
必要以上に多くを望んでも、結局使うことができないので、仕方がないこと。
人間の際限のない物欲を戒める言葉。