2017年に倒産した企業の数が増加しています。
帝国データバンクが発表した統計によると、去年1年間で倒産した企業の数が8376件に増加したとのことです。
これは2016年と比較して2.6%の増加となっており、前の年を上回ったのは実に8年ぶりとなります。

業種別では飲食業などを含む小売業が707件(8.3%)と一番多く、
前年比で26.9%増と平成12年以降で最多を記録。倒産の原因は
原材料価格の高騰や人件費の上昇で、利益以上にコストが増えたことが原因となっています。

都道府県別だと、飲食業は大阪の倒産件数が増加率でトップでした。
アベノミクスの影響が大きいとも言え、政府規模で倒産対策に乗り出す必要があるかもしれません。

帝国データバンク 外食関連業者の倒産動向調査
https://www.tdb.co.jp/report/watching/press/p180102.html