社会復帰を目指すキッカケについて30代のニート青年は「20代からずっとニートだったが、“30歳の壁”があった。自分の年齢を自覚して、普通だったら働いて親に返している立場であることに気づいた」からだと語った。

しかし、30歳の壁に気づける人は、まだまだ軽度だと思う。30歳の壁にも気づかず、40歳の山もラクラク乗り越えてしまった、「超高齢ニート」はどうなるのだろうか?

畠中氏によると、60代の高齢ニートもいて、親が80歳をこえ介護が必要になって子どもを養えなくなるというケースが、すでに出てきているという。
思った以上に深刻な「高齢ニート」問題。早めに手を打たないと、日本は大変なことになってしまうのではないだろうか?