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マテリアル・パズル 連載中 Part.2
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0376粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/17(木) 17:06:07.39ID:ifOGzPvc
ミカゼとエイキが激しく戦う最中、島の外では
リゼルがのんきにアイス食べてました 一本食べ終えて、もう一本懐から出し
「いくつ食ってんだよ」リゼルのどたまがイドに蹴り飛ばされました アイスいぬに奪われ
どうやらイドも一回戦の見学のために島の近くまで足を向けていたが
流石にここからでは闘いの様子は伺えないようで… 
アイスダメにされてリゼルもお怒りだったけど ぷりぷり

…そして、場面は対峙するミカゼとエイキに移る 島の動物達もその戦いを見守る −ω−)
「魔法陣一戦の時間制限は12時間だったな… 正午から日付が変わるまでの
 たっぷりあるな せっかくだから有効に使わせてもらうか
 ヨマさんと戦う時のための技を色々試させてもらうぜキツネ!!」

余裕の笑みで言い放つエイキとは対照的に、ミカゼは苦悶の表情でエイキを睨む…

 メモリア魔法陣 封印解除 第一段階目
 第1戦 御風 VS 影鬼 VS ヒルドゥマーロ

  第78話|右と左

…状況は圧倒的にミカゼが不利、シンメはミカゼに降参するよう言うが
ミカゼはそれを「嫌だ!!」と拒絶する これにはシンメも【げ】って声がでちゃう

(こ…このガキャア…お前の身体はワシの身体なんだぞ……!!
 死んでしまったら元も子もないじゃないか……)
【いいかミカゼ!!お前はまだ万象の杖を完全なものにはしていないのだぞ
 右手がそんなに傷ついた状態では使えない!!】

「大丈夫ですよ師匠…見ていてください! 絶対に勝ってみせますから……!!」
0377粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/17(木) 17:06:51.53ID:???
…まさか、左手での万象の杖を試みるつもりなのか 
シンメもその目を見開きながら止めようとするが、二人の事などお構い無しにエイキが仕掛ける
蛇足を岩に巻きつかせ、岩をミカゼに向けて投げ飛ばす ミカゼも岩を蹴り砕くが
砕かれた岩からエイキが突撃!ミカゼの顔面に蹴りをぶち込む!
その一撃に吹き飛ばされるミカゼ、やはりその実力にはかなり開きがあるが…
・・・そこに、対戦者の一人、ヒルドゥマーロがミカゼに向け森の中にくるように言う
ここはミカゼもその言葉に従い、森に逃げ込む事に だが森に逃げても蛇には…
・・・その時、二人を追う蛇の感覚が鈍るエイキ 気付けば森にはあちこちに火の手が上がっていた

「蛇は獲物の体温を感知して動くドゥーブル
 視界の外でも完璧に襲ってくるのはきっとそのためドゥーブル
 これなら感覚は鈍るドゥーブル!!」

ヒルドゥマーロの言葉通り、森のほうに蛇を伸ばすがミカゼの存在をなかなか感知できないエイキ
そしてミカゼはその隙を付き、背後から襲いかかろうとする! …が
次の瞬間、エイキの蛇はとぐろを巻いて周囲を覆い、ミカゼの紀州を防ぐ

「あぶねぇあぶねぇ どこから来るかわからなかったら全方位を防御すればいいだけのこったな」
蛇足の防御壁を纏いながら、ミカゼの首に新たな蛇が噛み付く!!

【今のは一体……!? !!】その時シンメは、エイキの口の中から延びる紫の蛇に気付く
【口の中から…!! 舌……か?】
「これが奥の手、紫大将だ 並の毒じゃねぇぜ 即死しないだけで大したもんだ」

その猛毒にもがき苦しむミカゼを、無理やりに森から追い出し更なる技の実験台にさせんとする
うめき声を上げながら苦しげに地面を引っかくミカゼに降参するよう諭すシンメだが
ミカゼは苦悶の形相になりながらそれを拒絶する…

「まだ俺は 限界じゃない……!!!」
【限界までやる意味がないと言ってるんだッ!!お前がこの闘いに命を懸ける必要はない!!】
0378粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/17(木) 17:07:24.27ID:???
「ハァ ハァ さすがに俺も疲れが出てきたぜ…次の一手で終わりにしてやる
 奥の奥の手を使ってな!! …ん?手じゃねぇか?足か? くくく どっちでもいいか」
そう宣言しながら、エイキはその脚に膨大な魔力を宿す…!

【お前の目的はなんだ?ミカゼ!!別に優勝し禁断魔法を手に入れる事ではないだろう!!
 自分を鍛え強くなる事だろう!!仲間である不老不死の魔法使いを家に送り返すことだろう!!
 ここで死んでしまったらなんの意味もないんだぞ!! ここは退けミカゼ!!】
シンメの説得に、ミカゼは苦しげな表情になりながら…ただ一言、ぽつりと洩らす

「友達なんだ・・・・・・」

 ずっと一緒にいたいんだ――― 守りたいんだ―――

 それには強くなくちゃ駄目なんだ

 強 く な く ち ゃ 駄 目 な ん だ 

「強くなるのは今だ…!! 今ここで……!!
 お前を倒して……!!俺は強くなる!!」

強くなる、その決意を宿しながらミカゼは拳を握り締め立ち上がる…!
それと同時にエイキもその最大の奥義が完成し、その下半身は一本の蛇の骨格と化していた
「ついに…極めたぜ マテリアル・パズル 妖老裸骨蛇 "骨白蛇"」
(通常は一本の蛇が攻撃をする時 もう一本は防御にあたるが…
 この技はそれらをひとつにし最大にまで威力を高めた奥義だ!!)

エイキの振るうその最大奥義は地を砕くほどの威力を見せる…!
だがミカゼもそれを咄嗟に退くことでどうにか難を逃れる
その凄まじい威力にはシンメも息を呑むが、これほどの大技なら懐に入る事も…
そう考えかけたがそれを自身で否定するシンメ むやみに近づいても口の中の蛇にやられるが…
0379粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/17(木) 17:07:45.37ID:???
崖際に追い詰められたミカゼ、もはや逃げ場はないミカゼは
万象の杖を使うしかない、とする あれだけの威力ならそれに生じる隙もでかいはず
リスクは高いが必ず左手でも成功させんと、ミカゼは構えを取る
…ミカゼの構えを見たエイキも、最後にその技を破り、決着をつけんとする!

突撃するエイキを待ち構えるミカゼだが…
エイキの白骨蛇が振るうのはミカゼではなくその下の崖!
その威力に地面が砕かれ、ミカゼの身体は宙へと落ちていく…!

(しまった!! この技は地に脚がついていないと使えん!!)
「その技…魔力を身体で通過させ脚から放出する技と見た!
 ―――てこたァ… これで やっと死ねるなミカゼ
 バラバラになってなァーッ!!!」

絶体絶命の一撃が、ミカゼに迫る…!!

<続く>
0380マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/17(木) 17:37:23.19ID:???
姿自体通常時から大きく変わるのはとっておき感あるな骨白蛇
0381マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/17(木) 17:51:33.60ID:???
ドゥーブルもどうにか見せ場は作れたな
まあいつの間にかミカゼのサポートになってるけどそれだけエイキが実力者と言う事か
0382マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/17(木) 18:13:55.07ID:???
地味にきのこ特訓が無ければ今回の蛇毒でやられてたんだろうと思うと
お師匠なんだかんだで頼りになるわ、技も知識も豊富だし
と言うかお師匠もここまで来たら、もう完全にツンデレ役だろうw
0383マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/17(木) 19:37:49.04ID:???
「フン、カン違いするな ワシが乗っ取る身体が壊されてはたまらんからな」
的なセリフがどこかで来たりとかしそうだなw
0384マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/17(木) 19:59:11.57ID:???
攻撃系魔法使いと取りあえず戦闘できるってミカゼは本当に強くなったな
エイキの印象はアビャクよりも下ぐらいなイメージだけど、アビャクには一人ではほとんど何もできなくて戦闘らしい戦闘にすらならなかったもんなぁ
0385マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/17(木) 21:29:56.85ID:???
エイキが肉弾戦タイプの魔法使いなのもあるだろーな
アビャクみたいに先手必勝で水圧弾ぶち込まれたり霧出されたりとかなるとミカゼくらいじゃどうしようもない
0386マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/18(金) 09:40:16.82ID:???
これは次の戦いはアクア戦になって、友であり越えるべき壁との戦い、とかも予想したけど
3人勝ち抜きだからどうしてもそう言う形にはならんよな あるいはジールボーイが壁になるか
0387粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/19(土) 17:40:48.41ID:OL6vVa9E
  第79話|決着と死

万象の杖の、空中では使う事は出来ないと言う弱点も見切られたミカゼ
必殺の一撃がミカゼに迫り、もはやシンメも為す術が無いと諦めてしまうが
…そんな中で、ミカゼの脳裏には 一つの思いが浮かぶ…

(ミカゼ… 俺の名前―――
 敵の三十指に名前呼ばれたの初めてかもしんない… だっていつもキツネとか…

 認めてくれた…のか? 初めて 敵 と―――)

そしてミカゼは左手を突き出し、万象の杖でエイキの白骨蛇を受け止める!
雄叫びを上げながら、ミカゼの身体に魔力の奔流が駆け巡り―――
脚にまで到達したその破壊の魔力を、ミカゼは エイキの顔面を蹴り飛ばして吐き出す!!
土壇場で出したミカゼのそのカウンターにはシンメも驚愕の表情が浮かぶ

(こいつなんて奴だ!!地面ではなく直接相手の身体に叩き込みおった!!
 確かに足技は得意だった 上半身より下半身の方が安定していた
 しかし脚に流れる魔力を一瞬とどめ 撃てるか!?普通
 ワシでもできんぞ こんな精密な脚の魔力操作!!)

シンメも勝利を確信するが…エイキの脳裏には、ヨマの言葉が浮かぶ

 生き残るには―――

エイキはその目を見開きながら、両腕の拘束を無理やりに引きちぎる!
そして体勢を立て直し、反撃の魔法を―――
0388粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/19(土) 17:41:10.32ID:???
―――だがその眼前には、更なる追撃を仕掛けるミカゼの姿!
その顔面にミカゼの焔狐が突き刺さり、吹き飛ばされながら岩壁に背中を強打するエイキ
……そして、両者の身体が交差し…エイキは倒れ、ミカゼはかろうじて踏みとどまるが
倒れたエイキの姿に、ミカゼも張り詰めていたものが切れたか倒れこもうとする所で
その身体をヒルドゥマーロが咄嗟に支えてくれた

「はは… 俺も…もう立ってらんないや… 立ってるのは…あんただけだ…
 あんたの…ひとり勝ち…か…」
「いや…」

…すると、光り輝く島の石碑が、光の弾を生成し…勝者に向けて、その証を刻む
「どうやら…魔法陣はきみを選んだみたいドゥーブル」
ヒルドゥマーロの言葉の通り、その証はミカゼの手に刻まれるのだった


 メモリア魔法陣 第一段階目

 第一戦 勝者 御風――― 第二段階目進出決定


…敗北し、肩を落としながら島を後にするエイキ
そんな彼をアダラパタが出迎える 無論、負けた自分を始末するために
その辺に月丸辺りが潜んでいる事もエイキは見抜き、二人は共に笑い声を上げるが
それを止めようとするのはグリン達メモリア城の面々であった

・・・敵が自分を守り、味方が自分を殺そうとする…そんな状況を前に
エイキは一際、高笑いを上げながら―――蛇足の牙がエイキ自身の首に喰らい付く!?
0389粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/19(土) 17:41:42.56ID:???
―エイキ エイキ!!―

…それと共に、エイキの脳裏には幼少の記憶が浮かび上がる
エイキの家は貧しく、親は子に乞食のような真似をさせて生計を立てていたが…
エイキの稼ぎは芳しくなく、反抗的な子の目線に親も声を荒げる

―…なんだいその眼は もっと惨めな顔をしな!もっとみずぼらしく生きな!
 そんなんじゃ誰も恵んでくれやしないよ!! …そうだ 手を出しな もっと惨めな姿になれば…―

そう言いながら親はハンマーを手にし そして、エイキの手に向けて―――


「俺には…価値がある…価値が…… 勝ち続ければ…
 だが…俺は負けた…… もはや… 生きる意味はない・・・」

その言葉を最後に、エイキは鮮血を流し事切れるのだった…
エイキのその最後に、バレットも目を見開き、グリンも呆然とするしかなく…

「使えない者はいらない… こいつは魔法を失ったわけではない…まだ闘えます
 だがもう駄目です 必ず勝たねばならない闘いというものがありやがります それにこいつは負けた…
 こいつは… もう駄目です」

自害を選んだエイキの亡骸に向けてそう言い放ちながら、アダラパタはその死をあざ笑うが
…去り際のその横顔は、どこか寂しげな笑みが浮かんでいるようにも見えた…
0390粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/19(土) 17:42:04.46ID:???
アダラパタはその場を去り、残されたグリンたちとエイキの亡骸
その亡骸を前に、グリンはしゃがみ込みながら呟く

「なぁ親父…… グリ・ムリ・アがなんかしでかす前に止めるっつってたけどさ…
 こいつも…他の三十指も…… 皆なんかされてこうなったんだろ……?」
「悲劇はすでに始まっていたのだ…… 100年も前から……
 もう…終わらせなくてはならん…」
バレットのその言葉に、グリンはその瞳に決意を宿すのだった

一方、仕事が無く終わった月丸はぶーたれながら街の方に帰ろうとするが
森の中で、月丸は一人の少年と鉢合わせる 月丸の姿に、少年、シャルロックはその目を見開き…
そこに太陽丸もその場に割って入る 太陽丸の方はシャルロックの姿に覚えがあった

「この子供は…確か五大石を持つ一族… シャラカ族の生き残りか
 こんな所に見学に来ているという事はお前も魔法陣出場者か」

…思わぬところで鉢合わせた一族の仇に、シャルロックは荒い息をつきながら目の前の仇を睨む…
「俺達を恨んでいるか?倒したいか?殺したいか?
 俺も魔法陣に出場している 殺りたければそこで殺れ」

太陽丸もそう告げながらその場を立ち去る 
騒ぎを起こせば魔法陣の出場を取り消される恐れがあるためシャルを見逃す二人であった
…そして一人残されたシャルは、その足を震わせながらも
脳裏にあの惨劇を思い出し、一族の仇を見つけたシャルもまた、その瞳に決意を宿すのだった
0391粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/19(土) 17:42:45.43ID:???
メモリア城ではミカゼが医務室のベッドで横になっていた
先生によれば3日もすれば動けるようになる、との事で
アクアも勝っちゃうとは思わなかった、としながら

「偉いぞミカゼ」 
その勝利を労うアクアであった 
ご褒美に寝てるミカゼにあめちゃん上げてたけど −ω−)


  3月14日

  メモリア魔法陣 封印解除 第一段階目

  第二戦

  ジール・ボーイ VS メルチナ VS シャルロック


そして次回、鬼人ジール・ボーイ出撃す!!

<続く>
0392マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/19(土) 18:18:43.19ID:???
間違いなくガチの悪党だったはずなのにエイキの最後が切ない・・・
0393マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/19(土) 18:31:38.45ID:???
結構イイキャラしてたのにな
30人もいるからか結構惜しみなく殺すよなあこの漫画
0394マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/19(土) 20:40:00.44ID:???
アダと女神がなんかやる前から空っぽだったってことか、エイキは
0395マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/19(土) 20:50:32.40ID:???
たぶん全部が全部女神(てかアダさん)が手を下してるわけではないんだろうな
もともと空っぽなやつを取り込んだり、たまたま空っぽなヤツにつけ込んだりもしてるんだろう
0396マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/19(土) 22:06:07.17ID:???
ジルさんには悪いけど、この流れはシャルロックが勝っちゃう感じかもしれん
流石に決勝での対峙まではいかんだろうけど、ってかその前に月丸のほうがちょっかいかけにきそう
0397マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/19(土) 23:33:14.39ID:???
個人的にはミカゼ対三十指対ゲストって構図になってほしいから、メルチナちゃんには頑張ってほしいところ
0398マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/20(日) 10:55:45.56ID:???
>「偉いぞミカゼ」 
その勝利を労うアクアであった 
ご褒美に寝てるミカゼにあめちゃん上げてたけど −ω−)

この辺見てるとアクアってかなりロリババアだなw 俺もアクアからあめちゃんほしい
0399マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/21(月) 09:25:19.71ID:???
本人寝てて褒められてるの気が付かないのがいい
ていうか魔法の毒をガッツリくらってるけどホワイトホワイトフレアの治療じゃなくてもなんとかなるものなのか
毒キノコ食いまくったおかげかな
0400粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/21(月) 17:10:13.89ID:n57mWTb4
ダークアイ・Qの前回のあらすじ

〔メモリア魔法陣第一段階目 第一戦
 ミカゼVSエイキVSヒルドゥマーロの闘いが終わった

 苦戦の末ミカゼとやらが勝ち残り第二段階へとコマを進めたようだ どうでもいいがな〕

早くも二回戦が始まり…島の中では木の上に生っている果実をとれず
息を切らせて木を見上げるシャルロックの姿があった


  第80話|土と拳


その後、どうにか苦心しながらも木を上り、無事に取る事が出来た
木の上で息をつきながらも、村で過ごした時の思い出が浮かび上がる、が…

―シャルロックの兄ちゃん 木登りもできないのー?―
―……うるさいな いいんだよ―

―シャルロック!今日こそは狩りを教えるぞ!ついてこい―
―やだよ…そんな野蛮な事……―

シャルの浮かび上がる記憶は、村の皆につんけんな態度を取っていた時の事ばかり…
涙ぐんじゃうシャルだが、突如島に凄まじい衝撃が響く!
その衝撃によりシャルは木から落ち、下にいたぱんだに落下してしまう #●ω●)

どうやら島の何処かでは、早くもジール・ボーイとメルチナの闘いが始まっていた模様
地面から延びる巨大な腕を、ジール・ボーイはシグマの一撃で粉砕する!
・・・が、粉砕した腕の破片が、新たに無数の手を作りあげ再び襲い掛かる
それを牛輪でまとめて砕くが、今度は地面からまたも無数の手が…
0401粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/21(月) 17:11:03.49ID:???
「……キリがないな 土の中に何かいる…そいつを叩かねばな!!」
そしてジール・ボーイは渾身のシグマで地面を打ち砕く!!
…その戦いを丘の上で見ていたシャルも、ジール・ボーイの凄まじさには唖然としてしまう
そんな光景に、自分なんかが出場しても勝てるわけ無い、と弱気になってしまうが…

「皆の…敵…」そう、呟くシャルの脳裏に 村の皆を殺した太陽丸の姿が浮かび…
(使うんだ…あの力を… 必ず勝機はある
 漁夫の利でもなんでもいい… 勝ち進んで敵を討つんだ……!!)
村の皆の敵を討つ、その決意を胸に秘めながら、今はただそのチャンスを待つ…

ジール・ボーイの放ったシグマは、彼の足元以外の地面をまとめて粉砕させるが
だが仕留めた手ごたえは無く…恐らくは地中を移動していると見るジール・ボーイ
相手は土を操る魔法使い、メルチナ 土はどこにでもある、いわば島の全てが彼女の武器…
恐らくは持久戦を仕掛け、ジール・ボーイを疲弊させんとする目論見と見て
望むところ、とあぐらをかき待ち構える…つもりだったが・・・

…次の瞬間、目の前の地面から何かが湧き出るように膨れ上がり
地面が弾けると共に、彼の相手、メルチナがその姿を見せる
真正面から姿を見せるメルチナには、ジール・ボーイも驚いたとしながらその前に着地する
無論、彼女も降伏に来たわけではない 挨拶で顔を身に来ただけ、とするが…

「もうひとりの対戦相手のシャルロックって奴は?」
「さあな まだ会っていない」
シャルの話題が出るが、流石にその近くに潜んでいるとは二人も気づいていないようで
それにメルチナも、問題はどうせジール・ボーイ一人だけ、としながら
メルチナは、手にしたカードを高々と掲げる

「命である右拳の魂を砕かれても 流石五本の指だね
 小細工が効かない事はよくわかったよ

 パワーでの真っ向勝負!! あたしの全魔力をぶつけてやる!!」
0402粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/21(月) 17:12:15.10ID:???
その宣言と共に、メルチナは自身の魔力を込めたそのカードを地面へと差し込む
そのカードは地面へと吸い込まれ・・・ 次の瞬間、大地が爆ぜる!?
爆ぜた大地は二本の巨大な腕を作り出し、メルチナがその腕の上に乗ると
さらに一際巨大に大地が弾け飛び、そこから山の如き何かが形成される…!?

「びっくりしたかい?ジール・ボーイ これがあたしの魔法の真の力!!」
そう叫びながら、形成された土の山から飛び降りると、その一部が眼光の如く輝くと共に
メルチナの身体はその内部へと吸い込まれていく 
そして内部、コクピットのような場所で メルチナはレバーを手にし、高々と宣言する

「メテオン 発 進 !!!」

メルチナが全魔力をかけて作り出したその存在、メテオン その正体は超巨大なロボットであった!!!
その凄まじい巨体にはシャルも圧倒され、ジール・ボーイもその巨体を見上げる
(*参考までに言えば近くにいたパンダはメテオンと比較すれば小指の先ほどの大きさしかないほど

≪…いくよジール・ボーイ 力比べだ!!≫
「いいだろう!!」

ジール・ボーイもその巨体に真っ向から挑まんと、左腕にシグマの魔力をこめるが
メテオンの放つ右ストレート、アトミックメテオボンバーは、シグマの破壊力をいとも容易く押し返す!!

≪ザクとは違うんだよ ザクとは!!!≫
叫びながらその腕で押しつぶさんとするメルチナ、地響きの如き衝撃が近くのシャルにも襲い掛かる
…だがジール・ボーイもかろうじてその腕を受け止めて凌ぎ、一度距離を置くが…
メテオンの凄まじさには、ジール・ボーイも 「剛い…」 と認めるしかなく
牛輪や飛燕ではこの大質量には無意味、シグマ一本で相手をするのは厳しいが・・・
…その巨体を睨み…ジール・ボーイは左腕の指を鳴らしながら、静かに宣言する

「合成魔法拳…」

<続く>
0403マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/21(月) 17:41:28.36ID:???
>≪ザクとは違うんだよ ザクとは!!!≫

ちょwww大丈夫かコレwwwww
0405マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/21(月) 18:55:18.55ID:???
実際めちゃくちゃつえーなメテオン
数も出せるし真っ向勝負でも、弱体化したとはいえ5本の指を圧倒するレベルで
流石にコレだけの代物となると使ってるほうも消費が激しそうだけど

こんなヤツら相手に本当に勝ちの目あるのかなあシャル君(遠い目)
0407マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/21(月) 20:17:06.37ID:???
普通に影鬼より強そうだなメルチナ
これ崩せる火力持ってるやつってそうそういないだろ
0408マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/21(月) 20:43:55.17ID:???
多少崩しても「土」である以上幾らでも再生されそうだし
やっぱり一撃で潰せる大火力がないと真っ向からは無理だろうな
そうなるとアクアのBBジャベリンズが第一候補になるんだけど
なんつーか、BBジャベリンズって今まで敵をしとめたことないんだよなあ、そう言う意味では不安(何)
0409マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/22(火) 01:46:48.57ID:???
生身の人間に本気でジャベリンズぶち当てたらスプラッタというかもはや塵になりそうだし見せ場作りにくいよな
メルチナアクア勝ち上がりで2回戦目でついにジャベリンズが日の目を見るか?2人ともミカゼと絡みあるし
0410粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/23(水) 17:21:42.93ID:ynxLH2aA
ジール・ボーイとメルチナの激しい闘いが繰り広げられる中
島が見える湖のほとりではアクア達がリュシカお手製のパンをおやつにピクニック中でした
皆もリュシカのパンには舌鼓を打つが、口にはいる分だけパンかっこむグリンの姿には
味わって食べてるように見えないのでリュシカも不満げ

島からは地鳴りのような轟音が度々響く 何せ今闘っているのはジール・ボーイ
さらに相手は小さい少年少女、サンも相手が可哀相、とサンドイッチ片手にぼやく声がでるが
それに異を唱えるのはネクバーパ船長 魔法陣に出る以上は相当な実力者のはず
それに闘いは1対1とは限らない、戦略で実力差をひっくり返すかもしれないと語るのだった

ただ、見知らぬそのおっさんの姿に、皆も(誰だろう このおっさん…)て思ってたけど
とりあえずグリンの知り合いと思う事にしといた

と、不意にグリンは今はここにいない、勝利したミカゼを賞賛する声がでる
アクアもその言葉に、「少しは強くなったんじゃない?」とぶっきらぼうに返す
…何処か儚い笑みを浮べながら「それに比べてあたしは……」そう呟くリュシカ…

「皆さん…魔法陣が終わったら向かうんですよね グリ・ムリ・アさんと三大神器の下へ―――…
 次の魔法陣第三戦は…闘わせてください アクアさんの助けになりたいです……
 一生懸命頑張ります やらせてください それを… 最後の闘いにしまう

 あたしはメモリアに残ります」

…そう、決めるリュシカに…アクアは何も言わずに頷くのだった…
ネクバーパもあんたには戦場は似合わない、としながら
カニバサミにパンを挟みつつ、その場を立ち去るネクバーパ船長 一行もそれを見送りつつ

「あのおっさん誰?」とグリンが一向に聞いてたのでした
0411粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/23(水) 17:22:30.75ID:???
  第81話|ジール・ボーイと復活合成魔法拳

 メモリア魔法陣 封印解除 第一段階目 

 第二戦 ジール・ボーイ VS メルチナ VS シャルロック

ここで場面は島の対戦に移る メルチナの操る巨大ロボ、メテオンを前に
ジール・ボーイはその左腕に更なる魔力を込め対抗しようとするが
≪させない!! ビッグダートグレーネード!!≫
メルチナも当然そうはさせまいと、メテオンの指先をミサイルにして放つ!
そのミサイルを跳躍して回避するが、追撃のパンチがジール・ボーイに直撃する!!

吹き飛ばされながらも、どうにか防御し凌ぐジール・ボーイ
しかし左拳の合成魔法拳を構築する魔力は今の衝撃で散ってしまう
一度距離を置いて、合成魔法拳を構築するために身を隠すか?とも考えるが…
ジール・ボーイは再度、メテオンの巨体に真っ向から立ち向かう!!

(あれ程の土の巨体…そう長くは維持できないだろう
 時間を使えば勝利するのはたやすい だがこの魔法陣に出場した目的は勝ち進む事ではない
 力を取り戻す事!!)
「前へ進まねばなんの意味もないッ!!!」

真正面から真っ直ぐ突っ込むジール・ボーイに向け
≪バーニングコメット!!≫メルチナは膝部分の装甲をカノン砲として放つ!
その凄まじい威力の衝撃は周囲に土煙を巻き起こすが 
気付けばジール・ボーイの姿は既にメテオンの肩部にあった!
ゼロ距離まで詰め、再び左拳に魔力を込めるが、肩部の土から飛び出すニードルが襲い掛かる!

(この巨体…大技ばかりかと思ったが懐に入り込んでも死角がない
 痒いところにも手が届く仕様!!)
0412粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/23(水) 17:23:29.72ID:???
迎撃のニードルがジール・ボーイの身体を掠めながらも、その魔法構築に集中せんとし―――
…その目を閉じ、気配だけでニードルを回避しながら…拳に、合成魔法拳を構築し…!
その拳の確かな手応えと共に、メテオンに向けて合成魔法拳を―――

≪あんたの兄貴 母親と一緒で行方不明になってるんでしょ 少し知ってるよ…噂でね≫

―――不意に、そう告げるメルチナの言葉に、ジール・ボーイは一瞬その動きが止まってしまう
その隙を付かれ、メテオンの指ミサイルがジール・ボーイに直撃する!!
岩壁に貼り付けになったジール・ボーイを見据えながら、メルチナの脳裏に浮かぶのは……

―――(回想)―――

「ジール・ボーイを生かしておいてはいけません」

メルチナに向けてそう語る、アダラパタ
パフェを食べながら、生かしておけばいずれかつての力を…
いや、いずれ前以上の力を手にする、とするアダラパタはここらで必ず仕留めるよう、メルチナに命ずるが

「もしメルチナさん ジール・ボーイが貴様を倒し…
 魔法陣を勝ち進んでしまったら―――それは更なる力を手に入れたという事―――」
「…そうなったら…?」

…アダラパタはその問いには答えず、口にしていたスプーンをメルチナに向けて差し出す

「食べてください    嫌いなんですよ マンゴー」
アダラパタの差し出すそのスプーンに…メルチナは何も言わずそれを口に含む

「そうなったら……?わかってやがるでしょう…?キャきゃきャきゃ」
そして、アダラパタの嘲りの笑い声が響くのだった…

―――(回想終わり)―――
0413粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/23(水) 17:23:52.21ID:???
≪教えてあげるよジール・ボーイ あんたの家族の居場所を
 女神様の国さ!! あんたの兄貴"エル・ボーイ"はあんたを倒すべく三十指の一人として待ち構えているのさ…!!≫

メルチナの言葉にジール・ボーイもその目を見開く…

(卑怯だけどジール・ボーイ…完璧に近いあんたを乱すにはこれしかないんだ
 この闘い…あたしは負けるわけにはいかない あたしのためにも友のためにも―――)
≪マテリアル・パワー全開!!最高出力!! この機は逃さない!!
 あたしの全てを乗せた最後の一撃をくらえ!!ジール・ボーイ!!
 アトミックメテオフレア!!!≫

メルチナの全てを込めて、ジール・ボーイに放つその必殺の一撃は―――
ジール・ボーイの放つ一撃に、メテオンの腕が肩から抉り取られる!?

「メッツの敵… 特捜隊としての使命… そして兄と母の行方―――
 道はひとつだけだった… お前達を倒し前へ進むだけ…
 女神の下へ向かう道一本でいい なるほどそんな所にいたか… これでようやく集中できる」

自身の攻撃で抉りとられ落ちる、メテオンの腕を見据えながら呟き

「彗龍 一本髪」
不敵な笑みと共に、ジール・ボーイの合成魔法拳はここに復活を遂げる!!

<続く>
0414マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/23(水) 18:09:17.89ID:???
大ボスが弱体化して仲間入りしたと思ったら
仲間内でも延びしろがトップクラスだった件 なんなんだコイツ
0415マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/23(水) 19:18:35.39ID:???
メルチナとアダラパタの会話がよくわからん
なんか嫌な事でも従うしかない、みたいなのは解るんだけど
0416マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/23(水) 21:01:51.37ID:???
兄貴も三十指なのか…じつは残り一人の5本の指だったりして
0417マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/23(水) 23:09:43.93ID:???
ジルさんがRPGにいたら間違いなくお助けキャラというか
中盤での途中離脱を警戒してパーティーに入れないタイプのヤツだw
0418粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/25(金) 18:02:38.76ID:9oSDySV+
ジール・ボーイの放たれた合成魔法拳 彗龍一本髪の威力は
メテオンの巨体から、容易くその腕を抉り取る…!
そしてさらに、ジール・ボーイは左腕の指を激しく鳴らし
新たにもう一撃、合成魔法拳を構築する…!!

「マテリアル・パズル 三獅村祭
 牛輪+飛燕 合成魔法拳

 八 ツ 首 卍 龍」


  第82話|勝者と敗者


無数に放たれる光の龍が、メテオンの巨体に次々と突き刺さる!
その圧倒的な威力には、内部のメルチナも悲鳴が上がる
さらにその威力に押されるメテオンの背後には池が見える 

(あたしの魔法メテオンは土の魔力を変換している 弱点はまんま水!!)
メルチナもレバーを押さえて水場に落ちるのを防ぐべく耐えようとする
が、ジール・ボーイも水に落としての決着にするつもりはない

「次の一撃で砕く!! 俺の拳でな!!」

その拳を握り締め、堂々と宣言するジール・ボーイ
しかしさすがに、合成魔法拳の三連発はジール・ボーイ自身への負担も大きいようで
その表情を歪めながらも、新たに士熊と牛輪を組み合わせんとする
0419粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/25(金) 18:03:18.21ID:???
(負けるか……!! 負けるか……ッ!!!
 まだ勝機はある…!!位置と…タイミングだ!!)
「こちとらもうとっくに限界越えてんだよっ!!!
 命と引き換えにあんたを倒す覚悟はできてるんだ」

そしてメルチナもまだ勝負を諦めてはいない
メテオンを踏みとどまらせ、向かってくるジール・ボーイに真っ向から立ち向かわんとする
…そう、見せかけて 拳に闘気をまとい跳躍するジール・ボーイに向け
その跳躍した瞬間を狙い、切り落とされた腕が地面から伸び、背後からジール・ボーイに襲い掛かる!!
そして地面の腕とメテオンの腕との挟み撃ちで、ジール・ボーイを討たんとする、が…

「誘うならもっと焦らず慎重に…だ 動きがあからさますぎる 惜しかったな」

その奇襲を、完全に読んでいたジール・ボーイは
地面の腕を利用し、その反動でさらに高く跳躍し!
止めの一撃、華龍三ツ眼をメテオンに向けて放つ!!

「我が拳に…… 砕けぬものなどない!!!」

その戦いの決着を、ねことかばとらいおんさんが見据える中 −ω−)
猛々しき叫びと共に、メテオンの巨体が崩れ落ちる…!
メテオンの瓦礫と共に落ちていくメルチナ 
その身体とカード状の魔法器具をジール・ボーイが掴み取る

「ちくしょお!! 放せ 放せ!!負けない……負けない…!!」
それでも、メルチナは自身の負けを認めない 涙を溢れさせながら抵抗せんとするが

「もういい… 休め…」
・・・ジール・ボーイのその優しい言葉に、メルチナもその目を細め―――
0420粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/25(金) 18:03:41.20ID:???
―――だが、メテオンの瓦礫の中に混じり 
いつの間にかシャルロックが、その眼前にまで迫り…!!

「マテリアル・パズル ドラゴンスフィア」
顔面に血管を浮かばせながら、シャルの放つ魔法が轟音と共にジール・ボーイに襲い掛かり―――

・・・・・・静寂の中…後に残ったのは…
球状に丸まったメテオンの破片と、倒れ付すジール・ボーイ
その場に立つは、シャルロックただ一人… 
手のひらに浮かび上がる勝利の紋章を握り締め、シャルは次の戦いへと向かうのだった……

 メモリア魔法陣 第一段階目

 第二戦 勝者 シャルロック―――第二段階目進出決定

…その後、夜になり…アダラパタがここまでのブライクに経過を報告する
メルチナは敗れたがジール・ボーイも敗北したようで
二人を倒した相手に関してはアダラパタもよく解ってないそうで
メルチナもメモリア城に捕獲されたため、始末は保留との事

「順調かい?アダラパタ」
…そこに、何者かがアダラパタに声をかける 現れたその人物は…
0421粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/25(金) 18:03:59.11ID:???
「これはこれは "斬り裂き魔"さん いいんですか?
 城から抜け出してきて…こんな所にいて」
「ふふ…やだなアダラパタ 名前で呼んでよ ボクとキミの仲じゃないか
 久し振りのオフだからね 会いに来たんだ」

「…頼みますよ もし敵の方が優勝し剣を手に入れてしまったら…
 貴様がそれを奪い取るんですよ

 女神の三十指 五本の指   コルクマリーさん」

アダラパタの命に、その人物…コルクマリーは闇夜の中、妖しい笑みを浮べながら
自身の魔法で展開された刃が、その周りに浮かび上がるのだった…

<続く>
0423マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/25(金) 19:33:20.13ID:???
指の動きだけで魔法拳を構築するのもかっこいいけど
やっぱ前の両腕を叩きつけて構成するやつのほうが荒々しくて好きだなあ、こっちは
0424マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/25(金) 19:59:38.23ID:???
シャルロックの魔法は「丸くする」効果か?
なんだか字面だけ聞くと弱そうだがジールボーイが隙を突かれたとはいえ一瞬でやられてるわけだし
人の肉体も無理やり丸く押さえ込む効果、とかならかなり凶悪そうだ
0425マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/26(土) 19:57:31.87ID:???
シャルロックの実力はミカゼ戦まで引っぱるか
エイキ戦も熱かったけどシャルロックは残り一人も合わせてどうなるかなー
0426マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/26(土) 20:55:18.10ID:???
斬り裂き魔の名前も判明したが
名前の響きつながりでメイドのリイさんが切り裂き魔候補に黄色信号出てきたかもしれん
0427マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/27(日) 09:26:37.21ID:???
>メルチナもメモリア城に捕獲されたため、始末は保留との事

メルチナちゃん好きだから生き残れそうでよかった
0428マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/27(日) 14:52:31.46ID:???
メルチナの始末は切り裂き魔がつけるんじゃねえの?
逆にフラグ立っただろこれ
0430粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/27(日) 18:07:42.49ID:6XYSBIFZ
メモリア城にて、城のスタッフが今はバルコニーにでない方がいいと同僚に声をかける
なんでもジール・ボーイが昼間っから呑んだくれているそうで
でかいジョッキ片手にビールをぐびぐび飲んでる姿には、ミカゼ達一行も近づきにくそうで

「…あ 目がすわってる」
「いやもともとあんな目だろ」 −ω−)

しかし幾らジール・ボーイが大技を放った隙を付いたとはいえ
ジール・ボーイを負かす相手に、一向もシャルロックとやらがどんな怪物なのか恐れ戦く
その頃シャルは丘の上に座りながらりんご食べてました

「気をつけろアクア ミカゼ 奴(シャルロック)は三十指ではないが魔法使いだ
 なぜあんな少年があれ程の力を持っているのか謎だが…」
「あたしゃまだ一回戦も終わってないよ」
ジール・ボーイの言葉に、飴ちゃん片手にそう返すアクア
「…なんだ 勝ち進む自身ないのか?」
…そんなジール・ボーイに、アクアは不敵な笑みで返すのだった


 3月16日―――
 アクアの闘いを次の日に控えたその日は 久々にのんびりした一日だった
 俺(ミカゼ)はゆっくり療養に専念して リュシカはパン作って
 アクアは飴舐めて ジール・ボーイは酒飲んで グリンは勉強して過ごした

 そんな日に・・・ 奴はまた現れた
0431粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/27(日) 18:08:15.18ID:???
  第83話|コーヒーとフィッシュサンド

メモリアのとあるオープンカフェにて、一組のカップルがデート中の姿が見える
女性のほうが遅れて到着し、店員さんにアイスティーを頼もうとするけど

「駄目だよ ここに来たらコーヒーにしなきゃ 豆が最高なんだ」
「へーそうなんだ メモリア東区はまだ全然知らないんだ 越してきたばっかで
 …メモリアの街も最近なんだか物騒でさ… 一人暮らしは怖いから郊外に移る事も考えたんだけど…
 やっぱり私 この街が好きだから」

そう言って笑顔を浮かべる女性に、相手のほうも綺麗だよ、と声をかけてあげる
綺麗な肌…そんな言葉にちょっと照れくさそうに笑う女性 なんでも化粧品関係のお仕事してるそうで

「あなたは… なんの仕事してるの?   コルクマリー」

その人物…コルクマリーはなんでもメモリア城で働いているそうで
そう聞いた女性もすごいと声を上げるが、まだまだ城に入って短い新入りだそうで
と、そこに注文のコーヒーが届けられ、女性が一口…美味しい、と舌鼓を打つ
美味しいコーヒーを見つけ、またこの町に住む理由が増えた、と笑顔で言う女性
理由…その言葉に、コルクマリーも反応を示す 自分も会いたい人がいてこの街に住み始めたそうで
そんな言葉に女性もちょっといじわるな目線で「…女?」なんて聞いてくるけど

「ふふ…違うよ でもどんな人なのか最初はわからなくてさ
 この国に…この城にいたらいつか来てくれるって信じてたんだ…
 やっと来てくれたんだ これでついに12本がそろう……」
0432粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/27(日) 18:08:54.95ID:???
…そう呟き、どこか口端を上げた不気味な笑みを浮べるコルクマリー…
そんな言葉に女性も首を傾げつつ…そのお腹がなっちゃう

「あ ごめん朝から何も食べてなくって; 何か頼んでいいかな」
「10本まで手に入れた・・・ あと2本で完成するんだ」
「すみませーん フィッシュサンドお願いします」
「…でもただ手に入れるだけじゃ自分のものにできなかった …どうしても安定しなくてさ」
「…ねえ 何の話なの?コルクマリー」

ぽつりぽつりと語り始めるコルクマリーの言葉に、女性もちょっと困惑してしまうが
―――次の瞬間、彼女の身体に無数の魔法の刃が突き刺さる…!!

「見つけたんだ 安定させる方法……
 ボクの魔法 四閃三獄<しせんさんごく>は
 他人の剣の太刀筋をコピーして自分のものにする事ができるんだ
 その剣技を打ち負かす事によってね
 最大で12本までストックできる つまり十二刀流だね

 …どうせなら究極の剣技も手に入れたいと思わない?
 最高の剣士 剣仙も12人…ふふ 数もぴったりじゃないか
 とりあえず剣仙を10人倒したんだけどさ……さすがに強力な剣で
 全然安定しないんだ…それじゃあ使いこなせない
 でもね… やっと見つけたんだ 安定させる方法… それは 

 ボクの気に入った女の子を 試し斬りすればいいんだ

 それで魔法も ボクの心も安定する キミで10人目だよ
 これで今まで手に入れた10人の剣仙の太刀筋は自分のものにできた ありがとうね
 残り二人の剣仙と二人の試し斬り…… それを生贄としてボクの魔法は究極に完成する」
0433粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/27(日) 18:09:34.27ID:???
その言葉と共に、コルクマリーは女性を残しその場を立ち去るのだった・・・
それから少し遅れて、女性の頼んだフィッシュサンドが届けられるが
―――次の瞬間、女性の身体から鮮血があふれ出る…!!

「そしてメモリア魔法陣!! ふふふ…アダラパタ 誰が優勝しようと構わないよ
 それがたとえ三十指であろうと命七乱月は奪い取る!! この五本の指コルクマリーがね」
悲鳴の上がるオープンカフェを背に、斬り裂き魔…コルクマリーは不気味な笑みを浮べていた・・・


 3月17日 メモリア魔法陣 封印解除第一段階目

 第三戦

 アクア VS リュシカ VS 威塗

それから翌日、魔法陣はアクアとリュシカの出番となる

「今日もいい天気だねリュシカ」「はいっ」
「お弁当持った?」「はいっ」
「水筒持った?」「はいっ」

「よし行こう」大量のおやつ袋ずるずる引きずり
「どこへだよアクア」これにはグリンも突っ込みいれつつ

とりあえずリュシカにエンゼルフェザーで島まで送るよう頼むアクアだが
緊張しちゃってるのか、おしりに羽生やしてました −ω−)
いつにない大舞台でリュシカも力が入ってる様子で、はないきふんすふんす
ミカゼも肩の力を抜くようアドバイスし
ジール・ボーイも正直、命を落としかねない戦いに向かわせるのは心配なようで
彼女にはやめておくよう告げるが
0434粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/27(日) 18:10:32.47ID:???
「だ 大丈夫です!あたしも魔法使いですよ!!アクアさんの力になるんです!!
 心配しないでまっててください オカズさんにミートボールさん」

リュシカてんぱりすぎて駄目そうです −ω−)
(*オカズさん=ミカゼ ミートボールさん=ジール・ボーイのこと

…と、アクアが明日はグリンの誕生日であったことを思い出す
そんな言葉にグリンも自分は時間の流れが特別なんでいまいちピンと来ないけど
なんて照れくさそうに返すグリン そんな彼にアクアはこう告げる

「明日は大っきなケーキ2つ用意しとくんだよ
 グリンの誕生日と あたしの勝利のお祝いさ」
その言葉に、グリンも親指を立て笑顔で彼女の出撃を送るのだった

そして他国からのまだ見ぬ強豪、イドも自身満々で魔法陣へと向かう
豪快な笑いを上げながら、彼の魔道膨斧は完全無敵、敵はないと断言してみせるのだった

…魔法陣の新たな闘いが始まろうとする中、メモリア城に視点を移し
シュダンが医師から診断を受けていたところのようで
ここの所働きづめの彼には休養を取ったほうがいいとする先生
だがシュダンも、斬り裂き魔を捕まえるために老体に鞭打ち全力を尽くさんとするが
…そんなシュダンら、メモリアを護る者達を嘲笑う様に、斬り裂き魔に白昼堂々の犯行を許されてしまう…
もはや犠牲者は10人目、先生もひどい…と嘆く声が漏れでてしまうが
なんでもシュダン曰く、実はある程度まで犯人を絞り込めているのだと言う
0435粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/27(日) 18:11:54.96ID:???
「だ 大丈夫です!あたしも魔法使いですよ!!アクアさんの力になるんです!!
 心配しないでまっててください オカズさんにミートボールさん」

リュシカてんぱりすぎて駄目そうです −ω−)
(*オカズさん=ミカゼ ミートボールさん=ジール・ボーイのこと

…と、アクアが明日はグリンの誕生日であったことを思い出す
そんな言葉にグリンも自分は時間の流れが特別なんでいまいちピンと来ないけど
なんて照れくさそうに返すグリン そんな彼にアクアはこう告げる

「明日は大っきなケーキ2つ用意しとくんだよ
 グリンの誕生日と あたしの勝利のお祝いさ」
その言葉に、グリンも親指を立て笑顔で彼女の出撃を送るのだった

そして他国からのまだ見ぬ強豪、イドも自身満々で魔法陣へと向かう
豪快な笑いを上げながら、彼の魔道膨斧は完全無敵、敵はないと断言してみせるのだった

…魔法陣の新たな闘いが始まろうとする中、メモリア城に視点を移し
シュダンが医師から診断を受けていたところのようで
ここの所働きづめの彼には休養を取ったほうがいいとする先生
だがシュダンも、斬り裂き魔を捕まえるために老体に鞭打ち全力を尽くさんとするが

…そんなシュダンら、メモリアを護る者達を嘲笑う様に、斬り裂き魔に白昼堂々の犯行を許されてしまう…
もはや犠牲者は10人目、先生もひどい…と嘆く声が漏れでてしまうが
なんでもシュダン曰く、実はある程度まで犯人を絞り込めているのだと言う
0436粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/27(日) 18:12:34.10ID:???
「斬り裂き魔はこの城に近い者である可能性があるのです
 そこで城内の者からもう一度身辺調査を始めたのですが
 身分を偽造した痕跡のある者を見つけたのです

 コミドル先生 あなたです

 昨日休暇を取られていましたよね 一体何処にいらしていたのか詳しく教えてください」

そして新たにカミッツとサンもその部屋に入り、先生をそう問い詰めるシュダン一向に
…メモリアの医師、コミドルも僅かにその目端が鋭くなる…

<続く>
0437マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/27(日) 18:31:50.07ID:???
コナンの黒一色の犯人より喋るぞ。この殺人鬼。しかも、気に入った女性の前で自分の趣味を堂々と語り、最後にはぶっ殺すという変態ぶり
しかし、この真っ昼間のカフェなんて場所で堂々と殺人とかどうなん?犯人は分かるけど、殺害方法が魔法だから証明できないとか?
変態過ぎて警察も関わりたくない可能性も?(無い)
0438マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/27(日) 18:40:46.97ID:???
斬り裂き魔がヨマ以上にやべー奴だ
というか五本の指がどいつもこいつも変態しかいねえ
0439マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/27(日) 21:34:21.78ID:???
>>437
傍目には影が薄いというか無個性な人にしか見えないとか
ハンターハンターのメレオロンみたいな、魔法とは別のそう言う技能持ちかもしれん
そーなるといまいち陰の薄いパンナがやはり斬り裂き魔候補に・・・(何
0440マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/27(日) 22:02:10.89ID:???
イドとかいう清村はかませっぽいけど、どうやってアクア勝利になるんだろう
0441マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/27(日) 22:14:07.26ID:???
正直ゲスト枠もシャル君が手にしちゃったから
メタ的な意味でもイド村に勝ち上がりの目が殆どないのが悲しい
0442マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/27(日) 22:31:47.89ID:???
ぶっちゃけ王道トーナメント戦な魔法陣も面白いけど
サスペンス的に進む斬り裂き魔の動向も目が放せなくて先が気になるわ
0444マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/28(月) 02:33:05.16ID:???
あと2人女性が切られるってことだよな
メルチナだったりして
0445マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/28(月) 07:35:13.28ID:???
リュシカはさすがに犠牲にならないと思いたいが
深手を負って戦闘不能とかもありそうだな もう戦いはやめる的な発言もしてたし
0446粗筋書きのアダラパタ
垢版 |
2019/10/28(月) 17:08:20.17ID:2kdTxI5R
 マテリアル+パズル
 おまけFILE H

どんどん進んでやがりますねぇ メモリア魔法陣
なかなかボクの思惑通りいかなくて… まァ…それはそれで面白い…か…

次はいよいよアクア戦です 残念ながら三十指は出てないんですけどねぇ
とりあえず今回は 次の3人の紹介をしやがりましょう
0447粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/28(月) 17:08:54.17ID:???
【ジール・ボーイ】

A.D.1680 3月現在 32歳
A.D.1647 12月31日生まれ 血液型:AB

[好み]
*好きな物
・筋肉  ・鳥のささみ ・卵の白身 ・ビール 特に黒
・グィタァ ・ロック ・黄金 ・なんかとんがってるもの

*嫌いな物
・アダラパタ ・ビールは好きだがつまみはいらない
・自分 ・パジャマ

[人生とその目的]
・アルカナ軍の秘密部隊であるアルカナ特捜隊の隊長として恐れられていた
 が、部下のメッツをアダラパタに殺され辞職する
・母と兄の行方を探る事と、メッツの敵を討つ為
 ティトォ達と共に女神の下を目指す事となる
・兄エル・ボーイは三十指のひとりと言う事実を知り、目的は完全にひとつとなる
・自由奔放な兄にずっとコンプレックスを感じていた
 兄の生き方を越え自分の真の生き方を見つける事が目標
0448粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/28(月) 17:09:30.04ID:???
[キャラクターを考えよう]
・くそマジメで天然で何を考えているのかわからない男
 性格も闘い方も一直線、魔法も完全に格闘だけに特化したものでキャラにぴったり
・女神の三十指でも5本の指と言う立場にいてめちゃくちゃな強さを誇っていたが
 アダラパタに命ともいえる右腕の魂を砕かれ、半分以下の力に落とされてしまう
 しかし少しずつ、かつての力を取り戻している
・兄エル・ボーイにコンプレックスを感じているが、実際はジールボーイのほうが頭がいいし強い
 なんだってできるのだが、彼自身が興味を持ったごく一部のジャンルにおいて
 兄のほうが優れていた為、それが根強く残ってしまっている

[ジール・ボーイの魔法]
○拳 三獅村祭<さんしむらまつり> 魔法レベル 99

・魔力のこもった拳でぶん殴るという単純な魔法
 絶大な力を誇る反面とても扱いづらい伝説の第魔法
・通常使う魔法拳には3種の拳がある

  士熊"シグマ"−大岩をも砕く破壊力の拳
  飛燕"ひえん"−威力は劣るが飛距離の長い拳 矢の様な"啄"もある
  牛輪"ごりん"−飛燕以上士熊以下の力 同時に5発の拳を放つ

・さらにこれらを合成させ、それぞれの特性を組み合わせた上級技、合成魔法拳も存在する

  士熊+飛燕−彗龍一本髪"すいりゅういっぽんがみ"
  飛燕+牛輪−八つ首卍龍"やつくびまんじりゅう"
  士熊+牛輪−華龍三つ眼"かりゅうみつまなこ"

・そしてさらに全てをひとつにした完全合成魔法拳
 神薙神無<カンナカンナ>という三十指最強の攻撃力の技もあるという―――
0449粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/28(月) 17:10:03.94ID:???
【影鬼 −エイキ−】
A.D.1680 3月現在 19歳
A.D.1660 5月5日生まれ 血液型:A

[好み]
*好きなもの
・爬虫類 ・動物全般の肉 ・苦いもの 
・森 ・岩の隙間にもぐりこんで寝る事

*嫌いな物
・親 ・故郷 ・金持ち ・狐 ・小さなガキ

[人生とその目的]
・ひたすら貧しい家に生まれた
 父はおらず母はエイキに幼い頃から物乞いをさせていたが
 もっと恵んでもらえるよう、みずぼらしくなるようにと両足を潰されてしまう
 その後親に捨てられたところをグリ・ムリ・アに拾われる
・ヨマの強さに惹かれ、崇拝するようになる そしてボブリッツと共にヨマにくっついて悪さをしていた
 幼い頃に壊された心は殺人さえも平気で犯した
・負ける事が許されない戦いで敗北し、自分からその存在を全て否定した
0450粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/28(月) 17:10:35.31ID:???
[キャラクターを考えよう]
・完全な悪のキャラ ミカゼの足技系に対し、足技の魔法使いを出そうとしてつくられた
・まだまだ少年ぽい部分があるが残酷な男
・つねに強い者の近くについているタイプ
・両手をポケットに入れたままにし、服ごと縫い付けてある
 なので日常生活は脚だけで全て行っている やはりそれは潰された手を晒さない為
 その手の事を他人からいわれたらキレる
・なんか変な耳で、変なヒゲ生えてる なんで?
・まだまだ色んな技を出したかったが全てカットされた

[影鬼の魔法]
○蛇 妖老裸骨蛇<ようろうらこつじゃ> 魔法レベル 52
・身体を蛇にする魔法 伸ばしたり叩きつけたり締め付けたり噛んだり、多彩な攻撃方法を持つ
・最大20mまで伸び、蛇のように体温を感知し追跡できる 使う技は以下のとおり

大蛇"オロチ"−打撃技 岩を簡単に破壊する 両足を同時に使う[双首大蛇]"ふたくびオロチ"はかなりすごい
       さらに遠心力を利用した不規則な動きから繰り出す[螺旋大蛇]"ねじれオロチ"がある

蝮"マムシ"−噛み付き毒で殺す

紫大将−奥の手で舌を蛇にする 超猛毒

骨白蛇−最大の奥義 蛇をひとつにし打撃力を極限まで高める
0451粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/28(月) 17:12:15.73ID:???
【ヒルドゥマーロ】
A.D.1680 3月現在 23歳
A.D.1656 10月19日生まれ 血液型:O

[好み]
*好きな物
・紅茶 ・カードゲーム ・庭いじり ・社交界
・ダンス ・チーズケーキ

*嫌いな物
・刺身とか生物 ・ぬるぬるした食べ物 ・蛇

[人生とその目的]
・ゴビ国で生まれる、生まれつき尾が生えていた珍しい人
・その特殊さと潜在的な力に眼をつけた国が魔力の研究をするため鍛え上げた
・尾のおかげで変な目で見られもしたが、自分を必要としてくれる者がいたため頑張ってこれた
・結構偉いポジションに国ではついている
0452粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/28(月) 17:13:57.85ID:???
[キャラクターを考えよう]
・ゴビ国の人間は語尾に必ず何かをつけて喋るのが礼儀
 ヒルドゥマーロの場合"ドゥーブル"が付く
・自然と紅茶をこよなく愛する気のいい穏やかな男
・ゴビ国では一番の使い手だったが、メモリア魔法陣では一番弱いぶるいだった
・でもゴビ国の目的は優勝し、命七乱月を手に入れる事ではなかったので別にいいらしい

[ヒルドゥマーロの魔法]
○尾 ―――ない 魔法レベル 0

・手よりも足よりも尾が器用で強力、木を軽々となぎ倒す
・一番殺傷能力が高いのは、尾を矢のように突き刺す技 "デッドスパイラル"
 でも好きじゃないのでそんなに使う事はない
・凄い器用なので字を書くなんて朝飯前
・なんか子供には大人気
0453粗筋書きのダークアイ・Q
垢版 |
2019/10/28(月) 17:15:32.88ID:???
〔メモリア魔法陣――― 斬り裂き魔―――
 それもいいが根幹にある最大の謎をそろそろ解き明かそうではないか

 大魔王 デュデュマだ

 大魔王デュデュマとはなんなのか…そして女神の正体とは――― −ω−)
 次の15巻でこの私が解明してやろう それまでにコミックスを1巻から読み返しておくのだ〕

シュバ!!っとダークアイ・Q退場 

<つづく>
0455マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/28(月) 19:51:56.91ID:???
ジルは今から右手の魂取り戻したら神薙神無使えるんかな
0456マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/28(月) 21:42:02.52ID:???
不完全な状態だと使えても死にそうだったからな(カンナカンナ
完全に使いこなすには右腕が万全でも他に何か必要なんだと思う

で、完全合成魔法拳の構築を解く鍵がマスターキィ、とかも思いうかんだ
0457粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/29(火) 17:09:44.72ID:???
ダークアイ・Qの前回までのあらすじ

〔伝説の禁断魔法を巡るトーナメント メモリア魔法陣も次で3戦目だ
 これで第一段階の前半戦が全て消化されるというわけだな
 この試合の結果で第二段階ひとつ目の組み合わせが決まる〕
そう語りながら、ダークアイ・Qがその眼光を輝かせる ギラァ

エイキ━━×┓          
ヒルドゥ ━×╋━━┓      
ミカゼ  ━━┛   ┃     
             ┃   
シャルロ━━━┓  ┃     
メルチナ  ×━╋━╋━第二段階第一戦
ジール男 ━×┛  ┃   
             ┃
TAP ━━━┓   ┃    
リュシカ ━━╋━━┛    
イド   ━━┛   

〔ふん 知ったこっちゃないな …だが私も そろそろ行動するかな………〕
そう呟くと共に、シュバ!!っとダークアイ・Qは何処かへと姿を消すのだった
0458粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/29(火) 17:10:15.97ID:qxfXkGF1
そこから視点は変わり…アクア、リュシカの相手、イドの過去へと移る
一年前、ウォーブール国の軍事演習地にて戦闘車両が砲撃訓練の最中にて
…ふと、兵士の一人が人影を見つけ、砲撃を止める
土煙の中から、怒りの形相で姿を現した人物、イド

「てめぇらァ……!!てめぇらのせいで…!!どんだけの草花が……!!
 傷ついたと思ってんだコラァああ!!!」
「うわあああなんだこいつは―――ッ!!?」

その砲撃で傷ついた大地に怒りを露わにし、イドは兵士達に襲い掛かる!!
素手で兵士達の戦闘車両を潰すイドには、兵士達も悲鳴を上げ―――

それから数ヶ月、イドが拘束されてから、釈放された後の事
特殊訓練施設にて、イドはウォーブール国の秘密兵器
魔導膨斧を使いこなすための厳しい特訓をこなすイドの姿があった
メモリア魔法陣は強力な魔法使いが多数出場する過酷な戦いとなるであろう
そこで勝ち進み、自国の力を見せ付けるよう命ずる軍の高官
そして優勝すればイドの罪は帳消し、手下達も全員釈放すると約束する

「くくく・・・よっぽどとんでもねえ化け物が相手らしいな…
 無罪放免か死か―――ってわけだな 面白え やってやるぜ……!!」

まだ見ぬ強敵たちに、イドも不敵な笑みとともにその闘志を燃やすのであった

  第84話|アクアと魔導膨斧

…のだが、イドが闘うとするその相手、アクアとリュシカの姿にイドもあんぐり
どうみてもただの少女にしか見えない二人に、イドも目を丸くするばかりで
0459粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/29(火) 17:11:08.89ID:???
のんきに二人でピクニックでもしてるような二人は、イドの姿にも気づくが
「なにこっちジロジロみてんのさ あげないよ」
「いらねーよ!!」そんなアクアの言葉にはイドも突っ込みいれつつ
ここは戦場だとして、子供がくるところではないと叫ぶイド 
とはいえアクアも出場者だとすずしー顔で返してのける

「じゃあなんでのんきに弁当食ってんだよ!!」
「バカだね お昼の時間だよ 食べなきゃお腹空くよ」
「せっかくリィさんやマルチーノさんが作ってくれましたから」

どこまでもマイペースな二人にはイドも困惑しつつも…
子供相手に本気を出すのも気が引けるイドは、まずは自分の力を見せつけんとする
傍にあった物の包みを破ると、中からイドの膝位まである大きさの、球状の黒い玉が現れる
その玉にある掌の紋章にイドが手のひらを合わせると、その玉が光を放つ!

「俺の魔力を吸え!!! 吸って膨れろ!!! 魔導膨斧」

そして巨大化したその玉、魔導膨斧が戦闘形態となり、巨大な光の斧を形成する…!!

が「おいしいね」「はい」ふたりとも一瞥すらしてくれませんでした
これにはイドもさすがに不平の声が出ちゃうが、ズンズン近づいたところに飴爆弾ポイされた
とりあえずアクアもやる気になった様子で、その手には巨大な棒付き飴、スーパーキャンデーを携え
それを掲げて頭上で軽くくるくる回し、そのあめ玉を地に突き立て
―――その瞬間!膨大な破壊の力に大地が爆ぜる…!!

「マテリアル・パズル スパイシードロップ」

その一撃でアクアの足元はクレーターが出来上がり、さしものイドも表情が強張るが
(魔法使い……!!)…アクアを鋭く見据えながら、後退し魔導膨斧へと戻る
0460粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/29(火) 17:12:16.07ID:???
「もう惑わされねえぜ 所詮魔法使いは皆化け物だ!! いくぞ!!」
魔導膨斧に右腕を接続し、抉れた側面部に乗り上げるように搭乗するイド
側面部の班点状のパネルを踏みこみ、魔導膨斧がアクアに向けて前進する!

それを前にして、アクアはリュシカに援護を頼むとエンゼルフェザーで飛び上がる
そして空中から飴爆弾による空爆がイドを襲う 
だがこの程度なら魔導膨斧のオート操作であしらえる、光の斧が容易く雨爆弾を叩き落すが
アクアは更なる追撃として、スーパーキャンデーで崖を叩き、大岩をイドの真上から落とす!
…だが、崖崩れの土煙から、光の斧が大岩を砕いて現れる 魔導膨斧はまったくの無傷であった
(ちなみに側面のイドも、側面部の装甲がイドを覆いちゃんと無事

「無駄だぜ 自慢にもならねぇが俺の国ウォーブールは紛争が絶えないバカな国でよ
 兵器に関してはメモリアより進んでる部分があるのよ
 こいつを覆ってる魔甲ラバーは俺の魔力を吸収し物理的な攻撃を無効化してくれる代物だ
 これはまだプロトタイプだが量産されればとんでもねぇ事になるだろうな けったくそ悪ィ話だぜ」

忌々しげにそう吐き捨てるイド アクアもその厄介さには少々渋い顔
物理攻撃は無力、ちゃちな魔法は光の斧に弾かれる、となれば…

「やっぱりこいつで 思いっきりぶったたくしかないね」
そう宣言すると共に、アクアはスーパーキャンデーに膨大な魔力を込める…!
イドもそれを真正面から迎えうたんとし、光の斧と破壊のあめ玉がぶつかり合う!!

…その正面対決に競り勝ったのは、アクアであった
破壊こそされなかったがその衝撃で横転してしまう魔導膨斧
その圧倒的な魔力にはイドも抗議の声が出しつつ、やむなく切り札を使う事に…
0461粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/29(火) 17:12:46.53ID:???
「初戦からこいつを使う事になっちまうとはな―――」
そう呟きながら、懐から小さな箱を取り出す、が…
肝心の開け方が、良くわかっていないようで

(*イドが説明書片手に箱空けの作業中です お待ちください

で、開いた箱の中から出てきたのは…妖しい輝きを放つ球状の石
それを目にしたアクアも反応を示す イドがもっていたのは、五大石の一つのようで…

場面変わり、コミドル先生にその正体を追求するシュダン達
何せ彼は名前も国籍も全てでたらめ、サンもうさんくさいと声を上げるが

「それは私のほうから説明するナリ」
…その正体を知る者が、新たに部屋の中に入ってきた
コミドル先生も「お久し振りです」と声をかけるその人物は、ゴビ国の代表者二人であった

<続く>
0462マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/29(火) 17:56:56.62ID:???
あー、そっか 女の子二人は男としては色々やりずらいよなあw
なんつーか根はいい人そうなだけに、ミカゼ、サンに続くアクアの横暴の犠牲者になりそうだw
0464マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/29(火) 21:19:03.54ID:???
マーボードーフの乗り方結構独特だけど、なんか元ネタあるんかな
0465マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/30(水) 07:28:12.87ID:???
ドゥーブルは政治面での見せ場をつくるためのキャラっぽいかな
さすがに魔法陣ではなにもできんかったから何のための新キャラだと思ってたが
ちゃんと活躍するところもありそうでよかった
0466粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/31(木) 17:16:22.37ID:uSplr6qA
「コミドルの本当の名はコミュドゥルドゥ
 早い話が我がゴビ国がメモリアに送り込んだスパイのひとりナリ
 医者として城に送り込めばさらに面白い内情が見れるのでは と思ったなり
 例えばグリン王子の眠りの事や バレット王がいつくたばりそうとか ふえっふえっふえぇ」

コミドル先生の正体をそう語るゴビ国の代表者
新たにバレット王とジンナ殿も混ざり、その話にジンナ殿も憤慨するが

「……そなたは誰だ」「えーっ!!?」
久々の出番過ぎて王からも完全に存在を忘れられていました −ω−)
話を戻しつつ、スパイはお互い様、とするバレット
メモリアからもゴビ国には300人ほど送り込んでるし

「……色々動き出したらしいナリね
 時の眠りに冒されていたグリン王子が覚醒し 不老不死の魔法使いが帰ってきた
 と思っていたら女神の三十指が城下町を襲撃し 急遽メモリア魔法陣を開かざるをえなくなる

 そろそろ教えてもらいたいナリね メモリアが他国に内緒に進めている計画を―――
 メモリアが世界の中心と言うのはまぁあるいみ認めるナリ しかし全てではない
 魔法陣が開かれたおかげで多くの国の関係者が今ここを訪れているナリ
 丁度いいナリ 女神と魔法使いとメモリアの関係を言っちゃうナリ」
「……… そうだな……では後で時間と場所を設けよう」

…国家間同士の腹の探りあいもそこそこに、ひとまずはそう持ちかけるバレット王であった
とりあえずはコミドル先生の嫌疑も晴れ、一息つくライト一向
ライトの調べによれば、城の関係者で個人情報が曖昧なものはあと3人
ハワード、パンナケトル、マルチーノの3人が該当するが
それでも出生や家族の一部に不明な部分がある、という程度で…
0467粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/31(木) 17:17:32.99ID:???
先日の斬り裂き魔事件に関して、目撃者に関する情報を問うカミッツだが
ライトの調べによれば、白昼堂々、人のいっぱいいるオープンカフェ内の犯行でありながら
誰も犯人を見たのを覚えていないのだと言う 若かったか年寄りだったか、男か女かも曖昧で…
その証言に関しては、シュダンは気配…存在感自体を消している、そういう使い手であると察する
…今だ底知れぬ斬り裂き魔の存在に、ライト一向もいやな汗を浮べながら…サンがぽつりと洩らす

「なあ…俺達の手に負える相手なのか…?」


  第85話|イドと五大石


場面は魔法陣の闘いに戻り、イドが五大石をその手にした場面から再会される
五大石とはなんなのか、リュシカがアクアに聞いてみる

「魔力を制御する石―――ってティトォが言ってたよ
 その名の通り5つあって全部使うと大魔王デュデュマすら抑え込むって言うからいうから驚きだね
 …ガキには過ぎた玩具だね ぶっ倒して奪い取るよリュシカ!!」
「け!!もうさっきのようにゃいかねーぜ!!」

五大石を魔導膨斧の車体に押し込み、石が吸い込まれるようにその内部に取り込まれる
そして強烈な光を発する魔導膨斧 だがその隙にアクアがつぶしにかからんとするが
アクアの振るうスーパーキャンデーの一撃は、魔導膨斧の発する光にボヨンと弾かれてしまう
魔導膨斧の放つその光は、魔法攻撃を全て無効化するマジックバリア
物理攻撃なら通すが、魔導膨斧に物理攻撃は通用しない、まさに鉄壁と化す魔導膨斧
…そんな無敵の兵器を前に、アクアは早くも最大奥義、BBジャベリンズで決めにかかる!!

「ちまい攻撃してもしょうがないからね こいつで決めるよ!
 リュシカ 危ないからもっと離れてな!!」
0468粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/31(木) 17:18:30.19ID:???
BBジャベリンズの膨大な魔力は、島の外のミカゼたちも感じ取る
早くもクライマックスと、グリンもその笑みに緊張が混じる
また別の場所でも、その凄まじい魔力を感じ取るクリスタベース代表、リゼル
その凄まじさにはリゼルもすげえ、と声を上げながら感極まる思いであった
お付きの妹、リーザがアイス片手のお子様が何言ってんだか、と呆れ顔だが
そんな彼女にリゼルは「俺は18だ」と抗議の声を上げるのでした −ω−)

そして魔導膨斧に向けて、破壊の光が放たれる!!
…膨大な光に舞い上がる土煙が晴れ…現れたのは、その一撃に耐え切ってみせた魔導膨斧であった
イドもバリアの許容範囲ギリギリ、と冷や汗混じりで呟くが
…流石に無事とはいかなかったか、どこか故障しイドの操作に反応しなくなったようで
これでアクアとリュシカも勝利!と互いに手を合わせる二人
それでもイドは勝負を諦めようとしない、が…

…動かなくなった魔導膨斧は、突如下りたイドに向けて光の斧を振るう!?
だがイドもそれをどうにか寸前で回避するが…

(俺を認識していねぇ…でもオートで動いてやがる
 まずい すぐに止めねーと 試合どころじゃねぇ!!こいつは全てを破壊するだけだ!!)

そのまま暴走し、無差別に破壊行動を行う魔導膨斧から逃げ回るイド
その光景にアクアも困惑気味に鼻の頭を掻きながら呟く

「………困ったね どうすりゃ勝ち進めるんだい」

ひとまず一行は高台に避難、イドも息を切らせながら一向に合流しつつ
こうなると試合はイドのひとり勝ちとなるのか…

「めんどい事してくれたね」アクアも溜め息付き
「おめーだよ おめーが壊したんだよ」そんなアクアにイドもツッコミいれつつ
0469粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/31(木) 17:19:14.96ID:???
魔法攻撃無効のバリアがある以上、アクアではやるだけ無駄と見て、存在変換を試みる
プリセラも本体には通じないため、ここはティトォに任せるのが得策か…
…だが、そんなアクアをリュシカが引きとめる リュシカの言葉になんかイドも反応してるけど
それに変換したら魔法陣の結果がどうなるかも気がかりだが…
そんな彼女に、どの道このままでは勝てないし、マジックパイル完成のためにまだまだ変換のデータがいる、とするアクア
…それでも、その表情を曇らせるリュシカに、アクアも困った笑顔を浮かべながら言う

「いいんだよ あたし達は普通の人間とは違うんだ 常識も倫理もね」
そしてアクアはその毒薬を口に放り投げる これにはイドも引きとめるが
その瞬間、アクアの身体が光に包まれその変換が始まる 
変換されるアクアの身体に困惑するイドに、リュシカが彼女達の秘密を語る

「アクアさんは……不老不死なんです
 魂が3つあって…死ぬとそれが入れ替わるんです 本当には死ねないんです ずっと…」
「な…なんでそんな身体になっちまったってんだ!?」

「この世を滅ぼそうとする…女神を倒すためです」

・・・そしてティトォへの変換が行われ、勝利への策略を立てんとする
だがそれをやめときな、とするイド 
仮に魔導膨斧を無視して決着をつけようとしても、戦いの魔力を感知して襲ってくるだろう
五大石を動力にはめ込んでいるから丸一日は動き続け、エネルギー切れも狙う事は不可能
だがリュシカも力を合わせればきっと止められると声を上げる、が・・・

「リュシカ きみは島から出ろ」リュシカに向けて、ティトォは鋭い目線でそう告げる
ティトォが彼女をメモリアにつれてきたのは闘わせるためではない すぐに棄権するよう言うティトォだが…

「……この魔法陣を最後にって決めたんです お願いです
 この闘いが終わるまでは… 一緒にいさせてください!!」
ティトォの宣告にリュシカも一度は俯いてしまうが、強い意志でそう訴えるリュシカであった

<続く>
0470マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/31(木) 18:17:46.96ID:???
今回もBBジャベリンズはダメだったか
威力でかすぎる大技も見せ場が与えられないと残念な感じになっちゃうな
0472マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/31(木) 22:20:12.27ID:???
物理も魔法も無効とかひどいクソゲーだな
実際これどう止めるのか、壊すのが無理でも瓦礫に埋めたりでの行動不能を狙うしかなさそうだが
0473マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/01(金) 07:27:51.75ID:???
ぶっちゃけプリセラに変換してイドに投げっぱなしジャーマンぶちこめばそれでも終わる気がする
主人公のやるこっちゃねーが
0474粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/02(土) 17:37:48.07ID:X2rDbHcn
「あたしの事が邪魔なら……ここにいる事で足手まといになるならはっきりそう言ってください
 ティトォさんに――― あなたにそう言われたらあたしは素直に従います」
リュシカの訴えに、ティトォは僅かに眼を伏せ…そしてこう告げる

「―――ああ リュシカ きみがいると邪魔なんだ
 足手まといだから棄権して帰ってくれ」


 メモリア魔法陣 封印解除 第一段階目

 第三戦 威塗VSリュシカVSアクア(現在ティトォに変換)


ティトォの残酷な宣告に…リュシカはその表情を変えず…
そして、リュシカはその宣告の通り、ティトォの下を去るのだった…
そんな状況に挟まれたイドが困惑気味に、ティトォにいいのかと訴えるが

(リュシカ きみは決して足手まといなんかじゃない 十分戦力になる立派な魔法使いだ
 でも もうきみを闘わせたくない)

…その宣告は、ティトォなりの不器用な優しさであったのだ
自分の頬をたたいて気合を入れつつ、魔導膨斧攻略に乗り出さんとするティトォ

「―――イドさん あの兵器ぼくが壊せたら勝ちって事でいいですか?」
「お前が!?ははははいいぜ やってみな!!
 そのかわりお前があきらめたら俺が勝ち進む それでいいな?」
0475粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/02(土) 17:38:31.10ID:???
*扉絵は魔導膨斧のスペック表

[魔導膨斧]
・イドの国、ウォーブールが作り出した兵器
 普段は圧縮変形しているが、魔力を吸収し膨張する

・近づくものをオートで攻撃する 高い魔力を感じたら襲い掛かる
 イドの魔力を使った武器と言う事でおそらくこいつを倒さねば勝ち進めない
 イドはもうどうでもいい

・<エナジーアックス>
 イドの魔力を増幅させ斧の形となる 魔力の塊なのでティトォ達の命をも奪える

・<魔甲ラバー>
 イドの魔力を吸収する事で物理攻撃を無効化する
 五大石をはめ込む事で魔法攻撃を無効化させるマジックバリアを張れる

・<脚>
 時速40kmまで出る 延びたり収納できたりする なくなっても転がれる
0476粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/02(土) 17:39:16.36ID:???
  第86話|木の実と油

イドもひとまず魔導膨斧の簡単なマニュアルをティトォに提供 ひとはだにあったかい
それに眼を通したティトォは…油と、木の実が必要、としていた
一先ずティトォはそのへんの野草を潰して火種に必要な油を抽出せんとする
首を傾げるイドに、自分の目論見を語るティトォ

「拾った木の実の中身をくり抜いて空洞にして 油を染みこませた布をその中に入れる
 そしてボクの魔力を込めた炎をつけて完成 これを撃って魔導膨斧にぶつけるんだ」
「……? なーにがなんだか全然見えてこねぇぜ それで何になるんだよ」
「この木の実弾ならマジックバリアを無視して撃ち込む事ができる
 そしてバリアを通過した刹那――― 魔法WWフレアを発動
 魔甲ラバーを突き破り本体に命中――― 内部の五大石を吹き飛ばしてバリアを消す」

そんなティトォの計画にイドも流石にできるわけないと声を上げる
確かにその通りにいけば魔導膨斧の防御を崩せる 
だが現実には不可能だとする なんでと問うティトォ

「なんでってわかるだろ!!木の実程度撃ち込んでどうなるんだよ 相手は兵器だぞ!?
 どうやってぶつけるっていうんだ!?ぶん投げるのか!?
 物理攻撃 魔法攻撃 関係ねェ!!パワー不足だ」

…無論、ティトォもそこを考えていないわけではない 
不敵な笑みと共にライターに火を灯し、魔導膨斧に対抗する手段を作りあげる…!

「抑え目でやらないとね 魔導膨斧に気付かれないように―――
 高台は風が強いからね それを利用すればいいんだ ちょっと原始的だけどな」

そう言ってティトォが周囲の植物を利用して作りあげたのは、巨大なスリングショット状のものであった
0477粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/02(土) 17:39:57.95ID:???
「…それはまさか 投石器か」
「いや これは弾弓―――!! 下手な重火器よりもよっぽど強力だよ
 さらにWWフレア強化された植物を一本一本寄り合わせてつくるから
 その威力は相乗効果で大砲だって上回る―――!!」
「―――いや だがな!
 その撃った弾がバリアを越えて本体に達する間に魔法を発動させねーといけないんだぜ!?
 神のタイミングだ!! 同じような攻撃は二度は通じねえぞ エナジーアックスが対処法を展開させちまうからな
 失敗は絶対できねぇ!! 何より!!どうやって内部にある五大石に性格にぶつけるっていうんだ!?
 そんな小さな弾で内部に隠されてる五大石にドンピシャで命中させるなんて不可能だ!!」

確かに五大石の正確な位置はまだ掴めないが…ティトォは簡易的な図面に眼を通し
こめかみに指をあて、その情報から 千里眼総眼図 を試みると―――
―――瞬く間に、地面に魔導膨斧の正確な図面を地面に書き上げるのだった
五大石の位置まで正確に書き上げるティトォにはイドも目を丸くしちゃう
ティトォ曰く、ほとんどは想像だがメモリアの五大石動力図と簡易図を比較して作りあげたと言う

「器械なんて単純なものだよ 人の心だってその気になれば読める―――」
あとは風下から向かってくるところを上手く仕留めんとするティトォ
バリアが消えればまたアクアに変換して倒せばいい、とするのだった

…その頃、ティトォの元を離れたリュシカは
川辺で涙ぐみながらエンゼルフェザーをつけた石を川に投げ込んでた
…振り返るリュシカだが、ティトォの姿は無く…

「やっぱり…止めに来てくれない……そうですよね……」 −ω−)
そして、島を後にするリュシカだが・・・ そんな彼女を、何者かが引きとめる

【待つのだ リュシカよ】「―――!? 誰!?」
【いいのか? このまま島を出てしまって もう二度と仲間とは共に闘えなくなるのだぞ?
 今すぐ仲間の所に戻るのだ】
「戻れって―――… どうせ―――…あたしなんかがいても邪魔なだけです…
 足手まといになるだけなんです…」
0478粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/02(土) 17:41:07.66ID:???
島内を彷徨う魔導膨斧 そこにティトォの魔力を感知する
その魔力を感じ取り、ティトォに向けて進撃する魔導膨斧
こちらに向かってきたのを見て、ティトォも弾弓を構えて待ち受ける
…が、その脚が不意に止まる 気付けば空には戻ってきたリュシカの姿が…!
空に向けて振るう斧を回避しながら、自分がひきつけるからその隙に…そう叫ぶリュシカ
だがこれではティトォの作戦が台無しになってしまう イドも早くリュシカを助けにいこう、と言うが

「黙って」

ただ一言、そう返すティトォ その眼を見開き集中し―――
そして、放たれたその弾は木の合間を縫うように飛び
・・・弾が、マジックバリアを貫通した、その瞬間弾が発火!
WWフレアにより強化された弾が魔甲ラバーを貫通!!
そして魔導膨斧を貫いた弾は、正確に五大石を抉り取った!!!

「―――よし!!」
見事その作戦を完遂させ、ティトォもその額に汗を浮べながらも笑みを見せるのだった

<続く>
0479粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/02(土) 18:02:30.72ID:???
*ラスト部分の投下にミスがあったのでもう一回


【それでも戻るのだ 邪魔であろうが足手まといであろうが近くにいなくてはならない
 それが仲間というものだ ここで逃げる事は仲間から そして自分から逃げる事だぞリュシカ】

何者かのその言葉に、リュシカはその目を見開く―――!!

島内を彷徨う魔導膨斧 そこにティトォの魔力を感知する
その魔力を感じ取り、ティトォに向けて進撃する魔導膨斧
こちらに向かってきたのを見て、ティトォも弾弓を構えて待ち受ける
…が、その脚が不意に止まる 気付けば空には戻ってきたリュシカの姿が…!
空に向けて振るう斧を回避しながら、自分がひきつけるからその隙に…そう叫ぶリュシカ
だがこれではティトォの作戦が台無しになってしまう イドも早くリュシカを助けにいこう、と言うが

「黙って」

ただ一言、そう返すティトォ その眼を見開き集中し―――
そして、放たれたその弾は木の合間を縫うように飛び
・・・弾が、マジックバリアを貫通した、その瞬間弾が発火!
WWフレアにより強化された弾が魔甲ラバーを貫通!!
そして魔導膨斧を貫いた弾は、正確に五大石を抉り取った!!!

「―――よし!!」
見事その作戦を完遂させ、ティトォもその額に汗を浮べながらも笑みを見せるのだった

<続く>
0480マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/02(土) 18:19:36.76ID:???
装甲と足回りだけで言えばWW2初期あたりの中戦車くらいの性能ありそうだな>魔導膨れ斧
これで大砲も装備されれば本気で死角なくなりそうだ
0481マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/02(土) 18:51:38.03ID:???
リュシカに声かけたの誰だろ
前にダークアイQがなにやら暗躍してたっぽいけど、リュシカに助け舟出す理由がないだろうし
0483マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/02(土) 21:24:12.98ID:???
プリセラはともかく、アクアは最初期の付き合いなのに活躍が渋い気がする
ガシャロ戦とかヨマ戦とか決め手になるときも有るけど
攻撃特化だからかそれより格上の相手だとどうしてもかませっぽくなっちゃう印象だわ
0484マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/02(土) 21:39:55.21ID:???
弾弓のくだりすごいワクワクした
こういうなんとなくそれっぽいなって感じの説得力持たせる描写好きなんだよ
0485マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/02(土) 22:01:26.66ID:???
確かに弾弓のとこはいい感じにハッタリきいてるわ
それに「黙って」のとこのティトォがめっちゃかっこよくて痺れる
0486マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/02(土) 22:44:03.65ID:???
>バリアが消えればまたアクアに変換して倒せばいい、とするのだった
さらっと言ってるけど地味にえぐいよなあコレ
不老不死の3人の生命倫理が普通とは違うのはわかるけど
自分で簡単に死ねるて言うのはよくよく考えるとかなりキツイ
0487マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/03(日) 22:14:48.41ID:???
連載再開してたのか
最近読み返しててリィさんが初期から錆びたハサミ使ってたりピィゲル一人のコマにポコペムいたり地味に伏線貼ってるから楽しみ
三人が不老不死になった時に星のたまごで肉体作った残りなのか欠片が結構落ちてたのがどうなったのか気になる
0488粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/04(月) 17:13:17.27ID:Mo4X8H3z
魔導膨斧の五大石は失いバリアは解かれたが、まだ機能停止になったわけではない
リュシカに向けてその斧が振るわれ、ティトォ達も助けに向かわんと駆けつける
だが、リュシカは自らの最後の戦いとして、魔導膨斧に立ち向かわんとする…!


  第87話|炎と翼


エンゼルフェザーを展開させた投石攻撃を放つが、容易く斧で受け止められてしまう
反撃に地面を引っかく脚の石飛礫が、リュシカの視界を奪い
その背後から、リュシカに向けて光の斧が延びる…!!
眼を見開くリュシカの前に移るのは、走馬灯のように舞い上がる無数の羽…
そして、自分に声をかける仲間達みんなの声…

―リュシカ 行こうぜ!!―  ミカゼさん・・・・・・
―遅れるなよ リュシカ―   ジール・ボーイさん・・・
―はやく来いよ リュシカ―  グリンさん・・・

 ティトォさん・・・・・・ ごめんなさい あたしは・・・ ここまでです―――
0489粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/04(月) 17:14:18.16ID:???
       【  立 て  リ ュ シ カ よ !!】

突如、何者かの声が響くと共にリュシカはその眼を見開く
魔導膨斧は彼女の身を切り裂かず…土煙の中から、現れたひとりの人影…

「そんな闘い方では駄目だリュシカよ 私が魔法の使い方を教えてやろう
 お前の力はそんなものではない あの特訓を思い出すのだ」

…そう説く人物の姿に、リュシカの脳裏にはパン工房で修行した店長の言葉が浮かび上がる…

―気まぐれな神だ…… いつ降りてくるかもわからない 
 どんな天才でも達する事の出来ない域 パン職人に突然降りてくる神―――

―――そう、リュシカの前にはパンを司る神、パン神様が顕現する…!! ふっくらやわらか
なんか突然現れた神様にティトォとイドが目を丸くしてたけど
…そして光の斧は、パン神様の目の前で、何かの力でせき止められ

「邪魔だ 下がっておれ!!!」
魔導膨斧は、パン神様の裏拳一撃で吹き飛ばされる…!! これには二人も唖然
そしてエンゼルフェザーを使うよう、リュシカに説くパン神様
だが自分は魔法の力を使うための特訓なんてほとんどした事は無いとするが…

「皆が魔法陣に向けて頑張ってたときだってパンの修行しかしてないんです…」
「そう しっかりやっていたではないか それは立派に魔法の鍛錬に繋がる
 今から私が教えてやろう お前の才能の真の方向を――― 力の使い方を―――!!」

その言葉と共に、パン神様の姿が消え、風のようにリュシカの身体を包み込む…
そしてその両手に、魔力の風を纏いはじめる…!!
0490粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/04(月) 17:14:55.74ID:???
エンゼルフェザーを展開したリュシカを中心に、風が渦を巻いていた
「風を…島中の風を集めている…!!」
その光景にティトォも息を呑む となりのいぬもこくこく頷き

【風を圧縮せよ!! 以前のように体内で強引にではなく熟練した業で行うのだ!!
 魔法の構築は天性の才能や強大な魔力だけでなすものではない
 業で補うのだ!!リュシカよ 今ならできる!!】
「魔力で強引にではなく―――優しく…暖かく包み込む……」

そうして集めた風を、熟練のパン職人の業でこね合わせるように圧縮させるリュシカ こねこね

「マテリアル・パズル エンゼルフェザー  クリームパン」
そして復活し突撃する魔導膨斧に向けて、その圧縮した風の玉を優しく放り投げ
…魔導膨斧が振るう光の斧を、風の玉、クリームパンは容易く弾き飛ばし
そっと、魔導膨斧の車体に触れるように落ち…超圧縮した風がその巨体を潰す!

【斧が消えた 今だ!!行け!!!】
「チョココロネ」
その隙を付き、リュシカは腕に渦巻く風の拳、チョココロネをまとう!
そしてとどめの一撃を突き刺さんとするが、魔導膨斧はその一撃に耐え凌ぎ―――

(お願い倒れて――― 倒れて―――!!
 邪魔にされても足手まといになっても―――
 やっぱり あたし皆と――― 皆と一緒に行きたい―――!!
 ―――でも やっぱり あたしは・・・・・・ここまで―――)

そこで、リュシカは力尽きるように倒れようとするが・・・
【大丈夫だリュシカ そのためにお前には仲間がいるのだから―――】
倒れようとするリュシカの背には、白い炎をまとうティトォの姿があった…!!
0491粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/04(月) 17:15:40.04ID:???
「リュシカ きみが選んだのなら それが自分で決めた道なら―――もう止めない
 どこまでもぼくらについてくればいい
 ぼくも――― きみとずっと一緒にいたい―――!!」
ティトォの言葉に、リュシカも涙目になりながら満面の笑顔を浮かべていた

「マテリアル・パズル ホワイトホワイトフレア リュシカを回復し強化せよ!!」

そして復活したリュシカの一撃が、再度魔導膨斧を吹き飛ばす!
さしもの魔導膨斧もあちこち軋む音がするが、それでも暴走は止まらない…だが

「……わかってるねリュシカ」「―――はい!!」
「風なら入り込める――― 機械の奥隅々まで…炎と共に…
 超圧縮された風――― そして炎 これが合わさればどうなる・?」


「マテリアル・パズル」「分解せよ!!」
「「メギドウイング」」


二人の魔法が合わさった、その熱波が内部から魔導膨斧をバラバラに分解してみせた!!

「良く頑張ったねリュシカ これは―――きみの勝利だ」
こうして魔法陣の闘いに決着がつき…その勝者の証は、リュシカの手に刻まれるのだった

 メモリア魔法陣 第一段階目

 第三戦 勝者 リュシカ―――第二段階目進出決定
0492粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/04(月) 17:15:52.62ID:???
「あーあ ここまでぶっ壊してくれると逆に気持ちいいな
 でもまたムショかちくしょー まいーや もう疲れた さっさと帰ろうぜ…

バラバラに分解された魔導膨斧にはイドも溜め息混じりにそうぼやき
帰路に着こうとする一同、だったが・・・

(―――終わったようだな 次は私が相手だ!!)
土が盛り上がると共に、地中に潜むダークアイ・Qの眼光が輝きを帯びる…!

<続く>
0494マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/04(月) 17:27:55.67ID:???
急に神様とか出されても、その、反応に困る件
まあもともとこういうシュールギャグ系の人だけどさあ
0495マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/04(月) 18:24:31.09ID:???
そこは、勢いだよな
いきなりではあるけど、パン神の存在自体は触れられてたし。いや、バトルの最中に降臨するとは思ってなかったけどさw
有りか無しかなら、個人的には有り。そっからの流れも面白いし
むしろ次に控えてるのが、謎のひょうたんまんじゅうだからそっちが気になる。なんか天才キャラみたいな動きもしてたし
0496マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/04(月) 19:15:39.10ID:???
個人的にはパン神さまのデザインは結構好みw
荘厳な佇まいにありながら、あちこちにあるパン意匠がいい味出してるw
0497マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/04(月) 22:07:16.50ID:???
パン職人である事を生かした魔法形成とか二人の合体魔法とかはロマン力高いな
ただ、今後リュシカの技はパン名で行くのだろうか…w
とりあえず菓子パン系統、「バームクーヘン」とか「シュトーレン」とかならそこまで違和感無さそうだけど
0499マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/05(火) 02:51:09.77ID:???
神様試合に関係ないけど島入って来て儀式としての魔法陣にケチついたりしないのか?
0500マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/05(火) 17:53:25.40ID:???
一応イドは負けを認めてるからな
これで物言いがあれば結果が揉めて勝者無しの無効試合とかもなりそうだったけど
0501マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/05(火) 19:10:12.25ID:???
ダークアイ・Qの形にどっかで見た感じがしたけど思い出した
ハロウィンとかで良くある人型クッキーだ
0502粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/06(水) 17:09:25.98ID:CPSjK2GM
[メモリア魔法陣第一段階も前半が終了し
 御風 シャルロック リュシカの3人が勝ち残った
 そして戦いは後半へと進む   ―――その前に]

ひとまず一行は島を後にするため、イドはリュシカに羽をつけてと頼むが
リュシカとティトォはイドそっちのけでいちゃついてました よしよし
これにはイドも 「け!!!」 って悪態ついちゃうのでした −ω−)

〔悪いが……まだお前達を帰すわけにはいかない〕
突如、地中を進む存在が一向にそう告げると共に
地中からダークアイ・Qが勢い良く飛び出す!!

〔マテリアル・パズル 暗黒魔眼球〕
( 'Θ' ) い・く・よv

たらこくちびるの顔した黒玉をティトォに向けて勢い良く投げつける
その黒玉が腹に突き刺さり、勢い良く地面を転がるティトォ
ティトォに傷はない者の…たらこくちびるの黒玉がティトォに向けて告げる

( 'Θ' ) ば・く・は・つするよv

これにはティトォも仰天 そしてくるくる華麗に宙を舞い着地するダークアイ・Q
なんでも彼?は人間ではないため島に入り込む事ができたそうで
今までの戦いが終わるまで、土の中で待たせてもらった、と語る
だがイドもさっさと帰りたいのに、付き合ってられないと言った感じでぺしぺし頭叩くが
―――次の瞬間、イドの顔面にみじかいおてての強烈な一撃が突き刺さり!
吹き飛ばされるイドの身体がぶるぉん!!と風切り音と共に宙を舞う
0503粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/06(水) 17:10:09.19ID:???
ティトォに放たれた黒玉はその身体にひっつき離れてくれない
そしてダークアイ・Qはティトォに接触したその目的を告げる

〔今からお前は嘘をついてはならない 
 それ(黒玉)は虚言に反応し爆発する私の魔法だ お前など木っ端微塵になるぞ
 条件さえ満たせば外す事ができる 条件とは私の質問に答える事!!
 今から出す我が問いに全て偽り無く答えるのだ
 全てを喋ってもらうぞティトォ 100年前お前達が何を見たのか…〕

ダークアイ・Qの言葉に ティトォもその表情が強張る…

・・・同じ頃メモリア城にて、グリンたちがシュダンに呼ばれていたところ
なんでも魔法陣が開かれたことで様々な国の人たちがメモリアを訪れた事で
バレット王が各国の方々を城に招き、親睦会を開くとのことで
グリンもそれなら正装に…とするがそれをシュダンは私服のままで大丈夫と返す

「ただの年寄りの――― 御伽噺に付き合ってくれればいいだけとの事です」
…その言葉に、ジール・ボーイは何かを察した様子であった ミカゼは呑気そうだけど

「今日… 世界が少し動くかもしれません―――」

そうしてバレット王は各国の代表達を集め…彼等に向け不老不死の魔法使いたちの…
いや、その前に…大魔王、デュデュマの話からしよう、とするのだった
0504粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/06(水) 17:11:06.45ID:???
同じ頃ダークアイ・Qもデュデュマの正体に関してティトォに問う
デュデュマの昔話は世界中、諸説あるが…一般的に伝わっているのは以下の伝承である

[1000年前――― 大地の底から現れた大魔王デュデュマが世界を滅ぼした
 それは進みすぎた文明により大地を汚し傷つけた人間達への報復だった
 デュデュマにはいかなる文明の力もかなわず 人々は諦め滅びを受け入れ始めた

 世界が滅びゆく中、人類が全ての希望を無くしてゆく中
 それでもデュデュマに立ち向かう者達がいた
 彼等はデュデュマと似た力をもっていた 唯一デュデュマに対抗できる力―――

マテリアル・パズル
  魔 法

 天より現れし女神からその力を与えられた彼等によってデュデュマは倒され
 世界は滅びたが人類は生き残った]

イドもその伝説は知っていたが、そこから理解できるのは
大地を汚してはいけないとか、戦争はいけないとか、
さもなくば天罰が下るという戒めの伝承、という事だが…

「いや…違うんだ……デュデュマの真実は―――」「まったく違うのだ」

そして、ティトォの口からダークアイ・Q達に
バレット王の口から各国の代表たちに、デュデュマの真実が語られる…
その言葉にゴビ国の代表も、これから語るのは御伽噺ではなく真実の歴史だと察するが
バレットもここから話す事も、年寄りの御伽噺だと前置きし…
0505粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/06(水) 17:11:57.13ID:???
まずバレット王は、"星のたまご"に関してから説明する
メモリアの研究者、モチャによれば"星のたまご"とは存在を司る力の結晶体だとか

「動物が卵を温めるように―――
 大地より生まれた動物や植物が生み出す火や水はまた大地を温める
 そしてまた大地から命が生まれる エネルギーの循環法則を簡単に言うとこうなるわけじゃが…
 星のたまごはその過程で大地の底にて生まれるエネルギーの塊じゃ」
「数億年分ものエネルギーを溜めているともいわれる星のたまごはまさに究極
 その力を使えばこの世のあらゆるものの存在を支配する事ができるという―――!!
 エントロピーも時空間も超越し法則を捻じ曲げるその力は
 かつて死んだ人間でも 忘れ去られた大魔法でも
 いや ひょっとしたら国や大陸すらもこの大地に復活させる事ができるというのだ
 しかしそれは――― 決して人が使ってはならぬ禁断の力…」


「100年前――― ぼくらの国ドーマローラが滅んだ」
「その時そこには――― 女神と大魔王デュデュマと そして星のたまごが存在した」


  第88話|カバとトド


―――そうして、二人の語る物語は100年前まで遡る・・・

[111年前――― A.D.1569 ドーマローラ国
 ようやく航海術も発展してきたこの時代―――
 大洋に浮かぶこの島国も他国との交流が始まりつつあった]
0506粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/06(水) 17:12:38.14ID:???
ドーマローラの町並みに、二人の少女の姿があった
アメちゃん買ってとお姉ちゃんにねだる妹だが、姉はそんな妹…アロアの腕を引っぱっていた
[アロア −9歳− 後の舞響大天]

キャンディー食べたいお歌を口すさむアロアを叱りつつその腕を引っぱる姉だが
「お姉ちゃんが一番食べたいくせにー」
そう返されると、その姉…アクアも笑顔が浮かんじゃう
[アクア −12歳−]
で、お母さんには内緒でいっこずつ買っちゃおう、とするアクアなのでした

同じ頃何処かの家にて、寝てるだんなをもう昼だと毛布引っぱって叩き起こす妻の姿があった
これにはその夫も不満げに声を上げる

「なんだよプリセラ〜〜〜朝っぱらから乱暴だな」 [マギ −22歳−]
「もう昼だって言ってるでしょ! 天気いいんだからふとん干しといてね」 [プリセラ −18歳−]

プリセラはこれから仕事のようで口紅つけて準備を整えてるところ
マギにも行ってくると声をかけつつ…早く仕事見つけてね、と小言を洩らすが
そんなプリセラの言葉に、マギはどこ吹く風で二度寝してしまうのだった

 ぼくもアクアもプリセラも この頃はまだ出会ってすらいなかった

プリセラが職場に向かうその後ろでは、ドーマローラに生えた樹に声を上げる学者の姿があり
が、そんな学者にこれは樹じゃないと通りがけに声をかける少年は、こう付け加える

「これは根です」 [ティトォ −16歳−]

で、ティトォは家に帰ってくるなり、すぐにどこかに出かける様子
なんでも港で他の国の本が借りれる場所があるそうで

「夕飯までには帰ってくるのよ あなたのめり込むと時間たつの忘れちゃうんだから」
「はーい」
0507粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/06(水) 17:14:17.23ID:???
友人たちの遊びの誘いも、勉強手伝いのお願いも振り切ってティトォは真っ直ぐに港へ走る
満面の笑顔で本が大量に積まれたその家を訪ねるティトォ
そこで新たにメモリアの本を手に入れ、ティトォもその胸を躍らせ…

・・・そこに、なにやら外で声が上がる 何か良くわからないものが流れついて来たようで
そこにあったのは、海に浮かぶ箱型の鉄塊のようなもので…

「船か?」「そんなわけないだろ どうやって動くんだよこんなの」
「どこかの船が落とした鉄くずが流れ着いたんだろ」

ティトォもその騒ぎを聞きつけ近寄ってみると、鉄塊とは別に海に浮かぶ何かを見つける
カバかトドか…港の人達も声をあげるが それを見たティトォはすぐさま海に飛び込む!

「カバでもトドでもないですよ 人が溺れてるんです!!」
ティトォの言葉に、港の人達もすぐに二人を救助せんとする
こうして、海からその女性が救助され…
カバかトドのようなふくやかなその女性…後の女神、グリ・ムリ・アは
どうにか一命を取りとめ、感謝の笑顔をティトォに向けるのだった



[これより1年後―――   この国は消滅する―――]
街を覆う砂塵の中で、巨大な龍の眼光が空に輝き
待ち受ける滅びに向けて、その運命が動き始める…

<続く>
0509マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/06(水) 20:38:23.95ID:???
女神とは不老不死になる前からの因縁だったのか・・・
0510マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/06(水) 21:11:52.81ID:???
これはティトォも女神を助けた時のことを後悔してそうだなあ
0512マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/06(水) 21:59:32.22ID:???
プリセラの夫が完全にだめな男なんですが
ってかこのだめんずっぷりはジールボーイ兄とかぶるけどなんか関連があるのか
大魔王の現れた何らかの影響で100年後の世界に飛ばされて…とかもありうるかも
0513粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/08(金) 17:29:09.58ID:XtqilPUZ
111年前のドーマローラにて、突如として訪れた来訪者、グリ・ムリ・ア
ティトォは自らが救ったグリ・ムリ・アの感謝の笑顔を脳裏に浮べながら
遠い国の学者、ムリアと名乗る彼女を助けた自身の行為に、その表情が曇る…


  第89話|伝説と真実


その後ムリアはドーマローラにてある研究を始める
彼女の研究にはティトォも加担していたらしく…

「ぼくは以前からドーマローラに原生していた樹を調べていた…
 ムリアはそのデータにとても興味を持ったんだ
 そしてその気の研究をぼくと共同でやる話を持ちかけてきた―――…」

〔その樹こそ……… "星の樹"ではないか?〕
「星の…樹…」「そう 星の樹……」

ダークアイ・Qの問いに、リュシカとティトォの二人も"星の樹"という言葉を反芻する
同じ頃、バレット王も丁度その"星の樹"に関して皆にその性質を語る

「大地をひとつの生物と考えるなら 星の樹は大地の血管や神経のようなもの
 エネルギー循環の根幹と言うべき特別な樹なのだ
 大地の奥深くを中心として地表に向かって根を伸ばしているらしい
 星のたまごはその樹に宿るのだ」

稀にその根が地表にまで顔を出すケースもある にょっきり生えた星の樹にらいおんさんがこんにちわ
ドーマローラにはたくさんの星の樹の根があったらしく だからこそ女神はその国に現れた…
全ては星のたまごを手に入れ、その存在を司る力を使い何かを引き起こすために…
0514粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/08(金) 17:29:55.94ID:???
ダークアイ・Qがティトォの語る話の続きを願う 彼は三十指として真実が知りたいとするが
その前にリュシカにはもう少し離れておくように言う
自分は嘘はいわないが…万一と言う事もある

( 'Θ' ) チクタクv チクタクv

「あたしはいいです!ティトォさんのそばにいます!!」
ティトォの言葉に、リュシカは自身の胸をぽすっと叩きながらそう返す
だが自分よりもイドの方を案じるリュシカだが、イドも鼻息荒くしながら自分も逃げないと返してみせる
さあ続きを話しな、とするイドでした そもそもイド関係ないけど −ω−)

詳しい部分は省きつつ、ムリアはひっそりとドーマローラで暮らし始める
まだ異国からの人間は物珍しい時代、そのため森のかくれがでひっそり引きこもり樹の研究をしていた
一年彼女と研究を共にして、少しずつ…ティトォはムリアの研究の真実に気付き始める
その研究目的は、科学者としての探究心ではなく…決して前には進まぬ、後ろめたいものだと言う事に…
だが、ティトォがそれに気づいた時には、すでに遅かった…

―ついに… ついに手に入れた…存在を司る力…星のたまごだ… これで私は時を取り戻す…―
研究の成果により、ついに星のたまごの力を手にしたムリア
だがティトォは彼女にそれを使わせるのを止めようとするが、ムリアは聞く耳を持たない
たとえこの世界を犠牲にしてでも、全てを取り戻すと叫ぶムリアだが…

「ムリアはドーマローラで星のたまごを手に入れついに使用しようとした しかし」
「それは太古より幾人もの魔道師や支配者が渇望し だが誰一人為しえなかった―――
 それはなぜか その秘密がついに明かされた」

―――星のたまごの鼓動がドーマローラに響き…次の瞬間、海が爆ぜる!?
激しい地響きと共に、ドーマローラに現れた、その存在…そう・・・
0515粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/08(金) 17:30:51.92ID:???
「大地の力を奪い 星のたまごを悪用しようとする者―――
 それに正義の鉄槌を与え 星のたまごを再び大地へと回収する
 大地の分身であり 大地の底より現れる…それが

 星の守護神 デュデュマ」

大魔王と伝えられた存在、デュデュマがドーマローラに顕現する…!!

そう、大魔王デュデュマとは、伝説のように世界を滅ぼすものではなく
その真逆、世界を守る大地の防衛本能…システムデュデュマと呼ばれる代物が、大魔王の正体であった

数多くの野望がデュデュマによって砕け散った
ムリアの野望も、デュデュマの出現で終わる筈であった、が・・・

「でも…悪夢はここから始まったんだ……」
…その肩を震わせながら、その悪夢の始まりを語るが
ここから先は記憶があいまいと、前置きするティトォ
…ティトォの記憶があいまい、そう聞いてどこか目を丸くするリュシカ

デュデュマの顕現によりパニックに陥るドーマローラ
ムリアも涙目で助けて、と悲鳴を上げるが…そんななか
どこからか聞こえて来る鼓動と共に…海辺に止まっていた謎の鉄の箱が内部から突き破られる!?

「ドーマローラを滅ぼしたのはデュデュマじゃない…… ドーマローラを滅ぼしたのは…」

―――そして、その箱の内部から現れたのは、後の三大神器と呼ばれた存在のひとり
黒衣を纏った仮面の少年の姿であった…!
仮面の少年はその箱から飛び出すなり、デュデュマに向かって飛び
一撃でデュデュマの巨体を地に倒してしまう…!!

だが流石に黒衣の少年の謎の力をもってしても、デュデュマを仕留めるには至らず
暫し睨み合う両者…黒衣の少年の姿に、ムリアは「"クゥ"…」そう呟き
0516粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/08(金) 17:31:32.21ID:???
…そして、"クゥ"も「このままでは勝てない―――」
ティトォに向けそう告げながら、彼に星のたまごを渡す…

「生き延びたいと願うなら…委ねるがいい お前達の魂を……
 大地を守るため闘え お前達が守り神となるのだ」
「わかった… これだ… この先にあるんだ…」

ムリアもそう呟く中、"クゥ"は自らの仮面に手をかけ―――
次の瞬間、ドーマローラを包む爆発が大地に広がっていくのだった・・・

[A.D.1570
 ドーマローラ消滅 歴史からその姿を消した

 生存者は7名
 ティトォ アクア プリセラ
 グリ・ムリ・ア クゥ アロア ブライクブロイド

 そして―――]

「100年以上の月日が流れた―――……
 ティトォ アクア プリセラの3人は…それまで互いの事を知りもしなかったが
 生き延びるためにひとつの身体にそれぞれの魂を入れ不老不死の力を手に入れた
 そして今も星のたまごを守り続けている…

マテリアル・パズル
 魔 法 使いとなって―――」

<続く>
0518マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/08(金) 18:38:46.92ID:???
あれも地球の意志が形になった代物だっけか
たしかにウエポンは大魔王の元ネタっぽいな
0519マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/08(金) 19:39:03.54ID:???
クゥの正体や意図が今の段階だといまいちわからん
女神が星のたまごの力で過去に失った何かを取り戻したいのはわかるが
それでクゥが何を理由に女神に協力しているのかとか
それでいながらティトォ達にわざわざ敵対させるために力を与えてるし
0520マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/08(金) 20:44:52.29ID:???
まあ最後の最後までとっておくだろうな、クゥの正体は
0521マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/08(金) 21:16:02.46ID:???
そういえばこの時点でもブライクは謎だな 意外と重要人物?
0522マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/08(金) 21:29:13.90ID:???
大魔王も完全に嘘というわけでもなく、星にとっての防衛システムは人間にとっての大魔王になりうると言うことか
ただ、これでヨマの時にデュデュマが反応した理由もわかったな。不老不死を願って星の卵に干渉しようとしたから出てきそうになったわけだな
そして、三十指は本来空っぽの存在だから、女神を無視して星の卵に願うことなんて無いので、三十指に回収を指示してると
すげぇな。アダさんどこまで考えてこの組織作ったんだ?
使えそうもないヤツとか裏切り者が続出するのは物語の展開的な都合かもしれないけど、システムとしてはかなりエグくて無駄はない
0523マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/08(金) 22:34:25.66ID:???
前にブライクがクゥの事を一番強い魔法使い、てなこと言ってたけど
大魔王=大地そのものの力と互角に渡り合えるあたり、強さのレベルが違うな
おまけにドーマローラを滅ぼしたのも描写的にクゥみたいだし、単純な力だけならラスボス候補級だわ
0524粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/10(日) 18:12:53.75ID:ALJpfsnw
  第90話|星と星

[A.D.1570 ドーマローラ]
大魔王デュデュマの顕現により崩壊した跡地にて
数少ない生き残りの3人の前に、星のたまごから木で出来た人形が生まれ落ちる
そして、その場に倒れたアクアとプリセラ…そして
その生まれ落ちた人形を呆然と見据えるティトォの魂を、その人形へと移すのだった

[現在――― A.D.1680 マージ島]
場面はダークアイ・Qの問いかけに答えるティトォに戻る
瀕死だった3人は元の肉体をして、3つの魂をひとつにする事で生き延びた
今の肉体は星のたまご、それ自体が変化した代物であると見るダークアイ・Q
…ふと、ダークアイ・Qは彼等が『罪人』と呼ばれる件に関して問う
彼等が国が滅びたのに自分たちだけ、星のたまごを我が物として生き永らえているからか
それとも、国を滅ぼしたグリ・ムリ・アを助けてしまったからか

…その問いにティトォは僅かに苦悶の表情で「―――… 違う…」とだけ返す
ダークアイ・Qもそれ以上は聞かず…改めて次に問うのは
グリ・ムリ・アがドーマローラで行った研究の目的 星のたまごを使うその目的とは…

「ドーマローラの実験は失敗だったんだ
 グリ・ムリ・アはデュデュマの事を計算に入れてなかった
 でも…あの時…何かのヒントを掴んだ………
 究極の存在変換をするための―――」

メモリア城でも、その究極の存在変換なる、グリ・ムリ・アの目的を皆に語るバレット王
ここ百年の動きを見ているとわかる、としながら王はジンナにその資料を出させる
それによればここ百年で世界中の人口分布が大きく変わっていると言う 
自然に見せ掛けているが人為的に行っているもの… その言葉にざわめきの声が上がる
0525粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/10(日) 18:13:24.57ID:???
具体例として、70年前にアルカナ大陸の東部で異常気象が発生し大規模な民族移動が起きている
28年前にはアネリア大陸の2国が一夜にして消滅する事件
50年前にはここアクロア大陸全域に伝染病が流行するが、何者かの作るワクチンにより救われたとの事で
他にも様々な人口の変化が100年の間で発生している、とするが
それをゴビ族の長老がちょっと待ったと異を唱える そんなものは100年も立てば自然と移り変わるもの
それがなぜ全て人為的だと決め付けるのか……

ティトォ側に視点を戻し、ティトォは100年前、ムリアの隠れ家で一つの世界地図を見つける
当時はドーマローラしか知らなかった彼は、それがこの世界の地図と思っていたが
その地図はまったく別の世界のものであった、と言うティトォ

「そしてこの100年でこの世界の人口分布はその地図の世界に近づきつつあるんだ
 つまりグリ・ムリ・アが世界の裏で操作しているんだとぼくは考える…

 …そうなると答えはひとつ―――
 グリ・ムリ・アはこの世界そのものを変換しようとしているんだ あの地図が載っていた世界に―――」

そう、即ちそれこそが女神の目的 『星の存在変換』である、と語るのだった…
…それを示すように、女神の本拠地でもグリ・ムリア・は自身の悲願を語る

「この星を消し去りかつて宇宙の塵となった私の星を復活させる
 この大地も人類も全て存在変換発動の材料
 そのために100年の時をかけ全てを調節していたのだ」
その女神に組する、舞響大天、ブライクブロイトの思惑とは
そして、謎の仮面の少年、クゥの正体とは…
0526粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/10(日) 18:14:03.91ID:???
ティトォの話にリュシカは何がなんだかさっぱりなようだが
そんな彼女のためにイドが補足しといてあげた

「ん―――…つまりだな
 グリ・ムリ・アは星のたまごを使ってこの世界に何かを復活させるとか…
 この世界を支配するとか滅ぼすとか…そういうんじゃないって事だろ
 この世界を丸々別の世界に変えちまおうってわけだろ その地図が載ってる方の世界にな
 んでそれをするには100年前の方法じゃ駄目って事だろ?
 この世界をもっと変えたい方の世界に近づけとかねーと存在変換できないわけだ」
「イドさんあたしより頭いい…」これにはリュシカもなみだめ −ω−)

星の存在変換を行うには、星のたまごの力をもってしても足りなかった
そのため星のたまごよりもさらに強力な力、大地の分身デュデュマの力そのものが必要だったと語るティトォ
…その言葉で、ダークアイ・Qも女神の目的、その全てを理解した
グリ・ムリ・アは3人を倒し星のたまごを手に入れるのが目的ではない
その先、星のたまごを守るために現れるデュデュマを倒す事こそがその真の目的だったのだ
…だが、デュデュマの力は強大、倒す事など可能なのか…

「ダークアイ・Q… キミ達三十指はそのためにいるんだ…」
〔―――!! そうか…
 私達がグリ・ムリ・アより与えられた魔法は大地より蘇らせた過去の記憶―――〕
「女神の三十指は大地の力を吸収し デュデュマの力を大幅に弱体化させる存在なんだ!!」
〔恐ろしく効率がいいな…デュデュマの力を削げる上に大きな戦力にもなる
 それで才能のある者を片っ端からスカウトしたわけか…
 だからジール・ボーイやジャンクーアなど敵対する恐れのあった者達にも力を与えたのだな…!!〕

・・・ただ、そんなティトォでも一つ、わからない事があるとする
20年ほど前から停滞していたグリ・ムリ・アの行動が一気に加速し
三十指が集まり、"女神"を名乗り、世界の操作も大きく動き出した
20年前に何が…その答えは簡単だ、とダークアイ・Qはこう語る

〔 奴 と出会ったからだ 最初の三十指である 奴と……〕
0527粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/10(日) 18:14:59.25ID:???
[20年前―――とある国にて]
とある田舎の村にて、ムリアが子供達に自らの物語を紙芝居にしてを見せていたところ

「―――こうして"さんだいしんき"は"だいまおうデュデュマ"をたおしました
 そしてクゥがデュデュマのかわりに"かく"となり ほしは"そんざいへんかん"しました
 むかしほろんでしまったほしはふっかつし そこにいたひとたちもみんないきかえりました
 めでたしめでたし」

しかしムリアの語るその物語は流石に子供にはさっぱり理解できないようで
さっさとみんなで改めて遊びに向かい、ムリアの紙芝居を後のにするのでした

…そんなのどかな、平和な景色に女神も穏やかな笑顔を浮かべていた
「いい天気だな…」(決意が揺らいでしまう… このままこの世界に骨を埋めるのも―――)
正直な所、この頃のムリアは半ば自身の計画を捨てる事も考えていた
ブライクも舞響も好き勝手やってるし

・・・そんなムリアに、一人の少年が声をかけ・・・
その少年と、彼女の出会いを…ダークアイ・Qはこう語る
〔奴が…グリ・ムリ・アの背中を押したのだ いや…
 突き飛ばしたのかもしれん もう二度と後戻りできぬ 奈落の底へとな―――〕


「ねえおばさん その話――― ボクにもっとよく聞かせてよ」
妖しい雰囲気を纏う、三白眼の少年…アダラパタと出会うムリア
ここから、女神の・・・いや、彼の悪意が、芽吹き始める・・・

<続く>
0529マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/10(日) 19:26:22.10ID:???
星を作り変えるとかまたスケールがでかいな
ただ地形を変えてもそこに根ざしてる文化とか土地の風習とかは消えないとは思うが
その辺も星の存在変換で上書きされるのだとすると、かなりえげつない感じになりそう
0530マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/10(日) 21:37:44.97ID:???
アダさん子供の頃から悪意の塊だったのか
悪事に関しては素でティトォ越えてるんじゃないかコイツ
0531粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/11(月) 17:05:42.01ID:bFO1CTbk
マテリアル+パズル おまけFILEI

[威塗 −イド−]
A.D.1680 3月現在 24歳
A.D.1655 4月23日生まれ 血液型:O

[好み]
*好きな物
・花 とくに小さくかわいい花 そしてそれを育てる事
・スイーツ とくにチェリーパイ
・読書 ・ケンカ ・歴史 ・数学

*嫌いな物
・機械 ・風呂に入る事 ・害虫 ・科学

[人生とその目的]
・イドは名の知れたチンピラのボスで、国からも一目置かれていた
・ある日自分の縄張りの花畑が国の戦争に巻き込まれ荒らされてしまう
 怒りのイドが軍隊にケンカを売り捕まってしまう
 しかしその高い魔力を買われ、メモリア魔法陣にウォーブール国代表として出場させられる
・優勝できたら自分と一緒に捕まった仲間も釈放してくれるという話だったが
 見事に一回戦負けしてしまう さてどーしよう
0532粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/11(月) 17:06:34.80ID:???
[キャラクターを考えよう]
・見た目や言動は怖いが実は気の優しい男
・肉体はだが案外知的で常識人
・とにかく動かしやすいキャラを出したくてつくったキャラ
 自分の感情に素直に行動し、つっこみもしてくれる
・メモリア魔法陣のイド戦は他よりも知恵を絞ったので疲れたとさ(たぶんイド本人が
・これからもなんだかんだで活躍する     と思う

[威塗の魔法]
○斧 ―――ない 魔法レベル0

・イドは魔法使いではなくウォーブール国の兵器を使い闘う
・"魔導膨斧"という対魔法使い用の兵器で、使用者の魔力を使い斧のような形状の武器を作り出す
・魔導膨斧は物理攻撃を防ぐ魔甲ラバーに包まれている上
 五大石をはめ込む事で魔法攻撃を防ぐマジックバリアを張れる
・オート機能で攻撃に対し自動で反撃する
・そんなに速くはないが脚もついていて移動も可能
・まだ実験段階のため、よく不備がある 現在ウォーブールは新型を開発中とのこと
0533粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/11(月) 17:07:02.63ID:???
[ダークアイ・Q]
A.D.1680 3月現在 26歳
A.D.1654 11月16日生まれ 血液型:R

[好み]
*好きな物
・ない

*嫌いな物
・人間

[人生とその目的]
・全ての人間を根絶やしにし、ダークアイ一族だけの世界をつくるのが夢
・ダークアイだけの国を与えてくれると言う話に乗り女神グリ・ムリ・アと手を組んだ
 しかし本当は女神の正体を探る為に三十指となり魔法の力を手に入れた
 アダラパタもそれを知りつつ仲間に入れた
・現在は三十指を離れ人間たちの戦いの行く末を見守っている
 ティトォ達が敗北し、星の存在変換が発動するような事になるなら
 ダークアイ・Qなりの考えがあるらしい
0534粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/11(月) 17:07:46.44ID:???
[キャラクターを考えよう]
・IQ800という高い頭脳を持つ
・ダークアイ一族は人の入れぬ奥地で暮らすおとなしい水棲生物で
 人の言葉は話さないのだが、Qはびっくり突然変異
・100年以上生きたティトォよりも頭がいい
 すなわち千里眼総眼図も通用しない最強のキャラ
・こいつの出現によりティトォも口を硬く閉ざしていた過去の話をせざるをえなかった


・現在はナビゲーターとして活躍中

[ダークアイ・Qの魔法]
○嘘 暗黒魔眼球 魔法レベル25

・嘘の魔力を変換し大爆発を起こす
・ダークアイ・Qの質問に嘘をついたり答えなかったりしたら発動する
・あくまで尋問が用途であり、クイズや勉強の問題などでは発動しない
0535粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/11(月) 17:08:14.68ID:???
〔コミックス第一巻冒頭で伝えられていた伝承を覚えているかな?(ぼよんぼよん跳ねつつ
 進んだ文明…大地を汚し傷つける人間達
 それに鉄槌を下すべく大地の底より現れた大魔王デュデュマ
 そしてデュデュマと闘った女神と魔法使い…

 これらは全て真実ではなかった(小さいおててビシッ
 いや 実際も太古に超文明が繁栄や滅亡を繰り返していたのかもしれんが―――

 しかしそんなもの この闘いにはなんの関係もない
 これは自らの星を取り戻そうとするものと
 自らの星を守ろうとする者の闘いだったのだ―――〕(小さいおててぐぐ…とにぎりしめ

そしてメモリア魔法陣 第一段階の残りの3戦が次巻にて行われる―――!!


                     16巻につづく (−ω−)にゃー
0537粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/12(火) 17:35:28.27ID:GoYZhdoM
[最も素晴らしい事 それはあなたが存在すると言う事 それが最高の魔法
 存在変換 人の命と命が入れ替わる もっと大きな力があればさらにたくさんの人の存在も
 さらにはこの大地そのものも入れ替える事ができる


 星の存在変換


 この星の存在を かつてこの宇宙から消えてしまった星と入れ替える
 それがグリ・ムリ・アの目的!!]

今回の扉絵は三大神器の紹介

○ブライクブロイド
ドーマローラ消滅の折、生き残った者の一人。
グリ・ムリ・アに拾われ、仲間として引き入れられる。
星のたまごのかけらの力で不老不死となっているがあくまで一時的なもの

○舞響大天 
本名はアロア。アクアのマジ妹。不老不死になった経緯はブライクブロイドとほぼ同じ。
ただ、精神が完全に崩壊している―――。

○史上最強の魔法使い クゥ
グリ・ムリ・アと共にドーマローラにやってきた謎の少年。
ドーマローラを消滅させた張本人である。

デュデュマと互角かつ同種の力を持つ。 つまり―――・・・
0538粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/12(火) 17:35:58.15ID:???
  第91話|グリンと誕生日

メモリア城ではジール・ボーイとミカゼの組み手が行われていたところ
だが流石に片腕一本のジール・ボーイ相手でも容易くいなされてしまうミカゼ
吹き飛ばされたミカゼにそんな事では勝ち進めないぞ、とするジール・ボーイ
勝ち進んだミカゼには自分やアクアの分まで頑張ってもらう必要がある、としつつ
リュシカが少々浮かない顔でジール・ボーイに声をかける

「ジール・ボーイさん……聞きましたか?」
「ああ…三十指の真の存在理由か
 しかし俺達の魔法は与えられはしたがもはや自分達のものだ
 己が磨き上げ昇華させたのだからな だからその力をどう使うかは自分しだいだ
 俺はこの力でグリ・ムリ・アを倒す 星の存在変換などさせるものか」

話しながらもミカゼのラッシュを片腕で捌くジール・ボーイ
距離を取ったミカゼにすかさず飛燕を放つが、それを万象の杖で見事に受け止めるミカゼ
後ろでリュシカがぱちぱち拍手しつつ、星の存在変換も重要だがまずは魔法陣 
命七乱月が手に入れば三大神器にまで匹敵する力を得る事ができる、との事で
ミカゼも自分が手に入れたら魔法使いになれるかなー、と笑みがこぼれるのでした えへへ

「頼んだぞリュシカ その力でミカゼを助けてやってくれ
 ミカゼかグリンのどちらかが優勝しなければ剣は手に入らない
 女神の側に渡ってしまったら もはや太刀打ちできなくなるかもしれん
 三十指の力はグリ・ムリ・アのものではない 自分達のものだ!」
「はい――――!!」

ジール・ボーイの激励に、リュシカもその表情を引き締めるのであった
0539粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/12(火) 17:36:38.13ID:???
メモリアの町外れでは、ダークアイ・Qがアダラパタに向け、自身の三十指離脱を告げる
アダラパタも彼は元々女神の事を探るために入っただけ、とそれを引きとめることはせず
…そんなアダラパタを、ダークアイ・Qも恐ろしい男と評する

〔グリ・ムリ・アに伝説である女神を名乗らせて人々の信心を利用し世界を動かす…
 三十指も力で支配するのではなく心を操る事で集めた
 全てお前の考えだ…!!

 ティトォよ お前達の敵は他の世界から来た侵略者でもなく
 100年前生き残った魔法使いでもなく
 今この時代が生み出した人間なのかもしれんな〕

そう呟き、でょんでょん弾みながらその場を後にするダークアイ・Q −ω−)
アダラパタは一人、その眼つきを鋭くさせながらリンゴを一口齧るのだった

メモリア城地下にて、サン達がティトォの下に駆けつける
なんでもティトォはこれからM・P<マジックパイル>最終調整の為、しばらく隔離室入りとの事で
斬り裂き魔の件で協力してもらおうと思ってたのだが、サンもがっかりするが
ライトも斬り裂き魔は魔法使い、三十指の可能性もあるとしてティトォ達とも無関係ではない、として
ティトォはその参考資料だけでも見せてもらう事に
こめかみに指を当てつつ、その資料から見えてくるものは・・・

「被害者は全て若い女……そして切り刻まれる回数が犠牲者の数と同じく増えていっている……
 誰も覚えていない……… 誰も見ていない……… "私は誰でもない…"

 "私は全てを偽る だから私を誰も知らない………"
 "本当の私――― それは女を殺す時だけ存在できる―――…"」

どこか虚ろな瞳で、そこから斬り裂き魔の何かを読み取るティトォ…
と、シュダンも斬り裂き魔は城にゆかりのある者との推論も語ると
ティトォは城の中で一人、自分を偽っている人を知っていると言う
0540粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/12(火) 17:37:29.89ID:???
シュダンへのティトォの耳打ちに、シュダンの細目が驚愕に見開かれる
とはいえ個人的な事なのでティトォも追求はしなかったし、それだけで決め付ける訳ではないが
一応気にしたほうがいいかも、とするティトォ その助言を最後に、ティトォは隔離室入りをするのであった
…何を聞いたのか、とのカミッツの問いに、シュダンは僅かに口を開き―――

[―――こうして グリンの誕生日は忘れられるのだった] グリンの涙がきらりん
そんなグリンをメイド二人が必死にフォローしといてあげるのでした −ω−)


 3月20日 メモリア魔法陣 封印解除 第一段階目

 第四戦 カミッツ VS 太陽丸 VS リゼル

そんなこんなで第四戦が幕を開ける、リゼルお付きのおじいさんも一人で大丈夫か心配そう
どうせ森で迷って泣いてるとこ、とリーザのほうもぼやく声が出る
・・・その言葉の通りリゼルは森で迷子になってました 涙目だけどなかないもん −ω−)
と、そこにカバ発見 リゼルはカバに森の出口まで案内するよう頼む 
アイスもあげて、リゼルを乗せたカバはだふだふ森を駆けるが…不意にぴたっと止まっちゃう
どうやらもう一本寄越せとせがんでるようです これにはリゼルも流石にもうやんねーと返すが

「ち…ドけち野郎が」ボソ
「おい今喋ったろ!!カバのくせにドけち野郎っつっただろ!!」

そんなリゼルの珍道中は置いといて…別の一角では
すでにカミッツと太陽丸の闘いが繰り広げられていた
無数の太陽丸に囲まれるカミッツだが…不意にその分身が消失し本体が露わになる
自身の魔法のからくりを見抜かれ、肩を切られた太陽丸も苦々しい表情が浮かぶ
0541粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/12(火) 17:38:28.51ID:???
「幻の正体はこれか ガラス玉―――…他にも鏡の破片 水たまりもだな
 物を映すもの そこから投影機のように空中に映像を作り出していたんだ」

  /  \○/
 □    □
  \    ||

 こんなかんじ

太陽丸も三十指の一人、倒せば斬り裂き魔の情報が手に入るかもしれない
カミッツも剣を握る手に力がこもる そして太陽丸に向けカミッツが仕掛け―――

だが次の瞬間、太陽丸の拳がカミッツの顔面に突き刺さる!!
驚愕に目を見開きながら、吹き飛ばされるカミッツに向け、太陽丸が言い放つ

「カン違いしているかもしれんから言っておこう
 俺の魔法が映像を操作する補助系だからと 直接戦闘に向いていないとは思うな
 俺の役割は影だ 戦闘も姉様のサポートに徹しているが…
 本来のスタイルは攻撃型の魔法使いだ

 マテリアル・パズル 修羅万華鏡」

その宣言と共に、太陽丸の鏡のイヤリングが眩く輝き、無数の腕の幻影を映し出す…!
そして太陽丸のラッシュがカミッツを滅多打ちにしながら、堂々と宣言する

「俺は強い!!」

<続く>
0542マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/12(火) 18:32:27.54ID:???
Qが最近語り部役になってたのってこの脱退フラグだったのかな
確かにメモリア側でも三十指側でもないポジに来たQは、ライト同様見とどける役には適役だろうか
0543マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/12(火) 22:35:51.56ID:???
太陽丸、意外にやるな。幻影の使い方がなかなか面白いわ
単純に自分の腕を増やせばそれだけでパンチも見切れなくなるしな、単純ながら強いしここは太陽が取るかも
0545粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/14(木) 17:24:07.56ID:uMJBdr6K
 この星を生贄にして私の星を復活させる
 人類も 動物も 全てだ! 全てを私の星と入れ替える!!

            星 の 存 在 変 換 

 剣を手に入れろ!!そうすればもはや我々の計画を誰も邪魔できなくなる!!


  第92話|カミッツと砕剣<くだきのつるぎ>

○太陽丸
女神の三十指のひとり 同じく三十指の月丸とは姉弟でいつも二人一組で行動する
三大神器、舞響大天の直属の部下で他の三十指とは一線を画している
主な仕事は裏切り者の暗殺など

○カミッツ
剣士の最高峰、剣仙十二客のひとり
他十人の剣仙を殺した男を捜しメモリア王国にやってきた
同じく剣仙野生き残りシュダンと出会い、斬り裂き魔を追っている

太陽丸の反撃を受け、膝をつくカミッツ すると不意にその視界が歪み…
彼の前に、カミッツの師匠幻サイが姿を現すが…師匠はカミッツの剣を奪い
悲鳴をあげてのたうち回るカミッツを太陽丸が冷たく見据えていた
太陽丸の魔法は相手の弱い心が作り出した幻惑を作り出す事も出来るが
カミッツはおもむろに岩に頭を撃ちつけ、その幻影を振り払う!!
その姿には太陽丸も感心しつつ、トドメをさしにかからんとする
…魔法使い、女神の三十指と対峙するカミッツも、その強さには苦々しい表情が浮かび…

(幻影による体術攻撃……ただのまやかしではない
 幻のそれぞれに圧倒的な存在感がある まるで本当に風を切っているようだ
 これが魔法―――!! ならばこちらもそれに準ずる力で対抗しよう!!)
0546粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/14(木) 17:24:58.90ID:???
カミッツが剣を握り締めると…剣の柄に飾られた宝石から光が立ち上る!
それと共にカミッツの脳裏には、サンの言葉が浮かび上がる

―その剣の柄 いい宝石付いてんじゃん 俺が精霊の使い方教えてやるよ
 いつも肌身離さず持ち歩いてんだろ?だったらきっとお前に力を貸してくれるさ
 意志には精霊が宿る――― 使えば強力な助けになるぜ―

そしてカミッツは精霊を宿した剣「精霊廻身剣」<せいれいかいしんけん>を開放させる!
それを目にした太陽丸も、面白くなってきたと声を上げ、仕掛けんとするが
太陽丸の声にびっくりした精霊がすぽんとカミッツの手から飛び出した \コワイ!/

*せいれいかいしんけん は にげだした!

そのまま剣は空の彼方まで飛んでいってしまうのでした
…太陽丸もつまらんと吐き捨て、改めてトドメを刺しにかからんとするが

「最初からこっちを使っていればよかった」
布に包まれたもうひと振りの剣を振るい、突撃する太陽丸を弾き飛ばす!!
それと共に、その剣の布が破れ…木刀のような剣身が露わになる

「なんだこのパワー…その武器か!?」
「これはシュダンから借りた魔剣 決まった名はない」
「剣だと?ずいぶん切れ味の悪そうな剣だな」
「それはそうだ この剣には刃が無いのだからな この剣は斬るためのものではない!!」

そう叫ぶと共にその剣に膨大な魔力が宿り!
カミッツの振るう剣、その一撃が大地を割る!!

その一撃での地割れを飛んで避ける太陽丸だが、カミッツもそれを読み
剣を振るい放つ魔力の一撃が、太陽丸を叩き落す!!
0547粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/14(木) 17:26:23.83ID:???
「はは…もはや剣技ではないな……これは」
…その凄まじい威力にはカミッツ自身も自傷気味につぶやき笑みを浮べながら
この剣を渡したシュダンの言葉が脳裏に浮かぶ

シュダン曰く、その剣には刃がない あらゆる物を叩き潰す破壊の武器である
正式名称もなくシュダンは砕剣と名前をつけたそうで その特性としては
持つものの魔力を吸収し打撃力に変換するシンプルな機能が備わっているが
その実、非常に扱いにくい代物である 魔力を込めればその分威力は増すのだが
…それに比例して、剣の重量も増す、と言う弱点があるのだ

(攻撃力を挙げすぎると振る事も動く事すらも困難になってしまう
 臨機応変…バランスが肝心だ この武器の特性を悟られる前に勝負をつけてやる)
太陽丸に向け、無数の剣圧による刃、舞打を放つカミッツ
その剣圧には太陽丸も攻めあぐねるが、それは一見押しているカミッツも同様であった
接近戦ではこの剣の特性的に不利になる、距離のあるうちに仕留めたいが…
再び放つ魔力の一撃は、太陽丸の横に逸れてしまう

「まだ使い慣れていない武器のようだな ならば恐れずに真正面から畳み掛けてやる」

すると太陽丸はもう一人の幻影を作り出し、カミッツに向けて突撃する!
「1/2だ いくぞ!!」
片方は幻の太陽丸、二体に撃っている間はない 外せば負けとなるが…
やぶれかぶれで放つ一撃を受けた太陽丸は 無情にも消え去ってしまう

 外 れ

「―――俺の勝ちだ」
そして太陽丸のラッシュがカミッツを滅多打ちにする!!
だがカミッツもそのラッシュを紙一重で凌ぎ、一旦距離を取らんとする
崖を駆け上るカミッツだが、崖上に手をかけたところで
先回りしていた太陽丸がその手を踏みつける!
0548粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/14(木) 17:27:12.41ID:???
「なかなか楽しかったぞカミッツ!!
 死ね!! マテリアル・パズル 修羅万華鏡」

絶体絶命のカミッツだが…それは全てカミッツの誘いの罠
トドメを刺しにかかる太陽丸を前に、カミッツはニヤリと笑みを浮かべ…

(剣よ 俺の力を吸え!! 重くなれ!!)

カミッツの魔力を吸い、重さの増した剣が崖を崩す!
崖下に着地する太陽丸だが、その頭上には膨大な魔力を宿した剣を振りかぶるカミッツ!!

「上から落とすだけなら重さは関係ないぞ!!」

―――そして島に、轟音が響き・・・

「……剣よ お前に名を付けたぞ

 ごうてんらんま
 豪 天 乱 馬」

太陽丸を見事下したカミッツは、自らの手にする剣をそう名付けるのだった

<続く> 
0550マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/14(木) 19:06:05.90ID:???
まあ今回は剣に宿る精霊が怖がりだっただけだからなあ
レクチャーしてないのを差し引いても今回サンに落ち度はなかろうよ
0551マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/14(木) 19:17:39.73ID:???
技と言うよりは道具の強さな気がするけどそれでいいのか剣仙
0552マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/14(木) 19:25:07.47ID:???
剣振って飛ばす弾がカミッツの技ならまだいいけど
それこそ剣に備わった機能の一つならさすがにちょっとアレな感じになるな
0553マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/14(木) 19:32:36.97ID:???
それがデフォだからあんまり意識しないけど、魔法使いって基本ぶっ飛んだ天才たちだからな
ジルさんとか魔法使いになる前からぶっ飛びまくってたし、分野は違ってもリュシカも短い時間で修業先の店の味を超えたりしてるし
一般人は超えてるけど魔法使い達には基本及ばないんだろ
だからこそ、剣仙の技を使う五本の指が控えるのが怖いけど
0554マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/14(木) 21:18:51.09ID:???
ここで敗北した太陽丸は月丸に粛清されるのかどうか気になるところ
月丸のイカレ具合からして「弱いやつなんてアタシの弟じゃない」くらいはやりそうなのが怖い
0555マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/14(木) 23:59:21.55ID:???
上手く使えてれば精霊廻身剣はどんな技だったんだろ
0556マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/15(金) 17:44:52.14ID:???
毎度のことだけどネーミングセンスが男心をくすぐるのがうまいわ
精霊廻身剣とか出オチにするには惜しいと思う
0557粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/16(土) 17:44:10.94ID:xK/F+UuA
〔メモリア魔法陣の真っ最中だが ここでブレイクタイムだ!! −ω−)
 以前諸君から今大会の優勝者募集ハガキを募集したが
 そこにおまけとして好きなキャラの名前も書いてもらったのだ
 そこで今回から特別に上位者13名をを扉で発表していく事にしよう
 …なに?なぜ13位からなのだと?

 そ れ は 私 が 1 3 位 だ か ら だ !!〕

ズシャァァと轟音立てながらくるくる回るダークアイ・Qでした くるくる
今回はダークアイ・Qを含めた二人の紹介

○No.13 ダークアイ・Q
女神の三十指のひとり 現在は離脱しナビゲーターと化す
IQ800の超天才ひょうたんまんじゅう

○No.12 アダラパタ
魂を変換する魔法・極楽連鞭を使う
最初の三十指であり女神も三大神器をも操る者
力は使わず策略だけで他人を動かし操作する
ゲス野郎だが、ある意味誰よりも人間らしいのかもしれない
0558粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/16(土) 17:45:23.50ID:???
  第93話|怨みと呪い

太陽丸を下したかと思われたカミッツだが
渾身の一撃を受けながら、太陽丸は立ち上がって見せる…

「腕は―――… よし動くな
 どうやらまだやれるようだ さあ行くぞ」

笑みを見せながら、再びその闘いに身を投じんとする太陽丸
それを前にするカミッツは、自分達の目的は斬り裂き見つける事だとして
あまり深入りはしないようにしましょうとのシュダンの助言が浮かぶが…

「―――いや 全ての闘いは命を懸ける意味がある――― 来い太陽丸」
その剣を構え、睨み合うカミッツと太陽丸・・・だったが

「待て待て――― 俺も混ぜろ―――――ッ!!!」
森のほうからカバに乗ったリゼルが二人の戦いに割って入る!?

>ワ<)ミ@ でりゃー!!(パンチ) って突っ込んでくるけど
太陽丸のパンチに逆にぶっ飛ばされました >ヮ<)わー

「お前は…」「もう一人の対戦者 リゼル」
太陽丸の反撃にふっ飛ばされたリゼルは勝気な笑みと共に向き直り
分厚い手袋を外すと、露わになった手から魔力の刃が形成される!
リゼルの振るうその剣をカミッツも受け止めはじき返すが

二人同時にかかってきな、とカミッツと太陽丸を挑発するリゼル
その挑発に怒りの太陽丸が向かっていくが
0559粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/16(土) 17:46:27.58ID:???
「マテリアル・パズル アイスランランス」

リゼルが自身の魔法を発動させ、手の剣を地に突き立てると周囲に波動が展開され
太陽丸の振るう拳が、見る見るうちに凍り付いていく!?
三十指とは異なる魔法を使う事に驚愕する二人にリゼルは不敵な笑みを見せながら―――

[18年前 クリスタベース国 魔法科学研究所]
場面はそこに移り変わり…一人の男性がとある禁忌の研究を行っていた
それは子を宿した母親の胎の中の子に、魔法の力を与えんとする人体実験
研究者たちの仲間もそれを止めようとするが、彼の意思は固い…

「……わたしは科学者だ 科学のためならなんでも犠牲にする覚悟だ
 たとえこの身が呪われ 魂が地獄に堕ちようとも……」

そして、その実験の犠牲となる彼の妻も、夫の彼に怨みの言葉を向ける…
夫も自らの業に目を伏せながらも、生まれてくる呪われた子への怨みを、一身に受ける覚悟であった…

…それから10年後、そんな夫の思いとは裏腹に
その実験体となった少年、リゼルはその力にはしゃぎまわるのでした −ω−〕 ピキーン
夫もどたまに氷が突き刺さりながら… 「うん アホでよかった」と思う事にしといた

3人の戦いに視点を戻し、無事なほうの腕を振るおうとする太陽丸だが
振るうその拳も瞬時に凍りつき、距離を取ろうとするカミッツの脚も凍り付いてしまう

「言ったろ?ふたりまとめて倒すって」
…リゼルのその言葉は挑発の意図もあっただろうが
彼は本気で二人同時に相手をしようと言うのだ 驚愕する二人

「それに俺はガキじゃないぞ 18歳だ 1 8 歳!」
(タメだったのか!!)これには太陽丸も別の意味で驚愕
0560粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/16(土) 17:47:31.44ID:???
カミッツが剣を振るうと、今度は刀身が氷に覆われる
既に両腕を封じられた太陽丸も苦悶の形相で…

(不用意に飛び込んでしまった…これを狙っていたのか…!!
 ダメージを受け体力が大幅に低下していたところを…うかつだった…!!
 あの手の甲から延びた槍状の魔力を突き立てる事で冷気の場を作り出す 冷気の魔法使い…!!)
「気付いたよーだね その通り 動くと凍るのさ
 俺の魔法"アイスランランス"は早さ<スピード>を凍らせる!!
 早く動けば動くほど凍結する!! 俺に近づきたきゃゆっくり亀みたいに寄ってきな!」

―太陽丸 あなたは闘いになると熱くなりすぎて…なんていうかダメね
 私の後ろでサポートに徹しなさい―
太陽丸の脳裏には、姉上の苦言が浮かぶ…
そしてリゼルにその敵意の眼差しを向け・・・ リゼルも(来るか!!)と身構えるが
……太陽丸はその腕を下ろし、降参の意志を伝える

「俺の使命は…メモリア魔法陣で優勝する事でも………
 五大石を集める事でも 裏切り者を殺すことでもない…!!
 姉様を守る事だ…ッ!!! ここは…引くんだ」

自分にそう言い聞かせるように、屈辱に堪える身体を震わせながら
太陽丸はその場から姿を消すのであった
残ったカミッツはまだやるのか問うリゼルだが…カミッツもやめておく、と返す
こうして第四戦は、他国の強者、リゼルが勝利を手にするのであった

…夜になり、アダラパタがここまでの経過をブライクに報告中
太陽丸自体は保険程度の扱い、敗北してもそこまで問題ではないが
ただ月丸と一緒に姿を消してしまったようで、困りましたとぼやくアダラパタ
その頃、月丸は夜空の下、敗北の悔しさを涙で塗らす弟を優しくなでていた
0561粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/16(土) 17:47:48.56ID:???
「よしよし もう泣かないの太陽丸
 私達はふたりでひとつ……… まだ負けてないわ」
弟の頭を撫でながら、やさしくそう語る月丸であった

アダラパタも次の試合はこちらの大本命、ヨマの出番と笑みを浮べていたが
・・・夜が明けた頃、次回のヨマの対戦相手となるドルチルの元に
コクマが話がある、と川でおさかなくわえたドルチルに声をかけるのであった

<続く>
0562マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/16(土) 18:27:14.21ID:???
アダさん人気投票12位とか大健闘じゃね
確かに出番は多いし目立つポジでわかりやすい悪党だから意外と票は入りやすいのかな
0563マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/16(土) 21:09:47.97ID:???
コレ絶対月丸のリゼルへのお礼参りによる再戦フラグだわ
とりあえず流石に弟は消さずに済んでちょっとホッとしたw
0564マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/16(土) 21:28:57.28ID:???
リゼルが18歳だと歳相応に見えないショタっぷりだけど
太陽丸が18歳だと歳相応に見えない老けっぷりに感じる なんだこの差は(何
0567粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/18(月) 17:16:24.63ID:fTuIjm4S
〔メモリア魔法陣大地段階も残すところあと二戦のみとなった
 次の戦いはヨマVSドルチルVSチョー
 全員が三十指と言う組み合わせになってしまった
 こういった場合は無意味に争わせず最強のヨマを勝ち進ませるのが常套手段
 もちろんアダラパタの考えもそうだろう

 …だがこの戦い 何かが起きる… 私はそんな気がしてならない〕

○No.11 ドルチル 〔|−ヮ−|〕
女神の三十指のひとり アルカナ大陸で一度TAPと闘う
同じく三十指のひとりであるコクマと行動を共にしている
光り輝かんばかりのバカ ありえない形のキン肉をしている


  第94話|バカとハサミ


メモリア王国西区の公園にて、明日は出番となるドルチルにコクマが声をかける
池の中のバカに子供たちが石投げてたけどそれは置いといて
初戦から五本の指が一人ヨマ相手とは運がない、とコクマも溜め息が出てしまう
ドルチルもどんな奴でもぶっ倒してやると威勢よく返す 池の水ごくごく
とりあえずバカのために五本の指に関して説明してあげるコクマ

「五本の指とは我等三十指の中でも特に強大な魔力を持つ5人の事を言うのだ
 光<ヨマ>
 拳<ジール・ボーイ>
 斬<コルクマリー>
 盾<ナトラレーゼ>
 食<ジャンクーア>
 奴等の強さは常軌を逸している…まともにやって勝てるわけがない しかし勝たねばならない」
「どうしてだ?」「決まっている ヨマなどに任せておけんからだ」
0568粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/18(月) 17:17:09.00ID:???
仲間であるボブリッツを殺したヨマの凶行は二人も目にしていた
今はアダラパタが抑えているが
いずれは女神をも脅かす存在になりかねない… コクマも嫌な汗を浮べて呟く

「ドルチル お前も昔女神様に救われたのだろう?」
「おお! あれは…えーといつだったっけ…」

ある日のこと、おなかすいたドルチルがその辺をてくてくうろついてると
女神が牛丼あげるから三十指に入りなさいと言ってきた ドルチルも即答でした

「すごいな 2行で説明できてしまった;」これにはコクマも呆れつつ
恐らくは誰もがドルチルが勝ち進むとは思っていないであろうが…
コクマはそんなバカに勝利の可能性を見い出していた その理由をコクマはこう語る

「常識を超える天才<バケモノ>を倒すのは
 常識が通じぬ天然<バカ>以外にはおるまい

 五本の指と我々では運や策略だけではどうにもならぬ魔力の壁がある
 並の魔法は通じぬのだ だが限界の無いおまえなら」

そんな話の最中でもバカへの投石がどんどんヒートアップしてました
…ひとまずコクマはヨマの所へ赴き、何か付け入る隙がないかを探らんとする
ヨマは確かに強いがムラのある魔法使い、きっと付け入る隙があるはず…
だがバレれば死・・・コクマも嫌な汗が浮かぶが、自身の腕を信じて立ち向かわんとする…

「帰りにマスタードダック買ってきてくれよー」その場を去るコクマに、ドルチルが呑気に手ふり
「ああ…わかった 買ってきてやるから おとなしく待っているんだぞ」
コクマもそんなドルチルに、どこか優しげな表情を浮かべてそう返すのだった
0569粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/18(月) 17:17:49.90ID:???
―――そしてヨマを探らんとするコクマだが
コクマを一瞥すらせぬヨマの手で、容易くその命を摘み取られる…

・・・と、そこにアダラパタがヨマのいる高台の崖を上りどうにか合流するが
そのコクマの遺体に関して問うアダラパタ ヨマも嗅ぎまわってたコクマをプチッといっただけとして
「問題あるか?」とのヨマの言葉に、アダラパタも「ないです」と返すのだった


 3月23日 メモリア魔法陣封印解除 第一段階目

 第五戦 夜馬VSドルチルVSチョー


こうして三十指メンバーによる闘いが幕を開ける
ヨマは島の石碑の上に立ちながら、めんどくせーなとぼやいていた所で
島の一角ではバカがお腹を空かせてました お腹の音がうるさい

「なんだよコクマのやつー 出てったきり帰ってこないでよー
 きっとどっかで遊んでんだ」
*説明しよう ドルチルはバカなので話を覚えていないのだ!!

と、そこにバカがそのへんの野草を発見
「ああっ!! やったー!!肉だー!!」
*説明しよう バカはなんでも食い物に見えてしまうのだ!!

「うめー」バカがそのへんの野草バリバリ
*説明しよう バカは味がわからないのだ

と、次に見つけたのは石碑の上に立つヨマの姿 そこでバカもようやく目的を思い出したようで
「思い出したぞ ミツビシ魔法瓶!! 俺はあいつを倒さなくちゃいけねんだ!!」
*説明しよう ミツビシ魔法瓶とは!! メモリア魔法陣の言い間違いである!!
0570粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/18(月) 17:19:00.19ID:???
…そこに、ドルチルの後頭部に一枚の紙飛行機が当たる
それに気付いたドルチルが、地面に落ちたその紙飛行機を拾い、広げてみると
その紙飛行機にかかれた無いように、ドルチルはその目を見開く…

・・・石碑の上で、メモリア城を手に入れんとブツブツ呟くヨマ
そんな彼の下に、宙を飛びながら「ころしたのか?」と問いかけるドルチルの姿があり
そして宙を舞いあがる一枚の紙切れには
[コクマはヨマに殺された]と書かれていた コクマを殺した本人を前に激昂の形相を見せるドルチル…
そして島の一角ではその紙飛行機を作ってたチョーが一人、笑みを浮べながら呟く
「バカとハサミは…… くくくく…」

ヨマも殺したがそれがどうしたと返すと…ドルチルの脳裏に、コクマとの日々が浮かび…
怒りのドルチルが雄叫びと共に突っ込んでくる! ・・・だが

「やる…のか… じゃあ… 死 ね よ 」
ヨマはドルチルの腕を容易くへし折り、地面へと投げ飛ばす!
さらにダメ押しとばかりに、高笑いと共に光の弾幕がドルチルへと降り注ぐ…!!
ドルチルも成すすべなく、ヨマの圧倒的な実力に討たれてしまう …そう思われたが…
……自身の弾幕で立ち込める土煙に、ヨマが何かに気付いたように振り返ると―――


        常識を超えるバケモノを倒すのは

        常識が通じぬバカ以外にはおるまい


*説明しよう!! バ カ に 限 界 は な い の だ !!

次の瞬間、怒りの火球と化したドルチルの体当たりがヨマに突き刺さる!
はたして馬鹿の一念、光を穿つ事ができるか!?

<続く>
0573マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/18(月) 19:58:46.54ID:???
これは今回の試合の中でもトップクラスの名勝負になる予感
0574マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/18(月) 20:50:12.08ID:???
人気投票がこれのあとだったらバカへの票が殺到しただろうな
そんくらい今回のドルチルはかっこええ
0575マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/18(月) 21:32:23.24ID:???
ここまでいい人感出してたチョーさんが本性出してきたな
でもここでそのムーブは二人の余波に巻き込まれるフラグにしか見えない
0576マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/19(火) 07:44:21.14ID:???
なんだかんだでコクマもバカには色々愛着とか、生まれてたんだろうな
付き合いもながいし、孫とおじいちゃんみたいな関係でもあったのかなー
0579粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/20(水) 17:09:13.96ID:JK00pq0F
  第95話|光と熱

○No.10 夜馬<ヨマ>
女神の三十指最強の5人 "五本の指"のひとりで光の魔法使い
キャラはチンピラだが力は無敵と言うタチの悪い奴 
世界中の城を集めている     名前の由来わかるかな?

コクマを殺したヨマに対し、ドルチルの怒りの突撃がヨマを幾度も貫く
ドルチルの猛攻にヨマも口から血反吐を洩らしながら…激昂の雄叫びが響き渡り!
ヨマの光刺態が開放される!! ―――だが、それも構わぬドルチルの突撃がヨマのどてっぱらに突き刺さる…!!

 こいつ… 沸騰してやがる……!!

…対峙するドルチルに向け…恐怖か、怒りか、その身を震わせるヨマ…

「ここまで…ここまでされたのは初めてだ…
 ここまで…俺の"城"に入り込んだのは…お前が…

 絶対…許さねェ… 消えろ…消えろ…消えろ消えろ…消えろ・・・
 この世から消え――――」

その叫びと共に、光刺態の爪を鋭くさせ襲い掛かるヨマだが

―――次の瞬間、ドルチルの咆哮と共に
ヨマを…ちっぽけな光を飲み込む膨大な光が、広がっていく・・・!!


 たい・・・よう・・・ 俺の光を 飲み込む・・・ 光・・・


その目を見開くヨマの悲鳴ごと、光が全てを包み込み―――
・・・後に残ったのは…勝利の刻印を手に、二人の決着に嘲りの笑みを浮べるチョー一人であった…
0580粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/20(水) 17:10:01.61ID:???
 メモリア魔法陣第一段階目 第五戦

 勝者 チョー ―――第二段階目進出決定

…海の上を浮かびながら、今はもういないコクマの名を呟くドルチルだが…
コクマの顔の形をした魂が【呼んだか】と声をかけてきた

「その声は…コクマ!?」
【…ああ お前は無事だったかドルチル
 ヨマに殺されてしまったが……運よくレイジーに憑依する事ができた
 レイジーは元々浮遊霊を変換しつくり出したものだからな…
 魂だけはこの地にまだ居残れるみたいだ】

死んだはずのコクマとの思わぬ再会に、ドルチルも思わず感涙しちゃうのでした

「よかった…よかったコクマー!!生きててよかったー」 おーいおいおい
【いや…だから死んだちゅーに】

…同じ頃、息を切らせながらどうにか海から上がるヨマは、据わった形相で…
もはやメモリア魔法陣も、禁断魔法も、ヨマにとっては知った事ではない
今すぐにでも、メモリア城を攻め落とし、自らのものにせんとするが…

そこにアダラパタが現れるなり、一枚の布をヨマに被せると
突如ヨマは何も見えぬ暗闇へと送られる!?

「グリ・ムリ・ア様から一枚だけ借りた"即席空間ふろしき"です
 その空間でしばらく頭を冷やしやがりなさい」

…暗黒の空間の中で、誰にも届かぬヨマの悲鳴が響き渡るのだった
0581粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/20(水) 17:10:55.11ID:???
「これで…誰が優勝するのかボクにもわからなくなりました
 ここまで…予想がつかない展開になるとは…」

そう、呟きながら…アダラパタは心底愉快そうに、満面の笑みを浮べていた
そして高笑いと共にダッシュで駆け抜けながら、予定を変更し
もう一人の五本の指、コルクマリーを投入する事を決めるのであった

 エイキ━━━┓                 ┏ リゼル ○
 ヒルドゥ ━━╋━━┓      ┏━━━╋ 太陽丸
○ミカゼ  ━━┛   ┃      ┃     ┗ カミッツ
              ┃      ┃
○シャルロ━━━┓  ┃      ┃    ┏━━ バカ
 メルチナ  ━━╋━╋━剣━━╋━━╋━━ チョー ○
 ジール男 ━━┛  ┃      ┃    ┗━━ 夜馬
              ┃      ┃
 TAP ━━━┓   ┃      ┃     ┏━━ ピィゲル
○リュシカ ━━╋━━┛      ┗━━━╋━━ コモレビ
 イド   ━━┛                 ┗━━ グリン

[こうして 第一段階もあと1戦を残すのみとなった]

メモリア城のほうに視点を移し…
バレット王の語った、女神グリ・ムリ・アの目的に関しては
ゴビ族の二人も半信半疑なようで…スパイとして送り込んだコミドルにどう思うか聞いて見るが
彼にわかるのは、バレット王は本気だと言う事、その一点のみ
0582粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/20(水) 17:11:28.39ID:???
 3月25日 メモリア魔法陣 封印解除 第一段階目

 第六戦 グリン VS コモレビ VS ピィゲル

ミカゼ達も、城の皆も、勝てば次の相手となるリゼルも
皆がグリンを応援し、その勝利を祈る グリンも勇ましくその戦いに挑まんとするが

「早く帰って来いよ 数学まだ10ページ残ってるんだからな」
「地理の勉強もです王子」
「歴史も」「物理も」「読書感想文もあります」

・・・島に着くころにはグリンもテンションだだ下がりでした −ω−)

<続く>
0583マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/20(水) 17:28:26.25ID:???
何もしないで勝ち上がったチョーが一気に不気味に見えてきた
ティトォ、ダークアイQまで行かなくともかなりの頭脳タイプなのかな
0584マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/20(水) 18:33:32.39ID:???
ああ、コクマ生きてて良かった(死んでるけど)
どういう形であれ、コクマとドルチルの珍道中は終わらないようで本当に良かったわ
0585マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/20(水) 19:16:39.81ID:???
TAPみたいな魂の入る器を見つければ復活できるんかな>コクマ
0586マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/20(水) 19:59:53.64ID:???
アダラパタはどこまでもエンジョイしてるなあw
こいつが焦ったりうろたえたりするような場面が想像できんw
0587マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/20(水) 23:09:07.85ID:???
>「早く帰って来いよ 数学まだry

甲子園出場の日に宿題残ってるとか言われたらテンション下がるわな
さすがに護衛隊たちも空気嫁なさ杉
0588粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/22(金) 17:50:25.64ID:EWOH7Jkp
  第96話|ピィゲルとエリック *本日巻頭カラー

禁断魔法"命七乱月"封印解除 兼 継承者選抜戦闘儀式 メモリア魔法陣
第一段階も5戦が終了し 第二段階に進む6人のうち5人までが決定した

・狐面の少年 ミカゼ(&仮面に宿った顔、シンメ)
・龍の村の生き残り シャルロック
・パンの神に認められた少女 リュシカ
・クリスタベース国代表 リゼル
・女神の三十指が一人 チョー

・残された枠はあと一人

そしてメモリア城地下では ティトォ アクア プリセラの3人がM・Pの発動実験を進めていた
最終決戦 三大神器との闘いに備えて―――

・ここまでの語りはナビゲーターのQ様がお送りしました
0589粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/22(金) 17:51:01.07ID:???
 誰にも言ってないけど――― 夜眠るのがたまにすごく怖い

 そのまま目を覚まさないかも知れないからだ
 目を開けたら また何十年もたっているかもしれないからだ
 朝まで眠れない時もある

 たまに部屋の中に護衛が付いたりもする

「さっさと寝ろよ」
「うるせーなそんな所にいると寝れねーよでてけよ#」

 でもそんな日は 安心してよく眠れた

 怖いのは 本当に怖いのは友達を失う事だ
 今 俺が"時の眠り"についたら友達と一緒に闘えなくなる
 もう二度と失いたくない 俺が倒すんだ 友達の敵はこの俺が

グリンはその決意を胸に、友の為 闘いへと向かうのだった

  メモリア魔法陣 封印解除 第一段階目
  第六戦 グリン VS コモレビ VS ピィゲル

―――島では早くも闘いが行われていたが
変化した大人コモレビの猛攻に、グリンも押され気味なようで、いったん距離をとる
しばらくするとコモレビは元の小さな少女の姿へと戻っていくのだった
相手は吸収型の魔法使いと見て、グリンもその顔に緊張が混じるが…
対するコモレビは、相対するグリンを不思議な人、と感じていた
0590粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/22(金) 17:51:59.69ID:???
コモレビの魔法【オーライーター】は相手の感情…怒りや哀しみと言った負の感情を吸収し
自らの力へと変換する事でその身を"変身"させる事ができる特徴がある
その魔法を発動させ、グリンの中にあるその負のエネルギーを吸収するコモレビ
吸収の影響で立ちくらみがしてしまうグリンを、容赦なく大人コモレビの拳が襲う!

「やるなァねーちゃん!!よーし俺も本気で行くぞ!!」
コモレビの実力には、グリンも笑みと共に返して見せるが
…その反面、哀しみと怯えで満ちている心に、コモレビも冷たい眼差しが浮かぶ

闘いはコモレビが一方的に押しており、グリンは防戦一方
一発でも攻撃が当てればそれで決着が突くと言うのに、その攻め手が見い出せず…
―――さらに背後から、ピィゲルが回りこみグリンの逃げ道を塞ぐ!
その隙を突き、コモレビもトドメを刺しにかかろうとするが
次の瞬間、穿印に微かな雷が走り―――グリンは一瞬で天紫<かみなり>と化し
かろうしてその包囲を抜け出す事に成功するグリンであった

「樹に点精印付けといてよかった…; 流石に天紫の動きにはついてこれないだろ」
「やっぱり一筋縄じゃいかないね」
「ふたりがかりで畳みかけよう 次はボクが行く、コモレビはサポートに回ってくれ」

コモレビにそう告げるピィゲル だけどなんかコモレビは目を丸くしちゃうけど
まずピィゲルは、グリン王子に向け自己紹介を兼ね、自身の魔法の説明をしようと言う
……突然のピィゲルの言葉に、グリンも警戒心を強めるが…
0591粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/22(金) 17:52:46.52ID:???
「なぜそんな事をわざわざ喋るのかって?それはね
 ボクの魔法は防御不可の絶対魔法だからだよ」

そう言い放つピィゲルに、グリンもその目を見開く…!
・・・が、ピィゲルがその魔法を発動させても、何か起こる気配は無く…笑い飛ばすグリンだが
次の瞬間グリンの頭上からたらいが落ちてくる!? 横にいたいぬにも

「ふふふ 説明する前からくらっちゃあ駄目だよグリン王子
 "笑い"さ シャイニングベイスンはボク以外の笑い声に反応し頭上にたらいを落とす!!
 普通タライはボケに落とすものだがそこらへんは目をつむろう」
「な……」ピィゲルの解説にグリンも頭くらくらしながら起き上がり
「言っちゃった」その横でコモレビが呆れ気味に頭おさえ

「だったら笑いをこらえればいい―――そう思ったろグリン王子
 それは無理さ!なぜならば!!

 このボクはッ!!! 爆笑お笑いピン芸人だからさっ!! (笑v命)
 僕の前で笑わずになっていられるもんか!! それではショートコントいきm
「 ス キ あ り !!!」
容赦ないグリンの穿印がピィゲルぶっとばしました
で、再びコモレビと対峙せんとするグリンだが
ぶっ飛ばされたピィゲルが崖を蹴って戻ってきました これにはグリンも愕然
しょうが無いのでピィゲルから相手してやる、とするグリンだが
ピイゲルもそれに対し、声を荒げながらこう返す
0592粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/22(金) 17:53:37.89ID:???
「ふ…わかってないなグリン王子
 お笑い芸人の闘いとは笑わせられるか否かだけだ!!!
 いかなる外道な手を使おうとも!!
 笑わせられれば勝ち!!笑わさせられなければ負け!!
 そこには生死と同様の価値があるのだグリン王子!!」

と言うわけなので、仕方なくグリンはピィゲルのそのお笑いライブに付き合う事に
あとコモレビも無理やりつき合わされました で、ピィゲルショートコントライブが始まるが

・・・ピィゲルの出すお笑いネタに、グリンとコモレビの二人は、眉一つ動かすことなく…

のんきにねこが転がってる中、どうやらショートコントは終わったようで
うたた寝してたグリンが目を覚ました コモレビもグリンの横にもたれ
…のだが、続けてピィゲルは一発ギャグネタに移行せんとする
これにはグリンもまだやんの!?と声をあげてしまうが

「笑えー!!!!!」理不尽なピィゲルの一撃がグリンの顔面ぶん殴りました 「ぶえー!!!?」
事もあろうに逆ギレしだすピィゲル 芸人としてもサイテーです

「…よし 今からなぜボクがお笑いに命を懸けるまでに至ったのかを放そう…」
ついでになんか聞いてもいないのに語りだすピィゲルでした

―――(ピィゲルの半生)―――

―ボクは昔 親友とバンドを組んでいた いろいろな地方を回り…人気もなかなかのものだった
 しかしボクは満たされなかった… 本当にやりたい事は別にあったからだ
 ある日ボクはその事をついに親友に打ち明けた―

相方で親友のエリックに、自身が本当はお笑いの道に進みたい事を明かし
そんなピィゲルに、エリックも彼の夢を支えるために彼についていく事を決める
二人は固い握手と共に新たなスタートを切るが…だが、その活動はすぐにつまずいてしまう
0593粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/22(金) 17:55:05.16ID:???
ピィゲルに向け、エリックはそんなツッコミじゃ駄目だと叱責する
キレのないツッコミでは客も沸かない 自分に遠慮をしてるんじゃないかとのエリックに
ピィゲルも友に詫びながら…その日から彼はキレのあるつっこみの練習を始めた
それを恋人のブサディも木陰に隠れながらそれを見守るのだった −ω−)

こうしてピィゲルは確かな手応えをつかみ取り、その拳を握り締める
だが、その後…悲劇が訪れる

「なん でや ねん」
ピィゲルの全身全霊で放つツッコミが、エリックの身体を宙高く吹き飛ばす!?

―――(ピィゲルの半生)―――

「鍛えすぎたボクのつっこみのせいでエリックは二度とお笑いの出来ない身体になってしまった
 それ以来ボクは…犠牲になったエリックのためにも…
 お笑いの道を極めるべく 生涯ピン芸人として生きて行く事を誓ったんだッ!!!」
その目を見開き、自らの固い決意をそう語るピィゲル… そんな彼に

(俺はこんなアホを見た事がない・・・・・・!!) グリンもどんびき −ω−)

そしてピィゲルは笑いの神に祈る、今こそわが身に降りたまえと願うが
……その願いを、神が聞き入れる! が
<む 呼んだか!!> パン神でした

<続く>
0594マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/22(金) 18:08:20.80ID:???
バカ(ドルチル)とアホ(ピィゲル)の違いってなんだろう、とふと思ってしまったw
0595マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/22(金) 19:35:59.35ID:???
ピィゲルの不幸は誰も彼をボケ役に起用しなかった事か
0598マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/23(土) 06:50:51.62ID:???
グリンにもたれ掛かって寝てるコモレビちゃんかわいい
0600マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/23(土) 13:46:35.82ID:???
カラーで見るとミカゼのお面が完全に地肌カラーになってる件
0602粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/24(日) 18:26:03.05ID:YsdJB+rG
  第97話|グリンと雷雲

No.9 リュシカ
女神の三十指のひとりだったがティトォと友に行動し仲間になる
風の魔力を変換し羽を作る魔法使い パンづくりの天才


―――島も夕方になり始めた頃、グリンとコモレビの闘いはさらに激しさを増す
幾度となく両者の攻撃が交差し、一進一退の攻防を繰り広げていた
ちなみにピィゲルはすでにぶっとばされてました

グリンもフレンドリーな笑顔でちょっと休憩しないか提案するが
コモレビは「断ります」と返しながらその一撃がグリンの足元の地面を砕く
グリンも反撃を振るうがそれを回避するコモレビは、すかさず貫手を返す
その鋭い手刀がグリンの首をかすめ、さらに背後に回りグリンの後頭部を打つ!
そのまま連激に吹き飛ばされ… グリンは力の入らぬ自身に困惑が浮かぶ…

(グリン王子…相性が悪かったみたいね あなたの力はあたしに吸われ続けるだけ
 そんな動きじゃ あたしに一発も当てられない
 つまり"印"を付ける事もできず雷も落とせない)

時間がたつにつれ、力の増すコモレビに苦戦を強いられるグリン
土煙の中からコモレビがグリンに歩みを向け、さらに追撃を仕掛けようとするが
―――近づいてくるその人影に、グリンは自身の姿を見る…!?

「―――俺…!?」「そう あなたはあたしの弱い心」
一瞬見せられた、自分自身の姿にグリンの反応は致命的に遅れてしまう
穿印を踏みつけられ、その裏拳がグリンを吹き飛ばす!

「これでもう魔法は使えない 終わりね」
魔法武具を奪われ、もはや打つ手の無いグリンに、笑みと友にそう告げるコモレビ
そしてそのとどめが放たれる寸前 グリンは僅かに表情を曇らせながら・・・
0603粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/24(日) 18:26:31.05ID:???
「ゴッドマシン」 グリンに与えられた、もう一つの魔法が発動し―――
―――次の瞬間、一瞬で景色は夜へと変わる…!?

「あ――ちくしょ失敗だ 時間を進めちまった
 これはヨマと闘う時のための作戦だよ……違う
 そうじゃなくてマシンの範囲を俺だけにして―――……」
どこか虚ろな様子ながら、少しずつ自身を一つ一つ確認するように呟くグリン
・・・まさか、時間を操作したのか!?驚愕するコモレビにグリンはこう解説

「操作?違うね 俺を中心に一部の空間を時間の流れから外して動かしたんだ
 すっげー疲れるけど…過去に遡らない限り"時の眠り"には襲われない」

そう、それこそがグリンのもう一つの魔法にして、禁断五大魔の一つ"ゴッドマシン"である
再度ゴッドマシンを使わんとするグリンだが、コモレビもそれを黙って見過ごしはしない
コモレビのオーライーターがグリンのオーラを吸収する寸前

 ゴッドマシン 我が空間を時の流れより切り取りたまえ!!

―――次の瞬間にはコモレビの目の前にはグリンの姿が消え…
その背後の穿印を、一瞬の時間の流れから切り取られたグリンに奪い返されてしまうのだった
グリンが言うにはゴッドマシンは、一人乗りの船のような代物
何かを載せて時の流れを上り、下り、留まる 
その船の外の時間の動きは切り取られ、さながら時間を戻したり進めたり止めたり、となるとの事で

…グリンの話に、コモレビはふと疑問が浮かぶ 
なぜその切り取られた時間の中で、自分を攻撃しなかったのか…

「コモレビ あんたは真正面から闘って倒さなきゃいけない だろ?」

息を切らせながらも、グリンは不敵な笑みと友にそう返してみせる
なのだが実際は時間の流れに逆らうゴッドマシンに搭乗時は、とてもそんな余裕が無いだけだが
そこは黙っておくグリンであった
0604粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/24(日) 18:27:06.50ID:???
コモレビに真正面から挑むグリンに、彼女も最大の力で叩き潰すと宣言し
おもむろに口笛を鳴らし森の動物達に召集をかける 
その口笛に森の生き物達もすぐに駆けつけてきた ((( −ω−)なんだなんだ
で、集まった森のいきもの達にぽかぽかげんこつ #−ω−) むっかー
そして森のいきもの達の怒りを、オーライーターが吸い上げる!! ↓↓↓−ω−) へなへな

「怒りや悲しみなどの負の感情は 瞬発的だけど爆発するような力を持つ
 その力を自由に出来るあたしは 何よりも強くなれる」

その強烈な威力の一撃が、周りの木ごとグリンを吹き飛ばし
地に叩きつけられ、苦悶の形相を浮べながら…グリンが穿印に魔力を込めるが
コモレビも小細工はさせない、と遠距離から仕留めにかかる 
破壊の魔力が地を伝いグリンに襲い掛かるが…それにより舞い上がる粉塵に雷が宿る…!?

「かかったなコモレビ 地面に陰の魔力を流し…それを巻き上げ粉塵にした
 それは雷雲 天紫の結界だ そして…陽の魔力を放てば―――

 天紫結界 穿印」

一筋の雷と化すグリンが、コモレビを取り囲む雷雲に雷撃を放つ!!
強烈な直撃を受けながら、コモレビはグリンに向けその手を伸ばすが…

「ティトォ…アクア プリセラ 俺もついていくからな
 もう友達はなくしたくないんだ」
…最後のグリンに宿るその決意は、決して負の感情などではなく
それを最後にダウンするコモレビ ここにグリンの勝利が決するのだった

 メモリア魔法陣 第一段階

 第六戦 勝者 グリン ―――第二段階目進出決定

ちなみにピィゲルはその間ずっと地面に突き刺さったままでした
0605粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/24(日) 18:27:54.36ID:???
島の外でグリンの帰還を待つバレット王と護衛隊
グリンが勝ったにしてもたるんでおる、と洩らすバレット王
シュダンも無事ならいいじゃないですか、とするが

そこに小船に乗ったグリンが、笑顔で皆に両手上げ
「おーい皆――― 勝ったぞ―――」と声をあげる それを見たバレット王は

「パーティーじゃ―――ッ!!!」 高らかにそう叫ぶのでした 一同ずっこけ
宴は三日三晩続いたそうです

メモリア魔法陣、第一段階の行程が全て終了し…島の石碑が変色するように魔力を宿し始める…

[島が脈動を始めた これより闘いは第二段階へと進みさらなる死闘が始まる
 禁断魔法 命七乱月の封印が解かれつつある 発動が近いのだろう
 そして剣の封印が解かれる――― それは最終決戦が近いと言う事を意味するのであった]

<続く>


ミカゼ━━━┓         ┏━━ リゼル
シャルロ━━╋━━剣━━╋━━━━ チョー
リュシカ━━┛          ┗━━ グリン
0607マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/25(月) 10:16:44.01ID:???
ぶっちゃけヨマの闇テンション吸収しまくればコモレビ無敵っぽい
0608マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/25(月) 12:14:43.78ID:???
それでもヨマ自身には勝てないんだろうな…
並の三十指10人がかりでも抑えられなかったんから
0609マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/25(月) 17:21:45.26ID:???
リュシカ9位とか意外と低いなあ
正直な所上位はTAPとミカゼ達で固まってると思ってたからこの位置は意外
0610粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/25(月) 17:55:44.17ID:mzS4hQG8
マテリアル+パズル おまけFILEI

【黒魔 −コクマ−】
A.D.1680 4月現在 享年60歳
A.D.1619 10月6日生まれ 血液型:A

[好み]
*好きな物
・ナイフ ・ブランデー ・コーヒー ・釣り ・トマト栽培

*嫌いな物
・使えない人間 ・生魚 ・かたいたべもの ・いぬ

[人生とその目的]
・組織に属す暗殺者として人生を過ごしてきた
 ナイフのプロで、その道では名前を知らぬものなどいないほどの凄腕
 しかし年のせいと酒のせいで手が使えなくなりナイフを捨てた
 さらに酒に明け暮れていたところをグリ・ムリ・アに拾われ
 ナイフに変わる暗殺の力を手に入れ再び一流の暗殺者へと返り咲く
・ヨマにより一瞬で消され霊体のみとなる
 それでもドルチルにくっつき、女神の為に闘おうとする
0611粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/25(月) 17:56:34.15ID:???
[キャラクターを考えよう]
・つねにドルチルとコンビで動いている
・バカだがとてつもない機動力を持つドルチルに目をつけ手を組む
 どうせバカだからとうまく利用してやろうと言う魂胆だったが
 予想を凌駕するバカだったので利用できずむしろ苦労が絶えない
 しかしなぜか見捨てる事もできず面倒を見ている
 死んでもドルチルの下に還ってくるくらい気にかけている
・今は霊磁砲の"砲弾"にあたるレイジーに乗り移り
 浮遊霊として今までと変わりなくドルチルと行動する
 ちなみにレイジーの特性であるアクア追尾機能は健在

[黒魔の魔法]
○霊 霊磁砲 魔法レベル67
・そこらへんにいる動物などの低級な浮遊霊を変換しつくりだす即死魔法
・24時間ターゲットから離れず魔法を構築しなくてはならないが
 発動すれば防御不可能の攻撃となる
・まず相手に魔力の針を撃ち込む必要があるが
 これ自体は簡単だったりする 差し込んだあとは外れても問題ない様子
・発動したら無敵なので、狙われる側からすればいかに魔法を完成させないかが勝負
 アクアは運よく自分達の特殊な身体のお陰で助かったが―――

 まだこの魔法の脅威は去っていない
0612粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/25(月) 17:57:52.61ID:???
【ドルチル】
A.D.1680 4月現在 18歳
A.D.1661 8月1日生まれ 血液型:B

[好み]
*好きな物
・ハンバーグ ・牛丼 ・からあげ ・オレンジジュース ・バームクーヘン ・ドーナツ ・チョコレート ・アイスクリーム
*嫌いな物
―――ない なんでもよくたべる

[人生とその目的]
・何年も前、父と母とドルチルと、家族みんなでピクニックに出かけたが
 ドルチルだけはぐれて迷子になってしまった うろうろしてつかれて腹が減ったところに
 グリ・ムリ・アが現れ牛丼おごってくれた そしてよくわかんないけど三十指となる
・ちなみに父と母はドルチルの事をいつか帰ってくるだろうとのんきに待っている

[キャラクターを考えよう]
・ギャグキャラです ヤッタネ!
・かっこいい父に似てるといわれるとテンション上がるが
 母に似てると言われるとテンションが最低になる
・筋肉ムキムキだが力は女の子より弱い
・身体はでかいが小食
・大怪我を負ってもケガした事を忘れ すぐ治る
・光り輝かんばかりのバカ

[ドルチルの魔法]
○熱 パイナップルフラッシュ 魔法レベル7
・テンションを変換し、熱のエネルギーを作り出す
・テンションが上がると熱くなり、下がると冷たくなる単純な魔法
 だが上限が無い為 特に上がり幅はキレるとすごい事になる
・"マジベコみ" へこむと一気に冷たくなり周囲の温度も奪ってしまうとても恐ろしい技
・熱を放出し飛ぶ事も出来る
0613粗筋書きのダークアイ・Q
垢版 |
2019/11/25(月) 17:58:27.88ID:???
〔こうしてメモリア魔法陣第一段階は全て終了し 次巻は第二段階―――
 そして最終段階である決勝も始まる (ダークアイ・Qがコマをボインバインと弾みつつ
 果たして決勝に進む2名は誰になるのか… まあ私にはなんの興味も無い事だがな
 そして優勝し禁断魔法を手にするのは誰じゃ――― 全くどうでもいいことだがな

 …今残っている6名の中で少し気になる奴がいる シャルロックという名の少年だ
 奴は人間とは違う匂いがする… あれは身の毛もよだつバケモノのオーラだ!
 人間でないのなら 奴とは仲良くできるかも知れんな〕


 17巻に (ーωー) つづく 
0614マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/25(月) 18:34:58.16ID:???
まじで祖父と孫くらいの年齢差だったんだな、コクマとドルチルペア
0615マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/25(月) 18:40:21.74ID:???
18歳にしては老け顔だなw
ってこれ言ったらマジべコミするんだろうか
あくまで母ちゃんにそっくりって言われた時だけか…?
0616マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/25(月) 18:55:25.20ID:???
パパがダンディだからむしろテンション上がりそうw>老け顔呼ばわり
0617粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/26(火) 17:44:09.95ID:OcrEnmOH
  第98話|戦士と休息

キャラクター人気投票結果
No.8 プリセラ
出番が少ないがティトォ、アクアと友に不老不死となり身体をひとつにする
世界最強の妊婦さん

*ここまでのメモリア魔法陣の経過

第一戦 ミカゼ VS ヒルドゥマーロ VS エイキ  
○勝者、ミカゼ

第二戦 ジール・ボーイ VS メルチナ VS シャルロック 
○勝者 シャルロック

第三戦 アクア VS リュシカ VS 威塗
○勝者 リュシカ

第四戦 カミッツ VS 太陽丸 VS リゼル
○勝者 リゼル

第五戦 夜馬 VS ドルチル VS チョー
○勝者 チョー

第六戦 グリン VS コモレビ VS ピィゲル
○勝者 グリン
0618粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/26(火) 17:44:26.07ID:???
[世界のどこか ―――グリムリアの城]
グリ・ムリ・アに向けアダラパタはここまでの経過を報告中
コモレビ、ピイゲルも敗退しメモリアの手に落ち…
三十指の実に半分が死亡、離反等で使用不能となる あと牢獄のジャンクーアも
…ここまで戦力を投入してなお目的を果たせぬ現状に、グリ・ムリ・アもおろおろ気味
しかしなぜ見事に三十指から離れてしまうのか…ブライクの疑問にアダラパタはこう語る

≪三十指のほとんどは空っぽだった自分を満たし心を救ってくれた女神様についていきました
 しかし 女神様のために命を懸けて闘い敗北した事で心が"消化"されやがるんでしょうねぇ
 それまでの女神様のための人生は終わりを迎えると言うわけです
 エイキのように道を失い駄目になっちまうのもいます
 しかし中には前へと進む力を手に入れやがった者も出てきました
 奴等と戦うことにより前に進む力を―――≫

流石にこれ以上三十指が減るのは厳しいが
アダラパタも"5本の指"が二人使えるので問題はないと返す
それに舞響の部下、月丸と太陽丸もどこかに行ってしまったようで…
アダラパタも二人には何か考えがあるのだろうとする 
自分の管轄でもないし、二人は好きにやらせておくとしておくアダラパタ

≪メモリア魔法陣第二段階は3週間後です それまで結果をお待ちください≫ ピッ

[禁断魔法の封印解除が近い――― 緊張が高まりつつあった
 第二段階までの3週間 メモリアの者達はそれぞれの準備を進めていた]
0619粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/26(火) 17:45:10.33ID:???
今回は第二段階が始まる間、各々のエピソードが挟まれる

【3つの五大石】
メモリア城地下では、新たに手に入れた五大石を投入する機械を作成していたところ
「間に合いそうか?」と声をかけるバレットに
「間に合わせんといかんじゃろ」と返すモチャ

ウォーブール国の所有していた者も加わり メモリアの5大石は3つ揃う
これで強力な結界をさらに広い範囲に展開できるようになったわけだが
問題は3つもの五大石を扱えるほどの装置を作るのが大変という事だが
技術者達もやりがいありますよと意気込みとともに返して見せる
新たに五大石を譲ってくれたウォーブール国には感謝しかないが…

「あの…バレット王;
 五大石は一時的にメモリアに貸し出すだけですよ 上から許可をもらうのに苦労したんですから」
「いや本当に五大石をくれたウォーブール国には頭が上がらんのう」
「いやだから貸すだけって――― 聴こえないフリをするなじじい」

ウォーブールの使者の言葉はさらっとスルーするバレットでした
0620粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/26(火) 17:45:35.73ID:???
【マルチーノの居場所】

[メモリア魔法陣が終了し禁断魔法が解けてしまうと
 グリ・ムリ・アにとってメモリアの王族はもはや邪魔者でしかない
 すぐさま消しにかかるだろう

 戦いは避けられない メモリアの城は間もなく戦火に見舞われるだろう
 王の命令により人々は城から離れていった]
王命に従い、城の者達はメモリア城から離脱していく
それはグリンお付きのメイド、マルチーノとリィさんも同様であった
どうやらリィさんは同僚のマルチーノを家に招待してくれるようで
…マルチーノは元々捨て子、帰るところは城以外になく
そんな彼女をリィさんは快く迎え入れてくれるのでした が

「本当にいいんですか?リィさん」
「ええ! そのかわり掃除も洗濯も食事の用意もよろしくね!!」
家のお手伝いさんとしてのお誘いでした ゴーン
0621粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/26(火) 17:46:02.89ID:???
[シンメの野望]
メモリア城の中庭では、ミカゼとリュシカの二人が訓練中
相手はジール・ボーイをも下した強豪 もっともっと鍛えなくてはと意気込むミカゼだが
そんなミカゼにリュシカは不満げな声がでちゃう 
リュシカとしては新しいパン開発に手を出したいようで

「こら!なまけるな!そんなんで強くなれないぞ!!」
「いいんですー あたしはパンの修行も魔法の鍛錬につながってるんですー」 ・3・)
「何だよリュシカ ふたりで合体技とか考えようぜー」

…一方で、ミカゼの額のシシメもなにやら考え込んでいる様子で…
ミカゼを乗っ取りメモリアに復讐するつもりだったシンメだが
いつのまにやらあれよあれよとメモリア魔法陣に巻き込まれ…
もうさっさと行動を起こすべきか、とも考えるがここはまだガマン
ミカゼを優勝させ、禁断魔法を手に入れてからのほうが、確実にメモリアを潰せるはず!として…

(メモリアの者達を追い掛け回し!!噛み付いてひっかいてぶったたいて泣かせてやる…)
【ふふふふ】^^
「お なんか師匠ごきげんですね」

[シシメは所詮けものていどの考えだった]
0622粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/26(火) 17:47:15.84ID:???
【シャルロック その熱き思い】

メモリア魔法陣関係者用宿舎にて、賑やかにしてるリゼルとイド
しかしその場にシャルロックの姿が見えない様子 
リゼルお付きのリーザも、彼が第一段階の結果も第二の組み合わせも知らないのでは、と洩らす

…森の中では、シャルロックが一人、球状に丸まった岩が転がる中で鍛錬に励む
必ず皆の敵をとらんと固く決意するシャル そのためにも太陽丸を魔法陣で倒す、とするが

[シャルロックは太陽丸がさっさと初戦敗退したのをまだ知らない]


【メモリアの三十指】
城のほうでは、敗北した三十指達が収容されていた 当然ながら魔法器具は没収済み
新たにコモレビ、ピィゲルの二人を連れ、ブラウリーがその部屋に入ると
部屋ではメイプルソン、メルチナの二人が笑顔で出迎える あとドルチルも

「お前何!? どこから入った!!?」
ドルチルのことは招待してなかった様で、ブラウリーも困惑
「そんなのしるか!!」とバカもお怒りでかえすのでした 後ろでコクマレイジーが呆れ顔
0623粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/26(火) 17:50:47.12ID:???
【サンの瞳】
メモリア市街一角の呑み屋にて、サンが昼間からお酒を楽しんでたところ
さわがしいサンを横目に、ライトが斬り裂き魔の情報をまとめていた

「大変だねー記者ってのは 俺は活字なんかみてたら頭痛くなっちまうよ」
「記者なんて…自称ですよ 真似事してるだけです 真実が知りたい……それだけなんです
 自己満足の世界ですね」
「もったいねぇな それで消化しちまうのは この世に必要なのは真実の情報だ
 ウソっぱちの女神に騙されてる世界の目を覚ますにゃ
 師匠だけじゃなくそれを見守ってきたあんたみたいなのが必要なんだぜ
 あんたのその自己満足はきっと世界を救う 俺はそう思うぜ」

真っ直ぐに、そう語るサンの眼差しに…ライトもかすかな笑みが浮かぶ…

(・・・すごいや この人に言われてもなんの説得力もない……!!)


【少女と人形】
メモリア城に収容された三十指メンバーに視点を戻し
ピィゲルのギャグをメンバーもスルーしつつ…メイプルソンがコモレビに手品を一つ披露しようとすると
ふと、メルチナがソフトクリーム片手に呟く

「…… あたしさ… 友達を殺しちゃったんだ………」
・・・突然のその告白に、二人もその動きが止まりつつ、一度はスルーするが

「人形をとっちゃったんだ…ケンカして…友達の大切にしてた人形を……
 そしたら次の日友達死んじゃった 家の階段で足踏み外してさ
 …その人形……そのコのおばあちゃんがお守り代わりに残した形見だったんだ…
 あたしが人形をとったからそのコは……死んじゃったんだよ……」
0624粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/26(火) 17:52:14.34ID:???
・・・淡々と、語り続けるメルチナの告白にメイプルソンが彼女のほうを見やり…

「何年かたってあたしの前に女神様が現れた そしてこう言ったんだ

 この人形は私が天国の友達の下に届けてやろう
 そのかわりお前は三十指として私のために働くのだ
 そうすればきっと友達もお前の事を許してくれるだろう

 そしてあたしは女神様のために闘った…闘い続けた…
 でも…ついに負けちゃった……
 人形…ちゃんと届いたかなぁ… あたしの事…許してくれるかなぁ……」

メルチナはその告白とともに、気付けば大粒の涙が溢れ出ていた・・・
そんな彼女に、メイプルソンは笑みとともに優しくこう言ってくれた

「届いてるさ…きっと…それに――― とっくに許してるさ メルチナの事…
 女神様が現れるよりずっと前から………」
「そうかな…」「きっとそうさ ははは ほら ソフトクリーム溶けてベトベトだぞ」

気付けばその場の皆も笑顔を浮かべ…メルチナも涙目ながら笑顔を返すと
一行のどたまにタライが直撃しました ドゴドゴドゴ
「やったウケた!!」うおー
「違うよ」「ピィゲルの魔法外し忘れてるぞ」「しっかりしようよメモリア;」

とまあ、そんな一幕は置いといて・・・

 4月18日 メモリア魔法陣 封印解除 第二段階目
 第一戦 御風 VS リュシカ VS シャルロック

メモリア魔法陣、第二段階が開幕するのであった

<続く>
0626粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/28(木) 17:23:36.49ID:U6ymCMN7
―――開幕早々、何処からか放たれた矢がリュシカを襲う!
だがそれをミカゼが寸前でキャッチし、どうにか無事で済む
どうやら森のあちこちにシャルロックが仕掛けた罠が張ってあるようで
だが試合開始早々の数時間で、大量の罠を作るシャルにはリュシカも驚きが浮かぶ

リュシカが空を飛んでシャルを探す事も提案するが、それは帰って危険とするミカゼ
このまま罠を恐れず、慎重に森の中を進む事にしつつ
ミカゼはシャルの仕掛けた罠に、どこかツメの甘さがある事を見抜く

「獲物の事や森の事をいまいちわかってないんだよ
 知識だけでつくってるっていうかなんていうか…… これじゃ玄人には通じないんだな
 こっちには森のスペシャリストがふたりいるんだよ」

不敵な笑みとともに、その眼光をギランと鋭くさせるミカゼとシシメであった
ふたり、とのミカゼの言葉にリュシカも目を丸くしてたけど −ω−)


 No.7 カミッツ
 剣仙十二客のひとり メモリアに出没sている斬り裂き魔を追っている
 ちなみに「1/Nのゆらぎ」に主人公として出てたりする
0627粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/28(木) 17:24:20.90ID:???
  第99話 万象の杖と竜珠<ドラゴンスフィア>

島の一角にて、シャルロックは手ごろな木の枝を自身の魔法で丸く圧縮させていた所
…そこに、森の罠を抜けてきたミカゼ、リュシカの姿を見つけ愕然とするシャル
真っ向から勝負するよう訴えるミカゼに、シャルも怯えた表情と共に…

「マテルアル・パズル ドラゴンスフィア」

自身の魔法を発動させたシャルが地面を抉ると、抉られた地面が球状となり二人に襲いかかる
だがミカゼも、それを回避しながら即座にシャルの背後へと回り込む…!

【ミカゼ 手加減するなよ!! こいつ小さいが恐ろしい力を秘めているぞ!!】

シシメの助言に従い、ミカゼも初手から全力の一撃を放つ!が…
直撃のはずが、ミカゼは手応えのなさを感じており…そこでシシメが気付く
シャルの前には丸く集まった球状の空気がクッションとなり、致命傷を避けていたようで
―――そして反撃に放つシャルの一撃を、ミカゼは万象の杖で受け止める!!
受け流した魔力の影響により、ミカゼの足元が細かな球状へと変質する
その光景に…ミカゼはジール・ボーイの言葉を思い出す

―力を押し込まれ 魔力を放出できなくなってしまったんだ
 身体も内側へと収縮し…動きを封じられた―
「こういう事だったんだ ジール・ボーイはこのなんでも丸くしちゃう魔法をくらったんだ!!」
0628粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/28(木) 17:25:23.56ID:???
…さらに、完全に魔法を受け流すことはできなかった様で
丸くする魔法の影響でミカゼの手が勝手に握りこまれてしまう
その隙をシャルが突く! ・・・のだが、攻めに転じたシャルは途端に勢いがなくなっちゃう
…これにはミカゼもシシメも困惑 さらに勢いあまり樹にパンチをぶつけてしまうシャル
チャンスと見て反撃を試みるミカゼだが 次の瞬間駄々っ子の如き爆発的な魔力に吹き飛ばされる!!

「今度はすんげーパワー;」
【さっきのは油断させるためだったのか!?
 万象の杖が使えんのはまずい!!離れろ!!】

ここはミカゼもその指示に従い、一目散にその場から退散
シャルも逃げるミカゼを追う あとリュシカも
…しばらく立つと、どうにか内側に抑えられる力も落ち着いたようで手が開き始める
だがこれでは両者共に防御手段を持ち決め手に欠ける むしろこちらのほうが不利とするミカゼだが
山道を逃げてるうちに、池に飛び込んでしまうミカゼ そこをすかさずシャルが強襲!!
池の水を球状に抉り取り、その中にミカゼを閉じ込めてしまうシャル
さらに追撃を仕掛けんとするシャルだが、それを横からリュシカがくしゃみをすると
そこから放たれた強烈な竜巻が、ミカゼを強引に吹き飛ばす!!

「おお これは久し振り "リュシカ ヘル ストーム"」
「すみませんミカゼさん 荒っぽくなっちゃって」
「ふあ〜〜〜助かったよリュシカ〜〜〜」

宙をすっ飛ぶミカゼを、リュシカが無事救出 次はリュシカが仕掛けんとする

「マテリアル・パズル エンンゼルフェザー   カレーパン」
リュシカは風を圧縮させた球状の弾をシャルに向けて放つが
緩やかな勢いで向かってくる弾に、シャルも「なんだこんなもの」と弾き落とそうとするが
次の瞬間、シャルは地面に叩きつけられるほどの強烈な衝撃に襲われる!
0629粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/28(木) 17:25:59.42ID:???
ようやく攻撃が入ったことで、シシメがシャルの魔法のカラクリを見抜く

【なるほどそういう事か あの風の攻撃は球形…
 シャルロックの魔法は元から丸いものは支配できんのだ
 それにリュシカの"風"のM・Pが空気の防御を吹き飛ばしておる】

どうにか立ち上がるシャルだが、宙にはさらに大量のカレーパンが放たれており
その強烈な破壊力が、シャルを容赦なく滅多打ちにする…!

(身体が・・・ 熱い・・・・・・)
ダウンするシャルだが、その独白と共に不意にその腕に血管が浮き出てくる…
土煙の中、シャルに生きてるか声をかけるミカゼとリュシカだが
その時土煙の向こうで骨を鳴らすような音がかすかに響くと共に、シャルが呟く声が聞こえて来る…

「ボクは負けるわけにはいかないんだ…
 ボクは殺されたシャラカ族の皆の敵を討たなきゃいけないんだ…
 そして…それだけじゃ…ない……

 ボクは…喰ったんだ…… 竜を…エンペルドラゴンを……喰ったんだ
 そして手に入れたんだ…

 マテリアル・パズル
 こ の ち か ら を…」

土煙が晴れると…現れたのは顔面に血管が浮き出しながら
弱弱しい少年から、凛々しい姿と変化したシャルロックが姿を現すのだった

 あれぇ・・・ おっきくなってない?

そんな姿にミカゼ達も目が点になっちゃうのでした −ω−)

<続く>
0631マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/28(木) 20:21:55.02ID:???
元からそうである物には手をつけられないのはシャルロックが未熟だからだろうか
今まで語られなかっただけで魔法全体がそう言うルールってのもあるかも
0633マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/28(木) 22:43:35.87ID:???
実際わりと主人公タイプだからな
村を滅ぼされて復讐の為に新たな力を得たってのはRPGには良くあるやつだし
0634マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/29(金) 19:16:46.13ID:???
リュシカ、プリセラよりカミッツのが上とは思わなかった
というか1/Nからのゲストくらいの扱いだと思ってたら結構メイン所来てるし
斬り裂き魔との因縁もあるから色々美味しいポジションだよなあ
0635粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/30(土) 17:13:14.95ID:fHB3sVSv
No.6 カイザート
超凄い女神の三十指のひとり
自国では英雄として名を馳せていたが、メモリアに来てあんな事になりこんな事になり
結局コミックスJ巻で伝説となった ある意味最強の三十指

冒頭、まだシャラカ族の村が平和だった頃
本を読むシャルロックに父が声をかける どうやら空にエンペルドラゴンが飛んでいるようで
今度乗せてもらうといい、とする父だがシャルも別にいいと返す

「でもなシャルロック」
「わかってるよ父ちゃん 本読むだけが勉強じゃない
 でもいいんだよ ボクはこれで」

「そうじゃない 楽しいぞ」

そう言って空を見上げる父の背に、シャルも竜が飛ぶ空を見上げていた…


  第100話|狐と皇帝竜<エンペルドラゴン>


…場面はメモリア魔法陣へと戻り、急速にその肉体が成長するかの如き、筋肉が膨張するシャル
その姿に困惑する二人をよそに、シャルは淡々と呟く…

「そう…あの日村に女神の三十指が攻めてきて…
 ボクだけが…エンペルドラゴンに助けられて…逃げたんだ
 皆死んだ…父さんも…ボクより小さい子も… ボクだけ逃げ延びた…
 そこは…草木も生えない地…エンペルドラゴンは力尽きた……
 ボクは…喰ったんだ… 生きるために…エンペルドラゴンの肉を…
0636粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/30(土) 17:14:00.71ID:???
【ミカゼ…逃げろ】その姿に、シシメも嫌な汗を浮べながらミカゼにそう告げる
【エンペルドラゴンの力を持つ人間だと… 確かにヤツ等は餌を球形に圧縮し保存する修正を持つと言う
 何をしているミカゼ!!早く逃げろ!! こいつには敵わん!!餌にされて喰われるだけだぞ!!】

シシメのその叫びが、目の前の存在がどれだけの脅威かを示すかのようであった

 メモリア魔法陣 封印解除 第二段階目

 第一戦 御風 VS リュシカ VS シャルロック

そして二人に対峙するシャルロックの姿は、もはや先程の少年の面影など無く
たくましい筋肉と強大な闘気を放つ存在と化していた…!
ミカゼもその姿にただならぬものを感じ、リュシカにすぐにパン作ってと指示

「はいっ エンゼルフェザー」 こねんっ と再びカレーパンを放つリュシカ
それを前にシャルは腕に力を込め…腕力だけでその風の弾を吹き飛ばし!
そして宙高く飛びあがり、二人に強襲を仕掛ける!・・・が
その強襲からの一撃はミカゼに回避され、地面を思いっきりぶん殴ってしまう
これには涙目で悶絶しながらも、こんな事で負けないと闘志を燃やすシャル
・・・その姿にシシメは、シャルの力の源が"怯え"にあると見抜く
自分の身が危険な時意外は力が安定していないと見て、そこを突けば勝てるかもしれないが…
ならそこを突こう、とするミカゼはシシメとごにょごにょ作戦会議 リュシカくびかしげ

「リュシカ あいつを思いっきりビビらせる方法考えてくれ
 あいつの……… 目一杯の力を引き出すんだ!!」
そう指示すると共に、ミカゼはシャルに真っ向から挑む!!
しかしいきなりビビらせる方法と言われても…リュシカも困ったようにお空をうろうろ
すると、リュシカは何かに目をつけ…

自身の一撃を受け止められ、表情を歪めるシャルは吠えながら滅茶苦茶な乱打で暴れまわる!
それによりシャルの周囲は瞬時に抉られた球状の地面が作られるが
ミカゼもそのラッシュに、一旦距離を取ることで凌ぐ
0637粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/30(土) 17:15:19.07ID:???
(もっと怯えて力を使いまくれ!!
 自分でも扱えぬほどの巨大な力 必ず自滅するはずだ!!
 …その前に…… こちらがやられなければ だが…)

シャルの振るう一撃がミカゼの立つ崖に突き刺さり、その影響で足元が球状の変化に引き込まれる
抜け出そうとするが一足遅く、脚を巻き込まれてしまう そこをすかさずシャルが追撃をかけようとするが
間一髪でその球状の地面から抜け出し、致命傷を避ける事ができた
そしてシャルの振るう一撃は、自身の作る球を容易く砕き割る…!

迸る闘気と共に猛々しい咆哮を響かせるシャルの姿には
シシメも【まさに魔物だな】とぼやく声がでてしまう
…するとその背後の羽音にシャルが気付き、振り返るとそこには
エンゼルフェザーを生やした、大量のカエルがシャルロックに向かってくる光景があった

ミカゼも流石にこんなんでビビるはずが…と思ってたら
その光景を前に、シャルは気色悪さに背筋ぞわぞわ、涙じょばー
悲鳴をあげて暴れまわるが、次の瞬間力の暴走により自身の周囲の地形を丸く包み
球状と化す地面の内部に、シャル自身が飲み込まれていく…!
シシメもこれで勝利を確信する   ・・・が…
…ミカゼは自滅し球状の地面に飲まれようとするシャル、その眼前まで迫っていた

【ミカゼ… お前 なにをやっている……? なにを…飛び込んでいる ミカゼ】
「自爆で終わりなんてさせませんよ だんだんタイミングを掴んできた…次は決められる!!」
…そして、呑まれゆくシャルに向け、ミカゼは自ら突撃を仕掛ける…!

 ワシは この時ほど こいつに憑いた事を後悔したときはなかった

真上から突っ込んでくるミカゼに向け、ドラゴンスフィアによる反撃を放つが
さらにミカゼはその魔法に対し、万象の杖によるカウンターを叩き込む!!

シャルへの一撃を叩き込みながら、間一髪で球状の地面から脱出するミカゼ
まさに完璧な万象の杖によるカウンター、後に残るは巨大な球に閉じこめられたシャルのみであった
0638粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/30(土) 17:16:32.94ID:???
…流石に無茶をやりすぎたか、ミカゼも息を切らせながら膝をついてしまう
「もう…来んなよ――… 脚が立たねーや」
苦笑気味に呟くミカゼだが…次の瞬間、竜の卵が孵化するかのごとく球がひび割れ…!
ひび割れと共に爆発が起こり、その内部から―――


 \  |  /

 ―(−ω−)―  にゃー(ぷはー

 /  |  \

100話記念の激レアブラックねこがとびだしてきました (−ω−((( てこてこ
これにはミカゼも溜め息つきつつ気が抜けてしまい

―――球の横っ腹をシャルが強引に突き破る!!
気の抜けた瞬間を狙われたミカゼだが、それを咄嗟にリュシカが止める!
顔面の真横からリュシカのクリームパンが突き刺さるが…シャルは咆哮と共にその一撃を振り払い!

「だから――― もう立てないって 言ってんだろ!!!!!」

それをさらに、ミカゼが強引にリュシカの風球をシャルの顔面に叩きつける!!

<続く>
0640マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/01(日) 11:33:06.05ID:???
流石に今回のブラックねこはもうちょいどうにかならんかったのか
シリアス場面にでかでかと挟まれるのはちょっとなー
0641マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/01(日) 15:56:20.77ID:???
見開きノリでベタ付けすればちょうどいなかったことに出来そう
0642粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/02(月) 17:18:11.52ID:7iwhW5LO
  第101話|偽る者と潜む者

シャルロックとの戦いに決着がついたミカゼ達
決勝にはミカゼが進んでください、とするリュシカ かばさんもうんうん
ミカゼも胸を叩き、リュシカの分までがんばると笑顔で返す らいおんさんもよかったね
…そして、ミカゼの手には勝者の刻印が刻まれるのであった

 メモリア魔法陣 第二段階目

 第一戦 勝者 御風――― 最終段階進出決定

―――だが、それでもシャルロックは立ち上がり闘おうとする…
二人ももう決着は突いたとシャルを止めんとするが、仇を討たんとするシャルの意志は硬い が

「敵を…討たなきゃ… 太陽丸を…倒して…」
「太陽丸?」「初戦で敗退してましたよね;」

・・・二人の言葉に、シャルも気の抜けた声が溢れ出ちゃうのでした


 No.5 グリン
 メモリア王国の王子様
 時を司る禁断魔法ゴッドマシンの影響で30年間眠りについていた
 TAPとは昔からの大親友 最終決戦にもついていく気満々だが…


その後シャルの身柄はメモリア城で預かる事に 始めて入る城内にシャルも声をあげる
グリンも彼の仇が三十指ならメモリアの味方、としつつ
ジール・ボーイも彼の仇、月丸と太陽丸は必ずメモリア城に攻めてくるはず、と語り
ここにいれば奴等と闘える…シャルも呟きと共にその闘志を燃やす
0643粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/02(月) 17:19:07.83ID:???
「さて 次は俺の番だ」
そしてグリンもまた、自身の戦いを前に気を引き締めるのであった

 4月28日 メモリア魔法陣 封印解除 第二段階目

 第二戦 グリン VS リゼル VS チョー

グリンの戦いの最中…場面はメモリア城内にて
ハワードとパンナの二人に話しがある、とするシュダンに移る
その話とは、世間を騒がせている"斬り裂き魔事件"に関してのこと…

「謎の多い殺人者です ですがいくつかの想定を元に絞込みをしています
 例えばこの城に出入りするもので身元があやふやな何名かなどを」

シュダンの話から、二人が斬り裂き魔の疑いを持たれている事を察するが
ならば自分達二人はグリン護衛から外されるのか、ハワードもシュダンを鋭く睨む
パンナも自分たちは王子の近くにいたいと訴えると
シュダンは一つ、条件を出すとして…懐から布で包んだ小刀を取り出した

「この小刀を使って自分の利き腕を傷つけ 使えなくしてください
 王子の近くにいるのならばそれが条件です」

…シュダンの出す条件に、二人は迷い無くその小刀に手を伸ばす!
が、その瞬間その小刀…と思われた木刀が容易くへしおれてしまう
これには二人も首を傾げるが
シュダンも今のは二人の覚悟を確認したかっただけとして、本題はここから…
(*ちなみに二人がへし折った木刀形ビスケットは一行が美味しく頂きました
0644粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/02(月) 17:19:52.09ID:???
その後二人はメモリア西区はずれの住宅街に向かい
とある人物を見張ってほしい、とのシュダンの命に従う
その見張ってほしい人物―――メモリアのメイドの一人、リィさんが家を出たのを確認する二人

「それじゃあお洗濯お願いね マルチーノ」
「はァい!!」

―見張ってほしい人物とは――― マルチーノ―

二人は息を潜め、マルチーノの動向に不審が無いかを見据えるのだった
…ひとまず二人に後を任せ、シュダンはグリンの戦う島に向かおうとするが
するとなにやら城の前でもめているスタッフと夫人の姿に気づき
シュダンが声をかけると、夫人は深刻な様子で…

「私…この国に来ている三十指チョーの妻です!! あの人を…夫を止めてください!!」

―――メモリア魔法陣の戦いに場面を移すが、戦いは既に決着がついており
倒れるグリン、リゼルを前に魔力を宿した一本指を立て、高笑いを挙げるチョーの姿があった…!

「夫を止めてください!!このままだと…もう…」
夫人、チョーの妻の夫を止めてほしいと言う懇願 果たしてチョーの抱える闇とは…
0645粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/02(月) 17:20:36.32ID:???
 この大地には 5つの禁断魔法が存在する
 
 クゥの持つ"マザー"
 ブライクブロイドの持つ"真紅虎龍牙"
 舞響大天のもつ"ヘルキルデスベル"
 グリンの持つ"ゴッドマシン"

 そしてここメモリアの地に封印された"命七乱月"

 命七乱月には幾重もの封印がかけられていて それを解除する儀式がメモリア魔法陣である
 封印を解きつつ継承者を選抜するこの大会もついに最終段階に入った

 もうすぐ

 剣として封印されたこの魔法を持つものが決まる


           最終段階 決勝
 
              御 風
               VS
              チョー


<続く>            
0646マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/02(月) 17:47:22.82ID:???
ここまで強キャラ感を崩していなかったグリンとリゼルが戦闘描写すらなく圧倒するとかなんだこのオヤジ…
0647マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/02(月) 18:54:24.69ID:???
おまけに人気投票で名前出た直後にコレだからなあ
グリンに票入れたファンの人達はドンマイとしか言えんわ
0648マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/02(月) 20:06:51.49ID:???
バーコード頭のおっさんが決勝まで来るなんて予想した奴が果たしてどれだけいたんだろうか
ぶっちゃけ皆無だろうなあ、初期のチョーは割と気の弱そうなおっさんだったし
0649マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/02(月) 21:45:23.22ID:???
幼女とかジジイが強いパターンは多いがこれは斬新だな
0651粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/04(水) 17:18:48.20ID:2iq1Hjq3
〔ついにメモリア魔法陣最終段階に進出する2名が決定した
 この闘いの勝者が禁断魔法を手に入れるのだ!!〕

*メモリア魔法陣のここまでの結果


[×] 福耳.     ───┐              ┌─── 1/N.    [×]
[×] ドゥーブル ───┏━━┓      ┌──┓─── シスコン [×]
[○] キツネ    ━━━┛   ┃      │   ┗━━━ アホ豆  [○]
                    ┃      │
[×] トゲおじさん───┐   ┃  バ  │   ┌─── バカ    [×]
[×] 巨大ロボ  ───┏──┗─│─━━━━━━━ 係長.   [○]
[○] ガキ.     ━━━┛   │  ン  │   └─── チンピラ  [×]
                    │      │
[×] どS.     ───┐   │      │   ┌─── どアホ   [×]
[○] 天然     ━━━━──┘      └──┓─── おかっぱ [×]
[×] デカ.     ───┘              ┗━━━ 雷小僧  [○]


               最終段階 決勝
              御風 VS チョー
0652粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/04(水) 17:20:09.83ID:???
No.4 御風<ミカゼ>
田舎の少年 村を救うために魔法使い・アクアの元を訪ねたのが全ての冒険の始まり
魔法は使えないが身体を鍛え頑張る! 狐のお面はアクアに被らされた


―お父さん! 今日は遊んでくれるんじゃなかったの?―
―すまないなリュー 急に出張が入っちゃって―

―早く帰ってきてね!― ―ああ!―

とある一人の親子の記憶が、チョーの脳裏に浮かぶ
そんな回想と共に、汗だくの姿で眼を覚ます三十指が一人、チョー
…すると、ドアのところに一枚の封筒が有ったのに気づき、チョーはその手紙に飛びつくと
手紙を開き、チョーは涙と共に呟く…

「おおお…リュー…」


  第102話|ミカゼと決勝前夜


場面は変わりメモリア城にて、一行はチョー夫人から夫が豹変した事情を聞く
夫婦の息子、リューは幼くして病死しひどくショックを受けたが
どうにか夫婦も立ち直ろうとしてきたある日、チョーの元に一通の手紙が届くようになった
それは、死んだはずの息子からの手紙… 無論それがニセモノであることは妻もわかっていたが
チョーのほうはそれを本物だと信じてしまった 息子、リューはまだどこかで生きていると…
そして夫は息子に会いに行くと、妻の下も去り姿を消してしまうのだった

「お願いします 夫を止めてください
 このままだと… 夫は自分の中の本当のリューもいつか消してしまいます」
0653粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/04(水) 17:20:55.03ID:???
件のチョーは、決勝戦を控えアダラパタと話していたところ

「アダラパタ」「はい」
「私は明日優勝する」「はい」
「禁断魔法は私が手に入れる」「はい」
「そうしたら…」「はい」
「私は五本の指…いや 三大神器と同等の立場という事だな」「はい」
「そして女神様にとってこの上ない働きをしたという事だな」「はい」

「…息子に会わせてくれるのだな」「もちろんですチョーさん」
チョーに背を向け、舌を出しながらそう答えるアダラパタ
チョーが部屋を後にすると…アダラパタは懐からペンと封筒を取り出す

「さて…勝った時と負けた時…それぞれの手紙を書いときましょーか」

夜も更けてきたが…ミカゼはメモリア城の屋根上で一人思い悩んでいた様子で
ミカゼ自身、かつて無い大舞台が待ち構える事もあって、眠れない夜ははじめての事

「今まで俺の闘いは仲間の邪魔にならないようにくっついていくのがやっとで……
 いてもいなくてもよくって… メモリア魔法陣も最初はただの力試しのつもりだったのに
 決勝まで上がってきちゃって… でも明日は俺一人なんすよ しかも絶対負けられないんすよ
 それに… あんな事言われても…」

チョーの妻の言葉を浮かべながら… ・・・気付けばミカゼの身体は、未知の恐怖に震え上がる・・・

「次の相手はグリンでも勝てなかった奴なんですよ 魔法も謎過ぎるし…」

…そしてミカゼは一人、うずくまりながら…
「怖い……」そう、呟く… が、そんな彼に誰かが声をかける

「そういう時は 腹いっぱい食べよう!!」
その言葉にミカゼが顔を上げると、目の前にいたのはプリセラであった
0654粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/04(水) 17:21:51.84ID:???
マンガ肉食べながらミカゼに笑みを向けるプリセラ
…下のほうで食料庫が荒されてるとかスタッフの声が聞こえてるけど
とりあえずここではなんだし、とミカゼの首根っこつかみ、近くの森へとすっ飛ぶプリセラ

一瞬で城から森へと着地すると…
「よっしゃかかってこい!!」と笑みと共に構えるプリセラは、さらにこう続ける
「眠れないんだったら朝まで相手してやるよ」

そんなプリセラの姿に…ミカゼも自身の恐怖を忘れたように笑みを返し
―――暫しの間、二人だけの時間が流れるのであった… それを見ていたいぬもきりっ☆

夜が明け―――マージ島の石碑に膨大な魔力が宿る 最終封印の解除を目前に
幾多もの者達が緊張の面持ちで決勝戦の戦いに思いを馳せる中
ここにメモリア魔法陣、決勝戦が始まる 
ミカゼも真剣な面持ちで「行くぞォ!!」との気合の叫びと共に、森に足を向け…
そして対戦相手のチョーも、不敵な笑みを浮べると共にミカゼを待ち構える…

<続く>
0655マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/04(水) 18:39:01.68ID:???
プリセラは本当にええお姉さんやな
実際はおばちゃんだけどおばちゃんって言ったらぶっ飛ばされそうでコワい
0656マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/04(水) 19:41:54.68ID:???
ミカゼで4位ってことは、トップスリーはジルさん、アクア、ティトォでほぼ確定だな
流石にこっから上でサンや女神が入るとは思えんし
0658マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/04(水) 22:18:03.53ID:???
>「さて…勝った時と負けた時…それぞれの手紙を書いときましょーか」

負けた時の手紙っていうと、正直アレだ
「ボクは女神に殺された」って書いてて、次の瞬間アダラパタに殺されるって言う
バカへの因果応報エンドしかチョーさんの末路が浮かばん
0659マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/05(木) 09:29:27.63ID:???
紙芝居とか手紙とかそういう小芝居な事好きだよねアダさん
0660マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/05(木) 18:39:39.98ID:???
手紙はチョーさん籠絡する手なんだけど紙芝居はあの人なにやってたんだろうなマジで
0661マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/05(木) 21:40:41.33ID:???
アダさんは行動基準が楽しいかどうかっぽいからなぁ
0662マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/06(金) 05:07:02.54ID:???
チョーがどうやって勝ったか知らんけどそんな強いならなんで他の三十指からノーマークだったんだ
0663粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/06(金) 17:23:56.84ID:+VBHxgdX
*キャラクター人気投票結果 ベスト3を一挙公開!!

No.3 ジール・ボーイ
女神の三十指、5本の指のひとりで第一章においてティトォ達の最大の敵だった男
部下の敵を討ち兄と母を取り戻す為グリ・ムリ・アに反旗を翻した
兄、エル・ボーイは三十指のひとりらしい

No.2 アクア
ティトォ プリセラとともに身体を一つにする ドS
アメが大好きな破壊神 三大神器のひとり、舞響大天は妹のアロア

No.1 ティトォ

 主 人 公 中 の 主 人 公

これからも応援よろしく!! ミ−ω−)



 グリ・ムリ・アの目的は星の存在変換―――
 それを行うには星の守護神であるデュデュマの力が必要であり
 デュデュマを呼び出すには星のたまごが必要である

 ティトォとアクアとプリセラは不死となり星のたまごを100年間守ってきた
 魔法の力を手に入れメモリア王国を味方につけたが
 対するグリ・ムリ・アは女神の三十指をつくり上げ禁断魔法を3つ手に入れ
 デュデュマを制御する石、五大石をふたつ手に入れてしまった

 この大地に残された最後の力 命七乱月
 これがグリ・ムリ・アの手に落ちたら――― 我々に未来はない!!

[―――と熱弁するQ様]
0664粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/06(金) 17:24:51.66ID:???
  第103話|ミカゼと初めてのお願い

メモリア魔法陣の決勝戦が開幕し…ミカゼは、森の中を何かから逃げ回っていた
息を切らせ、木陰に隠れながら周囲に注意を払う

【……狙われているな ミカゼ 不気味な奴だ………何をしようとしている…?
 どんな魔法を使うと言うのだ……】
「めんどうだからこっちから出てってやりますか?」
【駄目だ 危険すぎる!!相手も決勝まで上がってくるほどの男だぞ
 絶対に術中にはまってはならん!! とことん神経質になれ!!】

ここはミカゼもシシメの言葉に従い、森に隠れ待ちの一手で行く事に
…ミカゼの逃げの手腕にはチョーも獣以上に捕らえるのが厄介、としながら
どうしたものか、と思案しかけるが…

「いや 考えるまでもないか この闘いは1対1 邪魔者はいない…
 それにもうこれは決勝…最後の戦いだ……!! もはや臆して潜む必要などないッ!!
 私の全てを出し尽くし勝利を手に入れてやるッ!!!」

その叫びと共に、普段のスーツ姿から和服のような正装に身を改めたチョーは
ミカゼ目掛けて一直線に突っ込んでくる!!

「きっ 来た!!来ましたよ師匠!!」
【ならばミカゼよ!! 迎え撃てッ!!!】

シシメの命に、ミカゼも即座に繁みから飛び出し奇襲をかけようとするが
チョーが首にかけていたカメラを構えると、ミカゼも咄嗟に防御しようと身構える
カメラのフラッシュが焚かれ、困惑するミカゼをよそにチョーのカメラから写真が現像されるが

「…フン 失敗か………」
ミカゼの姿が撮られた写真にそう呟きながら、その失敗品を破り捨てる
0665粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/06(金) 17:25:47.78ID:???
ミカゼも何をした!?と叫ぼうとするが、次の瞬間チョーの姿は眼前から消え
一瞬でその背後へと回り込む! ミカゼもかろうじてチョーの動きは眼で追えるが
チョーの身のこなしを目にし、シシメも彼が予想以上の実力者である事を悟る
そしてもう一度カメラを向けられるが、ミカゼも咄嗟に飛び退く

【あれはなんだ!?奴は何をしようとしているのだミカゼ!!】
「あれはカメラっていう写真を撮る機械です たぶん…それがあの人の魔法…!!」
【何かわからんがヤバい…あれを使う隙を与えてはならんぞミカゼ!!】

再度取られた写真はミカゼの脚のみ、これも使えないと破り捨てながら
ミカゼの放つ蹴りを、チョーは片腕一本で受け止める!!

「いい蹴りだミカゼくん だが…私も体術にはちょっと自信があるんだ
 流石に攻撃形魔法使いには敵わないがずいぶん鍛えたからね……
 魔法なしだったら五本の指の次くらいじゃないかな?
 ま 多分だけどね くっくっく・・・」

不敵な笑みで言い放つと共に…
「画竜点睛」チョーの放つ貫手の連撃がミカゼの身体を無数に貫く!!

「…とまあこのように魔法を使わなくとも私は十分勝てるのだが
 私はこの闘い万が一にも負けられないのだ 確実で絶対的な勝利をこの手に!!」
0666粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/06(金) 17:26:38.80ID:???
そしてチョーがミカゼの顔を写さんとカメラを向けるが
咄嗟にミカゼは焔狐を地面に放つことで煙幕を出し
チョーの視界を遮ると同時に、カメラをつかわせまいと接近戦を仕掛ける!!
ミカゼの拳がチョーの顔面を討ち、森に吹き飛ばされるチョー
即座に倒れたチョーの両腕を掴み、カメラの使用を封じようとするが

―――チョーの首にかけられていたカメラが無い事に
気付いた瞬間、木に引っ掛けていたカメラのフラッシュがミカゼに向けて放たれる!

「セルフタイマーってやつだよミカゼくん くくく…ようやくいい写真が撮れた
 全て終わったよ… どうだい よく撮れてるだろ?
 私の勝ちだミカゼくん! なかなかやるじゃないか 少々てこずってしまったよ」

ミカゼの顔を写したその写真を見せつけ、勝ち誇った笑みを見せるチョー
…チョーの術中にはまり、ミカゼも焦りが浮かびながら、チョーの写真を奪わんとするが…

【まてミカゼ 早まるなッ!!!】
「いや これ以上何かされる前に倒します!!」
シシメの静止も聞かず、チョーに向けて突っ込むミカゼ
その振るわれる拳を前に、チョーはあえてガードを下げ―――

「マテリアル・パズル 怨身万華鏡」

―――チョーの顔面にミカゼの拳が突き刺さると同時に、触れてもいないミカゼの顔面が強烈な衝撃を受ける!?
突如吹き飛ばされ、困惑するミカゼとシシメに向け、チョーは高笑いと共に自身の魔法の性質を語る

「ははははは 鏡だよ!!私はきみの鏡になったのだよ!!
 私のダメージはきみにも与えられる!! 私への攻撃は全てそのままきみにも帰る!
 怨みのエネルギーを変換する!! これが私のマテリアル・パズル "怨身万華鏡"!!

 そしてもちろん――― こちらの与えるダメージはそのままだ」
0667粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/06(金) 17:27:17.78ID:???
言い放つと共に、ゆらめく体術でチョーの貫手が放たれる!
その腹に強烈な一撃を受け、ミカゼは血反吐を吐きながら倒れてしまう・・・
…自身の攻撃手段すら封じられ、もはや自分たちに勝ち目はないと、苦悶の声を洩らすシシメ
これで、終わり・・・その言葉にミカゼも眼を見開きながら…

―――(回想)―――

…倒れるミカゼの脳裏に、昨晩のプリセラとの出来事が浮かぶが
突如プリセラは、口から血をあふれ出させながら咳き込んでしまう
流石にミカゼもその様子には心配してしまうが…

「M・P<マジック・パイル>の実験…なかなかうまくいかなくてね…
 いろいろ身体をいじったせいで調子がおかしいんだ ちょっと死んじゃうみたい」
「死んじゃうって…… そんな… そんな…」

プリセラの言葉に、ミカゼもおろおろ困惑するしか出来ず…
…そして、その命が失われ変換が行われる間際…

「ミカゼ… 明日…… 勝って欲しいな………」
苦しげな表情を浮かべながらも、ミカゼに笑みを向けて
プリセラは最後に、ミカゼにこう願う・・・

「あたし達は最強の三大神器と闘うために… 強くならなきゃいけない…
 でも… どんどん弱くなってもいるんだ…」

 守ってくれないかな・・・ あたし達を―――・・・

―――(回想終わり)―――
0668粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/06(金) 17:28:41.78ID:???
「初めて…なんです…あんな事頼まれたのは………
 勝ちたい…… 勝ちたいです……」
シシメの制止も聞かず、その願いを受け立ち上がろうとするミカゼ
チョーも立ち上がるミカゼを前に不敵な笑みを返しながら
自身の魔法、怨身万華鏡の真の恐ろしさを見せ付けんとする

…不意にチョーの手刀が近くの木を粉砕すると
突然ミカゼの身体にもダメージが通る!?

「理解したかねミカゼくん 相打ちですら不可能という事が!!
 私が受けるダメージだけではない!!
 樹や草や岩 動物や虫などのダメージも全て!!きみへと向かうのだ!!

 "何かが傷ついた"ときみが感じたらそのままダメージが伝わってしまうというわけさ
 人によってその効果は大きく上下するのだが…
 人の痛みをまるで自分の事のように感じてしまう心優しい人ほど特にダメージを与えられるのだ」

そう語りながら木の枝をへし折ると、ミカゼの顔面にも刺さるような痛みが走る
そんなミカゼを本当にいい子だとしながら、チョーは懐から息子リューの写真を取り出す
息子の写真を手に、もうすぐ会えると呟きながら優しい笑みを浮べるチョーだが…

「・・・やめろ・・・・・・」そんなチョーの姿に、ミカゼが訴える
「それ以上亡霊に話しかけるのはやめろ……!! リューの魂が可哀相だ……!!」

だがチョーは飛んでいたハエを叩き潰しながら息子は死んでいないと返す
ミカゼにもそのハエを潰した激痛が全身に走り、再び倒れてしまう…
女神の為に戦えばまた息子に会える…それだけを信じて戦い続けてきたチョー
0669粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/06(金) 17:30:10.00ID:???
「体中に波紋のように衝撃を走らせ…それがぶつかる部分を突く事で内部破壊を引き起こす―――
 私の編み出した拳法 "画竜点睛"  数年山にこもって身につけた技さ
 それもこれも全てリューのためだ!!

 ミカゼくん これ以上私とリューの事を冒涜するのなら
 ギブアップの言葉を聞くまでもなくこの技のさらなる奥義できみにトドメを刺すッ!!!」

画竜点睛の構えを取りながら、高らかにそう宣言するチョー 
「この…クソオヤジが……!!」ミカゼも倒れながらも苦悶の形相で洩らす 
…もはやミカゼはこのままでは死ぬまで闘う可能性が高い
シシメもその身体を乗っ取る算段な以上、なんとかミカゼの死を引き止めたいが…

・・・そして島の石碑がかすかにひび割れながら
膨大な魔力を放ち脈打つ 島も決着が近いと感じ取っているかのようで…
禁断魔法の継承者が、もうすぐ決まるだろうが…
バレット王とグリンは、深入りだけはしてはいけない、とミカゼの身を案じる
ジール・ボーイも死は本当の敗北、生きて帰ってくればそれでいい、として
たとえ負けても自分達がいる、後のことはどうにでもなると言うが…

「バカ言っちゃいけないよ」
うずまきアメを噛み砕きながら、アクアはそれに異を唱え
そしてアクアは、こう続ける

「ここまで来たんだ 男なら死んでも勝て!!!」

―――そのアクアの激が届いたかのように
立ち上がるミカゼは、荒々しい獣の咆哮を響かせる…!!

<続く>
0670マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/06(金) 17:52:17.67ID:???
予想以上に滅茶苦茶つえーなチョーさん 
魔法自体が初見殺しなのもあるけど、体術でも達人クラスなもんだから
普通にバキに出ても違和感なさそうな見た目に見えてきた
0671マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/06(金) 18:37:18.40ID:???
物理反射のギリメカラがどれだけえぐいかがよくわかる
でも魔法の発動に顔写真が必要ってことは…そーゆーことだよなあw
0672マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/06(金) 21:26:01.42ID:???
なんだかんだでアクアがミカゼの勝利を願ってるのツンデレ力高い
0673マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/07(土) 19:56:32.53ID:???
チョー見てるとなぜかカイジの班長を思い出してしまう
0675マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/08(日) 09:53:24.51ID:???
メイプルソンの魔法と組み合わせたらめちゃめちゃ凶悪そうだな、チョーさん
あらかじめターゲットの顔をメイプルソンがゲットしておいて
顔を写真に収めたら、その顔の主に攻撃が通る、とかのコンボとか
0676マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/08(日) 11:48:49.92ID:???
どうなんだろ
それが許されるなら誰かの撮った写真をチョーのカメラで撮影し直して遠いところからボコるってのもできそうだし流石にチートすぎる
0677マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/08(日) 12:21:47.76ID:???
流石に射程の限界とかはありそう
ってかそうでないと似たような性質の霊磁砲涙目だしw
0678マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/08(日) 15:47:39.08ID:???
空気読んで誰もいわないけど、土塚ミカゼの素顔覚えてるの?
0679粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/08(日) 17:57:56.69ID:Uq7iMsPh
島の周囲に集まった参加者達も、その決着が近いかのような島の様子に声を上げ
その決着を固唾を飲んで見守っていた それはアダラパタも同様で
禁断魔法の行方が如何なる結果となるか、アダラパタは一人呟く

「それを手にするのは我が三十指チョーさんか…
 それとも…… 魔法も使えぬただのガキか―――」

…魔法陣の闘いに視点を戻すが
ミカゼはチョーの術中にはまり、もはや彼の命すら風前の灯・・・だが、それでも…


             風は、止まない

         吹き続けてこそ、風なのだから―――!!


そしてミカゼは、一か八かの勝負に出ようとする
もはや何も為す術がないのなら、身体が動くうちにやれるだけの事を…
今だ闘おうとするミカゼだが、シシメももはややめてくれと懇願の如く叫び、ミカゼを止めようとする

【よく考えろ!!奴との体力の差を!!そんな事をしても死ぬのはお前だけだ!!
 これ以上やっても勝利は奴のものだ こんな所で命を落とすな!!】

…シシメの言う事が正しいのであろう、が…それでも、ミカゼは…
「やっても無駄だろうとか……死ぬかも知れないとか…
 色々考えると身体が動かなくなっちゃいます… 怖くて… 怖くて…

 だから――― 立ち止まってしまうくらいなら迷いません
 動けなくなるくらいなら何も考えません!!」

ミカゼはただがむしゃらに、止まる事を拒まんとする
まだ戦意を失わぬミカゼの姿に、チョーも目端を鋭くさせる…!
0680粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/08(日) 17:58:33.17ID:???
  第104話|ミカゼの死と獣の死

…と、不意にアクアの顔が少し紅潮しているのに一行が気付く
どうやら熱っぽい様子で、M・Pの調整がうまく言ってない悪影響のようだ
ひとまずは城に帰って休んだほうがよさそうだと、ジール・ボーイがアクアを抱きかかえるが

「いい・・・帰らない ここで待つよ
 ミカゼがあたしの所に帰ってくるのを………」
不調な体でありながら、アクアはミカゼの勝利を信じて待つのだった

チョーに向けミカゼが跳躍し襲い掛からんとするが
それに対しチョーは、自身の太股を軽く指で叩くと
その衝撃がミカゼの脚を襲い、体勢を崩すミカゼに強烈な一撃が突き刺さる
思い切り吹き飛ばされ、背中から崖に叩きつけられるミカゼに

「今度こそ終わりだ ミカゼくん」
そう宣告するチョーだが…それでも、ミカゼは倒れようとしない…!
その姿にチョーも眼を見開き、シシメすらなぜ立っていられるのか困惑が浮かぶ

…そんなミカゼに溜め息混じりの鼻息を鳴らし、ミカゼに背を向ける
その場を去ろうとするチョーを引きとめようとするミカゼ、だが…

「言ったろうミカゼくん もう終わりと
 私はそこにいると危険だから離れているんだ」

チョーがそう告げると、突然ミカゼの身体が鈍い音を立てて動けなくなる
・・・不意に崖上を見やると…その岩壁は今にも崩れ落ちんとしていた

「さっきの一撃で…その崖は崩れる……
 そしてその破壊のダメージはきみへと注がれる―――

 終わりと言ったのはこの試合の事ではない きみの命の事だ」
0681粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/08(日) 17:58:48.11ID:???
その宣告と共に、崩れ落ちる崖による破壊のダメージがミカゼを襲う!!
逃げる事もできず、悲鳴をあげるミカゼを 彼に取り付いてしまったシシメの後悔を
崩れ落ちた崖が諸共に飲み込む・・・!!

ミカゼを待つアクアの身体も、限界が近いかのようにジール・ボーイの背中でグラついてしまう
グリンたちもそんなアクアを心配し、城へ戻ろうと言うが
それでもアクアは、くってりしながらもミカゼを信じてここで待つ、とする…

崖上の瓦礫に立ち、チョーもこれで息子に会えると恍惚の表情を浮かべていたが
…しかし、チョーの身にも島の石碑にも、何か変化はなく…

「まさか……… いや そうか まだ生きているのか…!!」
それに気づくと同時に、崖下にミカゼがうめくような声がかすかに漏れる…
チョーも瓦礫下のミカゼに向け、助けてやろうと声をかける が
無論、ただで助ける気はない 彼の口からはっきりと、敗北の宣言を聞いた後で、との条件に…

瓦礫下から聞こえる声は、はっきりと自らの敗北を認めるのだった・・・

この瞬間、まさしくチョーがメモリア魔法陣の頂点に立った
歓喜の叫び声を高らかに叫び、約束どおりミカゼを瓦礫から助け出そうとするが

瓦礫の下から引っ張り出されたのは、ボロボロになった不気味なきつねお面だけであった
これには流石にチョーもうろたえながらボロボロのお面を投げ捨てるが
・・・そのおめんに張り付いた顔 シシメがチョーに向けて告げる・・・

【……… くく…く… 気付い…たんだ…
 お前…が何度も写真を撮り直しているのを… 何が気に入らなくて何枚も撮っていたのか…

 顔だ… 顔写真が必要だったんだ… だから…何枚も取り直していた…】
0682粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/08(日) 18:00:01.68ID:???
そう、シシメはチョーの魔法の性質に気付いていた
相手の顔を写真に収める事で、全てのダメージを対象に集中させるものであると
最後の一枚以外は顔がまともに映っていなかった事にも気付いたシシメは
目の前のお面に困惑するチョーに向けこう続ける

【だから…私だけ分離した… これで…顔が変わる…一か八かだったが…うまくいったようだ…
 おかげで…私だけ…ダメージをくらってしまったがな… くくく…

 身体を乗っ取るつもりで取り憑いた…はず…なのに…
 くくく… 私はどうししまったん…だろうな
 若いミカゼの死と… 老いた獣の死……
 どちらか…ひとつなら… 天秤にかける必要すらない…!!
 我が弟子よ…これでこやつの魔法は解かれ振り出しに戻った…

 闘いは・・・・・・ これからだ・・・・・・!!!】

シシメの言葉と共に、背後に立つ存在にチョーが気付き
振り向いたチョーは、愕然の形相と化す
勝利が決定したと思われた、チョーの前に新たなる素顔と共に立ちはだかるその存在・・・


        ―――その名は 御風

        魂の絆が鍛え育てた 不屈の戦士―――!!


<続く>
0683マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/08(日) 18:45:02.14ID:???
今回のアオリは間違いなく名文
と言うか見開きのミカゼ素顔と一緒にデカデカと書かれたアオリ文は
これで燃えない男なんていないってくらいアツいぜ
0684マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/08(日) 19:41:43.38ID:???
つーかお師匠の声って普通にミカゼだけに聞こえるもんじゃなかったんだな
0685マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/08(日) 22:52:04.97ID:???
ここまできたらもはやミカゼの勝利は疑いないであろう
あとはどれだけ劇的に、ドラマチックな勝ちを見せてくれるか
0687マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/09(月) 17:31:26.14ID:???
お面に取り付いた時はどうなるかと思ったけど
なんだかんだでふつーにいい人?だったなシシメ
0689マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/09(月) 21:10:25.04ID:???
今回でほぼミカゼxアクアは確定しましたね
ティトォxリュシカも決まったようなもんだし、プリセラは誰とくっつく感じになるか
…とも思いかけたけど未亡人のまま、てのもありそうだな プリセラだと
0690粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/10(火) 17:27:09.01ID:???
マテリアル+パズル
おまけFILE K


【メルチナ】
A.D.1680 4月現在 17歳
A.D.1663 3月1日生まれ 血液型:A

[好み]
*好きな物
・童話を読む事 ・ソフトクリーム ・ハムタマゴサンド
・人形 ・土遊び

*嫌いな物
・メガネ ・マンゴー ・川や湖や海 ・シャワー

[人生とその目的]
・幼いとき亡くしてしまった友達に、ずっと謝れなかった事を後悔していた
 そこをアダラパタに突かれ三十指に引き入れられる
 女神様の為に働けば死んだ友達に返しそびれてた人形を届けて
 許してもらえると信じ、闘っていた
・現在はその呪縛からは解かれつつある 今後は自分しだい
0691粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/10(火) 17:28:25.26ID:???
[キャラクターを考えよう]
・戸塚先生の書く作品ではめずらしい、メガネをかけているキャラ
 なんでメガネが少ないかと言うと先生がメガネをかけた事無いのでよくわかんないそうです
・メモリア三十指の中心キャラで若いのにしっかりしている気の強い女として製作
 実力もこう見えてかなり高く、最初ティトォ達に会った時に言ったセリフも自身の表れ

 ただ魔法陣でジール・ボーイとぶつかってしまったのが運のツキというか
 ジール・ボーイの見せ場をつくる為、同じパワータイプの敵として出されてしまったわけです

[メルチナの魔法]
○土 メテオン 魔法レベル67

・土で人形を作り出す魔法
・小さなものから巨大なものまでつくれる
・大型のものは自分で中に乗り込み操縦しなくてはならない   ものすごく疲れる
・土さえあればかなり無敵の魔法だが水に脆いと言う大きな弱点もある
 
 小型タイプ−腕のみだったり人型だったり 10〜20体ほど動かせる
 中型タイプ−腕は人型の他、地面に潜る乗り物型もある
 大型タイプ−巨大ロボット "アースメテオン"!!
         短時間のみ発動できる最大最強兵器 五本の指を除けばパワーはNo.1
0692粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/10(火) 17:29:01.24ID:mcnpcM1L
【コモレビ】
A.D.1680 4月現在 14歳
A.D.1666 1月4日生まれ 血液型:O

[好み]
*好きな物
・サンマ ・ビターチョコレート ・黒いもの ・暗い所
・鳥 ・プリン ・地味な服 ・雨あがりの空

*嫌いな物
・ハデなもの ・すぐキレる人 ・自分に似てる人 ・タマネギ

[人生とその目的]
・幼くして両親を失っている
 コモレビに限らず若い三十指はだいたい天涯孤独で
 もともと心に大きな隙間がある者達が多い
・幼いのであまり理解せず女神様の為に働こうと考えている
 リュシカと同じようなケース
・これからはメモリアでしばらくお世話になり、のんびり考えるつもりらしい
0693粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/10(火) 17:29:37.79ID:???
[キャラクターを考えよう]
・メルチナとのコンビで出されるために作られました
 おとなしく人にくっついて行動するタイプ
 でも戦闘時は格闘型になる為、動きやすい身体にチェンジするという設定に
・小さいのより大きいバージョンのほうが書きやすかったそうです
・このキャラはまだ掘り下げてないのでもっと描くかも

[メルチナの魔法]
○情 オーライーター 魔法レベル66

・他者の陰の感情を吸収し自分の力とする魔法
 アビャクやヨマのように吸収型魔法使いは肉体も変化する
・相手を弱めつつ自分を強化できるのでハマれば無敵
 ただし陰の感情を持たず闘う者には通じないが
 そういう時はそこらへんの動物からでも吸えるので死角無し

 "クリムゾンダーク"−吸収した力を一気に放出するショック攻撃
              ちなみに放出しすぎると元の身体に戻ってしまう
0694粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/10(火) 17:30:11.27ID:???
【ピィゲル】
A.D.1680 4月現在 24歳
A.D.1655 8月1日生まれ 血液型:AB

[好み]
*好きな物
・ポコペムのジョギー ・ハードロック ・コーヒー
・人々の笑顔 ・おさしみ ・ドライマティーニ

*嫌いな物
・笑いのわからない奴 ・笑いのツボが違う奴
・勢いや顔だけでポッと売れた最近の若手お笑い芸人

[人生とその目的]
・名家出身で名門学校を中退し音楽をやっていたがお笑いに目覚めその世界に入る
 どう考えてもボケなのにコンビのツッコミを担当
 しかし相方を自らのツッコミで再起不能にしてしまいピン芸人として生きる事を決める
・アホだったのでアダラパタも何もせず勧誘できた
・これからも何も変わらず笑いの道を突き進むと思う
0695粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/10(火) 17:32:58.66ID:???
[キャラクターを考えよう]
・完全にギャグキャラとしてつくられました
 ドルチルがバカなら ピィゲルはアホ
 眼が身の三十指、天然二大巨頭
・キャラの本性が出せるまでかなり時間がかかってしまった 早く出したかった
・ちなみに彼が目指している芸人は2巻で出てきたポコペムのジョギーさん 
 ジョギーさんに憧れ、近づけるようにがんばっている

[ピィゲルの魔法]
○笑 シャイニングベイスン 魔法レベル35

・笑いの魔力を変換 光り輝かんばかりのタライを作りだし
 笑った者の頭上に落下させると言うふざけた魔法
 なんの為に誰が作ったのかさっぱりわからない
・ピィゲルに笑いのセンスがあればかなり使える魔法だが
 それでもたいした打撃は与えられずせいぜい足止め程度 ツカエネー
0696粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/10(火) 17:34:35.56ID:???
【シャルロック】
A.D.1680 4月現在 12歳
A.D.1668 2月28日生まれ 血液型:A

[好み]
*好きな物
・本を読む事 ・世界の歴史を勉強する事 ・星を見る事

*嫌いな物
・トカゲやヘビやカエル ・外で遊ぶ事 ・泳ぐ事

[人生とその目的]
・シャラカ族という、昔から竜と共に暮らし五大石を守っている一族があった
 シャルロックはその村の少年
・月丸と太陽丸が五大石を奪うため、村人全員を殺してしまう
 その敵討ちの為に旅に出た
0697粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/10(火) 17:37:13.13ID:???
[キャラクターを考えよう]
・エンペルドラゴンの力のせいか身体と力のみが急激に成長した
 でも中身は12才の少年 魔力は並の三十指を大きく上回る
 が、急成長しすぎた自分の力についていけず振り回されている状態
・未完成のキャラクター めずらしい天然の魔法使いでもある

[シャルロックの魔法]
○餌 ドラゴンスフィア 魔法レベル61

・なんでも丸く封じ込める魔法 水も空気も岩も人間も
・エンペルドラゴンは餌を丸くして保存する習性を持つ
 シャルロックはその力を受け継いだのだ
・力のコントロールがもっと上手くなれば丸くしたものを元に戻したりも自由にできるようになる
・もともと丸いものには力が通じない
0698粗筋書きのダークアイ・Q
垢版 |
2019/12/10(火) 17:38:16.57ID:???
〔ついにメモリア魔法陣は終了し禁断魔法の継承者が決定する
 それはミカゼかチョーか…私にはどうでもいい事だがな〕
ダークアイ・Qが爆走しながら読者達に向けてそう語りかける ズギャギャギャ

〔そしてそろそろ奴も動き出すであろう
 斬り裂き魔… 女神の三十指五本の指 コルクマリー
 ヨマと互角の力を持つ敵がもうひとり
 このメモリアに潜んでいる事を誰も知らない これは危険な事だ

 ヨマの襲撃によるインパクトのおかげで防衛対策は対ヨマだけでいっぱいいっぱいだ
 そこをコルクマリーに突かれたら…もろいぞ
 例えばヨマが活動できない日没後の時間帯とか…
 日の光の届かない地下とか…〕

コルクマリーの暗躍するメモリアを案じながら、爆走するダークアイ・Qがそのまま退場するのでした


          18巻に (−ω−) つづく
0699マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/10(火) 19:22:01.21ID:???
今回は4人とはおまけも大ボリュームだな
メルチナ組の3人は一まとめになるのは予想してたけど
0700粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/12(木) 17:14:29.35ID:gs7y5Y5p
 メモリア魔法陣 最終段階 決勝

 御風 VS チョー


  第105話|メモリア魔法陣と優勝者


膨大な魔力を宿し、今にも崩れ落ちそうな石碑の下
シシメの仮面をぬぎ捨て、現れたその人物の姿に…チョーも困惑気味に呟く

「だ・・・ 誰―――・・・!?」

チョーと対峙するその人物…仮面を外しその素顔を露わにしたミカゼ
僅かに眼を伏せるミカゼの脳裏に、アクアの言葉が浮かび上がる…

―あん?おめん外してくれって? バーカ 最初の約束忘れたのかい―

そしてミカゼは自らの相手、チョーを真っ直ぐに見据える…!
困惑しながらも自身の顔面を何度も殴りつけるチョーだが
鼻血がでるほど自分の頬を殴りまくっても、ミカゼの身には何の影響もなく
そしてミカゼの一撃がチョーの顔面を思い切りぶっとばした!!

「か…顔が変わり魔法が… 怨身万華鏡が無効化された………!!?
 こんな事が……ッ!!!」
0701粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/12(木) 17:15:24.58ID:???
そしてミカゼはシシメの元に駆けつけるが
怨身万華鏡の影響を一身に受けたシシメはもはや虫の息…

【…くく… ざまァないな…私ともあろうものが… お前の…身代わりになるとは…な
 いや…ひょっとしたら私はひとりで…逃げようとしたのかもな…
 お前を…捨て…自分だけ…… その天罰が下ったのか…

 ミカゼ・・・勝て・・・ 負けたら・・・ゆる・・・・・・さ・・・・・・・・・】

…その言葉を最後に、シシメは物言わぬぼろきれと化すのだった…
その真意はどうあれ、彼を戦士として育て上げた師匠の最後にミカゼも言葉を失う
そしてその背後から、チョーは再度ミカゼの顔を写真に収めんとカメラを向けるが
ミカゼは振り返りざまに背後のチョーに強烈な蹴りを放つ!!

「もういい……!!」そしてミカゼは、俯きながらそう呟き…
「あんたの事も奥さんの事も―――… 息子のリューの事も……
 禁断魔法も どうでもいい――― あんたをぶっ倒せばそれでいい―――」

その言葉と共に、ミカゼはチョーを鋭く睨む
…チョーがカメラに手をかけようとすると、ミカゼは即座に反応しその顔を手で隠す

(…流石に二度撮られるような隙はもう見せんか―――…
 逆にこちらが隙を与えてしまう)
「よかろう ここからは魔法なしだ…そんなものもう使う必要はないッ!!」
首のカメラを投げ捨てながら、流れるような素早い体術で構えるチョー
…石碑から溢れる魔力が島全体を包み、その雷光のような魔力が二人の頭上を流れる中
ミカゼが雄叫びと共に仕掛けんとするが、逆にチョーの一撃に吹き飛ばされる!

「虚勢を張りごまかしているようだが もうきみは限界だろう!!!
 休みたまえ!!!
 眠りたまえ!!!
 さっさとくたばりたまえッ!!!!」
0702粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/12(木) 17:16:01.00ID:???
チョーの強烈なラッシュに滅多打ちにされながら…ミカゼの脳裏に浮かび上がる

―あんたの思いはそんなもんか! 立て!!―
―光栄に思え 魔法使い相手以外に使うなんてめったにないんだからな―

諦めかけた自身に活を入れた魔法使いの言葉が
強大なる敵との戦いの経験が
浮かび上がると共にミカゼの反撃がチョーに突き刺さる
だが更なる追撃に放つ正拳突きは、寸前でチョーに防がれてしまい

―お前は自分を守るだけで精一杯だ 違うか?―

「私…は…!! 負けられん………!!リューをッ 取り戻すために………ッ」
さらに掴んだ腕を支えに放つとび蹴りがミカゼの顔面を打つが

―ありがとう 来てくれて ホントに嬉しかったよ―

自身の力ない現実を思い知らされた記憶が
そして、大切な人の思いが 限界のミカゼを奮い立たせる…!

「負けるはずがない……!!皆から…いろんなものをもらった俺が負けるはずがない!!
 幻の希望にすがりつく空っぽのあんた達なんかに…!!!負けてたまるか…ッ!!!!」

―地に置いた脚から根を張るようにどっしりと構え
 その根から水を吸い上げるように 全身から力を集めるんだ!!―

師匠、シシメの教えが浮かぶと共に、その奥義「焔狐」がチョーを吹き飛ばす
だがチョーもその一撃にどうにか耐えてみせ…ふと、チョーは呟く

「魔法使い達による禁断魔法を手に入れるための闘い…
 その末路が―――… 肉体と肉体… 技と技 信念と信念のただのぶつかり合いか―――
 これでいい… これが本質―――!!」
0703粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/12(木) 17:16:39.61ID:???
―――そして、対峙する両者は 互いに目の前の相手に集中し、静かに構える…
暫しの静寂の中、先に仕掛けたのはチョー そのラッシュがミカゼを滅多打ちにするが

反撃のミカゼの拳、一撃が その戦いの決着をつける…!!

「リュー・・・ どこにいるんだい・・・ リュー・・・・・・」
吹き飛ばされ、倒れながら…チョーは力なくそう呟く…
…そして、ミカゼはボロボロになったシシメに声をかけようとして・・・

『メモリア魔法陣 優勝は』


          ど   こ   だ   い


ミカゼの一瞬の隙を、背後から狂乱のチョーが飛び掛らんとする!!
が、その瞬間【馬鹿者 最後まで気を抜くな】息を吹き返したシシメの警告に、ミカゼはその眼を見開き

…石碑が激しい閃光に包まれ、今度こそ決勝戦に決着がつく
倒れ付すチョーを、肩に乗せたシシメと共に息を切らせながら見据えるミカゼ…

「―――師匠…」【なんだミカゼ】
「勝ちました…」【―――ああ】

「俺…勝ちました」


『メモリア魔法陣 優勝は!!! 御風!!!!!

 禁 断 魔 法 継 承 決 定 !!!!!』

<続く>
0705マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/12(木) 22:25:40.20ID:???
ここでミカゼの数々の思い出を出すのはずるいわ
ただ贅沢言えば、エイキとの戦いもだしてほしかったな。初めてミカゼを敵と認めた相手だし
0707マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/13(金) 17:52:16.26ID:???
なんだかんだで船長もミカゼに与えた影響は大きいよなあ
殆どギャグキャラ寄りな活躍具合だけどw
0708マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/13(金) 19:35:38.32ID:???
何度か見返してて気付いたけど
今回ねこがラストページ以外いっさいでてないw
さすがに先生もそこは空気呼んだかw
0709粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/14(土) 17:18:58.43ID:o1rTI7QA
PM5:00丁度、ブラウリーの持つ無線機に通信が入るかのようにノイズ音が漏れる 
それと同時に、メモリア魔法陣の決勝が終わったことを告げるように、
島の石碑が閃光に包まれ、音もなく消滅する

決着がついたと見たアダラパタは、チョーに極楽連鞭で呼びかけるが
チョーからの返事はなく…アダラパタは、チョーの敗北を悟る

「勝ったァア!!!!!」
そして島では、その勝者ミカゼが高らかに声をあげるのであった

 メモリア魔法陣 優勝者
 
 ―――御風―――
 
 禁断魔法 命七乱月 封印最終段階解除成功
 魔法継承決定―――


  第106話|メモリア魔法陣とその終焉


それから3分後のPM5;23 一行がマージ島に上陸すると
ミカゼが勝利の報告と共に一行を出迎える が

(((誰だろう・・・・・・)))
仮面外したミカゼに、一同も困惑しつつも 服装から(たぶん)ミカゼと察する
たぶんミカゼをグリンとリュシカ(いぬとねこも)が笑顔でその勝利を祝福しにかけつける
そんな二人の頭上を飛び越えて、アクアの怒りのスーパーキャンデーの一撃がミカゼにぶち込まれた

「えええ―――!?なにすんのお―――!!?」これにはグリンも絶叫
どうやらアクア、ミカゼが勝手におめんをとった事におかんむりなようです
ミカゼの言い訳は聞く耳持たず、アクアの爆撃に思いっきり吹き飛ばされるミカゼでした
0710粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/14(土) 17:19:53.88ID:???
「アクアさん…死にそうなくらい弱っているのにミカゼさんの前だから無理しちゃって…」
「逆にミカゼが死にそうだけどな」 −ω−)

爆撃に宙を舞うミカゼにはシシメも汗たらリ
そんなミカゼの姿に、ジール・ボーイはミカゼの勝利を労うのであった ダレカタスケテアゲテ

と、ブラウリーは先程一瞬入った通信に関してバレット王に報告
一瞬パンナケトルの声が聞こえた気がするが、その後応答が無いようで
何かあったのやもしれないが、今は命七乱月の封印解除が優先とする王

「これより直ちに島の中央の墓標にて儀式を執り行う!!
 メモリア魔法陣優勝者 御風に禁断魔法を継承させるのだ!!」

ミカゼには傷も癒えぬうちにもう一騒動につき合わせてしまい、謝罪する王だが
ミカゼの後ろではアクアがミカゼのどたまをあめ玉でバキバキやってました 
アクアの手でどんどん傷が増えてますがそれはさて置き、再びブラウリーに城からの通信が入る
その通信は何者かが城に侵入をしてきたと言う たった一人に精鋭部隊が丸で歯が立たないとも…

突然の報告に、バレット王も驚愕 まさか三十指の襲撃か…!?
その侵入者にミカゼはすぐにヨマを連想するが、ジール・ボーイがそれはないとする
魔法が封じる結界がある城に、光が届かない城に単身攻め込むはずもなく
何よりもはや日没が近い ヨマが自由に動けるはずはないが…

―――その報告を聞いたグリンは、即座に自分一人ででも城に戻らんとする
バレット王がグリンを引きとめようとするが…

「あれは俺の城だ 俺と親父と…おふくろの城だ!! だから俺が守る!!」
雷光と共に、固い決意を宿したグリンは即座に島外の樹に貼り付けた[陰]の印から島を脱出
そしてグリンは単身、城へと駆けつけんとするのだった…
0711粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/14(土) 17:21:04.15ID:???
たった一人で城に戻る息子には、バレット王も憤慨
ならばジール・ボーイも城に戻るか、と王に提案するが
王は一連の動きがこちらを分断する策略かもしれない、としてあくまで禁断魔法の復活を優先させる

「アダラパタは必ず…儀式の最中を狙ってくるはず
 こちらが手薄になっては奴等の思う壷だ」
「だったらさっさと儀式をすませるよ!! そんで城へ向かうんだ!!
 んで こいつどうする?」(横からチョー引っぱりあげつつ

ひとまずチョーに関してはリュシカに任せつつ、同時に他国にも協力を求めるよう指示
そして城に捕らえられている三十指とチョー夫人の安全も確保してほしいとする王
…通信機からはハイロゥの声が聞こえる、その侵入者がハイロゥに気付いたようで
その侵入者を食い止めんとするが…通信機からは、その侵入者と思わしき人物に動揺する様子のハイロゥ
そして、通信機からは何かが両断される音が響く…!

それを最後にハイロゥからの返事が途切れ…
≪ザザッ… ザァァ… ザッ… ・・・・・・こんにちは バレット様≫
通信機から、何者かの声が聞こえて来る 困惑するブラウリーとバレット王…

「……誰だ!?お前は誰だ!!!三十指か!?ハイロゥはどうした!!?」
≪…その通り……… ボクは女神の三十指 コルクマリー≫

そう名乗る女神の三十指、コルクマリーに一行はその眼を見開く…
さらにコルクマリーは自分が斬り裂き魔である事も明かし
王に向けお世話になりました、といいのこして通信を切る
・・・そのコルクマリーの声に、バレット王は覚えがあるかのような反応を示していた…
0712粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/14(土) 17:21:50.69ID:???
メモリア魔法陣終結、斬り裂き魔のメモリア城襲撃からさかのぼる事数十分前―――
メイドのリィさん宅では、マルチーノが夕ごはんの支度をしていたところ
ちなみに今日はトマトシチューです トマトのいい香りが屋内に漂う
しかしいつもの調子でちょっと作りすぎた模様 今日はリィの両親がいないらしく
なんでもリィの両親は温泉旅行が当たったそうで、二人を残してさっさと行っちゃったそうな

「いいな…リィさんは 優しいお父さんとお母さんがいて…」
そんな両親に、マルチーノも見上げながら優しい笑顔が浮かび
リィも微かな笑みを浮べながら
「いいのよマルチーノ あなたがよければずっとここにいても……」
そう優しく返してあげ 二人は穏やかな時間を過ごす ・・・・・・が

「でも…… あなたは 誰?」
その顔に緊張の汗を浮べながら、リィはマルチーノにそう問いかける
その問いにマルチーノも困惑してしまうが、リィは立ち上がり
マルチーノに向き直りながら、再度問う

「すっかり騙されていたわ… 一体…何者なの!?」
「ど…どうしたんですかリィさん 何を言って―――…」

「あなた・・・ 誰?」

―――リィの問いに対し、マルチーノは…突如、豹変した凶悪な笑みを見せつける…!?

<続く>
0715マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/15(日) 11:11:30.20ID:???
とりあえずお面とったミカゼへのみんなの反応は予想通りだったw
ツンデレアクアかわいいなw
0716粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/16(月) 17:02:44.84ID:kexC/o9j
リィに別人と見破られたマルチーノ?は勢いよく窓ガラスを割り家の外へと脱出しながら
「よく見破ったね…… このボクの幻術を―――…」そう語りながら不敵な笑みを向ける…


  第107話|剣仙と斬り裂き魔


突然のマルチーノの豹変に、リィもうろたえながら彼女の正体を問おうとするが
マルチーノ?は妖しい笑みを浮べながら、ゆっくりと立ち上がりリィへとにじり寄るが

「ボクが………誰か…だって……? さあ・・・誰でしょう…」
「こ 答えなさいよ あなた一体

 誰 だ ―――――って聞いているんだ」

次の瞬間、屋内のリィは一瞬で外にでていたマルチーノの背後へ回り込む!?
一瞬で背後を取られたマルチーノがその眼を見開く…それと共にその身体が破裂し
マルチーノに扮していたその人物が正体を現すと共に、堂々と名乗りを上げる!

「女神の三十指 メイプルソン!!
 
 マテリアル・パズル ディシーヴワールド!!
 これを見破ったのはティトォ君に続いてキミがふたり目だよ」

「ボクとした事が……… してやられたよ……」
…正体を現したメイプルソンに向け、リィは溜め息と共に呟き
冷たい微笑と共に、リィの周囲に魔法の刃が展開される!!
0717粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/16(月) 17:03:29.99ID:???
そしてリィ…『斬り裂き魔』が静かにメイプルソンにその手を伸ばし…
それと同時に物影に潜んでいた手段が即座に「今です」と通信機に指示を出し
魔法封じの結界がメモリア全域に広がり、メイプルソンと斬り裂き魔の魔法が同時にかき消される!!

「魔法が…消える…!! まさか」
「くたばれ 斬り裂き魔!!!」
メイプルソンの叫びと同時に、シュダンとカミッツの二人が斬り裂き魔に攻撃を仕掛ける!!
一瞬の奇襲にリィも反応が間に合わず、二人の連携がリィを見事に仕留める…!

事が終わり、ハワードとパンナケトルもその場に駆けつける
倒れたリィの遺体に、彼女が本当に斬り裂き魔だったとは…ハワードもそう洩らす

「………殺したんですか?」「……ああ」
「手応えがありました …もう剣は振るまいと考えていたのに……」

シュダンも剣を手に呟きつつ…協力してくれたメイプルソンにも感謝の言葉を述べる
ちなみにメイプルソンは自分から斬り裂き魔事件への協力に志願したとの事で
シュダンも彼を信用し、魔法器具を返してくれたとの事 ハワードはずっと反対だったらしいが
ハワードの厳しい言葉をパンナもなだめつつ その言葉にメイプルソン自身も微笑が浮かぶ

…そしてその地に剣を突き立て、シュダンは斬り裂き魔の犠牲になった人々に祈りを捧げる…

「この者に切られた人々よ…… どうか安らかに…… 敵はとったぞ……」
0718粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/16(月) 17:04:25.37ID:???
[シュダン達の計画はこうだった]

ここで場面は、リィを斬り裂き魔と断定するまでの経緯が明かされる
はじまりはティトォの一言 「リィさんは男だよ」 との言葉であった
この言葉をきっかけにシュダンたちはリィの身辺を探る事にし
ほどなくしてあるモノを見つける それはリィが庭の手入れに使っているハサミだが

それを見たシュダンは背筋を凍らせる そのハサミはボロボロに錆びて使い物にならなかった
…にも関わらず 花はいつもきれいに手入れをされていたのだ

確信こそ得られなかったが、リィが只者ではないことは確かであり
斬り裂き魔走査の対象をリィ一人に絞る事を決めるシュダン

メモリア魔法陣終了と同時に発生が予想される戦乱から遠ざけるべく
バレット王は城内の人々に城を離れるよう勧告 リィも街の実家へ帰るが
問題はマルチーノもリィの家に連れて行かれてしまった事である

そこでハワードとパンナケトルは"次の被害者"の可能性が高いマルチーノをあえて見張らせる
直接リィを監視し、彼を刺激するよりも合理的であった
リィも恐らくは、彼等の狙いに気付くが、それこそが狙い
ターゲットを見張られていてはリィも迂闊には動けないはず だがそのままではマルチーノへの危険が残る
そこで変装魔法の使い手、メイプルソンが斬り裂き魔事件に協力を申し出たのである

リィが家を離れた隙にマルチーノを保護し、代わりにメイプルソンが彼女に成り済ます
さらにリィの両親、近隣住人をリィの周囲から遠ざける事で、リィへの包囲網を完成させ
あとはリィがメイプルソンの変装に気づき、仕掛ける"きっかけ"を待つだけ……


だが――― 誤算があった
0719粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/16(月) 17:04:50.75ID:???
―――次の瞬間、メイプルソンの首筋から鮮血が上がる!?
それと同時に仕留めた筈のリィが勢いよく跳躍する!

「身代わりの囮を立て…魔法を使わせたところで結界を使い隙をつくる
 見事だったよ たった一度のチャンスをよく生かしたね」
まるで無傷で飛び上がるリィの姿にシュダンも愕然、確かに手応えが―――
そういいかけた瞬間、シュダンの手にした剣がコナゴナに砕ける!?

「剣仙十二客のひとりシュダン あなたの剣技は破らせていただいた」
「リィさん… あなた一体……」

「リィじゃないよ ボクはコルクマリー
 女神の三十指 "五本の指"のひとり 斬り裂きマリー よろしくね」

リィ、改めコルクマリーはひとっとびでリィ家の屋根まで飛び上がりながら
そう名乗り、冷たく鋭い笑みを一向に向ける…
魔法を封じているにも拘らず、その圧倒的な身体能力を見せる彼にパンナも震え上がる
…彼等の誤算があるとするなら、その相手が常軌を逸した力の持ち主であると言う事
そんな力の持ち主が何年も城内に潜んでいた、と言うこと…

ハワードもその一瞬で彼との圧倒的な実力差を感じ取り
バレット王への通信を試みんとするが 次の瞬間ハワードの通信機はコルクマリーに両断され
同時にハワードの背後へと回りこみ、その首筋に手刀を押し当てる

「全員 持っている通信機を出して壊してください
 早くしないとハワードの首が地面に転がるよ」
0720粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/16(月) 17:05:03.09ID:???
マリーの脅しに青ざめるハワード シュダンもそれに従う他なく…
だがパンナは(俺に構うな!!)とするハワードの眼差しに気付く

(覚悟は確認しあっただろ!!俺は死なんか恐れていない!!
 早くバレット王に連絡しろ!!
 王子が危険にさらされるような事になったらどうする!!)

……ハワードの眼差しに、パンナも苦悶の表情を浮かべ…
そして、パンナが通信機を手に取り―――!

―――PM 5:00 パンナの身体はマリーの手刀に両断される

<続く>
0722マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/16(月) 17:29:18.36ID:???
ハイロゥも前回の通信を聞くにダメそうだしな…
斬り裂き魔が予想以上にヤベー奴だし、今回はトップクラスの人死にが出そうだ
0723マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/16(月) 18:00:55.98ID:???
つーかコルクマリー、これで魔法封じられてるんだよな
それでこの大立ち回りとか、素の身体能力でもジルさんより上なんじゃないか
0724マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/16(月) 20:18:38.50ID:???
シュダンもカミッツも全滅してハワードだけ生かされる、とかもありそう
一応リィさんとは付き合いも長かったし、せめてハワードだけでも、という望みもあるけど
さすがに厳しいかなあ
0725マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/16(月) 22:43:34.18ID:???
グリンははたしてリィさんと戦えるのだろうか
身内からの裏切りものって形になるけど、だからこそお世話になったリィさんがちらついて
本気出せないとかもグリンだとありそうだし
0727マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/17(火) 07:20:48.64ID:???
え、何これ?
俺達はコーヒーとフィッシュサンドのエピソードのせいで
切り裂き魔は暗殺タイプで格闘は苦手って勝手に思い込んでただけって事?

は?
五本の指はヤバイってジルさんの時点で分かってたのに何で気づかなかったんだ…
0728マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/17(火) 09:01:02.08ID:???
5本の指も3人出て、こうしてみるといまんとこヨマが一番ヤベー奴のはずなのに
殆ど自分の魔法性能頼りのクソザコチンピラにしか見えない件

そういやヨマ今どうしてんだ、まだ閉じこめられたままなのか
0729粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/18(水) 17:11:08.25ID:PlX7U3lT
  第108話|死と死 そして 死

コルクマリーの手刀に両断され、鮮血を溢れさせるパンナケトルの姿に
ハワードの叫びが響き渡り…舞い上がる血飛沫に、振り返るマリーが微笑を浮かべる…

倒れるパンナにハワードが駆け寄るが、もはや…

「………ハワード… よかった…最後に…かあさん達に会っといて…
 み…んな…元気だった…よ…

 グリン様を・・・・・・ ・・・・・・たの・・・む・・・」

…その言葉を最後に、パンナケトルは息を引き取るのだった…
そしてコルクマリーは、自らの相手にカミッツを指名し
先程のような力技ではなく、本物の剣仙の太刀を見せてくれ、と願う
そんな彼にシュダンは、彼の正体、及びにその目的を問わんとするが
……氷のような冷たい眼差しと共に、コルクマリーは自身の目的をこう語る

「世界最高峰の剣士 剣仙十二客 その十二の剣技を全てコピーする
 そうしてボクの魔法を究極にするんだ
 相手の剣術をこの手で打ち破る事で自分のものにする事ができる
 シュダンの技は今手に入れた 残る剣仙はカミッツ きみだけだ―――
 きみを破れば十二の太刀は全てボクのものになる… 待っていたんだこの時を…」
0730粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/18(水) 17:11:35.43ID:???
「そのために…剣仙を襲っていたのか…!!
 だが このメモリアの街で殺人を繰り返していたのはなぜだ!!?」
「精神<こころ>と魔法の安定のためさ
 気に入った女を斬る事でボクは安定する…… 自分でいられるんだ…

 それと…カミッツ きみをおびき出すためさ
 剣仙のひとり 幻斎の居場所をつきとめたときすでに彼は死んでこの世にいなかった
 ボクは人探しは得意じゃないからね その幻斎の技を継承したという新たな剣仙を見つける事は難しい…
 だからもう一人の剣仙シュダンのいるメモリアに潜り込み
 そちらからやって来るのを待っていた…… 斬り裂き魔として騒ぎを起こしながらね」

あまりにも身勝手なコルクマリーの動機に、二人も言葉を失うしかなく…
怒りのカミッツが振るう轟天乱馬のエネルギー波がコルクマリーに放たれるが
その一撃も、コルクマリーの手刀に両断される…!

「懐刀<ふところがたな>
 魔法を封じられようと武器がなかろうと ボクはこの手が一本あれば十分だ……
 だから遠慮しないで本気で来い 最後の剣仙カミッツ 幻サイの託した最高の奥義で……」

コルクマリーの挑発に、シュダンがカミッツを止めんとするが
―――激昂の叫びと共に、シュダンはその剣を手に突撃し―――

(永かった………) 斬りかかるシュダンを前に、コルクマリーは目を細め・・・

―……師匠 幻サイ師匠 私が剣仙を継ぐのはまだ早いです 私は師匠の剣を超えていません―

―剣仙の名は最強が継ぐ者ではない 鞘を見つけた者が継ぐのだ
 大きな力を持つ者にはそれを自分で抑える鞘が必要だ
 ここに尋ねて来た時は荒れていたお前も今はその鞘を手に入れた
 この世の総てを見極めた上で鞘から剣を抜き放てる勇気―――
 それがお前にはある カミッツ
 カミッツ お前は若い 後の世界はお前が中心となり剣の魂を守っていくのだ―
0731粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/18(水) 17:12:02.79ID:???
カミッツがその師から受け継いだ、剣仙の技も、その心も

「総て 戴きました」そしてその命も…総てをコルクマリーに奪われる
斬りかかったカミッツの胴体は、コルクマリーの手刀に貫かれていた…

「さようなら 剣仙十二客 でもあなたたちの剣はこれからもボクの中で生き続けるからね」
…そして目の前で斬り裂き魔の犠牲となったカミッツの姿に
恐怖か、怒りか…シュダンがその身を震わせる…

だが剣仙を斬っただけでは自分の技はまだ不安定だとするコルクマリー
そして技と心を安定させる11番目の標的はすでに決まっている マルチーノである
そのためにもメモリア城の結界装置を壊す事が優先目標 
マルチーノも城内にいる、都合がいいとするコルクマリーはその場を立ち去らんとする
だが残されたシュダンもそれを止めようとするが…それに対しコルクマリーはこう告げる

「シュダンさん 貴方には城で 本当にお世話になりましたから
 殺さないであげます」

その言い様に…シュダンもその目を見開きながら、折れた剣を握る腕に力を込め
コルクマリーに向け突っ込まんとするシュダン コルクマリーをそれを前に冷たい眼差しで振り返り―――
だが寸前でハワードが突っ込むシュダンを横から阻み彼を止める
…その二人の姿を前に、コルクマリーも微笑を浮かべその場を立ち去るのだった…

あとに残されたのは、斬り裂き魔の犠牲となったパンナケトル、メイプルソンの遺体…
しかし、カミッツはかろうじてまだ息があり…彼に最後の言葉を託す…

「シュダン…… あ…あなたは…生きて…
 これからの…若い…人達を…育てて……… それが…… 最後の剣仙の…定め……
 奴は…強すぎた…世界が…違う…… 我々が…手を出しては…いけな…かった
 後の事は…魔法使いに…ま…かせ… ………あ…なたはい生…き…て………

 たのむ・・・ 剣仙・・・・・・・・・ 生き・・・・・・」
0732粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/18(水) 17:12:22.45ID:???
…その言葉を最後に、カミッツも息を引き取るのだった…
カミッツの最後の言葉に、シュダンもぽつりと呟く…

「生きろと… おめおめとひとりだけ生き残り恥をさらしながら…
 それでも… 生きろと……」

そしてメモリア城では侵入者の存在が感知される
兵士達も侵入者の迎撃に出動し、城内の人たちもその警報を聞き取る
城の中で保護されたメルチナとコモレビはその警報に困惑した様子が浮かぶ
いつも通りなドルチルは置いといて、サンとライト、ジンナ殿
そしてマルチーノも響く警報を前に緊張のいやな汗が混じる…

「城の事はよく知ってるよ どうやって地下へ行くのかもね
 ずっと働いていたんだもの」

そして城の廊下を歩くリィ…コルクマリーはその手を血で濡らしながら
城の廊下に彼の足音が響き渡る…

<続く>
0733マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/18(水) 17:21:28.98ID:???
サブタイがきつい…
基本統一されてるからこういう変化つけられると印象に残るな
0734マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/18(水) 17:31:46.65ID:???
ラスト前の城内メンバーが、ここからどれだけ死ぬか、っていう面子を示してるかのようで怖い
0735マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/18(水) 18:01:03.14ID:???
変なはなし、カミッツは1/N時空からのゲストだから生き残れるんじゃないか
って思ってたからこの末路は辛い…
0736マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/18(水) 20:17:13.67ID:???
なんつーかプルえもんの時もそうだったが
この漫画、サブキャラに見せ場が到来すると大体危ない気がする(死亡フラグ的な意味で)
0737マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/19(木) 18:30:30.74ID:???
ラストのシュダンが切ない
この手の老兵が生き残っちゃうのはある種の定番だよなあ
0738粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/20(金) 17:46:15.12ID:???
城に潜入したコルクマリーに向け、アダラパタからの通信が送られる
コルクマリーも現状を報告しつつ、チョーの敗北を聞き
そちらも行きたいがまずはこちらが済んでから、として
それを聞いたアダラパタも、それなら城内でもっと大々的に暴れてほしいと命ずる
島のバレット王たちも城の異変を知れば、主力を城に戻すかもしれない
戦力が分散し、島のほうが手薄になれば"あの姉弟"も動きやすくなる…
アダラパタの言葉と共に…どこかで、月と太陽のアクセサリーが響く音がする…

アダラパタの命に従い、城内の兵士達を次々に切り捨てるコルクマリー
護衛隊の一人、ハイロゥもバレット王にその異常事態を報告するが
コルクマリーもハイロゥの通話に気付き、その排除に向かわんとする
そして侵入者がこちらに気付いたことを感じ取ったハイロゥがその迎撃を務めんとするが
……リィの姿をしたその相手に、驚愕している隙を突かれ、容易く切り捨てられるハイロゥ

「………こんにちわ バレット様」
彼の落とした通信機を手に取り…『リィ』がバレット王に向けて語りかけるのだった…


  第109話|斬り裂きマリーとマルチーノ


メモリア城最深部、結界発動機の前ではサンの姿があった
なんでも結界内でもサンの精霊の力は失われない、と言うことでその守りに抜擢されたようだが
…本当にその侵入者がここまで来てしまい恐れおののくサンだが
すぐにその存在がメイドの一人、リィさんである事に気づき
他のみんなはどうしたのか…サンの問いに、コルクマリーは妖しい笑みを浮べるのみで…
その姿に、サンも何かを察したか…悲鳴をあげるサン
次の瞬間、地下の天井部分がぶち破られると共に、間一髪でグリンがその場に駆けつける!!

「速かったね………ショートカットにも程があるよ グリン王子」
0739粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/20(金) 17:47:14.30ID:???
そして対峙するグリンとコルクマリー…
いや、グリンにとっては今も彼は自分を慕ってくれた『リィさん』のままで…
苦悶の表情が浮かぶグリンに対し

「グリン王子 どいてください できれば斬りたくないんだ
 あなたはいつも…ボクのつくったケーキを美味しいと言って食べてくれた…」

そう語りかけるコルクマリーの顔は『リィさん』と変わらぬ笑顔であった…
その姿に、グリンも悲痛な形相になりながら…
「ゴッドマシン」グリンは覚悟を決め、時の魔法を発動させる!!

ゴッドマシンが発動し、停止した時の中を動くグリン
攻撃こそできないが、停止した時の中、死角に移動する事は出来る
その背後に回りこみ…僅かに迷いながらも…ゴッドマシンを解除すると同時に
穿印を振るうグリン! だがそれと同時に振り返るコルクマリーが穿印を受け止める!!

「あぶないあぶない ゴッドマシンは魔法器具を使用しないから結界内でも発動できるんだったね」
そのまま反撃に吹き飛ばされるグリンの身体は、結界発動機に叩きつけられ
それにより魔法封じの結界が消失してしまう…!

「ふふ…これでようやく魔法が使える…
 マテリアル・パズル 四閃三獄<しせんさんごく> 剣仙十刀流」

笑みと共に自身の魔法を発動させ、コルクマリーの前に10本の光剣が展開される!
だがグリンもこれで穿印が使える、と雷光を帯びながらその闘志を燃やす
0740粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/20(金) 17:47:51.36ID:???
グリンの帯びる魔力が、以前よりもまた強くなった事に気づくコルクマリー
魔法陣の激戦を潜り抜けた事がグリンを成長させたのだろうと見て
もはや並の三十指では荷が重いほどの実力を身につけたグリンを賞賛するが

…その上で、5本の指の自分にはまだまだ及ばない、と付け加えながら
軽く腰を落とすように構え…そこから放つ蹴りの一撃が、グリンを吹き飛ばし!
それと同時に穿印も、グリンの背後の壁も細切れに両断してしまう!!

・・・あまりにも次元の違う、コルクマリーの圧倒的な力に…グリンも恐怖に震え上がる…

「美しく素晴らしい剣仙の太刀 それをボクが使えば威力は更に跳ね上がる
 これが十二本そろったとき ボクの魔法は究極に完成する
 そして…グリン王子 戦いの最中ずっと"あっち"を気にしてたよね………
 何があるのかな………?」

そういいながら、コルクマリーは壁の一角に目をやり…そして
あの壁の向こうにマルチーノがいる、と気付いた彼は
そのまま真っ直ぐに壁を切断して、マルチーノの下へと向かわんとする…!!

地下の一部屋にマルチーノの姿があり、彼女もなにやら城内の異変を感じ取るが
そんな中でもついつい部屋のお掃除に手が出ちゃうマルチーノ お仕事が身体に染み付いてるようです
・・・そこに、壁が突如切断されると共に…同僚だったリィさん…コルクマリーがその前に現れる…!

「マルチーノ きみは特別だ 最後はキミだって決めていたんだ
 このメモリアで最後にボクが斬るのは―――

 ボクはコルクマリー… これが本当のボクだ」
0741粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/20(金) 17:48:21.77ID:???
どこか雰囲気の違うリィさんの姿に、困惑するマルチーノ…
そしてコルクマリーの光剣が微かに甲高い音を響かせ―――

―――だがその寸前!グリンがゴッドマシンを発動させマルチーノの前に出る!
身を挺してマルチーノをかばおうとするグリン そんな彼にコルクマリーも苦言を洩らす

「…グリン王子 未完成な力を使いすぎだよ それじゃあ潰れちゃう」
「潰れたっていいさ 友達を守れるんならな!!」

コルクマリーの苦言にグリンも息を切らせながらそう返すが
…そんな彼に、コルクマリーは微笑と共に返す…

「…残念だったね 一歩遅かった
 ついに手に入れたよ…… 11本目の安定……」
その言葉と共に、後ろのマルチーノが僅かに倒れこむようにその身が崩れ…
グリンが振り返った、その瞬間

マルチーノから噴出した鮮血が グリンの顔を赤く染める―――


「うわああああああああああ
 ああああああああああああ
 ああああああああああああ」


血染めのグリンの、悲痛な悲鳴がこだまする…

<続く>
0742マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/20(金) 20:25:31.64ID:???
うわああ…マルチーノまで犠牲になるとかどうすんだこれ…
0743マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/21(土) 06:51:56.28ID:???
これ絶対、グリンが過去に時間戻すヤツだわ
問題は戻った所で切り裂き魔から逃げられるかどうかってことだが
0744粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/22(日) 17:04:17.94ID:CNM1OKZk
ダークアイ・Qの前回までの&今回のあらすじ

〔正体を表した斬り裂き魔コルクマリがー城に侵入している頃
 バレット王達がマージ島の中心で禁断魔法の封印を解こうとしている頃
 月丸、太陽丸の姉弟が禁断魔法を横取りすべく島へと入り込むのであった〕


  第110話|復讐心と好奇心


ダークアイ・Qの語りの通り、島のとある一角から小船で進入せんとする月丸、太陽丸の姉弟の姿があり
月丸は禁断魔法を奪うための手はずを確認がてら語る

「グリン王子が島から出たのは見たな太陽丸
 いつものように私の魔法で炎を氷に換える その氷で身体を包み―――」
「そこに俺の魔法でグリン王子の映像をはめ込む」
「王子のふりをして近づき―――禁断魔法が使えるという剣を奪ってやるのだ!!
 継承者を殺してな―――」

そして二人が島に上陸し、その作戦を開始せんとする が
「行かせない」 その二人を待ち構えていたのか、背後からシャルロックが姿を現す

「お前達はここで死ぬんだ……!! 竜の呪いに噛みちぎられるんだ………!!」
シャルの宣告に…月丸は手にした松明の炎を氷と変え、冷たく睨みながら返す
「お前が死ね」

村の仇である二人に向け、シャルが飛びかかる!
パンチ一撃で大地を割るその力にはさしもの二人も面食らう
太陽丸の方はその力の源を怨みの力と見て
なんでもシャルはメモリアの人達から、必ず封印解除を狙う者が現れると聞いていたとの事で
ついに対面した仲間の仇に、今こそその無念を晴らそうとするが…
0745粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/22(日) 17:05:35.52ID:???
「可哀相に……」
そんなシャルに向け、月丸は哀れみの表情が浮かぶ…

「私がいけないのだ……私がお前をひとりだけ生かしておいたばかりに
 お前はひとり 悲しみ苦しみ…淋しい思いをしてしまった…
 すまなかったな…今すぐ仲間の下へ逝かせてやろう」

淡々と告げながら両腕に氷の刃を展開する月丸に、シャルもその形相を険しくさせる…
そして月丸の攻撃を回避しながら、反撃の魔法を―――
だがその寸前、太陽丸の咄嗟の妨害により蹴り飛ばされてしまうシャル

「気をつけろ姉様 そいつ今魔法を使おうとした」
「こいつ魔法使いになったのか!?」

(ちくしょう…1対1なら今ので決まっていたのに…
 俺を舐めて不用意に飛び込んできたところを狙えたのに…!!
 でも今でわかったぞ このふたりよりも俺の方がパワーもスピードも上!!)

二人の強敵を前に、シャルは恐れず立ち向かう!
シャルの魔法、ドラゴンスフィアを目の当たりにした姉弟二人も、その凄まじい力には声をあげるが
それでも、自分達姉弟の敵ではないと確信していた

月丸が牽制に放つ氷の刃を、シャルは容易く受け止め握りつぶすが
次の瞬間、その氷が炎に戻りシャルの手から炎が噴出す
突然の炎に怯んだ隙を突かれ、太陽丸のボディブローが突き刺さる!!

(ぐ…… しまった あいつは炎を氷に変換する魔法使い―――
 村の皆はこいつの氷に貫かれ 炎に焼かれたんだった
 何をやってるんだ俺は こんな事でビビッたりして…!!)
0746粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/22(日) 17:06:11.70ID:???
身体と力が膨れ上がっても初戦は子供として、さらに氷の弾幕がシャルに降り注ぐ!
…なぜか月丸の氷は丸くする魔法が通じにくいようで、困惑するシャル
拍子抜けの太陽丸も、さっさとこの戦いを終わらせんととどめを刺しにかかる
その宣言と共に、太陽丸のイヤリングが甲高い音を出すと、二人の幻影が無数に展開される!!

「!!!」(これは…幻を―――!? 幻をつくり出す魔法―――!!)
「姉様のつくり出した氷は そのまま鏡となり俺が幻を作り出す道具となる
 我等姉弟が組めば無敵!! 死ね!!」

そして更なる氷の弾幕がシャルを襲い
体中にその氷が突き刺さりながらも、かろうじて立ってはいたが
もはやシャルは二人を相手に成す術がなく…

(どうしよう……… このままじゃ…このままじゃ………!!!
 なんのために俺だけ生き残ったんだ…なんのためにエンペルドラゴンを食べてこの力を手に入れたんだ…
 全部…こいつらを倒すためだろう…!! 皆の仇を討つためだろう………!!!)

・・・そんなシャルの思いも空しく、月丸が放つ氷の棺桶に包まれるのだった…
太陽丸も余計な時間を食ってしまった、と当初の目的を果たさんとするが
その前にシャルの死体を処理してから…だが、次の瞬間氷の棺桶にひびが入り

「ちょっとひどんじゃない?ふたりがかりでさァ
 シャルロックはこう見えてまだガキなんだぜ いじめんじゃねぇよ」
氷の中から、シャルのものとは違う声が聞こえて来ると共に
その氷が砕かれ…中から現れたのはクリスタベースの参加者、リゼルであった!
0747粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/22(日) 17:06:58.98ID:???
間一髪で助けられたシャルも、どうしてここにとリゼルに問う

「いやー俺も儀式見たくて島に入ったんだ そしたらここでドンパチやってんじゃん?
 こっちのが面白そうなんだもん」
そう語りながら、背後からの月丸の攻撃を、一瞥すらせずアイスランランスで受け止めるリゼル
突然の援軍の姿に、月丸も苦々しい表情が浮かぶ…

その頃メモリア城では…収容された三十指の部屋にリュシカが顔を出す
どうやら収容されたメンバーは全員無事のようで、城の異変は彼女たちの耳にも入っていた
地下に向かった、とのコモレビの証言に リュシカはバレット王の言葉が浮かぶ…

―メモリア城は見えてる部分はほとんど飾りに過ぎないのだ
 真のメモリア城は地下に存在している――― まるで広大な迷宮のようにな
 そこには機密の研究施設や軍事施設があり 古からの魔法資料や道具なども沢山収めてある
 魔法器具を使用不能にする結界発動機もそこにつくった―

王の言葉を思い出しながら…リュシカがエンゼルフェザーを起動させる
起動に成功する自身の魔法に、結界が消えてしまった事を悟るリュシカ 
横でバカとアホがうるさいのは置いといて −ω−)
リュシカは一足先に城に向かったグリンの身を案じる…

…同じ頃、マルチーノを惨殺したはずのコルクマリーだったが
気付けば、その首を切られたはずのマルチーノは無事であり
彼女の前では、逆にグリンが激しく痙攣しながら苦しげに呻く姿があった…
その光景を前に、コルクマリーも困惑気味に呟く
「時間が…戻った…?」

幾多もの動きが重なる中、ミカゼもまた禁断魔法の継承の儀にかからんとするところであった

<続く>
0748マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/22(日) 17:13:38.15ID:???
シャルと月太陽の因縁はここで消化する感じなのか?
0749マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/22(日) 17:47:18.12ID:???
リゼルも参戦するとは思わんかったぜ
トーナメントではほとんど見せ場がなかったから月丸との氷対決での活躍に期待
0750マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/22(日) 18:46:05.30ID:???
やっぱグリンはこうなったか 
でもホントにちょっと戻っただけだとまたすぐに切り殺されるだけだと思うが
その辺はどうなるかなー
0751マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/22(日) 22:24:13.59ID:???
>メモリア城は見えてる部分はほとんど飾りに過ぎないのだ
 真のメモリア城は地下に存在している――― まるで広大な迷宮のようにな

銀英伝のノイエ・サンスーシかな(何
0752粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/24(火) 16:57:54.17ID:xKmIgh6/
*おまけFILE13のメモリア魔法陣まとめに関して
メモリア魔法陣まとめは文字数が非常に多いため全部書き写すのは困難であり
こちらでは省略させていただきます 申し訳ない

マテリアル+パズル
おまけFILE M

【チョー】
A.D.1680 4月現在 50歳
A.D.1630 2月3日生まれ 血液型:AB

[好み]
*好きな物
・写真 ・梅酒 ・冷奴 ・あんバター ・手紙を書くこと

*嫌いな物
・ひとりの夜 ・礼儀のなってない若者 ・カマンベールチーズ

[人生とその目的]
・幼い息子を病気で亡くしてしまう
 その死を受け入れられず まだどこかで生きていると信じていた
 そこをアダラパタに突かれ 三十指に入れられる
・女神に尽くしていればいつか息子に会えると信じ戦い続けてきた
・真っ直ぐな心を持つミカゼに負け、少しずつ目を覚ましていく
0753粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/24(火) 16:58:20.76ID:???
[キャラクターを考えよう]
・メモリア魔法陣の最大の敵キャラです
 弱そうに見えて実は結構やるキャラというのはよくあるタイプですが
 さすがにチョーはバレなかった よかった
・ミカゼにおめんを被せ これを取るのはチョーとの闘いの時だと
 決めてたんですが、長かった長かった 早く描きたかったけどずっとガマンしてました
・普段は表情も口調も変え、本当の力を隠しているが戦闘の達人 魔法を使わなくても強い
 戸塚先生はかなりかっこいいキャラにしたつもりらしいけどどうでしょう

[チョーの魔法]
○鏡 怨身万華鏡 魔法レベル78

・相手の顔さえ写真に撮れれば無敵の魔法となる
・自分のダメージはそのまま相手にダメージとなって伝わる まるで鏡のように
 相手のダメージはもちろん自分には返ってこない
 しかも身の回りの物が傷ついたダメージも相手に伝わる
・他人の痛みをまるで自分のことのように感じてしまう、優しい心の持ち主なら
 さらにそのダメージは大きくなってしまう
・封じるには写真を奪い取り破ればいい
 あるいは近くにいないと効かないので1km以上離れれば無効化できる
・また、性質上ひとりにしか使えない魔法

"画竜点睛"
・魔法ではなくチョーが自ら編み出した奥義
 体中に放った打撃の波を一点で爆発させ内部破壊させる
0754粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/24(火) 16:58:47.96ID:???
【カミッツ】
A.D.1680 4月現在 享年23歳
A.D.1656 11月10日生まれ 血液型:AB

[好み]
*好きな物
・サンマ ・チキンナゲット ・森の動物達 とくにたぬき

*嫌いな物
・かまぼこ ・青のり ・雷 ・雪

[人生とその目的]
・ある国の戦争孤児だった
・剣仙十二客のひとり 幻サイに育てられる
 剣の腕を叩き込まれ、剣仙の称号を継ぐほどの達人となる
 ちょうどその頃、他の剣仙達が殺されたと言う噂を聞き真相を調べる旅にでる
・結局剣仙殺しの犯人であるコルクマリーに殺されてしまう
 剣に生き 剣に死んだ 真の剣士
0755粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/24(火) 16:59:03.90ID:???
[キャラクターを考えよう]
・『1/Nのゆらぎ』に登場した知る人ぞ知るキャラ
 あっちの世界とは全く別次元なので死んでしまわれました
・そんなに出番はないけど重要な役としてカミッツに声がかかったそうな
・1/Nの世界では元気に生きてます あっちはアホだし逆に剣の持てない体ではありますが

[カミッツの魔法]
○剣 ―――ない 魔法レベル 0

・"舞打"<まいうち>
 カミッツの得意技で斬ると言うよりも主に峰で叩く破壊の技
 剣から闘気を四方八方に飛ばす

・"轟天乱馬"<ごうてんらんま>
 剣仙シュダンより渡された砕剣 凄まじい破壊力を誇る
 破壊の力を弾丸にして撃てる
 しかし力を込めれば込めるほど重量が増し使いにくくなる

・多彩な技をもっていたが出す間もなく、全てコルクマリーに奪われた
0756粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/24(火) 16:59:37.15ID:???
巻末にて、ダークアイ・Qが今回は5本の指に関して語る

〔女神の三十指の中でも最強を誇る5人 それを人間たちは"五本の指"と呼ぶ―――〕

○拳 鬼人ジールボーイ
○光 死神ヨマ
○斬 斬り裂きマリー
○盾 守護騎士ナトラレーゼ
○食 魔人ジャンクーア

〔三大神器のように不老不死の肉体を持つ例外を除けば
 こいつら5人は人間の頂点に立つ者達と言えよう

 しかしだ 奴等の魔法はあまりにも強大すぎ
 艦全に究めたと言える者はまだひとりもいないのが現状だ
 奴等がそれを究めし時――― どれほどの力となるかは私にもわからん―――〕

波の荒い岩場の上に乗り、そう締めくくりつつ
……満月の輝く夜空に、何かの鼓動が僅かに響く…


         19巻に (−ω−) つづく
0757マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/24(火) 18:50:04.64ID:???
ナトラレーゼは初めて見る名前だな
盾、って言ってるけどグリやんは普段から引き連れていないから護衛ってわけでもないだろうし
本土防衛が主な仕事だろうか
0759マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/24(火) 20:22:08.93ID:???
チョーさんの欄を見るに、かなり前からミカゼとの対決の構想は練ってたっぽいな
0760粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/25(水) 17:11:21.29ID:???
本日も冒頭はダークアイ・Q様のナビゲーションから始まります

〔メモリア魔法陣に優勝したミカゼへの禁断魔法の継承儀式が始まろうとしていた
 禁断五大魔のひとつ 命七乱月――― 一体どんな魔法なのか…少し私も興味がある〕


  第111話|力と意志


継承者ミカゼへの儀式の準備が整い、バレット王もここから先は何が起きるかわからない
しかし激しい戦いを終えて、満身創痍のミカゼの様子にアクアは目をやり…
不意にアクアは、ブラウリーに自分を撃って殺してほしいと言う
存在変換したいとの事だが、流石にブラウリーも困惑 第一自害用の薬が…
だがアクアが言うには、その薬も効かなくなっているとの事で

「マジックパイルの調節がうまくいってなくてね 身体がおかしいんだ
 薬もなんにも効かなくなっちゃった
 モチャが言うには安定期に入る前の症状らしいんだけど………」
「お前達の身体を形作っている星のたまご――― それの力が大きすぎるせいか?」
「たぶんね… でもそれさえ調節できたら―――
 あたし達3人の存在エネルギーをひとつにできたら マジックパイルは完成する

 史上最強の魔法使いが誕生する―――!!!

 あたし達3人の身体が100年前ひとつになったのはきっとそのためだ
 あたしはそう信じてる―――」

M・P<マジックパイル>…その性質は即ち
アクアの魔力とプリセラの身体能力をティトォが使用する、という形を取る
それが本当に可能ならば確かに史上最強、いけるかもしれない、とするジール・ボーイ
0761粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/25(水) 17:11:54.00ID:???
(グリンが禁断五大魔のひとつ ゴッドマシンを所持し
 そしてこれからミカゼも五大魔のひとつ 命七乱月を手に入れる
 そこに俺達やメモリア王国――― そして他の国々の力が加われば 闘える!!
 
 あの化け物達とも互角に―――!!!)

ジール・ボーイもその化け物…三大神器への確かな光明を見い出すのだった


とにかく銃貸して、とアクアがブラウリーの衣服まさぐり −ω−)
だがミカゼがそれを引きとめんとするが、次の瞬間アクアは自身の頭を撃ちぬく…

…そして、アクアからティトォへの変換が行われ
WWフレアでミカゼの身体を万全の状態に整えておくが…ミカゼは気落ちした様子で呟く

「…もう見たくないな…
 ティトォもアクアもプリセラも 皆……俺の前で何度も死ぬ……俺達を守るために
 もう…見たくない……」

そんなミカゼの言葉に、ティトォも優しい笑顔と共にこう返す
「じゃあ今度はきみが守ってくれ
 きみもリュシカも…もうついてくるな なんて言わない
 ぼくとアクアとプリセラを―――守ってくれ」
「……ああ!!!」

ティトォのその願いに、ミカゼも笑顔で応えるのであった
そんな様子をシシメも目にし…薄れゆく意識の中、その力と意志を認められたミカゼに
シシメもその目を細め…もはや思い残す事は―――

「そうだティトォ 師匠も治せないかな 俺よりも重症なんだ!」
「あなたがミカゼの師 シシメさんですね」(シシメにWWフレアかけ
【ほう 炎の回復魔法か めずらしいな おー効く効く】
0762粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/25(水) 17:12:51.45ID:???
で、無事復活しました  ミ`ω´ミ 完全回復
なんかどうみてもいつものねこな体系になってるけど ミカゼもつっこまないでおく事にしといた
何はともあれ、命七乱月の最終封印、解除の儀式が始まるのであった

島の別の一角では、リゼルを加えたシャルロックと、月丸、太陽丸の闘いが続いていた
リゼルの参戦にこれで2対2、太陽丸も面白くなってきたと声をあげるが

「2対2じゃねーよ 俺ひとりだ ふたりとも相手してやるよ」
不敵な笑みでアイスバーかじりながら、リゼルは二人にそう言い放つ
だがそれには流石にシャルも声を荒げる リゼルは無関係だし二人は強敵、とても彼一人では…
そんなシャルの口をアイスバーで塞ぎながら、リゼルは笑顔で返す

「大丈夫さ 俺強いもん」

…リゼルの態度が、太陽丸の気に触ったかその表情が険しくなるが
リゼルは容易く、太陽丸の頭を踏み台にして そのまま月丸に強襲!!
その一撃が月丸の右腕の氷剣を砕くが、月丸も左手の剣で反撃するも
容易くよけられ、さらに地面に刺さった氷剣を踏みつけ月丸の動きを封じてしまう

太陽丸もその横から姉の救援に向かうが その拳を「ひらり」と避け太陽丸の肩に乗っかる
激昂の月丸がその上のリゼルを切り裂かんとするが
姉上の激しい連撃がうろたえる太陽丸の顔を掠めながら、リゼルはこれも「ひょい」っと飛んで容易く回避

そして地面に着地したリゼルは、自身の魔法「アイスランランス」を発動させる!
地面につきたてた氷槍から波動が走り、咄嗟に太陽丸も「姉様動くなッ!!!」叫ぶが
すでに月丸の顔は氷に包まれ始め…叫び声をあげながら姉上に手を伸ばす太陽丸の腕も凍りつき―――!!
「もらっ た――――」
そしてリゼルの一閃が二人を弾き飛ばした!!
…リゼルの強さにはシャルも目を丸くし…太陽丸も苦悶の表情で
「強い…」と声が漏れでてしまう そんな一向にリゼルも勝気な笑みで返すのだった

<続く>
0763マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/27(金) 08:34:35.11ID:???
お面の残骸なシシメは生き物判定でいいのかこれ?ホワイトホワイトフレアで回復?してるけど
0765マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/27(金) 22:42:42.22ID:voOc9VBO
0768粗筋書きの三十指
垢版 |
2020/01/06(月) 21:02:28.14ID:???
埋めちゃっても問題ないですぜ
というか500kb付近だと投下途中に落ちたりする危険があるからどうしてもねえ
0778尊師
垢版 |
2020/02/15(土) 14:13:34.28ID:???
処分
0781マロン名無しさん
垢版 |
2020/02/17(月) 00:43:47.71ID:/WZI7sXA
746ぬくぬく2020/02/14(金) 17:46:05.93ID:???

ももメイド
0788マロン名無しさん
垢版 |
2020/02/25(火) 07:15:34.24ID:C/8wMet1
脱毛クリーム
0790ぬくぬく2020/
垢版 |
2020/02/27(木) 02:15:06.93ID:???
787ぬくぬく2020/02/25(火) 00:37:30.83ID:???
勇者
0795\2,770
垢版 |
2020/03/03(火) 04:32:37.93ID:???
\2,770
0796マロン名無しさん
垢版 |
2020/03/03(火) 06:33:28.22ID:???
無水カフェイン 200mg 大脳皮質に作用して、ねむけを除きます。
0800マロン名無しさん
垢版 |
2020/03/03(火) 22:28:51.84ID:???
34: 名も無き冒険者 [sage] 2008/02/09(土) 17:17:08 ID:hRrsOmdg (5/5)
そして検索には間違いなく百度を愛用する事だろうw
0801マロン名無しさん
垢版 |
2020/03/04(水) 00:37:09.21ID:???
FOREVER 吾妻ひでお 「ななこSOS」のテーマソングを聴きながら
0802マロン名無しさん
垢版 |
2020/03/04(水) 05:25:47.13ID:???
1(中)退職金を注ぎ込んだ
2(捕)目利きから譲ってほしいと頼まれた
3(遊)数千点のコレクションから選んだ自慢の品
4(投)骨董は詳しくないが一目惚れして購入
5(一)美術館に同じものがある
6(左)借金のカタでもらった
7(三)値切りに値切って◯◯万で買った
8(右)希少そうな石なので拾った
9(二)親族応援団が来てくれた
0803マロン名無しさん
垢版 |
2020/03/04(水) 06:41:01.47ID:???
【画像】さいたまのJK、スカートが短すぎるwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww(※画像あり)
0804すーぱーのといれ
垢版 |
2020/03/04(水) 12:24:47.94ID:???
2020年3月20日にマヤ暦もインド暦も終焉を向かえて、翌21日に人類は滅亡するらしいです
08104,100
垢版 |
2020/03/09(月) 10:52:57.51ID:???
4,100
0812ギャルゲー
垢版 |
2020/03/09(月) 20:34:02.79ID:???
「現実からの逃避としてフィクションを使うのであればゲームは絶滅してしまう」

プレイヤーを想定しなければゲームは動かない前置き。

えー、今回は喘葉の森さんところのフリーゲーム「Merry X'mas you, for your closed world, and you...」の感想をつらつら書きますね。一部レビューっぽいかも。
0813¥2,730
垢版 |
2020/03/10(火) 11:32:13.86ID:???
¥2,730
0814マロン名無しさん
垢版 |
2020/03/10(火) 20:53:05.25ID:???
7円…急性の下痢による脱水症から子どもの命を守る経口補水塩1袋

13円…ポリオ経口ワクチン1回分

65円…1錠で4??5リットルの水を浄化できる浄化剤50錠

436円…使い捨ての注射器50本 

545円…10リットルの水を運搬・貯水することができる折りたたみ式の貯水容器3つ

763円…ワクチン用保冷箱1個(熱に弱いワクチンを一定の温度に保った状態で運搬できるようにするための器材)

1199円…子どもを持つ親1人分の抗レトロウィルス剤、1カ月分
1199円…栄養不良の子どものために特別に開発された、高カロリービスケット20箱

1853円…使用済みの予防接種用注射器と注射針を安全に廃棄するための箱25個

1万0900円…はしかから子どもを守る予防接種用ワクチン700回分

2万1800円…子ども1人分の抗レトロウィルス剤(液状)、1年分

10万9000円…子ども1人に対する抗レトロウィルス治療、5年分

65万4000円…緊急保健キット1キット

196万2000円…移動式浄水装置1基。1万5000人に安全な飲料水を提供することができる

9600万0000円…一人の先天的な心臓疾患を抱えた劣等DNAを持った子供が一人だけ救われる
0815¥2,640
垢版 |
2020/03/11(水) 12:33:00.06ID:???
¥2,640
0817¥2,448
垢版 |
2020/03/12(木) 10:48:55.22ID:???
¥2,448
08183,840
垢版 |
2020/03/13(金) 12:33:51.22ID:???
3,840
0821マロン名無しさん
垢版 |
2020/03/13(金) 20:28:38.93ID:???
寿司通「寿司屋に行ったときは最初に玉子を食べると職人の技量がわかる」ぼく「そうなんだ」
tp://hebi.5ch.net/test/read.cgi/news4vip/1584087932/
0822マロン名無しさん
垢版 |
2020/03/13(金) 20:29:19.50ID:???
JCぐらいの娘がパンティライン見せつけて歩いてたから後ろついて行った tp://hebi.5ch.net/test/read.cgi/news4vip/1584088806/
0826マロン名無しさん
垢版 |
2020/03/17(火) 00:36:11.57ID:???
3月14日(土)にお送りしたメールマガジン内「しろたさんお誕生日記念」の企画において、一部のお客様より「しろたさん」という名称に関して、個人情報ではないかとのご指摘をいただきました。

メール内での「しろたさん」とは、ニッセン公式キャラクターとして採用している「しろたさん」を指しております。
その「しろたさん」の誕生月が3月であり、「しろたさん」の誕生日を祝い、お客様へのご来店ポイントを通常よりアップした企画をご案内させていただいておりました。

本来であれば、「しろたさん」が公式キャラクターであることの説明を行うべきところ、全く説明がないままご案内をしてしまったことで、個人情報の取り扱いに関するご不安な思いをおかけし、誠に申し訳ございません。
深くお詫び申しあげます。


今後細心の注意を払い、お客様に分かりやすく各種お得な情報をご案内いたします。
引き続きニッセンをご利用くださいますようお願い申しあげます。
0840マロン名無しさん
垢版 |
2020/03/27(金) 20:53:03.49ID:VwE6Z/wi
おとぎ銃士赤ずきん OP「童話迷宮」【高音質】 stereo FULL
0849マロン名無しさん
垢版 |
2020/03/30(月) 22:04:01.14ID:???
異世界への行き方
異世界へ行きたい方、
二次元へ行きたい方。
そんな方の為に行き方をご紹介致します。

尚、全ての物は自己責任でお願いします。
0851マロン名無しさん
垢版 |
2020/03/31(火) 22:23:14.23ID:???
456: 名無しさんにズームイン! [sage] 2020/03/31(火) 22:20:10.50 ID:qLOoXXv30
彡 ⌒ ミ
( ・ω・)またすぐ生えてくるから問題ない
0856マロン名無しさん
垢版 |
2020/04/06(月) 04:38:23.30ID:???
大盛り談議】蕎麦屋で特盛り頼んだら
「量多いですが大丈夫ですか」って言われたから「1kgくらいですか」って聞いたら、
何言ってんだこいつ?って顔されたんだけど、キロ単位くらいないとそんな確認しないだろ。
0858マロン名無しさん
垢版 |
2020/04/06(月) 08:42:36.44ID:???
>>181
ロジハラやめろ

187: 2019/03/08(金) 09:10:10.71

>>181
虫に論破されるまんさん

189: 2019/03/08(金) 09:10:30.72

>>181
サンキュー虫

186: 2019/03/08(金) 09:09:51.34

何でこんなに男を恨むんや
過去に男になんかされたんか

190: 2019/03/08(金) 09:10:31.16

>>186
何もされなかったんやぞ
0859マロン名無しさん
垢版 |
2020/04/06(月) 09:52:20.41ID:???
【動画像】おっさんが一瞬で美少女になれるアプリを中国人が開発 何も信用できない時代へ
0860マロン名無しさん
垢版 |
2020/04/07(火) 05:12:16.54ID:???
Newbie_____最弱。儲かる
Veteran_____Armoredに強いLight
Zombie_____バランスのとれたArmored。打たれ強い
Samurai_____Lightに強いArmored
Sword Man____Armoredに強いArmored
Ninja______Lightに強いLight
Novice______バランスのとれたLight。遠距離
Heavy Sword Man_ややArmoredに強いArmored
Monk_______Armoredに強いLight
Vampire______Armoredに強いArmored。遠距離
Cavalry_____バランスのとれたArmored。速い
Immortal_____Armoredに強いArmored
Mage_______Lightに強いArmored。遠距離
Iron Knight____Armoredに強いArmored
Dread Lord____バランスのとれたArmored
High Lord_____最強
0861マロン名無しさん
垢版 |
2020/04/07(火) 05:12:48.19ID:???
Samurai→Newbie
Ninja→Veteran
Veteran→Zombie
Sword Man→Samurai
Veteran→Sword Man
Samurai→Ninja
Cavalry→Novice
Monk→Heavy Sword Man
Ninja→Monk
Monk→Vampire
Monk→Cavalry
Monk→Immortal
Cavalry→Mage
Monk→Iron Knight
Monk→Dread Lord
Vampire→High Lord
0862マロン名無しさん
垢版 |
2020/04/07(火) 10:18:32.39ID:???
■短縮期間
2020年3月23日(月)〜2020年4月24日(金)

■営業時間
10:00〜20:00
0865マロン名無しさん
垢版 |
2020/04/10(金) 10:39:50.09ID:???
>>798
798: 名無しさん@ゴーゴーゴーゴー! >(ワッチョイ 239d-8/A1) [sage] 2020/04/07(火) 20:06:51.69 ID:QlEXQ55O0
ヒロイン「匿名チャットの人に会いたい…なんで削除したの…」主人公「その正体、俺だから」元ヒロイン「は?」→ラスボスへ昇格
http://hebi.5ch.net/test/read.cgi/news4vip/1586256960/
0868マロン名無しさん
垢版 |
2020/04/11(土) 17:26:53.83ID:???
聖痕のクェイサーのフルカラーエロ同人キター!巨乳で美乳は神wwwwwwwwwwwwwwwwwww
0873
垢版 |
2020/04/15(水) 16:07:51.48ID:???
かみさま
0874マロン名無しさん
垢版 |
2020/04/16(木) 18:36:47.21ID:ZV1+BfZ8
腐女子
0880マロン名無しさん
垢版 |
2020/04/19(日) 20:45:47.08ID:???
今、自分の目に ぎょうさんの未来
全てを輝かしよる

弱気な人は好かん 青空裏切らへん
夢見る前にウチも 飛んで行きたい
心のオルゴールが 開きよる響きよる
ちょっとずつの幸せ 勇気も奏で出すねん

今、オノレの目に ようさんの未来
言葉は 永遠のシグナル
挑戦する根性を忘れたらアカンで
愛は宝石より 全部を輝かしよるさかいに
0882マロン名無しさん
垢版 |
2020/04/20(月) 02:14:29.07ID:???
がんばって怪奇現象に触れようとする回答者ですが、
何も起きないことを証明してしまったようです。現在でもTwitt
rなどで『ツナカユリコ』の話題が出ることがあるようですが、数々の
ットにより都市伝説の伝播する速度が上がったと同時に、消化スピード

も上がってしまったようです。といっても、今後さらにパワーアップし
た『ツナカユリコ』が登場する可能性もあるでしょうけども。


そんなわけで、時系列順に『ツナカユリコ』の都市
伝説を追いかけてみました。どういう都市伝説なのかがおわかりいた
だけたかと思います。最近までボクがこの話を目にする機会がなかっ
たのは、この話があまり怖くないため、伝播していなかったことが理
由なのではないかと推測しています。
0883マロン名無しさん
垢版 |
2020/04/20(月) 03:22:28.97ID:???
>>4
15: マロン名無しさん [sage] 2020/04/11(土) 01:17:20.16 ID:??? (14/124)
リーゼロッテ(ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林さん)

↓名前が作品のタイトルに入ってる
0884マロン名無しさん
垢版 |
2020/04/21(火) 13:51:09.19ID:???
無知覚戦闘可能:
知覚による攻撃・干渉に対抗するための能力。
「何を攻撃するのか」ではなく「どうすれば自身に対するマイナスを消せるか」を
知ることによって、相手を知覚せずに戦闘することが可能。
会話時など以外では常に使用している。
0885¥4,098
垢版 |
2020/04/23(木) 11:29:45.61ID:???
11:53¥4,098
0892ぬくぬく
垢版 |
2020/05/04(月) 05:44:15.15ID:???
ゆうこ
少女の望まぬ英雄譚
0899マロン名無しさん
垢版 |
2020/05/14(木) 07:56:44.91ID:???
赤石アキト(&#128140;お手紙はこちらまで)
716

お世話になっております、赤石アキトと申します
精一杯頑張りますので宜しくお願い致します
0900マロン名無しさん
垢版 |
2020/05/14(木) 23:45:10.54ID:???
816: 名も無き冒険者 >(ワッチョイ 9b92-evYS) [sage] 2020/05/14(木) 18:56:09.61 ID:YAG9XA4F0
PPP
鬼/騎MS=天/野/奈/々GM

アルパカ
R/e/y/oMS
鬼/騎MS

富の例の事件の犯人の一部
他社でも登録済みなので要注意!
0901\3,150
垢版 |
2020/05/15(金) 05:43:22.56ID:???
\3,150
0902
垢版 |
2020/05/15(金) 14:26:41.44ID:???
BNE】バロックナイトイクリプス ウォッチスレ13
0905¥3,400
垢版 |
2020/05/18(月) 11:33:48.55ID:???
¥3,400
0907マロン名無しさん
垢版 |
2020/05/19(火) 18:32:16.99ID:???
お届け予定は12:57ごろです。

交通事情等でお届けが10分ほど前後する可能性がございます。
注文番号 2678159314
店舗 バーガーズカフェグリル フクヨシ 三鷹吉祥寺店
お支払金額(税込) \3,852
付与予定 17pt
0908マロン名無しさん
垢版 |
2020/05/19(火) 18:33:18.45ID:???
まさかの自傷行為推奨!
『マイナス思考をすると罰(輪ゴムによる痛み)が与えられる事を体に覚え込ませ、思考回路を変換する』

何ですかこの新手の認知行動療法は。しかも罰って……
0909yy
垢版 |
2020/05/20(水) 11:46:42.59ID:???
13:10
¥3,270
0910マロン名無しさん
垢版 |
2020/05/20(水) 17:01:33.32ID:???
ランキング3位:EGG CRATERエッグ クレーター
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敷きつめられた多面体突起が、ゴロゴロとしたワイルドな刺激を生み出します。それぞれの突起は吸盤のようにくぼんでおり、ローションの絡みつきも抜群。360度から強烈な快感が襲います。
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仕様 使い切り,付属ローション入り
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ヒダヒダが全体的に包み込む感じが安心感があり、ゴツゴツもしないのでまったりプレイ出来る所が良いです。肉肉しさがあると言うか本物っぽい。突き詰めてくと定番が良いなと思います
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中央に位置するスクリュー突起が縦横無尽に動くことで、 ゴリッとした強烈な刺激が生まれます。 さらに連続する放射型のリブはエッジーな刺激を実現。 ワイルドな快感が絶え間なく襲いかかります。
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0912マロン名無しさん
垢版 |
2020/05/21(木) 17:49:09.67ID:???
908: 公共放送名無しさん [] 2020/05/21(木) 17:46:05.29 ID:CTa9cWKb (5/6)
>>808
酒は百薬の長なれど、万の病は酒より出ずる
(´・ω・`)
0913マロン名無しさん
垢版 |
2020/05/23(土) 23:48:33.06ID:???
ツイッターで見つけた最強のライフハックは「4-7-8呼吸法」というもの。

4秒かけて鼻から息を吸い込み、
7秒間呼吸を止め、
8秒かけて口から息を吐く

を3セット繰り返すだけで一瞬で眠れるようになった。

騙されたと思ってやってみてください。
どんだけ夜更かししても一瞬で眠くなるから。
0914マロン名無しさん
垢版 |
2020/05/24(日) 00:02:38.65ID:wOPg3PU6
おう
09152,060
垢版 |
2020/05/26(火) 11:09:43.18ID:???
2,060
0919マロン名無しさん
垢版 |
2020/05/28(木) 23:02:21.25ID:???
40Xエラーは「お前が〇〇エラー」で50Xエラーは「俺が〇〇エラー」

400「お前は何を言ってるんだ?」
401「お前は許可貰ってから来い」
403「すまん、お前には見せないわ」
404「お前の求めてる物はここには無い」

500「俺は今調子が悪い」
502「俺は変な物受け取ってしまった」
503「俺は今忙しい」
09203,142
垢版 |
2020/05/29(金) 12:04:48.88ID:???
3,142
09223,870
垢版 |
2020/06/02(火) 12:29:13.20ID:???
3,870
0923マロン名無しさん
垢版 |
2020/06/02(火) 14:56:43.55ID:???
モニーク侯爵家に神のお告げにより産まれた「アリスティア」
未来の皇后として育てられた彼女だが、ある日異世界から やってきた少女「美優」の出現で皇后ではなく皇妃として 迎えられることに…
そんな中反逆罪に問われ心血を捧げた甲斐もなく儚く散り逝くのだが…
目覚めたら9歳の自分に転生!?
転生した「アリスティア」の残酷な運命は繰り返されるのかーー!

『捨てられた皇妃』The Abandoned Empress
�iNA, Yuna 2017 / D&C MEDIA
0925マロン名無しさん
垢版 |
2020/06/06(土) 00:53:29.14ID:???
超世界転生エグゾドライブ -激闘!異世界全日本大会編-
0930
垢版 |
2020/06/09(火) 18:25:54.90ID:???
長いのにうんちつく
人形将棋
ウォルペ
旅先で自転車
0932マロン名無しさん
垢版 |
2020/06/10(水) 05:53:46.52ID:???
高見・恵令奈 (p3p006237)
[2018-07-15 14:59:51]
・・・初めまして、だよね。あたし恵令奈。高見恵令奈だよ。
あの福知山線脱線事故で脱線した快速列車を運転してた運転士がこっちに転生した姿なんだ。わかるー?
0935マロン名無しさん
垢版 |
2020/06/13(土) 23:14:22.78ID:???
927マロン名無しさん2020/06/07(日) 20:08:27.28ID:???
ドキュンサーガ更新
0937マロン名無しさん
垢版 |
2020/06/16(火) 21:59:27.23ID:UiAuKzNR
フレイザー錯視
0938マロン名無しさん
垢版 |
2020/06/17(水) 04:06:19.03ID:???
935マロン名無しさん2020/06/13(土) 23:14:22.78ID:???
927マロン名無しさん2020/06/07(日) 20:08:27.28ID:???
ドキュンサーガ更新
094019:00
垢版 |
2020/06/18(木) 02:11:06.34ID:???
19:00
0941マロン名無しさん
垢版 |
2020/06/18(木) 21:26:26.82ID:???
935マロン名無しさん2020/06/13(土) 23:14:22.78ID:???
927マロン名無しさん2020/06/07(日) 20:08:27.28ID:???
ドキュンサーガ更新
0942マロン名無しさん
垢版 |
2020/06/18(木) 21:26:55.54ID:???
938マロン名無しさん2020/06/17(水) 04:06:19.03ID:???
935マロン名無しさん2020/06/13(土) 23:14:22.78ID:???
927マロン名無しさん2020/06/07(日) 20:08:27.28ID:???
ドキュンサーガ更新
0945
垢版 |
2020/06/20(土) 16:56:31.41ID:???
タバコ違法マスクして吸う
3蜜狭いトイレ警官吸わない
エンディング回収イケメンではない三人
0946
垢版 |
2020/06/20(土) 16:56:51.54ID:???
鉛筆折れる
0949マロン名無しさん
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2020/06/22(月) 23:45:38.15ID:???
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怒らないでマジレスしてほしいんだけど

1 :名無しでいいとも!:2008/08/18(月) 13:13:30.47 ID:jEpF2nxd
なんでこんな時間に書き込みできるわけん?
普通のひとなら会社や学校があるはずだけどん?
これしったら親悲しむぞ、現実みようぜい

2 :名無しでいいとも!:2008/08/18(月) 13:14:02.58 ID:PrnHZjDB
>>1
おい、クズ。頭おかしいんじゃねえの? TV実況に糞スレ立てんなや。邪魔だろうが。
何を実況するのか説明してみろや。勘違いすんなクズニート。死ねカス。
0950マロン名無しさん
垢版 |
2020/06/23(火) 05:04:01.22ID:???
悶十郎(もんじゅうろう)
「覚悟のススメ 特別編・絶頂天狗剣の巻」
0951マロン名無しさん
垢版 |
2020/06/23(火) 12:24:57.98ID:???
やり方は簡単で、蝶結びをしてから、左右の輪をさらに固結びするというもの
0952マロン名無しさん
垢版 |
2020/06/23(火) 12:27:12.58ID:???
PPバンドのつなぎ目をひっくり返し、重なっている部分を剥がす」というもの
0961マロン名無しさん
垢版 |
2020/07/01(水) 20:54:43.05ID:???
望美のウンコは くっさいで〜! ブ〜リブリったら ブ〜リブリ!
0963
垢版 |
2020/07/03(金) 05:29:34.44ID:???
暗号平成
0967マロン名無しさん
垢版 |
2020/07/05(日) 21:01:51.62ID:???
夕季(ゆき)ちとせ@AV女優
@saegusa_yura
2014.9~七草ちとせ,2016.6~由來ちとせ,2020.4~夕季ちとせ,
あと何回名前変わるんでしょうか笑
0968マロン名無しさん
垢版 |
2020/07/05(日) 21:58:48.03ID:???
ティナ・ルウ(人狐・f19073)
だいろくりょうへい
第六猟兵
0970
垢版 |
2020/07/06(月) 23:30:21.44ID:???
>>965
> ドキュンサーガ更新
09763,196
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2020/07/15(水) 12:35:15.45ID:???
3,196
09782,861
垢版 |
2020/07/17(金) 13:48:37.86ID:???
2,861
0980s
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2020/07/19(日) 22:32:55.64ID:???
s
0984かに
垢版 |
2020/07/21(火) 23:42:59.22ID:???
ちっこい
0990ああ
垢版 |
2020/07/26(日) 15:46:29.28ID:???
だいぶまえ髪
0997うめ
垢版 |
2020/07/27(月) 23:33:42.56ID:???
0998fawtarta
垢版 |
2020/07/27(月) 23:37:43.81ID:???
tsたsaarrarafayyast
1000マロン名無しさん
垢版 |
2020/07/27(月) 23:54:47.32ID:???
うめええええええええええええええ
;fじゃいお0ちgqかー0tが
10011001
垢版 |
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10021002
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