からくりサーカス連載中 サーカス５日目
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週間少年サンデー 1997年32号にて連載が開始された「からくりサーカス」
この漫画について色々語りましょう
なお、この作品は人形繰りの技術を駆使することで、１日一話のペースで連載されるようです
たまに操り損ねて変な時期に休載したり合併号になったりすることもありますが気にしないでね
※注意※
連載中スレとは連載終了した漫画作品を第１話～最終話まで順々に、
『現在連載されているもの』つまり現在進行形で語り合うスレです。
●ただし、あらすじは単行本基準で進行していきますが、
●まれにページが多く、やむを得ず同シナリオでも複数に分ける場合があります。
●（「第1話・A」とか「第2話・前」等）
●スレ住人から教えられた場合は別ですが、この場合、
●区切りのいい所や一定のページで一旦切り上げる場合があります。ご了承下さい。
ネタバレ発言はご法度。現在明かされてる情報のみで語り合いましょう。
連載中スレにそぐわない話は楽屋裏スレで行いましょう。
次スレが立ったら or 連載終了して合図があったら楽屋裏！ 現代に戻って好き放題に語り合え！
関連スレ等
からくりサーカス連載中 からくり４体目
https://medaka.5ch.net/test/read.cgi/csaloon/1532419217/
連載中スレの楽屋裏 第３５幕
https://medaka.5ch.net/test/read.cgi/csaloon/1531910380/
連載中スレまとめ
http://rensaimatome.blog.fc2.com/
連載中スレ過去ログ倉庫（更新停止中）
http://rensai.nobody.jp/ 第５幕
空白のナルミ Ⅰ
大爆発で露わになった、ナルミの右腕の義手と、鉄板がつながれた胸板
さらにナルミの黒い髪が炎に溶けるように色が落ちていき、白銀の髪が露わになる
…その変り果てたナルミの姿に、しろがねも困惑し、何があったのか…苦悶の表情を浮かべながら問う…
それに対しナルミも聞きたい事があるとする なぜオートマータの首領がオレを助けた、と
鋭く睨むナルミに対し、しろがねは微かに沈んだ表情を浮かべ…
「………… その問いに…… 答えますから………
まず 私の質問に答えて下さい………」
・・・と、その後ろでは二人を探す仲町サーカスの面々と警察たちの姿があり
まずは二人になれる場所に連れて行くため、自分たちを探す人たちの目をかわしつつ
道路に戻ると、二人の身を案じる仲町のオヤジが、二人の姿に気づいた
しろがねが仲町に一礼すると、そのまま二人は何処かへと走り去ってしまうのだった
コレには仲町も思わず笑い声が溢れてしまうのでした
「へへ、なんてえ…男でえ… くっくっ はーっははははは！」
「もう団長、笑いゴトじゃないよ～～！」
そしてしろがねは、軽井沢の屋敷で別れてからのナルミに何があったのかを知る
ナルミが守った少年と、彼女のことをほとんどおぼえていないこと
しろがねにとっては大きな衝撃ではあったが、彼のその態度が腑に落ちた、とするしろがね
そしてさらにナルミは、ギイに命を救われ『しろがね』となり
オートマータとの戦い、中国の村でのオートマータとしろがねの誕生の秘密を知ったナルミ
サハラ砂漠での真夜中のサーカスとの決戦 しろがねも知る仲間達の死―――
しろがねを指導してくれたルシールも亡くなったことを知り
何もお礼を言えぬうちに…残念に思うしろがね そしてナルミは話を続け
彼が討ったフランシーヌ人形はニセ者であることを知り
彼女が手にしていた歯車に書かれていた日本語から、フランシーヌ人形が日本に向かったことを知る… ナルミは、淡々とそれらを語っていた 昂ることもなく、ただ静かに…
でも私には… 痛いほど伝わってくるのだ
彼が、どれだけつらい死を踏み越えて今、ここにあるのか…
そして、それをどれだけ自分の責任として重荷を背負っているのか―――
私は慄然として、悟ったのだ
彼がファティマという『しろがね』の死に際―――
彼女に、フランシーヌ人形がニセ者であったと言えなかった時に…
あるいは、ロッケンフィールドと言う『しろがね』が…
二人の子供が待つ家庭をあきらめ、ナルミの生を望んだときに―――
彼 の 人 生 は 、 死 ん だ の だ
ナルミにとって彼の人生は、もう彼のものではないのだ
そして、そんなナルミに何も出来ない自分自身を嘆くしろがね
ナルミの心の重荷を一かけらも荷って上げられない、才賀屋敷のあの時のように…
炎上する屋敷でゾナハ病の発作を起こすナルミに、自分は彼の唯一の救いである『笑顔』すら与えられなかった
彼はそんな自分に笑顔を向けてくれたと言うのに…
こんなにも心は哀しく、辛いのに…自身の目からは涙の一筋も流れない… しろがねはそんな自分自身に絶望してしまう…
・・・ふと、しろがねは自身を睨むナルミに気づく 今のしろがねの姿にナルミはこう告げる
「なんで人形のくせに…そんなツラをしている？
おまえはフランシーヌ人形の意識を持つというだけの、ただの作りもののハズだ
それが今は、気のせいか… 今にも泣き出しそうに見えるぜ」 ナルミの口から出る、彼女がオートマータだと言うのをしろがねも断固として否定するが
そんなしろがねにお前の正体を教えてやるとして、サハラ砂漠での決戦を終えた後のことを語り始める
高高度からのレーザーが『しろがね』とオートマータをすべて焼き尽くしたあの日の後
僅かに生き残ったナルミ達は、連合軍のヘリに拾われてもとの生活に戻るようになり…
「そして、間もなくオレは…イギリスで、彼と出会うことになる
彼―――クローグ村の生き残りの『しろがね』、その最後の一人…
大富豪『道化』＜フウ＞こと、フー・クロード・ボワローに…」
＜続く＞ これについて、韓国のネットユーザーからは
「日本に行って文化財を強制的に持ち帰る（盗みではない）愛国者がいる一方で、
頻繁に日本を旅行する非常識な韓国人も多い」
「先に盗んだのは誰？」「日本に返してから調査しようだなんて。
韓国人が日本を信用できるわけない」
「長い歳月をかけてようやく主人の元に帰って来たんだ。むしろこれまでの使用料を請求すべき」など
反論の声が数多く上がっている。
一方で「感情ではなく理性で対応すべき」「日本に管理してもらった方がいいかも。
韓国に置いておくと、燃えてしまったり、誰かが中国に売ってしまったりするから」と主張する声も見られた。
（翻訳・編集/堂本）
https://www.recordch...69-s0-c30-d0058.html やっぱこうなると「しろがねは人形を壊す人形にならなければいけない」っていう
ルシールの教えがよくなかったんじゃないかなあと思う
人間のままでは過酷なオートマータとの戦いに耐えられない、と言う風に行っちゃったのかも知れんけど
泣く事すらできないでくるしむしろがね姉ちゃんを見てると、どうもそう感じてしまう ルシールも一見まともに見えてワタミの社長とかに近いような
サイコパスアスペの側面があるからなぁ
関わることによる負の恩恵も大きかったろう 結果として、もうナルミは一個人としての「ナルミ」じゃなくて
完全に群体としての「しろがね」の一部になっちまったんだな・・・ 誰だよw
また新キャラか
それともフェイスレスかこれ 実際フェイスレスならしろがねを殺そうと差し向けるはずがないしなあ
しろがねとオートマータをつぶしあって何らかの得が有る存在という所なのだろうか あるいはインチュニブな嫉妬と怨嗟の恨の精神に狂ったミンシアか・・・ocn 第６幕
空白のナルミ Ⅱ
しろがねの知らなかったナルミの空白の８ヶ月は、その凄まじさに圧倒されていた
そして決戦を終えたナルミ達は、連合軍のヘリに拾われた
生き残ったのはナルミを含めた四人、強化人間しろがね－Ｏのジョージ・ラローシュ
日本の殺し屋の人形使い、阿紫花英了 ナルミの師匠の娘、リャン・ミンシアである
阿紫花は戦いを終えた後、ナルミとは奇妙な縁で会いやすね、と声をかけるが
…日本での記憶が無いナルミは、阿紫花の話に目を丸くしていた
自分に何があったかを教えて欲しいと願うナルミだが…阿紫花も体力の限界が来ていたか
ヘリが着陸すると同時に倒れてしまった 昏睡状態のまま基地に運ばれ、それきり会っていないそうだ
「ナルミ……あなたは日本で私と…！」
「自分で思い出す それに、もう…オレの昨日などどうだっていい」
淡々と、だがはっきりと告げるナルミの拒絶にしろがねもそれ以上何も言えなかった…
…話しを再開し、生き残った彼らはしろがねの行動の自由を保障した国家の、暗黙の了解の下すぐに外に出た
まずは基地で別れる一向、阿紫花はまだ寝てるそうで、ジョージの方はオートマータの残党でも始末することに
ミンシアはとりあえずバックレた映画のスタッフたちに謝りに香港に帰ろうとする、ナルミに付き合いイギリスを経由するそうだが
「イギリス…？ナルミ、君がそのような所になんの用だ？」
「ちょっと、約束があるんだ」
その約束…ロッケンフィールドと交わした、息子達にあって欲しいとの願い
ナルミもそれに答え、彼の息子達の学芸会に参列していた
「ロッケンフィールドさん……あんたも見てるんだろう」
…何処か穏やかな表情を浮かべ呟くナルミ 息子達の姿の後ろで、父の笑顔が浮かんでいた… …妻に、ロッケンフィールドさんの死を伝えてナルミと合流するミンシア
奥さんは泣いていたけど、気丈に振る舞っては見せていたそうで…
・・・と、街を歩く二人にヤンキー達が絡んできた アンバランスなナルミの両腕を馬鹿にするヤンキー達だが
「おう、そこの若いの！アンタらもう一回笑ってみな！！」
「ああ！？ 黄色い姉ちゃん、オレらになんか文句あんのかよ」
ナイフを出して凄むヤンキーだが、次の瞬間ミンシアの拳がその顔をぶっとばす！
「あるから言ってんでしょっ！！
この鳴海（ミンハイ）の腕や足はね、アンタらを人形どもから守ったっていう証よ！！
それをアンタらは、笑ったんだ！」
そしてミンシアは一瞬でヤンキー達をぶちのめしてしまう
さすがに見かねたナルミがミンシアを止めに入り、何やってんだよと呆れ顔だが
ナルミの脇に抱きかかえられながら、ミンハイだっておかしいと返す
どこか沈んだ雰囲気のナルミに、ミンシアも気づいていたようで…
「そりゃ色々あったよ ルシールもファティマも死んじゃった…でも！
オートマータは全部やっつけて、私達は生き残ったのよ！
敵のリーダー フランシーヌ人形だって、あんたが倒したわ」
そういいながらミンシアは、更に自分の身体を押し当てるようにナルミの身体を強く抱きしめた
「言って 私の体はやわらかいでしょ
それが、私達が生きてるってコトでしょ 私達はやったの！だから もう介抱されてよ、鳴海（ミンハイ）
笑ってないあんたなんか・・・イヤだ」
そういいながらどこか哀しげな表情を浮かべるミンシア…
「姐さん…オレは…」
「まだ…姐さん…だもんねえ…（ナルミの胸板に頭ぽふ
いいかげん『姐さん』とってよ 私はミンシアだよ」 上目遣いで、どこか儚げな雰囲気を浮かべるミンシアだが
ナルミの鈍感さは筋金入りのよーで、そんなナルミにミンシアもあきれがおでため息
…またなんか町の人たちがナルミの姿をみてひそひそ陰口 そんな人達にまた一暴れしようとするミンシアだが
その時二人を横切る町の人がもっていた新聞には、ナルミの顔写真が載ってある！？
さらにナルミの居場所に関する情報をくれた人には、賞金２０万ポンド（約２３００万円）もの大金を出すという！
コレには二人もびっくりしながらも、ミンシアが町の人の胸倉掴んでそれに関して問いただそうとするが
さらにオーロラビジョンや、気づけばバスや町並み、至る所にナルミの情報を求める張り紙が貼り付けられていた
「な…何よ、コレ！？」
「わ…わからねえ…… わかるのは、オレを探してるのが、スゲえ金持ちだってコトだけだ……」
その時、なにやら二人を探していたと思われる者がその前に車を止める、二人がナルミとミンシアであることを確認すると
二人が連れてこられたのは、重工業から始まり石油、不動産、レジャーにコンピューターと
あらゆるジャンルを扱う国際的大企業『フウ・インダストリー』のビルであった
はたしてそんな大企業が二人に何のようなのか… ひとまず案内を受けて、二人の前に現れたのは
『フウ・インダストリー』の総帥とされる、車椅子に乗った老人、フウ・クロードボワローであった
流石に大金までつぎ込んで自分たちを探していたフウに、ミンシアも少々警戒気味だがフウもこう返してみせる
「そうギスギスせんで あたしはオートマータじゃあないよ… ま、人形破壊者（しろがね）とも言えないがね……」
オートマータとしろがねのことを知る彼に、二人も流石に驚きをあらわにする
どうやら彼はクローグ村の生き残りの、最後の一人だというが…
バカ
「私は＜ＦＯＵ＞さ もと『しろがね』 道化＜フウ＞のボワローだ」 クローグ村の生き残りの一人が、なぜサハラ砂漠での戦いに参加しなかったのか…ナルミもそう問うが
フウはそれに答えず、本物のフランシーヌの居場所に興味が無いか、と返す…
その事実を知らなかったミンシアもショックを受け、そしてナルミも血相を変えて食いつく
そしてフウは本物のフランシーヌ人形、とする人物…才賀しろがね、エレオノールのことを語り始めるのだった…
＜続く＞ 北朝鮮国歌は、２２日にインドネシアで開かれた韓国とヨルダンの試合前に流れた。
韓国チームのスタッフやマネジャーらが関係者にミスを指摘。北朝鮮国歌は途中で止められ、
韓国の国歌が流れた。
試合は韓国が３－１で勝利した。
ソース SANSPO.COM 10/23 13:15
https://www.sanspo.c...102313150002-n1.html ぽっと出過ぎてまだフェイスレス疑惑拭えないな
ナルミをけしかけるのは危険ではあるけど、元々手に入らないなら壊す人ではあるし ＞「ナルミ……あなたは日本で私と…！」
「自分で思い出す それに、もう…オレの昨日などどうだっていい」
ここキツいな…ナルミの拒絶がもう完全に分かり合えないことを示してるかのようで辛い
昨日に目を向けても何にもならない、てのはわかるんだけどなあ… そこうしとらのラストのビターエンドにやや似てるんだけど
認知バイアスの差でこうも代わった描写になるんやな… 上目遣いのミンシアが艶っぽいいい色気出してるなあ、さすが映画スターだ
まあナルミには通用しないのはある意味わかりきっていた事だが
最近は展開が重いからこういうささやかなコミカル要素がありがたいわ 2ｍ近い巨漢サイボーグマッチョを通りすがりに笑えるヤンキーどもも
かなり強靭な度胸の持ち主だな
普通だったら視線恐怖ばりに目も合わせられんわｗ 実際フェイスレスじゃないとしたら何者だろうか、このジジイ
しろがねを殺して大企業サイガを乗っ取る足ががりにしたい、とかは流石に小物じみてるしなあ
何より今さらそんな争いされても反応に困るし 梁師範関係のキャラってまだ外堀が埋まってないからメラメラ出てきそうだな
流石に本格的な敵キャラとしては微妙だけど ミンシアはギイと違って久々登場でもキャラ崩壊の境界性は越えてなくて安心した 第７幕
空白のナルミ Ⅲ
本物のフランシーヌ人形は、今は日本の小さなサーカス団にいる、と語る老人フウ
まずは席につくよう二人に言うフウ、メイド達が二人にレモンティー差出し
だがナルミはくつろぐつもりなどなく、鋭い眼つきで答えを急かすが…
「その目だ…… オートマータに苦しむ人々のことを思い、自らも奴らに激しい憎しみを燃やす目だ
あたしも かつては、君のような目をしていたよ
ヤツらにクローグ村を燃やされ、家族を皆殺しにされて、
同じく生き残ったルシール達と共に、＜人形破壊者＞（しろがね）になり、復讐を誓っていた…あの頃は」
…しかしそうなると二人に新たな疑問が浮かぶ、彼がクローグ村の生き残りの一人なら
なぜサハラ砂漠での真夜中のサーカスの戦いに参戦しなかったのか
その問いにフウは「やはり……証明するしかないか…」と呟くと、周りのメイドたちが突如刀を抜く！？
震えるメイドたちにやっておくれとするフウ、そしてメイドたちも意を決し、その刀をフウの身体に突き刺す！！
……常人なら即死の傷を受けてもなお、生きている自分の姿をもって
自分の身体が物理的に不死人『しろがね』であることを証明するのだった
さすがにミンシアもそのショッキングな光景に、わざわざ自分の身体に突き刺さなくても、と声がでてしまうが
フウは自身を科学者で技術者だとして、実証しないと気がすまないそうで
…サハラの件に話しを戻しがてら、フウはぽつりと語り始める…（メイド達に血塗れの身体を治されつつ
「………いつの日だったか……忘れてしまったがね…
あたしは……君のような目ができなくなってしまったのさ……
自分の復讐とか……人間を守るため…とか
オートマータを壊すことが、なんだかどうでもよくなっちまったんだ どうしてだろうなァ
オートマータへの憎しみが心を支配する『生命の水』のさ、
あたしが飲んだ分だけ。濃度が薄かったのかもねえ」 そうして彼はルシール達『人形破壊者』とは別の道を選ぶ それが研究と商売の道
人の５倍も年をとるのが遅いしろがねの性質もあり、時間は腐るほどあった
アラビア科学の錬金術、中国の学識、ヨーロッパの最新技術 そしてそれらの知識を得て多くの発明を世に送り出す
初の蒸気機関車を作ったり、電気の実用的な使い方を当時の技師達に教えたりと…
「バ…ばかな……あなたが…… ベルや…エジソンだったっていうの！？」
フウの言葉に、ミンシアも驚愕に目を丸くするばかりであった
（＊１：アレクサンダー・グラハム・ベル、電話の発明者）
（＊２：エジソン、説明不要の発明王）
しろがねの操るマリオネットの操り糸一本をとっても
ノーベル賞クラスとの発明が６つと、１３もの特許をもったテクノロジーが含まれている
その数々の技術の応用を世に送り出し、彼は今やちょっとした資産家となったのだと言うが
後ろのメイドたちもその話に笑顔を浮かべながら、世界の財貨の３０％が彼のものと言う、フウの凄まじさを語る
フウが後ろ盾となり、裏で無尽蔵の活動資金を援助していたのもフウの賜物だとするが・・・
・・・ナルミはそんな話にどこか冷めた表情で、テーブルに足を乗せて「気に入らねえな」と吐き捨てる
「まるで、金を出してたから『しろがね』をドロップアウトしてもいいだろうとでも言いたそうだぜ、フウ
ルシールが血を流してた時…… ファティマや……他の『しろがね』達が家へ帰れなくなった時に…
アンタは何をしてたんだ！？」
激昂するナルミにミンシアも、戦いにはフウさんのような必要なんだとなだめつつ
フウもいいトコロをつく、としながら車椅子から立ち上がり、体に被せてあった毛布を取り…
・・・・・・そして、観客の皆様方にはお馴染みとなるであろう、あの姿を二人に見せ付ける
「他の者が、汗水流して苦労している時に… それを高みの見物 あげくに愉快な歌まで歌いだす
それが、Ｆ・Ｏ・Ｕ 馬鹿（フウ） 転じて『道化』 つまりは、あたしなのさ
『しろがね』対オートマータという、喜劇（コメディー）の出演者だったくせに
今や一番の観客になろうとしているこのあたしは、最高のお道化者だよねえ」 そう言ってナルミ達に見せ付けたその姿は、所々にて観客の皆様へと語りかけた、あの語り部のピエロのものであった
…そしてその後ろにあるおびただしい数のスクリーンが、『しろがね』達の数々の戦いを映し出す…
「観客は、なんでも知りたがる あたしは、なんでも知りたがるのさ
出演者でいることを、やめたくせに、この喜劇の顛末が知りたくて、仕方がないのさ
もう一度言おう、ナルミ君 あたしは、人類とオートマータとの戦いの全てを観たい、ただの『観客』なのさ」
目の前のスクリーンに移っていた映像には、真夜中のサーカスの戦いの様子も映し出されており
他に人なんて居なかったはずなのに、こんなものを何時撮ったのか…二人がそう疑問を口にすると
突如二人の身体から、光る煙のようなものが現れ始め
それは今までその体に潜んでいた『蟲目』＜アイセクト＞だと、フウが説明する
「アイセクト…カメラとマイクと発信システムを持つ、小さな虫型のオートマータだよ
１体の大きさは、髪の毛の太さの１０分の１以下……」
「オートマータ……アンタ、ゾナハ病の原因の蟲型人形を参考にしたな」
「言ったろう、あたしには研究する時間が腐るほどあったんだよ
あたしは、アイセクトを世界に散った『しろがね』達の体につけた
彼らが知る全てのことを、あたしに知らせるためにね」
そんな話を聞き、ミンシアも顔まっかで体ぱしぱし払うが、フウが言うにはアイセクトを追い払うことは不可能だそうで
皮膚のしわの間にいて、水でも洗い流せず、それが一人の身体に５千匹である
とはいえオートマータに関する言動以外は送信しないようにしてあるそうな
そんな話をしているうちに、スクリーンの一つがナルミとニセフランシーヌとの対峙を写す
ナルミが倒したフランシーヌ人形はニセ者だと言う事を今になって知り、ミンシアも驚愕してしまう…
「ミンシアさん、あの状況で言い出せなかったナルミ君の気持ちも思いやってあげなさい
だから、ナルミ君は、その重責を心に秘めて、君の前でも笑うことができなかったんだよ」 そんなハナシよりも、ナルミが聞きたいのは…本物のフランシーヌの居所である
ミンシアも声を荒げてフウを問いただし…
フウが話し始めたのは、１９０９年に起こった、アイセクトを初めて動かした出来事の話し…
当時のアイセクトは活動時間が短く、音声だけしか伝えられない物であった
そんなアイセクトの実験としてとりつかせたのは、ギイ・クリストフ・レッシュと言う少年の『しろがね』である…
…ここで場面はそのことを話すナルミとしろがねへと移り
ナルミはしろがねに向けて忌々しげに睨みながら、彼女の正体を告げる
「しろがね、いやエレオノール…オレは聞いたんだ まぎれもない事実ってヤツをな
おまえは幼い頃、霊薬『生命の水』を使って『人形破壊者』（しろがね）になった
だが、意識を溶かして中に保つその液体の中に、人形・フランシーヌが溶けていたのだ
人形・フランシーヌの一切を受け継いだおまえは、まさに…人形・フランシーヌの生まれ変わりなんだよ」
＜続く＞ 光州広域市の場合、今年に入って新婚夫婦に周辺地域より安く公共賃貸マンションを優先配分する「光州型幸福住宅」を導入した。
イ・サンリム研究委員は「光州の場合、未婚の青年は首都圏に出ているが、新規マンション建設などが進み、全羅南道（チョンラナムド）の新婚夫婦が入ってきている」とし「新婚夫婦の流入が出生数に影響を与えたようだ」と説明した。
https://japanese.joi...400&;sectcode=400 こいつあのピエロだったのか、あいつ完全に舞台の外の人物だと思ってたからびっくりしたわ 意外性としてはちょっと物足りタリンな
味方陣営の離反者が良かった どうなるんだろう？
合ってはいるんだよな、言ってること自体は… 確かに真実は言ってるのだろうけど、肝心なコトは黙っている的なうさんくささがあるのは否めないよなあ
フランシーヌ人形が、最後に「人間の心」を持って生命の水に溶けていったところとかは明らかに伝わってないし アイセクトやべぇな・・・
考えようによっちゃ結構エロティ良しな使い方出来そうだがｗ そういえばしろがねにかかわる上で、同じくらい大事なフェイスレスの事に一切言及してないなこいつ
やっぱナルミをいいように使ってなんか企んでるんじゃないだろうか…という不安もあるなあ
一応、観客を自称してる以上は、本当におれら読者と同じ傍観者の立場、のつもりなんだろうけど フウの策略でギイとナルミはどっかのタイミングでガチバトルさせられるような気がするなぁ
それでトランキライザー役のしろがねが割って入ると・・・ >>388
まあそれはそもそも俯瞰で見てるだけではわかるもんじゃないし
本当にわかってない可能性も高いと思う >>392
まあ自分で言っててここはさすがにいちゃもんがすぎるとは思ったが
どのみちしろがねを「人形」に変えた最大の要因である貞義の介入に関して触れられてないしな
もしくはその辺はオートマータ関連の情報に引っかからなかったせいでフウも知らんのかも知れないが
ただ間違いなく、わかってて黙ってる重要な情報の一つ、二つはもってそう 広汎性にあらゆる可能性を匂わせる新手のミスリードキャラだなこの老人 第８幕
空白のナルミ Ⅳ
ナルミの話す、自分自身も知らなかった自身の秘密に、さしものしろがねも驚愕するばかり
その事実を知ったのは今から１ヶ月前のこと 教えたのはフウ・クロード・ボワローという老人
彼は世界の３０%の財力を握る大富豪にして、クローグ村の最後の生き残りのしろがね
そして、しろがねとオートマータとの戦いを見守る『観客』となるために『人形破壊者』であることをやめた存在である…
場面はそのフウの語る、本物のフランシーヌ人形がどうなったか、との真相に移る
とりあえずフウじいさんが最低の覗き野郎だということはわかった、とナルミもフウに罵声を浴びせるがフウも涼しい顔で
…するとスピーカーから誰かの声が聞こえてくる
聞こえてきたのは９０年前の、アンジェリーナと対峙したときのギイの声のようであった
当時のフウ爺さんが使っていた、自身の目のかわりとなる蟲型オートマータ、
アイセクトは活動時間も短く画像も送れなかった 事実上、初の起動実験のようなものであったが
初めて活動させた際に、まさかこんな重大な事件と遭遇するとは、と語るフウ爺さん
・・・その初起動に選んだのがギイと言う新人しろがね、
その任務は『柔らかい石』を体内に隠した女性を探し、石を取り出し赤子の体に移して持ち帰るというもの…
その話にミンシアも思わず「…ひどい……」と洩らしてしまう だからこそギイもその任務に失敗したが…
ギイが任務に失敗した後、そのターゲットの女性に助けられ養生していたとき
彼は本物のフランシーヌ人形と出会うのだった
「本物が、なんでその村にきたんだ？」
「さあな…だが黒賀村は、『しろがね』達の操り人形を造っていた……
どうたら人間に分解してもらいたかったらしい その理由は君が知っているのだろう、ナルミ君」
―私は笑えぬまま、『疲れた』とでも言うのでしょうか
フウの言葉に、ナルミの脳裏にはニセフランシーヌの最後の言葉が浮かび上がる… そしてその後、なぜかフランシーヌ人形も加わった、その女性とギイとの奇妙な生活が始まり
彼らの会話を流す音声は、その彼女が赤子を出産しようとするものへと場面が変わる
そうして、彼女が産んだその子供こそが…
≪ようこそ この世界にね、エレオノール≫
「そう、エレオノールさ そしてここからフランシーヌ人形は、エレオノールに大きく興味を持ち始める」
その後彼女たちは何者かの襲撃を受け、フランシーヌ人形はエレオノールを抱き一人で逃げる事になる
ギイに取り付いたアイセクトの何体かはフランシーヌ人形に移り、スピーカーが彼女の言葉を流す
≪この子を殺すというの、おまえ達――― あんなに大変な思いをして大人達が望み、あんなに必死でこの世に生まれて来た子の子を！≫
≪………赤ちゃん、赤ちゃん、なんていい響きだろう≫
このときフランシーヌ人形は、完全にその人間の子供に心を奪われていた
人形に心、フウの言葉にナルミも忌々しげな表情を浮かべるが…そして話は重大な局面を流しはじめる
≪あなたが生まれた時、タミさんという人が私に言いました 『あんたも大きな子をバンバン産みなはれ』と…
私は その時『ああ、いいな』と思ったのです
オートマータが、人間のように赤ちゃんを産みたいとは……なんと愚かなと笑いますか、エレオノール？≫
「この直後、彼女はエレオノールと井戸に落ちる 赤子は死にかけたようだが、奇跡が起きた」
井戸に落ちた二人だったが、瀕死のエレオノールはその井戸水を生命の水へと変えていく様子が音声で聞こえてくる
どうやら『柔らかい石』は赤子のエレオノールの身体に移ったようだ
そしてその様子を伝えるのを最後に、アイセクトも『生命の水』に溶けてしまう…
…その後のフランシーヌがどうなったかは、音声だけでははっきりはしないが
だが今聞いた音声から彼女のその後の運命は想像に難くないであろう
フランシーヌ人形は、生命の水に溶け…
そして井戸のエレオノールは彼女が溶けた『生命の水』を飲み、エレオノールは『しろがね』になった… ・・・そして三人は、フランシーヌ人形の最後の行動を、こう結論付ける
フランシーヌ人形は、赤子を産むために 自ら『生命の水』に溶け、人間のエレオノールに生まれ変わったのだと・・・
私の溶けた生命の水を飲んで、エレオノール
そうすれば私は、あなたの中に生きる
そして私は、人間のあなたの体で赤ちゃんを産める
無論、これは憶測に過ぎないことはフウも補足しておくが
フウが９０年考えても、その結論しかでてこなかった ナルミとミンシアも、そう考えるしかないと思ってしまうが…
それからエレオノールは、ギイが彼女の先生となって『しろがね』として育てられたとの事だ
「ちっ！ギイめ、自分がフランシーヌ人形の生まれ変わりを育ててたとも知らねえで！！」
ナルミもそう叫びながら自身の両手を叩く …それで、その後のエレオノールは赤ん坊を埋めたのかと言うとそうではない
彼女は律儀に『人形破壊者』としての任務をこなし続けた ９０年――人間年齢で言えば１８歳になる現代に至るまで
「なんで…？なんで９０年も待ってるの？ 産めるじゃない、ポコポコさ―――」
姐さんそういうのはちょっと；
それに関しては、フランシーヌ人形の聞いた、『２０年で大人になる』との会話を取り出し
人間の年で２０歳になるまで待っているのでは無いか、と言うのがフウの考えであった
そして今、彼女は日本のサーカスにいる… そのあたりの事情は今は記憶を失っているナルミも関係はしているのだが
そんな事はどうでもいい、とその表情を鋭くさせるナルミの脳裏には、ゾナハ病に苦しむ子供達の姿が浮かび上がる…
と、ここまでの話を聞いて、ミンシアがずいっとフウに食ってかかる
コレだけのことを知っていて、十分な力をもっているはずの彼に、ゾナハ病くらい何とかならないのかとするが
フウはそれに関して、一連の事件の背後に、『黒幕』がいるのだと言う
その存在はすべてにおいてフウを上回る それは蟲型オートマータ同士においても、である
ゾナハ病を発症させる蟲に対して、彼のアイセクトでは太刀打ちできなかったのだ 「ナルミ君、あたしは『観客』だと言ったが、客席に火の粉が飛んでくれば、座ってはいられない
ゾナハ病で全人類が死滅するのは、あたしにとってもおもしろいコトではないのだよ
だから、君にこれを見せよう これは世界中に飛ばしたアイセクトが一度だけ捉えた、『黒幕』の姿だ
それと同時に、ゾナハ病の止め方を示す、唯一の証言でもある」
…モニターに映し出されるのは、サーカスのテントのような場所にて、玉座に座る何者かと
かつて真夜中のサーカスで行動を共にした、しろがね犬の姿があった …玉座に座る男がしろがね犬に語りかける
≪……… そんな目で、見ないでくれ給え、ワン君 みんながどんなにあがいたって、ゾナハ病は止まらないんだから≫
見覚えのある犬、そして聞き覚えのあるその声…
そう、その黒幕とはかつて二人と共に戦った、『顔無し』＜フェイスレス＞総司令…！
その衝撃の事実にナルミ、ミンシアの二人も驚愕
≪もしゾナハ病が無くなるとしたら……私の最愛の人――― エレオノールが、"やさしく"なった時だけさァ
ん？おいおい、覗いてる奴がいるぞ 誰でもいーけどさァ…… もう、来んな≫
そう言い放ちながらサングラスから覗く白銀の瞳が、アイセクトを捉え・・・
そしてアイセクトからの映像が途切れてしまう これ以降彼にアイセクトを近づけることすら出来なくなったと言う
…だが、彼の言葉からゾナハ病の止め方にはエレオノールが関わっていることは間違いない
だがそれが如何なる方法なのか…誰かが突き止めなくてはいけない
フウのその言葉に…ナルミは「行くさ」と、エレオノールの元へ向かう決意をするのだった・・・
＜続く＞ 【ソウル聯合ニュース】韓国青瓦台（大統領府）の金宜謙（キム・ウィギョム）報道官は２５日、南北が９月に署名した「板門店宣言の履行に向けた軍事分野合意書」批准問題に絡む「北は国家でない」との自身の発言が物議を醸していることについて、
「北の地位を憲法的な面から判断する次元で申し上げたもの」と釈明した。
https://i.imgur.com/fxTqYum.jpg まあ確かに、その時のことを知らない第三者からしたら
そういう解釈になるのもしかたないのかも知れないけど
なによりもナルミ達が「しろがね」である以上、どうしてもオートマータをそういう目で見ちゃうんだろうな なんかフランシーヌが絡んでくるとオートマータとしろがね勢の相関性が毎度メンドン臭くなってくるな・・
一枚岩じゃないってのだけは伝わってくるけど ＞……… そんな目で、見ないでくれ給え、ワン君
ここ聞くと、自分を信じているといってたフェイスレスだけど
心のどこかでは自分が間違っているのを見ないふりしてるんだろうかな… フェイスレスみたいなタイプはカーズみたく
独居房みたいな所に幽閉して認知バイアスを破壊するのが効果的 フェイスレスの事隠してなかったな
この流れを見るにフウも普通にそう受け取ってるだけで唆してる訳ではないのかな？ 超絶久しぶり過ぎて作者も顔忘れてそうなワン君のエビリファイな活躍回近々来るか！？ 多分そっちのワン君は、悲しいかなもう出番ないと思うわw ナルミとミンシアって然程フェイスレスとの接点無いからぶっちゃけ驚愕するほど衝撃受けてなさそう
元々価値観とか境界性にズレてるヤバイ奴ぐらいの認識はあったろうが エレオノールがやさしくなった時、てのはつまりあれか
かってフランシーヌが自分にしてくれた在りしあの時みたいに
膝枕でなでなでしながらお歌を歌ってあげればいいわけだな（何） アイセクトさん設定負けで存外無能やな・・・それじゃ夜勤バイトすら務まらんぞｍｌ >>405
あいつは最後までデレなかったからワンチャンあるかもだが
絶望的に読者人気ないから無理やろなぁ．．ocn 第９幕
そして彼女は刃にキスをする
フウの言葉に従い、エレオノールにゾナハ病のことを問いただしに行かんとするナルミ
だがそれをミンシアが引きとめる、彼をそんな簡単に信じていいのか、とするミンシアだが…
そこでミンシアは、フェイスレスがゾナハ病を世界にばらまき何を狙っているのかと言うのをフウに問うが
正確に言えばゾナハ病自体は、彼が捨てたフランシーヌ人形の部下達がやっている事に過ぎない
フェイスレスはそんなことになど関心はない、彼が狙うのはエレオノールただ一人である
エレオノールの体に『生命の水』が溶けて入り込んだフランシーヌ人形は
かつてフェイスレスが『白金』と呼ばれたときに愛した人間、フランシーヌが元になっている
フランシーヌへの想いを、２００年立った今でも忘れられず、
彼女の生き写しであるエレオノールを自分のものにしようと狙っているのだとフウは語る
…ゾナハ病の止め方をエレオノールが知っているような口ぶりだったフェイスレスに関しては
元々フランシーヌ人形やゾナハ病を造ったのはフェイスレス フランシーヌ人形の意識を持つ彼女が知っていると考えたのだろうと推察する
「そしてエレオノールの中のフランシーヌ人形は子供を産みたいと思っている…か」
「ああ、当然フェイスレスはその相手になりたいと思うわな
だが年寄りのヤツは、エレオノールの恋の相手はふさわしくない それでヤツは新しい肉体がほしくなる」
フウがそういうと、モニターには１１歳の少年、才賀勝を映し出す
フェイスレスはこの少年に、科学的方法をもちいて自身の精神を移し変えることを計画したのだ
・・・その少年の姿に、ナルミはどこか目を丸くしていたが・・・
「その子は１１歳 エレオノールは１８歳 ５年に一歳年をとる＜しろがね＞だから、あと１０年で２０歳だ
ということは、その少年は２１歳だ
そうさ……あたしは フェイスレスはそれを企んだのだと思う
フェイスレスは若い体になって、『エレオノール』を！
フランシーヌ人形は人間の体になって、『子供を産むための相手』を共に手に入れると言う計画をな
フェイスレスは倒さねばならん……あたしも今、全力でヤツを追っている
だが今は、ゾナハ病をなんとかせねばならんのだよ」 そしてフウは、自身がシミュレートした世界でのゾナハ病の感染状況をモニターに映し出す
世界全土をゾナハ病が覆いつくすまで、残された時間は残りほぼ２年…！
それまでに何としてでも、エレオノールからゾナハ病の止め方を聞かなくてはいけないのだ
…これでフウの語る話は全てである が、今だミンシアは彼に対する疑念が拭えない…
「よく……そこまでなんでもわかるのね… 推測にしても……
フウさん あなたがフェイスレスなんじゃない？」
ミンシアの言葉に、フウはニヤリと含み笑いを浮かべ…するとその背後になにやら物々しいミキサー状の機械が現れる
「くくっ いいコトをいうなァ、ミンシアさん そうさ、あたしはあるイミフェイスレスなのかもしれんさ
あたしは全てを知りたかった…… そしてあたしには技術力と知識と金があった
だから……造ってみたのさ、フェイスレスの気持ちが、わかると思ってね」
そのミキサーが回転を始めると…フウのメイドたちが笑顔でそのミキサーに飛び込んでいく！？
当然メイドたちは一瞬でミンチと化し、あふれ出る血しぶきにミンシアも悲鳴が出てしまうが・・・
「オートマータだよ そのメイド達は、全員」
淡々とそう継げるフウ…その言葉どおり、血飛沫と共に分解されるメイド達からでてきた歯車が露わになる
「有機的に化合された人口筋肉や、擬似血脈を内蔵し…
人間そっくりに表情を作り、動き回るオートマータは、ヤツラの中に確認済みだ
あたしにもこうして造れたしね だからといってあたしは、フェイスレスにはなれなかったがね お二人さん」
・・・ナルミの話はこれが全てである その後ナルミはフウが手足を改造してここに来た、とのコトで
その時のことも思い返される ナルミは腕と足のカタチのバランスを整えて欲しいと願う
フウも自分の技術なら、もっと血肉の通う手足にもできるとするが
―……この手足には、特別な思い入れがあるんだ…―
ナルミの言葉に…その戦いを見とどけていたフウも、その手足に込められた想いを思い返す
とりあえず色々便利な機能を増やすくらいはいいであろうとして、その作業に取り掛かるのだった… 話をしながらフウのつけたという新機能が発揮され、ナルミの白銀の髪の毛がﾊﾟﾘﾊﾟﾘと音をたて黒く染まり始める
しろがねであることを隠すためか、その髪の毛を黒い色素が覆うようにしてくれたとのコトだ
高熱には弱いせいで、爆発で色素が剥がれ落ちたが１時間もすれば元に戻るそうで
ただ目の方は、左目だけは銀色にはならなかったそうで、右目だけ黒いコンタクトレンズを身につけていた
…行動を共にしていないミンシアとは、イギリスで別れたと言う
自分にも役者としての生活が有るから…申し訳なさそうに俯いてしまうミンシアだが
ナルミもいいさとして、あとはまかせてくれと返す だがミンシアも、ナルミがそんなに背負い込む必要はないともするが…
―背負い込んで、何が悪い？ こういうのもオレっぽいだろ？姐さん―
虚ろな表情ながら、どこか口元を緩めながらそう語るナルミ ミンシアもそれ以上何も言えず…
そしてミンシアは、ナルミと別れの口づけを交わすのだった…
「…今度は、おまえが答える番だ…エレオノール なぜオレを助けた…？
おまえが、今は肉体を持ったとはいえ、オレはいずれ、おまえを壊すんだぜ」
そう問いながら、ナルミは左腕の聖ジョルジュの剣を突きつける
…突きつけられたその刃に、しろがね・・・エレオノールは上着を脱ぎながら答える
「あなたの出会ったフウという人の言うことが、正しいのかどうか……私にはわかりません……
今の私に、フランシーヌ人形の記憶はないのですから
でも たった一つ……誰の疑問もさしはさめない事実があるのです……
私の命は、いつでもあなたのもの 私は…あなたのためなら、死ぬ」
そしてエレオノールは、自らの胸に聖ジョルジュの剣の切っ先を突き刺す…！！
その姿にナルミもさすがに困惑しながらも…それが何故なのかと問うが・・・ 何故…？
何故… その答えは、私の心の奥に……
ずっとずっと、奥の奥に………
そして彼女は、刃にキスをする・・・
＜続く＞ 合意では問題を解決できないとの認識を改めて強調した形だ。
また、合意に基づき元慰安婦らへの現金支給を行っていた「和解・癒やし財団」に関し、「もはや機能していない」と指摘、政府内部で解散を検討していることを認めた。
https://headlines.ya...1026-00000091-jij-kr またナルミの躁鬱ダウン入りからのパワーアップイベ突入か なんかどっかの錬金術師の兄弟のマンガで似たような展開を見たようなrya）ｎ しろがねがナルミにいちゃんに（物理的に）キズモノにされた件
コレは男として責任とらんきゃいかんな ナルミもミンシアと既にワンセックスくらいの仲にはなってそう 第１０幕
一時閉幕
バスジャック事件から一週間が立ち、あの事件のせいでサーカスに連れてあげられなかった子供達
今日はそんな子供達を改めて招いての、サーカス公演の日 ナルミもきぐるみを着ながら子供達に接客中
と、しろがねにリョーコが団長からの伝言を伝えに来た 手伝いはもう大丈夫なので自分の準備をしろとのことで
リョーコも事件に巻き込まれた身、大丈夫か心配していたが、とりあえずは問題ないようで
すると今度はノリさんヒロさんナオタのトリオもしろがねに声をかけてきた
しろがねの方も事件から元気が無い事に、三人も気づいていたようで…その原因に関して三人も難しい顔でこう語る
「やっぱりアイツにふり回されたからじゃねーの」
「ほら、あの新入りよ カッテなコトして、しろがねがフォローしなかったら、あやうく警察沙汰よ」
三人の厳しい言葉に、しろがねも少々困り顔になってしまう…
そのあたりは、警察を無視してバスの子供達を助けたナルミの明るみに出ると色々危ないので
仲町のオヤジが事実は伏せておくようにと、巻き込まれたリーゼとリョーコ、しろがねに言っていたのだ
…故に、ナルミのしたカッテな行動と言うのが一人歩きしてしまい、メンバーからは大顰蹙
しろがねもフォローするのだが三人の怒りは収まらず・・・
「でも、一番先に来てくれたよ… わたしがコワくてコワくて……仕方なかった時に、あのヒトは…
一番 先に来てくれたもん！」
そんな三人の厳しい態度に…リョーコは、目に涙をためながらそう訴え、その場を走り去ってしまう…
何はともあれ、仲町サーカスの公演がスタート 一行の見せる様々な芸に、観客の子供達も満面の笑顔で歓声を上げる
舞台にはリーゼが広げた両腕に動物を走らせ、その隣ではしろがねがあるるかんを駆る
二人が観客たちからの拍手喝采を浴びる中、ふとリーゼがしろがねに新入りさんの事が好きなのかと問う
バスジャック事件のときの、必死に、真剣に立ち向かう凛々しいしろがねの姿を浮かべるリーゼ 「リーゼさん……私をおかしいと思いますか？」
「Nein！＜いいえ＞ あのヒト、ノリサン達言うほどワルイヒトと思いませン」
「あ…ありがとう、リーゼさん…」
そう答えながらも顔を真っ赤にするしろがねの姿に…リーゼもおもわず「かわいい…」と洩らしちゃうのでした
サーカスの裏方では、ナルミが風船を膨らませている最中 そこに法安が声をかける
「若いの…涼子は、生まれた日がむし暑い日でな… 暑いのが苦手なばあさんが、他人様を涼しくさせるような子にと、名付けたんだ…
そんなワシを尊敬して、とうとうこんなトコまでついてきおった…」
「だから…なんスか…？」
法安の言葉にも冷たい態度のナルミだが・・・振り返ると、法安は地面に正座し、ナルミに深く頭を下げていた
これにはナルミも思いっきりすっ転ぶほど動揺してしまい、動揺しながら逃げるように法安の元を後にするナルミであった
そんなナルミの後ろ姿に、法安は胡坐をかきながら一人呟く
「……フン 男だの…」
別の所では仲町と三牛パパが話し込んでいた、皆から新入りの評判が悪いと三牛パパに言われ、仲町も難しい顔だが…
するとそこにナルミとばったり遭遇し、パパが仲町の背中押しながら話がある、とするが
「……… しっかりやんな 新入り」
・・・仲町は、ナルミの背中をぼんと叩きながら、彼を激励する
それだけ行ってその場を立ち去る仲町に、パパも目を丸くしながら追っかけてった
去りゆく二人の背中を見据えるナルミ …そこに突如ナルミに向けて投げナイフが放たれる！
だがナルミもそれを造作もなくキャッチしてみせる ナイフと共に声をかけるのはヴィルマであった
「あーらら…ただ者じゃないと思ったら、カンタンによけてくれちゃうんだ
あんた、若いのに男っぷりがいいね…… しろがねが惚れるのも、わかるような気がするよ」
「あの女とオレには、何もないっスよ」 ヴィルマの言葉にそう返しながらどこか凄んだ表情を浮かべるナルミ
「…そう願うよ あんたとしろがねを張り合うのは命がけだろうからさ」 涼しい顔でそう返すヴィルマだが…ナルミが去った後、自身のいやな汗にぬれた手を見ながらヴィルマは一人呟く…
「このヴィルマさんに、汗かかせちゃってさ くくっ、面白いね あいつ」
そうして今回の仲町サーカスの公演は大好評にて幕を下ろす
一つの親子も帰り支度をしようとするが、その息子がふと、犬のきぐるみをきたお兄さんを見つけ
その少年、ユキオが着ぐるみの元へ向かおうとする
と、なにやら別の所ではノリさん、また別の所でしろがねが席をはずし
しろがねがテントからひょっこり顔を出して、ナルミに声をかけようとするが
そこでは丁度、きぐるみを着たナルミに声をかける、ユキオ君の姿があった
「ワンくんだよな？助けてくれたの？ ううん、ホントは中にいるお兄ちゃんだろ？
おれたちの乗ったバスに、ワルいヤツラが来た時…助けてくれたのは
おれ…スゲーコワかった…妹のミカも泣いてさ………
でも その時、お面かぶった兄ちゃんが…
おれ その時、思ったんだ… 兄ちゃんみたく…なりたいって………」
だが着ぐるみのナルミも人違いだと返すが・・・そこにお父さんがユキオ君を迎えに来た
息子の腕を引っぱって帰ろうとするが、ユキオ君も引っぱられながらも
だったらその人を知ってたら、ミカとオレがありがとうって伝えて欲しいとするユキオ君
・・・ユキオ君のその言葉に、ナルミは強く地を踏みしめた拳法の構えで返す・・・！
そしてブイサインを見せ、ユキオ君も満面の笑顔でピースし返すのでした
…そんなナルミの姿に、しろがねは微かに笑顔を浮かべていた…
そしてノリさんも、その姿にどこかぶっきらぼうに呟く
「ちぇっ ワルい奴じゃねえのかよ…」
こうして、カトウナルミも少しずつではあるが、仲町サーカスの一員として溶け込み始めるのであった からくりサーカス ←
Le Cirque De Karakuri 聯合ニュースによると、別の事情もあるようだ。
韓国外務省では、駐日大使館を最重要の「A」ランクに位置付けているが、仮にAランクの在外公館を志望して選考に落ちると、CランクやDランクの在外公館に配属されるという。
リスクを取ってAランクを志望するよりも、最初からBランクを志望する外交官が増えている、という見立てだ。
どういった理由であっても、日本勤務を志望する外交官が減るということは、日韓のパイプが細るということでもある。
（J-CASTニュース編集部 工藤博司）
http://news.livedoor...cle/detail/15506623/ まっすぐに感謝されると弱いんだな、ナルミ
そういうトコロもある意味昔のナルミのままっぽいがw しかしナルミがカッテな行動しなかったらさらに大惨事になってたろうに
ノリヒロトリオはADHD並の思考力だな まあ元々メンバーからの好感度サイアクだったからなんか反感の目が向けられるのはしゃーない
それでもちょっとずつ距離感が縮まってきたから、リョーコちゃん経由で仲町サーカスに溶け込んでくれればいいけど ヴィルマ発汗し過ぎ
あわよくばナルミとワンセックスに持ちこむつもりだった臭いなｗ 今回はジジイとオヤジがいい味出してたわ
おっさん組では小市民まるだしなパパも意外と憎めないから、それはそれでまたよしw しかしこの時期に今更サーカス組がピックアップされると死亡フラグがメラメラよぎるゼェ・・・ >>429
これを見てそんな判断しか出来ないお前のが思考力ヤバい 三牛もすっかり毒気が抜けて常識人になっちまって何か物足りたりん ＞「ワンくんだよな？助けてくれたの？
いいえ、ワンではなくナルミです（何） 罰ｌゲームみたいに名前だけはやたら挙がるけど二度と本人の出番がなさそうなワン君・・・ 本編～黒賀村の春
第１幕
開幕ベル
冒頭、勝は今日もエレオノールを狙う刺客を撃退する
今回で３度目となる戦いも、どうにか勝利を手にし、ジャコの背に乗って黒賀村へと戻る勝
４月になった黒賀村は、夜空に桜の花びらが舞い散っていた
…村に降り立つと、そこでは平馬が勝の帰りを待っててくれていた（当の平馬が素直じゃないけど
タオルと百合が作った夜食のおにぎりぶんなげ、とっとと立ち去る平馬でした 勝がおにぎりぱく
…平馬が家に戻ると、百合姉に耳たぶ引っぱられた
勝が怪我してなかったか心配そうにする百合姉、平馬もそんな心配なら直接聞けと言うが
当の勝自身が何も言わないのに聞けるはずが無い、とどこか拗ねた表情で百合も返す
「あんただってそうでしょ？マサルの事情は、あの子が話してくれるまでくどくど聞かないの」
「ちぇ、ムリしてら ……好きなのかよ」
平馬のその言葉に、百合はげんこつで返すのでした
とりあえず勝も戦いで傷ついた腕を押さえつつ、そーっと部屋に戻ろうとするが
そこになんだか軽い口調で声をかけてきたのは、阿紫花家次女のれんげであった
「マサルちーん、ほ――い こんな夜おそくあそんでるなんて、ワルいんだ～～」
二階のベランダ手すりに座りながら、イジワルな笑顔で声をかけるれんげ
勝もベランダに足を向けて、れんげのほうこそ何をしてるのか問うと
「ん――― あたしはねー… この『窓』から夜をのぞいてたのさ」
そう返しながら、両手の親指と人差し指で四角を作って、その『窓』から勝の顔をのぞきこむ
こうして覗くと自分の欲しいものが見えるそうな 勝が何が欲しいのか聞くと
れんげは笑顔で、自分はすぐにでもこんな村を出て、東京で詩とかを描いて生活したいという
だがそんなれんげに勝も困惑しながら、両親も心配すると言うが… 「あの人達にゃ、お世話ンなってるんだけどねー
父さんや母さんが事故で死んだあたしを、引きとってくれたんだから…
でも、なーんか、ここにはいたくないのよねえ」
「そうなの……百合サンは黒賀村好きだって言ってたけど……」
「ま、あのコはね～～あたしはあたし ワケは……ないワケじゃないんだけどね…
かくれんぼしてても…あたしのコト、だぁれも見つけにこないんだもん」
そう呟くれんげの横顔は、いつものにんまり笑顔を浮かべながらもどこか寂しげに見えた…
翌日、朝になり勝はギイから戦いで受けた傷の治療を受けていたところ
勝もジャック・オー・ランターンの扱いに慣れてきたようで、そろそろ次の特訓に移ろうかと考えるギイ
「この黒賀村は、昔から人形使いの村だ 人形使いの特訓に使われる場所が、何か所かある
この家の裏の『地獄の二百段』や、北山の『逆流の滝』もそうだ
その内に、『明神様の洞（みょうじんさまのほら）』という所がある
その中に入って出口まで抜けられれば、黒賀村では一人前の人形使いだとされている
マサル、来週あたりその洞窟に入ってもらおう 持って入るのはジャコではなく『キャプテン・ネモ』だ」
しかしその洞窟の中に何があるのか、と話の最中何度もいう勝の疑問にギイは一向に答えようとせず
なんだか意味深に不気味な笑顔と高笑いを浮かべるのみでした
学校も始まり、勝達も今日で六年生 先生も生徒達に挨拶をする最中
平馬とヒロシ君は、勝が明神様の洞に入ると聞き二人も驚愕
その試練の過酷さは二人も知っており、試練を受けた大人が出てきたときにはしばらくごはんも喉を通らなかったとか
その命令を下したギイもムチャクチャだと二人も声をあげるが・・・ 朝礼中なのを完全に忘れてました
「ムチャクチャはあんた達です 立ってなさい！！」 三人廊下にぽいぽい しばらく立ってカラスの鳴く夕暮れ時 百合と五郎が一緒に歩いていた
どうやら五郎が今までの百合への態度を謝罪していたようで何度も申し訳なさそうに頭を下げる
人形相撲で平馬に負けた後、退院したオヤジにどつかれ厳しくしかられたそうで
改めて修行しなおすから、もう一度百合と付き合うチャンスが欲しいと頼み込む五郎
そんな五郎に百合も困り顔だけど…と、そこに同じく学校を終えた勝と平馬の二人と出会う
二人も勝が明神様の洞に入ると聞き血相を変えてしまう よほどコワいそうだがいったい何があるのか…
五郎も詳しくは知らないが、父が若い頃に行った時はひどい目に逢わされたそうで
試練を終えてからも何度もうなされ、何日もくたびれた老人のようにぼーっとしっぱなしだったと言う
百合の話では何か人形と戦うらしいが…やはり詳細は知らないとのこと 勝も流石に怖くなってきた
「ま、出口はきれーなトコだっていうけどねえ」
「オヤジも言うてたよ、赤紫のじゅうたんみたいやったって」
平馬もそんなとこ入るのやめとけと言うが…するとそこに、田んぼの向こうにあるれんげの姿に勝が気づく
その隣にいるのはれんげと付き合ってる隣町の高校生だそうで
なんだかいい雰囲気の二人に百合も顔赤くして黄色い声がでちゃう 隣で五郎がちょっとすねてた
今日も一日を終えて、お家へ戻る勝と平馬 だが家で再会したれんげは、頬に殴られた痣があった
その目に涙を浮かべながら、行き違いで家を出るれんげ… 居間のほうでは夫妻が難しい顔で…
れんげが父と喧嘩でもしたのだろうかと、勝も平馬に聞くけどいつものことだと返し 「また れんげ姉が、この家を出て東京に行きてえとか言ったんだろ」（冷蔵庫の骨付き肉がつがつ
「まったく、何が気にいらんのか、二言目には、家を出る 家を出る言いおって」
…平馬もほっとけと言おうとするが、その静止を振り切り勝はれんげの後を追おうとする！
（ほっとけないよ！ だって、泣いてたから！）
彼女を追って家から出た勝の姿に、れんげも気づき 振り返りながられんげは一人呟く…
「へんなコねえ あたしを探してるの？」
＜続く＞ 南北間の交易額は2015年の12億ドル（約1348億円）から16年1億4700万ドル（約165億円）、
17年には100万ドル（約1億1200億円）以下へと急激に減少していたが、
今年は9月時点で2700万ドル（約30億円）と増加に転じている。
2018/10/26 10:47
http://www.chosunonl...6/2018102601315.html リーゼが最近バスジャック戦でポンコツやらかしたから似たような定型女を新調か・・ これはいつの間にか平馬が冷静なツッコミポジで勝がアスペ行動するボケの関係性になってくパターン そろそろギイはジョージと共演して欲しいな
ニヒルキャラ同士でメンドン臭い会話始めそう 第２幕
花畑
神社の鳥居にもたれかかりながら、フーセンガムを口に含むれんげ
その脳裏にはあたり一面に広がる、自分と同じ名前を持つれんげの花畑があり
笑顔を浮かべながらもういいよーと声をあげる、れんげの花かんむりをつけた少女
だが、少女が何度もういいよーと言っても、それに応える者はなく…
―れんげさんだね ご両親が、交通事故に逢われた
信号は青だったのに、飲酒運転で逃走していた車が進入してきて…―
・・・少女はひたすらに、れんげの花畑の中で、もういいよーと叫び続ける…
そんな物思いにふけながらフーセンガムを膨らませるれんげ
すると必死の形相で辺りを探す勝の姿に気づき…どこか微かな笑みと共に勝に声をかける
父とケンカしたと聞いて必死に彼女の行方を探していた勝に、れんげもいつものコトと笑って返し
更にれんげは、来週の水曜日には恋人と一緒に黒賀村をでていくのだと話す
父と母には、連絡は後でするにしても形としては家出になるかな、とあっけらかんと話すれんげ
引きとめようとする勝だが、れんげも子供はだまってなと一本指を立てて勝の鼻ぷに
さらに自分はマサルを信じてこの事を話したのだから、誰にも言わないようにと口止めをするれんげだが・・・
「……… もう、それは…ゼッタイ決まってるの？
もしもこうだったら、家出しないとかないの！？ ぼく…なんでもやるのに……」
「……… へんなコ…… あんた なんにもカンケーないでしょ………
でも……ふーん なんでも…か…… じゃあさ、あたしの名前と同じ花の、ものすごく広いお花畑を見つけてよ」
黒賀村のどこかにあると言うれんげの花畑、彼女ではそれを見つけられなかったそうで
そう語りながられんげの脳裏には、その花畑で過ごした両親との思い出が浮かぶ…
「その…お花畑が見つかったら、れんげｓなんは、この村から出ていかないの？」
「あはは、見つかったらね でも、〆切は来週の水曜日！見つからないよ」 そういいながら、ぱっと飛び上がり神社の階段を駆け下りていくれんげ
そんな彼女の後ろ姿に、勝はゼッタイに見つけるよと叫ぶのだった
その翌朝、勝はさっそくれんげの花畑を探し始める
だが村人達に聞いても手掛かりはなく…ならば歩いて探すしかない、とする勝
だが黒賀村は山奥の村、周りの山も含めるとかなり広い範囲になるが・・・
・・・それからしばらく立つが、未だにその手掛かりをつかめない勝 毎日へとへとだが
れんげとの約束が有る以上、誰かに手伝ってもらうことも出来ず…時間だけが無情に過ぎてしまう
家に戻ると、最近服もくつもボロボロの状態の勝に何やってるのか百合も口を尖らせてしまう
れんげ姉もあんたも外ほっつき歩いてばっかり、とどこか呆れたように洩らしてしまう百合だが
…ふと、勝は百合にれんげさんってどういうヒトなのか聞いてみる事に
「………あんた、れんげ姉にキョーミあるの？」
「うん…れんげさん、あんまり自分のコトしゃべらないから…」
「そうよね……でもスゴイかっこいいヒトよ
私の一つ上の１４歳で、4年前両親が事故で亡くなって、お父さんに引き取られたの」
そう語りながら、百合がここに引きとられたばかりの時の、れんげ姉との思い出を話す
ある日子供の百合が男の子にいたずらをされて泣いていた時のこと
木陰でその話しを聞きながら、フーセンガムを膨らませるれんげ…
ある日、その男の子がボコボコにされた姿で涙を流しながら百合に謝ってきた
ぺこぺこ頭を下げる男の子だが、その百合の横では、顔に叩かれたあざをつけながらも無言で親指を立てるれんげ姉の姿があるのだった
「れんげ姉は、何考えてるかわからないトコもあるけど、すごく強くて、頼りになるの
菊姉も、一目置いてるもん だけど…何をしたら喜んでくれるか、わからないの……
私も……父さん達も…れんげ姉の心の内側には…入れないのかもしれない……
最近…父さんともうまくいってないみたいだし…… 心配してるんだけど……」 そう話しながらどこか表情が沈んでしまう百合…
「大丈夫だよユリさん！ぼくがきっと」
そんな彼女に勝も思わず立ち上がってそう言い掛けるが…れんげとの約束を思い出し口をつぐんでしまう
…はたして彼女の探すれんげの花畑はどこにあるのか、既に今日は日曜で残り三日しかないが…
場面は今日のギイとの特訓に移り、腕立てをする勝にギイは村で何かを探しているようだと尋ねるが
「ギイさんは、黒賀村のコトよく知らないんだよね」
「なんだ、その挑発的な言い方は」
「いや、ぼくはただ、ギイさんに聞いてもわからないかなって…；」
「だから何故君が、ボクの知識を決め付けられる！（ｶﾁｰﾝ
僕は１００年以上の輝かしい人生の中で、常に知を探求してきたギイ・クリストフ・レッシュだぞ！」
「あ～～～わかったよ～～～；」
しょうが無いのでギイに事情を説明すると、れんげ草に関するギイペディアが勝に披露されました
ちょっとお怒りのギイに勝も悲鳴が出つつ、何故その花畑を探しているのか問われ・・・答える前にギイは言う
「 『女』 のためだな いいのだよマサル
君も思春期、別名 春期発動期だ そういうモノさ」＾＾
勝も顔まっかになって否定しようとするけどギイは聞く耳持たず…ふと、ギイが思い出す
勝が３日後入る予定の訓練場『明神様の洞』 あれを抜けたゴール地点に赤紫の花が咲く花畑があった気がすると言う
その言葉に勝も食いつき…ギイにがばっと迫って頼み込む
そして場面はその『明神様の洞』の入り口へと変わる
ギイが洞窟入り口のレバーを引くと、洞窟内に明かりがこもる
「まったく いきなり今夜、明神様の洞に入り怠惰と…君は普通でも、ここに入るのは早すぎるんだぞ」
「うん…ギイさん でもぼく、水曜日までれんげ畑を見つけるって約束したんだ」
そして勝は人形の入ったスーツケースを手に、『明神様の洞』の試練に挑まんとするのだった
＜続く＞ また、カン・ハンナは「（韓国では）整形していない顔が人気だ。ガールズグループの中でも、整形してない子をわざと入
れる。その子が自然体ということで人気が出たりする。そういう子は愛嬌があるから」と伝えたりもした。
一方、カン・ハンナは２００７年に日本ウェザーニュース気象キャスターとして放送活動を開始し、現在は日本芸能事務
所のホリプロに所属しながらさまざまな番組に出演している。
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