そこで何故かベジータになっていた俺は、ガチホモのフリーザ様に追い回された
「ほーっほっほっほ、わかりますかベジータさん！！
男は誰でも自分の中に女を飼っているものですよ！！！
さあ、わたしの尻尾で後ろの穴を開発してあげましょう！！！！」
と舌なめずりするフリーザ様から、俺（ベジータ）は必死で飛んで逃げた
同時に俺は悟空の姿を探した
アイツと共闘すれば、後ろの処女はとりあえず守れる
フリーザと距離を離した俺は、あたりをキョロキョロ見回して悟空の気を感じようとした
なのに…なのにだ…
悟空の奴、カプセルコーポレーションの宇宙船にピッコロたちと乗り込んで、今しも
脱出するところだった
愕然とする俺に、悟空はシュビッと右手を挙げてこう言った
「わりぃなベジータ！ オラ、ギニューんときに裏切ったこと、ずっと忘れてねえから！！」
そしてさっさと地球に出発しやがったんだ……！！
俺の心の中に怒りがとめどなくわきあがり、喉も裂けよとばかりに絶叫した
「おのれカカロットオオオォォォォォォ――――――――ッッッッ！！！！！！！」
そこで俺は目が覚めた
布団も下着も汗でびっしょりと濡れていた
夢とはいえ、掘られなくてよかった…
俺は心底そう思った
つまらん話をして済まなかったな、許せみんな……
