からくりサーカス連載中 からくり4体目
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週間少年サンデー 1997年32号にて連載が開始された「からくりサーカス」
この漫画について色々語りましょう
なお、この作品は人形繰りの技術を駆使することで、1日一話のペースで連載されるようです
たまに操り損ねて変な時期に休載したり合併号になったりすることもありますが気にしないでね
※注意※
連載中スレとは連載終了した漫画作品を第1話〜最終話まで順々に、
『現在連載されているもの』つまり現在進行形で語り合うスレです。
●ただし、あらすじは単行本基準で進行していきますが、
●まれにページが多く、やむを得ず同シナリオでも複数に分ける場合があります。
●(「第1話・A」とか「第2話・前」等)
●スレ住人から教えられた場合は別ですが、この場合、
●区切りのいい所や一定のページで一旦切り上げる場合があります。ご了承下さい。
ネタバレ発言はご法度。現在明かされてる情報のみで語り合いましょう。
連載中スレにそぐわない話は楽屋裏スレで行いましょう。
次スレが立ったら or 連載終了して合図があったら楽屋裏! 現代に戻って好き放題に語り合え!
関連スレ等
前スレ
からくりサーカス 連載中 サーカス三日目
https://medaka.5ch.net/test/read.cgi/csaloon/1527322810/
連載中スレの楽屋裏 第35幕
https://medaka.5ch.net/test/read.cgi/csaloon/1531910380/
連載中スレまとめ
http://rensaimatome.blog.fc2.com/
連載中スレ過去ログ倉庫(更新停止中)
http://rensai.nobody.jp/ 【連載中スレに参加したい人へ】
・連載中スレとは?
すでに連載終了した漫画を第1話〜最終話まで順々に『連載されている当時に戻って』語り合うスレです。
過去の作品を現在進行形で楽しめ、1話ずつ掘り下げてじっくり語り合えるので、
今までと違った面白さが見つかるかもしれません。
基本的に1日1話、定時に更新します。月刊漫画などページの多い漫画は2日に1話といった場合もあります。
時折何らかの都合で更新出来ない日や、時間が早まったり遅れたりする事もあります。
・連載中スレに参加する上での注意。
漫画が連載されているものとして語り合うのですから、当然先の展開など知りません。
「主人公の過去にはこんな秘密が!」「このキャラの正体は○○だ!」「こいつ後で裏切る」
などといったネタバレ発言はご法度。
まあ現在連載されているまでの情報で予想・推測可能な場合は、それを明記して書き込むといいかと。
連載当時に先の展開を読めた人もいるんだしね。
でも容易に先が読める時はともかく、安易なネタバレは空気を壊すだけ。
「俺の勘だけど孫○空とピッ○ロって宇宙人じゃね!?」とか客観的に見てどう思う?
それとメル欄会話も出来るだけ避けましょう。
・連載中スレの時空間。
連載中スレは基本的に『連載当時に戻って』語り合います。『現実時間』でやる形式もあるけど基本は『連載当時』ね。
よって、現実で起きた出来事、発売されたゲーム、話題等も当時に戻って語り合いましょう。
故に時事ネタは注意しましょう。
『時事ネタは極力控える』『未来の固有名詞、AAは出さない』『時事ネタを振る時は結果を覚悟してから!』
なんか怪しいなと思ったら楽屋裏にどうぞ。
ちなみにリアルタイムで1日経っても、スレの中で週刊漫画なら1週間、月刊漫画なら1ヶ月経ってます。
・次スレが立ったら。
次スレが立ち、誘導するためのリンクが貼られたら、そのスレの残りは楽屋裏となります。
連載中スレに関する感想、話題など、好きな事を語り合いましょう。
次スレが立つのはたいてい950前後ですので、あまり多くを語り合う事は出来ません。
だからこそ濃縮した話を出来るのです。これも連載中スレの華。 【連載中スレで困った事が起きたなら】
・揉め事、トラブル発生時は連載中スレの楽屋裏でご相談を。
ここ『連載中スレの楽屋裏』は、連載中スレでは話せない事柄を話し合うためにあります。
スレ立ての相談はもちろん、あらすじ書きさんが定時更新不可能な時にあらすじを貼り、代理更新を依頼するなど。
連載中スレで話せない雑談を交わす事も結構ですが、ここは連載中スレ全ての楽屋裏ですので、
ひとつの連載中スレについて延々と語り合うのはやめましょう。
とはいってもみんな適当に雑談したりしてますから『空気を読んで』気軽に語り合うのも有り。
・連載中スレにてネタバレされたり、連載終了した作品を語り合ってる事に疑問を感じる人が現れたら。
スルーしよう。
ただし連載中スレの主旨を知らず、初めてスレを覗いただけの人である可能性もある。
その場合は楽屋裏へのリンクを貼り、改めて連載中スレの主旨を説明して仲間を増やそう。
また、単にまだ出てきていない部分の話を「もう出てたはずだよな〜」と勘違いしてレスしただけかもしれないし、
本スレやその漫画関連の別スレと勘違いして、素のレスをしてしまう事もある。
ネタバレをされたからといってそれが悪意の行動とは限りません。寛容な精神を持ちましょう。
・人多杉とか出て見れない時。
専用ブラウザを使えば見れます。2chを見るためのソフトで、無料で使えて便利機能いっぱい。
さらに鯖にかける負担を減らすため2ch側から推奨されてます。以下のアドレス参照。
ttp://www.monazilla.org/ 第5幕
スーツケース
黒賀の里のものに命を狙われた勝、この危機を乗り切るべく勝は一度部屋に戻ろうとする
…だが部屋の扉の前に立ったところで、その人形の刃が勝の行く手を阻み!
そしてその木刀状の刀が、勝を階段上まで一気に跳ね飛ばしてしまう
広い平地に弾き飛ばされた勝を、三人の人形使いが取り囲む・・・
(ダメだ…このままじゃ殺されちゃう…
ぼくが本当にお父さんに、頭を乗っ取られたのかもわからないまま……!!
そんなのいやだ!!)
この絶望的な命の危機にありながら…勝の瞳は、決して諦めない強い意志を宿していた
・・・だが勝は黒子達に対し、観念したかのようにその上着を脱ごうとするが…?
…そして勝は黒子達の一瞬の隙を付き、瓦礫を蹴飛ばし黒子達の目くらましとする!
黒子達の包囲から逃れようとする勝だが、人形の一体が振る剣が勝に襲い掛かるが
それに対し勝は黒いシャツを顔まで被り、夜の闇に溶け込んでその距離感を失わせ人形の攻撃を回避し
さらに穴の空いた床部分の鉄骨に脱いだ上着を引っ掛けて、見事に下の階段へ舞い戻る事に成功する!
「う…上着を振り子のように使って…?
あの状態から自分の下の服が黒いことを計算に入れて行動したか? さすが、貞義!!」
勝のその逃げの見事な手際には、黒子もそう驚嘆の声を洩らす
勢いあまって勝の頭がドアにゴインとぶつかってたけど あたまにでっかいたんこぶ作りつつ、そのドアを閉めて鍵をかける
だがこの程度の扉、人形の力ですぐに破れる、と叫ぶ黒子達
勝も今は時間稼ぎで十分、その目的はマリオネットの入ったカバンに辿り着くこと!
勝の背丈ほどの巨大なカバンをよじ登り、鍵を開けようとするが・・・
・・・鍵穴に鍵を差し込んでも、そのカバンは開かれない・・・?
何度も鍵穴を回すが、一向にそのカバンは開かれる気配がなく…
そしてその扉も、今にも打ち破られそうで…もはや絶望しかける勝だが・・・
「……… そうだよね……ぼくの思いどおりになんて…いくわけないよ…
アタマに血がのぼって…夢中でここまで来たけど……
操り人形だって…ぼくはちょっとしか…操れないし…
ぼくは・・・ぼくは・・・」
≪何やってるんだよ貞義サマ、カギ穴の横に両手用の穴が開いたよ
そこに手を入れるんでしょ≫
そこに何処からか、何者かの声が聞こえてくる…?
突然聞こえるその声に勝も困惑するが、ついに黒子の一人が扉を破りその前に立つ
勝もカバンにあいた穴に気づくも、黒子も人形をつかわせまいと、そのカバンを操り人形に持ち上げさせる!
カバンを持ち上げられ、その上に乗っていた勝も転がり落ちてしまう
そしてそのまま勝の身を潰さんとするが…勝も自身の指に、いつの間にか人形の操り糸が接続されていた事に気づき
叫び声を上げながら勝はその糸を思い切り引っぱりあげ!
それと同時に、そのカバンから巨大な両腕が飛び出す!!
その光景に黒子も勝も目を丸くしてしまう 部屋のアナウンスも勝に攻撃するよう言うが
勝の両手に接続されたその糸は重く、勝の力では中々動かせない ≪『ゴイエレメス』は子供の体で使うんなら、思いっきり力をいれなきゃダメだ≫
「お…思いっきり…
く ぅ わ あ あ あ !!」
叫び声をあげながら、勝のシャツ袖がびりびり破れるほどに思いっきり力をこめてその糸を引っ張り上げ
次の瞬間!カバンから飛び出したその腕が黒子の人形を一撃で破壊する!!
・・・そして勝の前に現れたその人形『ゴイエレメス』は
筋骨隆々の体躯をした、さながら古代ローマの装飾を施されたゴーレムのような人形であった
「私の…『衝月』を…一撃で……
これが…貞義が自分で造り… 自分に遺した人形か!」
黒子もその人形の威力にその目を見開きながら、ここは一度退くことに
・・・と、そこにまた何者かからの声が聞こえてきた、勝もその声の主が誰なのかを問うと
その部屋を飛んでいた鳥のような何かが、勝にこう語りかけてきた
〔ジブンはあんたに造られた… 『マサル』という子供の脳に貞義様が『転送』した後、
もしも何かのミスで自身の記憶が思い出せなくなった時は、何かと世話させるためにさ
ジブンがずーっとあんたを見て来た結論はな、
貞義サマ、あんたの記憶はこの子供の中でぜんぜん戻ってないよ!!〕
そう叫びながら、鳥型の何かが勝へ突っ込んでくる!? 勝も思わずおばけと叫びその目を見開くが
〔失敬な!おばけじゃない、自動人形<オートマータ>だ〕
その鳥おばけ…改め、鳥型のオートマータがそう言いながら勝の肩に止まった まふ
…だが自己紹介は後回し、まだ勝を狙う黒子は残っている
まだまだ謎は多いが、まずはこの危機を乗り切ることからである…
<続く> ゴイエレメスは今までのマリオネットにない、シンプルで無骨なかっこよさがあるな
こういうシンプルイズベストな機体はけっこう好みだw しかし貞義もいっちゃなんだが、こういう機転というか、
悪知恵が働くヤツって認識されてるんだな そのせいでガンガン誤解が深まってそうでもあるが アシハナが愛想を完全に消し去って
スペクトラムに悪に走ったような奴って感じかな貞義は しかしオートマータが出てくる辺り、まじで白金も関わってそうなのが現実味を帯びてきたな
鳥おばけはどうみてもマスコット枠だけど いずれサーカスに乗り込んできたオートマタにノリヒロやヴィルマが殺されて
勝が覚醒するとかってパターンじゃないだろうな・・・ocn 屈強な巨人の人形とそれを操る子供、そしてそれを補佐する口うるさそうな小動物
面子だけ見れば割とニチアサの王道ヒーローモノっぽいなw 鳴海みたく躁鬱ダウン入りして変に感情に振り回されもせず、
冷静に淡々と事態を飲み込んで対処するところみると勝のが素の能力は上っぽい 人形操りのシロートにやられたら黒子も立つ瀬がないが、意地を見せられるかな
正直ガンダム初出撃に立ち向かうザク程度には勝ち目は無さそうなのが悲しいとこだが 久しぶりに出てきたから忘れてたが、そういえばこいつら、基本しろがねに一蹴される程度の実力だしな
勿論比較対象がでかすぎて、あまり参考にはならんが勝くんでもなんとかなりそうな気がしてきたw えー、何気に自動人形って言ってるけど、「ロボット」じゃないの?
だとすると貞義=錬金術師or自動人形?
後はしろがねを受け継いだ一番濃い人格が鳴海なら一番濃い知識が貞義?
だめだ、分からんが、とりあえず貞義がヤベぇ奴だと言うことは分かった 勝が使った懸糸傀儡にやられた黒子の一人が、一旦撤退し階段前まで戻る
勝・・・貞義に懸糸傀儡を使わせてしまったことを詫び、苦悶の表情が浮かぶ黒子の一人だが
だが戦えることを示してしまったことで、逆に勝の脳に貞義が『ダウンロード』されたことが証明された、とする黒子の仲間達
そして仲間の人形を部屋に向かわせ、再度貞義を仕留めんとする
・・・部屋の勝は、自らが操った巨大なゴーレム風の人形を前に
ただただ目を丸くするばかりであった…
第6幕
2体目と3体目
「ぼくは……夢を見てるの…か…な…
今、ぼくはこんな大きな人形を……… 操ってる…し…」
〔ダメダメ、貞義サマ、そんな動かし方じゃゴイエレメスは5分ももたないっスよ!〕
「ヘンなトリがしゃべってる…;」
勝の言葉にそのトリ型のオートマータもトリじゃないと反論
やたらなれなれしい、勝の肩にのるそれは伝説の怪獣グリュポンをモデルとして
勝…改め、貞義サマが自分を造ったそうだが・・・
「グリュポンくん…か、お…おもしろい名前だね…」
〔かーっ、ぜんぜんっ忘れてやんの、貞義サマ!〕
「だから、ぼくは貞義じゃないよ…」
少し困った顔でそう呟く勝ではあったものの…
そこへ再び、勝を狙う黒子が鎧武者の人形『尖夕』と共に襲い掛かる!
グリュポンくんも話は後、としてまずは『ゴイエレメス』の必殺技を教えると言う
黒子の操る尖夕の十文字槍の連激が襲い掛かるが、ゴイエレメスの強靭な装甲はその連撃にびくともしない
勝もその攻撃に慌てふためくが、グリュポンくんもこのくらいでは壊れないとしつつ
人差し指で『E』の字を描くよう指示を出し、勝も空に『E』を描くと
ゴイエレメスの腕、その肘にあったブースターが点火する! グリュポンくんの指示の元、そのブースターの出力を更に上げ、肘から激しい炎が吹き出す
…黒子も苦悶の表情を浮かべながらも、やぶれかぶれで尖夕を突撃させようとし
勝も叫び声を上げながら、ゴイエレメスの強力な攻撃を放とうとするが
勝も思い切りその腕とともに糸を引っぱろうとするが、その瞬間操り糸がバツンと千切れてしまう!
そして放たれたゴイエレメスの大腕の一撃は、糸が切れたことで狙いがそれ、地面を削り取っていくが
それでもなお、その凄まじい威力は黒子と尖夕を容易く部屋から吹き飛ばしてしまう!!
どうにか黒子も無事ですんだが、その破壊力に黒子も息を呑む・・・が
・・・ゴイエレメスが腕を突き出したままで、動かないのに気づく どうやらもう動かないようだ
勝の方はグリュポンくんが勝の耳ひっぱって、次の人形の元へ行くよう言われていた
『ゴイエレメス』はあれ以上操るのは、子供の身体では無理だとして、また別の人形が必要であった
黒子のほうもまだ残りの人形があるはず、と警戒しつつ
更なる1体『裂空』を出し部屋に乗り込む3人目の黒子
部屋には勝の姿と、傍らにはゴイエレメスの入っていた壊れたケースと、開かれた一つのケースがあった
対峙する黒子も人形を出してみろ、と鋭く勝を睨むが・・・
・・・黒子の頭上には、すでに骸骨頭の海賊船長のごとき風貌の人形があった…!!
そしてその海賊船長『キャプテン・ネモ』の両手のサーベルが裂空に襲い掛かる!
〔どうだよ貞義サマ、この『キャプテン・ネモ』は、力がいらないでしょ!!〕
「うん…でも、フワフワしてやりづらいよ…」
それでなくとも勝は人形操りは素人、マトモに正面からぶつかっては押し負けてしまう
〔なら、右中指、円を描きつつ引き、左手の平を上に、腰まで引き込んで!〕
やたらややこしいグリュポンくんの指示に勝も思わずすっとんきょうな声を出しながらもそれに従い
その操作で、キャプテン・ネモの背中から、折りたたまれた4つの刃が現れ!
それとサーベルをあわせた6つの刃が、一気に裂空をなますぎりにしてみせる!! 手持ちの人形を全てやられた黒子達、やむなくここは一旦退く事にするが
それを勝が追いかけようとする、彼らが言う貞義…勝の父の事に関して聞きたいコトがある、とするが
部屋を出て階段を上った勝が目にしたのは、黒子達が構えるロケットランチャー!!
そしてそのロケットランチャーが勝もろともその部屋を破壊しようと発射されるが
「やった!」「い……いや、見ろ!!」
黒子達が指し示すのは、爆炎の中から現れる、空飛ぶカボチャ頭の死神と
その背に乗って黒子達を追わんとする勝であった…!
〔操り しくじらないでくださいよ、貞義サマ!〕
「もう!ぼくはマサルっていうんだよ!」
<続く> SK建設関係者は「ラオスの建設現場に通常の3倍を超える集中豪雨があり補助ダム5カ所のうち中1カ所で水が氾濫し事故が発生したものと推定している。
すでに下流地域の村で豪雨による浸水被害があったが、ダム事故により被害が加重されたと理解している」と話した。
また「専門家らが現地調査に着手しただけに近く事故原因が明らかになるだろう」と付け加えた。
駐ラオス韓国大使館は「現在まで韓国僑民や駐在員、施工者関係者の被害は確認されていない」と話した。
業界では「もしダムが決壊して今回の事故が発生した場合、建設工事を引き受けた企業は金銭的側面だけでなく信頼度でも相当な打撃を受けることになるだろう」と予想する。
http://japanese.join...loc=jp|main|top_news こいつら実はメガテンの仲魔じゃね?
っていわれても通じる面子なきがするな、この人形たちw 勝コト貞義とネモのコンビは和気あいあいとしてるけど
サーカスの面々と再会したらリスパダルに揉めそうだな >〔なら、右中指、円を描きつつ引きry
コレ実際にやろうとすると一発では多分ムリだわ、左手のひらあたりでもうごっちゃになる グリュポン君の元ネタはグリフォンだろうけど
なんかイメージと違ってパーソナリティーなギミック搭載してんなw まだジャックランタンは見せ場ないからわからんけど
正直キャプテンネモはいまいち地味な印象で、こいつがメイン機体になるのはちょっち考えにくそう
まだゴイエレメスのほうが小柄な勝君との対比で絵的に映えるわ キャプテンネモは渋さからするとドナリン爺に似合いそう
イメージ的にも投影性同一しやすいし それだとふわふわして踏ん張りが効かない操作性が微妙にがんこじじいの足を引っぱりそうだ
…そういえばパトレイバーでもあったな、操作性というか乗り心地が良すぎて逆にやりにくい、見たいなの 勝って今の時点で既にしろがね犬程度は超えた戦闘能力ありそう
ワン君程度ならおそらくワンパン・・・ocn なんか面白くなってきた
というかこの流れだと勝=貞義は誤解っぽいな
よく考えてみたら藤田といえど流石に勝=貞義は業が深過ぎるし
半端に記憶だけ移っているとかいう展開かもしれん
勝=貞義だとそれはそれで面白いんだが
こうやるせなさすぎる意味で ここに来てマスコット投入か
クソ重たい胃が痛くなる話になるかと思ったが、耐えられそうだ 貞義コト勝は分裂症みたいに躁鬱の人格が入れ代わり立ち代わりするようになると
戦略の幅が出て面白そう 黒賀の人形使い VS しろがね−O
のかませ頂上決戦がいつか来る事に期待(何) >>34
まぁ広汎性にみて勝自体がマスコット枠みたいなもんだったし ジャックランタンがでるんなら
本物の貞義(いるのなら)が使うのはジャックフロストになるんかなw 今までがハーレムなハーパライフを満喫してた分
勝には禊として貞義の呪いと向き合う時が来たかのよう 第7幕
過去が、動き始める。
勝の使う人形、その性能に黒子の人形たちは残らずやられてしまい
せめてあの部屋だけでも潰さんと、黒子達はロケットランチャーを取り出した
勝もグリポンくんに早く逃げないと、とうろたえてしまうが
そのために早く残りの一つのカバンを開けるようグリポン君が言う
勝も従い、そのカバンを開けると…中から現れたのは、カボチャ頭の勝より大きめ程度の背丈の人形
そのカボチャ頭の背中にのりながら、操り糸を指につけると・・・
≪イヒヒヒヒ イヒヒヒヒ≫ なんかカボチャ頭から不気味な笑い声が聞こえてきた
「な、なんの音?」
〔動くんだよ、これが!『ジャック・オー・ランターン』が!〕
そしてそのカボチャ頭『ジャック・オー・ランターン』がムクムクと置き始め
先端に鎌の刃が付いたほうきがジェットエンジンの如く急回転 グリポン君の指示で右手を上にあげると
笑い声と共に、ジャック・オー・ランターンが急加速で飛び上がる!!
そして黒子のロケット弾が部屋に向けて発射されるが、
勝を乗せたジャック・オー・ランターンは、ロケット弾を横に掠めて見事部屋から脱出!!
まんまと逃げられてしまい、黒子達も一度体勢を立て直すしかない、と乗ってきたトラックに戻り
これでこっちも逃げられる、とするグリポン君だが…勝は逃げない、と返す
「ぼくはあの人達に尋ねたいんだ、父さんが何者だったのか…
父さんがこんなふうに狙われるような、何をあの人達にしたのかって!!」
・・・のだがうまく人形を操れない勝は、まるで見当違いの上空にすっ飛んでしまう
≪イヒヒヒヒ≫ \この人形もうるさーい!/
そんな勝を尻目に、黒子達もここは黒賀の里に戻る事を決めるのであった ・・・僅かに霧が立ち込める農村、その奥に大きな屋敷があり…
恐らくその屋敷のほうでは、三人の男がドカドカと廊下にけたたましい音を鳴らしながら急ぎ足で歩く
「お目覚めになった!? それは本当なのだな」
「ああ、実に9ヶ月ぶりだ」
そしてその三人が一つの部屋に入り、その部屋にいた長にあの方の容態を問うと
長と呼ばれた老人も安心せい、と返し・・・
「細胞組織の増殖も安定――― 才賀正二様は 生きておられる」
・・・その部屋の奥にある、巨大な水槽のような物の中で、何かの培養液に浸されるその人物…勝の祖父、才賀正二
彼の身体は上半身のみを残し、その身もアバラ骨がむき出し、両腕もボロボロの状態でありながら、どうにか生き長らえている、という…
長の言葉に三人もどうにか安堵し、若いリーゼントは涙まであふれ出させる
「良かった……今年の2月、……あの憎き才賀貞義を倒そうとした高速道路での戦いから今日まで……」
「もう目が覚めないのかと……思うておりましたぞ………」
・・・水槽の中でどうにか命のある、白銀の眼をした老人、才賀正二も
どうにか黒賀の者達に声をかける なんでも正二は彼らに話がある、とのことだ
…正二の懸念は、社会的には自身の息子だった、貞義の安否であった
その言葉に、長が軽井沢の才賀屋敷跡地にて『才賀 勝』が現れたとの報告をする
「……現在黒賀の人形使い三人の手練をやっておるところですが…
才賀勝が普通の子供であれば、もとよりあの屋敷を訪れる理由がありません……
……ということはあの子供は……」
≪なんと…いうことだ…… あ奴はあの戦いを生き永らえたのか……
生き残ってついに…ついに…あのかわいそうな勝の脳に、
自分の心を『転送』<ダウンロード>してなり変わってしまったのか……
私は…このような姿になっているというのに……≫ そう呟き、項垂れる正二…配下の叔父さん達も部下達は豪傑、必ず貞義を倒せるだろう、とするが…
・・・正二はどこか悲痛な表情をうかべ、運命に翻弄させてしまった不憫な勝に詫びる…
そして正二は長に、その勝…貞義をここに連れてきて欲しい、とする
部下達もそれは危険だし、子供の姿でも黒賀村に災厄をもたらした凶悪な存在
止めようとするも、自身も承知の上と、正二の意志は硬い…
正二は貞義に対して、どうしても尋ねたいことがある、とのことだが…
場面はその場から撤退しようとする黒賀の者達と
それを追う、勝を乗せたジャック・オー・ランターンに移る
黒賀の者達も勝の追跡を振り切ることができず…黒子達もなぜ追いかけてくる!?と困惑
これではみすみす本拠地、黒賀村まで案内させてしまう いったん道を変えようとするが
だが後部座席の黒子から、正二直々の命で貞義を連れてくるように、との本部からの命令が告げられる
危険だが正二様のお考え、仕方ないとして黒子達もそれに従おうとする
勝のほうも、どうにかおっかなびっくりながらなんとか人形操りをやれている様子
グリポン君もそんな震える手でどうにか動かす勝の姿に呆れ顔
・・・なんだかだんだんグリポン君も目の前の少年が貞義サマじゃないような気がしてきたけど
まだ勝の頭の中で貞義サマが目覚めていないだけかもしれない、ともう少し同行してくれるようだ
…すると追跡するトラックのほうで何か動きがあった
後ろの幌が開かれ、こちらに向けられる何か グリポン君が気をつけて、と叫ぶと同時に!
そこから放たれたネットが空飛ぶ勝を捕らえてしまう!!
<続く> 正二おじいちゃんが今回のキーパーソンっぽいな
というかおじいちゃんもしろがねなんか このマンガはジジババがカッコいいコトに定評があるけども
このクリーチャーじみた正二もエビリファイした活躍をしてくれるのかな 才賀屋敷でのバトルからいろいろあったと思ったが
作中時間だとまだ9ヶ月程度なんだな、こうしてはっきり数字に出されるとあまり経ってない印象 一回一回のバトルが長いマンガだとそういう違和感発生しがちだよな
作中の時間に投影性同一して読んでると起こりがち ジャックランタンの上に乗って操縦するのは、知識なしのぶっつけ本番でバイクに乗るくらい大変そうだ
ヘタしたら墜落死と隣りあわせだろうに勝くんもよーやる なんかこのスレ定期的にナルミにケチつけたい人いない? 普通に読んでたら勝のがメラっと鼻につく場面多いと思うがなぁ
鳴海はメンヘラっぽいけどそこまで不快感はない ナルミはメンヘラなんでなくただ救う相手に感情移入し過ぎてるだけだろ 似たような不幸体質のガッツとは存外双極性でキャラ被りしない不思議 そーいやせっかくでてきたゴーレムと船長二体、もう出番おしまいなんか?
藤田センセイ割とマリオネットに関しては容赦なく潰すけど、さすがにちょっと勿体無い …それは、幼い頃の勝が大好きだったおじいちゃん、正二と過ごしていたときの記憶…
勝と正二は凧揚げを楽しみ、共に笑顔を浮かべていた
正二は勝が才賀家の本当の子供じゃないことなんて気にせず、あの凧みたいに飛び上がれ、と笑顔で語る
と、なんだか勝が何か言いたそうだけどはずかしげにもじもじ
そんな勝に正二も、勝の身体を軽々と肩車してあげる
これには勝も喜びの声をあげ、二人は束の間の団欒を楽しみ・・・
・・・それからしばらくして、正二は亡くなり、その葬儀が行われていた
葬儀に参列した人たちからは、なんでも正二は趣味の山歩きで遭難してしまったらしい
探索の甲斐なく、正二の遺体は見付からなかったそうだが
「これで才賀グループの次の社長は長男の貞義サンが継ぐことになるな」
「ホラあの子、貞義サンが愛人に産ませた……」
「ああ、勝っていうんだ……いいよな、オヤジが社長になったら二号の子でも、社長のムスコだもんな……」
そんな中、勝はただ正二の遺影の前に立ち尽くすしかなく・・・
そして勝はその部屋から外に出て行き、大好きだったおじいちゃんの死に涙を流すのだった・・・
第8幕
黒賀村 長の屋敷
・・・そこで、気を失っていた勝が目を覚ました
どうやら勝とグリポン君は黒賀村の長屋敷、その牢屋に捕らえられてしまったようだ
何でそんな所に…なんて疑問を洩らす勝にグリポン君が状況を説明しようとするが
・
・
・
「うわうわトッ、トリが!トリがしゃべってる〜〜〜」
今さら気づいた びっくりした勝君が思いっきりのけぞり牢の柱にどたまぶつけた 今までさんざんしゃべってたわ、とグリポン君もツッコみつつ
どうにも軽井沢の部屋で会ってから話がかみ合わない勝に文句が出ちゃう
…勝自身、自分がグリポン君を造ったと言う父、貞義の記憶は無いのだが
グリポン君も今に思い出す、と勝の頭にぽふ、とのっかり
〔きっとこの小さくて軽そーな頭の中には、転送された貞義サマの膨大な記憶が眠っているのさ!!
そして、それはきっと何かのきっかけでばっちり目を覚ますのさ!
そして、それまでの知識のサポートしたり、記憶の復活を手伝ったりせよと
貞義サマその本人から命ぜられたのが、このグリュポンなのさ!〕
「じゃあさ、グリポンくんはそのためにぼくに何をしてくれるのさ」
〔ボケナスだなァ、そんなの決まってるだろ!!
……何するんだろ?〕 そんなグリポン君に勝もずっこけ
そもそもジブンはあの地下室の用途や使い方を教えるのがお仕事だったのに
もうその地下室も爆発で吹き飛んでしまっているし、これじゃジブンのいる意味がない、と頭抱え
グリポン君もいつまでこんなバカガキの中で貞義サマは眠っておられるのかぶーたれちゃうが
「……グリポンよバカガキとはなんだ」〔へ?〕
「われはサダヨシ 今、おもいだしたぞ、グリポム!!
ふは、ふは、 ふはははははははは!!」
そう叫び威圧感たっぷりにそう叫ぶ勝に、グリポン君も思わず目がハートになっちゃう
敬愛する貞義サマの復活に、ぺこぺこ頭撫でてあしにちゅっちゅキスするグリポン君だけど
もちろん勝はその貞義サマのフリしてただけでした べーっと舌出す勝にグリポン君もショック
・・・そこに、勝のいる牢屋に黒賀の里の人たちが姿を見せる
彼らは勝に聞きたいことがある方が待っている、と牢屋を出るよう言うが
…勝も自分を殺そうとした人たちの言いなりになんかならない、とその男たちを睨みながら 「聞きたいコトがあったのはぼくの方だ 父さん…貞義はいったい何を…したのさ?
おじさん達、黒賀村のヒトが恨みを持つどんなコトをしたの!?」
悲痛な表情を浮かべてそう訴える勝だが、その身を黒賀の男の一人が思い切りその胸倉を掴んで壁に叩きつける!!
血走った眼の激昂した形相を浮かべる黒賀の男、衝月…彼がその胸倉を掴みながら、貞義の行った凶行を語る
「おまえは三年前のあの日、黒賀村に病気をばらまいたのだ!! ゾナハ病をなァ!!」
…勝は、その病気の名を知っていた
かつて自分を守ってくれたお兄ちゃんがかかっていた、とてもつらそうなその病気・・・
そして黒賀の男達は勝の手を引っぱり、彼らがいう『あの方』の元へ連れて行く
黒賀村の創設者にして、貞義がゾナハ病をもたらした時、その身を挺して彼らを救った指導者
その名は 才賀グループ先々代社長、才賀正二…!
・・・そして勝は屋敷の大広間にて、亡くなったはずの正二と再会し
喜びの涙と共に、大好きだったおじいちゃんの下へ駆け寄ろうとするが…それを正二の怒りの声が止める
勝の…いや、その中の貞義の一挙一動が、勝に似ていれば似ているほど、正二も怒りがこみ上げてくる…
勝自身が、いくら自分が勝だと言っても、正二は聞く耳を持たず・・・
…そして正二は勝に向けて、二つの問いを投げかける
≪1番目、柔らかい石は見つかったのか、貞義?≫
「…や…柔らかい石って…何?… ぼくは…知らないよ…」
≪ふふ…そう言うだろうと思った…
だがな…『柔らかい石』こそは、お前がずっと探してきたものではないか……
自分の記憶と心を他人の脳に『転送』<ダウンロード>する方法を完成させ、
人から人へ、永遠に生き続けられる身となったおまえでも―――
『柔らかい石』は死ぬほど欲しかったのだろう?≫ すると正二の部下達が、勝の身を無理やり羽交い絞めにする!
勝を押さえつけながら、その柔らかい石のありかは正二自身が教えてやろう、とする
自分の体験と共に無理矢理にでも… その言葉にどういうイミか勝も眼を丸くするが
≪思えば、おまえをただ殺そうとしたのは間違いだった
おまえは自分のした事を知ってから殺されるべきなのだ
自分が何を破壊し、そして、何を見抜けなかったのかを知り、
自分の迂闊さに苦しみもだえてから死んでゆくべきなのだ
そしてその瞬間にこそ私は、二番目の質問をしよう
『貞義、おまえは今、どういう気持ちだ?』……と≫
そうして勝を押さえつけながら、そこに何か小瓶に入った液体が勝の前に有る…
その子瓶に入っているのは正二自身の血、その血は人の記憶を溶かし、保持する『しろがね』の血、『生命の水』であった
しろがねから話にはきいていたが…、しかしその呟きがかえって誤解を更に深めてしまう
そして黒賀の男達は勝の身体を押さえつけながら
その正二の血を、勝の口に無理矢理ねじ込んでしまう…!
≪貞義、おまえはわたしの血を飲むのだ!! そして私の体験をかみしめるがいい!
そして、わたしの記憶の旅から戻ったおまえに、私は尋ねるのだ
『貞義、どういう気持ちだ?』と!!≫
<続く> ・・・え?柔らかい石って勝の中じゃねーの?
ここに至るまでは完全にそんな前フリだったと思っていたが 勝って毎回いつも頭ぶつけまくるけど脳細胞エビリファイしてねぇか・・・ いわれて見れば1エピソードで大抵2,3回は頭ぶつけてるな
そろそろ石頭になりそう カボチャ頭と揶揄されるくらいだからもうほぼ奇形児になりつつrya)n オートマータと関わりがあったり、ゾナハ病をばらまけるという点でも
白金=貞義=勝、かはまだわからんが間違いなく白金は深い関わりがありそうだ ナルミと再会した辺りからフェイスレスとのパーソナリティな繋がりが語られそうだな。 しかしおじいちゃんもしろがねだった訳だが
正二が貞義にああも敵意を向けるのって、もちろん貞義のやらかした悪事もあるんだろうけど
才賀貞義って人物は、実はオートマータなんじゃないか?ともふと思った
それで稼動してからの自分の記憶を人間に移し変えることで
オートマータの目的のひとつ、人間になる、を果たそうとしているんじゃないかなーと オートマータとしろがねのハーフというライタイハンばりに闇の深い存在が出てくるかも 冒頭、勝は黒賀の里の男たちに押さえつけられながら、
正二の血を無理矢理に飲ませようとする その血は正二自身の血でつくった『生命の水』
即ちその血には正二自身の記憶が溶けているのだ…!
第9幕
才賀正二の記憶へ
ぼくはおじいちゃんの 記憶が溶けた 『生命の水』を飲まされた
おじいちゃんは思ってるから…… ぼくがお父さんの貞義に頭を乗っ取られたと…
ここは黒賀村、人形使いの村
ぼくに何が見えたか…? それは、才賀正二―――おじいちゃんの記憶の旅
大きな謎が明かされてゆく 長い旅だった―――
勝の独白と共に、正二の血を飲んだ勝は倒れて白目を向き・・・
そして、勝の頭に誰か別の少年…その記憶が入り込んでくる…!!
・・・
勝の頭にその髷を結った少年が入り込むと共に、その少年の目が見開かれる
その少年が、空を見ながら野原で寝転がり、木陰でぼやくところから…その、長い長い旅が始まる
そこへ、正二郎と呼びかける二人の少年がこちらに近づいてきた
その場所は正二郎のお気に入りの場所、…その丘から彼らの住まう長崎が一望できた
で、二人にどうしたのか正二郎が聞くが…
なんでも二人は道場で何か事件を起こした正二のことが気がかりだったそうで
次男坊の正二郎に嫌味を言う道場の仲間をちょっとどつき回したら、思いっきり泣かれて先生にこっぴどく叱られたそうな
そんな事を思い出して、正二郎も苛立ち気味に雑草を木でばっさばっさ
それはそれとして、二人も本題に入る 「で、なんじゃ」
「乙名頭取の息子のおまえ、紅毛人の町内診療に立ち会わんでよかとか?
ほら、出島で阿蘭陀(オランダ)人で、名人ちいわれちょるお医者様がおったろ
そん人が、今日から特別に町の方に診療所作って、そこで病人ば看るんじゃと」
(*乙名頭取:長崎79町に1名ずつ置かれた責任者が乙名であり、
その中からさらに選ばれた4名が乙名頭取として中崎の町制全部を管理する)
で、そのオランダ人とやらの診療所作成に、正二郎の父も役人と共に立ち会うそうな
だから正二郎にも声がかかるであろうとする友人二人だが、自分はまだ元服もしていない10歳の小僧
立会いなんぞに呼ばれるはずもない、とどこかふてくされたように洩らす正二郎だが…
そもそも友達の少年二人がそのオランダ人を見たいんで、正二郎につき合わせたいだけのようです
で、二人も嫌がる正二郎の首根っこ掴んで無理矢理連れてくのであった
場面はその診療所前に移り、その前の通りにはすでに人だかりが出来ていた
その名医の到来に町の人たちも喜びの声が溢れていたが、そこに辿り着いた正二郎はなんだか難しい顔
・・・丁度その診療所にて、一人の白髪の老人が、丁度子供を見終わったようで
その老人の見事な技に、武家たちも感服しましたと歓声を上げるが
…そんな光景を、正二郎はどこか覚めた目で睨んでいた…
と、そろそろ先生も出島に戻るので道を空けるよう観客に言うのは、正二郎の父親であった
するとその父が息子、正二郎にぶつかるが…ぶつかった自身の息子を忌々しげに睨み付ける、が…
その医者の先生は、正二郎の前に座り込んで問う
「私はジャコブ・インと言う 君の名前は?」
穏やかな表情でそう問いかける白髪の老人、ジャコブだが…
父が答えるよう促しても、正二郎は答えず…
こん人は…お医者で名人で… みんなからありがたられて…
みんなから尊敬されて、こぎゃん異国の地でも立派に生きちょる…
そンにくらべて…わしは… …正二郎はその唇を噛みながら、そんな嫉妬の感情が胸に渦巻き…
そして正二郎はどこか悲痛な表情を浮かべて
「先生はよかねぇ」ジャコブに向けてそう言って、正二郎はそこから逃げ出そうとするが
勢いあまって転んでしまい、ジャコブの器材や薬をまるごと倒してしまう!?
周りの武家たちもそれを前に、この始末は腹を切った程度では済まされないと叫びながら
二人をひっとらえようとするが… そこにジャコブが前に出る
「道具、薬は人にあらじ
人を救う医者の持ち物がこわされたと言って、人を害してなんとします
お役人様、皆様、今のことはささいなことです
日本の掟であろうとも、この子供と親に何か責任を問うようなことがあれば、
私の首をまず、お持ちください」
そう告げてジャコブは、自らの首筋に自身のメスを当てる…!
だが武家たちも、ジャコブの名はすでに江戸まで届いている ここで死なれたら自分たちの面目が立たないとして
やむなくこの件は不問とする奉行所の面々であった
正二郎もジャコブに謝るがもういいとして、ジャコブは出島に戻る道中、話し相手になってほしいと言う
…道すがら、ジャコブは先ほどの正二郎の「よかね」との言葉の真意を問う
正二郎も謝罪しつつ…その問いに自身のことを話し始める
「……わしは……地役人とはいえ、名字帯刀を許される乙名頭取の息子として生まれたとです…
ジャコブ様は御存じないかもしらんけんど、日本は、家を継ぐ者は長男と決まっちょります
わしは次男じゃけん エラくもなれず嫁もとれん…
かといって、わしはなんの才覚もなかけん、商いやほかンこつで名ば上げることもできんとです
いつも父親に言われちょるのは、『おまえは役立たずじゃけ、何もせんちゃよか』
そンで先生は、みんなにありがたられて……尊敬されて…… ……じゃけん……」 「いいな…か……… 私は…こんな人生など望んではなかったのだがね…」
正二郎の言葉に、ジャコブはどこか空を見上げてそう呟く…
そして正二郎だけには教えてやろう、と屈んで正二郎の身をマントで隠しつつ…
・・・ジャコブの眼、瞳の部分がその指で取れてしまう!?
これには正二郎もおったまげるが、どうやら色硝子をコンタクトレンズのように使ってたようだ
「私は、本当に君が見ているような者ではないのだよ
さ、着いた また明日会おう、正二郎」
そしてジャコブは出島への橋を渡りながら、正二郎にこう告げた
「私の本当の名前は、白銀<パイイン>だ」
<続く> 正二郎が「しろがね」の名付け親になるのだけは容易に予想できる
日本で付けられた名前だと言ってたしな 決壊したセピアンセナムノイダムは韓国大手財閥SKグループのSK建設と韓国西部発電、タイ政府
系の発電大手ラチャブリ電力、ラオスの国営企業が合弁で建設していた。筆頭株主は26%を出資する
SK建設。2013年に着工し、19年の稼働を目指して建設を進めていた。
被害の全容はなお不明だが、ダムの決壊で周辺の村落が水没。少なくとも27人が死亡、3千人以上が
家を失ったことが確認されている。
https://www.nikkei.c...3526027072018FFE000/ サーカス編最終編だし、こっちも真夜中のサーカス決戦並みに長丁場になりそうだな
なにせおじいちゃんの子供時代から始めるあたりそうとう長い昔話になりそうだ まぁぽっと出キャラの冗長な過去編だから盛り上がり的にはダウン入る編に移動するのは否めないな 勝のルーツにいたるであろう過去編ルートに入ったから多少は仕方ないにしても
正直仲町サーカスの皆さんまとめてぽいっちょしたのはちと不満だわ リーゼの掘り下げ回がまだ不十分なのに
なんか既に勝とワンセックスした関係みたいに落ち着いちゃってんのが引っかかる ジャコブってなんかスティーブのコンパチっぽいけどこの世界の医者の定型パターンか? 大人達の皆さんが追いかけて来るなら、カギを握ってるのはギイだろうな
間接的にも勝をここに差し向けた張本人だし、ギイの思惑も気になるポイントだわ 正二郎と既にコンタクト取っててスペクトラムな取引してそうだわギイ からくり、はまだしもサーカスが完全にどっかいった件
江戸時代のサーカスにあたるのって何になるんだろう、歌舞伎はまた違うだろうし まぁ病身舞みたいなブラックユーモアの場であったことは確か ちょっと今日は帰省の出先から
申し訳ないけど帰れるのが日が変わりそうな境目になりそうなので
今回の投下はちょっと無理そうです、申し訳ない 冒頭、場面は正二郎の過去から一度現代に戻り
正二は黒賀の者達に一度下がるよう命ずる
だが勝をそのままにしておくのは危険だとするが、正二も今の勝は何も出来ないと返す
今勝は、正二の血を飲まされ、その記憶に溶けた自身の記憶を急速に辿っているのだ
おそらくその始まりは、江戸時代後期、長崎での自分の記憶であろう
「例の…一八一六年のですか…」
≪ああ…まだ私の名は正二郎… 十歳だった…≫
第10幕
白銀<パイイン>と正二郎
…白目を向いて倒れていた勝も、まさに正二の記憶を体験し
180年以上昔の長崎で暮らしていた、正二の経験を追っていた…
今から180年前、文化13年 日本がまだ鎖国をしていた時代のこと
当時、貿易が許されていたのは中国とオランダのみで
その商品の取引もここ、長崎の出島でだけ取り引きされていたそうだ
また、交易に来た外人たちや、日本人も商人以外は出入りをきびしく制限されていた
そんな中、正二郎はオランダから来た医者だと言う、ジャコブ・インと出会う
ジャコブは以前の騒動から、なぜか正二郎を気に入ったようで…いまではジャコブのかばん持ちを許されるようになった
道すがら、正二郎はジャコブから識字、アルファベットを教わっていた
正二郎は中々覚えが達者なようで…しかしそんな正二郎とジャコブがべったりなのを
奉行所の人たちは快く思っていなさそうで…(二人の後ろでお武家集団ひそひそ
ジャコブも彼らの気持ちは解るのだが、自分としても正二郎と話すのはいい息抜き、と笑みを浮かべて見せた
と、今日も診療所前まで辿り着いた二人 診療所前はすでに長蛇の列ができていた
「あーあ、もう着いてしもた わしも、先生にもっといろいろ教えてもらいとかとですよ……」
「…そうか、なら正二郎
昼九つ(*12時)…と言ったか、診療所の裏口からこっそり入って来なさい」 その言葉に、正二郎も笑顔を浮かべて必ず参ると約束するのであった
それからしばらくして、昼を告げる鐘が町に響くころ
正二郎は裏からこっそり診療所内に入ってきた
なんでも昼はしばらく休憩するので一度診療所を閉めており、室内に人影は無い様子
監視役も隣の家なので安心するよう二階から声をかけるジャコブ、正二郎も階段を上がり
そこで正二郎がみた者は、自身が今までに見たこともない、外国の様々な品々であった
「正二郎、しっかり見よ これが世界だ」
その部屋には地球儀やコンパス、時計やランプなど当時の日本では貴重な品々が飾られていた
そんな見たこともない品々に、正二郎も驚きに目を丸くしていた
それは、ぼく―正二郎が生まれて始めて見るものばかりだった
先生は、ぼく―正二郎に易しい言葉で、聞いたこともない新しいことを、ゆっくりと教え始めた
新たなる毎日が、正二郎の前で幕を開けたんだ
それから正二郎は、毎日昼になると家を抜け出してはジャコブの診療所を訪れた
…当時はそれだけでも、罪になることだったが、正二郎の新たな知識への欲求は止められるものではなかった
世界地図で日本が何処かを教えてもらった正二郎
こんな小さい豆粒が自分の国だと知り、こんな小さな島で家の名だ、次男はダメだなんていってるのだとおもうと
なんだかバカらしくなってくる、なんて洩らしてしまう正二郎
だがどんなに大国の王でも、自分の名前、つまり家や立場に縛られるもの、と正二郎を易しく諭す
それからもいろいろなお話や様々な外国の貴重な品々に、正二郎は引き込まれて言った
地球がこんな丸では地面に落ちてしまうと言う正二郎の疑問に、『引力』に関して学んだり
葡萄牙(ポルトガル)の菓子『かすていら』の味に舌鼓を打ったり
そんな正二郎に、ジャコブも優しい笑みを浮かべていた・・・ ふと正二郎は、彼が以前語った『ジャコブ・イン』は自分の本当の名前ではないとの件に関して問う
本当の名はバイイン、唐人だとのこともあり、それが知れたら重い罪に問われてしまうが…
それをしってまで、なぜ日本まで来たのか…正二郎も思わず震えてしまうが…その言葉にジャコブ…改め、バイインはこう答えた
「来てみたかったのだよ、最果ての地へ… ただし、君には悪いが―――
別にこの国じゃなくてもよかったのだよ……」
何処か寂しげな表情を浮かべて、バイインはそう呟く…
正二郎が初めてバイインと対面したときも、こんな寂しげな目をしていた
…そんな哀しげな眼を浮かべるような出来事が、何かあったのか正二郎が問うが
バイインは暫し答えず、ただ変わらず寂しげな表情を浮かべるのみだったが…
思えばこの年になるまで、それを尋ねるものもいなかった
……これもいい機会、として…それからバイインは、ぽつりぽつりと語りはじめる…
それから、先生は語り始めた まさに波乱万丈のお話を
先生が唐の国の人形使いに生まれ 白金(バイジン)という者がいたこと
二人は、より人間に近い人形を作ろうと、プラハという遠い地へ長い旅をして、錬金術と言う学問を学んだこと
そして、その異国の地で、先生はフランシーヌという女の人と好き合ったということ
そして弟の白金もまたフランシーヌが好きで彼女をさらって逃げたこと
先生は二人を探し続け、9年後にようやく探しあてたこと
しかしめぐり会ったフランスのクローグ村ですでにフランシーヌは重い病気にかかり村はずれに隔離されていたこと
先生は錬金術の秘薬をつくってフランシーヌを助けようとしたけれど、だめだったこと……
そして弟の白金とクローグ村で別れた先生は、その日から…
ずっとずっとあてのない旅をしてきたこと
・・・を ぼく―正二郎に話してくれたんだ …あれからもう25年になる
各地を転々とし、その地で医者として王族や政治家からの信頼を得ていたバイインだが
自分は何かをしていないと…あの日フランシーヌが炎に消えた日を、どうしても思い出してしまうのだ…
日本に来たのも言葉を学ぶと言う行為そのものが、フランシーヌの亡くなったあの日の事を忘れさせてくれた
ただそれだけのために、ここに来たのだというバイインに…
正二郎はその壮絶な過去に、青ざめた表情で…先生はもう望みはなかとですか、と聞くが…
一応は有るとして…バイインが指し示すのは作りかけの人間大の大きな人形であった
それこそは自分と弟の白金が最初に目指した、本物の人間のように操ることができる人形を目指したものである、が…
「今、ここで改めて完成させてみようか、とも思ったが…いけないな、
もう自分は、昔の自分から遠く離れてしまったようだ
私は、もう…終わった者だのだよ」
・・・そう、寂しげに呟くバイインだが…正二郎はそんなバイインの腕を両手で掴み上げ
「先生は終わっとらんばい!」 正二郎も悲痛な表情でそう叫ぶ
先生はみんなを助けてくれている人、終わった人なんかじゃないと訴えるが…
自分は白銀、そう呼んでくれた弟も、妻すら救えなかった男、と返すバイイン…
それなら先生の字はどう書くのか、と辺りから習字道具を引っ張り出す正二郎
バイインは半紙に 白銀 と書くが…果たして正二郎はそれで何をする気なのか
「先生は昔、志ば持って人形使いの家ば出なさった
それは、先生ば縛りつけちょる何かを切ったちうことじゃなかですか!!
その先生じゃけん、今度じゃてできなさるの決まっちょります!
辛かお名前ば捨てるこつ…」
正二郎がそう言って、白銀の名が描いた紙になにやら書き足す そこにはこう書き足されていた 「先生、あたらしかお名前ばつけて、生きなおせばよかと!!
先生のお名前は日本じゃ、こぎゃん読むとです
先生! 先生は終わっとらんばい、わしにとってほんなこつ立派なお人たい、じゃけん…じゃけん…」
そう叫びながら、正二郎はバイイン…いや、しろがねの胸にすがりつくのだった…
ぼく―正二郎と先生の秘密の師弟関係は、それからも続いた それは本当に楽しい時間だった
だけど1年後、ぼく―正二郎にとって本当に悲しいことが2つ起きる
そのうちのひとつが……先生との別れだった
<続く> 朴市長は23日、三陽洞にとどまって、洞住民センターと地域の敬老堂、保育園、派出所などを訪れ、本格的な現場活動に臨む。24日には地下鉄を利用して出勤する予定だ。
朴市長は「屋根部屋で過ごす間、切迫した市民生活の困難を感じながら、江南・江北の経済格差解消方案を探る。1ヶ月の日程が終わる頃には具体的な政策を発表する」と話した。
(2018年7月23日付東亜日報 ハン・ウシン記者)
https://public.potau...a51afd35d70522ea.jpg 別れか・・・まあ別れは既に確定済みではあったが
それが自分で日本を去るか、中国人だとばれて国を追い出されるかでも
けっこう正二郎のショック度合いが変わりそうだが
さすがに後者はないかな、白銀も今回で自分と向き合うようになったからこそ村に帰ったのだと思うし バイインは台詞だけ読んだら境界性にフェイスレスじみてきたな そんな夢を壊すこと言うでねーよコンチクショウ
くそう、文明堂のカステラでガマンするか ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています