>>931
見える・・・ビジョンが・・・ 緑のぞんざいな書き込みの葉っぱが連なる野原に、後ろから風に吹かれて髪を前に流す女

ただ一人立ちつくす彼女が想うのは死んだカレシ。抜けるような青空にカレシの大アップ。カレシの特上の笑顔。

「僕は君の笑顔が好きなんだよ。だから笑って?」のセリフ。だけど大粒の涙が止まらないの。

「ごめんなさい。今だけは・・・泣かせて・・・」  Fin