1つめは、広告業界の団体などに海賊版サイトに広告を出稿しないよう協力要請を行うことだ。すでに広告業界では、広告配信先のコンテンツのチェックなど自主的な取り組みを行っているが、政府はチェック体制を強化して、サイトの資金源を遮断したい考えだ。
★→→ただ、業界団体に加盟していない広告事業者や海外の事業者もあり、「効果は限定的」との指摘もある。

2つめは、プロバイダー事業者に対し、海賊版サイトへの接続そのものを遮断する「サイトブロッキング」実施の要請だ。
具体的には「漫画村」などのサイトに接続できないようにすることを求める方針だが、★→→現在の法律では、明確な根拠規定はない。あくまでも「著作権者や出版社の被害を踏まえ、プロバイダーに協力をお願いする」ことにとどめるという。

3つめは、いわゆる「まとめサイト」(リーチサイト)についても著作権侵害として、差し止め請求や刑事罰の対象とする法整備だ。
★→→まとめサイトは、海賊版サイトへのリンクが張られているだけで、著作権法違反には当たらないとも解釈されている。このため、著作権法の改正や新法制定も含めた検討を行うことにしている。


……へぇ、ぼんやりした対策だなあ