鋼の錬金術師 連載中 錬成陣３つ目 [無断転載禁止]©2ch.net
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月刊少年ガンガン 平成１３年８月号にて連載された「鋼の錬金術師」
この漫画について色々語りましょう
なお、この作品は賢者の石で連載速度にブーストをかけ、２日に１話のペースで連載されるようです
たまに粗筋書きが賢者の石にされて、へんな時期に休載したり合併号になったりすることもあるがきにしないでね
※注意※
連載中スレとは連載終了した漫画作品を第１話〜最終話まで順々に、
『現在連載されているもの』つまり現在進行形で語り合うスレです。
●ただし、あらすじは単行本基準で進行していきますが、
●まれにページが多く、やむを得ず同シナリオでも複数に分ける場合があります。
●（「第1話・A」とか「第2話・前」等）
●スレ住人から教えられた場合は別ですが、この場合、
●区切りのいい所や一定のページで一旦切り上げる場合があります。ご了承下さい。
ネタバレ発言はご法度。現在明かされてる情報のみで語り合いましょう。
連載中スレにそぐわない話は楽屋裏スレで行いましょう。
次スレが立ったら or 連載終了して合図があったら楽屋裏！ 現代に戻って好き放題に語り合え！
関連スレ等
前スレ
鋼の錬金術師 連載中 錬成陣２つ目
http://tamae.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1483257870/
連載中スレの楽屋裏 第34幕
http://tamae.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1358072497/
連載中スレまとめ
http://rensaimatome.blog.fc2.com/
連載中スレ過去ログ倉庫（更新停止中）
http://rensai.nobody.jp/ 白い玉状の自身を取り巻く闇が揺らめき、お父様に不気味な笑みを見せ
そして、その背後の大扉がゆっくりと音を立てて開き……
<……やめろ… 戻りたくない…いやだ… そこに縛られ続けるのはいやだ……>
その扉の真理の瞳が開かれ、お父様を真理の中へと引きずり込む
お父様の悲鳴のごとき叫びは 誰にも届くことは無かった……
思い上がった物に絶望を……
おまえが望んだ結末だ ……場面はお父様との決着がついた中央へと戻る
だが、真理にその魂を差し出したアルフォンスは……
だがアルを真理から連れ戻す『通行料』ならばあるとリンがいって、もっていた賢者の石を差し出すが
「…………ダメだ オレ達の身体を取り戻すのに賢者の石を使わないとアルと約束した…！！」
だが、エドはかつて自身の右腕を犠牲にしてアルの魂のみを引っ張り出す事ができた
肉体も含めた人間一人分を引っ張り出すとするならば…
「まさかエドワード君は自身を犠牲に……」
「いや あいつはひとり取り残される恐怖と絶望を知っている
それをアルフォンスに味わわせる事はしない」
……エドは必死に、アルを取り戻す方法を考えるが… そこに、ホーエンハイムが言う
「俺の命を使って……アルフォンスを取り戻せ ちょうど"ひとり分"残ってる」
ひとり分…即ち、ホーエンハイム自身の命…その言葉にエドもその眼を見開き
エドはその申し出を拒絶する、そもそもなぜ命を懸ける必要がある、とのエドの訴えに
ホーエンハイムは父親だから、と返す
「必要とか理屈とかじゃないんだ おまえ達が何より大事なんだ 幸せになってほしいんだ
二人ぼっちになって寂しくてトリシャを蘇らせようとした
おまえ達の身体がそうなってしまったのはほったらかしにした俺のせいでもある
すまなかった
俺はもう十分生きた 最期くらい父親らしい事をさせてくれ」
「バカ言ってんじゃねえよクソ親父！！二度とそんな事言うな！！はったおすぞ！！
「はは やっと親父と呼んでもらえた」
…ホーエンハイムのその言葉に、エドは涙を浮かべながら叫ぶ
そんなエドに、ホーエンハイムも苦笑気味にそう返すのだった ……そしてエドは、自らの涙を拭い……
「メイ……アルのためにこんなに泣いてくれるのか
ゴリさん…ザンパノ… 合成獣＜キメラ＞のおっさん達は巻き込まれただけなのに最期まで付き合ってくれた
ブリッグズのみんな 厳しいけど頼りになったな…
少佐はまた泣いてら
リンとランファン… 自分の国の事もあるのに賢者の石を使えだなんてお人好しすぎる
師匠にはよく叱られたなぁ… 大佐と中尉…」
―沢山の人があなた達が元の身体に戻る日を待ってくれてるはずよ―
―ただ私は可能性を提示する！ 決めるのは君達だ―
「……そうだ」
（誰もオレ達兄弟に『あきらめろ』って言わなかったじゃないか！！！）
目じりに涙をためながらも、エドの瞳は強い意志が浮かび上がる…！
大丈夫と握り拳を作りながら…エドは地面に錬成陣を描き出す
描き出したそれは… 人体錬成の陣！？
「ちょっと言ってくるわ 鋼の錬金術師 最期の錬成にな！！」
そしてエドは両手を合わせ、その錬成陣を発動させ真理の元へと向かう…！ 弟を連れ戻しにきたか
だがどうやって人間ひとりひっぱりだす？
代価は？おまえの肉体を差し出すか？
【 】の問いに…エドは自ら心理の扉の前へと立ち…
「代価ならここにあるだろ でけぇのがよ」 笑みを浮かべて、エドはそう語る
そう、エドが差し出すものは、自分自身の『真理』であった
真理の扉は全ての人間の内にある
それは全ての人間に錬金術を使う力があるという事だ
………錬金術の使えない ただの人間になりさがるか？
「成り下がるも何も 最初っからただの人間だよ
合成獣＜キメラ＞にされた女の子ひとり助けられない小さな人間だ
真理とかいう物を見ちまってからそれに頼って過信して失敗しての繰り返し…
……踊らされたよなぁ」
……もう "これ"が無くても大丈夫か？
「錬金術が無くても みんながいるさ」
そういいながらエドは満面の笑みを浮かべてみせる
そんなエドに…【真理】も、微かな笑みを返して見せた
正解だ 錬金術師
おまえは【真理】に勝った
持って行け 全てを
エドは両手を合わせると、真理の扉にその両手で触れ
真理の扉に錬成光が迸り そして【真理】と扉が分解されていく
身体をまとう黒いもやが消失しながら、勝手口はあっちとアルの方の真理の扉を指し示すのだった アルの扉の前で、アルが困った笑みを浮かべていた
そんなアルにエドがその手を差し出す
「迎えに来たぞアル」「うん」
「一緒に帰ろう 皆が待ってる」
開かれた真理の扉から溢れ出る光が、兄弟を照らし…… ＊埋め立て規制回避のため今回はここまで
続きはまた明日の１７時に投下いたします ご了承くださいませ ―――ｱﾙ アル おい アルフォンス！」
そして、アルの肉体が現実へと返ってきた 皆がアルの姿を見つめる様にどこか目を丸くして…
そんなあるに、真っ先にメイが泣きじゃくりながら抱きついてきた
「……… そっか ごめん つらい事させちゃったね」
アルは優しい表情を見せる父ホーエンハイムにも気付き
父は「おかえり」とその手を差し出す アルも「ただいま」とその手を握り
「うわ すごい（しびび）
身体の感覚ひさしぶりだ 全身から脳まで電気が走ってるみたい
……あったかい」
そんなアルにホーエンハイムも笑顔を浮かべるのだった
皆が帰ってきたアルを歓迎し…そんな様子にホーエンハイムは静かにその場を立ち去る…
と、そこにアームストロング少佐の元にに姉上が合流
戦闘も終結し、姉上に早く病院へ行くよう言うが
まだ自分よりも大ケガしている奴が沢山いる、と少将は変らず各部隊の指揮を務める
「バッカニア大尉には会ってやらんのですか？」
「死んだのはバッカニアだけではないし いまだ瓦礫の下に埋まったままの奴もいる
そいつらを早く助けねばならん」
その言葉に、少佐も「手伝いましょう」と頷く そういえばスカーの姿が見えない事に気づく
少将は知らんと言ってのけるが そのすぐ横でタンカで運ばれるイシュヴァール人の姿があった ≪ラジオ・キャピタルからみなさまへ
本日アームストロング少将とマスタング大佐率いる部隊が
国民に多大な犠牲を強いる錬金術の大実験を企てた軍上層部を攻撃≫
その後エドは、ブラッドレイ夫人の下へ向かい
変り果てたセリム…プライド本体を、ブラッドレイ夫人に送り届ける
その姿にブラッドレイ夫人は涙を流しその場にうずくまるのだった…
≪両隊はすみやかに中央司令部議会等を占拠しました
大総統閣下の留守を狙い悪しき大実験を敢行した首謀者のうち
クレミン准将とエジソン准将は拘束され 両軍率いる国軍も武装解除―――
ブラッドレイ大総統閣下とそのご子息 セリム・ブラッドレイさんは…
混乱の中で命を落とされました
マスタング大佐は大総統閣下の意思を継ぎ国の安全と今後の対策を関係各位と―――≫
シナリオはこんなところか、とブレダ少尉が一息
軍病院で休んでいたホークアイ中尉にも、グラマン中将の部下、レベッカが訪れ
先ほど流れていた放送の事を話し、自分達の勝利が確定したとする
大総統補佐官の一人、シュトルヒも確保し…もう一人、ホークアイ中尉は元々こちら側
大総統の後継者に関しては彼との取り引きでこちらに都合の良い情報を作る算段
とはいえブリッグズ兵の方は大総統と直に戦っているから言い訳がきかず、何より彼らは中央兵を殺しすぎた
ブリッグズ兵たちが中央市民の信頼を得るのは難しいところであろう
レベッカは大佐の方はどうなったか問い…
…ここで場面は大佐のほうに変わる
テント内で座り込む大佐の前にノックス先生が声をかけるが
目が見えなくなってしまった、という大佐の言葉にノックス先生も驚愕 「未来を夢見た者に心理が罰を与えた―――だとさ
鋼のがやったように自分の扉を通行料にできれば良いのだが帰りの通路が無くなる
この目はあちらに持って行かれたままもうどうにもならん」
目が見えない軍人は退役させられるとして、大佐は大総統の座をグラマン中将に譲るとする
目が見えないなりに、自分にできる考えるとする大佐だが…
「…さっき街でおもしろい奴に声かけられて連れて来てるんだ」
そういってノックス先生がテント内に呼んだのはドクター・マルコーであった
「話は陰でうかがいました ここに賢者の石があります
これを通行料に視力を取り戻せるのではないですか？
ただし！！これを譲るには条件があります！！
このたびの作戦はイシュヴァール人の協力なくして成功はありませんでした
マスタング大佐 貴方には新たなイシュヴァール政策をやっていただきたい
イシュヴァール閉鎖地区の解放 および各スラムにいるイシュヴァール人を聖地に帰す事…
そして… そこで私が…医者として暮らす事を認めて欲しい！」
マルコーの言葉に、マスタング大佐の脳裏にかつてのキンブリーの言葉が浮かぶ
マルコーの願いを約束し、握手を交わす二人 そして少佐に、マスタング大佐の部下へ伝言を頼む
「『また忙しくなるぞ ついて来い！』と 私の部下に伝えてくれ」
その場を通りかかったランファンも、ノックス先生の姿を見て、彼の言葉を思い出していた
そして、臣下のフーじいさんと、仲間だったグリードを失い座り込むリンを見やり…
「若 お願いがあります もし帝位にお就きになったあかつきには
敵対する他家の者達を害さずにいてくださりませんか」
「いいよー」 リンあっさり承諾 これにはランファンもちょっと目を丸くするが
ランファンのいいたい事はわかるとして、リンはメイに声をかける 「おいチャン家の おまえもバカだな
よその国のゴタゴタにつきあって結局賢者の石も手に入れられずか
次の帝位はヤオ家のものだ
でも心配するな おまえの家はヤオ家が責任もって守ってやる」
その言葉にメイは目を丸くしたような表情を浮かべ
「人造人間＜グリード＞ですら受け入れたこのオレだぞ？
チャン家も他の家の奴らも全部まとめて受け入れてやるさ」
……そんなリンに、メイは凄い複雑そうな表情でリンを睨むのであった
全部まとめてなんて強欲すぎだと喚きたてるメイに、あいつが移ったかもとリンもちょっと呆れ顔で
で、メイのちっこい身体を無理矢理抱きかかえて、一行はシン国へ帰ろうとするのだった
「さあ帰ろう おれ達の国へ」
「じいさま 帰ろう シンへ」
そしてリンは、エルリック兄弟とのいつかの再会を誓い互いに握りこぶしを掲げるのだった
…色々終わってようやく一段落、エドが寝そべり…いつの間にかホーエンハイムがいない事に気づく
なんかブリッグズ兵にお金借りてたとか聞いて、呆れるエドであった
……リゼンブールにて、デンのお散歩しているピナコばっちゃん
ふと墓地に人影がある事に気づく、その人物はホーエンハイムだった
妻の墓前に座るホーエンハイムだったが…
「バカたれが なんて幸せそうな顔して死んでんだい」
妻の墓前で既に事切れていたホーエンハイムだが…その最期は安らかな笑顔を浮かべていた……
（人より長く生きすぎるなんてしんどい事ばかりだと思ってた
だけどトリシャや息子達に会えて生きてよかったと心から思うようになったよ
充実した人生だった そうさ十分だ…
……………ああくそっ でもやったり死にたくねえなぁと思っちゃうな） 「また生かされた」
一方、スカーの方はどこか仏頂面でそう洩らしていた
「ロックベル夫妻といい貴様といい何故アメストリス人は己れを死なせんのだ」
スカーは目の前のアームストロング少将にそう語るが、少将も役に立つから生かしたと言ってのける
「己れを生かしていると知れたら軍法会議ものではないのか？」
「それくらいの事しょっちゅうやってるわ
我が北方軍に錬丹術と言う技術が欲しくて貴様を生かしておいたのだが…ちと事情が変わった
マスタングの奴がイシュヴァール政策にうちのマイルズを寄越せと言い出してな」
「で 私が貴様を連れて行こうと思った
イシュヴァールに戻りイシュヴァラ教復興に助力せんか もちろん過去を全て消してだが
歴史ある宗教や文化を死なせてはならん 文化の死は民族の死だ
おまえの手で民族を死から救え」
……マイルズの言葉に、スカーは己の手を暫し見つめ… その手を握り締め
「…… 生かされている…意味… もう少し生きて探せという事か…兄者……」
自らの腕に刻まれた入れ墨を見据えながら、そう呟くスカー
そしてスカーはマイルズと共に協力する事を決めるのだった
…ふと、アームストロング少将はスカーの本当の名について問う その問いにスカーは笑みを浮かべこう答えた
「…己れは二度死んだ この世にいない人間だ
名は無くていい 好きに呼べ」
……一連の騒動が終わり、リゼンブールに戻ろうとするエルリック兄弟
とはいえ長いこと肉体を使っていなかったアルは帰り道もしんどそうだ
おぶって行こうかと提案するエドだが、アルは「自分の足で帰る」と言う
エドも一緒に家を出た兄弟 帰るときも一緒に帰るとアルに返すのだった
そしてウィンリィの家にて、お家の前で寝てるデンがふと起き上がり
アルがデンに声をかける その姿にデンはちょっと目を丸くし吠えながらアルに擦り寄る
デンの声で、家に居たウィンリィも玄関前に出て…
「「ただいま」」
その二人の姿に、ウィンリィは涙ぐみながら…
「おかえりなさい」 ウィンリィは、二人の身体へと飛びつく 兄弟もそれを笑顔で抱きとめるのだった それから暫く立ち、リゼンブールのラジオではマスタング准将がイシュヴァール政策に乗り出したことや
将来的には東のシン国との鉄道公益を開始したいとの事で、すでに皇帝のリン・ヤオとも条約を結び……
そんなラジオ放送をよそに、エドは家の屋根を修繕中 だがトンカチで自分の手を叩いてしまう いたい
……不意にエドは自身の両手を合わせて屋根に触れるが… 何も起こらなかった
「やっぱ無理か 錬金術が使えりゃこんなもん屋根に上らなくてもパッと片づくのに…」
そんなエドが、不意に… その屋根の上から見える広大な地平線の景色を見やる
「……まあ 手間かかるのもいいもんだな」
そこにアルもエドを出迎え、休憩ついでにウィンリィがアップルパイを焼いてくれたとの事で
アルもそんな広大な景色に気がつき声をあげ
「……兄さん 僕ずっと考えてた事がある」
「たぶん俺も同じ事考えてる」 大総統夫人宅にてグラマン中将…現大総統が夫人の家を訪れていた
北も東もしっかりやってくれているおかげで自分もなんとか大総統の椅子に座っていられると冗談交じりに話し
「まだ後進にお譲りにならないの？」「まだまだ若い者には譲りません！」
そんな談笑を交える二人に、小さな子供が大総統夫人によたよたしながらこっちに来る
その少年はかつてプライド本体だった、小さな赤子であった
５歳児程度に成長したと思われるその少年、セリムは怪我をした小鳥を抱きかかえ涙目で助けてあげてと夫人にすがる
「…やさしい子に育ちましたな」
「ええ この子を育てると決めた時 皆に反対されたけどなんの心配も無くすくすくと」
「…まだしばらく見守らせてもらいますよ
その子に異変が起きたときは……わかっておりますな？」
「私が起こさせませんわ 大丈夫」
夫人宅を後にするグラマン大総統、そんな彼にセリムもひらひらてふり
（人造人間＜ホムンクルス＞と人間…… はたして真に心を通わせる事ができるのか……）
「新たな可能性というやつはいつになってもわくわくするねえ」 ほっほっほっ
ヒューズ夫人、グレイシアさんの所ではアルが顔を出していた
なんでもエドは左足は自戒のためにもオートメイルのままだとの事で あとウィンリィが嘆くとかなんとか
「あはは なにそののろけ ＼のろけ！！／
……本当に元に戻ってよかった あの人も喜ぶわ」
「旅の中でヒューズさんをはじめ色んな場所で色んな人にたくさん…
見えない所でも本当にたくさんの幸せをいただいていた事に気づきました
だから今度は僕らが幸せを返す番だと思うんです」
「錬金術師で言うところの『等価交換』？」
「いえ １０もらって１０返してるだけじゃ同じなので…
１０もらったら自分の１を上乗せして １１にして次の人へ渡す
小さいけど僕達が辿り着いた 『等価交換を否定する新しい法則』です
これから証明していかなきゃいけないんですけど」 苦笑気味にそう語るアル そんな彼に「やりたい事があるのね」とグレイシアさんが問い
…アルはエリシアちゃんの姿を見つめ…
「僕達が助けられなかった女の子がいます その子をずっと忘れる事ができません」 サ店ではキメラ兵、ジェルゾとザンパノが自分たちの身体を戻す放送に関して模索中
「だからよぉ！ お父様とやらがやらかした感じに
魂は一旦抜いといて別の場所に避難させておいてから肉体の方をカエルと人に分離させんだよ
魂は本来の肉体に磁石みたいに引っぱられるっていうから
あとは分離した人の肉体の方に勝手に入るだろ？」
「あ〜〜〜〜 でもよ 肉体と魂の間の…『精神』つーの？
このヒモみたいなやつがつながってないと魂は戻ってこれないんだろ？」
「だからぁ！ そこをこう…上手くする方法を探しに行くんじゃねぇか！！」
と、そこにアルが二人の前を訪れる ふとジェルゾのほうが兄貴が一緒じゃ無い事を問う
なんでもお世話になった人が多すぎて二人で手分けしてあいさつ回りをしてるとの事
で、アルの方のあいさつ回りは終わったとのことで
「んじゃいよいよ…」
「うん！ シンに行くよ メイの所で本格的に錬丹術を学ぶつもりだ
シンだけじゃない 東方の国々をまわって様々な学問を見に付けたいと思ってる
自分の足で… 自分の目で… 世界をみたいんだ」
で、二人もアルに同行するそうで
彼らも錬金術師に任せてばかりでないで自分の力で自分の身体を取り戻したいのだ
それにアルのボディーガードくらいにはなれるとの言葉にアルも笑顔で
「兄貴はシンに行かねーのか？」
「兄さんは左足が機械鎧＜オートメイル＞だから灼熱の砂漠越えはきついよ
世界は広いからさ 僕が東回り 兄さんは西回りで知識を見につけてくる
そして二人で東西の知識を持ち寄れば… 錬金術によって苦しんでいる人々を助けられるかもしれない」 エドも駅前にて、西へと旅立とうとしている頃…
エドはウィンリィからオートメイルの整備に関して口うるさく注意されてた
そんなウィンリィの言葉もどこ吹く風で、エドは西には何が待っているのかという好奇心でいっぱいだった様子
整備する時はちゃんと電話の連絡を寄越すように言うウィンリィ …ふと、エドはその言葉に…
「あ――― その…なんだ えーと 予約つーか約束つーか なあ
等価交換だ 俺の人生半分やるから おまえの人生半分くれ！」
ウィンリィに向けてそう告げるエド 赤面するエドにウィンリィは目を丸くし…
「あ――もうどうして錬金術師ってそうなのよ
等価交換の法則とかって バ ッ カ じ ゃ ないの？（くずおれ
ほんとバカね 半分どころか全部あげるわよ」
…ウィンリィのその返事に、今度はエドが衝撃に目を丸くしあんぐり
「………あっ… やっぱ全部は無し ９割…いや８割？かな？ ７…じゃないな ８・５かも」
そんなウィンリィにエドは大笑いしてしまう 等価交換を簡単にひっくり返す彼女に笑みを浮かべ
エドは彼女の身体を抱きしめるのだった ウィンリィもその身体を抱きしめ…その旅立ちを見送るのだった
「あら？アルフォンス君に続いてエドワード君も旅に出るのかい？
ちょっとは落ち着いたらいいのにあの兄弟は」
二人の旅立ちに駅員さんもそう洩らすが
「あいつらはあれでいいのよ」ウィンリィは駅員さんにそう返し
「じってしてる男なんてつまんないじゃない」 そう語り、笑顔を浮かべるウィンリィであった 痛みを伴わない教訓には意義が無い
その後、アームストロング少佐は変らずその肉体美を鍛え、磨き続けている そんな弟に少将げんなり
マスタング准将は部下のホークアイ中尉と共に軍人達の指揮をとる
ジャン・ハボックは厳しいリハビリ生活中 その傍らにはブレダ少尉とロス少尉の姿もあった
フュリー曹長も通信兵として活躍
人は何かの犠牲なしに何も得る事などできないのだから
ヴァン・ホーエンハイムの墓はその妻、トリシャ・エルリックの側に立てられた
ダリウス、ハインケルの二人はヨキさんと共にサーカス団のようなところでよろしくやってる様子
ブラックハヤテ号は３匹の子宝に恵まれる
しかしそれを乗り越え自分のものにした時……
スカーとマイルズ少佐はイシュヴァール政策にその力を尽くす
リン・ヤオは皇帝となりその玉座に座る 彼の傍らには常に黒衣の仮面をつけた従者の姿があった
ファルマン准尉はその後も北方軍で活動
イズミ師匠達ダブリスの肉屋 ラッシュバレーのガーフィールさんとバニーニャも元気そうで
エルリック兄弟は共に自らの思い人と結ばれ 兄弟は共に一人の子を授かる
人は何にも変えがたい 鋼の心を手に入れるだろう
そして、エドワード・エルリックの新たな旅立ちは 満面の笑顔を浮かべていた
＜ＥＮＤ＞ ビッグタイトル最終回&時計のせいやな
うちの近くの本屋も最後の1冊だったわ... 近所の本屋２件＋駅前の本屋４件全滅…どうなってんだ一体…
なんかヤフーニュースにもなってるし…
一応個人サイトやブログの感想でいくらかは分かるが俺はちゃんと中身が読みたいんだ ページ数やべぇぞ…月刊だぞこれ
密度もいつも通り頭おかしいクオリティだし作者サイボーグかなんかなの？ あまりにボリューム有るから最終回アニメ予定より1話延長しますと言い出したかと思えば
雑誌増刷します
来月号にもう一回最終話載せます
もう訳が分からない
ずっとガンガン買ってた自分にとっては単に凄い作品だと思ってたが
本当に社会的影響力というか時代の代表作レベルだったんだな… 増刊も再掲載も前代未聞では？
どれだけ人気だったか分かるな なんだか嬉しい気分 雑誌の増刷は聞いたこと有るが
最終話再掲載とか聞いたこと無い
週刊少年漫画でも無いのにこんな騒ぎになるとは…
ジャンプやマガジンと言った雑誌のブランド力無しでこんな事起きるんだな >>433
内容は比べるべきじゃ無いかもだが一時期の柴田亜美や渡辺道明も相当描いてたぞ
スクエニは漫画家を馬車馬にしてるとは言われてたが
それでここまでやり遂げて、潰れなかった人も珍しい 連載初期からべらぼうに上手くて確かな実力がみてとれてた
知られさえすれば大当たりすると確信してたのでびっくりというより納得してる
>>437
パプワくん(PAPUWAではない)で３話掲載とかもあった記憶 結局はお父様もコーネロ教主と同レベルの、借り物の力で粋がってる四流野郎だったわけだな
でもグリードみたいに分かり合える道もあった筈なのに、と思うとちょっともの悲しい あの最期はザマアだけどｗ それはエルリック兄弟が最後の戦いを終えて、しばらく立ったある日のこと…
ウィンリィの家に大きな荷物が届けられた なんでも中央から来た物のようで
エドが木箱を開けると… その中には鎧の〔アル〕が入っていたのだった
「あ……… こっちのアルもおかえり！」
＜外伝 もうひとつの旅路の果て＞
ボロボロになった〔アル〕の甲冑に思わず涙ぐむウィンリィ
ついこの間までこの身体だったのが懐かしく思うアル
「目線低くなって色々大変だろ」
「あるある！ドアくぐる時についつい頭下げちゃったり
あと兄さんの目戦が上からになったのがちょっとムカつくなー」
「んだとコラ！！」＃
と、そこにデンが床に並べていたアルの甲冑、その頭をどこかに咥えて持っていってしまった
……しばらく探したけどなかなかデンも帰ってこず…しょうが無いのである分だけでやろうとするアル
「ウィンリィ お願いがあるんだけど…」
その後一行は、アルの甲冑をもってきて鍛冶屋の工場を訪れる
「お〜〜これかあ 派手に壊したなぁ ……本当にいいのか？」
「はい やってください」
そしてアルは、その甲冑の残骸を鍛冶屋に差出し…
―ウィンリィ この鎧…機械鎧＜オートメイル＞の部品にしてほしい
一緒に闘ってきたからこそだよ
残しておくったって倉庫のどこかか部屋のスミに置かれるだけだろ？ それじゃ死んでるのと同じだ
こいつが誰かの手足になって生き続けてくれれば ボクは嬉しい― ……とは言ったものの
「こうやって叩いたり曲げたりまた焼いたり冷やしたりをくり返すの」
「…アルだった鎧がめためたに叩かれてると悲しくなってくるな…」
「あはは…ボクもなんかかわいそうになってきた…」 その光景に兄弟もちょっと複雑そう
「この作業をしないと硬くしなやかな鋼にならないのよ；
……強い機械鎧＜オートメイル＞になるよ」
家に帰り、ピナコばっちゃんには雑草刈り用に、アルの鎧を使った新品のカマをあげる
その切れ味のよさにばっちゃんも声をあげる ｻﾜｰｯと鮮やかに雑草が刈り取られ
突然草むらから鳥が飛び出してきた エドもびっくりするが…ふと、その場にあった何かにエドが気がつく
「おやおや」「デン おまえの仕業か？」
エドが見つけたそれは、アルの兜を巣とした鳥の雛であった
「いい家じゃねえか 早く大きくなって飛びたてよ」
＜ＥＮＤ＞ 鋼の錬金術師 ２７巻 ２０１０年１１月２２日 初版発行
掲載・月刊少年ガンガン 平成２２年６月号〜７月号、１０月号
作者近影・コメント
最期までおつきあいいただき ありがとうございました（牛さん印の牛乳パックにそう書かれてる
鋼の錬金術師のキャラのセリフには
あいさつと感謝のことばを
なるべく入れるよう心がけた。
あいさつは自分と他を繋げる
コミュニケーションの中で
最も簡単にできること、
感謝のことばは「人は周りの人と
支えあいながら生きていること」を
実感するものだと思ったからだ。
そして連載を終えた今、
この作品に関わってくださった全ての方に
「またどこかでお会いしましょう」と
「ありがとうございました」を
あらすじ
エドワードとアルフォンスの兄弟は、
幼き日に喪った母を錬金術により蘇らせようと試みる。
しかし、錬成は失敗しエドワードは
左足と弟のアルフォンスを失ってしまう。
なんとか自分の右腕を代償にアルフォンスの魂を錬成し、
鎧に定着させることに成功するが
その代償はあまりにも高すぎた。
そして兄弟はすべてを取り戻すことを誓うのだった…。 ＣＯＮＴＥＮＴＳ
第１０７話 最後の戦い
第１０８話 旅路の果て
外伝 もうひとつの旅路の果て
カバー裏おまけ
表
もしもシリーズ
［もしもお父様の中にスロウス"のみ"が残ってたら］
<神とか完全な存在とかどうでもいい>
<働きたくない> <賢者の石つくるのめんどい> <寝てたい>
<服着るのめんどい> <ラスボスやりたくない>
［・・・・・・めでたしめでたし。］
裏
前巻のつづき
お父様の強烈なエネルギー波がエド達に放たれ その一撃が中央司令部を吹き飛ばし…
……その凄まじいエネルギーが減衰しないままぐるーっと地球を回っていき
そのエネルギー波がお父様の背中をぶちぬいた
「地球は丸かった！！」
＼鋼の錬金術師 完！！／
背表紙
＊本日最終巻につき、ネタバレ防止のため本日の死者は伏せられております ご了承ください Ｐ７８ マスタング大佐とホークアイ中尉のラフ 共に相手に狙いを定め
Ｐ１９４ 両手を合わせるポーズのエドのラフ
Ｐ２１２ エルリック兄弟のラフ 新たな旅立ちに背を向けて手を振るエドとこちらを振り返るアル
おまけ
＊最終回の写真 ボツ案
エルリック兄弟と結ばれたウィンリィ、メイとその子供達の写真を撮った一枚
……だが彼らのその後ろに、巨大なパンダの姿が…！！（何
おまけ４コマ
［一から］
祝！！アルフォンスの生身の身体！！（ててーん
という訳でアルが肉体を取り戻したときにウィンリィに約束してたアップルパイを頼む
その言葉にウィンリィも気合十分でアップルパイの作成に取り掛かる！
「………何作ってんの」
「オーブンレンジ」（溶接中）
「そこからかよ」
［法則］
アルにお金貸してとせびるエド
「いいよ いくら？」アルもそれを快く引き受けるが
「１万センズ わりいな来月返すから」
「そう じゃあ…
１１０００センズにして返してね ＾＾
１０日で１割利子だから １０もらったら１１で返せよ」
エド困惑
これが後に「ヒガシの帝王」と称される伝説の金貸し誕生の瞬間だったとかそうでもないとか ［♀］
「ケガしたくない者、家族、恋人のいる者は下がレ！」
【あと女！俺は女と闘う趣味は無ぇ！】
ガーフィールさんが投げキッスｖ
【帰れ！】
＼完／
「僕達が助けられなかった女の子がいます
その子をずっと忘れる事ができません」
ガーフィールさんがキラッ☆ミ
「ちがう！」
＼完／
［ピタゴルァスイッチ］
ニューセリムのおでこについているぽっちが気になるグラマン大総統
で、ついぽちっと押してしまい
「さわらないでくださいよ下等生物
あなたがブラッドレイの列車を爆破したって事ママにちくりますよ」
プライドがインストールされました グラマン大総統あんぐり ［想定外］
（あれから２年 あの小さかったセリムもこんなに大きくなりました）
（皆はこの子を人造人間というけれど 人間と何ひとつ変わらずやさしい元気な子です）
（愛情をたっぷり受けながら このまま順調にスクスクと大きく育っていくといいわね）
５年後 そのままの姿で背丈がスクスクと大きくなったセリムであった
大総統夫人二人分くらいにでかくなったセリムの姿に、夫人もちょっとどうしようか困り顔でした
［はずかしい主人公］
「立てよド三流 オレ達とおまえとの格のちぎゃ・・・」
か ん だ 。 ﾊｽﾞｲ
「俺の人生半分やるから おまえの人生半びゅ・・・・・・」
ま た か ん だ 。 ﾒｯﾁｬﾊｽﾞｲ ・・・・・・ここではない、どこか
エルリック兄弟の焼け落ちた家の側に立つ、一人の女性
……そこを訪れたホーエンハイムに気付き、振り返るのは彼の妻、トリシャであった 「やあ」
「あら もう来たの？
あの子達と一緒に老いて死ぬって言ったのに 約束破ったわね」
「え？ ひどいな 先に約束を破ったのは君だ」
ホーエンハイムの言葉に、トリシャも苦笑気味に「そうでした」と返す
「エドに親父って呼んでもらえた 生身のアルと握手もできた
そうだトリシャ聞いてくれよ！ あいつら俺の予想外の方法で身体を取り戻したんだよ！
仲間もいっぱいいてさ！ あいつらのために嬉し泣きしてくれる人もいるんだ！」
そう語り屈託の無い笑みを見せるホーエンハイムにトリシャも柔らかな笑みを浮かべる
「……もういいのね？」
「ああ もう俺達の役目は終わった
あとはこの世界が子供達を強く育ててくれるさ」
二人はその手を握り締め、その未来を子供達に託すのだった 感無量、本当に描ききったって感じ
省くべきを省き、描くべきを描く、たったの27巻がなんと充実したことよ
最近のgdgdいつまでも本筋の進まないストーリー漫画に見習って欲しいくらいだ
しかし荒川さん初連載なんだよな…つくづく凄い人の作品に立ち会えたもんだ
スクエニは専属契約はしないし、獣神演武も終わったから争奪戦凄い事になりそう
ガンガンは廃刊しないよな？ あーもーこの2人やっと会えた…良夫婦すぎて畜生
映画のスタンプもらうのちょっと恥ずかしかったｗ まさに「末永く爆発しろ」って言いたくなる夫婦だ
結構年いってるのに おまけ前の兄弟の姿にちょっとじわりと来たと思ったら
そのすぐ隣のパンダで吹きだしたわｗ あんなんずるいだろｗ
ついでにアルの突然の満田はんでツボに入ったと思ったら
ラストの夫婦の再会で完全にやられたわ
この作者には一生かなわないと思うｗ やっぱり昔より参加できなかった・・・と、思ったが見返したら北斗の拳より参加できてる
ラオウ以降のテンションガタ落ちに比べこっちは最後までテンション落ちなかったのがデカいんだろうけど
連載当時既にスレが存在した作品でも結構遊べるもんだなぁ 最終話の感想がガンガン本誌が消えた事件オンリーだったのはちょっとしょんぼり
そういう面も当時を懐かしんでロールプレーする連載中スレとしては正しいけど
やっぱり本編に関しても色々語ってほしかったところでござる
グリードの死に様とか、割と自己流の解釈してる部分も多かったから
その辺もアレは実はこうだったとかオレはこんな感じだと思うとかみたいな
【 】→【真理】の表現に関してはあの書き方した時点で思いついたけど
他のみんなはあの表現に違和感とか大丈夫だったかなーとかちょっと不安でした（けろ まぁ真面目な感想はぶっちゃけリアルタイムの方で吐き出し尽くしたので…
ネタの方向に行ってみたかったのです http://changi.2ch.net/test/read.cgi/ymag/1276238276/
要らないかもしれないけど当時の原作スレURL
この頃の2ちゃんねるは純粋に作品受け止める名無しも多かったんだよなぁ… 1 『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』歴代主題歌まとめ
http://youtubelib.com/hagane-2nd-songs
1.1 オープニングテーマ編
1.1.0.1 OP1. YUI「again」
1.1.0.2 OP2. NICO Touches the Walls「ホログラム」
1.1.0.3 OP3. スキマスイッチ「ゴールデンタイムラバー」
1.1.0.4 OP4. CHEMISTRY「Period」
1.1.0.5 OP5. シド「レイン」
1.2 エンディングテーマ編
1.2.0.1 EN1. シド「嘘」
1.2.0.2 EN2. 福原美穂「LET IT OUT」
1.2.0.3 EN3. Lil’B「つないだ手」
1.2.0.4 EN4. SCANDAL「瞬間センチメンタル」
1.2.0.5 EN5. 中川翔子「RAY OF LIGHT」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
