蛭子能収の人生相談「中2の娘が漫画家になると夢ばかり語っています。」 [無断転載禁止]©2ch.net
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【Q】中2の娘は、勉強をせず「漫画家になる」と夢ばかり語っています。受験もあるので、
気持ちを入れ替えてほしいし、私たち夫婦としては、もう少し堅い職業についてほしいし、
このままではろくな人にならない気がして……(M沢J子さん・45歳・公務員・神奈川県横浜市)
【A】蛭子能収
「いや〜これはですね、娘さんの思いを尊重してあげたほうがいいと思いますよ。漫画家になれるかどうかはわかりません。
挫折することもあるかもしれません。でも、その経験も、いつかは役に立つかもしれないじゃないですか。
なぜ、子どもが将来の夢を見ることを止めるんですかね。公務員だからかな。
夢を持つことは大事です。それに将来◯◯になりたいと思っていれば、簡単になれるとオレは思っているのです。
ただし、なりたいと強く思わない人は絶対に無理。正直、オレも漫画家になっても、最初は食べられませんでした。
そこで、ちり紙交換やダスキンの営業をしていましたけど、漫画を描こうと、強く思い続けていましたから。
なろうと思えば50%か60%ぐらいの確率でなれると思いますよ。
ただ、オレはまったく勉強をしないで漫画家になったことを、今、すごく後悔しているんです。
知識がないから、テレビのクイズ番組でまったく答えられない。とても恥ずかしいんですよ。
だから、勉強だけはしたほうがいい、と娘さんに言いたいですね。
それにしても『このままではろくな人にならない気がする』って頭が固いですね。
あなたたちのほうが、ろくな大人じゃないですよ。」
(2015年「蛭子能収のゆるゆる人生相談」より抜粋) 蛭子能収
「人生に勝ち組、負け組なんてないと思いますよ。もし誰かに『お前は負け組だ』と言われたとしても、
『ああ、いま俺は負けているのか』くらいの軽い気持ちで考えていればいいんじゃないでしょうか。
万が一にも、落ち込む必要なんてまったくありません。所詮、勝ち負けなんてものは、
そのときだけのもの。今日ツイてるからといって、明日もツイてるとは限らない。
むしろ勝っているときこそ危ないというのはギャンブルの定説です。」(2014年「ひとりぼっちを笑うな」より抜粋) 蛭子能収
「人間って誰かを幸せにしたり喜ばせるために生まれてくると思ってるんですよ。
一番身近な誰かって、結局は家族でしょう。女房は俺を幸せにするために生まれてきた。
そして俺は女房を喜ばせるのが運命だった。そういうことではないですかね。」
(2002年「ヘタウマな愛」より抜粋) 蛭子能収
「公明党の信者って、なんでそう熱心なのか不思議だが、相手の気持ちを考えない
わがままな人ばっかりの集まりなんだろうなーと思う。 」(1996年「正直エビス」より抜粋)
蛭子能収
「友達はつくろうとして「つくる」ものではなくて、自然に「なる」ものではないでしょうか?
だいたい、友達が多ければ、結婚したら結婚祝い、子どもが生まれたら出生祝い、家を建てたら新居祝い。
飲み会、遊びの誘い……、金が出ていくばかりです。 」(2014年「SankeiBiz」より抜粋)
蛭子能収
「悪人中の悪人が産ませた子供なんていうのは、もう即座に殺さなければいけません。
親と子供たちは別だ、なんて甘い考え方でいるとひどい目にあいますからね。
悪の血を根絶やしにしてこそ平和な世の中が訪れるのですから。本当ですよ、みなさん。」
(1996年「笑う蛭子の副作用」より抜粋) 蛭子能収
「私は鳥や動物に対して全然愛情がない。一度だって犬がかわいいとか猫がかわいいとか思ったことがありません。
だって食ってるんですもん、動物や鳥を。このあいだテレビに出た時、動物園というテーマでちょっと話をしましたが、
皆、動物園は廃止すべきだっていってました。私もそう思います。動物を、あんな一箇所にかためて置いてる所で見て、
喜ぶ人の気が知れない。人間は動物を見たら食うべきで、動物は人間を見たら襲って来るべきです。」
(1991年「くにとのつきあいかた」より抜粋)
蛭子能収
「鏡では正面の顔しか見たことなかったけど、テレビに映る自分の顔は横から斜めから後ろからと容赦ありません。
横から見ると、本当に私の顔って格好悪く、髪の毛も異常に乱れています。背は猫背で曲がっており、
いやはや本当にどうも気持ち悪い。よくこんな気持ち悪い顔や姿の私がテレビに出れたもんだなーと思っている次第です。」
(1991年「くにとのつきあいかた」より抜粋) 蛭子能収
「せっかくの日曜日だというのに家で朝まで寝ていたりCD聴いてたりパソコンいじってたり
テレビ見てたりという過ごし方、これはもうギャンブラー失格です。ギャンブラー失格というよりも人間失格ですね。」
(1996年「笑う蛭子の副作用」より抜粋)
蛭子能収
「(自分の)家族全員が揃うと楽しいと思っていた私だが、他人の家族が揃って幸せそうな顔を見せると私はムカツク。
他人の家族はあくまでもバラバラでポーズだけでも良いから不幸せなふりをして欲しいと思う。コマーシャルで、
なんとかチャーミーといって若い夫婦が手をつないでタップダンスをする。それを年老いた夫婦が見て同じように
ダンスを踊る。という、あのコマーシャルを見るとヘドが出る。子供が出て来て、わざとらしいセリフを言わせる
CMもぶっとばしたくなる。それ程に私はファミリーというものを他人に限って見たくないのである。」
(1986年 漫画「家族天国」あとがきより抜粋)
蛭子能収
「この世にはありとあらゆる職業があって、誰かしらがそれをこなしているわけだから、
仕事に上下の差をつけるという考えが間違っているのだ。人に必要とされるものに差別があっては
ならないとオレは思う。」(2007年「こんなオレでも働けた」より抜粋) ■原爆の悲惨さを語る蛭子能収
「長崎出身の私としては、あの忌まわしい原爆の事が頭にこびりついて離れません。
今現在、所沢でこの文章を書きながらも原爆で死んでいった友人や母や近所のおばさん達の
亡霊が私の背後から『原爆は恐ろしかばい』『原爆の二度と落ちんように祈っとかんとね』とか
言うもんで私の頭の中は原爆の事やら、この文章の事やら、次のマンガのストーリィやらが
ごちゃごちゃになって、なかなかビシッとした文が書けないでいるのです。実際には母は長崎で
ちゃんと生きているし、戦後生まれの私には原爆の落ちた頃に友人がいる筈ありませんがね。」
(1985年「エビスヨシカズの秘かな愉しみ」より抜粋)
■蛭子能収が伊丹十三を斬る!
「数年前『モノンクル』という雑誌を伊丹十三が創刊させましたが、ちょうどあの頃は私が漫画家として
独立したての時でした。モノンクルという雑誌には斬新な漫画家とかイラストレーターが起用されていて、
私もこういう雑誌に漫画かカットを使ってくれたらいいなーと一人で夢想していたのです。
特に、ガロで私と同時期に入選となって漫画家としてデビューした増村博さんが連載で、しかもカラーでさし絵を
描いていたのが、とても羨ましく思われ、な、なんで伊丹十三は自分に声をかけてくれないんだ!!と
悲嘆に暮れていたのでした。ところが、そのモノンクルという雑誌も割と早い時期にツブれてしまい、
ホッとしました。私を羨ましがらせる全ての物は崩壊してしまえ、というのが私の偽らざる本性であります。」
(1985年「エビスヨシカズの秘かな愉しみ」より抜粋) 蛭子能収
「新興宗教のトップ以外の人たちは教祖の言う通りに動いているだけだからロボットと一緒です。
指示されて命令通りに動いているだけだから、それはもう血の通った人間じゃありません。
せっかく人間に生まれてきたからには、自分で考えるという最高の楽しさを捨ててはいけません。
自宅にも時たま『なんとかの証人』という宗教団体の人が子供を連れて勧誘にやってくるんです。
ああいうのはいったい何やってるんだ、って言いたいですよ。」(1996年「笑う蛭子の副作用」より抜粋)
蛭子能収
「人間というものはだいたい1歳から2歳くらいまでの記憶は無いですから、
魂が入ってないようなものです。未完成品なのですね。だから、この子を育てても不幸になると
思ったら、2歳くらいまでの子供を親が殺して始末してしまうことは、
法律で許可してもいいんじゃないでしょうか。」(1996年 笑う蛭子の副作用より抜粋) 蛭子さんの女性遍歴まとめ
・熊本県天草に生まれ、すぐ長崎の戸町に引っ越す
・小学校時代、同級生の女の子をビンタし泣かせる
・以降、他人に暴力を一切振るわなくなるが、全くモテないまま高校を卒業
・パチンコ屋の女性店員を好きになり手紙を渡そうとするが渡せずに終わる
・同じ漫画サークルの女性と初デートに成功するが、1度のデートで振られる
・(長崎の)画材屋で、高校の同級生の女性の妹と知り合う
・上京する
・画材屋で知り合った女性と文通が始まる(蛭子さんは高校の同級生と文通してると勘違い)
・その女性が蛭子さんを追って上京してくる
・蛭子さんびっくり
・その女性のことをブサイクだと思っていたけど、童貞だったので性欲に負けSEXしてしまう
・避妊することに頭が回らないほどガッツイて何度もSEXしていたので、女性が妊娠する
・その女性のことを好きになろうと決心し結婚
・浮気もせず風俗も行かず妻一筋、一男一女をもうけ、家族4人で仲良く暮らす
・漫画の題材も家族を描いたものが多くなるが、この頃から妻が病気がちになる
・妻が肺高血圧症で死去、葬式で延々と泣き続け周囲の人に心配される
・失意のどん底、少しでも明るく暮らそうと、家の電気を多く点して生活するようになる
・何かが吹っ切れる
・女性マネージャーでも口説いてみようと映画に誘う
・一度目はOKされるが、二度目で気持ち悪がられてマネージャーが退社してしまう
・知人に連れられ人生初の風俗店に行ってみるが、途中で照れくさくなり行為をせずに店から逃亡する
・ファンレターを通じ女性と知り合いデートの約束をするが、初デートに女性が夫を連れてくる
・スッチーと食事デートに成功するが、その後、自然消滅
・女性自身誌上で結婚相手を募集、佐良直美に似たバツイチ女性と知り合い、数年付き合い結婚、今に至る 蛭子さんの食レポまとめ
「………(黙って食べてるだけ)」
「お好み焼きは美味しいけど店長の顔が良くない」
「魚はマグロと鮭くらいしか食えません」
「まあまあですね」
「(値段を見て)うわっ高いよこれ」
「フォアグラはフォア、グラって感じ」
「エビが小さい」
「コハダを好きな人は信用できない」
「やっぱり肉は美味い」
「柔らかっ」
「食えないこともないですね」
「(無表情で)家庭の味ですね」
「(味噌ラーメンとオムライスを注文して)どっちも大好き!」
「(味を聞かれて)オレにはよくわからないです」
「エビが大きい」
「納豆は初めて食いますね」 【Q】朝、新聞を開くと、嫌なニュースばかりです。こんなことでは日本がどんどん悪いほうへ
行ってしまいそうで心配でたまりません。蛭子先生は十年後の日本はどうなってると予測されますか。
できればバラ色であって欲しいのですが。(福岡県 喫茶店経営者 36歳)
【A】蛭子能収
「私は朝、新聞を見て嫌なことがたくさんあるほうが好きなんですよ。
事件は少ないより多くあったほうが面白いと思う。そういうことから考えて十年後の日本は、
できればメチャクチャになってて欲しいなーと私は思うのです。殺人、暴力、強奪、
金持ちが貧乏になり貧乏は金持ちになる。新幹線は脱線し富士山は爆発、原発から放射能が
漏れて四国全域が隔離され、ジャンボ機が国会議事堂に墜落と。しかし、全ては私に関係なく起こり、
私はそれらの事件を遠くから眺め、悠々自適な生活を送っているという風なのが望みです。」
(1993年「なんとかなるかも」より抜粋) 【Q】 私は猫が大嫌いです。ところが夫が先日、猫を私に無断でもらってきてしまったんです。
私はどうしてもイヤだと言ったんですが、こんなに可愛いのに嫌いだなんて、
お前はヘンなヤツだといってとりあってくれません。近ごろの猫ブームのおり、
私のような猫嫌いは我慢しなければいけないのでしょうか。(静岡県 22歳 主婦)
【A】蛭子能収
「イヤな夫ですね。猫なんかかわいいという男に、ろくなもんはいやしません。
あなた達夫婦は多分性格が合わないんじゃないですか。早めに別れてしまったほうがいいと思う。
だいいち猫がかわいいというくらいの夫ですから、猫がそばにいる限り、
あなたは放ったらかしになりますよ。あなたが裸で迫っても、きっとダメでしょうね。
夫は猫に夢中で、猫に自分の物をシャブラせて気持良ーくなっているかもしれません。
そのうち夫は猫をシャブったりして、猫の毛が夫の肺の中にいっぱいたまる。グエーッ気持ち悪い。」
(1993年「なんとかなるかも」より抜粋) 【Q】私はいつも疑問に思うことがあります。それは日本の政治のことです。例えば自民党総裁をめぐる派閥間の争いなど、
金権政治のみにくさを見るようで情けなくなってきます。また国会で野党がやる“牛歩戦術”。あれが国民の代表だなんて恥ずかしい限りです。
このような事態を蛭子さんはどうお考えになりますか。(福井県 KTさん 32歳)
【A】蛭子能収
「よく分かんないですけど、私は昔から自民党がよくないんじゃないかと思うんですよ。
それとは別に以前、『社会新報』から仕事がきましてね。なんか文章を書いてくれって依頼されて、「ギャンブルの話でもいいですか?」って聞いたら「それはちょっと困るんですが」って言われたんですけどね。
そんなことがありまして野党の中でも社会党は結構なんじゃないですかねえ…仕事くれますし…
自民党が仕事くれたら自民党がよくなるかもしれないなあ。まア、その時により、いろいろでいいんじゃないでしょうかねえ。
でも、マスコミ関係の人って革新みたいな人が多いカンジがするんですよ。それで革新支持のようなコトでいっておけば、
仕事がやりやすいんじゃないかと考えましてねえ。だから野党の悪口はあまり言えないんですよ。」
(1993年「なんとかなるかも」より抜粋) 【Q】私は最近フーゾク関係のお店でよく遊んでいる者なのですが、
新宿の某ファッションヘルスで働いているR美ちゃんのカワイサは、もう絶品なのです。
週に一度は必ず行ってせっせと指名し、やっと顔を覚えてもらったところです。
ツーワケで、唐突で申し訳ないんですが、フーゾク関係のオネーサマとどーしても
個人的にデートをしたいのですが、蛭子さん、ぜひよい方法を教えて下さい。
(フーゾク万歳 24歳)
【A】蛭子能収
「自分で考えてください。」
(1993年刊行「なんとかなるかも」より抜粋) ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています