>>682 つづき
能町さんが気になっていたのは新競技マススタート。全16周のうち、4周目、8周目、12周目で上位になると点数が入るため、
スピードを上げたり手を抜いたりする駆け引きがあるのが面白いのだという。ヒャダインさんはフィギュアスケートに関心があったようで、「4回転して片足で降りてくるなんて身体に悪いのでは」と選手の心配をしていた。

オリンピックを生で見るのは初めてだったという久保さんが、気になったのは日本での五輪報道だという。
「報道って選手の気持ちを勝手に代弁するのが多くて違和感がある。羽生さんはいままで色々と傷ついてきたんだといった論調が多くて。代弁は危険だなって思いました」
メダリストへの報道各社のインタビューが、感動ストーリーありきで「あの時はどんな気持ちでしたか」と同じことを聞いているのも気になるということで3人は一致していた。
「アスリートは強いので、それも楽しみながら答えている」としつつ、3人が注目したのはフィギュア男子の宇野昌磨選手。
「体調管理が下手なので眠いです」「四回転サルコウを、とべたらとびたい」など、“筋書き通り”ではない答えが多いのが魅力だという。
「『メディアならこういう風に言ってほしい』というのを誰かへの当てつけではなく外して、『自分はこうだ』と言っている。それが伝わるといいなと思います」