北斗の拳 連載中 [転載禁止]©2ch.net
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『週間少年ジャンプ』に１９８３年４１号に連載が開始された 北斗の拳
この漫画について色々語りましょう
尚、この漫画は連載速度が７倍になる秘孔を押すことで１日１話のペースで連載されるようです
たまに秘孔を間違って変な時期に合併号ができたり休載したりしますが、きにしないでね
※注意※
連載中スレとは連載終了した漫画作品を第１話〜最終話まで順々に、
『現在連載されているもの』つまり現在進行形で語り合うスレです。
●ただし、あらすじは単行本基準で進行していきますが、
●まれにページが多く、やむを得ず同シナリオでも複数に分ける場合があります。
●（「第1話・A」とか「第2話・前」等）
●スレ住人から教えられた場合は別ですが、この場合、
●区切りのいい所や一定のページで一旦切り上げる場合があります。ご了承下さい。
ネタバレ発言はご法度。現在明かされてる情報のみで語り合いましょう。
連載中スレにそぐわない話は楽屋裏スレで行いましょう。
次スレが立ったら or 連載終了して合図があったら楽屋裏！ 現代に戻って好き放題に語り合え！
連載中スレの楽屋裏 第34幕
http://kohada.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1358072497/
連載中スレ避難所
http://jbbs.livedoor.jp/comic/5124/
一九九Ｘ年 世界は核の炎につつまれた！！
＜北斗の拳 第１話 心の叫び の巻＞
海は枯れ地は裂け あらゆる生命体が絶滅したかにみえた………………
だが… 人類は死滅していなかった！！
崖の上に集結する、バイクにまたがり手斧で武装した男達
モヒカン姿の男達はその額に Ｚ の刻印が刻まれていた
崖下に車がとおるのを見つけると、Ｚ−６６６が刻まれた男がにやりと笑い、モヒカン達に指示を出す
その指示を受け、男達は「イヤッホー！！」と奇声を上げて一斉に車に襲い掛かる！！
車に乗っていた人たちはその襲撃を受けてやられてしまう…
「ヒャッハッハッ 水だーーっ！！ 食料もタップリもってやがったぜ！！」
水をだばだばあびて大喜びのモヒカン 車をあさっているうちに紙幣の束を見つけるが
「こ〜〜んなもんまでもってやがった 今じゃケツをふく紙にもなりゃしねえってのによぉ！」
そういってモヒカンは紙幣の束をばらまき捨ててしまった
世は再び 暴力が支配する時代になっていた
だがそこにモヒカンの一人が Ｚ−６６６の男、ジードに慌てて駆け寄ってくる
偵察隊がやられたとの言葉に、ジードが鋭く睨みつける
その惨状を目撃したジードが怒りに身体を震わせるのだった 調べているうちに死体の違和感に気がつく どれも身体の内部から破裂したような死にざまだが…
そこに息のあるモヒカンを発見する 何があったのかジードが問いただすが
モヒカンは「ほくと」と言い残し…その頭が破裂してしまう！？
その光景にモヒカンメンバーが困惑する まさか小型の時限爆弾…？
「いや今の時代に そんな精巧な武器が残ってるはずはねぇ」
（いっ…いったいなにが……… そして 『ほくと』 とは…）
世紀末の荒野を、水を求めてさ迷う一人の男の姿があった
街を見つけると、フラフラと街に近寄る男 …街に入ると、男は突如地面から飛び出した網に捕らえられた！
網にかかった男を取り囲む街の住人 男は水を求めて手を伸ばし…そのままがくりと力尽きるのだった
そのまま男は牢にぶちこまれた 牢に入っていた先客の少年が倒れた男を見下ろしていた
街の少女が二人に水をやろうと近づくと…少年は隙を突いて少女の腕を掴む！
牢の鍵を強奪しようとする少年だが、男がそんな少年の腕を掴むと、突如少年の身体が痺れる！？
そのままごろごろ悶える少年はほっといて、男は少女に水をもう一杯要求するのだった
「お〜〜いて！ てめぇ一体何を考えて…」
「おまえが逃げたら牢番のあの子はどうなる…」
男の言葉に、少女は僅かに足を止め…男のほうに振り返る
「ヘン！こんな時代になにを甘いこといいやがる！ おめぇよく今日まで生きてこれたなぁ
なあ…正直にいえよ おめえだってどっかでこの村のウワサをきいてきたんだろ… みろよあれを！」」
少年が牢の窓を指差す 外は荒れてはいるが畑が存在しているようだ 「この村には水がある！地下水があるんだ だから食料がタップリあるってわけだ！
これから生きのびて行くには水と食料だ！力のあるやつがこれを奪いそして生きていく 暴力が支配するんだ
この村の連中も敵から身を守るために自衛団を組織しているが
な〜〜にしょせんは素人の集団だ 組織にかかったらいちころだ！ なあおい おれと組まねえか？」
だが男はそんな少年の言葉を無視してごろ寝モード 男の態度に少年も悪態をつくのだった
と、そこに少女が帰ってくるが…少女は二人に食料を持ってきてくれたのだった
男が礼を言うと少女はぺろっと舌を出すのだった
男はケンと名乗り、少女の名前を聞くが… 少年が言うには彼女はしゃべることが出来ないという
少女は親兄弟を夜盗に殺され、村では厄介もの扱いだという
辛辣な言葉を投げかける少年に、少女は涙を流して少年を睨みつける あわてて目をそらす少年であった
つらいか、と聞くケンだが少女は首を横に振る…
…すると男は少女に手を伸ばし…その頭を掴むような動きをする
ケンがいうには「しゃべれるようになるおまじない」だという あとは彼女の心しだい、らしいが…
そこに村の自警団が来るとケンを押さえて立たせる 村の長老が帰ってきたという
長老からの取調べを受けるケン ジードの一味であることを警戒して、ケンの服を脱がせると
その胸には、北斗七星のように並んだ七つの傷が刻まれていた その傷に長老は驚愕する
「ほ…北斗七星… 死をつかさどる星
北斗現れるところ乱あり！ 不吉な…」
その時、村がジードの襲撃を受ける！ おびただしい数のバイクが村に攻め入ってくる…！
少女、リンにも戦うように村の男が命じ防衛に向かう リンはケンの方を向き…鍵を牢の中に投げ入れた 少年が鍵に飛びつき、牢の鍵を開けようとするがなかなかうまく行かない
ジードにかかれば女子供も皆殺しという言葉に、ケンは牢を掴むと
なんとケンは、力任せに牢屋をこじ開けてしまう！！そのままケンは牢屋の外へ出ると
外はすでに村人達の死体が転がり… ジードがリンの体を掴み高々とかかげていた
ジードはリンを人質にとり食料を要求する リンの首を掴み、いまにも引きちぎろうとする…
そこにケンの姿を見つけると… リンの叫びが響く！！
しゃべれないはずのリンの叫びに、村人達も驚愕する
そのままケンは、まるで無造作にジードの部隊に近づいていく…
即座にケンを取り囲むモヒカンたち ケンは指の骨を鳴らし、「どけ！」とただ一言告げる
ケンの態度にモヒカンたちが一斉に襲い掛かるがケンはモヒカンたちの顔にまとめてハイキック！
そしてジードのもとへと飛び込むケン
ふざけやがって！とモヒカンたちは再度ケンに向かおうとするが…その頭が突如弾けとんだ！？
「オオオ――― あたっ！！ あたたたた―――っ！！」
ケンがジードの体に、一発一発の拳の形を変えながら凄まじい連激を打ち込んでいく！！
よろけるジードがリンを落とし、その身体をケンがキャッチするのだった
「北斗百裂拳」
その昔……… 中国より伝わる恐るべき暗殺拳があるときく… その名を北斗神拳…
一拳に全エネルギーを集中し肉体の経絡秘孔（ツボ）に衝撃を与え
表面の破壊よりむしろ内部の破壊を極意とした一撃必殺の拳法！
「そ…それが今ここに…」
北斗神拳を目の当たりにし、長老も衝撃を受ける
だがケンの北斗神拳を受けてジードは平然と立ち上がるが…
「おまえはもう死んでる………」
ケンがそう宣言すると、ジードの肉体が破裂を起こす！！ それから…ケンは彼らの町を出て、再び世紀末の荒野を歩いていく
「そうか それであの小娘のツボを押して…
けどよう… どうしてあの町に居座らねえんだ おめえぐらいの腕があったら簡単じゃねえか 食料もたっぷりあるしよ
ま いいか あいつについていきゃ食いっぱぐれはあるまい
よおっ まってくれよ おれはバットてんだ！ よっまてよ〜」
そういって少年、バットはケンの後をついていくのだった
リンはそんなケンの背中を見つめ… 去っていくケンに涙を浮かべる…
「北斗現れるところ乱ありといってな…
ケンはわれわれのためにこの村をでていったのじゃ…リンのいるこの村のためじゃ
わかるな リン…」
興廃した世紀末の中で、ケンとバットの旅が始まるのであった
＜続く＞ マッドマックス…？
原哲夫って確か鉄のドン・キホーテ描いてた人だな。懐かしい。 画力スゴいジャンプ版バイオレンスジャックって感じか
勧善懲悪の正統派ヒーロー物っぽいが手塚世代には受けいられないかも そもそもジャンプで大人が主人公なのはあんまりウケないと思う
そのためのバット少年なのかもしんないけど 冴羽遼
両津勘吉
来生瞳
前田慶次
鬼哭霊気
ターちゃん
このあたりは２０歳過ぎの大人では？ ケンシロウにはイスラム国にいってイスラム国を平定してほしい ＜第２話 怒り天を衝く時！！の巻＞
荒野の高台に上るケンとバット バットが食べ物をねだるがすでに無いという
…荒野の地平線を見るケンの後ろで、隠し持っていた肉をバットはこっそり食べる、が
肉を飲み込んだときの喉の音が高らかに響いてしまう
バットのほうを振り向くケン、見つかったと思って逃げようとするバットだったが、そういうわけでもない様子
高台の反対を見ると、一人の老人がモヒカンたちに追われていた
老人は村に種モミを届けようとしたものの、モヒカンに捕まってしまったようだ
見逃して欲しいという老人の言葉を無視して、スペードのＫが顔に刻まれたモヒカンがボウガンを向けるが
――その場面にケンが飛び込む！スペードの男は即座にケンにボウガンを向けるが…
「やめとけ 一子相伝の暗殺拳 北斗真拳の前にはボウガンの矢など止まった棒にすぎん
おれは戦いのプロだ きさまには殺せん！」
スペードの男がボウガンの矢を放つが、ケンはそれを容易く避ける
慌ててボウガンの矢を装てんする男を前に、ケンはゆっくりと構える…
そしてもう一発、放たれた矢を
「北斗真拳 二指真空把！！」
ケンはボウガンの矢を二本指で掴む！！
その光景に愕然とする、暇もなくケンが投げ返した矢がスペード男の右目に突き刺さるのだった
悲鳴を上げながら逃げていくモヒカン達をよそに、ケンは老人を介抱する
バットが言うにはあの集団はＫＩＮＧ（キング）と呼ばれる凶暴な組織集団だとか…
それはそれとして、老人の持つ種モミをなぜ自分で食わないのか、とバットが疑問に思うが 「いや 今ある食糧はいずれは消える だが…だが…… その種モミさえあれば米ができる
毎年 毎年米ができるんじゃだれもがみんないつまでも生きていくことができる
そうすればもう食糧を奪い合うこともない 争いもなくなる 今日より明日なんじゃ
は…半年 半年の間探し回ってようやくそれだけ…………
た…たのみます そ…それを村へ…」
そう言い残し老人は気を失ってしまう… ケンは気を失った老人の身体を抱きかかえ
ケンは老人の村に向かうのだった ……その夜
「なぁ おいなぜだ どうしてこんなことをするんだ！？
たかがオイボレひとりのためにどうしてそこまでやってやんなきゃならねえんだ
おりゃあ理解に苦しむよ！！」
バットの言葉に、ケンは老人の言葉を思い出す…
「…今日より明日…… 久しぶりに人間にあった気がする…」
夜が明けて、再び荒野を歩き老人の村へ向かう一行
……その後ろを追い、復讐心に燃えるスペードたちの姿があった…
老人、ミスミのじいさんの村へ辿り着いたケンたち、種モミが見つかったとの言葉に村人達は一斉に沸き立つ
涙を流しケンに感謝するミスミ バットはお礼をたんまり…と思ってたがケンはさっさと先に行ってしまうのだった
ぶつくさ文句を言うバットだが…地平線の向こうでバイクの大群が土煙を上げる
スペード達が大群を引き連れてきたのだが… 彼らはケンを素通りし村へと向かっていく…！
彼らの襲撃に次々に犠牲になっていく村人達、ケンも急いで駆けつけるが
ミスミの爺さんはスペードの投げる槍に貫かれてしまう…
―――その光景に、ケンの怒りが天を衝く！！
「てめえらに今日を生きる資格はねぇ！！」
＜続く＞ 北斗の拳って以前に読み切りが２話あったはずだが世界観は繋がってないっぽいな。
新しい原作者の武論尊はドーベルマン刑事がなかなか面白かったから期待してる。 コブラも終わって骨太なストーリー漫画は結局本宮ひろ志と愉快な仲間たちだよりになるかと思ったが
また随分と強烈な漫画が出てきたもんだな
人間の醜さや美しさは手塚先生や豪ちゃんも描いていたが、これには＋水戸黄門的な爽快感を予感させる
キャプテン翼とキン肉マンとこれで上手く対象年齢層もバラけていそう
最近サンデーみたいな軟派な少年漫画が多いだけに、これぞ少年漫画ってのを見せてほしい 人間を内部から爆発させるなんて珍妙な超能力の主人公で話が広がるかね。
バット以外にももっと愉快な仲間を増やすとか。 手からレーザーとか出さなければ梶原一騎的演出の範疇だろう
最近は変に大人ぶって大リーグボールとかの小道具をバカにする奴も多いが
根底のストーリーがしっかりしてればこそ、ああいう小道具は有効に働く >北斗の拳って以前に読み切りが２話あった
フレッシュジャンプに掲載していたな
最初が刑事と署長がグルのやつ
次に敵の部下に助けられ恋人と逃げようとし死に
鋼鉄の肉体を持つ男をバラバラにした話 気合いで服が破れるのはまあいいとしてちょっと細かく破れすぎじゃね 種モミに伸ばす手を、無惨にもナイフで貫かれるミスミのじいさん
スペードにとどめを刺され、ミスミは息絶えてしまう…
＜第３話 秘拳！懺悔（ざんかい）拳の巻＞
バットもようやく追いつくが、すでに戦いは始まってしまっていた
スペードの号令でケンの左右から鎖鉄球が飛んでくる！
それを防ごうとするが、ケンの両腕はその鎖に絡め取られてしまう
大男二人に拘束され身動きが取れなくなったところで、スペードが斧を投げつけるが
ケンはそれを足で弾き返し、ケンを拘束する左の大男の首を切断してしまう
さらにケンは、鉄球をハゲの大男に投げ返し、その首に巻きつける
「人間は自分の潜在能力の３０％しか使うことができんが
北斗真拳は残りの７０％を使うことに極意がある」
ケンがその鎖を引っ張ると、屈強そうな大男は容易く引きずられてしまう
悲鳴を上げながらどんどんケンに引きずられていくハゲ
「岩山両斬派！！」
ケンが繰り出す手刀に、ハゲの顔面は真っ二つにひしゃげてしまった その光景に愕然としながらも、スペードは涼手に斧を持って構えて突っ込んでいくが
ケンの放つジャブに鼻が折れ血が吹き出てくる
軽快なフットワークを刻むケンにむけ、スペードはいきり立って襲い掛かってくる！
その斧の一撃をかわし、スペードの両腕を掴むと…両腕を一気にへし折った！
そしてスペードの両こめかみに、ケンが親指を突き刺した！！
「北斗懺悔拳」
「これは七百八ある経絡秘孔のうち頭維（四合）といってな
この指をぬいてから３秒後にてめえは死ぬ その３秒間に自分の罪深さを思い知れ」
ケンがこめかみからその指を引き抜く
スペードはふらつきながら「死にたくねぇ」と悲鳴をあげ…その身体が縦まっぷたつに割れてしまった
戦いが終わり…ケンはミスミの墓に種モミを蒔いていた
「ケッ そんな所にまいたって実るわけねえだろ」
「実るさ… 下にあの老人が眠っている」
＜続く＞ 水を与えないと芽が出ないんですがまさかケンそんな基本的なこと知らないわけないよね？
てかさ、誰が世話をするの？ これすげぇ・・・ひょっとして俺ら伝説に立ち会ってるんじゃないのか？
荒廃した世界、ケンシロウの強さと敵の外道さ、ラストの美しさに至るまで前後編できっちり描ききってる
原哲夫の画力も週刊なのに迫力の凄さ、過激さ、緻密さ、弱々しさがすげえ
リンみたいにあのじいさん治すかと思ってたが容赦なく死なせてるし
低年齢向けで幼稚な雑誌と見られがちなジャンプとは思えないハードな展開
黄金時代のマガジンかチャンピオン漫画を彷彿させる
アラレちゃんを筆頭にギャグは充実していても悪く言えばガキっぽい誌面のジャンプだが
素直に楽しみ感動するよりツッコミ入れる>25みたいなサンデー読者もその内黙らせられるかも ちょっ…！? 人類の希望の種モミ！？
ジイさんたちは死んじゃったとはいえ、何もそんなところに蒔かなくても
せめて他の適当な耕作力の有りそうな村にでも寄付すりゃええじゃん！ ＞「実るさ… 下にあの老人が眠っている」
まさかお爺さんの死体を肥料に…!?w この調子じゃリンの村もまだ危ないなあ。連載が続けばいずれ再登場はすると思うけど。 ＜弟４話 ＫＩＮＧの逆襲の巻＞
―ＫＩＮＧの本拠地 サザンクロスタウン―
そこではモヒカン達が町の人間をこき使い、理不尽な暴力を振るっていた
だがそこにモヒカン達が慌てて駆けつけてくる
スペードがやられたという報告を受ける、全裸で女性に身体を拭いてもらう男…ＫＩＮＧ
「……で 逃げてきたというわけか…」
ＫＩＮＧはマントを羽織ると彼らに鋭い眼光を向け、その身体を部下達が取り押さえる
そしてＫＩＮＧがその身体にゆっくりと手を当てると…ＫＩＮＧの手がその身体を容易く貫通する！？
部下達の処刑を完了し、その側にいたダイヤ、クラブ、ハートの三人の部下がスペードをやった奴を探しますか？と言うが
ＫＩＮＧは奴らの方から探しに来るという …その言葉に三人の部下はニヤリと笑みを浮かべた
その頃ケンの方は一刻も早くＫＩＮＧの勢力から逃げようとしているところであったが
そこに縛り首にされた農夫を見つけるが…その背を見てバットが驚愕する！
［胸に七つの傷の男に告ぐ 貴様が逃げている間この処刑は続く！ ＫＩＮＧ］
農夫の背にはそう書かれた張り紙があった
おそらくＫＩＮＧはケンをおびき寄せるために、いたるところで同じようなことを行っている…
張り紙を握りつぶし、ケンは静かに怒りを燃やす どこかの町ではまさにその処刑が行われようとしているところであった
縛り首になろうとする父親を必死で支える少女、歌舞伎メイクのダイヤがその光景を楽しみながら水をがぶ飲み
「お…お許しください わ…わたしたちが一体 なにをしたってんですか なぜ…なぜこんなことを！！」
「なぜ きさまらに生き死にの理由はいらん！すべておれたちの気分しだいよ」
高笑いを上げるダイヤだが、その大口に石が投げつけられた その前にケンが姿をあらわしたのだ
石を噛み砕き、その闘志を燃やすダイヤ ケンは村人を縛る縄を切ってあげた
ケンはこれ以上おれたちに関わるな、というがダイヤはお構いなしに棒を振り回し襲い掛かる！！
振り回す棒術の攻撃を避けるケンだが、モヒカン達がその巻き添えに吹き飛ばされてしまった
ダイヤも本気を出して、目にも止まらぬ動きで棒を振り回す！
振り回す棒がケンの皮膚を切り裂くが…ケンは右手一本でその棒をとめてしまった
「スローすぎてあくびがでるぜ」
そしてケンは棒ごとダイヤの身体を持ち上げ
空中で無防備になったダイヤの首の左右に指を突き刺し、その顔面に膝蹴りをぶちこむ！
「交首破顔拳！！」
ケンの北斗真拳を受けて、ダイヤの顔面は真っ二つに割れるのだった
「ＫＩＮＧ… 決着（けり）をつけねばなるまい！」
＜続く＞ うーん小学生には分かり易いかもしれないが
スペードやダイヤの頭目がキングって言うのは・・・
ジャッカー電撃隊みたいにジョーカーやエースとかの方がカッコいいと思うんだが
ソレだとおしゃれすぎるし、ジャンプならちょうどいいか
でもひょっとしてスラムキングからの着想？だとしたら早くもラスボス登場なのか？ ＫＩＮＧの対決が間近になったら側近のジョーカーやらエースやらジャックやら出てくるはず スペード、ダイヤ、クロバー、ハードがいてその上にジャックやクィーンがいるとかありそうやね 今は瞬殺の雑魚レベルのみ登場だがこれからあと一歩で
殺られそうな強い敵がどんどん現れるんだろ？ ケンシロウの強さが今までのジャンプ主人公では珍しい直接的で説得力ある強さだなあ
男一匹ガキ大将やリンかけ、コブラでも心身ともに強い主人公像は描かれていたが
あちらに比べて強いというのが見た目や行動からもよく分かる
乾いた世界観とユーモアのなさ、今まで手塚寄りだったジャンプで梶原・石森的というか
新世代といった方が適当なのかもしれない ＜第５話 サザンクロスへ！！ の巻＞
ＫＩＮＧの町、サザンクロスに辿り着いたケン
南十字星＜サザンクロス＞という町の名に反応を見せるケンだが…？
ひとまず夜を待ち…サザンクロスへの潜入を行う
北斗真拳は闇の中でこそ進化を発揮する暗殺拳 潜入もお手の物だという
夜の街を見回るモヒカン ケンはその背後に立ち、両耳を突くとモヒカンは立ちながら意識を失ってしまう
見張りの目を欺き先に進もうとすると、突如悲鳴が響き渡る！？
町の人間を両腕の爪で突き殺す、クラブマークのモヒカン
もう一人町の人間を突き出すクラブの部下達 倒れる町人を見下ろしニヤケ顔を浮かべるクラブ
「どうした かかってこい………
もし オレの体に一瞬でもふれることができたら 町からだしてやろうといってるんだぞ」
殴りかかる町人の攻撃をかわすクラブ そしてその爪を肩に突き刺す！
肩を突かれながらも、町人はクラブの肉体に触れることができたが…
それに激怒したクラブは町人の顔を輪切りにしてしまう！！
その様子を伺うバットとケンだが… いつの間にかケンの姿がない
次のエモノを催促するクラブだが、部下達が倒れ… その前にケンが指の骨を鳴らし現れる
「ん〜〜 きさまこの町の人間ではないな〜〜
ヒヒヒ そうでなくてはおそろしくてこのクラブ様の前にでのこのこでてくるはずがねぇ」
「弱いカマキリほどよくしゃべるようだな」
「なっ なにを〜きさま〜〜 ひき肉にしてやる！！」
両腕の爪を振りかぶり襲い掛かるクラブ ケンはその手を突くと、クラブの指が一気に弾け飛んでしまう！ 「どうしたカマキリ それまでか」
さらにクラブの顔面を蹴り上げ、その背中に膝蹴りをぶちこんだ！
「北斗真拳の奥義 経絡秘孔のひとつ命門を突いた おまえの命はあと１分
あと１分でおまえの背骨は筋肉の張力に負けふたつに折れる
死にたくなければおれの質問に答えるんだ」
「わ…わかった なんでもいうからたすけろ いいなきさま！！」
「おまえ なんか勘ちがいしてるんじゃないのか ほら時間がなくなってくぞ…」
「うわっ！わ…わかりました なんでもきいてください〜」
ケンの言葉にクラブは即座に手のひら返し
ＫＩＮＧとは何者との問いに、得体の知れないおそろしい拳法を使う男だという
クラブの言葉に、再び反応を見せるケン…
助けを求めるクラブだが、ケンは立ち上がりその場を去ろうとする
「そ…そんな や…約束がちがう！」
「おまえは一度でも約束を守ったことがあるのか
一度でも命乞いをしている人間をたすけたことがあるのか」
そして、クラブの肉体は真っ二つに割れてしまうのだった…
サザンクロスと言う町の名、そして拳法を使う男… ケンの予感は次第に核心へと変わっていく
そしてケンを見下ろすＫＩＮＧ 彼らの間には如何なる因縁があるのであろうか…
＜続く＞ ＞おまえ なんか勘ちがいしてるんじゃないのか
ケン、かなりいい性格しててワロタ。 勧善懲悪モノで破天荒な主人公は今までも居たけど
悪側の酷さと善側の酷さが斬新すぎるｗｗｗ トランプならスペードが一番強そうなのになんなんだこいつら
共通してるのは外道って事だけか コソ泥バットが一生懸命追えば見つけられるぐらいで潜入術自慢されても凄いのかどうかよくわからんな。 車田忍者よりは忍者っぽいしジャンプ基準なら十分ハイレベルなんじゃね ＜第６話 宿命の再会！の巻＞
クラブがやられたことで、ＫＩＮＧの兵士達は警戒を強める
ビルの隙間からその様子を伺うバット ケンはなにやら妙に考え込んでしまっているが…？
そこに人間達を乗せたトラックがサザンクロスに入ってくる
「やつら ああやって近隣の村や永住地を求めて移動する難民をさらってここへつれてくるんだ
家畜狩りと称してな… ケン 来いよ おもしろいもんがみれるぜ！」
バットの案内で、人間達が広場へと集まっていく様子を見ていたケン
…そして、集められた人間達は、その肉体に焼きごてを押し当てられる！！
その光景にバットも思わず目をそむける さらに逃げようとした女の髪をつかんで背中に焼印を押し当てられ…
…その紋章に、ケンの顔色が変わる！
「あ…あれは血の十字架＜ブラッディークロス＞！！
やつだ！！昔血の十字架＜ブラッディークロス＞を紋章にした拳法を使う男がいた！！」
「え！？そ…それじゃあＫＩＮＧというのは！？」
「まちがいない あの男ならこういう町をつくる！！
やつの名はシン！！ おれの胸に七つの傷をつけた男だ！！」
場面はＫＩＮＧ…シンの側に変わる シンは玉座に座る一人の女性の側に立つ
シンは女性の顔を掴むが、玉座に座る女性はそっぽをむいて何も答えず
…ケンシロウが生きていた、というシンの言葉にも、その女性は何も答えない…
「フッ…そうか もう忘れたか それが賢明だ！
もうあうこともあるまい やつの拳法ではハートを倒せはしない」 なかなかケンの行方を見つけ出せず、苛立つモヒカン達
酒場でバーテンに酒を要求するモヒカンだが、もたもたするなとバーテンに八つ当たり
それを止めたのはＫＩＮＧの部下、丸々太った巨漢の男、ハート様であった
殴られたバーテンに目を向けると、気さくそうな笑顔を向けるハート様だが…
酒を要求しようとテーブルに手をかけると…割れたグラスで手を切ってしまう
「ち…血〜〜 いてえよ〜！！」
すると、突如ハート様が豹変し、バーテンを平手打ちで潰してしまう！！
暴れるハート様にモヒカン達もそれをとめようと抵抗し、棍棒を一斉に投げつけるが
棍棒がハート様の脂肪に沈んでいく！？ そして身体に埋まった棍棒を弾き返し、モヒカン達を一掃してしまうのだった
その頃ケンはＫＩＮＧの居城に立ち、内部へと進んでいく
その奥、階段の前でＫＩＮＧ…シンがケンを待ち構えていた
「ケンシロウ……… 久しぶりだな」
「シン！ てめえにあうために地獄の底からはいもどったぜ！！」
シンとの再会にケンの筋肉が肥大化し、待ち構えるシンを睨みつけるのだった
＜続く＞ ちょっと待って！絶賛アニメ放映中の翼やキン肉には勢いで負けるかもしれないけど
風魔の小次郎や天地を食らう、キャッツアイとかほかのストーリー漫画よりも面白いと思うんだがもう打ち切りなの！？ ＜第７話 狂乱の殺人者の巻＞
シンとの再会を果たすケン… 彼らの間には如何なる因縁があるのか…
階段を上ろうとするケンの足が、不意に止まる
「ブタをかっているのか？」
「フッフフ ケンシロウ 少しは腕をあげたようだな
おまえごときではおれの相手には不足すぎるのでな」
シンのその言葉と共に、柱に隠れていたハート様がその姿を現し
シンの待ち構える階段の前に、その巨体が立ちはだかる
「きみが北斗真拳とかを使う男かね！？
人をブタ扱いするとはいい度胸じゃないか！！」
「やっぱりブタか… ブタはブタ小屋へ行け！」
北斗神拳では目の前のハート様は倒せない、と言い放つシン
ハート様もニヤケ面で「どこからでもどうぞ」と挑発する
その言葉に遠慮なく一撃を放つケンだが…その拳がハート様の脂肪に沈んでいく！？
「その男の体は特異体質でな 外部からの衝撃をすべて柔らかく包み込んでしまう
貴様の拳も経絡秘孔にとどくまでにすべて肉厚に吸収されてしまうというわけだ」
「わたしは今まであらゆる拳法をこの体で殺してきたのですよ〜〜」
そしてその巨大な腕を振り上げ、ガードもろともケンを叩き潰す！
倒れるケンを前にハート様は高笑いを上げる 彼を倒せるのはＫＩＮＧの拳、南斗聖拳だけだという 「天空にふたつの極星あり すなわち北斗と南斗
森羅万象二極一対 男と女 陰と陽 仁王像の阿と吽
暗殺拳しかり 北斗真拳と南斗聖拳！！
経絡秘孔を突き内部からの破壊を極意とする北斗真拳を陰とするならば
外部から突きいれすべてを破壊する南斗聖拳は陽
いかに特異体質のハートであろうともそのまま肉ごと骨 内臓を突き破るのみ」
ふらつきながらも立ち上がるケンだが、その肉体を相手には不利は否めない…
顔を上げたケンシロウは、不意に玉座に座った女性の姿を見る
彼女はユリア ケンの昔の婚約者だという…
だがケンがユリアに呼びかけても反応はなかった… シンはケンの事など忘れたと言い放つが
「忘れてもいい 生きていてくれただけで」
その言葉と共に、ケンの瞳からは一筋の涙が流れるのだった
…シンは羽飾りから羽を一つ抜き取ると、それをハート様に投げつけ頬に傷をつける
自らの血を見たハート様が狂乱し、ケンに襲い掛かってくる！！
「もう一度言っておく 北斗真拳は無敵だ！！」
襲い掛かるハート様の腹にキックを軽く当てると、そのまま凄まじい連撃を浴びせる！！
その連撃にハート様の腹の脂肪が持ち上げられていき、そこに一撃をぶち込む！！
「北斗柔破斬！！ 北斗真拳の前には おまえはただの脂肪のかたまりにすぎん！死ね！！」
その言葉と共に、ハート様の肉体が破裂をはじめ「ひでぶっ！！」と悲鳴を上げて弾け飛んでしまった
こうしてハート様を下したケンはシンを睨みつけるのだった
＜続く＞ 俺の周りだとスゴい人気なんだけど打ち切りか？
つかハート様むっちゃキャラ立ってたのに早々に退場って・・・
流石にこれ切るほど編集もバカじゃないと思うが・・・ >死ね
直接的な表現で痺れるのに
>ひでぶ
オチをつけるなｗｗｗ ＜第８話 執念の炎の巻＞ （本日２色カラー）
マントを投げ捨て、ケンを待ち構えるシン
ケンはユリアを見て… 一年前のことを思い出す…
一年前 崩れ落ちた千手観音像の前にケンとユリア、そしてケンの父親の墓があった
父親の墓前に挨拶をして、安住の地を求めて旅立とうとする二人
…だが、その前にシンとその部下達が立ちはだかる…
「力こそが正義 いい時代になったものだ
強者は心おきなく好きなものを自分のものにできる」
シンはユリアに鋭い視線を向け…ケンの頬をその指で切り裂く
シンは昔からユリアが好きだった…と言うが、ユリアの方はそう思われただけで死にたくなると辛辣な態度
そんなユリアの気の強さに、シンはますます惚れるとまるで堪えない
父親の遺言によれば、北斗と南斗は争ってはならぬ、と言葉を残していたが
そんな言葉など忘れたとばかりに、ケンの父の墓をけり砕いてしまった！
そして、シンとケンは宙へと高く飛び上がる！！ （２色カラーここまで）
「南斗獄屠拳（なんとごくとけん）！！」
シンとケン、二人のとび蹴りが交差するが…傷つくのはケンのみであった
その四肢を切り裂かれ、倒れたケンの顔をシンが踏みつける！
「おまえごときではおれに勝つことはできん！
おまえとおれには致命的な違いがある それは
欲望… 執念だ！！ 欲望こそが強さにつながる おまえにはそれがない」 その言葉と共に、部下達がケンの体を起こして押さえつける
「ユリア おれを愛しているといってみろ」
「だ…だれが！！ ケンを殺せばわたしも死にます！！」
その言葉に…シンはケンの胸板に指を当て…ゆっくりと、その胸を貫く…！！
次々とケンの胸板に指を刺していくシン その凶行をとめられるのはユリアのたった一つの言葉のみ…
そして、とどめとばかりに一気に指を三本突き刺し…
「まって！！ あ…愛します…」
「なぁに〜〜 きこえんな〜〜〜 その程度でおれの心が動くと思っているのか〜」
「あ…愛します！！ 一生どこへでもついていきます！！」
ユリアはついに涙を流し、そう叫ぶのだった その言葉に、ケンの体からその指を抜くシン
「フハハハハ きいたかケンシロウ おれを死ぬほど嫌いだといった女が！！
女の心がわりはおそろしいのぉ！！」
高らかに笑いながら、ケンの頭を踏みつけるシン
そしてシンはユリアを連れ去っていく ケンは自身の無力に涙を流し…
そして、場面はシンとの再戦に戻る シンは流れるような動きでケンの体を突こうとするが
ケンはその腕をたやすく掴んで見せた！！
「な！！ や…やはり昔のケンシロウではないな なぜ…」
「執念！！ おれを変えたのはきさまが教えた執念だ！！」
＜続く＞ ケンが強すぎるしこれ以上話続けにくいな。後4話で完結させるんだろうな。 ＞女の心がわりはおそろしいのぉ！
なんか一気にシンが小物くさくなったｗ 初めてケンより強い敵が現れたと思ったらわりと普通に対抗できるんだな。 いい感じに傷七つ目で止まってよかったな
４つとか８つとかハンパな数ではサマにならん てっきりスラムキング様並みにぶっ壊れた最強魔王を想像していたのに
思いの外弱い上に小物臭いな
まぁジャンプの敵キャラはそんなもんと言えばそんなもんだが
ラスボスっぽいキャラがこれか・・・ ＜第９話 執念と怒りの巻＞
シンの手を掴み、その動きを拘束するケン
シンもその腕を振り払い突きの一撃を仕掛け、ケンの胸を引き裂く
「クッククク きさまの執念などそんなものか？」
しかしケンもまるで動じず、構えを取りながらこう言い放つ
「シン きさまの技はすべて見切っている きさまの負けだ！」
この言葉に怒りを露わにしたシンだが、その攻撃を残像が残るような流れる動きで避け
その背後を取るケン シンが向き直ろうとするとその肩当てがひび割れ、吹き飛んでしまった
秘孔ははずしてある、とケンも余裕を見せ付ける… だが、その背後をＫＩＮＧの兵士が忍び寄る
そして斧の一撃でケンの頭を勝ち割ろうとするが ケンはそれを容易く避け男の顔を突く
その指を離し、ふらつく兵士 階段前で潜んでるバットの前で倒れ、その目の前で顔がバッカリ割れてしまった
ふらつきながら、シンはユリアのもとへと近づいていき、その顎に手を添えると…
「た…たしかにきさまの執念をみた！
フフ…… ならば その執念の元をたってやろう」
なんとシンは、ユリアの胸を突き刺してしまう！？
「フッ… フフフ… 美しい死顔じゃないか
ファハハハハ おれを倒してもユリアはもういない これできさまの執念も目的も半減したというわけだ！！」 シンの暴挙にケンの怒りが爆発し、肥大化した筋肉がその衣服を破る
「シン てめえは殺す！」
シンの突きがケンの手を貫くが…貫かれた手でシンの手を握り締め！
そしてケンの拳の一撃がシンの手を砕き、その胸に突き刺さり！！
その連撃がシンの体に十字の如き跡をつけ思いっきりぶっ飛ばした！！！
「きさまの奥義を破ったのは怒り 執念に勝るおれの怒りだ！」
「…………怒り…… …お……おれの命はあとどれくらいだ」
「血の十字架＜ブラッディークロス＞の形に秘孔をついた おまえの紋章を抱いて死ね！ １分だ！！」
そして、震えながらもユリアの元へ近づくケン… そのときケンが何かに気がつく…？
それを見て、シンもにやりと笑みを見せていた…
「フ…… そう……おれたちの戦いは まだおわっていない！」
＜続く＞ >おれたちの戦いは まだおわっていない！
ジャンプにありがちな打ち切り？
俺達の戦いはこれからも続く！ってやつ？ ケンの反応からもユリアは明らかにニセモノか何かだろう
ここから本物のユリアを探す旅が始まることにすればまだ続けられるはず 打ち切りを無事回避したので話の引き延ばしに入ったんだよな。
北と南の拳法があるならきっと西と東もあるだろう。 もし10週打ち切りなら今回で無事ユリアを取り戻して次回でメデタシメデタシの最終回
ってトコだったんだろうか。
どちらに転んでも対応できる見事な構成だなw ＜第１０話 巨星堕つ時の巻＞
ユリアの元に近づいたケンだが、それがただの人形であることに気がつく
シンがそれを見て僅かに笑みを浮かべると… その目から一筋の涙が零れ落ちる
そしてシンは、ユリアに何があったのかを語り始める…
―あの後…おれは ユリアに与えうるすべてを与え続けた…
そして 幾度となく略奪と殺戮をくりかえした…―
三輪バイクとジープの群れで世紀末を駆け回るＫＩＮＧの部隊…その戦闘には仁王立ちのシンの姿
シンの前に蛮刀をもった巨漢のハゲが現れ、その蛮刀を振り上げるが
シンはその巨体を、南斗獄屠拳の一撃でぶち抜いた！！
町を探索するＫＩＮＧの兵士達が、数々の宝石やドレスを見つけ、シンはニヤリと笑う
その数々の宝石やドレスをユリアに差し出すが…ユリアはそれを拒絶するのだった
「あなたはまちがっている こんなことでわたしの気持ちはかわらない むしろ軽蔑する」
「フ・・ おれにケンシロウと同じ生き方をしろというのか！ できんな
いったはずだ おれはおれ流のやり方でやるとな！ 人間にはだれしも欲望というものがある！
みていろ こんなケチなものではない！
おまえに町をプレゼントしよう いや！町だけではない いずれは一国をもだ
おまえは女王だ！おまえを女王にしてみせる すべての人間がおまえの前でひれ伏す！
そうすればおまえも変わる 絶対にな」
―おれは走った！しゃにむに走った！！
おれの前に組織はふくれあがり おれは不動の権力を手に入れた！ そして―――
そしてシンはユリアの町、サザンクロスを作り上げたのだった
サザンクロスのＫＩＮＧの居城、そのバルコニーからサザンクロスを見下ろす二人 「この町のすべてのもの 草も木も人間すらも すべておまえのものなんだ
なにも考えなくていい すべてが おまえの意志のままに動くんだ
こんな夢のような生活が他にあるか どうだ少しは気が変わっただろう……」
だが、ユリアはそれを見て涙を浮かべていた
「わ…わたしの心は変わらない 心が変わらないかぎりあなたは同じことをつづける
いいえ もっとひどいことを
罪もない人がなん人も苦しみ そして死んでいく
そ……そんなことわたしには……」
（ケ…ケン あなたとの約束を守れなかった…）
そしてユリアは、そのバルコニーから身を投げてしまうのだった…
「泣いた… 生まれてはじめておれは泣いた
最後まで……とうとう最後までユリアの心をつかむことができなかった……
………ユリアの中にはいつでもおまえがいたからだ
この町…ユリアのために築いたサザンクロスが あいつの墓標になってしまった
みろ！ユリアの墓標だ！！ しかし こんな町も 富も名声も権力も……… むなしいだけだった
おれが欲しかったものはたったひとつ ユリアだ！！」 ユリアの笑顔を思い出し、涙を浮かべるシン… そして、ついにその胸が破裂し始める
「フ…どうやらここまでのようだな
だがな おれはおまえの拳法では死なん！！ おれは！！
さらばだ ケンシロウ」
そういうとシンもまた、そのバルコニーから身を投げる…！
……戦いが終わって… ケンはシンのための墓を作っていた
なぜそんな男に墓を作るのか、というバットの言葉に ケンはシンの亡骸を抱えながら言う
「同じ女を愛した 男だから」
ユリアの墓標となったサザンクロス… その墓標に、シンも共に弔うケンであった…
＜続く＞ 核兵器が落とされ文明が破壊されたのにどうやって人形を作ったの？
製作した人間は口封じにあぼーんされたよね？ 梶原一騎逮捕辺りからやけにこういう詰まらんこと気にする奴増えたよな
少年漫画なんだからそんなん気にしてもしょうがないだろ
お前みたいな奴が手塚先生にブラックジャックを続けさせなくするんだ
キャプテン翼やキン肉マンとか物理法則レベルでおかしいが
皮や肉が変でも骨格がしっかりしてるから子供たちは夢中で読んでる シンがいまいち冴えなかったのは執念も欲望も失った空元気だったからか…
ケンがシンの秘孔を解除して仲間になるのを期待したがユリアを死なせた原因を許すのはさすがに無理か。 愛に生きて愛に死んだシンの最期は切ないな
愛の方向性が歪んでいたことが悔やまれる… 短いながら敵のドラマがしっかり描かれてるなぁ
次回からどう話進めるのかわからんけど
敵を舞台装置ではなく登場人物として描くって言うのは最近の流行なのかな ＜第１１話 オアシスでの出会い！！の巻＞
砂漠の中に突然 出現した町…………
この町は ケンにとって安住の地となりうるか……
小さい町のわりに活気に満ちた様子に不思議がるバット
どうやらこの町にはオアシスが存在しているようだ
そのため自然と人が集まり、情報や物に満ちた場所なのであろう
そういうことなら飯の種になるであろうと、バットが先頭を歩く
するとさっそく前が騒々しい様子 すると酒場の店主が突如投げ飛ばされた！
そしてケン達の前に投げ出される店主と、酒場から出てきた大男
それを見てさっそくめしの種が転がってきた、とバットが店主に交渉開始
どうにか交渉成立のようで大男を挑発するバット なお働くのはケンシロウです
大男の張り手がケンに飛ぶが、それを指一本で受け止める！！
そして大男の右肩に、左の頬に蹴りを軽く当てるケン
すると突如大男の自慢の筋肉が低下し、自分の腕を持ち上げるのも辛くなってしまった
ケン曰くまともに働く程度の筋力は残しているそうだが その鮮やかさに店主も目を丸くするのだった
…と言うわけで店主からのご褒美タイム 酒場の中の厳重な金庫を開けて二人に食糧を差し出すが
ハム（？）の塊と缶詰一個 たったこれっぽっちかよ、とバットもご不満で、どうせ盗品のクセにと愚痴る
「それはいいっこなしだ 盗品だろうとなんだろうと食糧は食糧
ただ これだけは保障する うちにくればどんな食糧も好きな食糧と交換できる
おれが こんな商売をやってるのはそのためさ
そうだ 酒だってあるぜ！ どうだい 今の食糧と交換てのは」 二人に酒を勧める店主… すると不意に隣の男がばたんと倒れてしまう
「ありゃ…！？メチルアルコールって飲めねえのか………」
冗談じゃねえや、とばっと食糧を引っ張り込むバットであった
それはさておき、近くに１か月分の食料を稼げるような大きな町は無いか聞くケンだが
どこも似たようなもの、という店主 ……だが一つだけ心当たりはあるそうだが…
そこに酒場に軍服を着た男達が入り込んでくる 店主が言う町の住人らしいが
教鞭のようなものをぴしぴし鳴らしながら、先頭の男が「女は？」と店主に一言問う
あいにく…と引きつった笑みで言う店主と、ケンを横目でちらりと見ると酒場を後にする男達であった
バイクに乗って去っていく男達、その後ろを走るトラックを見て…バットはそこにリンが乗っているのを見つけた
慌ててケンにリンがいたことを伝えるバット なぜ彼らのトラックに…
「知り合いの女の子かね かわいそうに…
あいつらは異常な集団なんだ 自分たちだけが神から選ばれた人間であると信じている
そのうえ選ばれた人間だけの国『ゴッドランド』というやつを造ろうとしているんだ」
「それで あの女たちは」
「優秀な子孫を残すためにさらわれた女たちだ
年端のいかない女もいずれは同じ運命をたどる…」
トラックの荷台にうずくまり、涙ぐみながらリンはケンの名を呟く…
＜続く＞ バットってまだ未成年だよな
なのに酒をすすめるとはとオモタが無法だから問題ないか ＜第１２話 悪魔の処刑！の巻＞
ゴッドランドの建設を目論む軍服の男達、彼らの名はＧＯＬＡＮ（ゴラン）
その後を追いかけるケンとバットだが…
ＧＯＬＡＮの兵達の前に、市民達がその行く手を立ちはだかる
兵士達に弓矢を放つ市民達だがそれを教鞭で一払いしてしまう
そして左右の男から袖から仕込みナイフを取り出すと、それを市民達の眉間に的確に投げつける
やぶれかぶれで突撃する市民だが、教鞭の男と交差すると…市民の胴体が真っ二つに断たれてしまう！？
男の手には、血に濡れたワイヤーが握られていた…
生き残った男達をトラックの前に集める兵士
そして、トラックに乗った娘の前で父親の首を断ち切り、少女の目の前で鮮血が飛び散る…
さらにその無慈悲な処刑が続くと思われたそのとき…そこにケンが姿を現した
怒りの形相で彼らに近づくケン… そこに投げナイフがケンに襲い掛かるが
それをヌンチャクを振り回して、投げナイフを彼らの眉間に弾き返す！
「フッ拳法か ひさしぶりに骨のあるやつにあえたようだな…」
「そう そしておまえが最後にあった男になる」
ワイヤーを伸ばしながらケンを挑発する男だったが…その瞬間顔面に蹴りの二連激をぶち込まれた
男は秘孔を突かれ体の自由が奪われる …すると男の持ったワイヤーが自身の首に巻きつけてしまう！
そして、男の首は自身のワイヤーで千切れ飛ぶのだった
ＧＯＬＡＮの兵士たちを下したケン そして、リンはその再会に笑顔になるのであった
＜続く＞ 思ったよりあっさりリンを取り返したな。
ユリアがいなくなったぶんのヒロイン補充なんだろうが…
そういえばケンはユリアを失ったというのに特に変化がないな。
シンみたいに絶望したりしないのか。 ケンは肉体もだけど精神面でもタフネスすぎるな
>>82の言う通りユリアが死んでたのにほとんど影響見えないし わたしは未来から来たジョン・タイター
質問ありますか？ ＜第１３話 マッド軍曹（サージ）の巻＞
ケンとの再会に、大粒の涙を流しながらその胸に抱きつくリンであった
…だが、親や夫を殺された女達は……
目の前で自分の父親を殺された少女が錯乱状態で悲鳴を上げる…
そこにケンが彼女の秘孔を突き、一度彼女の意識を断たせて落ち着かせるのだった
意識を失った少女に、リンが側によりその顔を拭きながら…
「こ…これで…この子もわたしと同じに…
目が さめてもひとりぼっち… 行く所もない」
その光景を見て…ケンはゴッドランドへと向かう決意をする
「な…なぜだよ なぜ！？あんな所ぶっつぶしたってなんの得にもならねえじゃねえか！！」
「これ以上リンと同じ人間を つくりたくない！」
（神の国（ゴッドランド）の狂信者ども！ 生かしてはおかん！！）
リンとバットはオアシスの酒場に預け、単身ゴッドランドへと向かう
それを聞いて青ざめた顔になる店主 彼らは陸戦隊レッドベレーの生き残りだという
５００人のゲリラを一人で倒すという実力者の集団… それを聞いたリンも、ケンの後を追おうとする…
その頃ゴッドランド… 兵士たちの厳しい訓練を始動する一人の大男
組み手の指導に立ち会う大男だが… 相手を投げ飛ばすものの、兵士の迷いを感じ取った
「なにをしている…殺せ」
「え！？こ…これは訓練じゃないんですか」 すると大男は、ナイフを持った手ごとその手を持ち上げ…
「そうか そいつはおまえの弟だったな 倒したらすぐ刺す！！それが鉄則だ！！」
その胸をナイフで貫いてしまう！
「どうだいい気分だろう おまえのほうが優れているからこうなったのだ
いいか――っ！！ この神の国（ゴッドランド）では優れた力を持った者のみがＧＯＬＡＮと呼ばれるのだ！！
選ばれたくば相手を殺せ生き残れ！ そして選ばれた者だけの国をつくるのだ！！
神は この戦争でわれわれを選んだのだ！！」
「おれは選んだおぼえはないぞ」
そこに彼らに死を与えに来た死神…ケンシロウが現れる
兵士達がケンに襲い掛かるがそれを裏拳で一蹴する
「フフ…よく ここまではいりこめたな だが…ここまでだ
きさまにゲリラ戦の真髄をみせてやろう！ このマッド軍曹（サージ）がな！！」
そういうと大男、軍曹はストローのような奇妙な武器を取り出し、それをケンに投げつける
ケンの手刀がストローを切り裂くが…切り裂かれ鋭さを増したストローがケンの体に突き刺さってしまう！！
そして、突き刺さったストローの穴から血が噴き出す…！！
＜続く＞ 今更だけど、この漫画って一応日本が舞台じゃなかったっけ？w 冷戦が熱戦化したら日本に米軍が居てもおかしくないからそこは別に
むしろいかにも米軍ぽいおっさんなのにゲリラ戦の真髄とか言っちゃうのが・・・ｗ
ベトナムでアメリカがゲリラ戦術に敗北したのはほんの数年前だぞｗ 軍曹のあの世紀末ストローはどういう武器なんだ
ストローを刺して血を抜き取る、と言うのは考えてみると結構怖いけど… マッドサージの投げつけるストローが、次々とケンの肉体に突き刺さる
そしてその肉体からおびただしい血があふれ出てくる…！
＜第１４話 究極の暗殺者の巻＞
だがケンは自らの筋肉に力を込めると、ストローからの出血が止まる その光景に驚愕する軍曹
そしてその筋肉でストローを抜き取るケン…
「ほお〜〜〜〜これはこれは…
いい機会ではないか！あの得物をきさまらにあたえてやる 訓練の成果を発揮せよ」
ギラついた目を向ける兵士達がケンを取り囲み、襲いかかろうとする
だがケンも恐れず動じず、堂々と構えを取る…
「どうやら死ななきゃわからんようだな かかってこい！」
襲い掛かる兵士達を床に落ちたフレイルでぶん殴り、前後から襲い掛かろうとするが素早い二連蹴りでなぎ倒す
ロング棍棒を奪い取ると、それを振り回し兵士達を一掃してしまう
兵士達では相手にならないと見て、再び軍曹がケンの相手をする
軍曹自慢のナイフ術による凄まじい連撃が襲い掛かるが、ケンもそれを容易く見切り
その背後を取って軍曹の秘孔を突いた よろける軍曹が後ろにある水槽に倒れてしまう
軍曹を尋問しつつ、ゴッドランドのリーダーの居場所を問いただす
そのリーダー、大佐（カーネル）の所在を聞き出すと、水槽の側面を蹴って水を抜いてあげるが
起き上がった軍曹が再びケンに襲いかかろうとする！
…だが、軍曹の腹が弾け飛ぶ！！すでに彼は北斗神拳によって殺されていたのだ
とどめに「たわば！！」と顔が潰れ、その巨体が音を立てて崩れるのだった
「きさまのような外道 おれが生かしておくと思うか！！」
＜続く＞ 敵が外道とは言え容赦ないな
てか下っ端は嫌々従ってる奴もいるんじゃないのか
しかしこの容赦のなさすぎる外道の誅殺はすげえ爽快感だ
今までのジャンプなら軍曹は自爆するか許されただろうに
すでに殺されていると言うのはなんか新鮮 ニードルナイフで胸の傷が増えてしまったが当然のように七つの傷以外は残らないんだろうな。 ＜第１５話 死のブーメランの巻＞
重い扉を開くケンシロウ 部屋に入ってまず目にしたのは
おびただしい数の戦士の彫像であった
戦士の彫像が並ぶ通路を歩くと…不意にその彫像の一つ…兵士の潜んでいた彫像を蹴り砕く
「よくぞ警備兵の潜んでいた像をみぬいたな
フ…すぐれた猟師は空気の揺れによっても獲物の存在を知るというが少しは心得ているようだな」
いつの間にかケンの背後に立つ眼帯の男 ただならぬ雰囲気を放ち、ケンを見下ろす男、ＧＯＬＡＮ指導者大佐（カーネル）である
ケンもここまで相手の接近を許したことはないという言葉からも、彼の実力が伺える
「きさまを地獄に送る前にひとつだけ答えてもらおう
なぜＧＯＤＬＡＮＤなどという狂気の野望を抱いた？」
「フ…このおれを倒せる気でいるとはな よかろう おまえのあの世へのみやげ話になるだろう」
―レッドベレー それはまさに精密な戦闘機械集団である高潔な軍人たちだった
そしてかれらは信念を持っていた！ 国家に対する忠誠だ！
しかし…かつてわたしが将軍の邸に意見具申にでかけた時であった…… かれらは酔っていた……―
酒盛りの中、あたりに笑い声が響く将軍の邸 大佐もその頭から酒をぶっ掛けられていた
「なにをこざかしい大佐 おまえの部隊など今やはりこのトラにすぎんのだよ
おまえのような人間がなん人いようとミサイルのボタンを押す わしの指一本には かなうまい！」
下卑た高笑いをあげながら、世界最強の一本指を立てる将軍… ―そこにいたのは政府の高官 大企業家たち 現実に国家を動かしている連中だった…
われわれ軍人を支配し命令するやつら その実態がこれだったのだ！
われわれの命がけの訓練は あんなクサったブタどもへの忠誠では断じてない！！
そして あのみにくいブタどもはおのれの利益確保のために一番おろかな方法をとった！
押してはならないボタン… やつらはそれによって一挙に解決をはかった！！
そしてすべては滅び…………… ブタどもはみずからの手で滅びわれわれは鍛えられた肉体のおかげで生き残った！！
神は われわれを選んだのだ！！―
「わかったか 同じ過ちは二度とおこしてはならん！
それには優秀な民族 同じ思想で統一された民族が必要なのだ」
「すでにそれが過ちであることに気づかないのか！？」
…かくしてケンと大佐との戦いが幕を開ける
両手に持ったブーメランを投げつける大佐 ケンもそれを回避し大佐の背後を取るが…
大佐はニヤリと笑みを浮かべると、ケンの両足が回避したはずのブーメランに切り裂かれる！？
大佐にはケンの動きがわかると言うが… 再びそのブーメランを四つ一気に投げつける
迫り来るブーメランに、ケンは目を閉じてその聴覚でブーメランの気配を察知し
ぬるりとした動きでブーメランを避けると、そのブーメランを叩き割った
「北斗神拳 空極流舞 どこから攻めても無意味だ！！」
「なぜだ なぜきさまはそれほどまでにおれを倒そうとする それほどの危険をおかしてまで
きさまを動かすのはなんだ！？なにが目的だ！！」
「おれにはもう なにも目的はない すべてを失った人間だ！！ ただ…
きさまらのような狂信者のために犠牲になりながされる幼い子供達の涙が……悲しみが…
おれをここにつれてきた…… きさまの野望はここまでだ！！」
＜続く＞ ＜第１６話 野望を断つ涙！の巻＞
「なるほど きさまがその伝説の暗殺拳 北斗神拳を使う男だったか
おれはあらゆる殺人の手段を研究しつくし身につけている
その中でも中国拳法はおれの得意とするところ
きさまも知っていよう 世界最強の殺人拳 南斗無音拳を」
大佐も南斗聖拳、南斗無音拳の使い手であった 鍵爪を装備しぬるりとした動きを見せる…
ケンは蹴りを撃ち込むがそれをことごとく回避されてしまい、大佐の鍵爪がケンの頬に傷をつける
…深い息吹をつくと、不意にケンはその瞳を閉じる
「……… ……… なんだそれは！？」
「きさまはおれの目と筋肉の微妙な動きで先を読む
だが おれがいっさいの気配を消し去った時 動きは読めない」
ならば、と大佐も気配を消し…闇の中からケンに強襲を仕掛けるがそれを寸前でかわす
そして大佐の腕を掴むとその顔面に連続パンチをあびせる！ 叩き伏せられ愕然とする大佐
大佐もずば抜けた能力の持ち主であることは間違いないが、所詮は２〜３０年の訓練の成果でしかない
だが、北斗神拳を身につけたケンは１８００年の歴史を受け継いだ暗殺者の末裔なのだ
…そこにリンが乱入してくる！ これをチャンスと見た大佐は乱入したリンに向け槍を投げつける！！
ケンがその槍を寸前でとめるが…その隙を突かれ、腕を貫かれてしまった
今度こそとどめをさそうとする大佐だが…突如その目に激痛が走る！？
「すでおれはきさまの瞳明をついている 今度はきさまが暗闇におびえる番だ！！」 視力を奪われた大佐が半狂乱で腕を振り回すが、ケンがその額を突く！！
「北斗壊骨拳」（ほくとかいこつけん）
「な…なぜだなぜ き…きさまほどの力があったらなんでも可能
お…おれがめざしたＧＯＤＬＡＮＤの建設でさえも…
そ…それをこんなことに 後悔せんのか…」
そして大佐の全身がどんどん潰れていき、背中から骨がまるごと飛び出してしまうのだった
激戦を戦い抜き、膝をつくケン…… そんなケンに駆け寄り、泣きながらあやまるリン
…そんなリンの姿に、ケンは自然と笑みがこぼれ…
「後悔するはずはない……」
誰に語るでもなく、ケンはそう呟くのだった……
＜続く＞ リンが順調に足手まとい。
南斗無音拳とか出てきたが南斗聖拳の傍流かな。
本家（？）のシンに勝った後ではもう微妙だな。 ＞中国拳法
そういうのが伝わってるということは、やっぱり(未来の)日本が舞台の話だよね!?w
核武装してても最終戦争前にレッドベレーなんて部隊があっても。 かっけぇぇえええ！何この主人公・・・
男が惚れる男像をここまで貫き通すか・・・
このタイプはジャンプだと不良系の要素も強かったんだが
世界が荒れ果ててるもんだからケンシロウのアブねえ部分が気にならない
さらにサイコガンやドリムノートとかの、言い方は悪いが小細工や道具ではなく
鍛え抜いた自分の五体そのものを武器とする
その上同じ格闘系でもキン肉マンと違い普段の情けなさを一切見せないハードな雰囲気・・・
仲間キャラが戦力にならないという点を除いて、今ジャンプの人気ストーリー物の要素の取捨選択がむちゃくちゃ上手い・・・
このエピソード自体は南斗聖拳の一派とか言う設定披露以外は、そんな重要度は高くなさそうなんだけど
このまま１０巻くらいで短く終われるならいい作品になるだろうなぁ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
