>>259
このスレの逆パターンなら、板垣漫画ではバキよりも「餓狼伝」の丹波文七の方が該当するだろう。
当初は紛れもなく主人公で文七が色々な格闘家と戦っていく物語だったが、ストーリー中盤で当面のライバルとの
激闘を制した後は、敵のボス格の一人、グレート巽の過去の回想話が延々と続き、文七は全く登場しなくなる。

その回想編の後に行われた格闘トーナメントにも文七は出場せず、観客席で驚き役で登場するくらいで、
大会中のストーリーにはほとんど関わらなかった。(なお、このトーナメントは刃牙の最大トーナメントに匹敵するくらい
脇役同士の試合も丁寧に描写していた)

ようやくトーナメントが終わって文七に出番が戻ってきたと思ったら、トーナメントの出場者たちをだまし討ちで倒していくという、
およそ主人公とは思えない行動に出る。
その後、新しく登場したキャラとのバトルが始まったところで唐突に連載終了。