木冬かがみが大学でぼっちになっているようです 28
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木冬かがみが大学でぼっちになっているようです
こなたたちと別々の大学に行くことになったかがみん。
うまく大学で打ち解けることができず・・・。
■前スレ
【らき☆すた】木冬かがみが大学でぼっちになっているようです 27
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1280916910/
http://www.logsoku.com/r/csaloon/1280916910/
■まとめサイト
ttp://www40.atwiki.jp/kagamin_bocchi/
■らきすた呼称リスト
ttp://www.syu-ta.com/luckystar/luckystar-namecalled.shtml 昔書いたSSを未完のまま放置してるのを思い出した。 「新元号は、木冬です」
官房長官はそう告げると、そそくさと会見場を後にした。
そう、忌まわしき平成の時代が終わっても、私のぼっちは続く。
楽しかった高校時代。それが嘘だったかのような、ひとりぼっちの大学生活も、もう12年目。
そんなことを思いながら、13年目の休学届を書き始める。 かがみ「暇だし、ちょっと出かけようかしら」
かがみ「乗ってた電車が逆走した…」 かがみ「40歳になって無職引きこもりだけど、親が財産で食わせてくれるから人生安泰ね」
かがみ「騒音に文句言ったら刺殺された…」 かがみ「2010年代ももうすぐ終わりなのにぼっち…」 かがみ「ゴーンって逃避出来ていいわね。私も現実から逃避したいわ」 やけくそさんのホームページ
http://www7b.biglobe.ne.jp/~yakekuso111/index_yakekuso_top.html
初代ぼっち漫画
https://w.atwiki.jp/kagamin_bocchi/pages/116.html
ぼっち漫画2
1〜20話
http://www7b.biglobe.ne.jp/~yakekuso111/index1_k_1.html
21話〜40話
http://www7b.biglobe.ne.jp/~yakekuso111/index1_k_2.html
41話〜
http://www7b.biglobe.ne.jp/~yakekuso111/index1_k_3.html http://www7b.biglobe.ne.jp/~yakekuso111/bochi_manga/b-1.gif かがみ「ぼっちだからコロナウイルスにも感染しない…」 かがみ「えっ!もう2020年になっていたの!ていうか、令和ってなに?初耳だけど」 やけくそです、ホームページをメンテしました。(今までの分)
よかったらどうぞ。あと、アラバマ先生の漫画がアニメ化という事で
感慨深いです。放送楽しみにしています。 >>572
やけくそさん、ありがとうございます
まだこのスレに居たとは驚きです
是非続きを描いてください。 やけくそさんのページ
http://www7b.biglobe.ne.jp/~yakekuso111/index_yakekuso_top.html >>573
アプリでこのスレをブックマークしていたので、たまに見ていました。
話の続きは頭の中にあるのでしばらくお待ち下さい。 >>572
> アラバマ先生の漫画がアニメ化
タイトルは何?
放送チャンネルとかの情報も >>577
マウンテンプクイチ「球詠」
https://tamayomi.com/
2020年4月 AT-X、ABCテレビ、メーテレ、TOKYO M<X、KBCにて放送開始 かがみ「コロナウィルスに罹ってないのに隔離された…」 ぼっちなのにコロナウイルスに罹ったらぼっちのメリットを
全くいかせていない。 かがみ「引きこもりをコロナウイルスのせいにできるわね」 かがみ「ぼっちだからトイレットペーパー誰にも分けてもらえない…」 かがみ「気晴らしにインド旅行に行ったら入国後14日間隔離された…」 かがみ「ずっとぼっちで人と接触してないのに咳が止まらないわね…」 かがみ「外出禁止だけど…いつもと変わらない一人きりの日常…」 かがみ「久しぶりに大学に来たら、コロナで閉鎖されてた…」 かがみ「オンライン授業はいいわね。嫌な大学に行かずに済むから…」 かがみ「ちょっと、キングダムが放送延期ってなんなのよ!私の生き甲斐はアニメだけなのに」 かがみ「クラスのZoom飲みに私だけ誘われてない…」 かがみ「久しぶりに携帯が鳴ってるわね。1年、いや2年ぶり・・・。誰かしら。もしもし…?」
こなた「かがみん久しぶり、元気?」
かがみ「こなた!?」
旧友からの久しぶりの電話。うれしさと動揺で裏返る声。
こなた「最近元気してる?私は授業に院試準備にサークルにバイトに大忙しで、こんなに大学生が忙しいなんて聞いてないよ〜って感じ、まいっちゃったよ」
そう愚痴るこなたの声は明るい。天才肌のこなたは結局一夜漬けの受験勉強で某有名大学の理系学部に入学。
同じ大学の医学部に通うみゆきに聞いたところによると、成績もよく、課外活動も活発に行っておりいまや大学の中心的メンバーとして活躍しているそうだ。
こなた「そういえばかがみんはどうしてるかな〜と思ってさ」
高校時代は毎日会って、電話してた仲だけど、こなたの大学が忙しくなってからはめっきり連絡も途絶えていた。
かがみ「わ、私は、まあまあやってるわよ」
こなた「かがみんのことだから、きっと今や学園のヒーローなんだろうなあ」
かがみ「…」
高校卒業後、第一志望の大学の法学部に私は入学し、一人暮らしを始めた。
しかし、そこで私を待ち受けていたのはコミュニケーション能力のない人間は、輪に入れない厳しい世界。
クラスにも、サークルにもなじめず、気の許せる友達もできず、いつした丸一日誰とも会話しない日が増えはじめ、今や朝から晩までぼっち生活に陥ってしまった。
遊び相手もいない、飲み会なんか絶対誘われない。
勉強? 頑張ってるつもりなのに、クラス内で出回っているらしい試験情報が入ってこないので、成績は散々たるもの。
高校時代、真面目な優等生として築いてきたプライドが砕かれ、自意識がへし折られ、辛い苦しいっていう感覚もだんだん麻痺してしまった。
こなた「あ、ごめんね、今忙しかった?かがみんのことだから私なんかよりも充実したキャンパスライフを送ってるんだろうねえ」
かがみ「あ…いや…」
こなた「また電話するね、そのうちまた四人で会おうよ。じゃ、またね〜(プツッ」
かがみ「…」 旧友とのつかの間の会話の余韻に浸る。
顔を上げると、いつものカーテンのしまった狭く暗い部屋に、一人。
かがみ「どうして… どうしてこうなっちゃったのかなあ」
一人つぶやく。
かがみ「こんなはずじゃなかったなあ」
そんな、秋の夜。
『学生への告示
現在世界的に蔓延している感染症の影響を受け
… …事態を鑑み、本学全施設への教職員、学生による立ち入りを原則禁止し…大人数の集まる活動、イベントの開催を禁止…講義は全てオンライン化…』
4月。
例年ならば新学期が始まり、キャンパスには学生が戻り、新入生も加わってにぎやかさを増す中、私のようなぼっちは改めて自分の孤独をかみしめる時期。
しかし、今年はちがう。
正体不明の感染症のおかげで、誰もが私のように家から出ないぼっち生活を強いられているのだ。
私も最初は不安だった。しかし、よく考えたらもともと人と会わない話さない生活をしている私に感染症などそもそも無縁だった。
かがみ「どうでもいいわ… それよりオンライン授業が始まっちゃう。準備しよ」
今学期はすべての授業がオンラインで行われ、自室のPC上で講義を聞きながらチャットで議論をするという形式となった。
かがみ「この先生の授業、面白いんだけど、学生をいちいち指名して発言させるからめんどくさいのよね…」
そんな独り言を言いながら授業を聞き流す。 教授「この政策については学会からは批判的な意見が多い。この点について、どう思うかね?え〜っ、木冬くん」
かがみ「は?あ、えーっと、発言はチャットで行うのよね。えーっと・・・」
カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ(ッターン!
匿名掲示板やSNSの匿名アカウントで暇にかまけて長文レスバトルしてきた実力を活かし、瞬時にテキストで意見を書き、送信した。
教授「…おお、ふむ、ほう、なるほど」
かがみ「あれ、なんか変なこと書いたかしら」
教授「その視点は非常に興味深いが、しかし先週の講義で触れた●●による論点にはどう応える?」
かがみ「なんかそんな話してたわね。えっと」
カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ(ッターン!
教授「なるほど…」
かがみ「…?」
学生A(チャット)「私も木冬さんの意見は理解しますが、学会の大勢が批判する理由も考えたほうがいいのではと思います」
かがみ「は?だからエビデンスも書いてるんだろうが。廃人ツイッタラーなめんなよ」
カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ(ッターン!
学生A「…」 教授「木冬君の議論に意見のあるものは他におらんかね?」
「…」
かがみ「やばい、また空気を読まずに発言して、場を乱しちゃったかも… 新入生のころのコンパでのトラウマが…うううう」
教授「木冬君、前学期はあまり気づかなかったが、君は素晴らしい視点をお持ちだ。来週以降もぜひクラスの議論をリードしてほしい。今回はここまで」
かがみ「へ?」
なんだかよくわからないが褒められたらしい。
そういえば、授業後に学生同士や教員との連絡が出来る掲示板があるって話だったわね。さっきの議論もちょっと気になるし、覗いてみるかな。 講義掲示板
題名:「本日の木冬さんの主張について」
学生B「木冬さんの主張に僕は賛成です。なぜなら…」
学生A「私はまだ納得できていません、だって…」
学生C「それは授業内でも木冬さんに否定されたでしょう。木冬さんの意見をよく読むべきです」
(やんややんや)
かがみ「…え?え? 私の意見についてみんな議論しているの?私もなにか書いたほうがいいのかしら」
かがみ(掲示板)「私の意見は授業で述べた通りです。前学期の別の講義ではこうこうこういう視点を習いましたが…」
かがみ「というか、ツイッターレスバトルで熱くなった時にめちゃめちゃ勉強したのよねこの分野。さて、相手にしてもらえるかな・・・」
学生B「本人登場!」
学生C「今日は木冬さんの独壇場でしたね」
学生A「私は納得してませんけど、次回は覚えていてください!」
かがみ「え、え、なにこの反響。わ、私をみんな注目して…、こんなの初めて…」
急激によみがえる自尊心。自己肯定感。
リアルではまともに話せず、誰にも相手にされなかったのに、オンラインではこんなに人の輪の中に入ることが出来る。
かがみ「私の居場所は、ここだ」
大学入学以来、押しつぶされてきた私の人間性。ようやく、私らしくいられる場所を見つけられたんだ!
私はこれからの人生への期待に胸を膨らませた。 告示
感染症は世界的に収束し…本学においてもキャンパス閉鎖を解き…
講義についても正常化し、キャンパスでの講義を…
活発な学生イベントを推奨…
その後、感染症は収まり、日常は元に戻った。
かがみ「あ、お、お、おはょ…」
学生A「あ?ああ、木冬か」
学生B「(木冬さん、チャットではあんなに雄弁なのに会ってみるとなんか暗いね)」
学生C「(なんかイメージちがったなあ)」
かがみ「…」
リアルでの生活に戻った私の生活は、元のぼっち生活。
教授「木冬君、この点についてはどう思うかね?」
かがみ「ハイソノテンニツイテハ●●トイウカンテンカラモアヤマリデアルトカンガエマスナゼナラ(超絶早口)」
教授「木冬君、もっとゆっくり話せないのかね。君は人に合わせるということで出来ない人間だねえ」
かがみ「…」
教授「…期待外れだったなあ」
かがみ「ううう…」
学期の開幕ではクラスのヒーローだった私も、今や根暗なぼっち。
誰とも人間関係を築けない、社会不適合者。 一時私の中に花開いた希望は、もう完全に枯れ果ててしまった。
そして今日もトイレで昼食を食べる日々。
学生B「あのさ、木冬さんが弁当もってトイレに入っていくのを見たんだけど・・・」
学生C「うげ、一緒に食べる人がいないからってそこまでする?きも…」
…
かがみ「どうして、どうしてよ!!!!!!」
私は、一人自室の中で誰にともなく叫ぶ。
かがみ「どうせこうなるんだから、わかってたんだから、だったら夢見させないでよ!!!」
吠えたところで、なにも変わらない。
かがみ「コロナ… また来ないかなあ」
何気なく不謹慎な独り言を呟いたとたん、あるアイデアが浮かぶ。
かがみ「そうだ、その手があったわ。ふ、ふふふ」
その後、かがみが仮面受験を経て感染症研究を専攻する大学に進学、研究者の道を歩み、国立感染症研究所に就職。
10年度に強度を増したコロナウイルスの開発に成功直後、世界中にばらまき、全世界の人類がぼっち生活を強いられることになるのはまた別のお話。
おわる 2008年くらいにはあんなにいたスレ民。
みんなどこ行ったんだ。ぼっち卒業して普通の生活送ってるの?
近況教えてくれ。
俺は変わらずぼっち…。 かがみ「留年8年目…大学教職員が年々優しくなっていくわ…」 けいおん!が始まったあたりで一気にらき☆すた界隈の人口がしぼんだ。そして、ぼっちスレも… かがみ「平シ尺唯が大学でぼっちになっているようです…と」 かがみ「Black Lives Matter…ぼっちのLivesもMatterしてほしい…」 改めてらきすた観ても、かがみってほんと空気読めないし、気も使えないし、大学でこなた達と離れて一人ぼっちになったらまじで詰みそうだよな。
新しい人間関係作れずに引きこもりだろうな。 つかさ「かがみお姉ちゃんの住民票、実家で放置してたらいつのまにか職権削除されてた」 かがみ「夏はセミの声で目が覚めるから昼夜逆転が治る」 かがみ「セミまでが私のことをバカにしているように聞こえるわ」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています