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「タクテクス」1988年11月号掲載の「クトゥルフ・ナウ」リプレイに登場したショゴスの亜種のデータ:
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ショゴス変異体

 ショゴス変異体は、ショゴスが有害化合物の影響で突然変異したものです。
突然変異体の例にもれず、生命力の点でオリジナルのショゴスに劣っています。
 体を覆う分泌液は酸性で、コンクリートや鉄の扉もわずかずつではありますが
溶かすことができます(2ポイント/分)。
 ショゴス変異体は、放っておくと体組織の崩壊が進行し、SIZが2ポイント/時間
ずつ小さくなっていきます。このため、動物や人間を取りこみ同化してSIZを
維持しなければなりません。取りこみの最中には移動できません(人間サイズで
約8分かかります)が、偽足を出して戦うことはできます。
 取りこまれた生物は、不幸なことにその脳細胞が完全に「ショゴス化」するまで
意識を保ち続けます――大抵はその前に発狂してしまいますが。またショゴスは、
同化しつつある生物の各種器官を使用することができます。

STR 48 CON 60 SIZ 60 DEX 4 INT 不定 POW 11
移動 2(はう)/10(転がる)
耐久力 60(ショゴス本体:20/同化中の生物:40)
攻撃:偽足 75% (命中したら、以後「分泌液」のダメージを適用)
   分泌液 特殊 ダメージ1D6、装甲を溶かす
   体当り 75% 8D6
装甲:なし。ただし、ショゴス本体は物理的攻撃では1ポイントしか
ダメージを被らない。同化中の生物に当った場合、銃器のダメージは半分、
他は通常通り。貫通はしない。炎や電気によるダメージは、どちらも
通常の1/2。また、毎ラウンド1ポイントずつダメージが回復する。
SAN:SANチェックに失敗したら1D20、成功しても1D6のSANを失う。
また同化されかかっている人間を見た時は別個のSANチェックを行い、
失敗すれば1D8、成功しても1ポイントのSANを失う。
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