>>209
惜しいがちょっと違う。

もともとケイオシアムはグローランサを舞台にたボードゲームを売るためにグレッグが作った会社。

RPG が世に出た時にグローランサを舞台にしたRPGを作ろうと企画した。
最初は Dave Hargrave の作ってた Arduin を元にしようとしてたんだけど、D&Dに似すぎているとグレッグが駄々をこねたので、没になった。
それで一から社内で作成を始めた、かなりできたところで、途中からスティーブ・ペリンが参戦して主に戦闘ルールまわりを改変した。 そうやって、できたグローランサ専用の RPG がルーンクエスト。

その後、これって他のワールドでも使えるんじゃね? 共通ルールだとプレイヤーが覚えること少ないので良くね? ってなって世界設定を削り、
さらにグレッグが単純なやつがいいとか言い出したのでスティーブがせっかく入れたSRと部位HPも削っ 16ページに冊子にしたのが Basic Role-playing。
その BRP を使ってケイオシアムが作ったのが Call of Cthulhu とか Stormbringer とか色々。

D&D が馬鹿売れしているの見て、あせったウォーゲームの老舗のアバロンヒルが、当時シェア2位だったルーンクエストに目をつけて、
「お前のとこ弱小だからゲームショップに販路ねえだろ。 うちを通して売れば馬鹿売れするから組まね?
そのかわりう俺のところもルーンクエストのサプリとか作る許可くれ。あとうち史実もの得意だから、
グローランサ専用じゃなくて世界設定汎用でよろ」と言てっきてた。

それでケイオシアムが色々な世界設定に対応できるようにルーンクエストを改変したのが RQ3。
なので RQ3 はケイオシアム作品。ランドオブニンジャもバイキングも全部ケイオシアムが作った。アバロンヒルが独自に作ったのは後期に非グローランサなシナリオが2本あるだけ(HJは訳してない)。

実際には確かに売り上げ数はのびたのだけど、その利益の大部分をアバロンヒルが持っていって、ケイオシアムの収益は減少して経営が傾いてつぶれかけたので、もうアバロンヒルからはルーンクエストは出さないってなった。