【タタリ】ユキに萌えるスレ【成川武の異父妹】
せっかくのカラー見開き扉絵が、あやかしの葬儀屋、ラストカルテの美麗広告の後に配置され、目立たないことこの上ない。 例えば10ページ目の狙撃者。蜘蛛の巣マークに八肢を備え糸を張る。糸を繰り銃の仰角?を調整するよう。おまけに名前まである。数ページ後に退場するモブにこれほど大量の情報は必要なのだろうか。
譬えは悪いが、大人に何事かを訴えたい子供が物凄い勢いで喋る、そんなのに似た感じがする。情報の受け手はポカーンだよな。
蜘蛛のお姉さんのアイデアは面白いけれど、アイデアの全てを出すのでなく、読者に伝える事の整理は必要なのでないか。 バカ女が後先考えずに行動して危機を招き白馬の王子様に救われるパターンは、もう沢山です。 「聞かすに能わず」という用法を初めて見た。
「聞く能わず」(聞く事ができない)はよく見るが、「聞かす」という使役では見た憶えがない。
「聞かせる事ができない」と言い替えると、そう違和感もない気もするのだけれど。 多重人格者だと、妖怪を千切って捨てられるほど強いてのが分からない。 43話祟り、次号は窮鼠ベルダーさんを守るネズミが疾風のように現われてネコを噛み、また延々バトルだろうか。 次週19号取材のため休載。
取材などせず仕事から一旦離れてはどうだろう。なんというか、読者そっちのけで制作に没入しているような気がしてならない。