>>304
運転席のトニーは(足元に額にナイフ突き立てられた本物の運転手が寝ているのは、ご愛嬌)
目の前に突如現れた巨大な雑草の林に唖然としたが、すぐにフンと鼻を鳴らして、にやつきながら、全速力で列車を突っ込ませた。

バキッグシャ〜!「そそそ、そんな馬鹿なぁ、ですぅ!」
あっさり、ちぎり飛ばされる巨大雑草。
当然である。樹齢何十何百年の大木ならともかく、巨大化したとはいえ、ただの草なのだから。

「その気になりゃあ、こっちは戦車だって、ふみ潰せるんだぜ!
んなペンペン草が効くかよ!このクソボケ人形があっ!!」