>>257
ぎちぎち ぎちぎち
かまわずハサミを入れていく。
「やめろです!やめ…お願いやめてですぅ!痛いですよおっ!」
そしてついに

ばちんっ

翠星石の耳がボタリと床に落ちた。
「うぎゃあああっ!翠星石の耳があ〜っ!!耳が!耳がないですよお!翠星石の耳があ!?
耳の感覚はあるのに耳がないのですぅ!うぎゃああああ翠星石の耳〜ッ!!!」

翠星石は耳があったはずの場所をおさえながら床をころげまわった。