レイヴンが使命で乙女を探したけど、オズピンに隠していたって言うのは矛盾してる。
多分時系列が間違ってて、オズピンの元を離れてから自分の部族の為に春の乙女を鍛えたんだと思う。

ヴァーナルを春の乙女と見せかけてたのは、そもそもレイヴンは春の乙女を持っていることを隠したかったけど、
バレた時の保険にそういう名前にしてただけ。4期4話の会話からわかるけど、
クロウがレイヴンが春の乙女を持ってると気づいたのは、打ち合わせたのではなく、襲撃した村に乙女の力の痕跡があったから。

推測で一部補って流れを整理すると、レイヴンはセイラムの事を知って、オズピンの使命より部族を守る事を優先して逃げ出した。
部族を守るためには力が必要だから、オズからもらった力も使いつつ春の乙女を探し出して鍛えたけど、モノにはならなかった。
レイヴンがかなりの自惚れ屋であることを考慮すると、春の乙女を捨ててしまって何もなかったことにするより、
自分がその力を持っていれば有効活用して部族も守れるという自惚れもあって、慈悲だと言い訳して殺してしまったんじゃないかな。
自分に継承されなくても、誰かにランダムで継承されれば、春の乙女としてヘイヴンアカデミーで育てられていた娘よりはセイラムには見つからないだろうし。
春の乙女の力を手に入れた後は略奪に力を使って、部族に力をつけさせようとした。
基本的にバレないようにはしていたけど、バレた時も考慮してヴァーナルという囮も立てていた。
案の定4期でクロウにバレたけど、予想外にもセイラムにもバレてしまい、シンダーたちが接触してきた。
用済みになれば消されるのは目に見えていて、レリックを奪うしか生き残る道はなくなってしまう。
レリックを奪う為には、シンダーたちに単独で挑むのは困難だから、ヤンやクロウなら生き延びられるいう理由でクロウ達を巻き込んだ。
シンダーを倒した後はヤンがレリックを持てば目くらましになるし、春の乙女はヴァーナルとして死んだことになったから、自分は手を引いて部族の為に娘を犠牲にした。
まとめてみると部族の為ってのは一貫してるけど、基本的にセイラムをずっと恐怖してて、自分が強くて他人にできないことができるから生き延びていると言い訳しながら、他人を犠牲にしている人間の屑。
王国の外でグリムに怯えて生きてきたんだろうし、ひょっとすると部族を守るのも、
自分が長だから結局それを隠れ蓑にして生き延びられるというのが本心で、強いふりをした臆病者がレイヴンの本当の姿なのかもね。