裁判員法に違反すると罰せられることになっている。
しかし、違反者が出ても検察は起訴しないだろう。
もし起訴して裁判になれば、弁護側は必ず裁判員法は憲法違反だから被告は無罪と主張する。
最終的に最高裁まで上がると、裁判員制度を推進した張本人の最高裁が、裁判員法が憲法違反か否かの判断をするという矛盾が露呈する。
法律に違反した人が起訴されない事態になれば、司法制度の崩壊である。
日本の国会議員は、そのような理屈も判らずに、裁判員法に賛成したのだろうか?