●●アングル:電気自動車「天国」に続く補助金の道●●
https://jp.reuters.com/article/autos-electric-idJPKCN1BX0K5

EVなんて補助金がないと売れない低性能車。下手に増えると補助金打ち切りで元の木阿弥だろう。

>世界各地でEV販売を支えているのは政府からの補助金だ。
ノルウエーで1人当たりのEV所有数が世界一になったのも、やはり世界的に最も手厚い補助金の効果だ。

ノルウエーでは、EV所有者が、何千ドル規模の減税を受けられるほか、各地方自治体も道路利用料金や駐車料金の免除など、
さまざまな特典を提供している。

「経済的インセンティブは効果がある。フィンノイ島の様に手厚ければなおさらだ」と、元ノルウエー中銀総裁のSvein Gjedrem氏は指摘する。
同氏は、漁業やトマト栽培で知られノルウエー西部に位置する人口3250人のこの群島の出身だ。

政府補助金への依存は、英国やフランスなどが打ち出した、ガソリンやディーゼル車など内燃機関で動く自動車を徐々に減らし、
電池で動力を得る車に切り替える政策を複雑なものにしている。電気自動車の方がはるかに高価で、航続距離が短く、充電も長時間かかる。

つまり、数百万人規模の購入者に巨額の財源を割いて補助金を出すことなく、ガソリン車やディーゼル車の新車販売を2040年から禁止するとの公約を
これらの政府が実現するには、電気自動車が今よりずっと安価になる必要があるということだ。