>>832
ひとつには第2次世界大戦による荒廃。
復興のため第1次世界大戦の時みたいに敗戦国へ重い賠償金を課すと、かえって恨みで何されるかわからん。
さりとてアメリカを除く各戦勝国はアメリカへ莫大な戦費を借りてたので、その返済もせにゃいかん。

ふたつ目は「世界五大国」(国連常任理事国)として主要戦勝国は互いに対立しつつもパワーバランスの均衡に
よる平和へ投資せねばならなくなり、時には戦争もやったのでとにかく金が無い。

みっつ目はスエズ動乱(第2次中東戦争)の影響で燃料代が高騰し、復興途上の産業へ壊滅的なダメージを
与え、自動車産業においては主要自動車メーカーはどこも大排気量ハイパワー車なんて北米でしか売れなくなった。

1960年代までの全般状況だと、だいたいそんな感じ。
どうしても自動車とあんま関係無い話にはなるが。