重篤な傷害だと時間の経過と共に状況は悪化していく。事故で車体に挟まれているようなら、ずっと激しい痛みが続く。Dコールネットにさえ繋がっていたら、
救急車やドクターヘリも飛んでくる。ちなみにドクターヘリの特徴は速いということだけでなく、救急車と違い医師も乗っているため、
傷害を受けた人とコンタクトした時点から医療行為(痛みを止める麻酔も含む)が出来ることです。

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D-Call Net®の導入で見込まれる効果

■どうすればDコールネットに入れるのか?

ここまで読んで「どうやったらDコールネットに入れるのか?」と思うことだろう。あまり知られていないことながら現在すでに60万台近くの車両に
端末が搭載されているという。トヨタはクラウンとカローラ・スポーツ以降の「コネクテッド」対象車全てDコールネット対応。
レクサスについちゃ全車に展開済。ホンダもメーカー装着のインターナビ搭載車全てが対象車になっているという。

ただホンダ車は車載器のセットアップを行わなければ機能しないという。ブルートゥースを持つ携帯端末を持っていればスタート出来る。
なぜかホンダディーラーでこの機能をユーザーに教えようとしないため、インターナビを付けている多くの人は使っていない
(私もステップワゴンでは使っていなかった)。これほど安心なシステムなど無いため、ぜひセットアップしたらいい。

D-Call Net®実働訓練
ttps://www.youtube.com/watch?v=QbYJSSGI388


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■Dコールネット、現在の病院と車両の対応状況

協力病院
(1) 医療法人渓仁会 手稲渓仁会病院(北海道)
(2) 旭川赤十字病院(北海道)
(3) 市立釧路総合病院(北海道)
(4) 釧路考仁会記念病院(北海道)
(5) 市立函館病院(北海道)