俺が始めて大きな怪我をしたのは6歳の時、正月にばあちゃんの家に行ったときだった。
俺と妹のほかにいとこの姉ちゃん(当時15歳)が泊まりに着ていた。
夜になり妹は寝てしまい、姉ちゃんが風呂に入るといったので俺も風呂に入ると一緒に風呂に入った
俺はその場で素っ裸になり風呂場に直行、姉ちゃんは5分後位に風呂に入ってきた。
その時、俺の心に衝撃が走ったのだ。
今まで一緒に入ったことのある母ちゃんのレーズンや婆ちゃんのヘチマなどとは違う見たことも無いおっぱいが目の前に現れたのだった
そして俺は触りたい・・・という衝動が体を駆け巡った。今にして思えば俺が性に目覚めたのはこの時からだったのかもしれない。
湯浴みをする姉ちゃんの横からおっぱいを触ろうと左手を支えに右手を伸ばした。
しかし、俺は手を滑らせて転倒、頭をぶつけてしまった。
いてて、と思い立ち上がろうとした時、姉ちゃんが顔を真っ青にして俺を抱き上げ
「大丈夫、どうしよう、どうしよう。」などと慌てていた。
何をそんな大げさなと思いつつも不意に顔面数センチまで接近してきたおっぱいを触るチャンスだと思った。
しかし、俺の右腕は姉ちゃんにホールドされたことにより動かせないので左手を伸ばそうとしたその瞬間
俺の腕に激痛が走った・・・
左腕を見るとなんと腕が逆パカされたケータイの様にあらぬ方向に曲がっていたのだった。
それを見た途端腕がとてつもなく痛くなり、おっぱい<腕がぁぁぁぁ!となり俺は大声で泣きまくった。
俺の絶叫を聞きつけて母ちゃんが駆けつけてきて何事かと聞かれ俺は
「おっぱい触ろうとしたらこうなった」などとは言えるわけもなく、立ち上がろうとしたら滑ったと言った。
俺は泣き叫ぶ中病院に連れて行かれ脱臼した腕をぐりぐりとはめられ、年越し蕎麦やその他ご馳走を食べることもできず新年を迎えた
俺が2回目の大怪我をしたのは小学2年生の誕生日の時だった。
学校も終わり、夕方まで外で遊んでいた俺は下水道に何か本の様な物を発見した。
ずっと雨も降っていなかったこともあり、本は濡れておらず半開きの状態で落ちるか落ちないか、という状態だった。
目を凝らしてみると、それはまさしくエロ本だったのだ!
いとこの姉ちゃんのおっぱいを見てから俺の成長は凄まじく、この頃にはすでにSEXのことまで熟知していた。
俺はエロ本を何としても救出するべく下水に体を突っ込み腕を伸ばしまくった。
しかし、体制を崩し俺は下水の横の他の下水に繋がる穴の様なものに顔面を強打した。
あまりの痛さに完全に手を離し俺はそのまま下水のヘドロの中にダイブ、本もダイブした。
俺は何とか下水から這い上がった、全身の激しい臭さと本を救出出来なかった怒りで自身のの体の異変に気づく余地は無かった。
上半身どろどろのまま家に帰ると、母ちゃんが飛び上がりそのまま風呂場に放り込まれた。
そして頭に水をかけられた俺の右の眉あたりに鈍い痛みが走った。
前かがみになり痛がる俺の手をどけた母ちゃんがまた飛び上がった。
そして叫びだしたのだ。
風呂場に付いている鏡を恐る恐る見た俺はありえない光景を目の当たりにした。
なんと、俺の眉毛が真ん中から眉間にかけて剥がれていたのだ。
泥で真っ黒だったので母ちゃんも気がつかなかったようで、俺の眉毛はべろりと剥け夥しい血が流れまくった。
母ちゃんはアワアワ言い出し、俺をほうって電話をかけ始めた。内容から父ちゃんに電話しているようだった。
俺は血は大量に出ていたが痛くなかったので体の泥を洗い流していた。
俺は母ちゃんにタオルを渡され抑えてるように言われたので、抑えていたらだんだん痛くなってきたので泣いた。
そうこうしているうちに父ちゃんが血相を変えて帰ってきた。
そして・・・
殴られた。
俺はこのほかにも大怪我ではないがよく怪我ばかりしていたので病院代が結構馬鹿にならなかったのだろう
どうして怪我ばかりするんだ!と3〜4発殴られた。
病院に連れて行かれる途中、車の中にケーキがあったので聞くと、誕生日だから買って帰る途中に電話が着たと言われ、
お前が馬鹿だから台無しだとその場でケーキを叩き潰された。
結局8針縫う事になり、今でも俺の顔はよく見るとブラックジャックみたいになっている。