>>980

●審判・ジャッジの人選は、報酬払う協栄ジムに決定権

週刊現代 2006年8月7日発売の8月9・26日合併号 p38-39より抜粋

「この試合は、空位になっていたライトフライ級の王座決定戦の興行権を、協栄ジムがWBAから買い取ったもの。
つまり、審判やジャッジの人選など全ての決定権は、報酬を支払う協栄側にあり、亀田は最初から絶対的に有利な立場にあった。
ランダエタ陣営も『この試合はKOでないと勝てない』とこぼしていた」

「彼には亀田陣営から2,000万円と破格のギャラが出た。
彼にすれば、これだけ稼げる試合を組んでもらっただけで十分満足」
(どちらもボクシング関係者)

亀田が所属する協栄ジムでは、82年に故・金平正紀会長が、世界王者、具志堅用高の防衛線の対戦相手に、下剤入りのオレンジを差し入れた事件が発覚。
この前代未聞の不祥事でライセンスを剥奪された金平氏は後に「あんなことはボクシング界では常識」と仰天の居直り発言を残している。

「興毅の父・史郎氏(41歳)は協栄ジムから独立し、マネジメントやテレビ放映権を自分で仕切りたがっていた。
しかし、今回の世界戦は金平会長の力が背景になければ、亀田は到底タイトルを取れなかった。
息子の力の限界を知った史郎氏も当分は、金平会長に従わざるを得ない」
(協栄ジムOB)

疑惑の王者の誕生に一役も二役も買いながら、TBSは今後も亀田兄弟の売り出しに突っ走るつもりらしい。

「暴力団問題でドル箱のPRIDEと縁を切ったフジが多額の契約金をチラつかせて亀田サイドに接触したため、TBSはさらに契約金を上げ、大晦日のレコード大賞を飛ばしてでも亀田の特番を組みたいという背景がある。
ただでさえ、巨人戦の視聴率低迷や、総合格闘技『HERO'S』の山本キッドのアマレス復帰で、TBSにとって瞬間視聴率52.9%の亀田は救世主。もう後には引けない」(民放関係者)