ロマチェンコはどんな位置に高速移動しても
相手に対して正対してるからすぐ攻撃できる。

例えば、アンタッチャブルと呼ばれたウぃテカー
のディフェンスも芸術だが、アクロバットのような
よけ方なので、体勢を立て直すまで攻撃に移行
できない。

メイウェザーも速いスウェイバックが多いためか
ロープに詰まることがしばしばあった。

なにはともあれ、ロマチェンコのダンスで鍛えた
身体の移動は高速かつ軽やかで、ボクシングの
フットワーク練習だけでは追いつけないものを
感じる。

次は、誰が標的になるかまだ未定だが、「蝶のように
舞い、蜂のように刺し」て相手を途方に暮れさせる
「ロマチェンコ勝ち」が今後もヒートアップしそうだ。