ボクシング団体の長年の課題は

「いかにボクシングは弱いが金儲けになる国で稼ぐか?」
この一点につきる。
だから、欧米人には考えられないような小人階級をつくり
「フェザー(羽)バンタム(蝶)フライ(ハエ)」の王者だと
半分バカにした名前をつくって東洋人王者をつくりあげた。

しかし、強いのはタイやフィリピンなど貧乏国ばかりで
金が稼げるが弱い日本において一向に世界タイトル戦が成立しない

そこで、考えだしたのがスーパー、暫定、正規王者などといって
弱い国専門の王者を作り出し、弱い国独自で金儲け興行ができるような
システムを作り出した。

そうして生まれたのが亀田、内山、井上などといった
名前だけの弱いチャンピオンたちだった。