小系は吹き溜まりのちょっとした砂でも走行不能に陥っていました。
また、小系は車輪径の小ささゆえ、リアの変速器と地面のクリアランスが数センチしかなく、
チェンと変速器に砂を吹きつけ、サンドブラストしながら走っているような具合になります。
ホイールの半径と障害物の高さが同じになったらどうやっても乗り越えられません。
それより小さい場合はホイールが小さいほど、後ろへ押し戻されるベクトルが大きくなるので、ころがり抵抗は大きくなります。
鏡のような路面では接地面積の小さく回転時の空気抵抗が小さい小系は有利。
しかし、一般の道路ではそういう状況はあまりありません。
逆に接地面積が少なくグリップの悪い小系は危険でしょう。