>>653
登山や自転車で山に入るとき、山の神様に「お邪魔します。」と言って入る人はどれだけいるのだろうか。
人間も自然の一部。山の神様に失礼があってはいけない。
日本人なら当たり前の心構えと私は思ってるのだが、登山や自転車をレジャーと勘違いしている人が多いのではないだろうか。
マタギの歩き方はあくまでもローインパクト。自然破壊や踏み荒らしなどは決してやってはいけない。
登山道などのシングルトラックを自転車で走るなどは言語道断。
サンフランシスコの岩山などをMTBで走るのは問題ないが、日本の山にMTBで入ること自体私は間違っていると思う。MTBは日本の文化ではない。
走破性の高いオフロードバイクで山に侵入すること自体、山の神様に失礼である。
山への侵入が許される自転車は“パスハンター”オンリーであると私は思う。
グラベルロードなる新車種が出てきているようであるが、キリスト教系自転車で日本の山へ侵入するべからずである。
MTBもグラベルロードも”自然は征服するもの”という思想が見え隠れする。

山岳信仰系のパスハンターは押し・担ぎありのローインパクトな自転車である。
担ぎやすいホリゾンタルフレームが特徴であろうか。担げないスローピングフレーム車は入山お断り。

日本人の魂を忘れてはいけない。
マタギになれとは言わないが、「山にお邪魔する。」という心構えだけは持っていて欲しいものである。